2015年06月30日
アオサギの飛び姿と追うカラス
大形の野鳥は飛び立つ時が大変のようである。両羽をいっぱいに丸めて空気を抱え込んで飛び上がる。パラググライダーの形にも似ている。上空に行くと安定した形で優雅な飛び姿を見せてくれる。アオサギよりずっと身体の小さなカラスがアオサギを追いかけ、ちょっかいを出している。カラスはアオサギを威嚇しているみたいであるけれど、身体の大きさからして敵わない。あるいは上空を悠々と飛ぶ大形の鳥を相手に遊んでいるのかもしれない。カラスは遊ぶのが好きな鳥である。
アオサギは パラグライダーなり 小川上
アオサギを 追いかけて飛ぶ カラス居り
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アオサギ(2015年6月29日)
中の川は上流になると小川と言ってもよい細い流れである。両川岸が護岸の石組みで壁のようになっていて、川には近づけないようになっている。そのせいもあってかアオサギが一羽飛来して留まっている。中の川では初めて見る大形野鳥のアオサギで、逃げるアオサギの追いかけを行って撮影する。こちらの様子を伺う時は横顔になって片方の目を使っている。顔の正面を見せることはほとんどない。近づきすぎると、長い首を伸ばした立ち姿から身を屈めて、飛び立つ準備に移る。
アオサギは 片目警戒 器用なり
近づけば 離陸の準備 身を屈め
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花フェスタのインド料理のトラック屋台
大通公園を会場にして花フェスタが行われている。イベントには食べ物屋はつきもので、テントの屋台が並んでいる。並んだテント屋台とは離れたところにトラック屋台が出ている。インド料理で料理のメニューの看板に大きなナンの写真の切り抜きもある。このトラック屋台は初めて目にした。車体に見える文字TAJはペルシャ語で王冠を指すとネットにある。札幌市内のインド料理のチェーン店タージ・マハールはインドの世界遺産のマハール王妃の廟の名前を拝借しているようだ。
彼方には インド料理の 花祭り
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2015年06月29日
今日(6月29日・その2)の一枚
サギの目を 騙し騙しで 狙い撮り
最近中の川でアオサギを見かける。写真に撮る機会を逃していたけれど、今日はシャッターチャンスに恵まれた。アオサギは警戒心の強い鳥で、急いで鳥の居る所に近づこうとすると直ぐ飛び立たれてしまう。間合いをじりじり詰めて撮影する。
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2015年06月28日
今日(6月28日・その2)の一枚
今日(6月28日)の一枚
ご開帳 二日間なり 花絵巻
今年が第2回目のフラワーカーペットのパノラマ写真を撮りに行く。場所は北3条通のアカプラ広場である。ボランティアが膨大な数の花弁を設計図に従って1日かけて配置した。花弁は傷むので土、日の2日間だけの花の絵が地面に出現した。
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羽化して間もないミヤマカラスアゲハ
朝、地面に動かないでじっとしているカラスアゲハ蝶がいる。羽化してから時間が経っていないので、翅を乾かしているように見える。近くのフロックスの花に移して写真を撮る。カラスアゲハだろうと思ったけれど念のため図鑑で調べると、ミヤマカラスアゲハという種類もいる。カラスアゲハとの違いは翅の裏側に白い帯があるとの解説。撮影した蝶の翅の裏側には白い帯が見られるので、これはミヤマカラスアゲハである。見る方向で緑にも黒にも輝いて見える翅を持っている。
緑にも 黒にも見えて 光る翅
白帯で ミヤマと同定 アゲハチョウ
2015年06月27日
今日(6月27日・その2)の一枚
フクロウの 壁に留まりて 散歩道
西野川沿いの散歩道にフクロウのオブジェが壁に取り付けられ、フクロウの絵も描かれた家がある。よほどフクロウがお気に入りの一家のようである。生きた野生のフクロウには未だお目にかかっておらず、家壁でフクロウを撮ったことにする。
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2015年06月26日
今日(6月26日・その4)の一枚
今日(6月26日・その3)の一枚
学生の パノラマ撮りて 講義録
4月から北海道科学大学の客員教授に任命され、今日は2回目の講義(講演)である。テーマは「北海道IT・メディア産業の歴史~手作りマイコンから初音ミクまで~」で130名ほどの学生を前にスライド写真からインターネットに接続し話をする。
(パノラマ写真)
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2015年06月25日
今日(6月25日・その2)の一枚
黒々と 生還記念 文字目打ち
道新夕刊で『「劉連仁さん」児童書に』の見出し記事を目にした。同氏は中国から沼田町にあった炭鉱に強制連行後の翌年脱走し、道内で13年間潜伏し、当別町で保護された。当別町に「劉連仁生還記念碑」があり、2013年11月に取材している。
