2014年05月31日
今日(5月31日)の一枚
パノラマで 確認したり 記事の駅
朝刊に「JR子会社データ捏造」の見出しが躍る。又か、の感想しかない。レール検査の隠ぺい場所が音別駅で、地図入りの記事である。昨年パノラマ写真を撮影に行ったのが思い出される。同駅のデータを取り出してきてパノラマ合成を行う。(パノラマ写真)
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シリーズ1174・「パノラマ写真」ここはどこ
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2014年05月30日
シリーズ1173・「パノラマ写真」ここはどこ
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今日(5月30日)の一枚
春緑 色の濃さ増し 初夏扉
歯科医院まで歩く。帰りも歩きで宮丘公園を抜ける道を選ぶ。朝歩かなかった散歩代わりにし、歩数を稼ぐ。芝生広場は草が茂り、手稲山の裾野も夏の緑に変わってきている。陽は雲に隠れていて、その分気温は低目である。春セミの声を聞く。(パノラマ写真)
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シリーズ1186・「パノラマ写真」ここはどこ
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2014年05月29日
シリーズ1185・「パノラマ写真」ここはどこ
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シリーズ1179・「パノラマ写真」ここはどこ
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2014年05月28日
2014・5・28 民家の庭の藤の花
藤学園 期待の花無く 民家花
道新文化センターの都市秘境の講座で藤学園を訪ねる。藤の花言葉から学園名が採られていて、構内にはさぞ見事な藤の花が咲いているかとの期待は外れた。長い藤棚はあっても花はほとんど見られない。帰宅の途中、自宅近くの藤の花を撮る。
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道新文化センター講座6回目
今日(5月28日)の都市秘境散策講座は南北線北18条駅に集合。藤学園まで歩いて行き、キノルド資料館を見学する。藤学園の説明者を頼んでいなかったので引率者がごく簡単に同学園の建学に関する説明を行い、後は各自資料館内を見学。その様子をパノラマ写真に撮る。藤学園の名前の由来は藤の花言葉によるものらしいと参加者がパンフレットで見つけてくる。
同学園敷地内に、戦前に天皇・皇后の写真と教育勅語を安置していた奉安殿があるのでこれを見学。普段は扉を開けることはないところ、何年かぶりかで扉を開けてもらう。
ご神体の如く奉安殿の中に安置されていたのはマリア像である。戦後占領軍により全ての奉安殿が撤去された際、この奉安殿はマリア像を安置している場所であるということで撤去を免れたと伝えられている。札幌市内には他に琴似神社境内に琴似小学校の奉安殿が残されている。この奉安殿は以前この講座で見学したことがある。
同学園には女子修道院のマリア院があり、礼拝堂を見学する。ここはめったに入れない場所なのでパノラマ写真を撮る。
藤学園からIT企業の「システム・ケイ」まで歩いて、同社の建屋の壁の人魚の壁画を見る。同社の社員が外に出て説明をしてくれる。
創成川沿いに札幌駅の方向に向かう。途中、諏訪神社があり、たまたま居た神主(?)の話を伺う。色々な話しの後に神社経営も大変だとの話を聞いた。
今回の見学の最終目的の一等三角点「南端点」を足元に確かめる。説明の看板があるので、少々解説をする。ここで散会となる。
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HPFhito73・著述業で忙しい北海道医薬総合研究所会長本間克明氏
「ばんけい峠のワイナリー」社長の田村修二氏から札幌のIT産業に関する話を聞きたい、という申し出があり出かける。聞き役は田村氏の他に北海道医薬総合研究所会長の本間克明氏と書記役の喜多晴香さんである。田村氏が30年ほど前に著した「北海道産業論序説」の復刻版を本間氏が出版し、田村氏がその続編を考えていてIT産業も参考にしたい、とう話の流れである。
田村氏の方はパノラマ写真を撮って取材は終えていたので、今度は本間氏の取材を申し込み、田村氏のところを訪れた翌日に撮影と取材を行った。本間氏の会社は地下鉄東西線24軒駅の近くにある。本間氏にオフィスで机のところに座ってもらいパノラマ写真を撮る。
