2015年08月31日
今日(8月31日)の一枚
判別は 記事が助っ人 優勝者
朝刊に昨日の北海道マラソンの優勝者が載っている。男子はロンドン五輪代表の藤原新(ミキハウス)、女子は初マラソンの岡田唯(大塚製薬)である。北大構内でこの両選手の走りを撮っていて、パソコン画面に表示して新聞記事と重ねてみる。
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シリーズ1942・「パノラマ写真」ここはどこ
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2015年08月30日
今日(8月30日・その3)の一枚
今日(8月30日)の一枚
走る人 二万近くが 待機なり
北海道マラソンの写真撮影に出向く。大通西4丁目のスタート地点には大勢のランナーが並んで待機している。その中でパノラマ写真を撮る。今年はファンランのランナーと合わせると1万9千人余りがエントリーしていて、コースを疾走する。
(パノラマ写真)
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シリーズ1941・「パノラマ写真」ここはどこ
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2015年08月29日
今日(8月29日・その3)の一枚
シリーズ1940・「パノラマ写真」ここはどこ
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留萌本線増毛駅と風待食堂(4月)
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室蘭本線静狩駅を行くトワイライトエクスプレス(3月)
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宗谷本線比布駅旧駅舎(10月)
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函館本線光珠内駅の711系電車(11月)
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石北本線上白滝駅(5月)
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留萌本線瀬越駅ホーム(8月)
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石北本線金華駅と常紋トンネル追悼碑(9月)
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今日(8月27日)の一枚
サッポロの 道路に咲いて エサシソウ
雨模様の朝で、近所で今日の1枚になりそうな被写体を探す。道路脇に白い花が咲いていてエサシソウ(江差草)とのこと。原産ヨーロッパの渡来花でシロバナモウズイカの和名がある。江差町で多く見られることからエサシソウの別名がある。
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函館本線小樽駅のニセコ号と車内(6月)
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室蘭本線を行くトワイライトエクスプレス(2月)
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室蘭本線を行く北斗星(1月)
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函館本線小沢駅を離れるニセコ号(7月)
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シリーズ1938・「パノラマ写真」ここはどこ
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2015年08月26日
今日(8月26日・その4)の一枚
カワガラス 8月26日(2015年)
カワガラス 飛び姿撮り 中の川
毎朝のようにカワガラスを見かけて、カワガラスの写真を撮っても同じような写真が並ぶだけである。今朝は偶然カワガラスの飛ぶところの写真が撮れた。動きのある部分はぼけているけれど、飛ぶ姿は写っている。飛ぶのが速い鳥である。
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今日(8月26日)の一枚
もどかしく シャッターを切る 朝の一瞬(とき)
家人の声で起こされる。朝焼けが見事で寝ている場合ではない。朝焼けは消えてしまうのが早いとの日頃からの経験があるので、ベランダからお決まりの方向を見てシャッターを切る。琴似の高層マンションの彼方に山並みが影絵で写っている。
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2015年08月25日
今日(8月25日・その2)の一枚
カワガラス 8月25日(2015年)
寒くなり 身を寄せ合うか カワガラス
朝は寒くなって来た。汗ばむ暑さが懐かしい。気温が下がると写真の被写体も地味なものになってくる。中の川でカワガラスを見つける。いつもは単独で見かけるのに、2羽が目に入る。寒さがカワガラスを近づけているようにも思えてくる。
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シリーズ1937・「パノラマ写真」ここはどこ
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2015年08月24日
雨竜沼湿原行2
湿原の木道でパノラマ写真を撮っていると、同行者のグループから次第に遅れ、木道の先を行くグループの姿が見えなくなってしまう。振り返ると後からくる別のパーティの姿がある。一本道なので置いてゆかれても困ることはない。木道から沼の水面が見えるけれど、近づくことはできない。
