2011年01月14日

クラークの 見つめる先に 学未来

 北大の象徴的な一画は、中央ローンの北西の角にあるクラーク像の周辺一帯である。正門から中央ローン沿いに来ると、クラーク像前のロータリーに入る。南方向にはクラーク会館への道、西側に農学部の建物、北側にはメインストリートが延びている。近くには明治42(1909)年に建てられて古河記念講堂もあり、明治の名残を残している。学内の交通の要衝で見張りをしているかのような像になったクラーク博士は、北大の進路の方向を示す存在として、ここにあるようにも見えてくる。

象徴の 一画撮りて 雪光り

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クラークの 見つめる先に 学未来

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2011年01月11日

雪道の続く北大構内

 北大の構内は広く、夏は自転車が幅を利かす。しかし、雪の季節にはさすがに自転車は姿を消して、歩きに変わる。恵迪の森からサッカー場、陸上競技場、サークル会館、恵迪寮と続く道は、吹雪くと歩くのが難儀である。しかし、晴れた日に、広がる雪原や雪の花が咲いた林を横切って歩くのは爽快である。除雪が行き届いて、雪に足をとられることがないと、周囲の雪景色を堪能できる。雪道に沿ってあるモミジバスズカケノキやイチョウも、緑や黄葉に代わり、雪が枝を飾っている。

歩く目に 留まる雪原 競技場

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スズカケも イチョウもありて 雪の道

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2011年01月10日

原始林の端にある恵迪寮歌碑

 成人の日の1月10日は、荒れ模様の天気予報に反し、青空が広がっている。この機会を有効に利用しようと、北大まで写真を撮りに行く。恵迪寮の寮歌碑は、構内の原始林の端にあって、歌碑のところから原始林を貫く道が二手に分かれて延びている。除雪もきちんと行われている。歌碑は明治45年度の寮歌であるけれど、別の寮歌に「原始の森は暗くして」の一節がある。しかし、環境整備が進む構内には、今や暗い原始の森は残っておらず、葉を落とした木々のある明るい一画である。

分かれ道 歌碑が要の 原始林

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歌い継ぐ 名歌の歌碑や 綿帽子

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2011年01月09日

雪の日の北大のメインストリート

 北大のメインストリートはキャンパスの南北を貫き、見通しがよい。しかし、雪の日は道の先が霞んでいる。黒い肌のエルムの木々が、薄墨で描いたように視界に入ってくる。遠くになれば、雪でぼかされた薄明の世界に木立も消えていく。通りの傍にある古河記念講堂の白壁も、雪の白世界に溶け込んでしまっている。現代の景観が雪でぼやけて見えるせいか、この建物が建てられた時代にタイムスリップしたような錯覚に陥る。明治の雪景色も、現代と変わらぬものだったのだろう。

遠景の 木立の消えて 墨絵なり

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降る雪が 時代をぼかし 明治なり

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2011年01月08日

雪霞みの中の北大構内

 最近はどこの大学でも大学グッズが流行りである。国立大学も法人化後は、大学の収入を少しで増やそうと、大学独自の商品開発を行って売っている。旗に「札幌農学校」とあるのは、北大グッズの菓子である。北大の最初の校名を菓子名にして、盛んに宣伝している。札幌農学校時代に昆虫学及養蚕学教室であった平屋の建物が、降る雪の中で往時の風景を偲ばせている。この建物は以前交流プラザとして、大学の案内センターの役目を負っていて、内では大学グッズが売られていた。

農学校 菓子名になり 雪構内

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建学の 記憶の薄れ 雪霞み

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2010年11月13日

薬用植物園のセンニンソウの実

 毎年秋になると、北13条通のイチョウの黄葉を見るため構内に立ち寄り、各年の色づき具合の比較などをする。イチョウ並木に面して薬学部の建物があり、建物の裏手に同学部付属の薬用植物園がある。イチョウ並木を見に訪れた市民が、ここまで足を運ぶことはまずないだろう。その薬用植物園のフェンスのところに面白い形をした実がある。センニンソウの実のようである。構内の黄葉も見事であるけれど、秋の植物の見どころは小さな実にもあり、黄葉をバックに写真を撮ってみる。

薬用の 植物の実か フェンス埋め

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秋を撮り センニンソウの 実が躍り

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2010年11月10日

メインストリート沿いの紅葉

 北大のメインストリートは、北8条のクラーク会館から北18条のエルムトンネルの上までの、南北に延びる長さ約1300mの通りである。通りの丁目はついていないけれど、西8丁目通に対応する。北大の13条通のイチョウ並木は札幌の秋の景観として有名になっていて、並木は西5丁目通からこのメインストリートまでの東西約350mの距離である。メインストリートは並木にはなっていないけれど、紅葉の季節にはこの通りの紅黄葉は古河記念講堂などの建物と重なり、見応えがある。

散る前に 講堂飾る 一仕事

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新建屋 黄葉木に 小雨空

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2010年11月09日

紅葉が足を向かせる南門

 北大の南門はいつも閉まっていて開かずの門である。道庁から真っすぐ北に延びる西6丁目通が北大のキャンパスに突き当たるところに南門があり、道庁と北大で分断されるこの道路に車の流れは少ない。徒歩か自転車であれば、南門の通用門を通り抜けることができる。南門に向って歩いてくると、構内の紅葉が遠目にも見事である。南門の表札も入れ、通用門からこの紅葉を撮ってみる。表札横に揮毫者の名前が記されていて、法学者の第11代学長今村成和(しげかず)の名前がある。

開(あ)かず門 通用門で 紅葉(もみじ)撮り

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紅葉に 席を譲りて エルム園

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2010年11月07日

工学部前のイチョウの黄葉

 毎年黄葉の季節は北大の13条通のイチョウ並木が気になる。今年(2010年)は、イチョウ並木の黄葉の最も見ごろな時を逃してしまって、加えて曇り空では写真を撮るのも今一気分が乗らない。それでも並木の端から道路を渡った工学部前のイチョウを撮ってみる。イチョウの木の向こうの工学部の玄関のところに幕が張られている。「祝 鈴木章名誉教授 ノーベル化学賞受賞おめでとうございます」の文字が読める。今年のイチョウの黄葉は、鈴木先生の受賞を祝っているように見える。

曇り空 黄葉くすみ 工学部

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黄葉の 彼方祝賀の ノーベル賞

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2009年08月31日

2009年北海道マラソン

 今年(2009年)の北海道マラソンは8月30日(日)で、この日は衆議院議員総選挙日でもあった。今年は新しいコースとなってゴールは大通公園で、その前に北大構内がコースの見所の目玉で設定された。クラーク像と古河記念講堂の前を横切って選手が走っていくのをカメラを向けた。最初に現れたのはダニエル・ジェンガ(ヤクルト)で、そのままリードを保って2時間12分3秒で優勝した。女子は嶋原清子(セカンドウィンドAC)で2時間25分10秒の大会新記録であった。

一番で 構内通過 優勝者(ダニエル・ジェンガ)

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伝統の 講堂の横 走り抜け(嶋原清子)

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