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2011年09月20日

寄生蜂のコンボウアメバチ

 長い身体をフラフラさせて飛んでいる明るい橙色の胴体の蜂似の虫が居る。コンボウアメバチである。胴体を棍棒に擬え、その色を飴色と表現しての命名である。寄生蜂の一種で、クスサンと呼ばれる大型のガの幼虫に卵を産みつけ、クスサンの蛹から羽化する。なかなか止まってくれないハチで、追いかけて草むらで翅を休めたところを撮ってみる。頭部と胸部が黒く、腹部の先も黒い。産卵管が見えないので、雄のようである。胴体が飴色で透き通った翅も筋のところが飴色である。

飴色の 棍棒下げて 寄生蜂

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草むらで 翅を休める 隙を撮り

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