2017年08月05日
2017年08月04日
人影の無い北海道薬科大学薬用植物園
北海道薬科大学は2018年に北科大と統合の予定で、これまでキャンパスのあった小樽市桂岡から札幌市手稲区前田に学生を伴って移った。薬科大学の施設の薬用植物園の方は桂岡に残され、学生の居なくなったキャンパスで一般市民に開放されている。しかし、訪れる見学者はほとんど居ないようである。業者に委託して管理が行われているようで、園内は手入れが行き届いている。百葉箱が目に付いたが、これは利用しているというより、庭のエクステリアとして置かれているのだろう。
2017年08月03日
北海道薬科大学桂岡キャンパスのコケ道
北科大と統合予定の北海道薬科大学の桂岡キャンパスは、山の斜面を造成して整備された。同大の薬用植物園につながる山道は笹薮と林を切り拓いて造られていて、整備されているもののコケで覆われた道が続いている。所々にキノコが顔を出している。薬用植物園につながっている道なので、木の名前を書いた標識が所々で目に付く。少し開けた場所に「瀋陽薬学院学術交流五周年」と記された記念の柱が目に留まる。札幌市の姉妹都市瀋陽市にある大学と学術交流が行われていたのを知る。
2017年08月02日
広報の掲示板で紹介された写真展
北科大の広報の掲示板に客員教授の取り組みということで、北海道新聞の記事が掲示される。JR江別駅近くの「ドラマシアターども」の2階ギャラリーで行っている「江別全球パノラマ写真展」である。スマホでQRコードを読み込むと全球パノラマ写真を鑑賞できる新趣向である。福本工業の福本義隆氏や山本修知氏の作品も一緒に展示している。ギャラリーの廊下に机を出して、これまで出版した都市秘境本、爪句集、スケッチ集も並べる。大学の客員教授のみの肩書では買い手がつかない。
写真家と 自称できるか 記事を見る
2017年08月01日
運動施設のつながる草地のヒバリ
大学西通に沿って住宅地に挟まれた区画の緑地が延びる。ここに大学駐車場、サッカー場、テニスコート、ソフトボール場、ラクビ―場、野球場、総合グラウンドが並ぶ。ドローンで空撮すると、各運動施設をつないで刈り込まれた芝生が続く。この芝生のところで野鳥を見つける。近づくとすぐ逃げるので、遠くから望遠レンズで撮ってみる。草地でよく見かけるヒバリのようである。ヒバリの特徴の冠羽がはっきり写っていないけれど、冠羽を寝かせている時もあるのでヒバリだろう。
疾く逃げる 野鳥を撮りて ヒバリなり
2017年07月30日
中央棟通路に展示された古い器具類
2017年に新築なった中央棟(E棟)の2階の通路部分にガラスのケースが置かれ、工学教育や研究に利用された古い器具類が展示されている。製図用具、計算尺、タイプライター、天秤、蛇腹式カメラと、現在の学生が見たらどうやって利用したのか分からない代物もある。寄贈者の名前もあり、寄贈者にとっては思い出の詰まった道具なのだろう。ここは大学の博物館の雰囲気を出したコーナーであるけれど、学生達の興味を惹くものではなさそうで、インテリアの役目の方が大きいようである。
2017年07月27日
大学祭で構内を訪れる市民
大学祭には地域の一般市民が訪れる。この時構内は種々雑な人で埋まるけれど、大学祭ということもあり、若者が多いようである。大学祭はどこも模擬店が主流で、テントの店が並び、食べ物や飲み物が供される。著者の全球パノラマ写真撮影法は8枚の写真を撮り、これを貼り合わせ1枚の全球パノラマ写真に合成している。人の流れの中で8枚の写真を撮ると、時間差で重なり部分の処理が上手く行かない点が出てくる。その点に目を瞑ると、大学祭の人出の賑やかさは記録できている。
2017年07月26日
早々に大学の掲示板に貼り出された北海道新聞南空知版
大学の広報の掲示板には新聞報道のあった北科大関係者やイベントの記事が貼り出される。広報担当者が新聞等から同大の名前が載った記事を拾い出してくるらしい。大学は札幌市手稲区前田にあり、担当者が目にするのは北海道新聞の札幌版だろう。それが同紙の南空知版に載った「北海道鉄道写真館」新設の記事が早々に掲示板に貼り出されていたのは意外である。南空知版は当事者の著者の手元にも無く、応報が記事コピーを入手したのは謎である。新聞写真には三橋龍一教授の顔も並ぶ。
2017年07月25日
大学の表玄関に居を構えた同窓会事務局
北科大には「雪嶺会」という同窓会がある。学内にある同窓会の事務局は今までは人目にあまりつかない場所であった。中央棟が新築され、その正面玄関のホールに面し同窓会の事務局が新装開店である。私立大学では卒業生の支援が大学運営に大きく寄与することから、同窓会が大切にされるといった事情があるためだろう。因みに雪嶺会の会員は大学のHPには3万3千名とある。同窓会事務室のガラスケースに大学縁の品々が展示されていて、新築初期と比べると展示品の数が増えている。
吹き抜けのあるロビーを持つ建屋
