2025年01月01日
爪句集57集 あとがき
2年前の2022年12月にがんが見つかり、手術後服薬の闘病生活を送っている。闘病生活1年目の2023年1年間のブログ記事を編集して「爪句@空撮日記-2023」を出版している。闘病生活2年目の2024年1年間のブログ記事を編集して本爪句集として出版した。この間北海道新聞がテーマを決め読者から投稿を募集していたのが目に留まり応募した。2024年の6月のテーマは「鉄道」で「闘病生活日薬の道内465駅記録」と題して投稿した。この原稿は採用されなかった。今回本爪句集出版にあたり「あとがき」に残しておこうと投稿原稿を再利用する。
「八十一歳の時思ってもいなかったがんの宣告を受けた。ホルモン療法の薬の副作用もあり、歩くのもかつてのようには行かない。頭と目の方はしっかりしているので、やっておきたい事は優先順位を上にして実行中である。
鉄道の駅のパノラマ写真を撮り、ブログに投稿し、読者がどこの駅か当てるクイズ形式を続けてきている。記事を豆本にまとめた第3集目の「爪句@クイズ・ツーリズム―鉄道編3」をこの6月に自費出版した。全3集で道内にあった465駅の記録が完成だ。豆本に印刷したQRコードをスマホ等で読み込む事で、今は存在しない駅や駅舎の様子もパノラマ写真で再現して見る事ができる。
元気な時に取材したデータを、病を得た日々に処理して記録として残す事を病の日薬にしている。最近はドローンを飛ばした空撮も行っていて、先月は函館本線の銀山駅の列車交換を空からパノラマ写真に撮った。これは毎年出版しているカレンダーの写真に採用し、来年配ろうかと考えている。」
新聞投稿原稿の銀山駅の列車交換の空撮と地上撮影の写真は2025年用のカレンダーの5月の写真として納まった。この「あとがき」は2025年の元日に書いており、雪降りの元日に晴れ間を狙って庭で撮った空撮写真に前記カレンダー写真と2024年6月に出版した『爪句@暦の記憶2』を貼り込んでおく。なお庭でドローンを飛ばして空撮を行なうのは国土交通省から「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」(東空運航第40136号、東空運航第41737号)取得して行っており、これらの許可・承認書も元日の空に貼っておく。
闘病の1年間は行動範囲も狭まっているなか、著者が世話役を務めたオンラインでの勉強会on line eSRU(eシルクロード大学)で毎月1回社会とつながっている感じだった。この爪句集にも月々の会の様子を記録している。勉強会に参加された講師の方々や常連の参加者にはお名前を割愛してお礼申し上げる。
本爪句集出版に際しては、いつものように共同文化社にお世話になったおりお礼申し上げる。最後に、時には体調が勝れない妻に老々介護の労を取ってもらい、これなくしては毎日のブログ書きは不可能で、従って本爪句集も陽の目を見なかっただろうと、最後に記して感謝する。
闘病の1年間は行動範囲も狭まっているなか、著者が世話役を務めたオンラインでの勉強会on line eSRU(eシルクロード大学)で毎月1回社会とつながっている感じだった。この爪句集にも月々の会の様子を記録している。勉強会に参加された講師の方々や常連の参加者にはお名前を割愛してお礼申し上げる。
本爪句集出版に際しては、いつものように共同文化社にお世話になったおりお礼申し上げる。最後に、時には体調が勝れない妻に老々介護の労を取ってもらい、これなくしては毎日のブログ書きは不可能で、従って本爪句集も陽の目を見なかっただろうと、最後に記して感謝する。