(パノラマ写真)
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チ・カ・ホで目にするフィンランドの切れ端
チ・カ・ホを歩いているとフィンランドの紹介が目に留まる。フィンランドのロヴァニエミ市で「サンタクロース村」の観光施設を経営している会社と札幌の菓子メーカーが共同でフィンランドの紹介を行っているようである。サンタクロースをテーマにそれぞれのビジネスに生かそうとしていて、フィンランドの切れ端的紹介である。それでも、この北欧のサンタクロースの故郷の雰囲気は伝わってくる。フィンランド短編映画の上映のパンフレットもあり上映プログラムに目を通す。
背後声 何の毛皮と 通行人
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2015年06月24日
道新文化センター講座2015年度最終回
「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座は本日の10回目が2015年度の最終回でした。最終回は札幌市立大通高校のミツバチプロジェクト見学です。
地下鉄東西線の西11丁目駅に集合して、歩いて大通高校に行きました。定時性の大通高校が現在の場所に新設される以前、この場所には札幌市立大通小学校がありました。大通小学校は他の小学校と統合され資生館小学校になっています。その大通小学校の児童通用門が大通高校の敷地の角に残されていて、これを見学しました。
児童通用門の傍に丸山隆の『記憶素子「丘」・「森」』があり、この石彫を鑑賞です。1989年に設置された彫刻ですが、彫刻名が何を意味するのかはわかりません。
大通高校の西側には道路を挟んで駐札幌韓国総領事館があります。大通高校は定時制で単位制ですので、生徒は自分の選択した授業に出席して単位を取得して卒業して行きます。地下鉄東西線の終点の宮の沢駅のところにある札幌市生涯学習センター「ちえりあ」の支所が大通高校と併設されていて、札幌市民の活動が行われている場所と高校が一緒になっています。
大通高校のミツバチプロジェクトは授業の一つで、その授業を参観する形で見せていただきました。巣箱は同校の屋上に置かれています。ミツバチの状態を点検する先生と生徒が巣箱から板状の巣を取り出し、点検する様子をビデオで配信し、教室にいる生徒が見守っています。巣箱のところで点検している先生・生徒と無線で質疑応答を行うことができます。そのやり取りはこれも同校の生徒のメディア部員が行っています。見学者はガラス越しに作業を見学しました。
巣の点検は女王蜂が居るかどうかを確かめます。もし居ないと、卵が産まれないので巣が消滅してしまいます。幼虫や蛹の状態も確認です。ミツバチが群がっている巣を見せてくれているのは同校のミツバチプロジェクトの蜂蜜生産担当の島田正敏先生です。
巣に蜜が貯まった状況を確認すると、蜂を取り除いて巣から蜜を取り出します。蜜は蜜蝋で蓋がされているので、この蜜蝋を削りとります。この蜜蝋はキャンドルなどにも利用できます。蜜蝋の蓋を取り除いた巣を手回しの遠心分離器にかけ、蜜を容器の中に飛ばして集めます。ここで生産された蜂蜜は大通で行われるオータムフェストなどで販売されているそうです。
島田先生はミツバチプロジェクトを担当していますが、本職の方は陶芸の先生で、制作した器を見せていただきました。作品展も予定しているとの事でした。
帰る間際に未だ作業が続いている屋上のところでパノラマ写真を1枚撮影しました。
(ミツバチプロジェクトの様子を撮影したパノラマ写真)
見学終了後、最終回なのでロイトン札幌のレストランで昼食会を行いました。参加者から一言ずつの感想などがありました。料理はバイキングでした。
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メニュー写真で見るポーランドの食文化
ポーランドのテントには写真入りのメニューが並んでいる。クルスキはポーランドの1番の定番料理のようである。ジャガイモのニョッキで、ニョッキは団子状のパスタである。ポーランド語のクロキェティはコロッケであるけれど、日本のコロッケとはかなり異なり、クレープでお好みの具を巻いたものである。キュウバサはポーランド風ソーセージである。キシェルというどろっとしたおやつもある。くず湯のようなものらしいが試してはいない。それにしても食文化は幅広く奥深い。
東欧の 食の文化や 目確認
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2015年06月23日
今日(6月23日・その2)の一枚
今日(6月23日)の一枚
夏至を過ぎ ジャガイモの花 盛りなり
昨日は夏至である。一年の折り返し点を過ぎ、今日から昼が短くなって行く。散歩道でジャガイモの花が盛りを迎えていてカメラを向ける。花が実になることはなく、目に見えないところで根が太っていく。ジャガイモ畑は一面の花畑だろう。
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2015年06月22日
シリーズ117・これは何?