木道の傍に草丈のある白い穂の花が咲いている。後で調べてナガボノシロワレモコウと知る。これまで目にした記憶のない花である。ワレモコウは漢字名「吾亦紅」で花は紅色なのが、白く長穂の花でこの名前がついたようだ。湿原には紅色の花より白花の方が似合っている。
花穂垂れて シロワレモコウ 湿原花
沼に空が映っているところをパノラマ写真で撮ってみる。しかし、これはなかなか良い写真が撮れない。生憎の曇り空で沼の水面に青空が映らない。景観のパノラマ写真では普通の写真同様、天気が決め手になる場合が多い。沼の中の小島に花の青紫色が見えるけれど、パノラマ写真を拡大してもはっきりしない。サワギキョウの花のようで、花だけを望遠レンズでとってみる。
沼の傍に咲いている青紫の花を望遠レンズで撮ってみる。サワギキョウである。木道の縁に咲いているエゾリンドウの花も同系の青紫色で、撮った写真で色を比べてみる。サワギキョウの方が紫に近く、エゾリンドウの方が青に近いかと、時々行う爪句集印刷に当たっての見返しの色選びで、微妙な色の差異を見分ける作業のようである。
青紫(せいし)色 沼を背に咲き サワギキョウ
紫に 青が勝りて エゾリンドウ
湿原地から下山して管理棟前で同行者全員が揃うまで休息である。買ってもらった缶ビールを飲む合間に、管理棟の中のパノラマ写真を撮る。後日パノラマ写真を回転しながら後追いで探勝上の注意を読む。普通に木道を歩くだけなら注意事項に触れることはないのだが、一応事後の注意事項のチェックである。
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2015年08月23日
雨竜沼湿原行1
8月22日早朝車3台で雨竜沼湿原の登山兼写真撮影に行く。パーティのメンバーは札幌からはSu氏、F氏、Y氏、N氏、M氏、Iさんに筆者、小樽からはSa氏、K氏の総勢9名となる。
雨竜町に入って暑寒湖でパノラマ写真を撮る。この湖は暑寒山麓を源流とする尾白利加川を堰き止めて造られた農業用水を確保するダム湖である。渇水期のようで、湖水面が低くなっている。ここから雨竜湿原の登山口まで行く道は砂利道と舗装道路が交互に続き、予算の関係でこういう状態になっているようである。
雨竜沼湿原に入るために管理棟に寄り手続きを済ませる。一人当たり500の入山料を支払う。ここは暑寒別天売焼尻国定公園で、登山者から公園管理の費用を徴収している。さらに、雨竜沼湿原はラムサール条約湿地で、その保全のため登山者に環境保全に関して協力を要請している。
雨竜湿地は高い所にあり、そこまで行くのは登山である。途中白竜の滝を眼下に眺めパノラマ写真を撮る。この滝は雨竜湖を水源とするペンケペタン川にある。ここまで下りて行く道があり一行のうちの数名が滝壺の近くまで行っているのを上から確認する。
登山道が終われば、木道が現れ、流れが道を横切っている。やっと湿原近くまで来た事を知る。休息する場所があり、一息入れる。湿原への登山口までの交通の便が良くない場所で、加えてかなりの登山道を登らねばならないのにかなりの人が来ている。夏休みもあってか若者の学生グループが多いようである。
休息所で一息ついた人が列を作って出発である。湿原は全行程木道の上を歩くようになっていて、混雑を避けるため、右回りで歩く一方通行になっている。途中展望台へ行く道では登る人と降りる人が行き違いになる。ここまで来ると写真を撮ることに専念できる。
湿原を高い所から眺めることができるように、物見櫓造りのデッキがある。これから歩いて湿原を見ようとしている幾つかのグループが一休みで、エネルギーの補給をしている。後で知ったのだが、北大工学部の環境システム研究室のグループも交じっていた。若者達は湿原に咲く花を見るよりは、食べて話す事に湿原歩きの意義を見出しているようだ。
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2015年08月22日
今日(8月22日・その2)の一枚
今日(8月22日)の一枚
湿原の 花を撮り撮り 歩きたり
早朝札幌発で雨竜沼湿原に行く。男性8名女性1名の計9名のパーティである。湿原と聞くと低地にあると想像しがちであるけれど、結構な登山となる。朝9時15分頃管理小屋を出発して、戻ったのが午後3時なので約6時間の湿原散策となる。
(パノラマ写真)
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2015年08月21日
今日(8月21日・その2)の一枚
今日(8月21日)の一枚
ネジバナの 先に釣り人 釣果あり
釣り人が釣りの最中で、しばらく見ていると釣果がある。イワナである。写真を撮らせてもらったついでに話すと、加工餌の研究をしているそうだ。釣果を宣伝すると釣り人が集まり、魚が居なくなるとの事で魚の写真は載せず、ネジバナを撮る。
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2015年08月20日
今日(8月20日・その3)の一枚
2015年08月19日
早朝の宮丘公園遊歩道
撮るよりは 歩き楽しむ 夏公園
早朝の宮丘公園の遊歩道を歩くと朝日が木間から漏れてくる。夏場だと写真に撮るこれといった花はない。野鳥も木々の葉がこれだけ茂っていては、撮影は無理である。遊歩道の脇に公園内で見ることのできる虫の看板があり、横目で見て行く。
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2015年08月18日
今日(8月18日)の一枚
長崎は ビードロの音 雨の朝
家人との会話が長崎に及ぶ。長崎旅行の土産物のビードロを飾り棚から取り出してくる。ビードロを吹いてみると、パン、パンと鋭い音がする。それにしても巧妙な細工物をよく作るものだと感心する。外は雨で、家の中での一日になりそうだ。
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牡鹿の同定
最初に鹿に出くわしてから9日ほど経ってから又鹿に出会う。この辺りに単独で棲むようになって、前回撮影した鹿と同じではないかと、2枚の鹿の写真を見比べる。違いが判る部分は角で、前回の鹿より今回の鹿のものが幾分大きい。これは日にちが経っていて、角が伸びたせいではないかと推測する。しかし、9日間で目に見えるほど鹿の角は伸びるものかどうか疑問もある。鹿もこのぐらい大きなものとなると、近くで写真を撮っていて襲われそうな感じがして、少し威圧される。
