Search


Archives

2008年08月15日

学内ビアガーデン

 北大も変わったもので、近年は構内で夏にビアガーデンが開かれる。車の運転のこともあって、遠くからビアガーデンの様子を眺めるだけである。マサチューセッツ大学総長が北大創基百周年に記念植樹を行ったと記された標柱も入れて、ビアガーデンの写真を撮る。総長名のある大学は、クラーク博士が初代学長を務めたマサチューセッツ農科大学が前身で(現アーマスト校)、北大がお手本にした。ビアガーデンの方は芝生に座りながらのビール飲み会といったところである。

ビアガーデン 創基百年 文字の見え

%E3%83%93%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3%E3%80%80%E5%89%B5%E5%9F%BA%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%80%80%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E8%A6%8B%E3%81%88A.jpg

学府内 時代に押され ビアガーデン

%E5%AD%A6%E5%BA%9C%E5%86%85%E3%80%80%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AB%E6%8A%BC%E3%81%95%E3%82%8C%E3%80%80%E3%83%93%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3A.jpg

カップル

 カップルは様々である。しかし、カップルを形作る男女は似た雰囲気を出している。構内の池の睡蓮が見頃の時期には、多くの見学者が訪れる。そのなかには若い男女のカップルも居て、池の睡蓮を見るよりお互い何か話している。池の向こう側には年配のカップルも見え、歳の功も加わって、これまた似た者同士という感じである。時を超えてカップルの男女は似た雰囲気を醸し出している。夏の夕刻、切り株に腰を下ろしているカップルはシャツのペアルックで外見からも似ている。

池挟み 新旧カップル 時を超え

%E6%B1%A0%E6%8C%9F%E3%81%BF%E3%80%80%E6%96%B0%E6%97%A7%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%80%80%E6%99%82%E3%82%92%E8%B6%85%E3%81%88A.jpg

切り株が 茶店の椅子で 日暮れ時

%E5%88%87%E3%82%8A%E6%A0%AA%E3%81%8C%E3%80%80%E8%8C%B6%E5%BA%97%E3%81%AE%E6%A4%85%E5%AD%90%E3%81%A7%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9A%AE%E3%82%8C%E6%99%82A.jpg

2008年08月13日

夕日

 夕日の頃になると構内の全てのものが赤味を帯びてくる。歩く人も木も建物も一様に夕日を浴びて、赤さが強調されるものは一段と輝く。夕日の赤さは写真に撮ると薄れてしまい、夕刻の情景は実物の色合いと輝きを写真で残すのが難しい。日が西の空に傾くに比例して木や建物の影が長くなり、地面を覆う影の部分が増してくる。木の重なりの隙間から漏れてくる日の光が地面に帯状に走り、その日の光の帯が急速に消えていくと夜のドアが開き始める。昼と夜の交代劇である。

足も木も 暮れる光で 赤味さし

%E8%B6%B3%E3%82%82%E6%9C%A8%E3%82%82%E3%80%80%E6%9A%AE%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%85%89%E3%81%A7%E3%80%80%E8%B5%A4%E5%91%B3%E3%81%95%E3%81%97A.jpg

日は西に 影長くなり 夜のドア

%E6%97%A5%E3%81%AF%E8%A5%BF%E3%81%AB%E3%80%80%E5%BD%B1%E9%95%B7%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%80%80%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%83%89%E3%82%A2A.jpg

2008年08月02日

スケッチの思い出の建屋

 もう三十年も昔に毎日新聞の道内版にスケッチを頼まれたことがある。当時は工学部電子工学科勤務で、絵に関係することといえば、趣味のサークルに入っていて、この関係で依頼が来たのだろう。ともかく、三回ほど上手くもないスケッチが新聞に掲載された。構内の由緒ある建物を探し回って、札幌農学校時代の建物が保存されている第二農場で、釜場と製乳所の建物をスケッチしている。三十年経ってもこれらの建物は、スケッチ当時と同じたたずまいであった。

スケッチの 記憶の残る 建屋なり

%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%AE%E3%80%80%E8%A8%98%E6%86%B6%E3%81%AE%E6%AE%8B%E3%82%8B%E3%80%80%E5%BB%BA%E5%B1%8B%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