本間氏は1954年旭川市生まれである。旭川の高校から北海道薬科大学に進学する。同大学の第一期生として卒業をしたが、病気のため就職せずに修士課程に進んでいる。修士修了後は当時の秋山愛生舘に勤め、1990年には室蘭で薬局として独立する。翌年には札幌に進出している。その後「なの花薬局」で知られる会社と合併して出来たファーマホールディングスの代表取締役会長も勤めている。同社は九州の会社とも合併し全国332店舗(内道内110店舗)を擁する全国規模の薬局となっている。
本間氏の名刺には薬剤師の他に薬学修士と経済学修士が記されている。2000年に北大経済学部が新制度として発足させた社会人枠の修士課程に入学した。個人経営の薬局なら薬剤師の資格だけでやっていけるが、多くの薬局に目を配らねばならなくなると、経営とか経済の仕組みとかの知識が必要になると考えて、経済学修士号取得となる。
現在力を注いでいるのは、薬局経営の資格を取得するためのテキスト作りである。既に「薬局薬剤師における在宅業務マニュアル」(㈱コムファ在宅推進委員会)等のテキストとその改訂版を出版してネットで販売している。「登録販売者合格教本」(本間克明、本間技術評論社)などの著作もあり、著述業でも忙しいようである。
話を趣味に向けると、すかさず男性合唱団「ススキーノ」の公演ビラが出てくる。ビラには第10周年記念とあって、ススキノでの飲み会から始まったこの合唱団は10年間続いている。ビラにある惹句「俺たち青春の真っ只中」をやっておられるのだろう。
(オフィスでの本間克明氏、2014・5・27)
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2014年05月27日
今日(5月27日)の一枚
シリーズ1176・「パノラマ写真」ここはどこ
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2014年05月26日
シジュウカラ 5月26日(2014年)
次々と 餌の披露や シジュウカラ
自宅の半地下室の換気口にシジュウカラのつがいが出入りしている。口に虫を咥えて来る。地下室に巣を作って雛が孵ったようである。確かめる事もできるのだが、子育ての邪魔になるかと地下室に入らないようにして、親鳥だけの観察である。
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2014年05月25日
HPFhito72・スペイン名誉領事の元北海道知事堀達也氏
無名会というホテルでの朝食を摂りながらの勉強会に出席している。主宰者は元北海道拓殖銀行常務の石黒直文氏である。会のメンバーの一人に元北海道知事の堀達也氏がおられ、時々顔を出される。堀氏が出席の回でたまたま席が隣り合わせたので、パノラマ写真撮影を依頼する。勉強会が終わってから同氏のオフィスに出向く。
都心部のオフィスビルの2Fに氏のオフィスがある。このオフィスとつながって、在札幌スペイン名誉領事館の部屋があり、堀氏はスペイン名誉領事を務めている。現在の堀氏の公職は道体育協会会長、道森と緑の会理事長、北方領土復帰期成同盟理事長などで、このオフィスはそれらの公職のために用意されたものなのだろう。
オフィスでパノラマ写真撮影後短時間のインタビューに入る。生まれは1935年で、出生地は樺太(現ロシアサハリン州)である。終戦と同時に遠軽に引上げて、遠軽高校から北大に進学している。引上げ時は10歳であったので、樺太の記憶はあり、サハリンを訪問した機会を利用して生地ボロナイスクを訪れて見たかったそうである。しかし、州都ユジノサハリンスクから生地までは遠く、訪問の機会を逸したとの話である。
北大農学部林学科卒業後北海道庁に入庁して林務部で仕事をし、知事室長、道公営企業管理者、横路孝弘知事の下で副知事、1995年に北海道知事選に出馬して当選する。この時の選挙戦で争った相手は衆議院議員伊東秀子氏である。当時筆者は堀氏よりは伊東氏に面識があった。
知事時代にもっとも印象に残った出来事はと聞くと、やはり拓銀の破たんとの答えが返ってくる。知事を2期8年務めて知事職を辞し、その後札幌大学理事長、北海道開拓記念館長等を務めている。知事時代の回想録の執筆はしないのか聞いてみると、インタビューに応じた「北海道知事という仕事」が出版されていた。1万部印刷されたそうで、道内出版物としては部数が多い。しかし、この著作は読んではいない。
ゴルフが好きなようで、ゴルフを話題にすれば話は発展するのだろうけれど、当方ゴルフのクラブも握ったことはないので、話を向けるのは無理である。若い頃の仕事が森林に関する事であったので、北海道の山は至る所分け入っているそうである。しかし山登りで頂上を極めるといった事ではないようである。70才頃まではゲレンデスキーを楽しんでいた。
