Search


Archives

2007年12月13日

北海道新聞社見学

 昨日(12日)の秘境を歩こう講座は北海道新聞社で新聞の出来方を見学しました。知り合いの編集委員の本村龍生氏の取り計らいで印刷前の新聞が作られている現場を覗きました。写真はデータをどのように新聞紙面として変換して行くのかの模擬操作を行っている本村氏(座っている)です。

%E9%81%93%E6%96%B0%E5%88%B6%E4%BD%9C%E9%83%A8%E7%BD%B2A.jpg

 NIE(Newspaper in Education)の展示室に道新の創刊号がありました(写真の奥の壁のところ)。来年1月の新年の企画で、道新の記者に20年後(ぐらいだったと思います)に世の中どう変化しているかの夢物語に関してコメントを求められて、「タイム・マシン産業」が盛んになっているだろうと答えておきました。道新の創刊号が残っていて昔を振り返ることができるのがさらに本格的になって、文字情報ばかりでなく画像、映像、音、装置等のデータが記録されていて、それらのデータを高性能コンピュータで組み合わせて過去の再現を行えば、過去に戻るタイム・マシンの効果が生み出せる、といった話です。さて、このコメントと記者氏の補足データでどんな記事になるのかな、と思っています。

%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%96%B0%E8%81%9E%E5%89%B5%E5%88%8A%E5%8F%B7A.jpg

2007年12月10日

秘境卓上カレンダー

 秘境を歩こうの講座の受講生のNさんが秘境卓上カレンダーを手作りし、これををいただきました。講座で歩いた秘境やテキストとして購入してもらった秘境本の場所に行って写真を撮り、これにカレンダーをつけてプリントしたもので、売っている卓上カレンダーと比べても遜色のないものです。写真の腕も(カメラも)隊長の上を行くものです。ブログの写真にもちょっと写っている八剣山は頂上をきわめて撮った写真で、これも隊長の及ぶところではありません。説明が付けられていて、八剣山の登山は恐ろしかったと書かれてありましたが、写真からもそれが伝わってきます。

%E7%A7%98%E5%A2%83%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BCA.jpg

2007年12月06日

秘境探検-とう道コース

 昨日の秘境を歩く講座は手続きの必要な場所を廻りました。最初のNTT東のとう(洞)道はセキュリティの関係上、ブログに写真を載せる場合に許可が必要だとのことで、写真はここには載せません(後で許可を得たので追加掲載です)。皆さんヘルメット着帽で地下のとう道を歩いてきました。

(許可の出た写真です)
%E3%81%A8%E3%81%86%E9%81%93%E4%BF%AE%E6%AD%A3A.jpg


 次のHBC本社のスタジオは番組の放送が行われていないスタジオで座って、アナウンサーの気分の体験です。写真には今回の見学でお世話いただいたM氏も写っています。テレビスタジオでは生放送にほんの少しばかり付き合ったことがある話をしましたが、スタジオの記憶違いで、あれはHBCではなくUHBのスタジオでした。記憶もいいかげんになっていて頭の検査が必要なのかも知れません。

%E7%A7%98%E5%A2%83%E6%8E%A2%E6%A4%9CHBCA.jpg

 日本銀行札幌支店では日本銀行の役目の勉強です。支店長の上野正彦氏がご挨拶で、ここが秘境になっているか、との感想を漏らされていました。日銀だけが紙幣を発行する権利があって、お札に関係する展示を見ました。写真の手前に写っている裁断された紙くずのビニール袋は、1000万円相当のお札の成れの果てで、これが固形燃料になり本当に藻(木)屑と化して、最後は灰となります。

%E7%A7%98%E5%A2%83%E6%8E%A2%E6%A4%9C%E6%97%A5%E9%8A%80%E9%8A%80A.jpg

2007年11月29日

都市秘境エルプラザ

 昨日の秘境探検ツアーはJR札幌駅北口コースで、人通りの少ない立派な地下道にある無人の姉妹都市コーナーからエルプラザに行きました。エルプラザでは2階の環境プラザなどを見学して、階を間違ってお目当ての喫茶店が撤退したものと勘違いの末、3階の喫茶店に辿りついたりしました。エルプラザが都市秘境かどうかは、見方によるでしょう。

