2023年01月31日
2023年01月30日
今日(1月30日)の一枚
空で見る 足跡プリント 雪野原
天気が良かったので久し振りに近くの林に行き空撮。スノーシューを履いて雪原を歩くので足跡が雪の上に残る。鹿の通り道もあり、こちらは何度も踏み固められて溝のようになっている。オニグルミの葉痕と冬芽を撮る。羊か猿の顔が並んでいる。
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2023年01月29日
頭を悩ます海外旅行で拾った石の処分
自分史に 残そうと撮る 拾い石
日の出時刻は6時56分頃になっている。朝食後にベランダに出て空撮。朝食を用意する家人から落ち着かなくて困るとクレームが出るので、朝食時間をずらす事を考える。海外旅行で拾った石をその時に描いたスケッチと並べて撮り空撮写真に貼る。
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2023年01月28日
今でもつながりのある最も古い研究室出身者
2023年01月27日
今日(1月27日)の一枚
2023年01月26日
今日(1月26日)の一枚
似顔絵の 披露もありて 同期会
北大電子1期生の有志によるオンライン同期会。B君が基調講演を行った後、参加者の近況報告。N君、K君による手品の披露もある。N君は長らく投資の研究をしていて出版した本の紹介。W君は同期生を描いた似顔絵を披露、上手いものである。
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2023年01月25日
今日(1月25日・その2)の一枚
窓ガラス 氷虫飛び 大寒波
10年に1度の強い寒波に対する警戒が新聞でもテレビでも報じられている。朝刊の天気予報欄で札幌は-9°~-14°の予想気温になっている。早朝、窓の外の温度計の針は-14°辺りを指していて予報通りである。玄関フードの氷の結晶が美しい。
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童話写真集を出版していた光工学者
懐かしき 過去を繋ぎて ブログ記事
岩崎俊氏のブログのコメント欄にトロント大学飯塚啓吾先生の童話写真集について書き込む。早速その著作がブログに載ったので記録も兼ねてブログ記事を拝借。拙著爪句集や岩崎氏の句集の記事も並べる。共同文化社の出版展のカタログも載せる。(空撮2023・1・20)
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2023年01月24日
年月を置いて同一人物とは思えない研究者と俳人
2023年01月23日
今日(1月23日)の一枚
墜落の ドローン見つけて 奇跡なり
日の出景を空撮していてドローンの制御が効かなくなる。バッテリーが無くなり墜落。墜落の瞬間の映像で近くに立木があった記憶を頼りにスノーシューを履いて探す。諦めかけていた時、雪の空き地にドローンのブレードの跡を見つけ掘り出した。
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2023年01月22日
今日(1月22日・その2)の一枚
2023年01月21日
今日(1月21日)の一枚
2023年01月20日
今日(1月20日)の一枚
密度濃く 半刻講義 疾く過ぎる
昨夕のオンラインeSRUの例会は中本伸一氏が講師で著者の研究やそれにつながるマイコン研究や研究会の話となる。研究者(青木)とその評論家(中本氏)の話を聞いているように思えてくる。パソコンセキュリティに関する有用な解説もあった。
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2023年01月19日
今日(1月19日・その2)の一枚
今日(1月19日)の一枚
交礼会 明けて朝会 講話かな
昨夕は京王プラザホテルでの北海道IT推進協会の講演会(講師街歩き研究家和田哲氏)と新年交礼会に出席。来賓の鈴木直道知事が入澤拓也会長に続いて挨拶する。今朝はグランドホテルでの朝食会で阿部隆NTT東日本道事業部長の講話を聴く。
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2023年01月18日
今日(1月18日)の一枚
今日(1月17日)の一枚
除雪機の 威力に見惚れ 晴天日
久しぶりにはっきりした日の出が空撮できた。夜中に除雪車が入って玄関前に固まった雪を残していく。この雪をママさんダンプで庭に運んでいると近所の人が除雪機で排雪してくれる。機械の威力は大したものである。今日は歯科医院通院予定日。
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2023年01月16日
