2010年01月21日
2009年12月23日
エコキャンパス読本
札幌の花に関する本の出版の準備中で、この方面は素人なので、専門家の助言をと、北大博物館の高橋英樹教授のところにお邪魔した時、高橋先生らが著者になっている標題の冊子をいただいた。
北大の1年生を相手に、北大のキャンパス(にあるもの)を対象にした授業が行われていて、その教科書の位置づけの冊子である。
これは学生でなくても、一般市民が手にして北大を散策する上で、格好のテキストである。都市秘境散策で北大を訪れる予定もあるので、その際の参考書としては優れものである。
来春、キャンパスに緑が戻る頃、北大を訪れる時には参考にさせてもらうつもりでいる。
2009年11月20日
北大植物園のバナナの花
2009年11月14日
ビル内の滝を飾るカランコエ
2009年11月03日
地下街の菊展
2009年10月27日
宮丘公園のシモツケ
この木花は、夏から秋もかなり深まったころまで咲いている。下野の国(栃木県)に多く咲いていることから、地名が花の名前になっている。学名がJapanese spiraeaであり、spiraeaはシモツケ属の植物に付けられて名前である。バラ科の花であり、種の近い花にコデマリやユキヤナギがある。ユキヤナギと聞くとヤナギに関係した植物かと思うけれど、バラ科の花である。雄しべは20本もあろうか、長い花糸を花弁の外に伸ばしている。雌しべの方は、5弁の花びらの中央で5本小さくまとまってある。
雄しべ花糸 伸びて隠すか 雌しべ花糸
シモツケの 周囲に迫る 秋の色
2009年10月19日
紅葉撮り
2009年10月14日
リナリア・プルプレアのある礼拝堂
2009年10月13日
千日紅と札幌テレビ塔
2009年10月07日
北海道文化放送ビル前の彫刻
2009年10月06日
蛇の頭のようなサルビア
2009年10月05日
ツリバナの実
2009年10月03日
南新川フラワーガーデンのハゲイトウ
2009年10月02日
彫刻「いのち」を囲む花
北25条西7丁目の若草公園がある。この公園には「いのち」と題された坂坦道の彫刻がある。母子像で、子を膝に乗せた母親が何か叫んでいる。母子像にしてはこの表情が何であるか、疑問に思っていた。この彫刻は1976(昭和51)年に子供が交通事故で亡くなったのが契機で、翌年に坂が制作している。その背景が、この母親の表情に投影されているようである。1988年にはブロンズ像に造り直されている。像の周囲には小さな花壇があり、種々の花が植えられ、手入れされている。
公園で 「いのち」の像を 花囲み
秋晴れや コスモスの彼方 「いのち」像
2009年10月01日
百合が原公園の中国の珍花
新聞(北海道新聞09・9・30)を見ていたら、「咲いた!中国の珍花」という見出しと花の写真が目についた。地涌金蓮(ちゆうきんれん)と呼ばれるバショウ科の花で、中国では標高1500~2500mの山腹に自生する、とのことである。約200日間咲き続けるとのコメントもあるので、急いで見に行く必要もないところ、その日のうちに百合が原公園の温室に行ってみる。温室の一部屋の中央にデンと置かれた花は、黄色い部分は葉が変化した「苞」で、花自体は苞の隙間に小さく収まっている。
道新記事
温室を 中国珍花 一人占め
苞押して 小さき花が 顔を出し
2009年09月30日
成田山札幌別院新栄寺のアジサイ
この寺院は、南7条西3丁目にあり、朱塗りの柱の立派な本堂が人目をひく。真言宗智山派の寺で、千葉県成田市の成田山新勝寺の別院に位置づけで、北海道三十三観音霊場の九番札所になっている。宗祖の弘法大師の銅像が境内にある大師堂横に立っている。境内に花らしいものを探すと、こじんまりとした花壇がある。背の低い花しか植えられていないので、花と寺院の建物を一緒に写真に収めるのが難しい。境内の石塀から顔を出していた、色づいたアジサイの花を撮ってみる。
秋の日に アジサイ信徒 新栄寺
アジサイも 色を合わせて 朱の柱
お寺の地下にはこんな空間が。
2009年09月29日
五天山のタマザキクサフジ(玉咲草藤)
2009年09月28日
真栄春通り公園の秋
2009年09月27日
東本願寺札幌別院のキバナコスモス
2009年09月26日
豊水の庭のダリア
2009年09月24日
平岡樹芸センターのイヌサフラン
2009年09月22日
モエレ山の野の花
2009年09月17日
散歩道のヒルガオ
2009年09月16日
十五島公園のサラシナショウマ
2009年09月15日
モエレ沼公園ノコンギク
2009年09月14日
北郷公園のヒマワリ
2009年09月13日
川下公園のバラ
2009年09月12日
観照寺のヒマワリ
