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2016年04月30日

今日(4月30日・その2)の一枚

ヤマザクラ 花に霰の 卯月末

 桜が咲いているというのに、雪か霰か白い落下物が空間を埋めている。春先の地面の花に降雪は有り得ても、桜に雪とはあまり見たことがない。風が出て花吹雪にでもなったら、吹雪と混じり合ってどんな光景になるのだろうか、見たいものだ。

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シリーズ2156・「パノラマ写真」ここはどこ

 何年経っても同じ佇まいです。さて、ここはどこ。


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今日(4月30日)の一枚

風寒く 葉で茎守り カナダケシ

 風が吹くと真冬並みの寒さである。ウィンドブレーカの重ね着で庭に出て、カナダケシの葉を撮る。白い花はすでに散って雌蕊が膨らんでいる。花径を寒さから守るように、径の周囲を包むように葉が丸まっている。寒い日の被写体に適している。

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シリーズ2146・「パノラマ写真」ここはどこ

 ステンドグラスのあるこの教会はどこ。


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平らな土地に太い発展を願う地名の太平駅

 太平駅を通過する札沼線の南側は北51条の条丁目で、北側は太平の条丁目で住所が表示される。太平の地名は太平山信仰からのものかと思っていたら、地形が平らで太く大きく発展する願いを込めて、地元の決議で新しく地名にした。太平駅は住宅街の中にある駅で、無人駅である。駅前広場といったようなものは無く、線路に沿って駐輪場が設けられている。2面2線でホーム間に跨線橋がある。桑園駅から新琴似駅までは高架であったものが、太平駅からは地上の線路になり、駅の東側には踏切があり、ホームから人が通るのが見える。(2016.4.24 撮影)

平らな地 平らな地 太き未来を 願う駅


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踏切を 通る人居て 平地線


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2016年04月29日

今日(4月29日・その3)の一枚

雨降りに カワラヒワ撮り 昭和の日

 雨が続く。これでは野鳥撮りは無理かと思っていると庭の鳥影に気が付く。カワラヒワである。それもペアで行動している。土の上の種とか虫を探しているようだ。ガラス戸越しの撮影だが、何とかカワラヒワの黒、黄色、白の羽模様が撮れる。

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今日(4月29日・その2)の一枚

鯉幟 垂れる雨の日 桜咲く

 GWの初日は小雨で寒い朝となる。行楽を予定していると恨めしい天気だろうが、出掛ける予定もないので雨でも構わない。ただ、野鳥撮りの散歩に行けないのが残念。ベランダから咲き出した庭のヤマザクラを撮る。近所の家の鯉幟が見える。

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今日(4月29日)の一枚

放送の 電話に準備 記事を読む

 NHK第一の午後1時からの2時間番組「歌で旅する北海道新幹線 青函の名曲や地域情報満載」に帯広放送局から出演依頼。歌を歌う訳ではない。3月26日に鹿児島指宿から帯広まで新幹線を利用して到達した話題の3分程の電話インタビューである。

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「新ちゃん」の愛称の熊の石像のある新琴似駅

 新琴似は屯田兵が入植した歴史ある土地で、新琴似屯田兵中隊本部が新琴似駅の西側近くに保存されている。高架駅で駅東側は駅前広場になっている。駅前広場を再開発した際に取り壊したレンガ造りの工場のレンガの一部を広場に残してある。有人の業務委託駅で通勤・通学客で賑わう。ガラス張りロビーの片隅に「新ちゃん」の愛称の石像の熊の像が置かれていて、イベントに合った衣装が着せられ、テレビでも報道された。高架のホームは相対2面2線となっている。2012年に電化され北海道医療大学駅まで学園都市線の愛称がある。(2012.4.1 撮影)

新ちゃんは 駅マスコット 熊の像


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4月でも 雪のちらつく ホームなり


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2016年04月28日

都市秘境散策講座3回目-北海学園

 昨日(4月27日)の道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座は
北海学園の見学でした。地下鉄東豊線学園前駅に集合で、地下鉄直結の同学園
に、出迎えていただいた職員の方の案内で同学園の国際会議場に行きました。
 森本正夫理事長に迎えてられて会議場の楕円形のテーブルに座って、森本
理事長から30分ほど同学園の紹介のお話がありました。森本理事長のお話の
最中にパノラマ写真を撮影しました。


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(パノラマ写真:北海学園国際会議場)

 前述の学園構内に直結する地下鉄の駅が出来た経緯のお話も森本理事長
のお話にありました。1万人を超える同学園の学生が利用するので、
黒字の駅になるという札幌市の経営的判断が地下鉄駅を学園に直結させる
理由でもあったとのことでした。
 意外だったのは、最初「北海学園駅」と地下鉄駅名の当初案は学園の
宣伝になるものだったのが、公共施設であるので「北海」を除き「学園前」に
したのは学園側(森本理事長?)からの提案だったそうです。
 森本理事長は現在84才ということで、この年齢で現役でお元気です。
趣味は自宅での農作業と聞いています。

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(お話される森本理事長と聴講する参加者)

 毎回参加者全員のパノラマ写真を撮る講師は写真に写ることはありません。
今回は森本理事長の席の隣で司会役を務めていて、名前の名札を本人の
写真代わりに撮っておきます。テーブルの上の水は学園からのサービスです。
写っている資料は毎回作成する4ページのカラー刷りで、この作成には時間が
かかり印刷代が馬鹿になりません。資料にQRコード付きのパノラマ写真も
載せていますが、ほとんどの受講生には見てもらっていないと予想しています。

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(司会者の名札と学園サービスの水)

 森本理事長のお話が終わって、大学図書館の地階にある開かずの北駕文庫を
特別に見学させてもらいました。今から100年以上前の明治44(1911)年、
北海学園の創設者である浅羽靖(しずか)が、自らの所蔵する図書や、全国各地から
寄贈を受けた図書など1万余冊による「北駕文庫」を設け、広く利用したことが文庫の
始まりです。

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(北駕文庫内)

 最初の文庫は書籍等を石蔵に保管してあり、この石蔵は現存しています。
ここで「駕」の文字は身分の高い人が来られる意味で、大正天皇が皇太子であった
時にこの文庫を視察されたので「北駕」と命名したとのことです。当時の石蔵の
写真と「北駕文庫」の由来の説明文が額に納まっています。

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(「北駕文庫」設立の頃の石蔵と文庫の経緯の説明)

 学園内にあるかつての「北駕文庫」の石蔵を外から見学しました。丁度桜が
咲き出していて、天気も良く、写真をとるのには好条件でした。


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(パノラマ写真:「北駕文庫」だった現存の石蔵)

 石蔵の近くに前述の大正天皇(皇太子時代)の行啓記念碑があります。
さらに少し離れたところに浅羽靖の胸像がありこれも見学しました。
胸像の後ろに回ってみると背中の部分に大きく「碩朗作」の文字が
あるのを見つけました。これは彫刻家田嶼碩朗と思われます。
田嶼は北大構内にある最初のクラーク像を制作しています。
北海学園は北海中学から始まり、この学校は札幌農学校の
英語教育と関わりを持っていたので、両大学に同じ彫刻家の
胸像が残っていても不思議ではないかもしれません。