今日(1月16日)の一枚
2023年01月14日
今日(1月14日)の一枚
2023年01月13日
爪句@北海道の駅-函館・留萌・富良野・石勝・札沼各線:S29
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今日(1月13日)の一枚
画家は逝き 作品残り がんの縁
自分ががん患者になり思い出す事がある。小樽の銅版画家森ヒロコさんががんを患い、がん治療に関する意見を求められた事がある。放置治療の近藤誠先生の話題が出た。森先生は2017年6月に74歳で逝去された。先生の小品が家の玄関に飾ってある。
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2023年01月12日
今日(1月12日・その3)の一枚
闘わず がんと共存 我が身かな
市立札幌病院で昨年末に受けた前立腺がんの針生検の検査結果を担当のH医師から聞く。がんの進行状況や転移についての説明を妻と一緒に聞くけれどよく理解したとは言えない。治療は無く1カ月後に様子を見るとの事でがんと闘わず共存となる。
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爪句@北海道の駅-根室本線・釧網本線:S25
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2023年01月11日
今日(1月11日)の一枚
大雪や 屋根に残した 置き土産
朝日の出時刻に空撮を行う。家々の屋根に昨日の大雪の置き土産が残っている。三角屋根の雪は大方落ちているけれど、無落雪屋根は雪が積もって厚い層になっている。西の空に満月から少し欠けてきた月が写っている。今後気温が上がるとの予報。
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2023年01月10日
今日(1月10日・その2)の一枚
大雪や 捨てられぬ物 選びみる
道新の別冊紙面に「捨てられないもの」の特集記事。他人から見ればガラクタでも本人にはどうしても捨てられないものがある。ブログ子は旅行した思い出の地で拾った石ころ、貰った自分の名前の刻まれた印、家族史に関わる手書き資料等がある。
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新ひだか町三石鳧舞の日高山脈空撮
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爪句集第27集
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2023年01月09日
今日(1月9日)の一枚
成人の 気持ちで記す メモノート
成人の日で祝日。街に出れば着飾った成人に会う機会もあるだろうけれど自宅に閉じこもっている。成人はこれからの人生で多かれ少なかれやりたい事があるだろう。ブログ子も残りの人生で北海道179市町村の写真撮影巡りを考えノートを準備する。
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3104・ここはどこ
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ここはどこ・3103
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2023年01月08日
今日(1月8日)の一枚
冬芽なら オオカメノキや 兎年
道新朝刊に冬芽や葉痕観察お勧め記事が出る。「爪句@木のある風景」にも冬芽や葉痕の写真があったのを思い出しページをめくる。今年は兎年でオオカメノキの冬芽がウサギの頭部に似ている。最近は空撮写真ばかりで植物の細部に目が行かない。
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2023年01月07日
今日(1月7日)の一枚
雪降りに 霞む景色や 殺風景
運動も兼ねスノーシューを履いて近くの林まで行く。雪が降ってきたけれど構わず空撮を行う。空撮で殺風景写真が記録される。空撮写真に貼り込む別撮り写真に飛行中のドローン、ノリウツギの枯れ花、降る雪の粒など、これまた殺風景写真だ。
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2023年01月06日
今日(1月6日)の一枚
2023年01月05日
今日(1月5日)の一枚
2023年01月04日
今日(1月4日)の一枚
2023年01月03日
今日(1月3日)の一枚
正月や 日の出見られず 三が日
