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2021年10月31日

今日(10月31日・その2)の一枚

拾い石 只の土産や 価値出たり

 「爪句@あの日あの人」の初校に目を通している。手もとに「1993.8.6 Columbia Ice Field」と記された石がある。爪句集にある北大電子の同期生高谷邦夫教授と齋藤清教授と共にカナディアン・ロッキーを自動車旅行した時に拾ったものである。


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CFの返礼品郵送を完了する

CFと 選挙投票 まとめ処理

 衆議院選挙の投票に行くついでに2022年用カレンダーのクラウドファンディング(CF)の返礼品(カレンダー)を投函しようとする。切手を集めて料金分を貼る。1円でも不足すると戻ってくるので注意する。CFの返礼品郵送は今日で完了である。


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2021年10月30日

今日(10月30日・その2)の一枚

コロナ禍や 勲章旅し 人楽す
 
 文部科学省大臣官房人事課栄典班から瑞宝中綬章の勲章伝達式をコロナ禍で中止するとの通知が来る。最初は伝達式のため東京まで行くのは断ろうとぼんやり考えていたけれど、こちらの都合で断れる雰囲気ではないらしく、中止でほっとしている。


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今日(10月30日)の一枚

紅葉で 燃える山撮る 日の出かな

 自宅周辺の紅葉が最盛期を迎えている。特に日の出の光で照らされて赤味が増すと紅葉で覆われた山全体が燃えるように見える。地上で望遠で撮影したものと空撮した我が家を1枚の写真にして見る。リスやカケスが目に付く季節に入っている。


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2021年10月29日

今日(10月29日・その2)の一枚

暦にも 地上にも見え 黄紅葉

 風の強い朝で庭でドローンを飛ばすと、風に抗して懸命に機体の位置を維持しようとふらふら状態である。昼過ぎに来年用の自家製景観カレンダーが納品される。CFは目標額の8割程度。かなりの赤字の出版だが贈答品に使う予定でよしとする。


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今日(10月29日)の一枚

オノマトペ オブジェになりて 受賞作

 久しぶりに地下鉄に乗り都心部に出る。大通駅のところに第3回本郷新記念札幌彫刻賞受賞作品が展示されている。高橋喜代史の「ザブーン」で同作家の「オノマトペシリーズ」である。擬音語を大波にはめ込んだオブジェの作品は見ていて面白い。(撮影2021・10・28)


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(画面クリックでパノラマ写真)

2021年10月28日

今日(10月28日・その2)の一枚

鑑賞を 深める作業 写真処理

 洞爺湖園地で後藤良二の「循環」と題された彫刻を撮る。身体を伸ばした人物が空間でつながり円環を構成している。背景に紅葉、その先に洞爺湖と中島が見えている。彫刻の部分、部分の写真をつなぎ合わせるパノラマ処理で彫刻を深く鑑賞する。(撮影2021・10・23)


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今日(10月28日)の一枚

雨降りに イチョウの黄冴え 赤広場

 ホテルで朝食付き勉強会。講師は北大公共政策大学院の石井吉春客員教授で「コロナ後の北海道の交通を考える」である。道内の鉄道は不採算路線は切り捨てLCCのような航空機で旅客を運んだ方がよいとの話。勉強会後アカプラでイチョウを撮る。


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(画面クリックでパノラマ写真)
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2021年10月27日

今日(10月27日その2)の一枚

日の出撮り 空撮日記 今朝も記す

 地平から急に昇ってくる太陽を空撮。空撮時にドローンをホバリング状態にして日の出と重ねて撮る。陽が少し高くなった頃散歩して黄葉を撮る。黄葉の上に欠けた月が見えている。柏の紅葉、クルミを食べるリス、ヤマガラを撮って天空に貼る。


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今日(10月27日)の一枚

撮影の 我が影湖岸(きし)に ポロピナイ

 支笏湖ポロピナイ湖畔の黄葉を撮影しに行く。空と地上からパノラマ写真を撮る。湖畔を取り巻く黄葉は空からの方が見応えのある写真となる。地上でのパノラマ写真には湖岸の木片や石ころの細かな様子に加えて、撮影している自分の影が写る。(撮影2021・10・23)


