2011年06月01日
優雅な花名のジュウニヒトエ(十二単)
草地に近い山道を歩いていて、青紫の小さな花びらが草むらから顔を出しているのに気がついた。花と赤紫の葉が交互に茎に付いていて、塔のように伸びている。後で調べるとジュウニヒトエ(十二単)とわかる。この花と葉が重なった状態を、宮中女官の十二単になぞらえて花名にしている。確かに花名の衣装を纏った雰囲気が感じられる。園芸種のセイヨウジュウニヒトエがあり、花の色が鮮やかなので、あるいは園芸種が野生化したものかもしれない。花びらの形が人形に似ている。
野の花も 十二単で 身を飾り
園芸種 野生化したか 色の冴え
- by 秘境探検隊長
- at 07:05
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