2015年06月21日
今日(6月21日)の一枚
駅取材 完了記念 新十津川
石狩月形駅から札沼線に乗り、新十津川まで行く。昨日のメンバーに新しくH氏が加わる。新十津川駅舎前で記念のパノラマ写真撮影。撮影後、歩いて滝川駅まで行く。昨日の道新記事にパノラマ写真が載った駅で、道新記者のS氏と合流する。
(パノラマ写真)
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ソヨンボが描かれた国旗のあるモンゴルテント
国名は聞いていても、国旗となると見覚えのあるものは少ない。北大祭の留学生による世界の食のミニ祭典では国旗を確かめて歩く数少ないイベントである。モンゴルの国旗がテントの中に掲げられている。国章に相当するデザインが描かれており、これはソヨンボ(蓮台)と呼ばれている。上から過去・現在・未来を象徴する炎、永遠の関係を示す太陽と月、敵を防ぐ槍を表す逆三角形、陰陽のマークがあり、赤地は勝利と喜びを青地は献身や忠誠を意味しているとネット情報で知る。
ソヨンボが 赤地にありて 国旗なり
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2015年06月20日
今日(6月20日・その3)の一枚
今日(6月20日・その2)の一枚
網羅して 道東の駅 爪句集
全道の駅のパノラマ写真撮影を続けてきて3年間近くなる。全駅の取材完了祝賀会を今晩月形温泉で行い、明日は札沼線新十津川駅で記念の取材を予定している。「爪句@北海道の駅-根室本線・釧網本線」の初校が届いていて目を通している。
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集団による踊りの高揚感
自己の表現欲求は個人的なものに根差している。絵でも音楽でも、と書き出して音楽は異なる楽器の奏者が集まっての集団表現もあり、必ずしも独奏ばかりではない。演劇もそうか。個人では表現しきれないものを集団で表現し、集団の中の自分の持ち場で全力表現する。YOSAKOIソーラン祭りの踊りも、個人の踊りたい気持ちを集団表現している。集団なればこそ人前でも踊ってみせることができるのか。大道での一人踊りはギリヤーク尼ケ崎でもなければできない。
指先に 高揚感込め 空放ち
高揚感 両手で空に 放ち上げ
日章旗に似た国旗のバングラデシュ
バングラデシュの屋台のメニューにタンドリチキンというのがある。インド料理の定番の焼肉料理で、ヨーグルト、塩、コショウ,ウコンなどの香辛料のタレに半日ほど漬け込んだ後で焼き上げたものである。赤味がかった色合いがいかにも美味しそうに見える。インド料理であるので、カレーも使われカレーの味付けご飯もメニューに並ぶ。テントに取り付けられた幕には「OISHII」の文字がある。バングラデシュの国旗は日章旗を参考にした説もあり、緑地に日の丸で日章旗と似ている。
OISHII(美味しい)と タンドリチキン バングラデシュ
(パノラマ写真)
日章旗 色変えデザイン 国旗なり
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2015年06月19日
踊りの舞台回しの女性
YOSAKOIソーラン祭りでは舞台回し役がいる。舞台回しは歌を歌ったり、掛け声をかけたり、地方車の上で身振りをしたりで、踊るチームを引っ張っていく。地方車は化粧を施し、音響装置を積み込み、車の屋根に踊りを盛り上げる役の者を乗せる。この舞台回し役は何と呼ばれているのかわからないけれど、踊り手に劣らず難しい役どころである。地方車の上で舞台回し役が一息ついている。本番でマイクを握れば、ここぞとばかりチームの踊りを歌で統率し、その表情に自信が表れる。
休憩で 何を思案の 地方車上
歌い手の マイク握る手 力入り
今日(6月19日)の一枚
キセキレイ 撮る半袖の ひんやり感
今朝もカワガラスの姿を目にする。追いかけをせず、遠くから撮ると鳥の姿の細部が写らず、写真としては気にいらない。その代わり近くの流れにキセキレイが飛んで来たのでこれを撮る。二羽で番かもしれない。ひんやりと感じる朝である。
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二匹のキセキレイ(2015年6月19日)
キセキレイ 撮る半袖の ひんやり感
今朝もカワガラスの姿を目にする。追いかけをせず、遠くから撮ると鳥の姿の細部が写らず、写真としては気にいらない。その代わり近くの流れにキセキレイが飛んで来たのでこれを撮る。二羽で番かもしれない。ひんやりと感じる朝である。
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今日(6月19日)の一枚
キセキレイ 撮る半袖の ひんやり感
今朝もカワガラスの姿を目にする。追いかけをせず、遠くから撮ると鳥の姿の細部が写らず、写真としては気にいらない。その代わり近くの流れにキセキレイが飛んで来たのでこれを撮る。二羽で番かもしれない。ひんやりと感じる朝である。
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2015年06月18日
今日(6月18日・その3)の一枚
今日(6月18日・その2)の一枚
水無月は 綿毛の雪の 積もりたり
朝北海道庁の池に接した緑地に寄り道をする。地面は雪が降ったように真っ白になっている。ポプラの綿毛が地面を覆っていて、積雪かと思うほどである。歩道の通行人は見慣れているのか目もくれない。綿毛の雪が積もり出して初夏を迎える。
(パノラマ写真)
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博物館入口をモスクに見立てたパキスタンテント
パキスタンのテントでは焼肉が提供されている。鶏肉カバブのようである。カバブは串焼きが多いけれど、焼かれているものは串無しである。串にする手間を省くためかと思われる。テントにZAIQAの文字が見え、これは有名なハラル料理のレストラン名のようである。この文字があればハラル料理であることを意味するのだろうか。テントの背後に北大総合博物館の入口が写っている。偶然ではあるけれど、モスクの入口と似た形で、あたかもモスクがテントの背後にあるかのように見える。
豪快な カバブ料理は パキスタン
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2015年06月17日