A棟は北海道楽科大学共用講義棟であり、4階までの吹き抜け空間の壁際に塔時計が設置されている。ホールに人っ子一人写っていない状況のパノラマ写真を撮ったと思っていたら、塔時計の後ろの鏡に自分が写っていた。G棟は講義棟で、4階までの吹き抜けのあるロビーがある。その1F部分には学生課や教務課やパソコン相談室などの学生生活をサポートする機能が集まっている。ロビーの電子掲示板には入学願書をWebで提出する案内が表示され、大学の入試もネット時代に突入である。
2017年07月24日
ネット時代の北海道薬科大学の図書館
北海道薬科大学(道薬科大)は2018年に北海道科学大学(北科大)と統合予定で、旧キャンパスのあった小樽市桂岡から手稲前田の北科大のキャンパスに移った。両大学の学生に対して講義室や食堂・売店等は共用で、専門が異なる図書室は図書館内で別々になっている。道薬科大の図書室に入ってみると、薬学関係の書籍が書架に並んでいる。しかし、勉強していると思われる学生達の机の上に本が重なって置かれている様子はない。ネット時代で、本で調べる事は少なくなっているのだろう。
2017年07月23日
学生達の溜まり場のある中央棟
講義や演習から解放された学生達の溜まり場所は軽く食事をしたりお茶をする気分の場所が選ばれる。新築された中央棟の1Fにサンドウィッチの店やテイクアウトの店が入居していて、軽食を摂るため学生が利用する。時間があると食事後も話し込んでいる。北海道工業大学と北海道薬科大学が一緒になったため、以前に比べると女子学生が多くなっている。テーブルの並んでいるところは吹き抜けになっていて2Fから見下ろせる。その2Fも椅子が置かれ休憩している学生の姿がある。
2017年07月22日
HITプラザ食堂の100円朝食
HITプラザの食堂への通路に「100円朝食キャンペーン」の看板が出ている。キャンペーンとあるから販売促進の期間限定のものであるのはわかるとして、7月18日から同月31日までの2週間は短いのでは。1か月ぐらいの期間があればと利用者は思っているかも知れない。朝限定で食べてはいない。看板に「一日始まりの力朝ごはん」とある。この惹句を爪句風にもじってみる。食堂内は昼休みの利用のピークを過ぎていて、客影はまばらで、居残って雑談に興じている学生達の姿があった。
2017年07月20日
空から観察する構内の季節の変化
異なる季節にドローンを飛ばし、空から構内の季節の変わり様を見る。2016年の師走の構内は中央棟の新築が進行していて、建物の周囲は塀で囲われている。壁の近くでドローンを飛行させ、新築中の建屋の写真を撮る。雪が解け構内に緑が戻って来た2017年の5月に図書館横の芝生からドローンを離陸させて空撮を行う。完成した中央棟を囲っていた壁は無くなっている。日の出時の早朝で、構内を見下ろして撮った写真には車も人も写っていない。芝生とその周囲の木々に緑が戻って来ている。
2017年07月13日
図書館ホールに運ばれた人体骨格標本
オープンキャンパスでは各学科の紹介のため、学科を特徴づける展示品が図書館ホールに運ばれる。人体骨格標本が立て掛けられたブースのパネルには理学療法学科の文字がある。この学科は保健衛生学分野と工学分野にまたがって医療関連の人材を育成するのが目的である。学科が属する保険医療学部にはその他に臨床工学科、看護学科、義肢装具学科、診療放射線学科がある。道新文化センターの街歩き講座で保険医療学部の一部を見学した事がある。実習用の新生児の人形が記憶に残る。
助っ人の 骨格の人 ブース立ち
2017年07月12日
オープンキャンパスの研究紹介会場になる図書館ホール
図書館の1Fホールは大学のイベントに即した会場に早変わりである。オープンキャンパス時には、大学で行われている研究紹介のブースが並ぶ。入学して研究室にやってくるかも知れない高校生や関係者に対する研究紹介は熱が入るだろう。パネルや画像を見せるパソコンが置かれて客待ちである。ホールの彫刻やステンドグラスの存在の影が薄い中、研究紹介のスタッフの学生達の赤シャツ姿が多く目につく。それに比してブースにやって来る来訪者の数が少なく、スタッフ同士の雑談が続く。
赤シャツ ガラスの絵より 目立ちたり
2017年07月11日
オープンキャンパス時に部活動の紹介が行われる体育館
2017年06月12日
寄贈の謂れが風化した振子時計
7号館の2階の廊下に少しスペースがあり、そのほぼ中央に振子時計が置かれている。立派なもので寄贈のプレートに「新井進 平成8.10」とだけ記されている。初めは気に留めていなかったけれど、本爪句集の原稿を書く段になってこの時計の謂れを聞いてみる。応用電子工学に在籍中の学生が不慮の事故で亡くなり、父親の新井氏が授業料を寄付され、これで設置されたと聞く。時計にまつわる話は既に風化していて、それを知る教職員はほとんどいない。時計は今でも時を刻んでいる。
時計盤 背後にからくり 月暦(つきこよみ)
2017年06月07日
キャンパス上空から俯瞰する大学建屋
2017年06月03日
構内で見かけるセグウェイパトロール
2017年05月30日
サッポロバレーの記憶を引き出す竹沢恵准教授