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(田嶼碩朗作浅羽靖像)

 札幌を代表する彫刻家の本郷新は北海中学卒業で、この経緯もあり構内に
「わだつみ像」があり、これを見学しました。本郷は同中学出身のロスアンゼルス
五輪の男子三段跳びの金メダリスト南部忠平像も制作しており、この
像は見学会では見ませんでした。

 見学の最後は大学の7号館屋上からの眺望を堪能しました。10階建ての屋上
からは札幌近郊の山々、増毛山系、夕張山系が冠雪の状態で遠望できました。

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(札幌の市街地と大学から見て西方向に広がる山並み)

 屋上で記念のパノラマ写真を撮影しました。


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(7号館屋上での参加者のパノラマ写真)

今日(4月28日・その2)の一枚

白黒の 地味な装い 雌鳥なり

 雄のアカゲラは頭部や尻尾に近い部分の赤色が目立ち、遠目でもアカゲラとわかる。これに対して、雌のアカゲラは名前に反して頭部は黒く、尻尾近くに申訳程度に赤色がある。雄と雌は色のデザインが随分と違う。白黒のアカゲラの雌を撮る。

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キビタキ 4月28日(2016年)

キビタキの 雌を捕撮の 寒き朝

 野鳥が地上に降りて笹薮などに隠れてしまうことがある。こうなると野鳥は見つけることさえできない。野鳥を撮ることを期待していない地上に近いところに野鳥が現れる。上手く撮ることが出来て、図鑑で調べるとキビタキの雌のようである。

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ホームから三角山や手稲山の見える新川駅

 札沼線駅は、人工の川の「新川」を越える辺りで北東方向にカーブし、直線で延びる。線路が高速道路の札幌自動車道を越える前に新川駅がある。高架駅で八軒駅と同じ構造の相対2面2線である。長いホームの端から見ると線路の彼方に西区の三角山が見える。さらに駅の西方向に手稲山が間近に迫って見える。駅周辺は住宅街で目立つ建物はなく、駅西側に新川中学校と新川中央小学校がある。業務委託の有人駅でみどりの窓口、キヨスクがある。駅舎内に3月26日に開業したばかりの北海道新幹線の宣伝があり大谷翔平投手の顔がある。(2016.4.13 撮影)

ホームから 望む山々 未だ冬


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開幕は 大谷投手 新幹線


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2016年04月27日

今日(4月27日・その3)の一枚

撮影者 姿写らず 名札あり 

 北海学園の見学では森本正夫理事長の出迎えを受ける。早速国際会議場で北海学園に関する森本理事長のお話を聞く。講座参加者は楕円形の大テーブルに着席していて、パノラマ写真が撮り易い。撮影者は写っていないけれど名札が見えている。


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(パノラマ写真)
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今日(4月27日・その2)の一枚

春舞台 役者不足で スズメなり

 今日の都市秘境散策講座は北海学園大学見学で、地下鉄東豊線で学園前駅に向かう。時間があり、隣駅の豊平公園駅で降りて野鳥撮影。梅の花が咲いていて、ここにウグイスとかメジロを期待したけれど、枝に止まったのは見慣れたスズメである。

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今日(4月27日)の一枚

講座日に ツツジと日の出 重ね撮り

 快晴の朝。今日は都市秘境散策の講座日で、朝早目に家を出るので散歩は中止。講座はもう3回目で、日にちの経つのは早いものである。毎年一度はブログに載せている庭のツツジと日の出の重ね撮りである。晴れた朝は絵になる写真が撮れる。

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南北に延びる長いホームの高架駅の八軒駅

 近場の駅はいつでも撮れるだろうと思って気が付くとデータが無い。八軒駅も改めて取材で、札幌駅発の札沼線に乗り二つ目の駅で降りる。札幌市街は南北に道路が延びて碁盤の目状になっているが、八軒地区は45°傾いた碁盤で線路は碁盤の対角線に延びる。高架駅で六両編成の電車が運行していてホームは長い。ホームは相対の2面2線で、ホーム間は線路下の通路で行き来する。電化されたのは比較的最近で2012年である。業務委託駅の有人駅で、みどりの窓口がある。ホームには階段、エスカレータ、エレベータとあり選択に迷う。(2016.4.13 撮影)

南北に 長きホームの 高架駅


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ホーム行き 歩きか乗りか 迷うなり


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シリーズ2154・「パノラマ写真」ここはどこ

 元銀行の支店であった名残のドアのあるここはどこ。


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2016年04月26日

札幌競馬場に駅の出自がある桑園駅

 路線上では、札沼線は桑園駅と新十津川駅の区間であるが、全ての列車は札幌駅が始発となり、桑園駅は分岐駅である。桑園駅の出自は札幌競馬場にあり、競馬場の開催日に限り北五条仮乗降場が設けられ、これが後に駅に昇格した。高架駅で地上からホームに出る2階部分の階段通路のところに競走馬の大きなステンドグラスがあるのは、駅の成り立ちと現在も競馬場が駅近くにある事を物語っている。ホームは2面4線で、大きな屋根がホームを覆っている。競馬場の建物が見える辺りで函館本線と札沼線(学園都市線)が分岐する。(2012.1.21 撮影)

競走馬 駅の出自を 物語り


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高架駅 線路下(か)見えて 大都会


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今日(4月26日・その2)の一枚

暗き朝 明るさ操作 シジュウカラ

 木の枝を飛び回っている野鳥を、カメラのファインダーを覗きながら追いかけるのが難しい。曇り空の朝で林の中は暗い。良い条件ではなかったけれど、近くに来た野鳥を撮る。画像処理で画像を明るくしてみるとシジュウカラのようである。

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今日(4月26日)の一枚

色形 同定できず ぼやけ野鳥(とり) 

 野鳥を撮るのは木の葉が出て来ないうちにと、今朝も野鳥との遭遇を期待して西野市民の森に行く。遠くに野鳥の姿を認めて撮った写真は後ろの木の枝にフォーカスが合って、鳥影はぼやけて写る。経験不足でこの写真から鳥の同定ができない。

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シリーズ2151・「パノラマ写真」ここはどこ

 本に囲まれた喫茶店のあるここはどこ。


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2016年04月25日

今日(4月25日・その2)の一枚

毛繕い 時間をかけて コゲラかな

 枝で盛んに身体に嘴を入れているコゲラがいる。毛繕いをしているようだ。野鳥だとて身繕いの現場は写真に撮られたくないだろう。鳥の背後から撮っていて、気が付いていないのかもしれない。しかし、随分長い事毛繕い動作を続けている。

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今日(4月25日)の一枚

初撮りで 朝の収穫 アオジなり

 未だ出合っていない、というより写真に撮っていない野鳥となると朝の散歩の大収穫である。視力が弱く肉眼では遠くの鳥がはっきり見えなくても、何となく今まで見たことのない鳥だと撮影する。帰宅して拡大するとアオジで、初撮りである。

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シリーズ・2153「パノラマ写真」ここはどこ

 石蔵の内はスタジオになっています。さて、ここはどこ。


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2016年04月24日

今日(4月24日・その4)の一枚

早々と 桜前線 斥候隊

 桑園駅から自転車で自宅に戻る途中、公園で早咲きの桜を見る。今年は桜前線の斥候隊が早々と札幌まで来ているようだ。例年早く咲く自宅のヤマザクラの開花は未だ先らしく、街の中の方が気温が高いようである。山には残雪が見えている。