ネットで検索して堀氏の記事を読むと、政治家としては当然ながら、毀誉褒貶がある。ここら辺の事を聞いてみたい気もしたが、目的はパノラマ写真撮影なので、インタビューは世間話程度で終える。パノラマ写真を合成してみて、笑顔の堀氏が写っていて安心する。
(2014.5.22 オフィスでの堀達也氏)
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今日(5月25日)の一枚
カラス鳴き キツネの仔居て 桜桃園
久しぶりにサクランボ園のところを散歩する。カラスが頭上でやけに鳴く。何かあるのかなと思っていると、キツネが飛び出して走り去る。後を追うと遠くからこちらを見ている。どうも仔狐のように見える。サクランボの花はほぼ散っている。
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2014年05月24日
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2014年05月23日
今日(5月23日・番外)の一枚
二匹の雄カモ(2015年5月23日)
見つけたり 流れの中の 同性愛
野生のカモがつがいでいるのはよく見かけるけれど、雄同士が一緒のところはあまり見かけない。中の川の流れに見かけた雄同士のカモは、ニアミスしたというよりカップルになって居る。同性愛とは人間のみならず、野生にもあるようだ。
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2014年05月22日
今日(5月22日・番外)の一枚
今日(5月22日)の一枚
運河撮り 日暈(ひがさ)も写り 旭橋
「爪句@都市のデザイン」(2008年)に月見橋で撮った小樽港の日の出の写真が収録されている。北海製缶の工場の取材を終わり旭橋を渡る時、運河と同工場の遠景を撮った写真に日暈が写っている。この日はどこでも写真に日暈が写り込んだ。
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今日(5月22日)の一枚
農作業 開始知らせて 白テント
八重桜もそろそろ葉桜に変わり出している。黒い土の上に苗を寒さから守るためだろう、白い覆いが並んでいる。まるで小人がテントを張ったようにも見える。ここら辺ではカボチャを見かけたので、この間隔ではカボチャの苗かもしれない。
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2014年05月21日
道新文化センター講座・5回目
今日(5月21日)は道新文化センターの講座日である。地下鉄東豊線の福住駅に集合して、歩いて産業技術総合研究所(産総研)北海道センターまで行く。産総研の敷地から建屋までの近道を、同研究所の主任研究員池上真志樹が案内してくれる。なお、池上氏に今回の見学の準備のお骨折りをいただいた。
産総研は全国に研究所がある国が運営交付金を出して支援する大規模な研究所である。その研究所の一つとして北海道センターがあり、北海道の地域性に合わせてバイオ関連の研究を行っている「生物プロセス研究部門」とメタンハイドレートの実用化を目指す「メタンハイドレート研究センター」がある。
研究所内見学に先立って、同研究所統括主幹の鈴木正昭氏より産総研の紹介がある。研究所の組織や研究員、予算規模、取り組んでいる研究テーマ、研究所における北海道センターの位置付などの話がある。遺伝子組み換えによる医薬品の開発のため、北海道センター内の密閉型の植物工場の紹介がある。この植物工場は世界でも初のものであると説明を受ける。
一通りの説明の後、産総研内の見学に移る。研究成果の展示室があり、ここでパネルなどによる研究成果の説明を受ける。
(研究成果の説明をする鈴木氏)
産総研が開発した癒しロボットがあり、参加者が毛を撫でると鳴き声を発していた。これは商品化され売られているそうである。お値段はと聞くと20万円程度だろうとの答えであった。
(癒しロボット)
各実験室内には入れないので、外側から内部の様子の説明を受ける。日頃研究の現場に接することの少ない参加者にとって、この研究所の見学は、日本の将来を背負っていく産業技術開発の先端に触れるものであった。
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2014年05月20日
今日(5月20日)の一枚
リラ見より 飲み食べ興じ 花祭
札幌のライラック祭りは5月後半の大通公園の風物詩である。桜の花の豪華さとは異なるこの木花は、歩きながら花に目を泳がせる。札幌の木指定の木花をダシにした飲食の祭の感じが強い。北海道産のワインの試飲のテントが出て人気である。
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2014年05月19日
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今日(5月19日・その2)の一枚