今日も日の出が見られなかった。正月三が日を通して日の出の写真が撮れなかった。日の出を見られなかったからどうって言う事もないのだが、やはり初日の出、それが駄目なら二日目、せめて三日目には日の出を見て気持ちを新たにしたかった。
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爪句集第52集Z
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爪句集51集 あとがき
シリーズで出版してきた爪句集は2008年に第1集が、2022年に第50集が出版されて14年間で50集を数えている。従って1年間で平均3.5集の出版となっている。出版部数は毎集1000冊で平均300冊程度が書店での販売と寄贈で捌かれている。しかし、残りは在庫となって溜まってくる。この在庫分の圧力は相当なものである。
この圧力が効いたせいもあり、節目の第50集を出版してから第51集の出版には1年間を要していて、2022年からの出版回数は激減している。出版された爪句集はテーマがあり、そのテーマが枯渇した訳ではなく、これからも爪句集として出版して行きたいテーマは多々ある。出版のペースが落ちたのはやはり前述の在庫の圧力と出版費用の赤字の増加である。
出版費用の赤字は、元々趣味(道楽)の範囲内でのプロジェクトなので、老後に備えた資金を取り崩して対処しようとの心づもりがある。老い先がそれほど長くないと思えば爪句集出版に散財しても惜しくない。しかし、A7判の豆本とはいっても、在庫の圧力は物理的なもので、気持ちの持ちようだけでは如何ともし難い。
この圧力を和らげようと第50集の出版を契機に全50巻をまとめて大学や高校の図書施設、市町村の図書館に寄贈するプロジェクトを考え実行に移してみた。本の寄贈は無償の贈呈であっても受け入れる側の意向次第で成否が決まってくる。最初は著者が知り合いを介して寄贈先を探していたけれど、それなりの数の寄贈先を確保するには組織の力を借りるしかない。
札幌市民の著者は町田隆敏現札幌市副市長を以前から知っており、町田副市長にこの件を頼み込んだ。副市長から札幌市の図書関係者へ爪句集寄贈の話が伝えられ、札幌市中央図書館の関係者が世話役となり、札幌市中央図書館を始めとして札幌市図書・情報館、札幌市各区の図書館、各地区センターの図書施設等計20施設に寄贈が行われた経緯がある。これらの寄贈に関してお骨折りいただいた町田副市長を始め札幌市中央図書館の関係者にお礼申し上げる。
爪句集全50巻寄贈プロジェクトは北海道新聞社が勧進元のクラウドファンディング(CF)find-Hでも公開して行った。公開プロジェクトでは「爪句集寄贈会」も立ち上げていて、会のメンバーは著者に加えて、齋藤清氏(元旭川高等専門学校教授)、三橋龍一氏(北海道科学大学教授)、渡部浩士氏(北海道学校図書館協会理事・新川西中学校長)、奥山敏康氏(アイワード・共同文化社社長)、里見英樹氏(メディア・マジック社長)の諸氏である。これらの方々には寄贈プロジェクト推進でお世話になっておりここにお礼申し上げる。なおこのCFへの支援者はこの「あとがき」の末尾にお名前を記してお礼としたい。
市町村の図書館や学校の図書施設と個々のやり取りでご協力いただいた図書関係者(司書)の方々もおられる。寄贈本の宣伝や配架に工夫された写真等も寄せていただき感謝している。特に旭川藤星高校の関係者のお手紙やメールから、同校生が著者になった爪句集が実現できるのではないかと考えたりもしている。爪句集はこれまで著者一人が作品作りから出版までを行って来たけれど、爪句集の形式は残して、多くの著者による爪句集出版が行われると、あるいは次の節目の第100集出版も可能かも知れないと思っている。
この第51集は2022年1年間のブログに投稿した毎日の写真から選択を行い編集したものである。1年間には著者個人にも何が起こるか分からないものである。9月頃には食欲不振で体重が減り始め、11月に入ると体調不良が顕著になり、12月に入り病院での診察があり、その後12月末には市立札幌病院で手術を受けた。手術前後でもブログ投稿は続けていて、闘病ブログの趣にもなってきた。これらの闘病ブログを本爪句集に採用するかは、あまりにも個人的なテーマで迷ってしまう。しかし、個人的な記録として本の形で残しておきたくもあり、「あとがき」に続く1ページに院内の記事を載せた。
本爪句集出版にはCFの支援者の外にもお世話になった方々もおられ、お名前は割愛してこれらの方々にお礼申しあげる。最後に爪句集出版でも闘病でも惜しみなく手助けしてくれた妻に感謝の言葉を書き残しておきたい。
2023年01月02日
今日(1月2日)の一枚
2023年01月01日
今日(1月1日)の一枚
元日や 初日の出見ず 卯年かな