L%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6A.jpg

 エルプラザの地上の玄関部分に流政之の「デアイバチ」と名づけられた彫刻があったのは初めて知りました。三味線のバチをイメージして、これに「出会い」の場をかけての命名かな、と思いました。

%E3%83%87%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%81A.jpg

 エルプラザのガラスの壁にあった逆禁止マークについても説明しておきました。このマークにはNOの文字もあって禁止マークはNOをデザインしたもので、円内の斜め線はNと同じく左上から右下に描かれるのが正式で、斜め線の方向が逆の禁止マークを見つけるのも面白いもので、写真のマークはそのような貴重なマークである、といった説明をしておきました。ビルの大理石の化粧版の化石探しと同様に、この種のマークに注意して街の中を歩くのも都市探検の一つと思っているのですが、さて一緒に歩いている受講者はどう思ったでしょうか。

%E3%83%9D%E3%82%A4%E6%8D%A8%E3%81%A6%E9%80%86%E7%A6%81%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AFA.jpg

2007年11月15日

500m美術館

 昨日の「都会の秘境を歩いてみよう」講座は(場所としての)教室のある道新のビルからオーロラタウンに下りて、ここで柱にあるアンモナイトの化石の観察をしてから地下鉄東西線のバスセンター前駅までの長い地下通路を歩きました。丁度地下通路では「500m美術館」というのが行われていて、ただ通路を歩くだけではなく、異色アーティストの作品を鑑賞できて都合がよかったです。

%EF%BC%95%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BD%8D%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%EF%BC%91A.jpg

500m%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E3%83%BC%E8%AC%9B%E5%BA%A7A.jpg

 地下通路から地上に出て、北海道神宮屯宮の北海道最古の狛犬などを見て南下。新善光寺で天然石菩薩像や石庭を見ました。さらに南下して旧豊水小学校の校舎が札幌市資料館になっているのでそこを見学です。資料館の玄関に磨き込まれた亀甲石が置かれてありました。

%E4%BA%80%E7%94%B2%E7%9F%B3A.jpg

 資料館は大通公演の旧札幌控訴院からこちらに移転して来ていて、小学校の教室が展示場になっていました。

%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82%E8%B3%87%E6%96%99%E9%A4%A8A.jpg

 旧豊水小学校に隣接して大典記念文庫のレンガ造りの建物を見てから鴨々川で泳ぐ緋鯉をみました。さらに南下して企業の建屋内にある石川啄木のブロンズ像を見ました。南大橋の鮭の飾りを見てから中島公園の入口あたりの彫刻や水天宮をみて散会です。天気が良かったので、秘境巡りを楽しめました。

2007年11月10日

もう一つの啄木像

 今週の「札幌の秘境を歩こう」講座は大通講演の彫刻群を見て歩きました。その中に大通西3丁目の坂坦道作石川啄木像があります。札幌には啄木の同じブロンズ像がもう一体あり、次回の講座のコースに組み込むことを考えていて、見学の許可を取るついでにその啄木像の写真を撮ってきました。秘境巡りなのですが、建物や彫刻巡りの要素もあって、札幌の芸術を歩こうのツアーコンダクターを行っているような感じです。

%E5%95%84%E6%9C%A8%E5%83%8F%E3%83%BC%E8%B2%A1%E7%95%8C%E3%81%95%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%82%8DA.jpg

 「小樽・石狩秘境100選」の紹介記事が昨日(9日)の北海道新聞札幌版(と石狩版)に掲載されました。札幌版に掲載されると本の売れ行きを促進する影響が期待できるので、今は販売促進マンに変身した編著者としては有難い記事です。