風を待ち 泳姿(えいし)狙いて 鯉幟
子どもの日は過ぎたけれど鯉幟が庭に出たままの家がある。垂れ重なっている鯉幟は風が出ると泳ぎ出す。風をじっと待ってカメラを構える。陽が出て、昨日までの寒さは去り、5月の風は爽やかである。穏やかなこの新緑の季節が好きである。
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2014・5・3 GWのキロロゴンドラ頂上
ゴンドラを 降りて眼前 余市岳
朝里岳の春山登山に行く。S氏、F氏、K氏の加わった4名のグループで、ゴンドラでキロロスキー場の頂上まで行く。最初の登山予定の余市岳が眼前に見える。天気が崩れそうなので余市岳登山は断念する。GWにスキーを楽しむ人の姿がある。
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2014年05月18日
シリーズ1138・「パノラマ写真」ここはどこ
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今日(5月12日)の一枚
満開を 愛でる人なく 八重桜
北1条宮の沢通を自転車で走る。この通りに面し、大きなショッピングセンターに接して西野グリーン公園がある。普段は足を踏み入れる事の無い公園なのだが、桜に吸い寄せられて寄ってみる。人影の無い公園の満開の八重桜が見事である。
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シリーズ1168・「パノラマ写真」ここはどこ
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2014年05月17日
シリーズ1161・「パノラマ写真」ここはどこ
シリーズ1164・「パノラマ写真」ここはどこ
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2014年05月16日
シリーズ1163・「パノラマ写真」ここはどこ
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HPFhito71・湿原の生態を研究する北大植物園長冨士田裕子教授
今年(2014年)4月から始まる道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」は11期目になる。今期の講座の見学先の一つとして「道立アイヌ民族文化センター」を候補にして交渉していた。見学場所がこの一つでは参加者は満足しないかと、近くの北大植物園内にある北方民族資料室も見学先に加えることにする。
下調べで訪れた植物園は冬期休園中で、温室だけが開放されている。温室で植物園長の冨士田裕子(ひろこ)教授の名前を聞いて、予約無しで訪ねてみる。冨士田先生の部屋は前述の資料室と同じ建屋にあった。部屋の内はいかにも大学の先生の部屋らしく、本や資料の山である。こういう雰囲気をパノラマ写真に撮りたいと思ったけれど、これは断られるだろうな、とも予想できた。
初対面の冨士田先生に見学とパノラマ写真撮影の件をお願いする。見学の方はOKで、指定の様式の見学依頼書を送ることで片がつく。パノラマ写真取材の方は、4月下旬の開園後、日を改めて園内の適当な場所で、ということになった。
5月の中旬、受講生を連れて植物園を訪れる。資料室の説明は植物園のスタッフの加藤克(まさる)助教にお願いする。加藤先生は北大文学部から博士号を授与されている。植物園に文学博士のスタッフとは、事情を知らないと奇異に感じる。加藤先生は元々歴史の研究をしており、植物園内には北方民族資料室の他にも博物館があり、植物そのものも歴史的研究の対象になる、と聞くと少し納得である。
講座参加者が資料室を見学している短い時間に、植物園の初代園長の北大教授宮部金吾の記念館横に立ってもらい、冨士田先生のパノラマ写真撮影である。バックにライラックの大きな株が花を咲かせようとしている。このライラックは、北星学園に発展したスミス女学校を創設したアメリカ人宣教師サラ・スミスが故郷から運んだものである。札幌最古のライラックのお墨付きの名木である。
冨士田先生のインタビューは、先生に植物園を案内してもらうついでに立ち話程度で行い、後はネット情報で補強する。生まれは仙台市である。東北大学の農学部農学科を卒業してから同大学院理学研究科博士課程に進学し、理学博士号を取得している。その後新潟大学の助手、1989年に北大農学部の助手として植物園勤務となり、助教授、先月4月(2014年)に北大教授となっている。
植物園の園長だった故辻井達一教授の下で研究に従事していて、辻井先生の専門の湿原の生態や環境に関するテーマを引き継いで研究を続けている。研究の性格上、湿原でのフィールド研究が多いようで、パノラマ写真撮影の日の前日まで、女満別の網走湖付近の湿原調査に行っていたとのことである。