初日の出が空撮できる事を願っていたけれど、今年も願いはかなえられず。届いた年賀状にさっと目を通して後で整理する事にする。空撮に出掛け、スノーシューを履いて歩くので運動になる。野鳥を探してヒヨドリを撮った程度で鳥果は少ない。
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- by 秘境探検隊長
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爪句集覚え書き-51集
本爪句集はシリーズで出版してきており2022年2月に第50集「爪句@今日の一枚―2021」を出版してから1年後の出版となる第51集目である。第51集の体裁は第50集とほぼ同じで、年が2021年から2022年に変わっているので、爪句集の書名は第50集の2021を2022に変えるだけでもよかった。しかし、1年も経つと変化を求めたい気持ちも高じて「爪句@空撮日記」にしている。
本爪句集は毎日投稿しているブログの記事から月毎に17日の記事を選んでいる。ブログはインターネットを利用した写真を主体にした電子日記でもある。この写真に空撮写真を取り入れていて、ドローンでは撮影出来ない天空部分に別撮りした写真を貼り合わせている。こうする事で複数枚の写真を1枚の空撮写真に貼り込めている。これは空撮写真を背景にした複数枚の写真展示であり、爪句集にした時1ページ1枚の写真として表示でき、印刷ページを節約できる利点がある。これが書名を「空撮」日記にした理由になっている。
さて造語「爪句」についてここでも解説しておきたい。「札幌市もいわ地区センター」から依頼されて爪句に関する講演を行う予定だった。これがコロナ禍で中止となった。この時、講演のために作ったスライド(目次に続くページの写真のQRコードを読み取るとパノラマ表示で見ることが可能)に写真と俳句を組み合わせた「フォト俳句」と「爪句」の違いとして「フォト俳句=写真x俳句」、「爪句=写真+俳句」としている。
これは説明を要する。フォト俳句も爪句も写真に俳句(川柳)を添えた形式は同じである。しかし、目的とするところは少し違っている。俳句は17文字のテキストデータで閉じられた世界で、そこで感性を表現し想像を広げていく。フォト俳句は俳句の17文字の世界に写真という視覚の世界を重ねて俳句の世界とは異なる次元の世界を作り出すものである。従って写真の説明で終始するのではなく俳句のみでは表現し難い部分を写真で補間するとか、写真には込められなかった自分の気持ちをより的確に17文字で表現する事を目指している。写真と俳句の掛け算効果が期待されている。
これに対して爪句は写真のキャプション(説明)と捉えるのがより適切と思われる。つまり写真に俳句を足したものである。爪句の造語がパソコンによる写真整理技法-サムネイル(親指の爪)に由来することからも本来的に写真検索ための句といった意味合いが強い。これは爪句集作り(出版)のための作業が背後に控えている事を意味している。フォト俳句は写真や絵画の1枚の作品に焦点を合わせるので、写真と俳句のダブりを嫌う。一方爪句は多数の作品(写真)の区別に主眼が置かれ、効率良くその作品に辿り着ければよい。
前述の中止になった講演会では参加者がそれぞれ爪句を付けた写真を持ち寄り披露する「実践」が主催者側で企画されていた。しかし、これはフォト俳句の実践で厳密な意味での爪句の実践ではない。爪句はパソコンによる画像データ処理を経て出版まで行って初めて実践となる。だから爪句は写真のキャプション作りで敷居が低いけれど出版まで行くにはハードルが高い。
空撮写真に別撮りの写真を貼り込む技法は空撮写真をギャラリーにした写真展を開いているともみなせる。本爪句集の空撮写真は自宅の上空で撮影したものが多い。季節や天候の変化はあるとしても毎日同じような空撮写真が並び、そこに貼り付ける日々の新しい写真にとっては、写真を展示する変わらぬ背景のようにも見える。この状態で爪句は写真展の各室の案内ともみなせる。ブログを介して爪句が表現するテーマの写真展を日々行ってきたとも考えられる。なお、自宅庭上空は人口密集地でここでのドローン飛行は「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」(東空運第23917号)を国交省(東京航空局長)から得て行っている。
空撮写真は日の出を狙って撮影している。日の出が上手く撮れる日もそうでない日もある。日の出の定点観察空撮写真になっている。これが気象の研究につながるものがないか考える事がある。そうなれば爪句は研究データの記録ともなる。研究と限定しなくとも写真に付けられた爪句を並べると、何か新しいつながりや発見に辿り着けそうだ思ったりしている。今のところはっきりしたイメージを持てないけれど、爪句の発展につなげられるものではないかと考えている。
雪曇りで初日の出を拝めない2023年1月元日に