2009年09月11日
慧照寺の蓮
2009年09月10日
滝野すずらん丘陵公園のボリジ
ボリジの花が咲いているのを見つけた。この花はハーブの一種であり、スターフラワーとも呼ばれ、花の形が星を連想させる。写真の撮り方によっては、花よりは嘴を持った鳥のようにも見えてくる。茎からガクに細かな毛状のものがあるので、一層鳥か他の動物の雰囲気がある。光の当たり方で濃い空色であったり、藍色に見えたりする。ボリジの花の彼方に、景観用のサイロが見えている。空はボリジに合わせたかのように水色で広がっている。ここはもう秋の気配に満たされている。
嘴(くちばし)を 突き出しボリジ 飛び立つか
秋空に 紺色星の ボリジかな
2009年09月08日
ハスの実とトンボ
2009年09月05日
カナディアン・ロックガーデンのブルーベル
植物園にはカナディアン・ロックガーデンと名づけられた一画がある。北大植物園とカナダのブリテッシュ・コロンビア大学植物園が姉妹提携を結んでいることから、この名前が付けられている。砂や小石状の庭があり、そこにブルーベル(Bluebell)の名前のついた花が咲いている。これは桔梗色のホタルブクロで、カナダでは「青い釣鐘」の意味が花の名前になっている。キキョウ科ホタルブクロ属の花と記されていて、確かに桔梗の花にも似ている。学名のカンパニュラの英文も目に入る。
釣り下がる 青き釣鐘 カンパニュラ
桔梗似て ホタルブクロは カナダ産
2009年09月03日
豊平公園のブッドレア
2009年08月23日
伏見東緑地
2009年08月22日
サッポロファクトリー横のムクゲ
2009年08月18日
羊ヶ丘のコスモス
2009年08月12日
札樽道下のヒマワリ畑
2009年08月11日
三里塚小学校のサルビア
2009年07月20日
北海道立文書館別館のタチアオイ
道立文書(もんじょ)館は赤れんが庁舎内にある。その別館が北1条西4丁目の角のところにある。建物は道内初の公立図書館として1926年に建てられ、その後三岸好太郎美術館となり、現在の施設に衣替えである。一般市民は許可無く出入りできないので、この重厚な建物が何であるか知らない。玄関の古ぼけた木の表札を見て、書籍や文書に関係する建物であることを知ることになる程度である。建物の前の猫の額ほどの場所にタチアオイの花が咲いていて、建物に色を添えていた。
タチアオイ 表札文字に 文書(もんじょ)館
重厚な 造り和らげ タチアオイ
2009年07月15日
北郷時計台
2009年07月14日
藻岩山裾の馬頭観音社のアジサイ
2009年07月13日
白石亭の庭の花
大通公園の「泉」像
大通公園の顔は「泉」像の三人娘であろう。作者は本郷新である。この彫刻の傍には花壇があり、色とりどりの花が植えられていて、大通公園の季節感を増幅している。ラベンダーは夏を告げる花で、薄紫の花が開いている。彫刻の娘達が空に向かって腕を伸ばしているように、小さな花弁が上向きに開いている。目立つ青い色の花もあるけれど、花の名前はわからない。花弁が5枚の花で、人形(ひとがた)にも見える。この花も腕と脚に見立てられる花弁を大きく広げた形になっている。
ラベンダー 乙女の像に 夏を告げ
名も知らぬ 人形(ひとがた)の花 四肢伸ばし
2009年07月11日
噴水の季節の旭山記念公園
2009年07月10日
幌平橋下のバラ
2009年07月09日
東海大学札幌分校のラベンダー
2009年07月08日
石山緑地のタンポポモドキ
2009年07月06日
屯田公園のハマナスとタンポポモドキ
2009年07月05日
ミュンヘン大橋とハマナス
2009年07月04日
大通公園の日時計
2009年07月03日
水穂大橋と河原の草花
豊平川に架かる水穂大橋を取材するため、河川敷に整備されたサイクリングロードに入ってみる。水穂大橋は苗穂と菊水の両地区名から一字ずつ取って命名している。アーチ橋で形は美しい。しかし、橋の両側の中心に傾いたアーチに渡した梁の部分に着雪し、これが落下する問題点があり、その対策に余分な予算が注ぎ込まれた橋でもある。サイクリングロードの周囲にはアカツメクサやタンポポモドキが咲いている。陽の光が強いせいか、アカツメクサの色が褪せたように見える。
黄の冴えて タンポポモドキ 初夏を告げ
陽の強く アカツメクサの 褪(あ)せて見え
2009年07月01日
札幌市資料館前庭のバラ
2009年06月29日
大通公園花フェスタ
2009年06月28日
白石の環状通のバラの花
2009年06月27日
百合が原公園のヒマラヤの青いケシ