道新文化センター講座第9回目
本日の都市秘境探索は小樽でした。JR南小樽駅に集合で、歩いてメルヘン広場を通り、小樽聖公会を訪問です。女性牧師の石坂みゑ子さんが出迎えてくれ、聖公会の歴史、特色、日本との関係などについて教会内で説明してもらいました。
NHKの朝ドラで「マッサン」が人気を博しましたが、マッサンことニッカウヰスキの創業者の竹鶴政孝の妻のスコットランド出身のリタ夫人が良く通った教会ということで、朝ドラ関連で取材があったそうです。マッサンと聖公会との関係にも説明が及び、マッサンは聖公会の信徒になった話しが紹介されました。ウィスキーを熟成させるために使われる樽から十字架を沢山作って、イベントがあれば他の信徒に配ったそうです。かなりの数の木製十字架が作られたはずなのが、現存するものはほとんどなく、本州から一時的に借りて来たこの十字架がある、ということで見せていただきました。
教会の塔部分には鐘があり、見上げても見えませんが、紐があってこれを引くことで鐘を鳴らすことができます。参加者が実際に鐘をならし、鐘の音を聞きました。
聖公会の建物は小樽市の歴史的建築物に指定されていますが、建物を維持する費用が市から補助されることはなく、信者の細々とした献金のみでは後何年建物が維持されるか心もとない状況が説明されました。教会維持の経費も随分切り詰めているようでした。ポストカードを配って献金の促進の紹介があり、参加者は思い思いの額で献金していました。教会内で記念撮影となりました。以前にこの教会を取材した記事が載っている、拙著「小樽・石狩秘境100選」(共同文化社、2007年)を寄贈して来ました。
聖公会から少し登ると水天宮の境内になります。境内で石川啄木の歌碑を見て小樽港の眺望を楽しみました。境内に通じる石段を上から見下ろして、その急な事に驚きます。この石段に外人坂がつながっています。
水天宮には測量に関する史跡があります。旧海軍水路部が1893(明治26)年水天宮山上で天文測量を行ったときの標石が拝殿の裏手に置かれていて、柵の中に見えます。標石に水路部の文字が刻まれているのが確かめられます。
水天宮から閉校になった旧堺小学校の校庭に行き、閉校記念碑、二宮金次郎像等を見ました。かつての校舎内には堺小学校の記念室があり、ここも見学です。
旧堺小学校からは手宮線跡などを通って途中札幌狸小路から移転した「ぱんじゅう」店でぱんじゅうを買って小樽駅に行き、ここで解散です。一部は小樽見物に流れたようでした。
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今日(6月17日)の一枚
葉に隠れ リスも摘まみて サクランボ
中の川沿いに歩くと又カワガラスの追っかけをすることになりそうなので、今朝は山の方の散歩コースにする。サクランボの木に動くものがいる。カラスかと思ったけれど色形が違うので写真に撮る。リスで、サクランボを食べているようだ。
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踊る若者の揃った笑顔
踊る若者の笑顔を見ていると、はちきれんばかりの笑顔とはこの状況を言っているのだと思う。笑っているのは顔ばかりではなく、身体全体が笑っているようである。笑いは健康に良いといわれるが、健康だから笑いが湧き出してくるような感じである。笑顔も踊りの動作もごく短い時間に変化していく。その一瞬が写真に固定されるので面白い。笑顔は踊りの動作と同期するので、全員揃った笑顔の瞬間がある。揃った笑顔の写真を狙って、ここぞという時にシャッターを押してみる。
若ければ 顔も身体(からだ)も 笑いたり
身体の 動き笑顔の 同期取り
「YOSAKOIソーラン祭り」での台湾チーム
台湾からやって来て「YOSAKOIソーラン祭り」で踊りを披露したチームは台南応用科技大学ダンス学科の学生と知る。踊りのテーマは台湾の民族芸能である「家将団」の要素を取り入れているとのことで、衣装やメーキャップをこの民族芸能から取り込んでいる。民族芸能といっても台湾に渡ってきた中国本土の人々がルーツで、武将が主人公になっている。言葉が通じなくとも踊りは身体で表現する言語と言え、見ていて雰囲気は理解できる。女性の踊り手は扇子を使って踊っていた。
扮装は 武将のいでたち 家将団
踊り娘(こ)は 扇子広げて 目を奪い
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2015年06月16日
今日(6月16日・その3)の一枚
今日(6月16日・その2)の一枚
見上げれば ユリノキ花咲き 初夏祭り
北海道神宮例大祭の神輿渡御を追いかけて写真を撮る。YOSAKOIソーラン祭りの後片付け中の大通公園で、祭列が通過するところをパノラマ写真に撮る。頭上にはユリノキの花が満開状態である。祭りを境にして札幌は夏服に衣替えとなる。
(パノラマ写真)
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「YOSAKOIソーラン祭り」の台湾観光ブース
「YOSAKOIソーラン祭り」を介して日台交流が行われている。日本からYOSAKOIソーラン祭りのチームが台湾のランタンフェステバルに合わせ訪台して踊っている。対して台湾から踊りのチームが札幌市民の前で踊りを披露する。今年(2015年)の台湾の踊りのチームは台湾の芸能衣装をまとい、見ていて楽しめる。この機会を利用して台湾観光を売り込もうとして、台湾観光協会が祭りの大通会場にブースを出している。祭りに合わせて台湾の雰囲気を少しばかり感じ撮る。
旗振りの 芸能衣装 人目惹き
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カワガラス 6月16日(2015年)
カワガラス パパラッチかと 我が身省(み)る
今朝も中の川でカワガラスを追いかける。上流に向かってカワガラスが移動するので、それについて行き撮影である。たかが野鳥で数枚撮ればよいものを、執拗にカメラを向ける。まるでカワガラスを相手にパパラッチのような行動である。
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台湾旅行の思い出と重なる台湾テント