情報ベンチャーの集積地としての「サッポロバレー」が全国に喧伝されていた最盛期の2000年に「サッポロバレーの誕生」という本が出版された。出版元は「北海道情報産業史編集委員会」である。本に掲載された筆者の講義風景に一人の女子学生が写っている。彼女は現北科大准教授の竹沢恵先生である。北大時代の縁で竹沢先生にも爪句集に登場してもらおうと大学の先生の居室でパノラマ写真を撮る。北大では筆者の研究室ではなかったけれど、画像処理の研究が専門で現在も続けている。
女子学生 記憶引き出し サッポロバレー
野球場で行われている体育の授業
北科大は大学西通を挟んで南東側に講義棟や研究棟、北西側に駐車場や野球場等の屋外運動場がある。大学の授業には体育の授業もあり、この時は野球場でソフトボールの試合が行われる。二組に分かれて競技を行っている学生に聞くと1年生だそうである。野球場から見える手稲山には未だ白い雪渓の筋が見えている。体育の授業が終わった後でドローンを飛ばして、野球場の上空からパノラマ写真撮影を行う。大学西通に沿って南西に残雪の手稲山、北東に前田森林公園が見えている。
体育の 授業を撮れば 手稲山
2017年05月29日
図書館の建物のアクセサリー
建物や施設には本来の機能から離れてアクセサリー的な装飾や置物がある。北科大図書館の1Fラウンジには「黎明」の作品名のステンドグラスがある。作家は大伴二三彌で、出身地の射水市に大伴二三彌記念館「光と造形の美の森」がある。2Fの図書室入口には「陶像」と題されたオブジェが置かれ、作家は陶象家の相馬康宏である。由仁町に「UNI-絹窯 美術館ギャラリー」に同作家の作品が常設展示されている。陶象家と陶芸家と言葉の使い分けがなされていても、違いがはっきりしない。
2017年05月28日
彫刻とは縁遠い大学構内
大学には創設者とか大学に多大な貢献をした人物の胸像等があるのが普通である。あるいは大学の歴史を語る象徴的な彫刻があっても不思議ではない。北科大にはそのような彫刻が無い。唯一彫刻と呼べるものは図書館ロビーにある國松明日香氏制作の金属製のオブジェがある。作品名は「アラベスクな街」で図書館落成記念として設置された。國松氏がホテルの画廊で個展を行っていた時パノラマ写真に撮っている。やはり金属素材の作品が並ぶ。経済界の重鎮伊藤義郎氏も写っている。
大学祭(稲峰祭)に並ぶ屋台
毎年9月末に行われる大学祭(稲峰祭)に北科大同窓会の地域支部メンバーが地元の特産品を持ち寄って出店。大いに大学生を盛り上げている。町内会の方が毎年それらを目当てに来学されるほどである(小林敏道)。大学祭は屋台を出して客を呼び込む学生も、それを冷やかし気味に見て行く客も圧倒的に若者が多い。それにしても大学祭では北科大に限らず模擬店がおお流行りで、学生達が調達してきた食材で作る食べ物はどんな味なのか興味がありながら未だ試していない(青木曲直)。
学祭に 地域の有志 集い来る(小林敏道)
2017年05月27日
新築中央棟(E棟)床に描かれた世界地図
2017年の開学50周年に合わせて新築され、3月に完成を見た中央棟(E棟)の玄関ロビーの床に世界地図が描かれている。日本列島が彩色されていて、注意を惹くデザインになっている。いっそのこと北科大のロゴマークを地図の上に重ねても良かっと思われるが、そこまで宣伝するのはためらわれたか(青木曲直)。別称HUSプラザの床にあるこの世界地図のデザインは、北海道科学大学で学んだ学生たちが世界で活躍することを願い、日本が中心に描かれた世界地図になっている。(小林敏道)
世界へと 羽ばたけ高く 手稲から(小林敏道)
2017年05月26日
キャンパス正面のバス停の芝桜
キャンパスの正面に北科大路線のバス停がある。コンクリート舗装のバス停を殺風景から救うかのように芝桜が植えられている。春から初夏にかけてピンクの絨毯は目を楽しませてくれる。芝桜は空地全面に植えられているけれど、校舎の壁に大学のロゴマークがあるので、ロゴマークを象って植えられるとこれは評判になるのではなかろうか。ただし、造園屋に余分な経費を支払わねばならぬ難点がある。いっその事、花好きの職員や学生のボランティアに任せるアイデアもありそうだ。
芝桜 バスを囲みて 学府前
2017年05月18日
ニセコ山荘の思い思いの朝の一時
宿泊した北科大の施設ニセコ山荘の朝は各自思い思いの過ごし方となる。朝の一番の働き手は小樽から参加のSa氏で、グループ全員の朝食を一手に引き受けてくれる。メニューは腕に撚りをかけたカレーで、これに秘伝のキュウリの糠漬けが並べられる。その横で朝からビールを飲んでいる、古希を迎えた北科大の研究生もいる。古希に比べると格段に若い方はスマホやノートPCと睨めっこである。大きなガラス窓の外には、昨夜に降った積雪の景観が見え、さすが雪のリゾート地ニセコである。
山荘は 糠漬けも出て 朝餉なり
2017年05月17日
ドローン飛行訓練場としてのニセコ山荘