2010年には、尾瀬湿原を保護する活動を行っている尾瀬保護財団から第13回「尾瀬賞」が贈られている。同賞を受賞するのは女性としては初めてである。絶滅危惧種の動植物や消えて行く自然環境を対象にした研究は息の長い仕事で、持続力のある女性の研究者に向いているのかも知れないと思ったりする。
猿払湿原などにも足を延ばして調査研究をされている。北海道の地図を広げて、猿払の地名を追い、この辺地に広がる湿原を想像しても、訪れた経験が無いのでリアリティに欠ける。北海道の広大な土地に広がる渺茫とした湿原を研究対象に選んだ研究者から見ると、植物園の手入れされた環境は人工の塊に見えてくるのではなかろうか。そこら辺のところを聞いてみるには時間切れであった。
(北大植物園での冨士田裕子教授、2014・5・14)
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今日(5月16日)の一枚
雨の朝 花の英気を 吸いて撮り
雨である。散歩に出る気分にならない。テーブルに座り手抜きの一枚を撮る。ゼラニウムの鉢花のある窓外に、八重桜が満開状態で迫ってくる。家人は他所に行っており、昨夕飲んだビールの影響か、食欲も無い。花から英気を貰いたい朝である。
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2014年05月15日
HPFhito70・地域政策の提言をする北大公共政策大学院副院長石井吉春教授
道新文化センターの講座「身近な都市秘境を歩いてみよう」を受け持っていて、長いこと続けていると未訪問の見学先を見つけ出してくるのに苦労する。「秘境」の言葉を冠しているけれど、人跡未踏の意味の秘境ではなく、一般市民が足を踏み入れることの少ない都会の中の場所、といった程度の定義である。
この定義なら、北大の研究室ならどこでも都市秘境になりそうである。そこで顔見知りの先生達に研究室や施設の見学をお願いしている。北大も組織や機構改革でどんどん新しい大学院や研究機構ができている。10年前(2004年)に公共政策大学院と共に法科大学院、会計大学院が北大にも設置されていている。以前の学部と大学院が一体化した大学組織から見ると、秘境的大学院に見えなくもない。
北大の公共政策大学院副院長の石井吉春教授と朝食会を介して顔見知りであったので、前述の都市秘境巡り講座の2014年春コースでの見学をお願いしていた。その石井先生にクラーク会館でばったり出会ったので、その場で石井先生の教授室でパノラマ写真撮影と簡単なインタビューをさせてもらう。
石井先生の部屋に入って意外だったのは、室内がすっきりと片付いている事である。大学の教授室は押しなべて本や資料、理系では実験器具や用具、なかには趣味に使う道具と、乱雑と表現してもよい雰囲気にある。石井先生は実務を教えるということで銀行から転身してこられたので、銀行時代の整理整頓の習慣が身についているせいかと推測してみる。
石井先生は1954年生まれの仙台市出身である。大学は一橋大学商学部を卒業し、1976年北海道東北開発公庫(現日本政策投資銀行)に入庫している。日本政策投資銀行の四国支店長から2005年北大の教授として赴任した。北海道との縁は1998年に小樽商科大学非常勤講師、2001年旭川大学非常勤講師、2002年北大大学院非常勤講師と続いていて、最終的に北大人として勤務することになった。
講義や研究テーマは地域財政金融論に関わるものである。大学院の名前の通り修士生を教えている。しかし、理工系の修士課程の学生のように、研究室に属して修士論文を書き上げることで修士号を取得するのとはかなり異なる修士課程のようである。学生が研究室に属することはなく、修士論文を書く必要もないらしい。学生が履修した専門を尋ねられることがあるけれど、ここの大学院修了生は大学院に進学する前の学部の専門を挙げるそうである。確かに、公共政策学といっても他の人には漠然とした学問である。
実務を教える立場での石井先生の話は、現場の地方公務員や首長に即役立つもののようである。各種の学外の委員会の委員を務め、インタビューを受け、提言を行って、精力的に学外に発言しているのを新聞、雑誌でみている。平成の大合併に関する先生のインタビュー記事を読むと、地方自治の問題点が見えてきて、なるほどと思う。
仕事の他に好きでやっている事なども聞いてみる。テニスを週1回ほど楽しんでいるとのことで、自分で行うスポーツが好きなようである。頂いた名刺には高知県観光特使と刷られていて、こちらは趣味というより仕事の延長のものであろう。
(北大公共政策大学院教授室、2014・5・12)
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今日(5月15日)の一枚