昔描(か)く 古き建屋の 今にあり

%E6%98%94%E6%8F%8F%EF%BC%88%E3%81%8B%EF%BC%89%E3%81%8F%E3%80%80%E5%8F%A4%E3%81%8D%E5%BB%BA%E5%B1%8B%E3%81%AE%E3%80%80%E4%BB%8A%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8AA.jpg

2008年07月22日

モミジバスズカケノキ

 構内の樹木には学名のプレートがついていて、この木何の木気になる木、で調べるとき助かる。プラタナスに似た大きな木に学名のプレートが取り付けられていて、Platanaceaeと書かれている。Platanus X acerifoliaとも表記されており、インターネットで調べるとスズカケノキ(Platanus orientalis)とアメリカスズカケノキ(Platanus occidentalis)の自然交配種のモミジバスズカケノキだそうである。スズカケノキの花言葉は「天才」で、花言葉から大学構内に植えられた訳ではないだろうが…

学名が プレートにあり プラタナス

%E5%AD%A6%E5%90%8D%E3%81%8C%E3%80%80%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%80%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BF%E3%83%8A%E3%82%B9A.jpg

僚木と 切り離されて 天才木

%E5%83%9A%E6%9C%A8%E3%81%A8%E3%80%80%E5%88%87%E3%82%8A%E9%9B%A2%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%80%80%E5%A4%A9%E6%89%8D%E6%9C%A8A.jpg

2008年07月20日

ウッドチップとラバー舗装道

 構内の道路も最近の舗装技術が取り入れられている場所がある。エルムトンネルの上の部分に当たり、獣医学部の前を通過する歩道と自転車道には木砕片を利用したウッドチップ舗装とラバー舗装の道が隣合わせで敷設されている。歩いてみると、足裏に弾みを感じるウッドチップ舗装は歩き易い。一方、自転車走行ではウッドチップは抵抗が強まり、レンガ色のラバー舗装の方が走り易い。緑の葉を茂らせた木立が続くこの舗装道路は、歩くのにも自転車でも快適な道路である。

木立あり 木砕片は 道にあり

%E6%9C%A8%E7%AB%8B%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%80%E6%9C%A8%E7%A0%95%E7%89%87%E3%81%AF%E3%80%80%E9%81%93%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8AA.jpg

自転車は ラバー舗装の 道選び

%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%81%AF%E3%80%80%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E8%88%97%E8%A3%85%E3%81%AE%E3%80%80%E9%81%93%E9%81%B8%E3%81%B3A.jpg

2008年07月17日

自転車

 北大のように構内が広く、講義が離れた棟の校舎で行われる場合や、講義室と売店等を行き来する時などには、自転車は頼り甲斐のある“足”である。学生の数の自転車が往来すると、広い構内も混雑するので走行にはルールがある。南北に走るメインストリートは自転車道が道路の左右にあって、左側通行になっている。時間によっては自転車の流れが途絶えることなく、自転車の流れをカメラに収めようと少しでも止まると流れを乱し、後続の自転車が次々と追い抜いて行く。

向かう先 南に北に 講義室

%E5%90%91%E3%81%8B%E3%81%86%E5%85%88%E3%80%80%E5%8D%97%E3%81%AB%E5%8C%97%E3%81%AB%E3%80%80%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E5%AE%A4A.jpg

カメラ手に 流れに乗れず 追い抜かれ

%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E6%89%8B%E3%81%AB%E3%80%80%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8C%E3%81%9A%E3%80%80%E8%BF%BD%E3%81%84%E6%8A%9C%E3%81%8B%E3%82%8CA.jpg

2008年07月02日

楡影寮閉寮記念碑

 筆者が大学の学部生の二年間住んでいた楡影寮の記念碑建立の話が2003年に持ち上がり、同年9月に閉寮二十周年記念の名目で構内に記念碑を設置した。その建立委員会の責任者でこの記念碑設置に関わったので、退職後もこの碑の前を通ると碑の周囲に雑草があると抜いたりしていた。2008年の初夏、オオハナウドの咲いている頃、雑草が目立つので掃除をと思いながら延び延びになっていた。そのうち清掃業者が掃除をしたのか、いつの間にか碑の周囲はきれいになっていた。

建立に 関わりし碑に 蕗と花

%E5%BB%BA%E7%AB%8B%E3%81%AB%E3%80%80%E9%96%A2%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%97%E7%A2%91%E3%81%AB%E3%80%80%E8%95%97%E3%81%A8%E8%8A%B1A%E3%80%80.jpg