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メジロ 4月24日(2016年)

目の周り 白隈取で メジロなり

 かなり遠くの枝に野鳥が止まっている。肉眼では何の鳥かはわからない。取りあえず撮っておいてPC画面で拡大してみる。目の部分が白い隈取になっていてメジロである。望遠レンズの倍率が野鳥撮影には十分でないので鮮明には撮れなかった。

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今日(4月24日・その2)の一枚

コブシ実を 見る宿題の 花見なり

 コブシの花が青空をバックに咲いている。春先、木に緑が戻らないころに白い花をつけるので遠目でも目立つ。実が握り拳に似ているのでこの名前になった。その実を見たことがないのに気がつく。実を見るのは宿題に残すが、忘れそうである。

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今日(4月24日)の一枚

緑葉の 上で下向く 萼の花

 昨夜からの雨で、遊歩道が湿っている西野市民の森でエンレイソウを撮る。濡れている青々とした葉の上にエンレイソウの赤紫の三萼が開いて、中の蕊が見える。この花は下向きに咲き、下から見上げるカメラアングルにして撮るのに手間取る。

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シリーズ2149・「パノラマ写真」ここはどこ

 水道に関連した展示のあるここはどこ。


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2016年04月23日

今日(4月23日・その3)の一枚

マンホール 図柄異なり 新幹線

 夕刊に『「夢の車両」想像と違った』の見出しで、北斗市がマンホールの蓋に用いた北海道新幹線車両の図柄が、実際の「H5系」と異なる記事が載る。「新函館北斗駅」の工事中の駅前で撮ったマンホールのパノラマ写真で違いを確かめる。


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(パノラマ写真)
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今日(4月23日・その2)の一枚

ヒヨドリは インテリア風 飾り鳥

 野鳥を狙うほどでもなく、それでも変わった野鳥に出合わないかとカメラを抱えて朝の散歩。蔓枝に止っている鳥が居て、これはよく見かけるヒヨドリである。インテリア用に組まれた蔓枝にヒヨドリが置かれた感じで、人工物の写真のようだ。

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今日(4月23日)の一枚

幹梅花 開花宣言 待たず咲き

 下り坂の天気で風がある中、果樹園の梅の木の幹に花が咲いているのを見つける。水分や養分が枝先の行くより幹近くの方が、到達が早いためだろう。開いた花の近くの蕾も膨らんできていて、3,4日もすればこの木の開花宣言になるだろう。

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シリーズ2152・「パノラマ写真」ここはどこ

 このアンティーク調の喫茶店はどこ。


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2016年04月22日

今日(4月22日・その4)の一枚

満月や 黄円陰見え 手持ち撮り

 暦に満月とある。陽が落ちて東の空に赤みがかった月が出ている。月からの光が弱いので三脚を用いて撮影した方が手ぶれもなくて良いのだろうが、面倒なのでカメラを手持ちで撮影してみる。なんとか撮った写真には月の表面の陰が見える。

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アカゲラ 4月22日(2016年)

アカゲラに 耳を試され ドラミング  

 居場所が良くわかる野鳥はキツツキ類で、ドラミングのする方向を探すと大体見つかる。ただ、静かな環境ではドラミングはかなり遠くまで響き、近くの木を探しても鳥影が見つからぬ場合もある。ドラミング音による聴覚テストを受けている。

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今日(4月22日・その2)の一枚

異種の花 寄り添いて咲き 春小路

 宮丘公園の遊歩道「春の小路」にエゾエンゴサクと延齢草が並んで咲いている。地下の根同士に関してはいざ知らず地上の花達は、種類が違っても喧嘩もせず寄り添っている。こんなに形の異なる花が相手を嫌わずにいて、争わないところがよい。

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今日(4月22日)の一枚

アルビノの エゾエンゴサク 白く咲き

 朝の散歩時に西野市民の森の自然遊歩道に入り込む。このところの陽気で遊歩道にエゾエンゴサクや延齢草が咲き出している。白いエゾエンゴサクを見つける。通常の青紫の色が脱色されているので花のアルビノのようで、珍しいものに出合う。

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シリーズ2150・「パノラマ写真」ここはどこ

 画廊につながった喫茶店のコーヒーは美味かった。さて、ここはどこ。


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2016年04月21日

道新文化センター講座2016年第2回目(4月20日)

 都市秘境散策講座の2回目はスペイン国名誉領事館訪問である。名誉領事館は北洋銀行本店内にあり、名誉領事は同行会長の横内龍三氏である。北洋銀行本店ビルの2Fの入口で横内氏の出迎えを受け、横内氏に役員室のある11Fで名誉領事として名誉領事館の説明と質疑応答を1時間程度行っていただく。


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(パノラマ写真:スペイン名誉領事館)

 横内氏は日銀勤務時代、ドイツで仕事をされ、スペインにも行かれた経験がある。スペインに関する関わりなどを話していただく。名誉領事館の「名誉」は経費を全額日本側で持つという意味に訳することもできるとの事である。主な業務は在日スペイン人のパスポート更新受付業務、緊急時の支援、情報提供サービス、文化・経済交流の支援等である。
 質問が色々出て、訪問終了後、その日の内に横内氏からメールで回答が寄せられた。質問と回答を列記すると
質問)1
在北海道のスペイン人は何人?
回答)1
32人(在留届提出ベース)
※在留届の提出に法的な義務はありませんので、
 実際の居住者これ以上いる可能性もあります。
質問)2
イスパニアはいつ、スペインに?
回答)2
・イスパニアはラテン語で、ローマ帝国に支配されていた当時(7世紀頃まで)に
 使用されていたもの
・その後、10世紀頃以降にエスパーニャ(スペイン語)と呼ばれるようになり、今に
続く。
・日本では、スペイン語の発音に準じて永く「エスパニア」としてきたが、
 明治以降は英語の発音に準じて「スペイン」を使用している
 →つまり、日本側が勝手に呼び方を変えただけのようです。
質問)3
国旗の赤と黄の意味
回答)3
有力説)黄色は、「豊かな国土」、赤色は「外敵を撃退した時に流れた血」を象徴
別の説)昔の戦争は船を使用することが多かったので、遠くからの視認性に優れた
色合いとすべく、赤と黄色の組み合わせとなった。
 名誉領事館を訪問し、質疑を通してスペインが身近に感じられるようになった。
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(名誉領事館の紹介をする横内氏、横内氏の左側に写っている国際部担当部長の矢嶋洋一氏が大連の北洋銀行のオフィスに勤務されていた頃大連でお会いしている。)

 スペイン国名誉領事館を辞して、歩いて日本基督教会札幌教会までゆく。平日はこの教会の中には入ることが出来ず、外側を見るだけとなる。


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(パノラマ写真:日本基督教団札幌教会)

 教会からさらに歩いて北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設(HUG)を見学。同大学のスタッフの南俊輔氏が対応してくれる。展覧会が行われていない期間で、軟石がむき出しになっている壁に囲まれた空間があるでけだった。


