2010年08月25日
レンゲショウマ(蓮華升麻)の雨滴に見る世界
この花は、細長い花茎にクス球のような蕾が生長し、やがてそれが割れて白い花弁が広がってくる。花弁は二重になっていて、内側の花弁は球の一部を切り取ったような丸い形になっている。内側の花弁の先端は薄紫の色で染付けられたように見える。雨上がりに、レンゲショウマに残った雨滴にフォーカスを合わせて写真を撮ってみる。蕾の表面に付いた雨滴が目のようにも見え、偶然が作り出した顔である。花弁の先の雨滴を通して、周囲が雨滴の中に閉じ込められて映っている。
写真には 雨滴の作る 蕾顔(つぼみがお)
花囲む 世界映して 雨滴かな
追記:
画像(写真)の所望の部分を、円形で切り抜いた画像を使いたいと思っていた。さてどうするか。こんな時はその道のプロ(PCの使い方のインストラクター)に聞くのが手っ取り早いと、この爪句の原稿を書きながら、問い合わせのメールをKさんに出してみる。すぐ、画像での解説付きの返事が戻ってきて、その通りにやってみると、画像から円形で注目部分を切り出すことができた。レンゲショウマの雨滴の部分を試してみたので、その例を載せておく。いや~、メールでうまく仕事ができたので、気をよくして追記に書いておく。授業料を支払っているかについては、ムニュムニュである(Kさん、同じようなPC相談があれば、それは授業料を請求してください)。
- by 秘境探検隊長
- at 19:34
comments