散髪を 済ませた如く 草消えて

%E6%95%A3%E9%AB%AA%E3%82%92%E3%80%80%E6%B8%88%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%81%9F%E5%A6%82%E3%81%8F%E3%80%80%E8%8D%89%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%A6A.jpg

2008年06月28日

睡蓮の花

 サクシュコトニ川が流れを休める池に睡蓮の花が浮かんでいる。水面を覆う葉の絨緞(じゅうたん)から花がどうにか顔を出している感じに見える。睡蓮の葉も日の光を受けねばならず、花にお構いなく陣取り合戦で、花は分が悪いように見える。蓮(はす)の花が茎を水面の上に伸ばし、そこに花を咲かせるのに対して、睡蓮の花は水面に浮かぶように咲く。まるで、ここが水面のレベルだと知らせるセンサーが花に付いているかのようである。睡蓮は水辺で夏の到来を告げる花である。

陣取りは 花が劣勢 葉の絨緞(じゅうたん)

%E9%99%A3%E5%8F%96%E3%82%8A%E3%81%AF%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%8C%E5%8A%A3%E5%8B%A2%E3%80%80%E8%91%89%E3%81%AE%E7%B5%A8%E7%B7%9E%EF%BC%88%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%9F%E3%82%93%EF%BC%89A.jpg

睡蓮は 水面(みなも)のセンサー 花に付け

%E6%B0%B4%E7%B7%B4%E3%81%AF%E3%80%80%E6%B0%B4%E9%9D%A2%28%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%82%82%29%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AB%E7%9D%80%E3%81%91A.jpg

2008年06月25日

夏に雪 ポプラの綿毛 緑消し

 ポプラの綿毛が飛ぶのは初夏の札幌の風物詩である。白い綿毛の舞う様、地上を覆う様からよく夏の雪と表現される。この綿毛はポプラの種子を運ぶためのもので、鳥がその種子を食べる。特に、水面に浮かんだ綿毛を水鳥などが啄ばんでいる。北大構内のサクシュコトニ川の水面にもポプラの綿毛が流れて、これを鴨が啄ばんでいるのをよく見ると、子鴨が目立たなく流れに乗っている。カラスが多くて子鴨が狙われるので、ポプラの綿毛は子鴨の身を守る衣のようにも見える。

%E5%A4%8F%E3%81%AB%E9%9B%AA%E3%80%80%E3%83%9D%E3%83%97%E3%83%A9%E3%81%AE%E7%B6%BF%E6%AF%9B%E3%80%80%E7%B7%91%E6%B6%88%E3%81%97A.jpg

親子鴨 流れる綿毛 啄ばみて

%E8%A6%AA%E5%AD%90%E9%B4%A8%E3%80%80%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%B6%BF%E6%AF%9B%E3%80%80%E5%95%84%E3%81%B0%E3%81%BF%E3%81%A6A%E3%80%80.jpg

2008年06月21日

北大祭の露店の国旗

 北大祭で各国からの留学生が露店を出した時に自国の国旗を掲げていたので、各国の国旗について少しばかりの勉強ということで。

 スリランカの国旗は1948年セイロンとして独立した時、シンハラ族のシンボルであるシンハ(ライオン)が剣を持っている姿がデザインされ、後年イスラム教徒とヒンズー教徒を表す緑と橙色のストライプに仏教を表す菩提樹の葉が加わった。大学祭の露店のメニューはカレーが並んでいた。

スリランカ シンハ剣持ち 並ぶカレー

%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%80%80%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%8F%E5%89%A3%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%80%80%E4%B8%A6%E3%81%B6%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BCA%20.jpg

ブータンの国旗は同国の守護神の白龍に君主政治の黄色と仏教の橙色で色分けされている。露店のメニューには、サフランやナッツで甘く味付けされた炊き込みご飯のデシやバター茶があった。

ブータンは 龍が守護神 デシにバター茶

%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%81%AF%E3%80%80%E9%BE%8D%E3%81%8C%E5%AE%88%E8%AD%B7%E7%A5%9E%E3%80%80%E3%83%87%E3%82%B7%E3%81%AB%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%8C%B6A%E3%80%80.jpg