%E7%9F%B3%E7%8B%A9%E7%A7%98%E5%A2%83%E6%96%B0%E8%81%9E%E5%A0%B1%E9%81%93%2807-11-9%29A.jpg

2007年11月08日

「札幌の秘境を見て歩こう」講座

 昨日は「札幌の秘境を見て歩こう」講座の5回目で、大通公園から知事公館にかけて、歩きながら見ることができる彫刻がメインテーマでした。17名の受講者と一緒に、20を超す彫刻を実際に観賞(?)しました。ちょっと目につかないだろう彫刻の写真を一つ掲載しておきます。

街角に 金剛山の 仙女居り

%E8%A1%97%E8%A7%92%E3%81%AB%E3%80%80%E9%87%91%E5%89%9B%E5%B1%B1%E3%81%AE%E3%80%80%E4%BB%99%E5%A5%B3%E5%B1%85%E3%82%8AA.jpg

 旧札幌控訴院のテミスの女神の目隠し顔のレリーフを見るついでに、復元された昔の裁判所内も見てきました。以前はここは札幌市資料館でしたが、資料館の方は旧豊水小学校の方へ移転しています。

%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E6%8E%A7%E8%A8%B4%E9%99%A2%E5%BE%A9%E5%85%83A.jpg

 知事公館庭では安田侃や流政之の彫刻を見ました。知事公館内は無料で見学できるので、ここの見学が最後となりました。知事公館の隣の近代西洋美術館の庭の彫刻観賞は時間切れで、そこまで足を伸ばすことは出来ませんでした。。

%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E5%85%AC%E9%A4%A8%E5%86%85%E9%83%A8A.jpg

2007年10月25日

道庁で 開拓の母は(888) 子と共に

 昨日の「札幌の秘境を歩こう」は赤レンガ庁舎と北大植物園でした。現在目にすることの出来る赤レンガ庁舎は1888年に出来ています。道庁の庭に本郷新の「開拓の母子像」という彫刻があります。そこで「道庁で 開拓の母は(888) 子と共に」といった句にして年号を覚えるのだ、といった話を披露しました。

%E9%81%93%E5%BA%81%E3%81%A7%E3%80%80%E9%96%8B%E6%8B%93%E3%81%AE%E6%AF%8D%E3%81%AF%28888%29%E3%80%80%E5%AD%90%E3%81%A8%E5%85%B1%E3%81%ABA.jpg

 都市の秘境は無料で見ることができるのが条件の一つなのですが、北大植物園は1年に1度だけこの条件を満足する日があります。それは緑の日(4月29日)で、この日は市民に無料開放です。しかし、11月となると閉園の季節で、日を選んでいる訳にもゆかず、受講者の皆さんに入園料を支払って入ってもらいました。ちょっと気の毒な気もしたので、「札幌秘境100選ー中国語版」豆本をこちらは無料で受講者全員に進呈しました。この日の読売新聞朝刊の札幌・石狩版にこの本の紹介が載っていたのはこの時は知りませんでした。ちょっとした偶然でした。

%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E8%B1%86%E6%9C%AC%E8%A8%98%E4%BA%8BA.jpg

 植物園のお目当ては園内の博物館の南極犬タロの剥製でした。その前に、宮部金吾記念館のなかで、受講者の一人から内村鑑三が宮部金吾に宛てたハガキの展示を示され、金釘流の鑑三の文字を見るとホットする、という感想をききました。確かに、そんな気がします。そのハガキの文字を載せておきます。

%E5%86%85%E6%9D%91%E9%91%91%E4%B8%89%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%82%AC%E3%82%ADA.jpg


2007年10月17日

平成の 名を冠するや 新並木

 道新文化教室の「札幌の秘境を歩く」講座は昨日(10月17日)が第3回目で、北大の北側の遺跡庭園コースとなりました。歩いた場所で、写真を撮ったものから三ヵ所ばかり。「平成のポプラ並木」は大きくなっていました。歩いた時、具合良く晴れた秋空にポプラが若木の枝を伸ばしていました。