台湾のテントの横に台湾観光の案内立看があり、目に入る。故宮博物館は見た。阿里山、玉山には行ったことがない。太魯閣(たろこ)は花蓮からバスに乗ってみた。台北101ビルを訪れ高速エレベータには乗っているけれど、記憶にはあまり残っていない。台湾の新幹線の絵があるけれど、新幹線には乗っていない。何度か行った台湾旅行を思い出す。テントで供されている台湾料理は台湾風玉ネギパイか。「食は台南にあり」を経験した身では、大学祭のテントの台湾料理は物足りない。
台湾の 食有り処 テント内
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2015年06月15日
カレー料理が代名詞のインドのテントに並ぶ客
インド料理とくればまずもってカレーである。メニューにチキンカレーやマメカレーが並んでいる。マメカレーとは豆の入ったカレーのことらしいけれど、日本のレストランでは余り耳にしない。サモサはインド料理の軽食の一つで、ジャガイモやグリンピースの具を小麦粉の薄皮で三角形に包み、油で揚げたものである。インド料理のレストランは札幌市内でもお目にかかるので、料理に親しみが湧くせいか、テントの前には客の列がある。やはり食べ物は口にしていると人気がある。
テイストは 日本人向き インドカレー
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餌を捕るカワガラス(2015年6月15日)
追いかけて 流れで餌捕る カワガラス
今朝は中の川に沿ってカワガラスの追いかけを行う。三羽ほどの群れで、集まったり離れたりして流れの中で餌を捕っている。カワガラスが川の流れに何度も頭を突っ込む。多分イワナのような小魚を狙っているのだろう。豊かな自然を感じる。
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2015年06月14日
今日(6月14日・その2)の一枚
踊り追い 人の流れて 道都初夏
昨日に引き続き「YOSAKOIそーらん祭り」のパノラマ撮影で大通公園まで行く。最初から予想していた通り、踊りに連れて動く群衆と立ち止まる人の人垣を相手にパノラマ写真撮影は無理である。周囲にスペースが確保できる場所で撮ってみる。
(パノラマ写真)
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民族衣装が吊るされているウイグルテント
ウイグルは中国の自治区であるので、留学生はウイグル人でも国籍は中国となる。ウイグル料理は焼肉とポロと呼ばれる炒めご飯が代表的である。パノラマ写真は人の少ない時の方が撮り易く、そんな時を選んだせいもあり、料理は十分に整っていなかった。回教徒の多いウイグルでは、お祈りして食べてもよい肉になった食材を使ったハラル(Halal)料理であることを示すマークが掲示されている。テントの横にはウイグルの民族衣装が吊るされ人目を惹き、客引きの役目をしていた。
ウイグルは 民族衣装 客を引き
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今日(6月14日)の一枚
中の川 今朝も又見る カワガラス
野鳥は棲みつくとその場所で見るチャンスが増える。気分次第で選ぶ中の川沿いの散歩道にカワガラスの若鳥を見かけるようになる。今朝も姿を現し、護岸のコンクリートのところに留まったところを撮る。カワガラス観察が続きそうである。
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2015年06月13日
今日(6月13日)の一枚
今日(6月13日・その3)の一枚
北大の 演舞写せず 山車(だし)頭
「YOSAKOIそーらん祭り」の写真を撮りに出かける。大通公園会場でたまたま北海道大学のチームに遭遇してパノラマ写真を撮ろうとするのだが、桟敷席の前の演舞でパノラマ写真の視界に入って来ない。山車の先頭が辛うじて写っている。
(パノラマ写真)
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カワガラスの若鳥(2015年6月13日)
若鳥が 餌をねだるか カワガラス
中の川の土手を歩いていると流れに沿って鳥が飛ぶ。カワガラスかと撮ってみる。しかし、黒茶色の羽ではなくて、胸のところに白黒の斑がある。後で調べてカワガラスの若鳥らしい。川の岩の上で口を開け、餌をねだっているようにも見える。
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バンコックの街角屋台を思い出すタイテント
タイのテントに「ガパオライス」のメニューの貼り紙がある。ガパオはホーリーバジルというハーブで鶏肉と野菜の炒めたものに加え、ご飯に添える。タイの定番料理である。タイ旅行の記憶で、バンコックの街角に弁当屋が出ていて、勤め人と思しき通行人が弁当を買っていた。屋台にガパオライスがあったかどうか今となっては確かめる術はない。タイのテントに並ぶ客を見ていると、バンコックの屋台を思い出す。テントの横の縁石に腰を掛けてジュースを飲んでいた親子と目が合う。
タイ旅行 ガパオライスの 記憶無し
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2015年06月12日
今日(6月12日・その2)の一枚
国章が描かれた国旗が掲げられたグアテマラ屋台
グアテマラは国名を聞いても、世界地図上での位置はおぼろげな中央アメリカの国である。この国の屋台のメニューにはファヒータ(Fajita)が並び、これはグリルした肉料理の総称である。屋台の上に同国の国旗が掲げられている。国旗には中央の白地部分に国章があり、オリーブの枝に自由を象徴する鳥のケツアール、小銃と剣がそれぞれ交差している図が描かれている。巻物に「1821年9月15日解放」とスペインからの独立も記されている。内戦の続いた国で、コーヒー豆が主要輸出品である。
国章の 国旗掲げて グアテマラ
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2015年06月11日
シリーズ1884・「パノラマ写真」ここはどこ
今日(6月11日)の一枚
ハクセキレイ 飛び立つ時の 羽衣
ハクセキレイが舗装道路を忙しく動き回っている。それをカメラで追いかけていると急に飛び立つ。オートモードでの撮影で羽の速い動きに追い付かない。羽の部分が流れ画像になっているのもまた面白いかな、と撮影の技術不足を棚に上げる。
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2015年06月10日
