2019年01月31日
今日(1月31日・その2)の一枚
色校や 空撮記録 トイドローン
共同文化社で爪句集の色校チェック時に室内でトイドローンを飛ばして作業の様子を空撮する。トイドローンはカメラを上下に振ることができないので、機体の下の様子を撮るのが難しい。それでも何とかテーブルの上の色校をカメラに収める。
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2019年01月31日
色校や 空撮記録 トイドローン
共同文化社で爪句集の色校チェック時に室内でトイドローンを飛ばして作業の様子を空撮する。トイドローンはカメラを上下に振ることができないので、機体の下の様子を撮るのが難しい。それでも何とかテーブルの上の色校をカメラに収める。
廃線路 運命共に 駅が消え
この地区では線路と国道が一体化されたように並んで南北に延びている。駅は1面のホームと棒線1線がある。駅の東側に大きな川が流れている。駅の南側国道沿いに道立高校がある。2019年に線路が廃線となるため、駅も廃止される事になる。(2014・4・24)
漁火の 見える駅なり 茶店風
駅舎はワム80000型貨車が窓付きに改造され、ペンキで洒落たデザインで生まれ変わっている。駅前の広場から少し高いところに相対式ホームがあり、2線構成である。ホーム間には構内踏切がある。駅前通りを南西方向に行くと国道と海がある。(2013・10・5)
2019年01月30日
貨車駅舎 雰囲気合わず 都会駅
大都市近郊の駅ではあるけれど貨車駅舎である。駅の南側には道路を挟んで集合住宅群がある。ホームはデッキ式の1面で棒線1線が延びている。駅舎横に線路の南北の地区をつなぐ踏切がある。駅のある路線は2016年に別の鉄道会社になった。(2013・10・5)
体毛を 膨らませたり カラ野鳥
この野鳥はハシブトガラかコガラかいつも迷う。野鳥図鑑には両者のわずかな違いが載っているけれど、撮った写真では判別できない。どちらでもよいけれど、気になることも確かである。保温のためか小さな体の毛を目いっぱい膨らませている。
アカゲラの 食い散らかすや 枝の先
林の中ではキツツキ類の野鳥を見つけ易い。遠くでもドラミング音が聞こえるので、それを頼りに野鳥の居場所を探し当てる。アカゲラは木の中に潜む虫をほじくり出そうとしているのだが、時には木そのものを突いて食べているかのように見える。
野鳥撮り こんな林と ドローン撮
久しぶりの天気で西野市民の森の遊歩道近くまで新雪をラッセルしながら散歩する。林の開けたところでドローンを飛ばして空撮を行う。空撮後は林に入って野鳥を探す。アカゲラやシジュウカラを見つけて撮影。空撮より野鳥撮りの方が難しい。
(空撮パノラマ写真)
手がかりは 通路ポスター 並木道
駅舎の外観からは教会かと取り違えそうになる建物である。駅舎内もこの駅を同定する特徴的な造りである。それが跨線橋になると、駅の決め手が消える。跨線橋通路にあるポスターが手がかりといえばいえる。相対式ホーム2面2線の駅である。(2013・10・5)
2019年01月29日
張り紙や 記録保持駅 知り得たり
廃駅になる前までこの駅はある記録保持の駅だった。それが駅舎内の切符売り場を塞いだ壁のところに貼ってある。駅舎は商工会、観光案内所が同居する2階建てで、外見は駅舎らしくない。ホームは1面で1線が延びている。2014年廃駅となる。(2012・10・28)
跨線橋 人道橋と 同居なり
駅はホーム2面と3線を有し、駅前通りを塞ぐように駅舎がある。線路の両側の地区は跨線橋と共用の人道橋で結ばれていて、パノラマ写真でも確認できる。駅のある町は合併により市となり、駅前通りにあるマンホールの蓋には旧町名が残る。(2013・10・5)
ススキ見て 古き駅舎と 温泉地