利用が急速に拡大して来ているドローンは、札幌市内は人口密集地ということで、山間部を除けば飛行させる場所がほとんどない。国土交通省から飛行許可をもらうと、大学の構内で飛行させる事はできる。この点、ニセコ山荘は付近に民家や施設がないので自由にドローンを飛ばすことが出来、飛行訓練場の様相を呈することがある。山荘周辺で飛行させようと持ち込まれたドローンを床に並べてみる。Phantom3や4の機種がある。新雪を除き、にわか造りの簡易ヘリポートから飛行させる。
並べたり 飛行訓練 ドローンかな
新雪や ドローン飛行の ヘリポート
2017年05月16日
一夜で咲く雪の花を見るニセコ山荘の朝
三月上旬でもニセコは大雪となる。山荘の周囲の空き地が駐車場で、車を停め山荘で一夜を過ごす。翌朝、車は雪に埋まっている。山荘周囲の林の木々も雪の花が満開である。車まで行く足跡が積雪の上に雪穴のように残る。早朝の雪空の薄暗い中、この景観を全球パノラマ写真に残そうと足場を固め撮影を行う。何時大雪に見舞われるかも知れない豪雪地帯ではジープは最強の車となる。しかし、乗り心地の良い車とは言えず、マニュアルの運転も面倒そうで、マニア向けの車に見えてくる。
雪道に 最強ジープ 出番待ち
2017年05月13日
平坦な構内に造られた築山での桜木探し
2017年05月11日
大学構内に棲みついたかのようなカササギ
昨年(2016年)の初夏の頃、図書館のテラスからカササギの写真を撮っている。それが頭にあったので、カラス似でも腹や羽の尻尾の一部に白い部分があり、長い尻尾を持つ鳥を見つけて、カササギと同定する。札幌ではあまり見かけない鳥で、北科大構内に棲みついたように見かけるのは珍しい。ネットで調べると、北海道のカササギの分布を調査している学術研究グループもある。北科大には野鳥や動物の生態系等について研究する研究者は居ないらしく、カササギは注目されないようだ。
今年また カササギ見つけ 芽吹き時
カササギは 注目されず 学府内
2017年05月07日
芝生で遠くからカメラを向けてツグミ撮り
2017年05月05日
大学のシンボル的建物になっている体育館
大学のシンボル的施設の一つとして体育館がある。北海道工業大学の時代に建てられたためHIT ARENAと名付けられている。外壁に太陽光発電パネルが取り付けられ、照明学会照明普及賞を受賞している。さらに北海道建築賞受賞も加わる。内に入ってみるとメインアリーナとサブアリーナが隣合わせになっている。メインアリーナは1Fの1面がガラス張りになっていて、競技が観戦できる。サブアリーナも一部ガラス張りで、廊下部分からの観戦が可能である。少人数の学生が練習を行っていた。
2017年05月03日
前身大学略称の名残のHITプラザ
大学には略称がある。北海道科学大学は北科大と呼ばれたり、表記される場合が多い。大学の前身の北海道工業大学時代には道工大が一般に通用していた。北工大の略称を主張する先生も居た。道工大の英文表記はHokkaido Institute of Technologyで、略称は英単語の頭文字を採ってHIT(ヒット)であった。この略称は北科大に改称した現在でも学内で見かける。HIT plazaのプレートがこの建物の入口にある。建物内は食堂とカフェで、休息コーナーのスペースもあり、食事時に人の出入が多い。
HIT(ヒット)とは 前身学府 名残なり
野鳥の隠れ場所の図書館横の立木
大学の周囲は住宅地で、立木があまり無く、野鳥の居場所に適さない。これに対して、構内の図書館の横には立木がまとまって植えられていて、ここに野鳥がやって来る。渡り鳥と思われるツグミの群れが芝生で餌になるものを探している。これをカメラに収めようと近づくと、立木の上に逃げられてしまう。未だ葉が茂っていない木なら野鳥の姿を追いかけられるが、松の枝に逃げられると写真に撮るのは諦めるしかない。それでもどうにか撮れる場合もある。松の枝の野鳥はツグミらしい。
松枝に 逃げた野鳥(とり)撮り ツグミなり
2017年05月02日
構内から望めるシンボル景観の手稲山
周囲に高層ビルがないので、大学構内からの見晴しが良い。大学の南西方向に1023 mの手稲山の山頂が望める。構内の建物の間から手稲山が見えるような場所でパノラマ写真を撮ってみる。5月に入っても手稲山は雪で覆われている。パノラマ写真では拡大しても手稲山がはっきり見えない。望遠レンズで山頂部分を撮影すると山頂のアンテナ群が横一列に並んで写る。手稲山は大学から望める景観のシンボルになっている。大学の同窓会「雪嶺会」や大学祭「稲峰祭」にもこの山の名がある。
残雪に アンテナ列見 五月かな
大学西通の前田緑道に咲くヤマザクラ
桜の季節になり構内で開花したものがあるか、五月への月替わりの日に探しにゆく。大学正門前の稲山通とT字路になっている通りのところに桜の木が幾本かあり、開花していた。稲山通にぶつかる道は大学西通りの標識がある。通りの南東側に大学の建屋が並び、北西側に大学の駐車場やテニスコートを始め各種競技練習場がある。桜はヤマザクラだろう。桜の木のあるところに「前田緑道」の石碑がある。大学西通に沿った緑道で、この道を北東方向に真っ直ぐ行くと前田森林公園に達する。
ヤマザクラ 咲く緑道や 学府道
2017年04月22日
構内で撮影したアオジ
2017年04月16日