道新文化センター講座8回目
今期8回目となる「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座は北海道科学大学(北科大)見学となりました。JR手稲駅に集合で、30分近く歩いて同大学に着きました。北科大は前身の北海道工業大学から2014年に現在の名称に変更しており、北海道薬科大学も北科大と同じ手稲前田のキャンパスに移ってきています。学生数は5千人を超える規模に膨らんでいます。将来的には両大学の統合を目指しているそうです。
学校法人北科大の理事長西安信先生が我々一行に同大学の紹介を行ってくれました。特に西理事長が設置に尽力した、大学のシンボル的塔時計にまつわる講演は、札幌時計事台始めまで遡るもので興味あるお話でした。
西理事長が塔時計に入れ込むことになったきっかけは、札幌時計台の時計が米国ハワード社のものか否かを確かめる事態になった事に端を発しているそうです。ハワード社製であることを確かめる経緯で、同社製の使われなくなった塔時計を復元して、札幌時計台に設置したそうで、現在その時計を見ることができます。
この塔時計復元過程でハワード社のチーフエンジニアのブラックウエル氏と親交が深まり、家内工業的に塔時計製作を行っているバルザーファミリー社を知ることになり、同社の手作りで製作したオリジナル塔時計が現在北科大A棟ホールに納められています。
講演では西理事長秘蔵のハワード社製の年代ものの懐中時計も披露されました。
講演のスライドには、西理事長の祖父に当たる札幌農学校の学生だった平塚直治氏が時計台の建物(演武場)で学業に就いていて、西氏とハワードの時計でつながる因縁がある、とのエピソードの紹介もありました。
(西理事長の祖父に関するスライド)
講演が終わったところでパノラマ写真撮影を行いました。
(講演を終えた西理事長、壁のところに立ってる中央の人は三橋龍一教授:パノラマ写真)
講演後は塔時計の前で西理事長から改めて説明を受けました。塔時計の横にある鐘についても説明があり、実際に鐘の音を聞かせてもらいました。
塔時計の前で記念撮影となりました。
大学の施設見学に移り、時間も限られていることから保健医療学部の見学となりました。義肢装具学科の展示ケースを見学しました。学生が実際に義肢を製作するファクトリーもあり、工作機械が並んでいました。
看護学科は出来てから2年目で、卒業生はこれから巣立っていくことになります。看護実習に用いられる医療装置や人形等を見学しました。窓越しに実習が行われているところが見えました。
最後に体育館を見学しました。体育館はソーラーパネルが外壁に張られ、ヒートパイプ装置も設置されているそうです。空調も完備していて、建築関係の賞を受賞した建物だそうです。
大学を辞してからはキャンパス前のバス停でバスを待つという選択肢もあったのですが、参加者は歩いて手稲駅に戻りここで散会となりました。
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アンコールワット旅行を思い出すカンボジアテント
カンボジアを旅行してからもう2年近くなる。この時はタイのバンコックからカンボジアのシムリアップに飛んで、アンコールワット遺跡を見物している。カンボジア旅行で食べたものはすっかり忘れている。当時のブログを見るとノムトムムーンという焼き菓子の実演を見ている。北大祭のカンボジアのテントではクメールヌードル、春巻、チキンライス、ココナッツゼリーがメニューにあった。各国の食べ物屋のパノラマ写真を撮るのに忙しく、カンボジア料理は試してみなかった。
見覚えの 王都の寺の 国旗有り
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連想を逞しくして命名のホソサビキコリ
デージーの花に虫が取り付いていて、最初カメムシの一種かと思ってよく見るとサビキコリである。それも身体が細めのホソサビキコリのようである。虫の名前には言われてみなければどうしてその名前になったのか分からないものがある。サビキコリはその漢字名が錆木樵で、身体の色が木樵の斧の錆色と似ているところに由来している。この連想はかなりの飛躍があると思われるけれど、名の由来を知ると覚え易い。コメツキムシの仲間で、コメツキムシの種類は多く同定が難しい。
名の由来 木樵の斧の 錆の色
デージーに サビキコリ居て 翅運動
2015年06月09日
シリーズ110・これは何?
ジャンベの演奏付きのアフリカの留学生テント
MAMA AFRICAの文字の並ぶテントがある。アフリカからの留学生の共同の屋台でメニューは味付けご飯と焼肉である。テントの横でアフリカの民族楽器のドラムが演奏される。ジャンベと呼ばれる楽器で、木をくり抜いて主に山羊の皮が張られる。両足で楽器を固定し、バチを使わず素手で演奏する。西アフリカ一帯で演奏されている伝統的な楽器である。テントの内には民族衣装なのだろうか、原色の目立つドレスを着た女性も居て、ドラムの音も加わり、狭い空間でアフリカを感じる。
アフリカを 音で演出 ジャンベかな
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ハクセキレイ 6月9日(2015年)
ハクセキレイ 墨染め衣 経を読む
天気はあまり芳しくない。被写体として、これはというほどのものを期待できそうにもない朝である。境内で囀る音を耳にして、寺門の上を見るとハクセキレイの姿がある。場所柄、墨染めの衣をまとってお経を詠んでいるかのようにも見える。
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ビール抜きで物足りないドイツテント
今年から北大祭ではアルコール全面禁止となった。その背景には未成年の大学生が飲酒事故を起こしてきたことが引き金になっている。ドイツテントの看板にはビールの絵があるけれど、当然ながらこれはドイツのイメージを出すためのものでビールは供されてはいない。食べ物はソーセージを焼いたものだけで、ドイツらしいと言えばいえる。かつてドイツ人(+日本人)の家庭に泊まったことがあるけれど、ドイツ料理はシンプルそのものであった。ドイツ料理は屋台とは相性が悪い。
火加減が 腸詰料理 美味さ決め
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2015年06月08日
シリーズ108・これは何?