駅の出自は信号所にあり、急こう配の途中にある駅である。SL牽引時代にはこの坂の上り方向(線路は下り方面)ではスイッチバック方式で運行されていた。駅舎は昔ながらのもので、2面2線である。駅の近くには写真に写る温泉施設がある。(2013・10・3)
2019年01月28日
駅員が 駆ける姿や 手にスタフ
駅名から温泉地が浮かんでくる。実際ここは温泉郷といってもよく、駅近くに温泉施設があり、列車の待ち時間があれば人風呂浴びてくることもできた。列車交換可能駅で、駅員がスタフを持ち駆ける姿が写る。2014年に廃線となり駅も廃止された。(2012・10・28)
ドローン撮 ここシスティーナ 白昼夢
昔々学会でローマを訪れた時、バチカンのシスティーナ礼拝堂でミケランジョロが描いた天井壁画を見上げた。この壁画を自宅の天井で見たいとコピーを購入して貼り付けておいた。トイドローンを絵に近づけて礼拝堂で撮影している白昼夢である。
背の高き 駅舎のありて 三字駅
駅名になっている地名は近くの湖の形に由来する。駅舎は半2階の造りかと思える高さで、どうしてこの高さにしたのだろうか。2面の相対ホームと2線があり、ホーム間に構内踏切がある。駅近くに数軒民家があるだけで、目につくものが無い。(2015・2・20)
2019年01月27日
冬枯れに 駅舎赤屋根 色を添え
北側にある港を囲むように町が形成され、市街地の南を国道が走り、さらにその南に駅がある。昔ながらの駅舎に2面のホームと2線がある。ホーム間に構内踏切がある。構内踏切に立って目に入るものは駅舎の他は線路と林、鉄塔ぐらいである。(2015・2・21)
トイドローン 用途考え 自撮りかな
トイドローンの利用法を考える。少し距離をおいての自撮りも考えられなくもない。スノーシューを履いて雪の林で試してみる。木が多い場所では枝とぶつかる心配があり、ドローンを飛ばせない。その点トイドローンは木の間で気軽に飛ばせる。
新駅舎 刻印レール 記念なり
新駅舎を記念した刻印レールプロジェクトが駅舎壁に展示されている。線路をスライスした断面に氏名等を彫り込み駅舎の壁にはめ込んだ。新駅舎は北口と南口をつなぐ自由通路に接した橋上駅舎になり、線路の南北の地区の往来が便利になった。(2019・1・25)
2019年01月26日
トイドローン 飛行見つめる 受講生
道新文化センターの1日講座で「クラウドファンディング(CF)って何?」のテーマで講義をする。出席者は15名。CFの支援で制作した全球パノラマ写真カレンダーに関連して、教室でトイドローンを飛行させる。その状況をパノラマ写真に撮る。
ワンマンの 列車見送る 雪の壁
駅は雪深い地方にあり、除雪されたホームに雪の壁ができている。ホームは相対式の2面があり、2線となっている。ホーム間に構内踏切がある。駅の西側に集落があり東側には川が流れている。この駅が終点で戻る区間列車も運行されている。(2014・3・29)
跨線橋 古き駅舎と 残りたり
駅のある集落を国道が線路と並行して貫いている。国道から西に折れて行くと駅に至る。単式と島式のホームがあり3線で、ホーム間に跨線橋がある。かつて駅の南で線路が分かれ、現在の路線とは別の路線があった。その廃線跡は残っていない。(2014・10・3)
2019年01月25日
特急の 停まる駅なり 観光地
ホーム1面の1線の駅であるけれど、観光地にあるので特急が停まる。元々隣駅の名前であったのが、隣駅が現在の名前に改称したのに伴って現駅名となる。作詞作曲家がこの地に滞在し生まれた名曲誕生の地が駅近くにあり、駅で曲が流される。(2013・10・3)
2019年01月24日
庭木(き)に止まる つがいのシメに 春探す
朝から雪かき。雪かきだけで3千歩を超し散歩代わりになる。雪かきが終わり窓の外を見るとシメが楓の枝に止まっている。隈取した顔の野鳥ですごみがある。しばらく身動きもせず止まっていて、つがいで飛び去った。春のかすかな前触れである。
見学の 倍率高き 駅を見る