前回と 同じ鹿かと 写真見る
近寄れば 威圧を感じ 野生獣
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牡鹿
宮丘公園につながる果樹園内の道を朝の散歩である。急に笹薮で音がして、熊かと身構えると鹿が飛び出してくる。少し離れたところでこちらを覗っている。鹿が増えている話を聞くけれど、この辺りまで現れるようになったかと驚く。撮った写真画像を見ると、若い牡鹿のようで、角が生えて来ている。後ろ向きになって離れて行く鹿の尻辺りに白い毛が目立つ。どうして尻の辺りの毛だけが白いのか答えの無さそうな疑問が頭を過る。又、鹿には目立った尻尾が無いことにも気がつく。
笹薮の 音に身構え 牡鹿なり
後ろ向き 白さの目立つ 尻毛なり
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2015年08月17日
若い仔狐
宮丘公園に接する果樹園を歩いていると、雪の中に毛皮の落し物のような物を見つける。近づいて見ると毛皮の動物がうずくまって眠っているようだ。しばらくこの状態でいたけれどこちらの気配に気付いか、跳ね起き少し駆けてから立ち止まりこちらを見ている。狐のようである。それも未だ若い仔狐に見える。この辺りで見られるからにはキタキツネだろう。親狐はどこに行ったのだろうか。もう親離れして単独行動を取っているのだろうか。仔狐を驚かせたが、こちらも驚いた。
陽が高く 朝寝続けて 狐かな
跳ね起きて こちら伺う 若狐
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狸
狸を又見ることができるかと、スノーシューも履かずに宮丘公園に接する果樹園内の山道を行く。所々で膝まで雪に埋まってしまう。冬は営業しない果樹園内の車庫のシャッターの前でお目当ての狸を見つけることが出来た。隠し撮りのようにカメラをそうっと構えると、狸は鋭い目つきでこちらを見返す。野生とはかくの如しか、なかなかの面構えをこちらに見せる。尻をこちらに向けたポーズの写真では、どこが尻尾なのかはっきりせず、見ようによっては尻尾が無いように写っている。
野生とは かくの如しと 鋭き目
隠し撮り 気付く狸が 尻を向け
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廃止を予告されている上白滝駅
7月22日の道新記事に石北本線の金華駅に続いて追加の廃止駅の記事が出た。追加駅は上白滝駅、旧白滝駅、下白滝駅の3駅で、来年(2016年)3月で廃線を予定していると報じられた。その上白滝駅の周囲には農家が点在するだけで、集落といったものは無い。駅舎は古い木造で年季が入っている。ホームに出てみると1面1線である。停車する列車は1日上下各1便で、時刻表には2便の列車の時刻が記された他は何の記載もない。珍しいこの時刻表を撮るために立ち寄る鉄道ファンもいてネットに時刻表が載っている。
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2015年08月16日
今日(8月13日・その3)の一枚
今日(8月16日)の一枚
散歩時に 幾度も撮りて カワガラス
いつものように中の川の土手を歩いていてカワガラスに出会う。それにしても今年はこの野鳥を良く撮った。この川で生まれて棲みついたようで、川に沿って歩くと目にする。護岸の擁壁のところに止まっているところを撮って拡大してみる。
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シリーズ1932・「パノラマ写真」ここはどこ
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2015年08月15日
白樺の幹の顔
白樺は 人の顔真似 巧みなり
木の幹に人の顔や姿を連想させる痕を見つけることがあり面白い。特に白樺は目の形や人の顔を連想するものが多く探してみる。場所はすっかり忘れているけれど、多分宮丘公園辺りの山道で見つけた白樺の幹は目と口がある人の顔に似ている。
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シリーズ1931・「パノラマ写真」ここはどこ
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2015年08月14日
宮の丘中学校グラウンド
早朝で 生徒影無く グラウンド
札幌市立宮の丘中学校は宮丘公園の北東側で境界を接している。手稲宮丘小学校と同様、宮丘公園の丘陵を削って校舎敷地としているため、校舎裏のグラウンドは高い擁壁で囲まれている。校名は「宮丘」ではなく「宮の丘」で「の」が入る。
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手稲宮丘小学校
札幌市立手稲宮丘小学校は宮丘公園の北側に接してある。山を削り取った敷地に校舎を建てたので宮丘公園とは擁壁で隔てられていて、公園から直接学校の敷地に入ることはできない。校庭前の低いところにグラウンドがあり、段差を石段がつないでいる。この石段の横に鉄製のオブジェがある。作家名のサインを見ても判読できない。このオブジェのパノラマ写真をブログ記事で載せておいたら、サインを判読した人からのコメントが寄せられ、澤田正文氏と判る。この推理に舌を巻く。
擁壁で 公園接し 小学校
(パノラマ写真 2015.7.3)
作家名 判読推理 舌を巻き
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キセキレイ 8月14日(2015年)
羽模様 浮き出て見えて キセキレイ
中の川でキセキレイに出会うことは多いけれど、モデルのように写真に納まってくれることは少ない。今朝は比較的近くに寄っても逃げないので何枚か撮ってみる。羽の黒、白、黄色の縞模様が、川の流れの中にあってこの鳥を浮き出させている。
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大雪山層雲峡観光の拠点の上川駅