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(HUG内での参加者のパノラマ写真)

 最後はホテルクラビーサッポロからサッポロファクトリーまでの地下通路にある「やじうまFactory」をみる。20名居た参加者の一人もこの通路を通った事がないのは予想外だった。

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(やじうまFactory)


今日(4月21日)の一枚

亀カモメ 生態系の 異変なり

 ホテルでの朝食会が終わって赤れんが庁舎の庭に寄り道をする。春の陽気で暑いぐらいで、庁舎前庭の池で大きな亀が甲羅干しをしている。多分ペットの亀が捨てられて大きくなったのだろう。カモメも泳いでいて大都会の中の生態系が変である。

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シリーズ2148・「パノラマ写真」ここはどこ

 昨日(4月20日)、都市秘境散策講座で見学した場所です。さて、ここはどこ。
 パノラマ写真に写っている参加者で、このブログとパノラマ写真を見た方、
HN(ハンドルネーム:自分だけがわかる仮の名前)でよいので、見たと
コメントを書いてください。毎回、見学のレポートをブログに書いていても
参加者からのコメントが無ければ、レポートを書く意味がないのでは
ないかと思っています。20名の参加者の1割からコメントが返ってきても
2名で、それだけで十分とは思っているのですが・・・


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(パノラマ写真)

2016年04月20日

今日(4月20日・その3)の一枚

西国章 プルス・ウルトラ 領事談

 今日の都市秘境散策の訪問先は在札幌スペイン国名誉領事館である。領事館は北洋銀行本店内にある。昨年名誉領事に就任の同行会長の横内龍三氏が出迎えてくれる。スペインの国章にあるプルス・ウルトラ(もっと先へ)が氏の座右の銘である。


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(パノラマ写真)
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今日(4月20日・その2)の一枚

尾羽先 わずかな赤味 ヒレンジャク

 ヒレンジャクかキレンジャクが群れで電線に止まっている。一羽が枝に移動したのを狙い撮りする。日の出前で暗く鳥影がシルエットで写り達磨の置物ようである。尾羽の先端部分が辛うじて赤味を帯びて見えるのでヒレンジャクと同定する。

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今日(4月20日)の一枚

電線が 存在誇示し 明けの空

 都市秘境散策の講座日で天気が気になる。天気予報では晴れの良い天気になりそうである。朝焼けの様子を撮ってみるが、いつもの通り電線が写り込んできて、しかも邪魔な電線にフォーカスが合う。物事上手くはいかないものだと心で呟く。

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2016年04月19日

今日(4月19日)の一枚

雨滴撮り 回帰構造 垣間見る

 霧雨の寒い朝でカメラを持って外に出てもこれといって撮る被写体が見つからない。枝に溜まった雨滴を撮って拡大すると周囲の木が映っている。枝の部分が木になり、解像度が無限大なら雨滴に映る木の枝にまた雨滴がある、回帰構造となる。

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シリーズ2147・「パノラマ写真」ここはどこ

 農耕馬の塑像のあるここはどこ。


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2016年04月18日

カモ 4月18日(2016年)

雪解けて 波紋広がり 毛繕い

 川の中でカモが毛繕いの動作を見せている。見ていると随分と身体が柔らかい。首を曲げ後ろの毛の中に嘴を入れての作業である。水を弾くように身体の脂分を羽に塗りつけているのかもしれない。身体を動かすと雪解けの水面に波紋が広がる。

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今日(4月18日・その2)の一枚

追いかけに 歩いて逃げる ハクセキレイ

中の川の川べりを歩いていて野鳥を見つける。ハクセキレイである。なるべく近寄って写真を撮ろうと間合いを詰めると、鳥の方は歩いて逃げる。いっそのこと飛び去ってくれるとあきらめるのに、どこまでも前を歩いて行く鳥の後を追う。

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今日(4月18日)の一枚

同定に 難義の鳥で ヒワ仲間 

 野鳥は撮ってから名前を調べても確信の持てないものがある。今朝のもそのような例で、正面からの写真で羽の部分が写っていないので同定に難義する。大きさや胸毛の黄色い部分、あまり大きくない嘴でヒワ類を候補に大まかな推定である。

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シリーズ2145・「パノラマ写真」ここはどこ

 使われない切符が壁・天井に所狭しと貼りつけられているここはどこ。


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2016年04月17日

今日(4月17日・その3)の一枚

ミサの後 語らいを撮る 礼拝堂

 都市秘境散策講座の2回目に、軟石造りの日本基督教団札幌礼拝堂の傍を通る予定。この教会の内部を見てみたいと思っていても平日は閉まったままである。日曜日のミサの時間に合わせて訪れ、パノラマ写真を撮る。女性の牧師さんであった。


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(パノラマ写真)

今日(4月17日・その2)の一枚

吉運ぶ マリオカートか 小雨中

 ミニカーに登録される公道専用カートがある。これをコスチュームで変装して乗り回す一団もいる。ゲームのマリオブラザーズのコスチュームならリアルマリオカートと呼ばれ、これを公道で見ると幸運が訪れるという都市伝説が出来つつあるらしい。

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シリーズ2143・「パノラマ写真」ここはどこ

 雪原に古い車両が置かれているここはどこ。


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今日(4月17日)の一枚

雨の朝 エゾエンゴサク 色冴えず 

雨で朝の散歩は中止。庭のエゾエンゴサクを撮ってみるが、雨空同様色が冴えない。傍のカタクリの花も閉じたままである。昨日宮丘公園の「春の小路」の散策路でスプリングエフェメラルを探してみたけれど、花を見つけることはできなかった。

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シリーズ2144・「パノラマ写真」ここはどこ

 1986年に竣工したこの建物のあるここはどこ。


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2016年04月16日

シリーズ2142・「パノラマ写真」ここはどこ

 会話を交わしてもよい図書室のあるここはどこ。


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シリーズ2141・「パノラマ写真」ここはどこ

 階段の上に看板が見えるここはどこ。


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今日(4月16日・その4)の一枚

アカゲラを 朝日縁取り 幹の陰 

 アカゲラが木に止まっている。朝日を浴びた姿を撮りたいとシャッターチャンスを狙っていると、朝日の当たらない木の陰に回り込んでくる。身体に一部分が朝日に照らされて幹の部分と区別できる。頭の赤帽子は日陰で冴えた色には写らない。

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ヒガラ 4月16日(2016年)

青空や バッコヤナギに ヒガラかな

 シジュウカラに似た小柄な野鳥がバッコヤナギの枝に止っている。バッコヤナギの花は綻び始めている。野鳥の胸に黒いネクタイ模様が見えないのでシジュウカラではないようだ。頭部に冠羽らしきものが心持ち見えていてヒガラのようである。

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コゲラ 4月16日(2016年)

突(つつ)き無く 目で虫追うか コゲラなり

 宮丘公園内の舗装道路を歩いていると、近くの枯木にコゲラが止まって、木についている虫を探している。カメラとの距離がかなり近くても逃げない。ドラミング動作をするでもなく、目で虫を探している。いつもとは勝手の異なる撮影となる。