トンネル内の駅が廃止されると定点と呼ばれる。駅であった時は日本で一番低いところにある駅であった。駅見学を申し込んで駅ホームから続くトンネル内を見学する。トンネル建設の写真やトンネル工事を説明する資料などが並べられている。(2013・10・4)
海亀の 子らも海外 目指すなり
西南交通大学の侯進先生からWeChatで双子の息子達が日本語試験N2に受かった知らせがある。息子達の海外留学先に日本も考えているようだ。2日前北科大での講義で中国の急速な進歩の原動力は中国に帰国する「海亀」の頭脳よる話しをする。
2019年01月23日
町外れ ホームに立ちて 海を見る
棒線の線路を越えて南に歩くとそこはもう海である。駅ホームに立っても海が目に飛び込んでくる。駅近くに高校があり、通学生のための駅でもある。病院と看護専門学校もあり、通院者や看護生にも利用されたろう駅は2015年から休止である。(2012・12・12)
連想は 不振の漁業 剥げ絵なり
北側から丘陵が迫り南側に広がる海に挟まれた狭い土地に線路と国道が並んでいる。漁村が国道の両側に張り付いている。棒線が貫く駅には貨車駅舎があり、壁に海の幸のイラストが描かれている。ペンキが剥げかかっていて不振の漁業を連想する。(2012・12・12)
2019年01月22日
学期末 講義終わりて 写真撮る
特別講義のため北科大に出向く。三橋龍一教授からトイドローンTelloの操縦法を教えてもらい写真撮影を試みる。講義は「中国ネット社会の現状」ということで、昨年9月中国訪問で見聞した事を中心に話をする。講義が終わりパノラマ写真を撮る。
(画面クリックでパノラマ写真)
海落ちる 山塊の見え 鉄路西
ホームは1面で棒線が東西に延びている。駅の南は荒地から海につながっている。駅の北側に集落があり牧場が開けている。線路の西方向の彼方に海に落ち込む山塊が望める。橄欖岩が地上に現れた特殊な山と固有種の高山植物で有名な山である。(2012・12・12)
新旧の 列車を撮りて 鉄路旅
観光振興のため平成に入ってから駅名を変え、町名とその玄関口の駅名が異なっている。これも観光振興のためSLが期間限定で運行される事があり、島ホームに普通列車と並んで停まっている。駅舎前の単式ホームとは跨線橋でつながっている。(2014・1・25)
2019年01月21日
駅名は 水運出自 貨車駅舎
線路と国道が並んでほぼ南北に延びている。国道から駅への出入り口があり貨車駅舎が設置されているだけで、駅周辺には何も無い。駅名は水運に関係していて、その川が駅の西側を流れている。1面1線で、利用客減で2017年に廃駅となった。(2013・1・10)
何も無き アニメの聖地 海を見る
駅待合所から続く何も無いホームに立つと、護岸で保たれた海岸の向こうに海が見える。駅の北側に小集落がある。この駅はアニメの背景として描かれた事があり、アニメ・ファンの聖地でもあった。2015年から路線が不通となり列車の姿は消えた。(2012・12・14)
2019年01月20日
工場と 住宅地分け 線路かな
相対式の2面のホームと2線がある。ホーム間は跨線橋でつながっている。ホームに立って見ると、駅の西側に丘の下の狭いところに住宅が並び、駅の東側には大きなタンクや工場の屋根が見える。殺風景な景色の中で駅舎は喫茶店のようである。(2012・10・20)
爪句集 形現し 返礼品
クラウドファンディング(CF)のリターン(返礼品)として出版準備中の「爪句@クイズ・ツーリズム」の再校が届く。CFの目標金額は10万円に設定していて、これはクリアできそうである。支援者には2月の中旬までに爪句集を郵送予定である。
漂うや 陸孤島感 駅を撮る
秘境駅というほどではないけれど、駅のある集落は山と海に囲まれた陸の孤島感が漂う。駅名も名前が知られた離島にある駅みたいである。単式と島式の2面のホームと3線が見え、ホーム間に構内踏切がある。上り下りの両方向にトンネルがある。(2014・10・24)