上川町は大雪山系の北側の盆地に開けた町である。石北本線は上川駅から東に山間部を縫うように延びて行く。上川町から南東に向かう国道39号は層雲峡を抜けて行く。有人駅の上川駅舎は大雪山観光もあってなかなかなものである。この地の出身のスキージャンプの高梨沙羅選手の応援横断幕が駅舎の壁にある。ホームに出てみると単式・島式の複合ホームで2面3線の構成である。島式ホームには片屋根構造の雨と日よけがあり、洒落たデザインである。ホームの駅舎壁には層雲峡の黒岳ロープウェイの案内がある。
沙羅選手 上川駅の 顔となり
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2015年08月13日
今日(8月13日・その3)の一枚
蜜狙い 垂らす口器の 長さかな
ミツバチがギボウシの花の蜜を吸い取ろうとしている。何枚か写真を撮って拡大してみると、ミツバチは空中でホバリング状態にある時から蜜を吸うための口器を長く垂らしている。確かにその方が効率的である。それにしても長い口器である。
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コゲラ 8月13日(2015年)
剪定の 松に野鳥は コゲラなり
今年は造園屋に頼んで庭木の大剪定を行った。アカマツの枝も払われた。坊主頭の木になったら野鳥も来ないのでは、と思っていたら小鳥が止まっている。少し見える羽模様からコゲラのようである。剪定後の木に野鳥が来ているので安心する。
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駅に行くのに迷うホーム駅の東雲駅
東雲の読みは「しののめ」が普通である。小樽の東雲町、釧路の東雲小学校等々と読みは「しののめ」である。しかし、石北線のこの駅は「とううん」駅である。駅は国道39号の横にありホームだけの駅である。以前はホーム横に待合所があったけれど、取材時には撤去されていた。従って、ホームに時刻表と料金表が掲示されている。ホームの出入口は線路を挟んで国道と反対側にあり、国道から迂回して行く必要がある。ホーム横の上川駅寄りに国道に抜ける小道があり、遮断機も警報機もない踏切でパノラマ写真を撮る。
東雲は 見落としそうな ホーム駅
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2015年08月12日
シリーズ1930・「パノラマ写真」ここはどこ
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シリーズ1922・「パノラマ写真」ここはどこ
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駅舎壁に難読駅名のある安足間駅
この駅名は漢字だけからは正確に読めない。アイヌ語の「アンタル・オマ・プ」が「あんたるま」と訛り、漢字が当てはめられた。駅舎を正面から見ると片側の屋根が二重になっている。玄関の雨除けの屋根を別に設けたデザインである。駅舎の内でパノラマ写真を撮る。ガラス戸の出入口から駅正面とホームの景色が見える。両側の壁には計8名分の椅子が固定されてあるけれど、これらの椅子が埋まるほどの客が乗る時もあるのだろうか。ホームに出ると2面2線で跨線橋がある。普通列車は全列車駅舎寄りの1番線に停車する。
難読の 壁の駅名 安足間(あんたろま)
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2015年08月11日
田圃に囲まれてホームがある愛山駅
愛山駅付近では石北本線と国道39号が並んでいて、愛山駅のホームは国道から信号を渡ったところにある。石狩川と旭川紋別自動車道に挟まれた山間部の土地に田圃が広がり、線路はその田圃地帯を突き抜けるように延びているので、駅ホームは田圃の中にある。ホームからの眺めは良く、少し色付いてきたかと思われる稲とソバと思われる白い花が見える。ホームから田圃の横の白い小屋が目に入る。最初農作業の道具等が保管されている小屋かと思っていたが、これが愛山駅の待合所で、小屋内には時刻表や料金表があった。
単線の ホームに立ちて 稲を見る
(パノラマ写真 2014.8.2)
田圃脇 駅待合所 白き小屋
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今日(8月11日)の一枚
家よりも 高きに咲きて 真夏花
ヒマワリが1本、他の草花を寄せ付けないように高く伸びて咲いている。幾千本のヒマワリ畑も見事であるけれど、1本咲きのヒマワリもこの花の真骨頂を表している。新聞の天気予報では真夏日近くまで気温が上がり、暑い1日となりそうだ。
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シリーズ1929・「パノラマ写真」ここはどこ
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クズの葉の上のセミとカミキリ
葉の上に止まっている虫は、撮り易い。葉の模様が目立たないと虫の方に焦点が合って、接写でなくて鮮明な虫の写真が撮れる。クズの葉と思われる低いところに重なって茂る葉の上にアカエゾゼミがじっとしている。図鑑にある写真とすぐ一致する、模様に特徴のあるセミである。そういえば最近夏ゼミの鳴き声をあまり聞かない。アカハナカミキリと同定した虫が同じような葉の上に居る。ジョウカイボンにも似ているけれど、大きさや節の目立つ触覚からもアカハナカミキリだろう。
声聞かぬ アカエゾゼミが 葉に止まり
同定は ハナカミキリと ごつき顔
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2015年08月10日
層雲峡温泉
黒岳ロープウェイで層雲峡温泉まで下りる。この日は層雲峡温泉泊まりで、民宿「とだて」に宿を取る。黒岳の湯に浸かり、夕食とその前後の飲み会となる。
翌朝は早朝に起き、温泉街を散策する。温泉街にはまだ朝日が届いておらず、空は明るくても地上は未だ薄明りの中にある。宿屋の近くにコンビニがあり、朝食を調達する。コンビニの前の道路にマンホールの蓋があるので、これを入れてパノラマ写真を撮る。マンホールの蓋からここが上川町であることを知る。