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2021年10月26日

今日(10月26日その4)の一枚

祝電は 面識無しで 面食らう

 宮丘公園で空撮。黄紅葉が見事である。瑞宝中綬章受賞の祝電が届く。肩書が無く鳩山由紀夫とあり同氏は政治活動から身を引いているのになぜ祝電なのかと思う。叙勲の情報が解禁されたようで翌日は政治家鈴木宗男氏と鈴木貴子氏の祝電が届く。


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爪句集に載せた人も紅葉のように人目を惹いている

紅葉や 人も目を惹き 爪句集

 「爪句@あの日あの人」の初校に相当するものが届く。爪句集に採録している人には現在激変期を迎えている方も居られる。札幌新陽高校の校長だった荒井優氏は今回の衆議院選で戦っている。小林博先生は道新文化賞に選ばれた記事が新聞に出る。



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今日(10月26日・その2)の一枚

イチョウ映え 昭和新山 屹立す

 道道703号から昭和新山のパーキング場に車を入れる。有料駐車場を避け無料で停まれそうな場所で車を停める。ここは観光バスの駐車場らしいけれど、バスは1台も停まっていない。車や人影の無いところから昭和新山のパノラマ写真を撮影する。(撮影2021・10・23)


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今日(10月26日)の一枚

犬が見る 撮る人の影 秋湖畔

 洞爺湖園地に彫刻が設置されていて、そのうちの湯川隆の「肖像のある風景」のパノラマ写真を撮る。背景が洞爺湖になっていて彫刻と景観を同時に鑑賞できる。この作品は人物と犬が組み合わさったものになっていて、犬が撮影者の影を見ている。(撮影2021・10・23)


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2021年10月25日

2024年10月:壮瞥町弁景オロフレキャンプ場の秋景色

渓谷や 黄、赤、緑と パッチかな

 洞爺湖に行く途中寄り道でオロフレキャンプ場とスキー場で空撮を行う。弁景川の渓谷と黄葉を空から撮ってみる。渓谷に沿って黄、赤、緑のパッチ模様の木々が陽の光に当たり輝いて見える。キャンプ場の一張りのテントに一人が居るのが見えた。(2021・10・23)


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当たり年といってもよい今年(2021年)の紅葉

紅葉は 当たり年かな フォト記録

 散歩道で日の出を空撮。山が朝日と紅葉で赤く色づいている。午前中、歯科医院からの帰り道宮丘公園を通る。園内の紅葉が見事で所々で撮影する。リスやシジュウカラも撮る。当たり年の紅葉の写真を日の出の空撮写真の天空部分に貼り込む。


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今日(10月25日)の一枚

運動は 薬に勝る 教えかな

 道新文化賞に小林博先生が選ばれた記事が朝刊に出る。札幌がんセミナーを設立し予防や啓発を行った功績で社会部門で選ばれた。11月に出版予定の「爪句@あの日あの人」で小林先生を採録していてその写真を今朝の日の出の空撮写真に貼る。


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2021年10月24日

今日(10月24日・その4)の一枚

羊蹄の 代わりに見えて ホテルかな

 洞爺湖の湖畔に洞爺湖園地のパーキング場がある。その近くで空撮を行う。湖の中央に中島が見える。晴れていれば湖の北側に位置する羊蹄山が中島と重なって見えるのだが生憎頂上は雲に隠されている。湖の東の高いところに高級ホテルが見える。(2021・10・23撮影)


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今日(10月24日・その3)の一枚

恵庭岳 黄葉裾野 湖水浸け

 支笏湖のポロピナイ湖畔から空撮した写真を処理すると、支笏湖を囲む山々の位置が頭に入ってくる。湖の北側に恵庭岳があり、尖った山頂が確認できる。南側にシルエットになった風不死岳がありさらにその南にある樽前山が重なって写っている。(2021・10・23撮影)


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今日(10月24日・その2)の一枚

風強く 白波の立つ 湖岸撮る

 昨日の空撮ドライブで撮影したパノラマ写真の処理を行う。空撮パノラマ写真では貼り合わせ処理がほぼ自動で完了するのに、地上で三脚無しで撮影したパノラマ写真はマニュアル処理に時間がかかる。風でモーラップキャンプ場の岸に白波が立つ。


