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2012年08月08日

都市秘境散策講座6回目

 今回の都市秘境散策は北大構内で、特に構内にある畜魂碑巡りである。集合場所は北大正門で、正門のすぐ傍にあるインフォーメーションセンター「エルムの森」に立ち寄り、本棚に並ぶ爪句集の確認である。


エルムの森の店内の爪句集展示棚

 正門から出発して、サクシュコトニ川の源、クラーク博士像を見る。総合博物館のアインシュタインドームの4面の壁のレリーフを見る。このレリーフが理学部の新しい建物のステンドグラスのデザインになっているので、理学部の建屋でこのステンドグラスを見る。


総合博物館のアインシュタインドーム

 かつての引込み線跡を歩き小麦研究記念碑を見る。続いて花木園にある新渡戸稲造顕彰碑を見学する。


新渡戸稲造顕彰碑

 ポプラ並木の近くにある木製の畜魂碑を見る。ここからさらにポプラ並木を歩いて、夏の第一農場の景観を目に収める。農場から情報科学研究棟の横に出て恵迪の森の道を行く。途中、楡影寮閉寮記念碑、都ぞ弥生寮歌碑、恵迪寮記念碑などを見て平成のポプラ並木まで行く。ここから遺跡庭園を横切り、獣医学部の動物病院で一休みとなる。


動物病院

 動物病院の裏手にある畜魂碑を見る。この畜魂碑は碑の方は新しく、碑の両側に置かれている狛犬は年季物の感じである。


畜魂碑

 畜魂碑から低温科学研究所の横を通って第二農場に出る。第二農場で解散となる。今日は2時間をほとんど歩きに費やしたので、携帯の万歩計では約1万歩になっていた。参加者は18名であった。

札幌農学校第二農場

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12年前、総合博物館でセミナーに通っているときに偶然アインシュタインドームの4面のレリーフにひまわりを見つけて、豊に収穫された農作物とか、太陽を象徴するひまわりと、夕方にバッタなどの害虫を駆除する蝙蝠と夜間農作物の食害を防ぐ梟などに託されたレリーフは「大学の研究には夜も昼も無い」との建学の理念と聞いております。
その頃からこのレリーフの前に立ったときは必ずひまわり研究成功を誓ったものです。
其れにしても時間がかかりすぎについては、研究費の枯渇を言い訳にしている現状は大いに反省しておりますが今が胸突き八丁、、登頂は目前と楽観しております。

  • 伊東 裕
  • 2012年08月08日 23:26

 何事も楽観は大切で、伊東さんのヒマワリ研究成功に向けての楽観は、良い結果に結びつくのではないかと思っています。今年は北大の第一農場には本物のヒマワリの姿がなく、物足りなく思っています。

  • ブログ子
  • 2012年08月09日 01:58
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