昨日降りた黒岳ロープウェイ駅のところまで歩いて行く。観光地だけあってロープウェイ駅前は整備され、喫茶店や土産物屋が軒を連ねている。ロープウェイは未だ動いていないので人影がないけれど、今日もこの駅は登山客で賑わうのだろう。
ロープウェイ駅前から鳥居が見えるので橋を渡って神社に行ってみる。幟が立っていて層雲峡神社とわかる。登山の無事をこの神社で祈念して出発する登山客も中には居るのかもしれない。下山してしまったので、登山に関しては特段の願い事もなく、パノラマ写真だけは撮っておく。層雲峡温泉から始発のバスに乗り旭川に戻り、札幌への高速バスに乗り換える。
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今日(8月10日)の一枚
アメンボと 泳ぐ緋鯉を 重ね撮り
散歩道に広い敷地の家があり、庭に池を造り緋鯉が放たれている。池の水面にアメンボが居る。緋鯉に食べられることはないようである。もっとも、小さなアメンボは体の大きな鯉の餌にもならないだろう。アメンボの方は虫の体液が餌である。
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駅舎の形が山を連想させる中愛別駅
中愛別駅は国道39号(大雪国道)のすぐ北側にある。国道の南側には石狩川が流れている。国道沿いの中愛別郵便局から折れると駅前通りになり、突き当りに特徴のある駅舎がある。山をイメージしてか三角形を基調にして、正面玄関部分は屋根の合掌部分が地面まで延びたものになっている。駅前側とホーム側は同じ造りである。ホームは相対2面の2線で、ホーム間には跨線橋がある。駅は水田に囲まれてあり、駅周囲にまとまった集落は無い。新旭川駅を起点にして32 Kmにある駅で、愛別町字中央が駅住所である。
青空を 突き抜く山の 駅舎なり
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2015年08月09日
黒岳下山
黒岳からの下山は難儀であった。朝、旭岳温泉の宿から出て、途中休みを入れて8時間ほどかかり黒岳山頂に辿り着いている。ここからリフト乗り場まで下りる。途中黄色い大柄の花のチシマキンバイソウを撮る。この花の遠景には屹立する特徴のある岩が見える。丁度1年前この岩を入れたパノラマ写真を撮っていて名前を調べていたのに、それが出てこない。
招き岩 名前出ずして 写真撮る
道の途中に時々現れる青紫色の変わった形の花はトリカブトである。花が古来の衣装の鳥兜に似ていることからの命名とも言われている。言わずと知れた毒草である。トリカブトも色々種類があり、黒岳に自生するものはダイセツトリカブトの名前がつけられている。
毒草と 知れば兜の 禍々し
トリカブトに触ってその毒の作用によるものではないだろうけれど、歩いていて片足になるとバランスが取れない。多分疲れによるものだとは思われるけれど、下山時にこんな事はあまりなかった。岩道が続く黒岳ではこれは危険な状況である。休み休みの下山で、最後はリックを同行者に持ってもらいリフトの乗り場に辿り着く。乗り場の少し手前でシマリスを見つけたのでこれを撮る。
黒岳は シマリス撮りて 下山了
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今日(8月9日)の一枚
空中に ホバリングして 秋の使者
シーズンオフで閉じられた果樹園の道でトンボを見つける。空中にホバリングしている状態を撮ってみる。ほんの一瞬のことで、一枚撮っただけである。帰宅してパソコンで拡大してみるとフォーカスが合っている。トンボは秋の使者である。
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黒岳石室から黒岳山頂
黒岳石室で休息を取る。ここには室内に木製の剥き出しのベッドがあって宿泊が可能である。売店もあり、「美女歓迎」の文字が目に留まる。看板の文字の真意が分からないけれど、売店に入って物を買った女性客は皆“美女”だという意味か。最近は山ガールも増えて確かに美女も多い。
売店に 美女歓迎の 文字のあり
黒岳石室から黒岳を目指して歩く。今までの下りから上りになる。これが本日の行程最後の登り道で、20分ほどで黒岳山頂に着く。標高一九八四が大書された山頂標識の近くでパノラマ写真撮影をする。ここは1年前の丁度同じ日に登っている。この時は黒岳のリフトを降りてから登っている。1年前と比較すると、雲の状態が異なるだけで山頂は同じ景観の中にあった。
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2015年08月08日
シリーズ1928・「パノラマ写真」ここはどこ
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黒岳石室への道の花々2
ツガザクラは色々な種類がある。大雪山で見られるものにエゾノツガザクラがある。壺状の花冠を持つ花で、紅紫色をしている。しかし、花冠が白いものもあり、これは色の抜けたアルビノあるいはアオノツガザクラとの雑種の場合もある。シロバナエゾノツガザクラとも呼ばれている種類がこれに相当するようである。
ハイマツの 飾りとなりて ツガザクラ
白花に 紅花混ざり ツガザクラ
青紫色の色鮮やかな花が目に飛び込んでくる。ミヤマリンドウである。群れて咲いているのでは無く、所々に株があり4個の花を咲かせている。青紫色が天空に近いところに咲く花の感じにつながっている。
青紫色 ミヤマリンドウ 天空花(てんくうか)
ゴゼンタチバナはその場で名前が出てくる花である。大雪縦走の訓練も兼ねて、7月に登った札幌岳にも咲いていた。札幌岳から一緒に連れて来た訳でもないのに、名前がすぐ出る花は登山パーティの一員のような感じがする。
他山から ゴゼンタチバナ 名で同道
岩が重なった登山道に花が咲いている。足場が悪く花を撮っているつもりが通り過ぎる登山者に焦点が合ってしまう。花の方は写真からこれはと確信を持って同定できない。エゾコザクラ、クリンソウ、ツツジとネットで見てもはっきりせず、花の写真よりは登山風景の写真に仕分けする。
花を撮り 登山風景 仕分けなり