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今日(4月16日)の一枚

朝刊に 足を取られて 陽に遅れ

 もうすぐ日の出でカメラを持って外に出ようとして、朝刊の熊本大地震の記事に足止めである。一昨日の地震が本震かと思っていたら今日未明のものが本震で、一昨日のものが前震だったらしい。外に出る頃陽は昇っていて日の出には遅れる。

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2016年04月15日

今日(4月15日)の一枚

春先は 花より餌の カラス居り

 荒れ模様の天気。熊本では昨夜から大きな地震と余震が続く。カラスが地面に降り、枯葉をはがしたりして餌探しをしている。カラスはユキノシタやクロッカスの花には見向きもせず、花をほじくり返すまではしないので、見ていて安心である。

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観光案内所が入居する教会風駅舎の夕張駅

 石勝線の終端駅で1面のホームから単線の先に車両止めが見える。駅は1892年に開業しており、道内屈指の古さを誇る駅である。駅舎は移転、改築を重ね現在の場所になり駅舎は三代目である。時計塔のある三角屋根で教会風で洒落ている。玄関上部に「ゆうばり駅」の表示があっても、夕張市が管理する観光案内センターが入居していて駅業務は行われていない。駅舎内に夕張のマスコットキャラクター「メロン熊」のポスターがある。駅舎の横に「ホテルマウントレースイ」の大きな建物がある。毎年行われる映画祭で会場の一つとなる。(2014.4.24 撮影)

車両止め ここが終着 石勝線


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館内に 夕張キャラの メロン熊


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2016年04月14日

シリーズ2140・「パノラマ写真」ここはどこ

 この教会はどこ。


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シリーズ2139・「パノラマ写真」ここはどこ

 軟石造りのこの建物はどこ。



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今日(4月14日・その2)の一枚

気が付けば カタクリ咲いて 庭の花

 気が付くと庭のカタクリの花が咲いている。毎年同じ株が同じ場所に咲くので、山道で春の花を見つけようとする真剣さに欠け、写真を撮ることさえ逃してしまいそうになる。今年はしっかりと写真を撮り、庭の花である事の認識を新たにする。

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道新文化センター講座2016年第1回(4月13日)

 4月13日は道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」の2016年春コースの初日である。2007年秋に始まったこの講座は10年目を迎え、通算13回目になる。初回からのリピータはいないけれど2回目あたりからのリピータは参加していて、毎年同じところに行かないようにスケジュールを組んでいる。ただ、毎回の初日は道新文化センターのビルに集合してから出発なので、歩いて行ける都心部となると、これまで訪問したところと重なる場合もあり、市庁舎も以前に訪れた事がある。それでも新しい見学場所を探して行くように企画した。
 市庁舎の見学は市職員のS氏に全面的にお世話になった。市庁舎のロビーまでS氏は出迎えてくれ、10階にある市長、副市長室の並んでいる待合室に飾ってある札幌市栄誉市民の肖像画を見学する。肖像画の写真を撮るのを目的にしていたが、見学者を引率していてはその目的は十分達せられなかった。栄誉市民の第1号の宮部金吾博士と最後の板垣武四元札幌市長の写真を載せておく。

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(札幌市栄誉市民宮部金吾博士)

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(札幌市栄誉市民板垣武四元札幌市長)

 次に18階にある札幌市議会の傍聴席で、議場を見下ろす席で担当者から市議会全般にわたる説明を聞く。議員の定員は68名で、現在は死去により1名減って67名である。議場には秋元克広市長、町田隆敏副市長の名札があって、辛うじて読める。お二方も顔見知りで、筆者から見ると若い世代が市の舵取りをする時代になっている。傍聴席に来なくても、市議会の様子はインターネットでも見ることができるそうである。

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(傍聴席から見た札幌市議会議場)

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(札幌市議会の説明を聞く参加者)

 札幌市庁舎の最上階は19階で、以前ここに本格的な茶室があった。筆者の「都市秘境」に関する諸々の原点になった場所である。しかし、今はその茶室は無くなって、市長の記者会見場になっている。秋元市政が発足してから1年が経ち、札幌市の現状とこれからの市の向かう方向等につき「札幌市まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2015」の冊子で担当者から説明を受ける。人口問題を始めとして、札幌市を取り巻く環境が転換点にあって、これからの市の政策がどこに重きがおかれるのか、短時間に説明してもらう。


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(市長記者会見場で説明を聞く参加者・パノラマ写真)

 市庁舎の見学を終えてから札幌国際プラザに行く。担当のI氏が説明してくれる。国際プラザは公益財団法人で「多文化交流部」と「コンベンションビューロー」の二つの組織の柱がある。それぞれでどんな事業が行われているのかスライドによる紹介があった。国際プラザの活動は多くの無償ボランティアで支えられていて、今後外国人が観光でもビジネスでもあるいは居住者として札幌に来るのが増えるのを見越すと、国際プラザの重要性が増し、ボランティアの役割も拡大する。

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(スライドによる札幌国際プラザの紹介)

 説明後、実際に活動が行われているロビーを見てまわる。寄贈された打掛が展示されていて、これを羽織って写真撮影ができると説明されていた。


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(札幌国際プラザのロビーとオフイス・パノラマ写真)

シジュウカラ 4月14日(2016年)

外国語 ツツピーツツピーと シジュウカラ

 散歩している耳に野鳥の鳴き声が届く。鳥の鳴き声は何と表記してよいか判らずお手上げである。耳慣れない外国語を日本語で記録する作業みたいなものである。「ツツピーツツピー」とも聞こえる鳴き声の方向に居た野鳥はシジュウカラである。

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過去の繁栄を偲ばせる長い人道橋の見える鹿ノ谷駅

 鹿ノ谷の集落は道道38号沿いにあり、駅は38号の東にある。駅から直接東側に行く道路は無い。鹿ノ谷駅が、かつては夕張鉄道線の接続駅として広い構内を持ち、石炭運搬の拠点駅として栄えたことが、今も構内に残る長い人道橋で推察できる。駅舎に接した1面のホームに棒線が南北に延びている。高倉健主演の映画「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地で有名になった場所は、上り方向の若菜地区に想い出広場として保存されている。無人駅の駅舎の壁に鉄道の写真や毛筆による句が貼られている。地区の簡易ギャラリーの雰囲気である。(2014.4.24 撮影)

人道橋 過去の構内 広さ知る


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雰囲気は 簡易ギャラリー 駅舎内


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2016年04月13日

今日(4月13日・その2)の一枚

市役所に 都市秘境あり 見学会

 道新文化センターの講座「身近な都市秘境を歩いてみよう」の初日。今回は札幌市庁舎が講座の皮切りとなる。市の職員のS氏がロビーまで出迎えてくれる。この後札幌栄誉市民の肖像画、札幌市議会、市長記者会見室で担当者から説明を聞く。


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(パノラマ写真)
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今日(4月13日)の一枚

寒き朝 鳥果に代えて 我が家撮り

 風のある曇天の朝である。山肌の残雪を渡ってくる春先の風は冷たい。今朝も野鳥を期待して望遠レンズ付きのカメラを持って家の近くを歩く。しかし、鳥影を見ることは無く、鳥果無しである。せめて望遠レンズで我が家の屋根を撮ってみる。