2019年01月19日
見下ろせば 頭にも見え 点の山
天気が良いので三角点のある三角山に登る。簡易アイゼンをつけ、踏み固められた雪の登山道を行く。40分弱で頂上に着きドローンを50 m上空に上げ空撮を行う。上から写すと、枯木を頭髪に見立てて、天辺が少し禿げた人の頭にも見えてくる。
(空撮パノラマ写真)
特急を 狙う写真に 活火山
単式と島式の2面のホームに3線がある。ホーム間に構内踏切がある。ホームに立つと駅の北に特徴のある山形の活火山が見える。駅の北側から東側に集落がある。駅の西側と南側は田園地帯になっている。丁度特急が陸橋の下を通過して来る。(2014・10・24)
町名の 一字もらいて 風夢くん
駅舎は正面玄関上に明り取りのドーム状窓がある。千鳥式ホームの2面2線で、跨線橋と人道橋が並行してある。駅前通りの歩道に、市と合併する前の町の町名から一字を採ったマスコットキャラクター「風夢くん」が描かれたマンホールがある。(2013・8・13)
2019年01月18日
メロディーを 忘れホームで 駅舎撮り
駅舎はバスターミナと同居する特徴のある建物である。しかし、ホームで撮影したパノラマ写真では、カメラのアングルでその特徴が消えている。特急が停まるとこの特徴ある建物に設置された装置の出番となる。ホーム2面に2線で跨線橋がある。(2013・8・12)
人家無く 駅舎孤立の 秘境駅
小高い林を隔てて線路と並行する国道が駅のすぐ東側にあるのだが、国道から直接駅に行く道がない。遠回りして牧草地の横の道を行くと駅に達する。周囲に人家らしきものが無く、駅舎だけがぽつんとある。2面のホームと2線の秘境駅である。(2013・8・12)
2019年01月17日
トイドローン 飛行後講義 映画祭
eシルクロード大学の例会。マーヴェリック・クリエイティブ・ワークスCEOの久保俊哉氏の講義。講義に先立ちM教授が持ち込んだドローンTelloのデモがある。本体重量80gのトイドローンは室内では安定した飛行でなかなかのものである。
畑中に 棒線駅や 花壇見る
畑の中に板張りのデッキのホームがあり、棒線が延びている。ホームの南端の道路横に駅待合所がある。壁のところに縦書きの駅名標があり、通常の白抜き文字とは逆に白地に水色で書かれている。待合所前に花壇があって、手入れされている。(2013・8・13)
難読の 地名となりて 夏の道
単式ホームに棒線が延びている。駅待合室がホームにある。駅の西南に小集落がある。この駅は難読駅といってもよいだろう。アイヌ語の夏「サク」と道{ル」の合成語に同じような音の漢字を当てはめて地名となった。夏の道は東の海へ通じる。(2013・8・12)
2019年01月16日
野鳥撮り 三つ目目的 果たしたり
天気次第で三つの目的を持ち散歩に出かける。スノーシューを履いて雪漕ぎをして運動不足の解消が一つ目。適当な場所でドローンを上げて空撮パノラマ写真撮影が二つ目。野鳥を探して撮影で、この三つ目が一番難しい。今朝はアカゲラを撮る。
第38集となる本爪句集は、第36集「爪句@マンホールのある風景 上」、第37集「爪句@暦の記憶」に続いてクラウドファンディング(CF)のリターン(返礼品)として出版している。この「あとがき」の最後にお名前を記した方々へ送られる事になる。
前2回のCFを試み、いずれもリターンに爪句集を揃えた。この経緯があり、新しく爪句集出版をCFで行うなら、テーマとしても新機軸を考えねば、支援してくれる人もいなくなる。そこで考え出したのが「クイズツーリズム」である。
本爪句集とスマホ(タブレット)があれば、謎解きの要素が加わったネット上での旅行が楽しめる、というアイディアである。クイズを解きながら旅行をする問題集を爪句集にしてみた、という試みである。著者としてはこのアイディアは支持され、CFの支援者もそれなりにいるだろうと予想した。