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黒岳石室への道の花々1
お鉢平展望台から黒岳石室に行く道の途中に色々な花が咲いている。その場で花の名前が出てくるものは数種類で、花名がわからなかったものは帰宅してから調べてみる。
名前のすぐ出て来るコマクサは、辺りに花の無い所に忽然と現れ咲いているものが多い。「高山植物の女王」と称される花である。
女王の 風格で咲き 駒似花
大雪山で名前がすぐ出てくる高山植物はチングルマである。漢字では珍車、稚児車で花後の放射状に広がる花柱が伸びて実になった形が風車に似ていることに由来する。花は5枚の白い花弁で黄色い花柱が無数にある。チングルマに交じって紅色や白のエゾノツガザクラが咲いている。文字通りのお花畑の景観が広がる。
チングルマ 主役で咲いて 花畑
チシマツガザクラは少々変わった花である。真直ぐな赤味がかった花径に白い4花弁の花が複数個咲く。草花のようにみえるけれどツツジ科の低木の花である。古い植物だそうで、これが他の植物とは変わっている印象を与えるのかも知れない。高山を背景に群れて咲く花は写真の良い被写体である。
雪渓の 白さ借りるか ツガザクラ
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2015年08月07日
大雪山縦走でお鉢平展望台で登山仲間と一休み
登山道のキタキツネ
お鉢平の写真を撮っていると、動くものが目に入る。キタキツネである。登山者を特に警戒する様子もなく目の前を歩いて行く。パノラマ写真撮影最中ならキツネも入れた写真を撮れたのに、と思っても後の祭りである。ともかく手にしたコンデジで幾枚か撮っておく。それにしても毛並が一様でなく、痩せたキツネで、この辺りでは何を餌にしているのだろうか。野生として生を長らえるのが過酷な様子がキツネの姿に現れている。
滲(にじ)み出る 野生の過酷 キタキツネ
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お鉢平を見下ろして
先を行く一行に追い付き、行く手の右にお鉢平を見下ろし、左手に雪渓を見てまたここでもパノラマ写真を撮る。秋の黄葉が山を下っていく様が新聞で報じられる際に、お鉢平の見事に色付いた写真を目にすることがあるけれど、これはお鉢平を下りて撮ったものではない。お鉢平には有毒ガスの硫化水素ガスを噴出しているところがあり、立ち入り禁止である。周囲の山の斜面に見える雪渓が何の形に見えるかと詮索する間もなく、離れて行く先行パーティに追い付こうとする。
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中岳
中岳の標識を横に見て通過する。山名が付けられているけれど、山の頂に辿り着いた感じではなく、なだらかな登山道に山名標識が立っている。間宮岳の2185 mから70 mほど低くなったところが中岳で標識には2113 mの標高が記されている。ここでパノラマ写真撮影の道草を食わずに、先を行くメンバーから遅れないようにする。
中岳の 山頂ここか 登山道
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中岳手前の礫の道
黒岳を目指して、中岳の手前辺りでパノラマ写真撮影の道草を食っていると、同道のパーティに取り残されてしまう。進行方向を見ても人影がない。これは急がねばと思うけれど、大小の礫で敷き詰められた道を登るのは大変である。登山道に沿って咲いている高山植物を踏みつけないように注意して先を急ぐ。この時撮ったパノラマ写真を拡大してみると、黄色い花はキンバイソウで白いのはツメクサのようである。
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- at 05:21
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雪渓を見ながらの登山行
間宮岳から黒岳のルートは大雪山の火口だったお鉢平の外輪山の尾根を歩くので見晴しが良い。8月でも残る雪渓の横に登山道が延びているのが、曲がりくねった線のように見えている。パノラマ写真を拡大すると、隊列になって歩いてくるパーティが蟻の行進のように写っている。単独で歩く登山者の姿も確認できる。登山者の大きさと比較すると、周囲の山々の大きさがわかる。
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間宮岳
旭岳から黒岳を目指して出発する。旭岳から下りは礫状の滑る登山道で下るのに難儀である。登ってくる人もこの道では登り難そうである。登山道の傍に雪渓がある。途中小休止を取って、1時間ほど歩いて間宮岳に至る。間宮岳の山名の標識を写真に撮っただけで通過する。なお、この山名は蝦夷地を探検した間宮林蔵の名前を採っている。
間宮岳 パノラマ撮らず 通過なり
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2015年08月06日
旭岳山頂三角点
旭岳の山名標識の横には一等三角点があり「瓊多窟(ぬたっく)」の点名が記されている。北海道の最高峰に登ったのも初めてなら、この点名の漢字を目にしたのも初めてである。しかし、点名の漢字はどう書くのかわからない。ワープロ頼みで書いている。三角点の説明パネルは2000年に設置されていて、「選点100年記念」とある。この三角点は1900(明治33)年に設けられている。標高値は2290.9メートルと記されている。
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旭岳山頂パノラマ写真撮影
旭岳の山名プレートに標高2291 mが記されている。北海道の山は本州の山に1000 mを加えて自然環境を対応させるとよいと聞いているので、この齢で初めて3000 m級の高山に登ったことにする。山頂のロープが張られている近くまで行ってパンラマ写真を撮る。山頂だけあって雲の様子が刻々と変化し、登っている時には晴れていたのに、視界の半分は雲に覆われて来た。山頂からの景観を楽しむ時間を惜しんでパノラマ写真撮影である。