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「頑張れ夕張」の標語に反して無人化された清水沢駅

 清水沢の集落は山間の細長いもので、駅の敷地の広さのところに家が並んでいる感じである。かつての駅は石炭運搬の拠点駅として栄えていたのがこの構内の広さに残っている。駅の南側で国道452号は直角に折れ、夕張川を堰き止めた巨大なシューパロダムへと続いている。国道から分かれた道路が駅前を通り、道道38号につながる。清水沢駅の駅舎の玄関部分は三角屋根付きで大きな駅名看板がある。しかし、駅前通りはシャッター街の様相を呈している。訪問した時はスペースのある有人駅だったが、2015年10月に無人化された。(2014.4.24 撮影)

駅前は 淋しき町なり 大駅舎


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頑張れず 無人化になり 清水沢


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2016年04月12日

今日(4月12日・その3)の一枚

新幹線 切り離し見る 記念の日

 3月26日に新幹線と在来線を乗り継いで、指宿市山川駅から帯広駅までの日着旅行のインタビュー記事の載った「十勝毎日新聞」(3月27日号)が届く。盛岡駅での新幹線車両「こまち」と「はやぶさ」の切り離しのパノラマ写真と重ねてみる。


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(パノラマ写真)

カワラヒワ 4月12日(2016年)

カワラヒワ 止まり曲芸 技を見せ

 ガラス戸越しに野鳥を撮る。野鳥なので細い物の先に止まっても不思議ではないのだが、それにしても曲芸師のように上手く木の枝(葉)先で身体を支えている。羽のところに黒と黄色い模様が見え、ずんぐりした嘴からカワラヒワとわかる。

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今日(4月12日)の一枚

ホオジロが 赤味を帯びて 日の出かな

 今朝は300 mmの望遠レンズを持って、野鳥を撮る意気込みでの散歩となる。梢に止まっている野鳥は、この辺りを縄張りにしているらしいホオジロである。先日も見かけているけれど、同じ鳥かどうかは分からない。朝日で赤味を帯びている。

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地域の寄り合所の雰囲気の待合所がある南清水沢駅

 南清水沢の集落は夕張川の西側にある。川の東側から北側は清水沢地区になっている。南清水沢地区では線路と国道452号が隣り合わせで南北に延びていて、駅は国道の東側沿いに国道に接するようにしてある。駅前の国道の西側にはスーパーマーケットがある。駅の南側に清水沢地区につながる道路が延び、線路と交差するところに踏切がある。単式ホームで棒線が真っ直ぐに延びているのが確かめられる。駅舎内はかつての切符販売の窓口のところに時計が置かれ、シャツや手袋がかけられているけれどこれは忘れ物なのかも知れない。(2014.4.24 撮影)

国道と 線路が挟む 駅舎なり


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駅名を 探し見つけて 時刻表


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2016年04月11日

シリーズ2138・「パノラマ写真」ここはどこ

 少女像のあるここはどこ。


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今日(4月11日・その2)の一枚

卯月雪 咲くをためらい クロッカス

 庭のクロッカスが咲き出した頃にこの雪である。クロッカスも花弁を広げようか、閉じたままにしておこうか迷っている風情である。花に雪は北海道の春先に見られる光景ではあるにしても、予想していなかった事で、花を見る方も少々驚く。

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今日(4月11日)の一枚

実の赤さ 朝日で増して 紅紫檀

 昨日自動車の冬タイヤを夏タイヤに変えたというのに今朝は雪が地面を覆っている。すぐ解けるだろうが、北海道の春先は油断できない。庭の紅紫檀に雪が積もっていて、朝日で実の赤さが増している。新聞休刊日で天気予報が見られない。

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国道脇に在るレストランの一部かと見間違う沼ノ沢駅

 新夕張駅からの石勝線支線は国道452と並行して延びる。沼ノ沢駅は国道沿いにあり、線路の南側に沼ノ沢の集落が広がる。駅が国道沿いにある立地を生かしてか、駅舎の旧事務所部分に「レストランおーやま」がテナントとして入居している。駅舎の半分以上はレストランで、駅看板がなければここが駅舎とは気が付かない。駅前にはシャッターが下りた店舗が並んでいて、財政破綻の夕張市の一端を垣間見せている。周囲は夕張メロンの主産地である。ホームに出てみると単式1面1線の棒線で、春を告げる福寿草の花が目に付いた。(2014.4.24 撮影)

駅看板 ここは駅なり 沼ノ沢


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ホーム脇 福寿草咲き 遅き春


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2016年04月10日

今日(4月10日・その3)の一枚

全天球 問題有りて 解像度

 昨日の結婚式で撮った全天球パノラマ写真を確認する。この写真では、全体の雰囲気が伝わる一方、解像度の点ではデジカメやスマホのものと比べると、かなり見劣りする。利用者を増やすためには、さらに解像度を高める必要があるだろう。


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(パノラマ写真)

今日(4月10日・その2)の一枚

ホオジロは 身を隠したり 枯葉色

 雪解けの後の枯草のところで動くものが居る。野鳥で、何の鳥かは判らないままとも角遠くから撮っておく。帰宅してパソコンで拡大してみると貌の部分の白黒模様に特徴があり、ホオジロのようである。体の色は周囲の枯草色に同化している。

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今日(4月10日)の一枚

ナニワズを 撮る耳に入る カラス声

 春の一番咲きの木花はナニワズである。低木なので山道沿いの開けた場所で咲いている。黄色の花と緑の葉が、雪解け後の枯葉色をバックにして色鮮やかである。近くでカラスの鳴き声がしてその方向に目をやると、枝にカラスが止まっている。

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彫刻が駅前広場を飾り洒落た駅舎の新得駅

 新得駅が観光地の駅であることは駅前広場に立つと感じられる。時計塔のある三角屋根を乗せた玄関部分に半円形窓と格子窓を組み合わせたデザインの木造平屋の駅舎はいかにも外国風である。広場には「希望」と題されたハトを手にした裸婦像がある。その像の向い側に「火夫の像」があり、根室本線の駅でもあるこの駅から狩勝峠の難所で奮闘するSLの機関助手の投炭の姿が像になっている。社員配置駅でみどりの窓口やキオスクがある。駅舎内には立ち食いそば店がある。2面3線で島ホームは屋根付きで、ホーム間に跨線橋がある。(2014.9.5 撮影)

裸婦が立ち 洒落た駅舎で 観光地


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新得で 路線終わりて 石勝線


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2016年04月09日

今日(4月9日・その3)の一枚

披露宴 祝辞に合わせ 写真撮る

 父親のS英樹氏と2013年にタイ、カンボジアを旅行した時、一緒について来た麻衣さんの結婚披露宴の祝辞を頼まれた。新郎はK亮佑君である。スピーチの最中パノラマ写真を撮ってみる。出席者が笑っていて、少々型破りな冒頭の祝辞となった。


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(パノラマ写真)

今日(4月9日・その2)の一枚

貧すれば 鈍す対応 増毛町

 朝刊第1面に「留萌-増毛12月4日廃止」の記事。前々から取り沙汰されていた路線廃止に増毛町長が同意した。今年の鉄道カレンダーの4月の写真は増毛駅舎と駅近くの風待食堂である。食堂のパノラマ写真の方は事情があって非表示とする。