ヒヨドリの 鉄棒演技 高得点
朝の散歩時に変わった野鳥に出会わないかと期待しても、大抵その期待は外れる。たとえ珍しい野鳥に遭遇したとしても、木の葉が茂り出してはその姿を写すのは難しい。こうなると、見慣れたヒヨドリには見慣れない動作を期待するしかない。
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2014年05月14日
第4回目道新文化センター講座
「チカホ」のグランドホテルの入口付近に集まって、道立アイヌ民族文化研究センターに行く。同センターで説明していただいたのは研究主幹の小川正人氏である。この施設の設置目的や活動内容についての紹介がある。事業はアイヌ文化に関する「資料・情報の収集」、「無形文化を主なテーマにした調査・研究」、「出版物などを介した研究成果の公開」、「問い合わせへの対応や普及活動」などについての説明があった。
参加者との質疑応答が行われた。「アイヌ」という言葉の使用に関すること、アイヌ語の研究の実例紹介、アイヌ語辞書に関することなどに話しが及ぶ。アイヌ文化紹介小冊子「ホンカンピソシ」が希望者に配られた。
(受講風景)
アイヌ民族文化研究センターから近くにある北大植物園に行く。園長の冨士田裕子教授と加藤克助教が出迎えてくれる。同園内にある北方民族資料室を見学する。説明役は学芸員の資格のある加藤助教がしてくれる。
その後宮部金吾記念館、サラ・スミス女史がアメリカから運んだといわれている札幌最古のライラックが咲いているのを見る。園内の博物館は建物の補強工事中で来年度にならないと見学できないとのことで、これは予定外だった。参加者から「ハンカチの木」を見たいとの要望があり、冨士田園長がハンカチの木のところで説明してくれる。ハンカチに見える苞の部分は未だ白くなっておらず、後10日もすれば見頃になるだろう、との話である。
カナディアンロックガーデンなどを見学する。池の傍のズミの木が満開で、ケータイで画像を撮る参加者が多かった。
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2014年05月13日
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2014年05月12日
今日(5月12日・番外)の一枚
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ヒヨドリとリス(5月12日)
朝の散歩で中の川沿いに歩いて西野市民の森の入口近くまで行く。5月に入っての熊情報があり、先に進むのをためらう。熊情報はやはり恐ろしい。ヒヨドリが枝に止まっていて動かない。未だ睡眠中かと思えるけれど、この明るさではそれはないだろう。頭上で音がする。リスが一匹枝で飛び回っている。リスの方は動きが早くて、シャッターチャンスを何度も逃す。動体視力は弱視判定で、片目はファインダー、もう一方の目は全体景を見る芸当ができない。撮ったうちの数枚を残す。
ヒヨドリは 眠り続くか 動きなし
弱視の目 リスの動きを 遅れ追う
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2014年05月11日
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2014年05月10日
今日(5月10日・番外)の一枚
珍しき 桜、カタクリ 天地に見
枝垂桜は北海道ではあまり見かけない。散歩道で目にしたこの桜をパノラマ写真に撮ってみる。撮る足元にはキバナカタクリが黄色い花を並べていて、こちらも目にすることはあまりない。園芸種として輸入され、鉢物や露地で育てられている。
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2014年05月09日
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ハクセキレイ 5月9日(2014年)
セキレイは 泡立つ水に 色合わせ
外を見ると地面が濡れている。寝ている間に小雨が降ったらしい。近くの小川の風景を撮りにゆく。小川といっても雪解け水の流れが続いていて、水量は多い。ハクセキレイが水辺に居て、護岸の石組みに巣になる場所を探しているようである。
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2014年05月08日
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2014年05月07日
道新文化センター講座ー3回目
道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座の