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- at 08:22
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旭岳山頂山名標識
八合目から途中休みながら40分ほどで旭岳山頂に到達。山頂は広場のようなスペースがあり、四方八方を見渡せる。記念撮影はやはり山名標識と並んでということに落ち着き、この場所で入れ替わり立ち代わりの撮影が行われる。中には「登覇」と染め抜いた大旗をかざしての記念撮影を行う若者のパーティが居た。旗に「愛媛大学」、「ワンダーフォーゲル」の文字があったので、大学時代に四国から来て、北海道の最高峰の登覇は思い出に残るだろう。
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- at 08:16
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2015年08月05日
今日(8月5日・その2)の一枚
旭岳登り8合目
八合目の所で休息を取る。姿見展望台から1時間ほどかけて登っている。高度が増すにつれて、視界が広がって来る。それにしても荒々しい山肌である。後どのくらい登るとよいなかと、山頂方向を見上げる。後で知ることになる金庫岩が稜線に小さく突き出て見える。山頂はさらにその先にある。
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- at 17:09
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姿見の池を眼下に一休み
姿見の池からいよいよ登山の雰囲気となる。最初はなだらかな登山道も次第に勾配がきつくなってくる。30分ぐらい登って一休みする。森林地帯の無い、岩ばかりの登山道で見晴しがよい。眼下には姿見の池が小さく見えている。山頂方向を見ると雲の無い青空に朝日が登山者を招いている。先を行く登山者の小さな姿が尾根に張り付いている。
姿見の 池を眼下に 一休み
(パノラマ写真)
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- at 17:05
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旭岳姿見展望台
姿見駅の木道から登山道に出て、緩やかな勾配の道を20分ぐらい歩くと姿見展望台に着く。少し高い所から姿見の池を覗き込むようにして見ることができる。この池に旭岳の姿が映って見えるので姿見の池と名付けられたのだろう。池の周囲に残雪がある。池の向こうの旭岳の山腹から水蒸気が噴き出しているのが見える。
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- at 17:00
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カワガラス 8月5日(2013年)
熱中症 心配の無き カワガラス
大雪山縦走の非日常から中の川付近の散歩の日常に戻る。今日は真夏日から猛暑日近くになりそうな予報で、早朝のうちに散歩を済ます。カワガラスを見つけて遠くから撮る。カワガラスはいつも流れの中に居るので熱中症の心配はないだろう。
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- at 06:35
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池に映る日の出
今回は初めての大雪山縦走で、歩き通すのに自信がなかったので、背負う重量を極力減らした。その結果、望遠レンズ付きの一眼レフを持たなかったので、パノラマ写真以外はコンパクトデジカメで撮影である。旭岳から顔を出した朝日が池で反射するところをデジカメで撮ってみる。クロスフィルターを使わないのに光が放射状に写っていて、日の出の感じが出ている。
昇る陽が 二つに見えて 空と池
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- at 04:59
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姿見駅近くの木道
ロープウェイに乗る時パーティが分かれてしまったので、後続のパーティが追い付くまで写真を撮りながらゆるやかな散策路を旭岳の方向に歩いて行く。ロープウェイ駅から木道が延びていて、雪の残る小さな池があり、木道の上でパノラマ写真を撮る。パノラマ写真を拡大してみると、花弁が白く黄色い蕊の花が写っている。チングルマのようである。
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- at 04:53
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旭岳姿見駅テラス
到着したロープウェイ駅の登山口側はテラスになっていて、駅名の看板が駅舎に取り付けられ、ここが「姿見駅」であることを知る。駅から0.7 Kmのところにある「姿見の池」から名前を採っている。
丁度朝日が旭岳の頂上から顔を出すところで、旭岳の命名が奈辺にあるのか知らないけれど、この日の出の瞬間に居合わせると、山名がすとんと理解の受容体に落ちる。
テラスが朝日で輝いている。テラスの床が濡れている。夜中の雨なのだろう。テラスの下に旗が並び、動き回る人の姿がある。旗には「山岳パトロール実施中」や「STOP熱中症」の文字があって、登山者に熱中症対応のドリンクが配られている。ドリンク製造元とタイアップしたサービスらしく、一本受け取る。
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2015年08月04日
旭岳ロープウェイ姿見駅デッキ
2日は早目の朝食を摂り、昼食用のおにぎりを作ってもらって宿近くの旭岳ロープウェイの始発を待って乗る。姿見駅で降り、山麓駅の方向を見下ろすデッキのところからパノラマ写真を撮る。旭岳登山は初めてで、写真に写っている遠景の山の名前は知らない。乗って来たゴンドラ(搬器)がしばし駅で休んでいるのが写っている。