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今日(4月9日)の一枚

デージーに 霰降る日や 予定あり

 朝の散歩から戻り、庭のところでデージーが一輪咲いているのを見つける。写真を撮っていると小粒の霰が降ってくる。この時季のデージーも珍しいけれど、花に霰というのもまた珍しい。午後は外出の予定で、天候が変わりそうな一日の予感。

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北海道一の高さで普通列車が運行していないトマム駅

 土日祝日に2200円(後に2260円)で普通列車乗り放題の「一日散歩きっぷ」があり、札幌発で新得まで行けた(2016年に廃止)。新夕張-新得間は普通列車が走っていないので、この切符でトマム駅で乗降できた。トマム駅は標高538 mの北海道の最も高い駅で2面2線である。特急同士の待ち合わせ時間にホームに出ることができ、その時間を利用して写真を撮る。跨線橋があり、跨線橋につながるフード付きの人道橋を歩いて行くとJRトラベルセンターがあり、係りの人が居た。ここも2015年には廃止され完全な無人駅となる。

最高の 標高駅で ホーム撮り(2012・10・8 撮影)


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駅名標 読みもカタカナ トマム駅(2014・9・5 撮影)


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2016年04月08日

今日(4月8日・その2)の一枚

同定は 胸毛の黄色 マヒワなり

 庭に出て見上げたドイツトウヒの天辺に小さな野鳥が居る。倍率がそれほど高くない望遠レンズを使用して撮り、PCで拡大してみる。胸元から腹部にかけて黄色い体毛で、ずんぐりした嘴からマヒワと同定する。枝で木の実を食べているようだ。

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今日(4月9日)の一枚

黒き鳥 白き飛沫(しぶき)で 身を清め

 山に続く道に雪解け水が溜りを作っている。遠くから見ているとカラスが水浴びをしている。この季節の朝の気温は、野鳥の水遊びに適しているとは思えない。が、雪解け水は野鳥にとっても気持ち良いのかも知れない。残雪もそろそろ消える。

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花壇に飾られた花の印象が残った占冠駅

 新夕張を出ると石勝線の本線は新得方向を目指して東に延び、支線は北に延び夕張駅に達する。本線の方は夕張山地のトンネルをくぐり、占冠村の中心部から離れた畑に囲まれた場所に占冠駅がある。駅舎は比較的大きく、駅舎の壁に海抜348mのパネルがある。パネルがあっても北海道で最も高い駅という訳ではなく、標高が最高の駅は隣駅のトマム駅である。駅前広場が整備されていて物産館がある。占冠村が業務委託を行っている駅である。ホームは2面3線で、ホーム間に跨線橋がある。ホームの花壇は手入れが行き届いていた。(2014.9.5 撮影)

プレートで 海抜誇示し 駅舎壁


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占冠 花壇の印象 残りたり


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2016年04月07日

今日(4月7日・その2)の一枚

助手席で 撮りて確認 オオハクチョウ

 A市から札幌に戻る国道12号の奈井江辺りで大型の鳥の群れが飛んで行くのが見える。助手席であわててカメラを向け、かろうじて撮った一枚が残る。PCで拡大してみると鮮明でないけれどオオハクチョウのようで、ねぐらに帰るところらしい。

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今日(4月7日)の一枚

朝焼けを 車中から撮る 遠出かな

 早朝自動車でA市に向かう。高速道路走行中朝焼けを見て車内から撮る。撮影時刻は5時少し前で、日の出は5時台前半にまでなってきている。砂川SAの店は開店前で、家から持ってきた食べ物で朝食となる。今日の役目はカメラマンである。

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旧駅名「紅葉山」の駅名標が駅前広場に残る新夕張駅

 夕張川が大きくS字を描いて蛇行するところに夕張市紅葉山地区があり、駅はこの地区の高台にある。北海道炭礦鉄道の駅として開業した当時は紅葉山駅で、その駅名標が駅広場に残されている。石勝線はこの駅のすぐ北で占冠に向かう本線と夕張駅に向かう支線に分かれる。駅舎は2階建てで、1階に改札口があり2階に上るとホームになる。高架駅ではなく、線路が市街地より高いところにある。2面5線で構内規模の大きな駅である。ホームに立つと上り方向にトンネルの入り口が見える。下り方向は夕張川を渡りトンネルとなる。(2014.9.5 撮影)

高台に 駅舎のありて 新夕張


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想像は 色付く山の 紅葉山


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2016年04月06日

今日(4月6日・その2)の一枚

都市秘境 名に違わずの 坂会館

 道新に「レトロスペース・坂会館」が老朽化で月内にも閉館か、の記事が載っている。昨年の道新文化センターの都市秘境散策講座で講座参加者と一緒に同館を訪れ、坂館長から説明を聞いている。閉館後蒐集品はどうなるのか気がかりである。
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今日(4月6日)の一枚

山に雪 風の冷たき 卯月なり

 歯科医院からの帰りに久しぶりに宮丘公園に寄り道する。木葉が出ていないので見晴しが良い。芝生広場のところから眺めると山裾に風車が見える。養老施設のものである。山には未だ雪がある。外歩きをしないせいか身体が重く感じられる。

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「富」に通じる名前だったのに信号所になった十三里駅

 数字の駅名は珍しく、これは追分駅を起点として十三哩(マイル)標があったことに由来している。数字の13が付くとキリスト教国では忌み嫌われそうであるけれど、日本では「富」に通じる良い名前である。石勝線とこれに並行する国道274の間の狭いスペースに小屋があって、小屋壁の端に十三里駅の縦書きの駅名が見える。2面2線のホームへは階段を使って上る。ホーム間は跨線橋で行き来する。跨線橋の出入口のところに小さな待合所がある。東追分駅と同様、北海道新幹線営業に伴って2016年3月26日に、駅から信号所になっている。(2014.9.5 撮影)

十三里は 富に通じる 逸話なし


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山間の 駅身を変えて 信号所


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2016年04月05日

今日(4月5日)の一枚

花爆発 前触れで咲き フキノトウ

 久しぶりに山道を散歩する。雪解けと競走するかのようにフキノトウがあちらこちらに顔を出している。フキノトウは春一番の花で、その姿を見ると残雪があろうとも北国の春である。これから花が爆発するように咲き出す前触れの花である。

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名所「千鳥ヶ滝」のある滝の上公園近くの滝ノ上駅

 国道274号と夕張川に挟まれるように石勝線が延び、駅舎は線路の北側の国道沿いにある。駅の南側近くに「滝の上公園」があり、夕張川が造り出す「千鳥ヶ滝」が名所となっている。駅舎は緩い勾配の平屋で、駅待合室はガラス窓の部分が多く、国道と跨線橋が目に入る。ガランとした待合室に火災予防運動のポスターが貼ってあり、女優の加藤あいの顔が見える。駅舎を貫く通路がありここを通って2面3線のホームに出る。跨線橋がありその出入り口に待合所が付け足されてある。線路の上り下り方向にスノーシェルターが見える。(2014.9.5 撮影)

