2011年02月06日
今朝(2月6日)の一枚
茜(あかね)帯 東空巻き 雪の街
空が明るくなってきて、朝焼けが期待できそうな朝は、見晴らしの良いところまで歩いて行き、日の出までの空の変化を撮ってみる。今朝の朝焼けも見応えのあるもので、東の空に赤い帯が巻かれたように広がっていて、その下に雪の街がある。
- by 秘境探検隊長
- at 07:27
« 道化師の顔に見立てたフジの葉痕 | main | 朝の食卓・5秒間の取材 »
2011年02月06日
茜(あかね)帯 東空巻き 雪の街
空が明るくなってきて、朝焼けが期待できそうな朝は、見晴らしの良いところまで歩いて行き、日の出までの空の変化を撮ってみる。今朝の朝焼けも見応えのあるもので、東の空に赤い帯が巻かれたように広がっていて、その下に雪の街がある。
comments
コメントを入力してください
さっぽろ雪祭り初日の、今朝の1枚の絵は、私にとって永く印象に残る秘境カメラマンの代表作になります。
輝くばかりに横たわる茜空と、黒いシルエットの中に眠る早朝の街並みの構成比はまさに完璧。
右の夜空に差しかかっている二本の細い冬枝が構成全体をピシッと引き締めております。
本来邪魔な筈の目前の雪山は街並みの中に水墨画のように抑え込み、一向に目障りでなく、まさに名画です。
以前、西野に永く住んで居た住宅は、版画の棟方志功画伯の甥が創作に励んでいた当時の戸建住宅で、正面玄関一階から二階へのスペースが画廊になっており、この住宅を購入後、私も元高校校長で水彩画家W氏の作品を大丸藤井で買い集めて画廊風に仕立て、朝夕観賞していた遥か昔が偲ばれます。
日の出の時間は結構寒いのですが、素晴らしい朝焼けを見ることができる時は、寒さもなんのその、写真を撮っています。写真という技術がなければ、印象深い自然の変化の一瞬は記憶にしか留めることが出来ないのに、画像データで繰り返して見られるとは技術社会の恩恵ですね。音楽も同様ですか。技術の進歩には、ただただ驚くばかりの時があります。