2011年06月16日
2011年06月14日
円山動物園で人工繁殖に成功したヨウスコウワニ
2011年05月19日
北海道鳥瞰図に見る浦河の町
2011年05月17日
北海道開拓記念館取材の生放送
今日(5月17日)はNHK札幌の「つながる@きたカフェ」ハコモノ探検の生放送日で、北海道開拓記念館の取材ビデオを基に生放送である。ビデオ記録時の音声を消して(オフコメ)、ビデオの映像を見ながらコメントを挿入していく。これがなかなか難しい。話が映像についてゆかなかったりする。爪句(俳句)を詠んで、これを話の絞めにしたけれど、パタン(NHK用語、民放ではフリップ)を手に持って爪句を声に出している場面では手が震えていて、相当緊張していたみたいである。
なお、放送された内容はNHK札幌の「つながる@キタカフェ」ハコモノ探検のコーナーのWebページで公開されています。
爪句読む パタン持つ手の 震えかな
大正の 広重鳥見る 北海道
2011年05月16日
ナウマンゾウの本物の牙の化石
北海道開拓記念館にはナウマンゾウの牙と骨の化石が保管されている。NHKテレビの取材に同行で収蔵庫に入れてもらい、床にナウマンゾウの牙を置いて撮影である。学芸員の一人に牙の横に寝転がってもらうと、牙の長さは人間の背丈を超していて2 m以上はある。この牙は幕別町虫類の工事現場で発見された。担当の学芸員の話では、泥炭地から発見された骨は柔らかく、直ちに硬化処理を行っている。発見時に赤味色を帯びていた骨は、空気に触れて直ぐに黒化したとのことである。
絶滅象 牙の潜みて 収蔵庫
発見時 赤味色あり 黒き骨
注:保管庫にあるナウマンゾウの本物の化石については、5月17日(火)11:30~の「つながる@キタカフェ」ハコモノ探検のコーナーで放送予定です。
マンモスとナウマンゾウの骨格標本
博物館で人目を惹くのは大型動物の化石である。それも全身のものであると迫力がある。北海道開拓記念館にはマンモスとナウマンゾウのレプリカの骨格標本が展示されている。マンモスはその湾曲した牙が見事である。ナウマンゾウの牙はマンモスほど湾曲していないけれど、やはり大きい。北海道で見つかったナウマンゾウの本物の牙は収蔵庫に保管されていて、関係者しか見られない。ナウマンゾウの名前は明治期の「お雇い外国人」のドイツ人ナウマンから名前が採られている。
マンモスの 牙の造形 美術品
ナウマンは 人の名と知る 骨標本
注:保管庫にあるナウマンゾウの本物の化石については、5月17日(火)11:30~の「つながる@キタカフェ」ハコモノ探検のコーナーで放送予定です。
2011年05月15日
北海道開拓記念館収蔵の吉田初三郎の北海道鳥瞰図
吉田初三郎は京都の人である。友禅図案師の元で丁稚奉公をし、その後洋画を学び、商業美術の分野に入った。鳥瞰図は、大正から昭和にかけての観光ブームに乗って流行し、初三郎は数多くの作品を残している。開拓記念館収蔵の、縦2m、横6mの8曲の屏風になった北海道鳥瞰図は、昭和11(1936)年の陸軍特別大演習に合わせて天覧のため、道庁の依頼で制作されている。収蔵庫から出され、慎重に広げられた屏風を前にして、デフォルメでも現実の景色を写したかと錯覚する。
お宝の 鳥瞰図見る 取材かな
鳥の絵師 千島も見通し 屏風描(か)き
注:吉田初三郎の北海道鳥瞰図の取材放送は5月17日(火)11:30~の「つながる@キタカフェ」ハコモノ探検のコーナーで放送予定です。
2011年05月13日
源家康の名の刻された徳川家康の黒印状
2011年04月28日
中谷宇吉郎教授室で見た研究用具
2011年04月26日
戦前に持ち帰った標本庫の鉱物標本
2011年04月25日
閉山した北海道の鉱山の鉱物標本
教授室に残る中谷ダイアグラムの元原稿
北大総合博物館は、元は理学部の建物であった。人工雪の研究を行っていた中谷宇吉郎教授の教授室が北側の棟の1階にあり、当時のままに保存されている。室内にはガラスの展示ケースがあって、1954年にハーバード大学で出版された中谷博士の「Snow Crystals」の著作が飾ってある。後で、この本の原稿が間違って捨てられ、ゴミで処分されそうになったところで回収された。その原稿の中に、雪の結晶の生成に関する有名な中谷ダイアグラムの元原稿があり、展示ケースの中に見える。
雪結晶 ケースの中で 消えずあり
中谷図の 原図の残り 教授室
2011年04月24日
北大総合博物館の放射能を有する鉱物
2011年04月23日
北海道で発見された新鉱物
2011年04月21日