メコノプシス・グランディス、通称ヒマラヤの青いケシの花を最初に目にしたのは小樽市の赤岩園芸で、「小樽・石狩秘境100選」の取材時である。赤岩園芸の続木忠治氏が英国のエジンバラ国立植物園との交流で、この花を日本で最初に咲かせることに成功したエピソードを前書で紹介した。気温が25℃以上になると駄目になる花で、栽培が難しい。札幌では滝野すずらん丘陵公園や百合が原公園で育てられている。百合が原公園のものは今年(2009年)はまばら咲きで色も薄かった。
ヒマラヤの 青いケシ咲き 百合が原
ヒマラヤの かの地の青さ 薄れ咲き
2009年06月26日
札幌諏訪神社前のラベンダー
2009年06月25日
宮丘公園のアカシア
アカシアの花として歌に現れるこの白い花を咲かせる木は、1870年代に外国から持ち込まれたものである。学名のpseudoacaciaの訳をニセアカシアとしたため、この名が本名となるけれど、偽の修飾語を取って北海道ではアカシアで通用している。和名もついていてこちらはハリエンジュ(針槐)である。六月の上旬から中旬花の季節には、高い木の枝に白い花がたわわに咲いている。西区の宮丘公園ではアカシアの花が散って木の下のアスファルトの道が白い花で埋め尽くされている。
直訳の 偽アカシアは 槐(えんじゅ)花
アカシアの 花が敷きつめ 白絨毯
2009年06月22日
北海道百年記念塔とアカツメクサ
2009年06月21日
祭列を見る沿道の花
2009年06月19日
川下公園のライラックの森
白石区川下公園にはライラックの森と命名されたライラック園がある。多くはカナダのロイヤル・ボタニカル・ガーデンから枝の提供を受け、接木によって増殖したものである。ライラックは園芸用に品種改良が行われていて、先の王立植物園がライラックの品種の登録管理を行っている。登録園芸品種は2600にもなり、川下公園では200種類が植えられている。園内には、普通のライラックしか見ていない目には、これもライラックかと目新しいプレストンライラックが咲いている。
早咲きに 遅咲きかでて リラの森
ハシドイの 掛け合わせ種で プレストン
2009年06月16日
虹の橋とジャーマン・アイリス
「白石サイクリングロード」改め「陽だまりロード」が厚別川を横切るところに虹の橋がある。橋は完成まで2年を要し、1981(昭和56)年に開通している。橋名は一般公募で「虹の橋」となった。確かに、アーチの形は虹を連想する。自転車道の橋であるので、橋の欄干に車輪がデザインされ、車輪は彩色されている。遠くからは色とりどりの車輪は見えない。橋の下の厚別川の両岸は緑地になっていて、ジャーマン・アイリスが咲いている。虹の橋の色を補っているかのようである。
独(ドイツ)アヤメ 見上げるアーチ 虹の橋
虹の橋 色は河原の 独(ドイツ)アヤメ
2009年06月12日
陽だまりロードのジャーマン・アイリス
2009年06月08日
栗林記念館のツツジと馬の像
2009年06月06日
北四条通のベニバナトチノキ
北3条と北4条の境の道路の北4条通は、西19丁目にある札幌龍谷高校の敷地にぶつかって消えてしまう。この北四条通に沿って、道路の両側にベニバナトチノキの並木がある。この木はヨーロッパが原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)とアメリカ原産のアカバナトチノキを交配させた花木で、5月下旬から赤い花をつける。ローソクの炎のように空に向かって咲いている。以前写真に撮ったときは北海道神宮の例大祭頃まで咲いていてけれど、最近は花期が早まっているようである。
花期進み 炎の形 崩れおり
紅花や 並木横切る 乳母車
- Permalink
- by 秘境探検隊長
- at 01:31
2009年06月05日
散歩道の藤の花
2009年06月04日
北大構内のクロユリ
北大の絵画サークルに「黒百合会」があり、同会の名前に因んで、かつて構内に自生していたクロユリの群生地を再現しようというプロジェクトを立ち上げた。花木園と呼ばれる一画に七百個ほど植えたクロユリの球根から、百個ばかりが花を咲かせたのが2006年のことである。この時は新聞にも報道されて、北大の新名所出現という感じであった。ポプラ並木の横で、「幻の」の修飾語の付くこの花が今年(2009年)も咲いている。黒褐色の色をして下向きに咲く花は神秘的な雰囲気がある。
クロユリは 老いたポプラの 横で咲き
神秘色 今年も見せて 花木園
2009年06月01日
札幌市エレクトロニクスセンター横のリラの花
2009年05月31日
北大構内のライラック
2009年05月30日
パープルロード
2009年05月29日
時計台とライラック
2009年05月28日
新川中央公園の藤の花
2009年05月27日
時計台庭のクロユリ
2009年05月24日