 この平成のポプラ並木の真っ直ぐ遠方に三角山が見え、三角山の解説を少ししたら、三角山をボランティアで常時パトロールしている方が受講者に居られ、受講者の素性が皆目分からない現状では、下手な解説もできない、といったところです。

%E5%B9%B3%E6%88%90%E3%81%AE%E3%80%80%E5%90%8D%E3%82%92%E5%86%A0%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%84%E3%80%80%E6%96%B0%E4%B8%A6%E6%9C%A8A.jpg

 話は前後して、恵迪寮歌碑の前から出発したのですが、長い間歌碑の文字が読めなくなっていたこの歌碑は(その状況は「札幌秘境100選」に載せてあります)、恵迪寮百年記念行事で新しくなっていました。

%E6%81%B5%E8%BF%AA%E5%AF%AE%E6%AD%8C%E7%A2%91A.jpg

 寮歌碑の近くの、今や「恵迪の森」と命名されている原始林に[恵迪吉従逆凶惟影響]の文字の刻まれた恵迪寮碑があります。この 『書経』より採られた一節から寮名「恵迪」が生まれたとのことで、この一節は、「迪(みち)に恵(したが)えば吉、逆に従えば凶、惟(こ)れ影響」と読み、解釈としては「天の道に則っていれば吉であり、そうでなければ凶となる。これは形あるものには影が現れ、音には響きが生ずるように、瞬時に、しかも確実に結果となって現出するものである。」 が定説である、との解説を見つけて、受講者に披露しました。

%E6%81%B5%E8%BF%AA%E7%A2%91A.jpg

 私が関係した「楡影寮閉寮記念碑」も見学対象で、こちらは雑草が多くなっていた点を除けば、「札幌秘境100選」に載せてある写真のものと変ってはいませんでした。

2007年10月12日

北大構内

 札幌の秘境を歩くということで、北大構内の秘境を見て歩いたとき目についた恵迪寮祭の看板です。看板に寮章のエンレイソウが描かれていて、季節が春であれば構内でエンレイソウが咲いているところに案内できて好都合だったのですが。

%E6%81%B5%E8%BF%AA%E5%AF%AE%E7%A5%AD%E7%9C%8B%E6%9D%BFA.jpg

 春に撮ったエンレイソウです。正確にはオオバナノエンレイソウで、エンレイソウの方は赤紫の花です。北大の校章はオオバナノエンレイソウです。寮章の方も多分校章と合わせていると思います。

%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6A.jpg

 サクシュコトニ川が横を流れる大野池には鴨が多数居ました。秋になって、これらの鴨はここで一休みなのでしょうが、いずれ南の方に移動していくのかな、と思いました。池の周囲の木々の紅葉が始まっていました。

%E5%A4%A7%E9%87%8E%E6%B1%A0A.jpg


2007年10月11日

文化教室2回目

 昨日(10日)は道新文化教室の秘境探索講座で北大構内を回りました。北大のシンボルのクラーク像のところから発点して、その近くにある古川講堂もみました。私より建物に詳しい受講者の方もおられ、古川講堂が文化庁の登録有形文化財001-0003であるところ、001-0001はどこの建物のだろうか、と疑問を呈したら、札幌資料館だろうという答えでした。また、古川講堂が農学部の林学教室として利用が始まっていて、その名残で写真のように窓の枠の部分が「林」を象っていることも教えてもらいました。こうなると、どちらが先生か生徒か分からない。

%E6%9E%97%E5%AD%A6%E6%95%99%E5%AE%A4A.jpg

 北大交流ぷらざ「エルムの森」にも寄りましたが、ここの北大グッズの販売コーナーに「札幌秘境100選」があったのにはびっくりしました。確かに、北大の秘境を複数取り上げている本ですが。一般の北大訪問者を想定した本を並べているのでしょうが、北大に勤務していた時に書いた専門書(教科書)が並ばないで、退職後書いた本が並ぶとは、何か考えさせられるものがあります。