北大留学生協議会によるネパール大地震の募金活動
北大では各国からの留学生が学業や研究を行っていて、最近の国際情勢が大学祭にも反映される。ネパールの国名と募金中の貼り紙のあるテントがある。これは2015年4月25日に起きたネパールの大地震の支援活動の一環の募金活動である。地震はマグニチュード7. 8で同国に甚大な被害をもたらした。募金活動団体はHUISAとなっており、北海道大学留学生協議会である。北大祭に各国の留学生が料理の屋台を出していて、HUISAの位置づけではこれはInternational Food Festivalなのである。
大地震 ネパール支援 ワンコイン
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2015年06月07日
名前の面白いエゾマイマイカブリ
オサムシの仲間らしい大型の虫が忙しそうに歩いている。虫好きというほどでもないので、見慣れない虫だと手に取ることはしない。しかし、写真に撮ろうとして、虫の進行方向に足を出して動きを止めながら撮影する。帰宅してから図鑑で調べるとエゾマイマイカブリと分かる。大型の虫であることは接写で全体に焦点が合っていないことでも分かる。カタツムリ(マイマイ)を食べ、カタツムリの殻の中に頭を突っ込む様子が被り物をしているように見えることからの命名で面白い。
マイマイを 被る様子と 名の由来
マイマイの 殺し屋の目の 白き丸
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ホオジロ 6月7日(2015年)
ホオジロは 映画悪役 顔似なり
テリトリーを決めているような野鳥だと、一度見かけると日を置いて何度も出合う。ホオジロもそのような鳥で、今朝は近くの松に止まっているところを撮る。顔を正面から撮るとスター・ウオーズに登場するダース・ベーダ―を連想する容貌だ。
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2015年06月06日
初見のカワガラス(2015年6月6日・その3)
白まぶた 目立つ化粧の カワガラス
北大祭からの帰宅道で、家の近くの中の川の岸辺を歩いていると黒っぽい鳥が素早く飛んで行く。少し追いかけて岸辺で待つと護岸のコンクリートのところに姿を現す。カワガラスである。目を閉じた時に目立つ白まぶたがはっきり写っている。
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今日(6月6日)の一枚
パノラマで 敢えて撮りたり 人洪水
昨日に引き続き北大祭のパノラマ写真を撮りに行く。天気が回復し土曜日でもあり、メインストリートは混雑している。洪水のような人の流れの中でパノラマ写真撮影は土台無理である。そこを敢えて挑戦で、何とかパノラマ写真になっている。
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2015年06月05日
今日(6月5日・その3)の一枚
今日(6月5日・その2)の一枚
高齢化 目には入らず 大学祭
北大祭が始まったので会場の様子を撮りに行く。メインストリートは例年通り模擬店が並んでいる。模擬店のほとんどは飲食店である。見物客は学生や生徒の若者がほとんどで、子どもを抱えた若い母親も居て、高齢化社会が嘘のようである。
(パノラマ写真)
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赤色の鮮やかなタカラダニ
緑葉に 赤さ鮮やか タカラダニ
宮丘公園の遊歩道を歩いていて、葉の上に小さな赤い虫がいるのに気が付く。写真に撮った時はダニの一種だろう程度しかわからなかった。ネットで調べるとタカラダニで、住宅地で大発生する場合もあるようだ。人を咬んだりの悪さはしない。
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2015年06月04日
シリーズ104・これは何?