新築中央棟での特別講義
著者は北科大の客員教授で、時たま学生相手に特別講義を行う。2017年度の新学期が始まった早々「ドローンのセンサ技術と応用」の講義を電気電子工学科の2年生に行った。講義開始直前教室の様子をパノラマ写真に撮る。講義場所は新しい中央棟(E棟)にある教室である。パノラマ写真では撮影者の著者は写らない。世話役の三橋龍一教授が講義中の著者を撮ってくれる。スクリーンには、講義している教室のある建設中の中央棟のドローン空撮パノラマ写真が載った爪句集が写っている。
爪句集 写る建屋に 講義室
2017年04月15日
図書館横の白樺の木に止まるヒヨドリ
2017年03月29日
お宝のクラシックカーが展示されているE棟玄関ホール
北科大のルーツは1924年に創立された自動車運転技能教授所にある。現在も北科大グループの一員として自動車整備士養成の北海道科学大学短期大学部があり、短期大学部のマスコットとして1926年製フォード・モデルTが保管されている。2017年にE棟が新築され、その玄関ロビーにこの世紀を風靡した自動車が展示されている。動かすこともできる骨董品の車である。1908年に発表されたモデルTは桁外れのベストセラーの自動車となり、工業製品の大量生産時代の幕開けの象徴となった。
お宝は クラシックカーの モデルT
2017年03月28日
学生時代に学年担任教授だった松本正先生の写真
HITプラザのホールに北科大の大学史のパネル展示があり、その様子をパノラマ写真に撮る。パノラマ写真を合成して細部を改めて見ると、北海道工業大学第5代学長松本正先生の写真がある。先生は著者が北大電子工学科の第一期生だったときの学年担任教授であった。先生の写真を撮り直しに行こうしていて日にちが経ち、改めて行ってみるとパネルは取り払われていた。構内に建築中だった新しい建屋ができて、その玄関ホールのところに先生の写真があるのを見つけて撮っておく。
師の写真 電磁波講義 記憶片
HITプラザの作者の経歴のわからない手稲山の絵
北科大は北海道工業大学が前身で工学系の大学という事もあり、大学の建屋内で絵画を見ることはほとんど無い。絵画を探してみると、HITプラザの2階への階段を登ったところに紅葉の山を描いた絵が飾ってあった。画題は「仲秋の手稲山」で作者は南部秀雄とある。ネットで調べても作者がどんな人物かを知ることができなかった。北海道工業大学同窓会からの贈呈品で立派な額に入っているので、プロの絵描きかとも思われるのだが、ネットで検索できないとすれば素人かも知れない。
ネットでは 探しあぐねる 作者なり
2017年03月10日
地と空からの見る雪の芦原ニセコ山荘
北科大の芦原ニセコ山荘は登山や勉強会、加えて懇親会に利用する。三月上旬の山荘泊のニセコ行きの目的の一つは登山であったが、雪で登山取り止め。その代わりに新雪で化粧直しをしたような山荘の周囲の雪世界を歩きパノラマ写真を撮る。早朝の音の無い世界に時折大砲のような音がする。スキー場で、音で予め雪崩を起こさせる安全対策のたかと思うけれど、未確認。ドローンを飛ばして、空から山荘の周囲の景観を撮影してみる。生憎雲でニセコアンヌプリも羊蹄も山頂は見えない。
2017年03月09日
今日(3月9日・その2)の一枚
2017年03月07日
今日(3月7日・その3)の一枚
2017年03月05日
無造作に各種装置が置かれている研究室
大学の研究室は先生と年度毎に入れ替わる学生が研究用の装置を動かし、管理する。大学の先生は教育や学生指導の他にも管理運営の諸々の事を処理せねばならず、研究に割く時間が取れない。すると研究のため購入した装置を使っていた学生が卒業すれば、装置は主人を失って研究室内で眠ることになる。M教授の研究室を覗くと、パソコンの他に組み立てられたドローン、プリント基板作製装置、3Dプリンターまである。3Dプリンターで製作した女性の裸体のフィギュアが目につく。
立体の 印刷進み 裸体像
2017年03月04日
学期末の就職活動
3月1日は2018年採用大学生に対して企業の情報開示解禁日である。1年後に卒業を控えた学生にとって企業選択は人生における賭けともいえ、真剣にならざるを得ない。大学の教室が急遽企業の説明会場になりスーツ姿の学生がお目当ての企業の話を聞いている。今年の企業面接は6月からスタートで、今回は企業紹介の話を聞くだけである。しかし、学生の方のスーツ姿を見ると、もう水面下では就活の下準備的なことが行われているのかもしれない。4年生には就活本番の新学期となる。
2017年03月03日
学内書店内で撮る爪句集
北科大に用事があって出向く。本来の用事の前に同大の書店を覗く。書棚に「HO」という雑誌があって、最近出版した爪句集「爪句@札幌の行事」の紹介がある。読者の応募者3名に同爪句集が贈られるようだ。たまたまこの爪句集を持っていたので、書店の店員に訳を話して、雑誌のページと爪句本を並べて持ってもらい写真を撮る。この写真だけでは店内の雰囲気が伝わらないので、雑誌と豆本を持ったままの状態でパノラマ写真を撮る。こんな写真を撮ったのは初めてで、記念になる。