%E4%BA%A4%E6%B5%81%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E6%9C%AC%EF%BC%91A.jpg

 本の宣伝もあったので、これもしっかりと写真に収めました。

%E4%BA%A4%E6%B5%81%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E6%9C%AC%EF%BC%92A.jpg

 次に見てあるいた北大総合博物館にも博物館グッズの販売コーナーがあり、ここにも市民セミナー推薦図書でならんでいましたので、写真を撮っておきました。この文化教室の講座が設けられたことも含めて、都市秘境探検は都市を知る切り口になり得ると思いました。ただ今回は、秘境探索より自著を探して歩いたた印象が、自分としては強かった回になりました。

%E5%8C%97%E5%A4%A7%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8%E7%A7%98%E5%A2%83%E6%9C%ACA.jpg

2007年10月04日

心霊写真

 道新文化センターの講座として「身近な都市秘境を歩いてみよう」というのを担当することになりました。昨日(10月3日)はその第1回目の教室で、16名の受講者を引き連れて札幌市役所最上階の茶室から歩き始めました。それにしてもこの講座に16名もの受講者が集まるとは思いませんでした。
 受講者には「札幌秘境100選」をテキストとして購入していただきました。この講座の世話役の道新文化センターのSさんから、この本の写真が心霊写真である、という話をかなり真剣に話してもらったのにはびっくり仰天でした。
 本の3番目のテーマの旧道庁赤レンガ館内の樺太関係資料館で、この部屋には霊がいて時々写真に現れるのだそうです。その霊の写った写真をブログに載せておきます。ブログの写真でははっきりしないと思われたら、「札幌秘境100選」の本でご覧ください。

%283%29%E6%A8%BA%E5%A4%AA%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%B3%87%E6%96%99%E9%A4%A81A.jpg

 どこに霊が写っているかというと、写真上部にぼんやりと丸い円が二つあります。拡大した写真が次のものです。

%E5%BF%83%E9%9C%8A%E5%86%99%E7%9C%9F.JPG

 確かに何か丸いものが二個写っています。Sさんはまともな方(失礼)で、心霊写真云々に凝っているようには見受けられないので、この場所の心霊写真のことは広まっている話のようです。これは知らなかった。今度講座の受講者を引率してこの部屋に行ったら、もう一度写真を撮ってみようと思っています。心霊写真を信ずるかと聞かれれば、いいえとは答えますが・・・

2007年08月25日

道新文化センター講座

 道新文化センターの教室があって多種、多様な講座が開かれています。で、この講座からお声がかかって「身近な都市秘境を歩いてみよう」という新講座を担当することになりました。講座の案内を載せておきます。時期は冬に向かう季節で、散策にはあまり適していないのですが、歩く分には(私の)日頃の運動不足解消にもよろしいかと、シラバス(歩くコース)作成中です。

%E9%81%93%E6%96%B0%E8%AC%9B%E5%BA%A7A.jpg

 全講座の案内パンフレットを見て気がついたのですが、講師陣は女性が圧倒的です。講師になるためには生徒の期間が必要で、亭主が仕事をしている期間女性は趣味や教養講座に通って、その道で力を出せるようになると講師の方に回る、という図式かな、と思われます。
 これに対して、男性(亭主)のほ方は仕事に明け暮れ、仕事のプロにはなっても、退職後そのプロの技を文化センターの講師として生かすことはあまり考えられず、また第二、第三の職場で生かそうとしますから、文化(カルチャー)センターの講師に顔が出てこ来ないのもうなずけます。
 大学の名誉教授も沢山おられて、退職したからそれまでの知識が無くなってしまうことはないのに、内容が高度過ぎて文化センターにはなじまないのかも知れません。ちょっともったいない気もしますが、専門馬鹿と揶揄される点も確かにあるので、カルチャーセンターの講師には縁遠いのでしょう。