しかし、この予想は当たらなかった。群衆(クラウド)からの資金集め(ファンディング)とは名ばかりで、寄付者は著者が直接依頼したお顔のわかっている方々ばかりである。それも、依頼しても成功率はかなり低いものだった。
物は試しで、今年の年賀状にCFを行っている会社のHPに掲載されている企画ページのURLを手書きする。ただ、あからさまな支援依頼は書いてはいない。お年玉付き年賀はがきなので、出したとほぼ同数の受け取った賀状の切手の当せん確率ぐらいの支援者があるかと予測する。
その結果、世の中は甘くはないと知る事になる。年賀状を媒介にした寄付者は0であった。これは最低1000円の寄付金(爪句集1冊と送料を含んでいる)が高いという問題ではなさそうである。著者が面白いと思っていても、他人には興味の無い事で、面白さの共有にギャップがあるのに著者が気付いていないのが原因らしい。
さらに言えば、出版の度毎に大赤字を抱えて本爪句集を上梓している行為も、他人から見れば単なる著者の道楽にしか見えなくて、やがては廃棄物となる紙の固まりを作り出しているだけなのかも知れない。爪句集出版に共感が得られていない。著者が弱気になれば、そうではないという編集者でも居ればよいのだが、それも期待できない。
昨晩、NHKスペシャルの番組でエベレスト登頂に挑みつづけて昨年遭難死した栗城史多氏のドキュメンタリー番組を視た。異色の若き登山家の死、ヒマラヤで自撮り映像ネットで“冒険共有”、広がる共感そして批判、との番組タイトルである。そこには「共有」、「共感」のキーワードがある。本爪句集のCFはクイズツーリズムの面白さを共有できずに失敗したのだと思えてくる。
それでもCFに寄附者がおられ曲りなりでも、リターンの本爪句集が出版できたことはよかったと思っている。出版に際してご協力願えた共同文化社の関係者にお礼を申しあげる。
道楽の爪句集出版でも、陰ながら支えてくれている妻には毎回の如く感謝の言葉を記しておきたい。
なお本爪句集のCFの支援者には、お名前だけを最後に記してお礼としたい。
故栗城史多氏を追いかけたNHKスペシャル番組を視た翌日に―2019年1月15日
棒線の 踏切で見る 直線路
田園地帯に木製デッキのホームと棒線の駅がある。プレハブの待合所がホームの近くにある。駅の西側に国道があり国道は駅の北側で大きな川を横切る。対して、線路は川に沿って北上する。この辺りの地名に駅名のものは無く駅名の由来は不明。(2013・8・12)
2019年01月15日
クレジット 風景社印は 未完なり
名刺を貼り込んだ空撮全球パノラマ写真のコメントに、この種の写真のクレジットとして有効との評価があった。そこで今日撮影した空撮写真にeシルクロード研究工房のスタンプを入れてみた。未完の風景社印プロジェクトで試作した印である。
(空撮パノラマ写真)
蟠龍や 蜥蜴に見えて 駅広場
駅のある町に鍾乳洞があり、蟠龍伝説が作られた。これを基に祭りも行われる。駅前広場に二頭の龍の彫刻があり、蟠龍を表現しているのだろう。駅は相対式ホーム2面と2線があり、ホーム間に跨線橋がある。駅の西側は材木置き場になっている。(2014・8・23)
跨線橋 南国渡る 通路なり
駅の北にある隣駅周辺に観光地があるため、隣駅の方が市の玄関口の位置を占めている。しかし、この駅が市の中心部の最寄り駅である。単式・島式ホーム2面と2線があり跨線橋がある。跨線橋の通路には九州の観光ポスターが貼られてあった。(2013・8・12)
2019年01月14日
大音や オオアカゲラの ドラミング
スノーシューを履いて裏山で野鳥探し。大きなドラミング音が聞こえるので、音のする方向に雪をラッセルしながら進む。ドラミングの主を撮るとオオアカゲラである。これは珍しい。アカゲラより大きな音を響かせ「大」の形容詞の通りである。
田園の 展望台や 駅デッキ