2008年06月15日

絵に合わせ カラスも飛ぶか 恵迪寮

 恵迪寮は、雪の結晶の六華のデザインで、六棟が放射状に配置されている。その棟の一つの壁に絵が描かれている。いたずら書きに近い絵で、人通りの多い場所にあれば景観上から問題になったかもしれないところ、キャンパスのはずれにあるので特にお咎めはないようである。写真にはカラスが壁の絵から飛び出したかのように羽を広げて写っている。寮の壁にはツタ(ivy)がからまっていて、米国東部の大学の伝統校のアイビー・リーグの言葉が頭をかすめ、恵迪寮の“伝統”と重なる。

%E7%B5%B5%E3%81%AB%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%82%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%81%8B%E3%80%80%E6%81%B5%E8%BF%AA%E5%AF%AEA.jpg

伝統の アイビー・リーグの 寮なりや

%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E3%81%AE%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%81%AE%E3%80%80%E5%AF%AE%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%82%84A.jpg

2008年06月08日

大学祭を楽しむ学生達

 総合大学といっても北大には芸術や音楽の学科がない。この方面に才能がある学生も入学してくるだろうけれど、その才能を生かして将来に備える大学ではない。せいぜい大学祭で才能の片鱗を披露するに留まるのみのようである。もし芸で世の中を渡っていくとすれば、抜きん出た才能が必要条件で、それに十分条件を加えようとすれば、最初から芸術系の大学に進学する道を選ぶことになるのだろう。

新設の 音楽学科か コンサート

%E6%96%B0%E8%A8%AD%E3%81%AE%E3%80%80%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%AD%A6%E7%A7%91%E3%81%8B%E3%80%80%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88A.jpg

 大学祭のようなイベントで学生の顔が生き生きとするのは、やはりそれが楽しいからだろう。勉強時にはこの笑顔は出てこないのではなかろうか。本物のピエロはどこかペーソスを秘めた笑いを演出するけれど、この女子学生達の演じるピエロ(と思われるのだが)は底抜けに明るい。

学祭は 笑顔のピエロ 主役なり

%E5%AD%A6%E7%A5%AD%E3%81%AF%E3%80%80%E7%AC%91%E9%A1%94%E3%81%AE%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%80%80%E4%B8%BB%E5%BD%B9%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

 コスチュームがちぐはぐなところがあるけれど、三人娘が揃っての客の呼び込みである。パンダのイラスト入りのメニューを持って点心風スナック店への呼び込みである。頭につけた耳はパンダのつもりかな、と思ってみる。

呼び込みの 三人娘 息合わせ

%E5%91%BC%E3%81%B3%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%80%80%E4%B8%89%E4%BA%BA%E5%A8%98%E3%80%80%E6%81%AF%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9BA.jpg

2008年06月07日

国際色豊かな北大祭

 6月の上旬は北大の大学祭である。この時は構内のメインストリートには露店が並ぶ。近年は海外の留学生が増えて、こんな国からも学びに外国人がやって来ているのだと、露店を見て知ることになる。南米の国からの留学生が共同で出していた店からは南米の陽気さがテントの外に溢れ出ている感じである。

南米の 陽気が店の 外溢れ

%E5%8D%97%E7%B1%B3%E3%81%AE%E3%80%80%E9%99%BD%E6%B0%97%E3%81%8C%E5%BA%97%E3%81%AE%E3%80%80%E5%A4%96%E6%BA%A2%E3%82%8CA.jpg

 パキスタンからの留学生は家族総出で楽しんでいるようである。子供達も客の呼び込みを手伝っている。帰国しても時折この大学祭の話が出てきて、異国で学んだ父母の記憶に子供の記憶が重なって残るのだろう。

思い出は 異国の学府 父母共に

%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%AF%E3%80%80%E7%95%B0%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%BA%9C%E3%80%80%E7%88%B6%E6%AF%8D%E5%85%B1%E3%81%ABA.jpg

 数では圧倒的に多い中国人留学生が露店を並べると、構内にミニ・チャイナタウンが出現したようになる。留学生社会での中国の底力を感じさせる。五星紅旗をはためかせて、北京オリンピックも近いことで、この夏の五星紅旗の総出動の前触れのようでもある。

ミニなれど チャイナタウンの 底力

%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%80%80%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%80%80%E5%BA%95%E5%8A%9BA.jpg