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- at 16:15
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大雪山山荘風呂場
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大雪山山荘食堂
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大雪山山荘玄関
8月1日から3日の2泊3日で大雪山旭岳から黒岳までの縦走に参加する。パーティは全員で8名で、このうち旭岳登山経験者は3名である。8月2日が縦走日で、前日は旭岳温泉の民宿の「大雪山山荘」に泊まる。この宿屋は山岳ガイドも行っている女主人が一人で切り盛りしていて、宿泊当日も夕張岳のガイドを行ってから帰って、我々の食事を用意していた。
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今日(8月4日)の一枚
自筆文字 上手いか下手か 家名見る
夫婦だけの生活になっても家庭のイベントはあり、その一つは墓参りである。朝の涼しい内にイベントを済まそうと庭の花を持って出かける。ヒオウギズイセン、キキョウ、アジサイと供える。墓の自筆の家名文字の黒ペンキも薄れて来ている。
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2015年08月03日
今日(8月3日)の一枚
偶然に 同じ駅撮る 1年後
丁度1年前の8月2日に石北本線の上川駅取材の際に黒岳に登っている。偶然にもその時から1年後の同じ日に旭岳から黒岳縦走で下山している。翌日層雲峡の宿泊所から旭川に戻るバスが上川駅で小休止したので上川駅のパノラマ写真を撮る。
(パノラマ写真)
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シリーズ1926・「パノラマ写真」ここはどこ
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玄関前に長距離自然歩道の標識のある愛別駅
石北本線は愛別町では石狩川の南側にあり、大雪国道(国道39号)は石狩川の北に沿って延びる。国道39号を南に折れ、石狩川を渡って道の突き当りに駅がある。駅舎は平屋の横長である。駅舎玄関横に北海道が指定している長距離自然歩道の「森林公園を訪ねる道Ⅲ」の標識がある。愛別町がその道の一つの起終点になっている。それもあってか駅舎内には男女別のトイレがある。ただ、無人駅の愛別駅舎内は何も無いといった感じである。ホームに出ると2面2線で跨線橋があり、駅舎の向かいのホームに待合室がある。
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2015年08月02日
今日(8月2日・その3)の一枚
今日(8月2日)の一枚
初めての 大雪登山 影参加
朝1番のロープウェイに乗り6時10分頃から旭岳を目指し登山開始。良く晴れた日で途中の休憩時にパノラマ写真撮影。2時間ほど登ったところの1枚にパーティの面々が写っている。撮影者は影で加わっている。ここから半時間で頂上である。
(パノラマ写真)
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ホームにネジバナを見つけた伊香牛駅
山間部を東から西に流れ下ってくる石狩川は愛別駅と伊香牛駅の中間辺りで南方向に流れを変える。従って、石狩川に沿って延びる石北本線は伊香牛駅から北に進み石狩川の方向転換点付近で進路を東に変え、愛別駅に達する。駅舎はログハウスでホームは2面2線である。ホーム間は跨線橋で行き来する。晴れていればここから大雪山系の山並みを見ることができる。愛別駅方向に「伊香牛ふらっとホール」の建物が写っている。草刈りが行き届いていないホームでネジバナを見つけたので、この花と駅舎を重ねて撮る。
パノラマに ぷらっとホール 写りおり
(パノラマ写真 2014.8.23)
伊香牛は ホームネジバナ 客迎え
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2015年08月01日
今日(8月1日・その2)の一枚
温泉郷 登山前日 一夜宿
札幌からバスを乗り継いで旭岳温泉の大雪山山荘に行く。同行者はSu氏、Sa氏、F氏、N氏、K氏、M夫妻に筆者の8名。宿泊は旭岳の麓の大雪山山荘。山荘を一人で経営している女主人はこの日夕張岳のガイドから戻って夕食を用意していた。
(パノラマ写真)
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シリーズ1927・「パノラマ写真」ここはどこ
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今日(8月1日)の一枚
花萎み 棘実現われ 八の月
本州の猛暑のニュースが流れ、札幌も暑いけれど今朝は歩いていて暑くは感じない。今日から向かう大雪は暑いか涼しいか、ともかく晴れてほしい。散歩道の横の栗の木の萎んだ花の根元に棘実が大きくなり出している。今日から8月である。
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永山武四郎将軍の駅名が由来する将軍山駅
石北本線は当麻駅から伊香牛駅まで田園地帯を南北に延びるほぼ直線線路である。この区間では西側に南北に延びる宗谷本線と並行している。将軍山駅はこの直線線路の中間点に位置している。コンクリート板を並べたホームに立って見ると、単線の線路が直線状に延びている。駅名の将軍山は屯田兵の生みの親と称された永山武四郎将軍に由来している。駅近くに又遠くに小高い場所があるけれど、これが将軍山かどうかわからない。線路を横切る道路脇にブロック造りの駅待合所があるけれど、建物に駅名はない。
将軍山(しょうぐんざん) 勇ましき名に 屯田史
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