2009年05月15日
春の山道のクルマバソウ
山野草の名前を新しく覚えるのが難しい場合がある。名前を知った時には覚えていても、そのうち忘れる。花の咲く季節に覚えていても、季節が過ぎて一年後に見ると名前が出てこない。その点、山道で小さな花をつけているこの山野草は覚えやすい。八枚の葉が車輪のように見えることから車葉草の名前がついていて、これなら忘れない。可憐というのはこの花の形容詞としてピッタリである。近づいて見ないとよく見えないほどの小さな花が、寄り添うように茎の先頭に咲いている。
車葉は 覚え易き名 春小道
可憐なり 小さき花の 寄り添いて
- by 秘境探検隊長
- at 08:01
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