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今日(10月24日)の一枚

森の道 遅き歩きや 加齢かな

 新聞の天気予報欄には全道に晴れマークが並ぶ。どこかに出掛けることを予定しておらず西野市民の森を歩き空撮を行う。加齢で歩きが遅くなる。今朝の日の出と散策路の黄葉を空撮写真に貼り付ける。ホオジロ、シジュウカラが今日の鳥果となる。


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2021年10月23日

今日(10月23日・その2)の一枚

テント影 夕日に長く キャンプ場

 空撮ドライブの締めくくりは札幌に戻る途中の支笏湖モーラップキャンプ場近くでの撮影である。丁度日の入り時刻で夕日の当たった山の黄葉と青い湖面の対比が見事である。雲が少しかかった尖った山頂の恵庭岳がシルエットのようになって写る。


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今日(10月23日)の一枚

洞爺湖や 昭和新山 ツーショット

 F工業のY氏の運転する車で空撮ドライブの一日。札幌を発つ時には雨が心配だったけれど支笏湖から洞爺湖を巡る時には天気は良くなる。風が強く強風注意の警告が出る中ドローンを飛ばす。昭和新山の上空から洞爺湖が見え一枚の写真に納まる。


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(画面クリックで空撮パノラマ写真)
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2021年10月22日

今日(10月22日)の一枚

紅葉や 日の出の光 色加勢

 昨夜はかなりの雨。この雨で紅葉は一気に進むだろう。日の出の光で山全体が紅葉に包まれたように見える。地上で紅葉を撮り空撮パノラマ写真に貼り付ける。クルミを咥えたリスや飛ぶカワラバトも撮ってみる。動くものはフォーカスが合わない。


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2021年10月21日

今日(10月21日)の一枚

コメントは バッチ映して SDGs
 
 On-line eSRUの勉強会。講師はBHNテレコム支援協議会の佐藤征紀氏で「これまでかかわった支援活動で思ったこと」のテーマの講義となる。因みにBHNとはBasic Human Needsである事を初めて知る。出席者は9名で半数は北大電子1期生だった。

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2021年10月20日

自分の名前を確認する39年前の「福建日報」の記事

40年(よそとせ)や セピア色濃く 中国紙

 古い資料の廃棄処分中に、セピア色になった中国語の新聞が出てきた。福州市で開催された第1回中国マイクロコンピュータ応用学術会議を報じた「福建日報」の記事で筆者の名前も引用されている。この会議には研究室の恩田邦夫助手と参加した。(新聞記事1982・9・21、空撮2021・10・15)


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(画面クリックで空撮パノラマ写真)
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メキシコ・テオテワカンの月のピラミッドの石

月の石 処分迷いて 写真撮る

 観光地を訪れた時に拾ってきた石が残っていてどう処分したらよいものか思案中である。ただの石ころであるけれど旅した本人には思い出の品である。メキシコ・テオテワカンの月のピラミッドで拾った石には1994年4月2日の日付けが記されている。(空撮2021・10・19)


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2021年10月19日

今日(10月19日)の一枚

パスワード 忘れぬように サイト見る

 日の出の空撮に出掛けたけれど、雲で気に入った写真が撮れない。鳥果もないので今朝のビットコインの相場のチャートを貼り付ける。24時間で1BTCが674万円から714万円の間で変動しているから1 BTC使い1日で40万円儲ける可能性がある。


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(画面クリックで空撮パノラマ写真)

2021年10月18日

今日(10月18日)の一枚

積雪を 見て身構える 八十歳(やそとせ)身

 昨日は全道的に気温が低くなり、札幌の中山峠の積雪の写真が朝刊に出ている。手稲山も冠雪で手稲山の裾野の西野の自宅からは山頂が見えないのでドローンを上げて空撮してみる。上限高度の150 m上空からの空撮写真で手稲山の積雪を確かめる。


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2021年10月17日

今日(10月17日)の一枚

報道で 手稲山(やま)に姿の 冬斥候

 テレビのニュースで稚内は平地で初雪、札幌の手稲山は山頂部分が冠雪と報道される。散歩道で空撮を行っても雲で手稲山の山頂は写らない。森の散策路は落ち葉で埋め尽くされて来ている。山ぶどうの房が沢山垂れ下がっていても手が届かない。