田園地帯を直線状の線路が延びる。駅は木製デッキと棒線構成である。待合所は線路を横切る道路と線路に並行する道路の三叉路のところにある。ホームから少し離れ、農家の小屋のように見え、表札を見ないとここが駅待合所だと気が付かない。(2013・8・13)
駅名の 山を囲みて 稲田かな
デッキのホームがありホームの南口に待合室がある。勇ましい駅名は、実在の人物に因んだ低山が駅の西に直線距離300 mほどのところにあり、その山名を取っている。田園地帯にある駅で、ホームの前に実り始めた稲の田んぼが広がっている。(2014・8・23)
2019年01月13日
ピント見る 目玉の光 シジュウカラ
シジュウカラが木に止まる。せわしない鳥で、一カ所にじっとしていない。遠くの枝に止ったところを撮って拡大し、ピンボケになっていないものを選び出す。頭部の黒毛で目の部分が覆われているので、目玉の光でピントの度合いを判断する。
我が家(や)庭 定点観測 日の出かな
日の出の写真が撮れそうなので庭で100 m上空にドローンを上げて空撮を行う。空撮による日の出の定点観測である。札幌の日の出は7時4分で未だ7時台に留まっている。日の出位置は三角山の裾野に下りて来ている。雪がちらつく朝である。
(空撮パノラマ写真)
駅舎無く ホーム離れて 不思議駅
この秘境駅に車で行くと戸惑う。線路を横切る道を北西方向に進み西に折れ、車も通らないような道を行くとデッキのホームがある。2面2線で、相対ホームが異常に離れている。普通列車でも多くは通過し、列車交換の時に片方の線を利用する。(2013・3・14)
ロケ駅の 痕跡探し 雪切り室
駅舎の正面もホーム側も二重の引き戸で、雪や風の侵入を防ぐ「雪切り室」造りである。雪の場面の多い映画のロケ駅となり、この玄関部分も撮影されたのだろうか。相対式2面のホームと2線がある。ホーム間には構内踏切が設けられている。(2013・8・12)
2019年01月12日
壁塗りも 屋根の形も 山連想
大都会の外れにあり、通勤や通学の乗降客が多いせいか長いデッキのホームがある。ホームに駅舎が取り付けられている。駅舎の屋根の中央部を三角形で盛り上げた造りで、壁のペンキも山の字の塗りである。この都市から望める山を連想する。(2014・8・23)
転車台 認める彼方 巨岩見え
単式と島式のホームがあり、ホームに立つと広い構内が目に入る。町名の由来に関係する巨大な岩も見えている。スイッチバックの行われる駅で、SLが運行していた時に用いられた転車台も確認できる。鉄道遺産であるけれど近くで見られない。(2012・10・6)
文字Aか または山模す 造りかな
相対式のホーム2面と2線を有する駅である。風変りな駅舎がある。入口と出口が対称形の玄関部分に英文字Aを表すかのような飾りの梁がある。山間部にある駅なのであるいは山をイメージした造りなのかもしれない。駅の南側に国道が走る。(2014・8・2)
2019年01月11日
賑わいは 花の季節で 臨時駅
観光客相手の夏から秋にかけての見晴しの良い臨時駅である。デッキの単式ホーム1面と1線で、待合所は無い。観光列車が停車し、乗降する客は駅から近くの花畑農園に歩いて往復する。シーズンの盛りにはホームに隣接し物売りの屋台が並ぶ。(2014・8・1)
西に行く ワンマンカー撮り 人道橋
駅を東西に線路が貫き、線路の北と南に市街地が別れている。駅の近くでは両市街地は自由通路の人道橋でつながる。その人道橋で撮ったパノラマ写真に列車が写る。駅は2面3線で単式と島式のホーム間に跨線橋があり人道橋と行き来ができる。(2014・9・6)
2019年01月10日
ホーム立ち 記録の駅の 証拠撮り
線路の東側に駅の出入口の広場がある。駅舎は無く広場から少し高いところにホームがある。北に延びて来た線路がホームの辺りから10時方向に向かい、西へと方向を変え隣駅に達する。この線路の地形的配置がこの駅のある記録につながっている。(2014・4・27)