紹介の 雑誌と並べ 爪句集
2017年01月28日
西安信理事長の塔時計談義
道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座で、受講者20名数名と北科大を見学する。始めに西安信理事長の同大紹介の話がある。同大のシンボルの時計塔は西理事長の尽力で設置されたもので、札幌時計台の米国ハワード社製の時計復元に遡る経緯の説明があった。同大の塔時計はハワード社の元チーフエンジニアのブラックウエル氏の会社バルザーファミリー社製であると紹介される。講演中に西理事長秘蔵のハワード社製の年代ものの思い入れの懐中時計が披露された。
ハワード製 秘蔵時計の 披露なり
2017年01月26日
試験期間の学生生活
多雪の年の構内
昨年から今年(2017年)にかけては雪の多い冬となる。北科大の構内を歩いても、除雪された道が雪の壁で囲まれたようになっている。空に白雲、地に白雪に白い建物が加わって白い世界が広がる。その中にあって校舎の壁にある赤いシンボルマークが目立つ。大学のバス停でカメラを構えているとバスが停まり、学生達が降りてくる。バス停のところにある看板には「since 1967」とあり、今年は北科大開学50周年の記念の年となる。今年は我が金婚の年でもあり、偶然の一致に少々驚いている。
2016年12月27日
ドローンによる空撮後の着地失敗
ドローンの飛行では失敗がつきものである。日曜日の朝で人通りの無い北科大の正面通りで空撮を行った。飛行中ホバリングの位置がずれる。これでは空撮データからパノラマ写真を合成するのは無理かと思っていたけれど、パノラマ写真は上手く合成できた。この空撮データ取得後、ドローンの着地に失敗する。着地するというより墜落したといってもよい。幸い周囲に人は居らず、ドローンも積雪の上に落ちたので、回転翼のブレードに傷がついたぐらいで機体への損傷は軽微であった。
墜落の 機体埋もれて 深き雪
2016年12月26日
ドローンを飛ばしての構内空撮
北科大のオープン・キャンパスでドローンを飛行させ、来校者の興味を喚起するイベントを耳にする。研究費を得てドローンに関係する研究も行っている三橋龍一教授に、構内でドローンを飛ばして空撮パノラマ写真を撮る許可の取得を依頼する。大学から国交省に許可申請が出され、構内での空撮が許可になる。構内に人が余り居ない日曜日の朝に、気温とバッテリーの性能低下の実験データの取得も兼ねてドローンを飛ばす。空撮データを取得し、どうにかパノラマ写真合成に漕ぎつける。
ドローン撮り 操作器カメラ 二刀流
2016年12月25日
季節により印象の異なるローンの白樺
北科大構内の開けた空間は図書館の南側のローンである。周囲に松と白樺の木が植えられている。常緑樹の松は季節によって印象が変わらない。落葉樹の白樺は葉のある季節と葉の落ちた季節では見え方が異なる。葉が落ちていても白樺の白い幹は周囲の景色でかなり違って見えてくる。ローンの雪が解けて芝生の薄緑が戻ってくる頃の白樺の白い幹は、青空の白い雲に対抗しているかのように見える。雪の季節ではローンを覆う雪景色が圧倒的で、白樺の幹の白さは雪原の白さに消される。
2016年12月18日
季節によるメインストリート景観の変化
札幌の景観は雪のある季節と雪が消える季節では同じ場所とは思えないほど変化する。北科大構内のメインストリートもその例に漏れない。2015年の4月に撮ったメインストリートの両側は自転車で占領されていた。街路樹に緑が戻っていないのに自転車の花盛りの表現が当てはまる。2016年12月にドローンを飛ばして構内の空撮を行うために出向いた時は、雪で覆われた構内に自転車の影を見ることはなかった。この通りの北端にある建物も古いものから新築中のものへと変化の途中である。
2016年11月26日
ドローンによる山の遭難者発見の実験
北科大芦原ニセコ山荘横の広場で目隠しの被験者が空に向かって指さし動作である。山で道に迷って、笹藪や木の葉に遮られて上空の視界が開けていなくても、遭難者発見のため飛んでくるドローンの翼音がわかれば、手の打ちようがあるという三橋龍一教授の考えに添った実験である。目隠しは視界が利かないという状況を作り出している。被験者全員上空のドローンの方向を指さしている。この実験が三橋先生の研究成果になったのかどうかはわからない。翌日は全員白樺山に登山した。
目隠しの 被験者(ひと)が指したる ドローンかな
2016年11月25日
小部屋で研究打ち合わせ中の秋葉鐐二郎先生
秋葉鐐二郎先生は東大工学部卒業後同大学助手として糸川英夫先生の下でペンシルロケットの開発を行った。宇宙科学研究所教授・研究所長を勤めた後、道工大(後に北科大)の教授の経歴もある。1930年生まれで86才になられても研究を続け、自ら論文をまとめ学会で発表している。北科大の三橋龍一教授のところにドローンの件で出向くと、三橋教授の手配で秋葉先生の研究打ち合わせに急遽顔を出すことになる。紐付気球(凧)で人工衛星を上げる研究らしく、その場でパノラマ写真を撮る。
