2011年04月14日
北大総合博物館の恐竜展示室
恐竜展示室でのNHKテレビのカメラ取材に立ち会った。日本名のついたニッポノサウルスや、本物の化石が保管されているデスモスチルスなどの恐竜の骨格標本が並ぶ中を歩きながら、案内役のA先生の説明を聞く。カメラ撮影の区切りがついて、撮影役のIさんが位置を変えるところを、今度はこちらが写真撮影である。暗い室内で、動く人物は流れ像になっている。A先生の前には巨大なマチカネワニのレプリカ標本があり、奥の方にカメラを構えたIさんがこちらを撮っている。
壁を這う マチカネワニの 骨雄姿
恐竜が 動く人影 狙いたり
- by 秘境探検隊長
- at 14:25
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「恐竜が動く人影狙いたり」の句と映像があまりにもリアリテイで印象深く、ショッキングでしたので、無謀にも、私もこの瞬間の題材で「爪句入門もどき」の一句を、と思い立ったのですが一晩中苦吟の挙句とうとうギブアッしてしまいました。
見たり思ったりした感動を、咄嗟に、正確に表現し、同じ感動を受け手にも期待することは、途方も無い天性的な能力が前提であるとつくずく思い知りました。
伊東さんも爪句入門ですか。「爪句:@札幌で見る世界」を共著豆本で出版することを考えています。外国に出かけた気分をちょっと味わえそうな街角写真を撮って、爪句をつけてみませんか。ブログ子外国にふらりと出かける体力も気力もなくなって、札幌市内で仮想海外旅行をしてみようという企画です。