待合所 女優客なり 滝ノ上


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ポイントを 護るシェルター 西東


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2016年04月04日

今日(4月4日・その2)の一枚

雪解けて 色の現れ 時計台

 時計台の敷地内に、時計台と豊平川のサケをデザインしたマンホールの蓋を見つける。彩色された蓋でこれは珍しい。以前に見たことがないので観光客へのサービスで新しく設置されたものらしい。色彩の乏しい雪解けの季節に色を添えている。


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今日(4月4日)の一枚

行内に 名誉領事館 都市秘境 

 来週から道新文化センターの都市秘境歩きの講座が始まる。その下調べと資料用写真撮影のため街まで出る。北洋銀行内に新しく移転した在札幌スペイン国名誉領事館の看板のパノラマ写真を撮る。同国名誉領事は同行会長の横内龍三氏である。


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(パノラマ写真)

営業停止のパークゴルフ&レストランの客車が見える川端駅

 川端駅は夕張川の西側で国道274号が直角に折れるところにある。駅前広場に「砂金の話」と題されたパネルがあり、夕張川が砂金の産地であった史実が書かれている。北海道炭礦鉄道の駅だったものが国有化され、JR北海道に継承されている。駅の北側に川端の集落があり、駅前に広場がある。広場には花壇があり手入れされている。駅舎内の時刻表の下に「ふるさとの心で使おう川端駅」の標語が見える。ホームは2面3線で、ホーム間に跨線橋がある。駅の南側に客車2台がパークゴルフ場の使用中止の建物を挟むように置かれている。(2014.9.5 撮影)

花壇あり 心和ませ 駅広場


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標語あり モラルを説いて 駅舎内


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2016年04月03日

今日(4月3日・その2)の一枚

雪大蛇 消え去る頃に 一番花(いちばんか)

 軒下の積雪が間もなく無くなりそうだ。屋根から落ちた雪が積もって、この場所で積雪は消えて行くのに最後の抵抗を試みている。残った雪は何か白い大蛇のようにも見える。この大蛇が退散する頃を見計らって、春一番の花が咲き出してくる。

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今日(4月3日)の一枚

雨の朝 動きの鈍き リスを撮り

 朝から冷たい雨。気持ちは落ち着くけれど、写真を撮るには適さない日の始まりである。ベランダから木の枝に隠れるようにしているリスを撮って拡大してみる。何か咥えているようだが木の葉に隠れてわからない。リスも雨の日は動きが鈍い。

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駅から信号場になったかつての秘境駅東追分駅

 東追分駅は2016年3月26日に駅が廃止され信号場になった。その廃止日に特急「スーパーとかち」でこの信号場を通過している。同日は北海道新幹線開業日で、前日飛行機で鹿児島に飛び、指宿市の山川駅から列車を乗り継ぎ、1日で帯広駅に行く途中でのことである。暗闇で信号場の様子は窺い知れない。ホームは2面2線で跨線橋があり、跨線橋の出入口が待合所になっていた。駅の周囲は畑が広がり、駅への道が分かり難く、駅の周辺には農家が数軒ある程度である。秘境駅の表現が当てはまる駅だったが、利用客が見込めず廃止された。(2014.9.5 撮影)

畑中 秘境駅あり 東追分


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駅廃止 何処に身を寄せ 駅ノート


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2016年04月02日

今日(4月2日・その2)の一枚

赤と黄は 血と金の旗 イスパニヤ

 4月に入り道新文化センターの街歩き講座の準備。スペイン名誉領事館も訪問先に加えており、旧名誉領事館のパノラマ写真を合成する。旧名誉領事は堀達也氏。新名誉領事館は北洋銀行内に移り、新名誉領事は同行会長の横内龍三氏である。


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(パノラマ写真 2014.9.5撮影)

今日(4月2日)の一枚

大観の 富嶽日の出を 図版撮り

 横山大観展が道立近代美術館で始まる。主催者にテレビ北海道が加わっていて、社長のS氏から開会式の招待状が届いたので観に行く。S氏も並んでいる開会式のパノラマ写真を撮る。会場で観賞した「神州第一峰」の日の出を今日の一枚とする。



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(パノラマ写真)
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過去の繁栄の記憶につながる広い構内の追分駅

 追分の地名は各地にあり、これは「牛馬を追い、分ける」のに適した分かれ道に付けられた名前で、線路の分岐がある現安平町の追分が駅名になった。室蘭本線の駅でもある。かつては石炭の輸送の拠点駅で、機関区もあった駅史から構内の規模が大きく、有人駅でもある。跨線橋のある2面4線で、ホームに停まっているワンマン列車は「岩見沢-苫小牧」のプレートが見え、室蘭本線である。南千歳駅起点の石勝線では当駅のキロ程は17.6 Kmで長万部起点の室蘭本線では170.8 Kmとなる。駅舎内には北海道新幹線のポスターがあった。

人道橋 広き構内 跨ぎたり (2012.10.7 撮影)


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新幹線 効果及ぶか 追分地 (2014.9.5 撮影)


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2016年04月01日

今日(4月1日・その4)の一枚

スズメ二羽 自動車(くるま)無視して 春陽気

 スズメは身近にいる鳥であるけれど、撮るのは意外と難しい。近寄ってカメラを向けるとすぐに逃げてしまう。スズメが居る街の中の景観は平凡で組み合わせで撮っても面白味に欠ける。道路にあるバックミラーに止まった二羽を撮ってみる。

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今日(4月1日・その3)の一枚

フクロウは こんな鳥かと 写真見る

 今までフクロウを撮ってみたいと思っていたけれど、山に近いとはいえ住宅街ではフクロウを目にする事はないと思っていた。それがびっくりポンで、棒の上に止まっていたのである。あわててシャッターを切った瞬間に飛び去ってしまった。

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今日(4月1日・その2)の一枚

春感じ リスもするかな 毛繕い

 3月の下旬はスケジュールが立て込んでいて、庭の様子を落ち着いて見ていなかった。晴天に誘われるように窓の外に目をやると、木の枝に動くものがいる。リスである。毛繕いのような仕草をしている。春を感じさせる光景を窓越しに撮る。

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今日(4月1日)の一枚

昇る陽が 赤信号と 四月馬鹿 

 早朝A市まで行く家人をH中央駅まで送る。道路の中央に朝日が現われ、赤信号かと錯覚する。本当の赤信号で自動車の運転席から持ち合わせのコンデジで日の出を撮る。いつもならエプリルフールの嘘をあれこれ考えるのに、その余裕がない。

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石勝線「0キロ標」がホームにある南千歳駅

 石勝線はこの駅から始まる。それを示す石勝線「0キロ標」が3、4ホームのところにある。北海道を象った黒御影石に石勝線の営業キロ数132.4 Kmの文字が刻まれている。石標の横に花のプランターが置かれ「Rera」の文字が見える。駅の北口から歩いて行ける商業施設である。2面4線で駅は橋上駅となっている。千歳空港のターミナルビルが駅に隣接していた頃には旅行客駅から国道36号を跨ぐ人道橋を利用した。ターミナルビルが移動して新千歳空港駅まで支線が延びた。従って、駅の南口は国道に出る通路だけで施設は無い。

石勝線 気づく客なく 0キロ標


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駅を出る 客の行き先 何処なり


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