キセキレイ 6月4日(2015年)
受信波を 声に変換 キセキレイ
天気予報は曇りか雨で、雨の来ないうちに家の近くを歩く。鳥の囀りが聞こえる方向を見ると、アンテナの上に小さな鳥影がある。撮って拡大するとキセキレイである。アンテナで受信した信号の一部を変換し、鳴き声に変えるかのようである。
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2015年06月03日
道新文化センター講座第7回目
今回の都市秘境散策は北大構内の秘境的場所を歩く。地下鉄南北線の北18条駅に集合で、ここから北大構内に向かう。エルムトンネルの上を渡り、獣道みたいなところを通って、北大遺跡庭園に出る。オオハナウドの草丈のある白い花が咲いている。竪穴式住居跡はこの草藪の中で見つけるのは不可能である。
遺跡庭園と陸上競技場に接した位置にある北大山岳館を訪れる。北大山の会と北大山岳館のメンバーの中村晴彦氏より山岳館建設の経緯や北大が管理している山小屋の説明を聞く。空沼岳の空沼小屋は老朽化で閉鎖中であったけれど、来年再建に着手の予定で新しい山小屋になるそうである。大学の山岳部に入部する部員が全国的に減ってきているそうで、その理由を中村氏が話してくれる。
山岳館の2階にはOBの残していったピッケルやアイゼンが展示されていて、過去のピッケルにまつわる話などを聞く。山岳部は元々スキー部と一緒の団体で、それが分かれて現在に至っている。その関係もあり、古いスキーが山岳館内に展示されている。
山岳館玄関のところで記念撮影となる。なお、山岳館は毎週水曜日と土曜日には開館していて一般の人も自由に見学ができるとのことであった。
北大山岳館からすぐ近くの北大恵迪寮に行く。6月1日で寮の執行部が交代とのことで、前寮長(?)が説明をしてくれる。かつて寮生であった筆者も補足説明。
炊事室には男子学生が炊事の最中であった。クループに分かれ、炊事当番を順番に交代しながら夕食を自炊しているそうである。今時の学生は寮生時代に料理を覚えるのである。なお、恵迪寮は女子寮も含まれていて、女子学生も居住している。女子学生と男子学生の作る料理はどちらが美味いのだろうか、などと考えてしまう。
寮の重要な事項を決める会議室は物が散乱していた。ここでは会議をすることと看板制作が並行して行われている場所のようである。
会議室の隣の小部屋が演奏練習室になっている。防音壁になっていて、特注なのかと思って良く見ると、壁には卵を入れるケースが取り付けられている。これには唸ってしまう。卵入れケースは消音効果があるのだろうか。あるとすれば驚くべき創意工夫である。
恵迪寮から近くにある学生サークル会館に行き、クラーク先生の島松駅逓での別れの名場面のレリーフを見る。
学生サークル会館からは歩いて帰路につく。途中、建立当事者として楡影寮記念碑の説明などを行う。北13条のイチョウ並木まで来て、ここで解散となる。
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今日(6月3日・その3)の一枚
爪句集 種類を揃え 棚確保
北大構内の都市秘境散策講座が終わってから、新しくなった北大生協会館店の書籍フロアに行く。拙著の爪句集が棚に並んでいるところをパノラマ写真に撮る。著者と名乗ったものだから書籍部の関係者がやってきて挨拶をされ、少々戸惑う。
(パノラマ写真)
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浄海坊で名を覚えるジョウカイボン
不思議なもので、花でも虫でも名前を覚えると目につくようになる。今まであまり目にしたことがないと思えたカミキリムシ似の虫の名前がジョウカイボンと知ってから探すと、宮丘公園はこの虫だらけの感じで見つかる。和名でもないとすぐに忘れそうなので、名前の由来をネットで調べると平清盛の法名「浄海坊」からという説のあることを知る。これだと覚え易い。他の昆虫を捕食するかなり獰猛な虫である。成虫の居る付近に成虫に似た小さなのが居て、これは幼体のようである。
ジョウカイボン 名の記憶策 浄海坊
幼体も 獰猛なるか ジョウカイボン
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2015年06月02日
今日(6月2日)の一枚
パノラマで ギンラン探し 難事なり
カメラを三台抱えて宮丘公園内を歩き、遊歩道の縁にギンランを見つける。見つけた場所でパノラマ写真撮影である。パノラマ写真にギンランは写っているけれど、撮影者本人でなければ見つけるのは難事である。拡大して撮った写真を添える。
(パノラマ写真)
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舗装路の危険な道行のカタツムリ
宮丘公園の人が行き交うメインストリートは舗装されている。その舗装路をカタツムリがのろのろと行く。カタツムリの殻のデザインは様々で見ていて面白い。舗装路といっても車が通ることはないので車の下でつぶされることはない。しかし、前方を見つめて歩く事に専念している人の足に踏まれる心配はある。カタツムリにとっては危険な舗道と思われるのに悠々と見える道行である。長く伸ばした二本の触覚の先にある目にはカメラを構えた撮影者も映っているのか、気になる。
地を這うは 注意信号 螺旋縞
触覚の 先端の目に 映る我
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2015年06月01日
シリーズ1874・「パノラマ写真」ここはどこ
ツリバナの花と膨らむ緑実
ツリバナ(吊花)は赤い実になって弾けた時には人目を惹くけれど、花は小さく地味な色であるため見過ごしてしまう。宮丘公園の遊歩道に沿ってツリバナの木が幾本かあるのだが、注意していないと花が咲いていても目に入ってこない。木陰で空中にある小さな花にフォーカスを合わせて撮るのが難しい。近寄って見ると5枚の花弁の中央部で既に緑実が膨らんでいる。実の外側は仮種皮となり、これが裂開して赤い種がぶら下がる。夏の入口なのにもう秋に向けた準備が進行している。
ツリバナの 緑実(あおみ)膨らむ 夏入口
ツリバナを 撮る先赤き 屋根のあり
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今日(6月1日・その2)の一枚
三原色 テスト画像に 青の欠け
宮丘公園のツツジの植え込みのところで写真を撮っていて、花の赤(R)、木の葉の緑(G)、白樺の幹の白(W)色で色の加算混合式に思い当たる。W-R-G=Bの青(B)の青空が写っていれば、三原色の色の出具合のテスト画像になったものをと思う。
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今日(6月1日)の一枚
仏炎苞 取り付く虫の 命如何
天気良い朝で宮丘公園を散歩コースに選ぶ。朝日の届かない遊歩道でマムシクサが仏炎苞の傘を広げ、苞の縁に虫が取り付いている。苞の下の方に隠れた花が雄花か雌花によってこの虫の運命は決まる。雄花であれば出口があり雌花には無い。
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