三回目は、歩きながらの花見である。地下鉄南北線北24条駅に集合して、
若草公園を目指す。同公園には坂坦道の「いのち」の彫刻がありこれを見る。
次に「エルム緑道」への道すがら北警察署の前を通る。携帯用ガスボンベ
爆発事件で全国放送にもなり、今や全国に名の知れた警察署である。
パトカーが行き来して緊張した雰囲気である。
札幌飛行場正門跡を見てエルム緑道を通り「エルムの森公園」に出る。
ここで調査済みの遺跡の説明標識を読む。ここから今日の主目的の
新川桜並木に行く。
新川「桜並木は全長7.5 Kmあり、南端の0.5 Kmほどを歩道に沿って歩く。
エゾヤマザクラは散って葉桜になっている。ソメイヨシノは満開か終ろうと
している。
新川にはカモが泳いでいるのが見える。
並木の途中に「力士若勇の碑」があるのでこれを見る。
桜並木をバックにして記念撮影である。
別に参加者のパノラマ写真も撮る。
並木からJR学園都市線の新川駅に向かう。駅近くの
スーパーマーケットのところで解散で、買い物を
する参加者は立ち寄る。
電車でそれぞれ帰宅となる。帰宅してケータイの
歩数を見ると1万歩を超していた。
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今日(5月7日)の一枚
花びらの 歩道に散りて 記念なり
街歩き講座の参加者と新川桜並木を歩く。今年の桜の開花は早くて、エゾヤマザクラは花が散って葉桜になっている。ソメイヨシノが未だ満開に近い状態で、この桜の下で記念撮影となる。散る桜の花弁が歩道にあって記念撮影に加わっている。(パノラマ写真)
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2014年05月06日
今日(5月6日・番外)の一枚
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2014年05月05日
今日(5月5日・番外)の一枚
白昼夢 街路野点(のだて)の 桜花
道新文化センター講座の資料写真撮影のため街に出たついでに、桜の咲いている場所2,3カ所でパノラマ写真を撮る。北海道茶道会館横にはソメイヨシノと思われる見事な桜が満開である。この桜の下で、都心部の街路野点の風景を夢想する。
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2014年05月04日
今日(5月4日)の一枚
天神で 今年また見る 桜花
所要があり天神山緑地まで車で行く。途中円山公園の花見か動物園にゆくのか、北海道神宮の境内付近は車の列である。天神山緑地の駐車場の方は混んではいなかった。ここは札幌の桜の名所の一つで、緑地の頂上の桜が見ごろを迎えていた。(パノラマ写真)
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2014年05月03日
今日(5月3日・その2)の一枚
今日(5月3日・その1)の一枚
余市岳 足と相談 朝里岳
春の雪山登山に行く。メンバーは札幌からS氏とF氏、小樽からK氏の総勢4名である。キロロスノーワールドのゴンドラで1200m近くまで行き、1280mの朝里岳を目指す。なだらかな雪の丘を1.5mほど歩いて朝里岳の頂上付近に到達する。(パノラマ写真)
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2014年05月02日
2014・4・27 納沙布岬の灯台
目を凝らす 納沙布岬 島領土
花咲線の駅のパノラマ写真撮影の旅の二日目は、日本最東端駅の東根室駅へ寄る。この駅の撮影を終えて根室駅に向かう途中、納沙布岬の灯台に立ち寄りここでもパノラマ写真撮影である。北方4島はどれかと、目を凝らして海の彼方を見る。
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今日(5月2日・その2)の一枚
パノラマで エンレイソウ撮り 遊歩道
エンレイソウが遊歩道でどんな風に咲いているのかパノラマ写真に撮ってみる。花の写真ならカメラを近づけてズームイン状態で撮るのが普通なのだが、山野草になると周囲の景色も記録しておきたい。パノラマ写真はこれが可能で便利である。
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2014年05月01日
今日の一枚(2014年5月1日)の一枚
ヒヨドリや 梅花啄み 五月なり
ヒヨドリが開花した梅の木に止まって何かを啄んでいる。梅の花弁を食べているようにも見える。花の蕊(しべ)かもしれない。ヒヨドリは木花と対になって似合う鳥である。背後の木々も薄緑色に覆われて来ている。今日から5月が始まる。
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