2016年11月22日
無人ホール撮影の意図を妨げた鏡中の人影
2016年11月21日
北科大研究生の電力完全自給の自宅記事
道新夕刊(2016年11月19日)に「電力完全自給 工夫光る暮らし」の見出し記事。「札幌の会社社長 道科学大と研究」の見出し文字も見える。会社社長とは道科学大(北科大)の研究生でもある福本義隆氏で、北科大の三橋龍一教授と一緒に大きな写真で載っている。北電と縁を切り、太陽光パネルに頼った生活は「都市秘境を歩いてみよう」のテーマにぴったりで、昨年(2015年)の5月に道新文化センターの同講座の参加者21名と同氏邸を見学している。参加者は説明に感銘した様子であった。
北科大 記事に名の載り 大宣伝
北電と 縁切り民家 都市秘境
2016年11月19日
モエレ沼公園での気球の実験
2016年11月16日
北科大の新シンボル塔時計
著者は道新文化センターの講座「身近な都市秘境を歩いてみよう」の講師を勤めていて、毎年一般市民には縁遠い場所を探してきて案内している。2015年はコースの一つに北科大を選び、同大理事長の西安信先生から同大の新しいシンボルになっている塔時計誕生にまつわる話を聞いた。この時計は札幌時計台の時計を製造した米国ハワード社のチーフエンジニアのブラックウェル氏の会社製のオリジナル時計である。西先生自ら塔時計の操作を披露され、その写真を翌年の講座紹介に使った。
2016年11月14日
オープンキャンパスの賑やかさと静かさ
2016年11月13日
専攻や研究紹介の学生が着るお揃いのTシャツ
オープンキャンパスでは図書館のロビーは各専攻の紹介や研究成果の展示会場になっている。説明担当の学生達は大学のシンボルマークを染め抜いた赤(オレンジ)のTシャッツを着ている。大学のHPのシンボルマークの説明では、北海道の頭文字「H」をベースに学生、地域、教員、職員を表すリボンが一つに交わり、大きく広がって行く様を表しているとある。「+Professional」は「+」を前につけて、基礎能力を前提にする専門性獲得との解説があるけれど、意味が少々不明である。
説明員 飾りガラス背に 座り居り
2016年11月12日
自動車展示が物語る北科大のルーツ
オープンキャンパスの構内に自動車の展示が行われている。これは北科大のルーツが自動車運転技法教授所から発した自動車学園にあること、現在も北海道自動車短期大学が同学グループの一員であることなどによる。スポーツカー、ジープ、オープンカー、運搬トラックと種々の車が展示されている。最近は若者の車離れが言われているけれど、やはりカーマニアは居り、試乗したり写真を撮ったりしている。公道を走ることのできないセグウェイの体験試乗もあり、こちらは人気である。
セグウェイ 構内走り 人気なり
2016年11月11日
オープンキャンパスでのスポーツクライミング
北科大のオープンキャンパスで体育館に足を運んでみる。大学入学後のサークル活動の紹介コーナが並んでいる。体育館の隅にスポーツクライミングが行える壁があり、ここで実演が行われている。見物人が集まっていて、人工石の突起物(ホールド)に手と足をかけて登っていく演技者を見守っている。高さ15メートルの傾斜した壁をよく登るものである。若者にはこういうスリリングなところが受けるのだろう。2020年の東京オリンピックで追加競技に決定していて人気が出ているようだ。
若者を スリル惹き付け 岩登り
2016年11月09日
登山で利用する北科大ニセコ芦原山荘
ニセコに北科大の前身の北海道工業大学(道工大)の同窓会20周年記念事業として建てられた「北科大ニセコ芦原山荘」がある。建物に名前がある芦原義信氏は東京大学名誉教授で1998年には文化勲章も受賞している。同氏は道工大の客員教授で、ニセコに所有していた土地を大学に寄贈して建物が建てられた。この建物はニセコ周辺の登山に際して良く利用した。宿泊の手続きは北科大のM教授が行い、札幌から出向いた登山仲間が好みの場所のベッドを確保し、夜は自炊の宴会が続く。
山荘名 芦原とあり 縁(ゆかり)人
2016年11月06日
菊まつり会場の北科大の看板
地下歩行空間「チ・カ・ホ」が出来てからは「さっぽろ菊まつり」のメイン会場は地下街からこちらに移っている。2016年の文化の日に「チ・カ・ホ」に展示された菊の作品を見る。地下歩行空間の両サイドの壁には大きな広告が並び、菊のパノラマ写真を撮ると、これらの看板も一緒に写る。北海道科学大学の看板もあり、「+Professional」の文字がある。専門性が身に付く大学の意味だろう。学問・研究と趣味の菊作りでは異なる領域でも、高度な専門技ということでは相通じるものがある。(2016.11.3)
Professionai(プロフェッショナル) 文字に重なる 菊の花
2016年09月26日
稲峰祭での専門路線の展示