空と地と 旅の接続 不能駅
旅行の要衝の地のすぐ傍にある駅なのに秘境の駅といっても過言でない。車で行くと林に囲まれている駅に至る道で迷う。砂利のホーム1面に1線があり、待合所がある。直線距離で800 mのところに前記の旅行の重要施設があるとは思えない。(2014・4・28)
畑中に 延びる線路や 北南(きたみなみ)
山間部の少し開けたところに畑が広がっていて、畑の中にデッキのホームがある。待合所は無く、駅から離れると駅があるのを見落とす。山間部で線路と国道が並行して走っていて、駅の北と南にある町をつないで線路はほぼ南北に延びている。(2014・6・21)
2019年01月09日
文字合わせ 外国紙幣 見るホーム
駅舎が田園地帯の中にあり、駅の西側に小集落がある。駅前の写真からだけではこの駅が地域の特徴を表したものを見ることができない。駅舎のドアの窓ガラス越しにわずかに見える看板があり、この看板に駅名に因んだ予想もしない絵がある。(2013・3・15)
ナナカマド 地面にありて 市の木なり
デッキのホーム1面に1線の駅である。ホームの上に待合所がある。駅の周囲に駐輪している自転車が多いのは、高校生の通学用のためらしい。駐輪場のようになった場所にマンホールがあり、市の木のナナカマドの葉と実がデザインされている。
2019年01月08日
実物の 駅舎は消えて 信号所
最初信号所で駅に昇格した。北海道の典型的な木造駅舎であった。相対式と島式の2面のホームと2線があり、ホーム間に跨線橋があった。2017年に再び信号所に戻り、翌年には駅舎は解体・撤去された。駅周辺の廃屋の仲間入りからは免れた。(2013・3・14)
板壁や 米どころ駅 雪深し
積雪に囲まれ、1971年の改築の木造駅舎が古びた板壁を見せている。この外壁は2017年時点でペンキの塗り直しが行われている。駅の東側は田園地帯西側に市街地が広がる。通学生も利用する駅で、通学生を含む乗客の積み残し事件の記録が残る。(2013・2・8)
2019年01月07日
駅名を 消して問いたり 秘境駅
田園地帯にぽつんと駅がある。駅の近くを高速道路が走っていても、この道路から駅には行けない。駅には農道を通っていく。この駅を通過する普通列車もあり、秘境駅の雰囲気がある。駅舎は年季の入った木造で壁の駅名標も板に手書きである。(2013・2・8)
海見える 駅の名前や 風変り
車掌車改造駅舎が旧駅舎の基礎の上に設置されていた。駅前が広場になっていてその先に海岸沿いに走る国道がある。駅から駅前通りを突き抜けて海が見える。駅名は地名から採られており、風変りな名前である。2016年に路線廃止で廃駅となった。(2014・8・22)
除雪車を スマホで撮りて 深夜なり
夜中に目が覚めてスマホを見出すと目が冴えてくる。除雪車の音もして雪が積もっているようだ。スマホで除雪車が雪を除けていくところを撮ってみる。ついでにこの写真でブログを書く。これだけ頭を使ってから又寝る事ができるだろうか。
2019年01月06日
時計塔 写真に写り 列車待ち
駅名は最初は正しく読めず難読駅に入る。単式島式の2面のホームがあり2線で、島式ホームは片側だけが利用されている。ホーム間を跨線橋がつないでいる。駅舎は時計台のある市の支所と多目的ホールの建物と共用になっている無人駅である。(2014・11・8)
早朝に 長き列車撮り ホーム端
大都市の都心部に近いところにあり橋上駅舎になっている。利用客も多い。待合室のところにベーカリーがある。相対式ホームで2面2線である。車両数の多い列車が停まり、ホームの端から端までを占拠する。早朝から客の姿がホームにある。(2015・3・13)
2019年01月05日
ホームにて 雪の名峰 目に記憶