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爪句集覚え書き-49集

 本爪句集シリーズは、日々投稿しているブログの原稿を取捨選択して編集したものである。ブログ記事の対象は雑多で、写真に撮ってブログ記事が書けるものなら何でも、といった塩梅である。野鳥や動物、山野草や樹木、景観、建物、列車、天候、イベントとあらゆるものが爪句の対象である。当然これに人物も加わる。
 人物は見知らぬ人を写真に撮ることはほとんどなく、何かの状況で見知った人を撮影している。従って、人物の写真を集めたこの爪句集は、写真を主体にした交遊録ともいえる。ただ、爪句集のスタイルは爪句17文字と1写真につき110文字の写真の説明文なので、どんな状況でその人を撮影したのか程度しか記述できない。その人となりをある程度説明するには文字数が足りない。
 さらに野鳥とか花であれば年月が経ち個体が変わっても、個体を問題にしている訳ではないので、過去に撮影していても、同じ野鳥や花の名前で作句し説明が書ける。これに対して人物は社会における立場が変わっていく場合が多く、“ある日”の人は“別の日”には別の人になっている可能性がある。この状況で、同一人物でもその変化の経緯について説明し出すと短い文章では書ききれないし、爪句集ではそれを意図してもいない。
 本爪句集では書名が示すように“ある日”に撮影され写真に残された“あの人”なのである。ただ、説明の文章が短い点を少しでも補おうと、単なるスナップ写真ではなく、その人がどんな場所にいるかを見ることのできる全球パノラマ写真で撮影出来た人物を選んでいる。全球パノラマ写真の1部を切り取った写真と並べて印刷してあるQRコードをスマホやタブレットで読み込むと、全球パノラマ写真中の人物として見ることができる。
 しかし、このような全球パノラマ写真に撮影出来なかった人でも、交遊録的には残しておきたい方々もおられる。このようにスナップ写真しか残っていない方々については全球パノラマ写真と少しても整合性を持たせるため、後日撮影した空撮全球パノラマ写真の天空部分に貼り込んでみた。当然ながら人物を撮影した状況と空撮パノラマ写真には関連性は無い。
 交遊録といってもあまりのも個人的なものでは爪句集にまとめても読者に見向きもされないだろう。この点道新文化センターの講座で訪問した「都市秘境」を冠してもよさそうな場所や、海外旅行の観光地での一コマ、イベントでの一場面等々でそれなりに読者の興味を引き出す写真を選んだつもりである。しかし、これは著者の意図が読者とはずれているかも知れない。
 全球パノラマ写真で限られた紙幅の紙の本に、インターネットの技術を援用してページからはみ出してより多くのことを伝える形式の本は、交遊録を越えた本作りの可能性を拡大させるものだと考えている。例えば、QRコードを読み込んで再現した画像に又QRコードを入れ子のように描き込んでおくと、そのQRコードをさらに読み込んで幾層にもなる世界に入り込める。本爪句集でも2重程度のQRコードの入れ子構造を試してみている。
 このような紙メディアとインターネットのハイブリッド形式の本に問題がない訳ではない。インターネットでアクセスするためのデータはどこかのサーバに保管されている必要があり、そのサーバの保守が滞れば全球パノラマ写真は見ることができない。この点に関して言えば、紙に印刷してしまえば本が残る限りその内容を読んだり見たりできる紙媒体の強靭さが証明される。
 本爪句集を交遊録と位置付けると、よく顔を会わせる人でも、よく顔を会わせるが故に改めてパノラマ写真を撮る機会を逸していて、人物の距離感と比例して写真が採録されている訳でない点が気になる。その気になる点はあるにせよ、なるべく多くの人を爪句集に登場させようと試みた。写真は200枚を超していて、同一写真に何人か写ったものがあるから、多分300名を超す方々が爪句集に登場する。これはかなりの数であると思っている。
 ただ本爪句集に登場した方々の多くは(ほとんどが)この爪句集の存在を知らないだろう。その点が心残りである。しかし、その分あまりにも私的な出版物になっていない点の救いになっている。

爪句集第49集出版と寄贈プロジェクトCF
https://find-h.jp/project/tsumeku-49/detail

2021年10月16日

重い北海道新聞文化賞のブロンズ像「ジーンズ」

像を持ち 賞の重さを 手に感じ

 第54回(2000年)の北海道新聞文化賞の学術部門の受賞者に選ばれ、佐藤忠良氏制作のブロンズ像「ジーンズ」を頂いた。この像めった触ることがないのだが、写真を撮るため動かすとかなりの重さである。紙類に比べて処分では難儀しそうだ。(空撮2021・10・16)