大学祭は食べ物の模擬店が客寄せの主役である。しかし、大学構内まで行って模擬店巡りで終わってはもったいない。研究の専門性や趣味を前面に出した展示もあるのだが、見て行く客は少ない。通りがかったエレベータ横のコーナーではHUS住宅特集の展示があって、説明役の学生が座っていた。宇宙開発研究同好会では道産初の人工衛星HITSATの展示があり、開発を行った教授自らが説明を行っていた。話の内容は専門的で、説明する方も聞く方も頭を使い、祭り気分はどこえやら、となる。
2016年09月25日
稲峰祭と銘打った北科大学祭
北科大の学祭は「稲峰祭(とうほうさい)」と名付けられている。「稲峰」とは大学構内から望むことのできる手稲山である。頂上にアンテナ群の林立する1023 m の山で、1972年開催の札幌冬季オリンピックの会場になった。祭りの期間中大学の正門のところに飾りが置かれ「第49回稲峰祭」の文字が見える。手稲山は生憎雲がかかっていて山頂部分は見えない。正門から北東方向に大学のメインストリートが延び、その両側に模擬店のテントが並ぶ。模擬店の学生が思い思いに客を勧誘する。
2016年09月24日
大学のマスコット・キャラクター「かがくガオー」
2016年06月22日
図書館のテラスから見たカササギ
図書館の2階はテラスになっていて、テラスの前に木立が配されている。テラスに座って木々の緑を見て読書疲れを多少なりとも癒す配慮の設計と思われる。このテラスに出てパノラマ写真を撮る。撮影の最中に全身黒の中に白い部分が目立つ大形の鳥を見つける。今まで見たことがないけれど、カササギとわかる。大学構内にカササギが居るとは予想もしていなかったので驚く。木葉が邪魔をしてカササギになかなか焦点が合わない。それでも何枚かははっきりした鳥影を撮る事ができた。
2016年06月16日
秋葉先生サイン入りのロケット模型を手にする三橋教授
ハウマッチ 権威サインの 模型なり
三橋龍一教授にeシルクロード大学の勉強会で講義をしてもらう。ドローンを使って山菜取りで遭難した人を見つける捜索方法の研究に関するものである。話はドローンからハイブリッドカイト、宇宙工学まで飛んで、宇宙工学の研究で助言を得ている秋葉鐐二郎先生の紹介がある。秋葉先生は糸川英夫博士の直弟子で、ペンシルロケットやその後の国産ロケットの開発者で、宇宙工学の権威である。勉強会当日の朝、北科大の研究室に来られた秋葉先生にペンシルロケットの模型にサインを入れてもらい、お宝になるとの話が披露された。
2016年05月10日
雪解けに反比例して増える駐輪場の自転車
2016年05月09日
講義棟に展示されている名車T型フォード
北海道薬科大学共用講義棟(A棟)にオールドファッションの自動車が展示されている。パネルに「T型フォード」と紹介され、同大学短期大学部の所有とある。米国のヘンリー・フォードにより1908年に大量生産が開始され、時代を画した名車である。展示の車は1926年製で当時のままの動体保存で、現在も正常に走行可能である。エンジン諸元も書かれて、直列4気筒4サイクル水冷エンジンで最高速度60 Km/hとある。クラッシックカーの好きな人ならしばらくは傍から離れられないだろうが、パノラマ写真撮影で終わりとなる。(2016.5.9撮影)
2016年01月17日
廊下に並ぶメディアデザイン学科のパネル
廊下の角に未来デザイン学部メディアデザイン学科のパネルが立て掛けられている。この学科では各種アプリやゲーム、コンピュータ・グラフィックス、Webコンテンツを対象として教育と研究がおこなわれている。パネルには学科案内や指導教官の似顔絵と並んで、学科で制作したと思われる手稲区成人式のポスターがあった。成人式で総合司会やパーフォーマンスを行ってもらう新成人の募集である。大学の学部生の約1/4は新成人だろうから、募集をかける母数は大きい。さて、応募した新成人が現れたのだろうか。(2016.1.15撮影)
デザインも 見習い中の 新成人
学生の活字離れを垣間見せる図書館
客員教授ということで図書館の利用者カードを新しく作ってもらう。開架式の立派な図書館で利用し易そうである。しかし、その割には利用者の姿が少ない。我が身で考えても調べ物をするのはパソコンかスマホで行い、図書館を利用することはまずはない。調べ物でなくても本や雑誌も若い頃と比べると格段に読まなくなった。活字離れは若い世代と同様年配者にも及んでいるだろう。電子書籍や電子図書館が活字離れを加速させている流れの中にあって、紙の本やそれを並べている図書館の役割は、と考えながら写真を撮る。(2016.1.15撮影)
利用者で 活字離れを 推し量り
2016年01月16日
構内から見える冠雪の手稲山
昨年から客員教授ということで年に数回特別講義を行っている。1月の半ばにその特別講義があり早目に大学に行き、構内でパノラマ撮影を行う。この冬は少雪で、新雪でも構内の積雪はそれほどでもない。大学の周囲に高い建物がないので大学正門の彼方に冠雪の手稲山が見える。昨年暮れ、北海道新聞社から札幌市十区の各区の秘境的見所の推薦を依頼され、手稲区は手稲山登山道のガレ場を挙げて、紙面にQRコード付きのパノラマ写真が掲載された。ここからはガレ場の辺りは見えないけれど山頂のアンテナ群は見えている。(2016.1.15撮影)
山頂に アンテナ群見 手稲山