1面1線の棒線駅に貨車改造駅舎が設置されている。ホームから南東の方角に雪を頂いた特徴ある山が見える。駅の周囲にこれといった建物はない。駅の北側に町が広がり市街地の先は海である。町の西の隣駅近くには漁港があり線路が分岐する。(2015・2・21)
撮影者 芥子粒大で 写るなり
日課のようになっているスノーシューを履いての裏山散策。ついでにドローンを上げての空撮も見慣れた風景の写真となる。今日は少し風があるけれど、100 mの上空まで飛ばし、そこから直下を見てパノラマ写真撮影。撮影者は芥子粒大で写る。
(空撮パノラマ写真)
トンネルと 高架が駅を 挟みたり
単式と島式の2面3線を有する駅である。ホーム間には跨線橋がある。線路を挟んで駅舎の反対側に市の図書館がありそのガラス張りの建物が写っている。平坦地にある駅にもかかわらず駅の北東方向にはトンネルが、南西方向には高架がある。(2012・10・6)
2019年01月04日
廃駅で 写真だけなり 駅風景
線路と国道が並んで走っている。単式1面のホームがあり、木造小屋の待合所があった。待合所の横に駅名標が、ここが駅である事を誇示するかのように立っていた。駅は2016年の3月に廃駅となり、その後待合所も解体され、駅の風景は消えた。(2014・6・20)
低山や 高さ加えた 眺めなり
午前中西野市民の森を歩く。約2 kmの遊歩道なのだが、途中251峰地点があり低山の冬山登山の感じである。このピークの少し下の上空が開けたところでドローンを100 mの高さに上げ空撮する。三角山の山頂がここにあると仮定した眺望である。
(画像クリックで空撮パノラマ写真)
時刻表 運賃表は デッキ上
田園地帯の中にデッキのホームだけがあり、1面1線である。線路に沿って駅の南側を国道が走っているけれど、駅の出入口には回り道をして行く。国道から歩いて行くなら踏切もどきの線路を横切る小道がある。駅付近では線路は南北に延びる。(2014・8・2)
2019年01月03日
裏山で 足捕る雪に 苦闘かな
運動のためスノーシューを履いて裏山を歩く。雪で覆われた笹薮で、所々で足が埋まり坂をなかなか登れない。途中でドローンを飛ばして空撮を行う。処理した写真を見ると、自宅からそれほど遠くないところで積雪と苦闘しているのがわかる。
並び良く 木造駅舎 ワンマンカー
駅舎横の単式と構内踏切でつながった島式の2面2線がある。島式ホームから見ると線路の北側に草地が広がり、ソーラーパネルが南側を向いて設置されている。線路の南側に小学校と工業高校があり、高校生が通学に利用する木造の駅舎が写る。(2014・6・21)
2019年01月02日
駅伝と 比べ微々たる 運動量
正月二日目は穏やかな天気。運動のためスノーシューを履いて裏山を歩く。途中林の切れたところでドローンを飛ばし空撮。今日から大学箱根駅伝。往路の選手の走りをテレビで視て、駅伝と比べ雪の林歩きの運動量は微々たるものであると感じる。
(空撮パノラマ写真)
壁の蝶 オオイチモンジ 客目惹き
ホームに立つと壁に蝶がデザインされた大きな建物が印象的である。図書館やその他の町の施設と駅舎が一緒になっている。壁の蝶はこの地域のシンボルのオオイチモンジ蝶らしい。1面2線で特急が停まり、ホームと駅舎間に構内踏切がある。(2014・6・20)
読み方を 覚えた駅は 廃止なり
駅名は地名からきているけれど難読である。アイヌ語に湯桶読みで漢字をあてはめ、加えて音読みも一般的でないものを採用しているため、一度聞いても記憶に残らない。木製デッキのホームの駅は2016年12月に路線の廃線に伴い廃駅となった。(2014・8・22)
2019年01月01日
初日の出 見られずせめて 社殿撮り
上手稲神社の境内は小高いところにあり、鳥居は東向きで、初日の出が鳥居の中央から見えてくる。今年は陽が雪雲に隠されて、初日の出時の撮影は諦め、朝食後宮丘公園を歩いて神社まで行く。拝殿前で参拝者を避けながらパノラマ写真を撮る。
(パノラマ写真)