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マイコン技術を教えていた頃の教材と教科書

マイコンの 技術の記憶 残るかな

 これまでやって来た事を振り返って感想文みたいなものを書かなければならなくなった。マイクロコンピュータ技術の黎明期にこの技術に関わった事が人生の大きな転換点になった。開発した教育用マイコンキットと教科書を並べ記録撮影である。(空撮2021・10・15)


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(画面クリックで空撮パノラマ写真)
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2021年10月15日

今日(10月15日)の一枚

空からも 庭地(ち)でも観覧 秋行進

 朝は暗い曇り空で、午前中少し光が差してくるようになってから家の近くを散歩。散歩道で空撮して山の黄葉の進み具合を確かめる。リスを見かけて撮るけれど身体が葉に隠れてしまっている。庭のヤマザクラ、ミナヅキ、アジサイが色づいている。


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張碓の青鳩(アオバト)句碑上空での空撮

青鳩の 句碑上で撮る 恵比須島

 張碓の海に落ちる崖のところに青鳩の句碑がある。その上空から空撮を行うと海に飛び出したような恵比須島と海岸線を走る鉄道が写る。「小樽・石狩秘境100選」にこの青鳩句碑と恵比須島の写真を載せており、その頁を空撮写真に貼り付ける。(2016・8・12)


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2021年10月14日

今日(10月14日)の一枚

快晴の 天空飾る 秋の色

 快晴の朝、サクランボ山で日の出を待って空撮。雲の薄い朝は朝焼けにならないので平凡な日の出景である。散歩しながら見つけた秋の色で日の出空の天空を飾る。赤トンボ、赤い蔦の葉、色付いた多肉植物、薄い青紫の野菊、秋の色が出揃う。


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2021年10月13日

今日(10月13日)の一枚

目の光る キツネを撮りて 空撮夜景(やけい)かな

 日の出前の夜景の空撮に出掛ける。かなり寒い。懐中電灯の光を頼りに暗い道を行くと動くものがいる。キツネである。懐中電灯の光を反射して目が光る。とっさに撮った写真には光る目のキツネの姿が辛うじて写り、空撮夜景写真に貼り付ける。


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(画面をクリックで空撮パノラマ写真)
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ハママシケ陣屋跡



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2021年10月12日

今日(10月12日)の一枚

著者冥利 市民も読みて 爪句集

 爪句本の第1巻から第48巻までの18セットを揃えて札幌市の中央図書館に寄贈のため運び込む。札幌市中央図書館で市の各区にある図書館、区民センターの図書室に問い合わせ希望するところを集計してこの数となる。CFの支援は目標額を超えた。


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2021年10月11日

散歩時に多種類の野鳥撮影が出来た珍しい機会

雨上がり 野鳥集まり 大鳥果

 朝は雨。昼近くに雨が上がったので自宅近くを散歩。散歩道で空撮を行う。空撮を行っている場所で野鳥が飛び回っている。それも多種類で珍しい。シジュウカラ、ヤマガラ、アカゲラ、コゲラでゴジュウカラも見かけたけれどこれは撮影に失敗。


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2019年10月・野幌森林公園の瑞穂の池

一枚の 写真に入れて 塔と池

 野幌森林公園の中に高さ100 mの北海道百年記念塔が屹立し、この辺りのランドマークになっていた。老朽化のため2023年に解体された。森林公園内には元かんがい用水の貯水池の瑞穂の池があり、空撮には池と記念塔が写り1枚の写真に切り取る。(2017・10・14)


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今日(10月11日)の一枚

祝日を 移動できずに 暦かな

 今年のカレンダーで祝日の表記が異なる2種類のものが出回っている。昨年のカレンダー印刷の時期に今年のオリンピック開催に祝日を移動させる政府の決定が遅れたためである。自家製のカレンダーでは今日はスポーツの日で祝日になっている。

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2021年10月10日

今日(10月10日)の一枚

記事を見て 山下リンの イコン貼る

 日の出前に家を出てサクランボ山で昇る陽を空撮。日の出前の朝焼けは撮影するほどでもなかった。道新別刷にロシア正教のイコン画家山下リンの記事が載っている。小樽のハリストス正教会で山下リンのイコンを写真に撮ってあり空撮写真に貼る。


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2021年10月09日

今日(10月9日)の一枚

紅葉や 熊には遭わず リスを撮る

 日の出を庭で空撮してから西野市民の森散策路を散歩。散策路入口の看板のところに熊出没のため通行禁止の表示が出ている。新聞にも今年は山のドングリ等が不作で熊が広範囲に移動するので注意、の記事が載っている。道の途中でリスを撮る。


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札幌のキーパーソンが集まる朝の勉強会「無名会」

会のロゴ 暦に残し 苦心作

 旧北海道拓殖銀行(拓銀)元専務の石黒直文氏が代表世話人の「無名会」と称する朝食会がある。月1回グランドホテルに集まり朝食後講師の話を聞く。会員は30名ほどで、この日は北海道功労賞受賞者で筆者が講師役を務めパノラマ写真を撮る。(2014・3・20)


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(画面をクリックでパノラマ写真)
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2021年10月08日

19-7ホーチミン市でオフショアビジネス視察会参加の面々

ホーチミン市 ベンタイン市場 自筆絵(え)で記憶

 札幌市・さっぽろ産業振興財団主催でベトナムのIT企業視察会が行われ、財団関係者や札幌のIT企業家が参加した。集合写真には㈱サンクレアの森正人社長、財団の渋谷洋幸氏、eシルクロード親善大使の呉敦社長、塩谷彰浩社長の顔がある。(2008・1・14-15 空撮2021・9・24)


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今日(10月8日)の一枚

歩き終え ヤマガラ撮りて 自宅前

 老化によるロコモ対策のため朝の散歩を日課にしている。ただ歩くだけでは芸がないので、探鳥と撮影も行っている。最近は森の道を歩かないせいか野鳥に出遭わない。今朝も鳥果がなくて自宅に戻り電線を見上げると野鳥が居る。ヤマガラである。

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2021年10月07日

国際学会の発表会場で北大宮永教授の質問に答える北大片桐博士

放射線 リスク可視化の 成果かな

 タイのプーケットで開かれた、頭文字を並べただけでも長い国際学会ITC-CSCC2002で発表しているのは研究室で博士号を取得した片桐実穂さん。聴いているのは北大工学研究科の宮永喜一教授で、この時は質疑応答は多分日本語で楽だったろう。(2002・7・17 空撮2021・10・7)


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デパートで撮影のパノラマ写真に写る莫景猷氏、莫舸舸君、鄒宏菁さん

ブランド店 しのぎを削り 成都かな

 莫景猷氏は「成都華日通訊技術有限公司」董事長で以前からの知り合いである。息子の莫舸舸君が会社を引き継ぐ体制になっている。舸舸君の奥さんの鄒宏菁さんも一緒に成都市のデパートを見学する。世界のブランド品のテナントが入居している。(2015・9・19)



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祝賀会参加者の全員が写ったパノラマ集合写真

祝賀会 全員写り プロの技

 記念撮影をパノラマ写真で撮ると撮影者が写らない不都合がある。そこで北海道功労賞受賞の祝賀会ではプロのパノラマ写真カメラマンの山本修知氏に撮影を依頼。三脚を用い、カメラマンが被写体になるところでは他の人がシャッターを押した。(2013・11・27)


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今日(10月7日)の一枚

サンピラー 赤を合わせて マムシグサ

 寒い朝で庭で日の出前の朝焼けを空撮する。地表から天に向かう光の柱が見える。サンピラーのようである。10月に見られるとは珍しい。手袋が必要だと思いながらの散歩で撮ったマムシグサの赤い実をサンピラーの上空に赤合わせで貼り付ける。


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2021年10月06日

今日(10月6日)の一枚

記事出ても 支援者増えず 爪句集
 
 朝から雨かと思うと晴れの定まらない秋の天気。雨が降りそうな空にドローンを飛ばし空撮すると小雨になる。道新に現在公開している爪句集の出版・寄贈プロジェクトのCFの案内が載る。爪句集の原稿の最終整理に入っていて今週中には完成予定。


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2021年10月05日

今日(10月5日・その2)の一枚

道楽の 暦作りに 爪句集

 カレンダーの色校が届き確認した旨印刷会社に伝える。爪句集50巻の表紙をカレンダーに刷り込む。贈答用に使う予定である。庭での空撮写真にカレンダーの表紙を貼り付ける。散歩時に撮ったスズメバチとヒメアカタテハ(昨日)も添えてみる。


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今日(10月5日)の一枚

禿原人 地球徘徊 著作かな

 名和昌介氏の著作「古人類趾巡礼」が送られてくる。ほぼ十年間にわたり世界各地で人類の進化と拡散の趾を訪ね歩いた記録が詰まっている。名和氏は筆者が北海道新聞のコラム「魚眼図」を執筆していた時の担当記者で、同氏の写真展を観ている。(写真展:2015・2・3 空撮:2021・10・3)


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2021年10月04日

難読地名の濃昼(ごきびる)山道取材の思い出

空撮や 濃昼山道 秘境道

 昨日の空撮行のデータ整理を行う。オロロンラインの石狩市厚田区にある濃昼山道の出入り口を車から探しても1回で見つからず。ようやく滝の沢入口を見つけて空撮。自著「小樽・石狩秘境100選」に濃昼山道を歩く妻の後ろ姿の写真を載せている。


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2021年10月03日

建て替えられて雰囲気が薄れた陣屋大手門跡

雰囲気は 古きが勝り 陣屋跡

 2007年に出版した「小樽・石狩秘境100選」にハママシケ陣屋跡の取材記がある。この史跡を再訪し空撮パノラマ写真を撮る。陣屋大手門跡は新しく建て替えられていた。前書の古い大手門跡の写真と並べて天空に貼り込む。古い方が雰囲気がある。(空撮2021_10_3)


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今日(10月3日)の一枚

空撮や 風の強くて ふくろう湖

 F工業のY氏の運転で当別ダム湖の当別ふくろう湖の空撮に出掛ける。当別川を堰き止めた南北に細長い人造湖で初めて行く。湖の周囲は少し色づいて来たけれど黄葉はこれからといったところ。帰りはハママシケ陣屋跡、濃昼山道入口で空撮する。


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2021年10月02日

今日(10月2日)の一枚

窓で撮る チゴハヤブサや 朝餉時
 
 朝食時に窓の外の電線に見慣れない鳥が止まっている。写真に撮り拡大して見るとチゴハヤブサのようである。朝食後宮丘公園を歩く。途中雲の広がる空の下で空撮を行う。緊急事態宣言が解除になった最初の週末で少年野球の練習が行われていた。


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録画撮りクルーを逆にパノラマ写真に撮る増毛町国稀酒造内

番組や 録画クルー撮り 酒蔵(くら)の内

 STVテレビの「Do!アンビシャス」に出演してその録画撮りに増毛町まで行った。女性ディレクターの成田清美さん、カメラマンの喜井雅章氏、音声担当松本尚也氏が撮影しているところを映される方がパノラマ写真を撮る。場所は国稀酒造内である。(2013・2・7)


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2021年10月01日

日本交通公社から北大の教官に転職の石黒侑介特任准教授の講話

ガイドマップ 渡されて聴く 新観光

 道新文化センターの講座参加者と北大観光学高等研究センターの石黒侑介特任准教授の話を聞く。北大に観光学に関する研究・教育組織が出来たのは小泉純一郎総理の時に観光立国を目指す政府の方針が打ち出され、これに従ったと説明があった。(2016・6・22)


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今日(10月1日)の一枚

秋部屋の ドアの前立ち 日の出かな

 日の出前の薄暗い時刻に家を出て西野川の上流まで歩く。日の出になったのでコンクリートの擁壁の傍の道でドローンを飛ばし空撮を行う。帰り道でキツネ、ホオジロ、野良と思われる猫、水溜まりに映る色付いた蔦の葉を撮る。秋のドアの前だ。


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ITの街工場にエンジニアの理想郷を求める中本伸一氏

IT(あいてぃ)の 街工場は 秘境なり

 街中のマンションの一室を工場のようにしてIT製品を作っている(有)サイレントシステムがある。中本伸一氏と岡田節男氏のエンジニア二人だけが働いている。中本氏は今は無きゲーム制作会社「ハドソン」の副社長だった経歴を持っている。(2014・4・8)


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