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2013年03月09日

27民営牧場先駆けの地の豊郷駅

  日高町豊郷駅は国道235号のすぐ傍にある。停車した列車のドアから国道が見えている。駅ホームに咲くギボウシの花が目につく。豊郷は北海道初の民営牧場が誕生した地であり、日高における馬産地としての先鞭をつけている。2010年に廃校になった豊郷小学校は110年の歴史を持つというから、早く開けた土地である。しかし、人口減は止まらないようである。秋も深まった頃車窓からこの駅のパノラマ写真を撮る。ギボウシは既に枯れていた。

ギホウシは この地で見れば 馬頭花

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秋深く ギボウシ枯れて 待合所


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(平面パノラマ写真)

2010年07月03日

恵迪の森の恵迪寮碑

 かつて木造の4棟が並んでいた北大の恵迪寮の横に原始林があって、それが今は恵迪の森と命名されている。この恵迪の森を分断するように延びている道路の横に恵迪寮碑があり、恵迪寮の由来についての碑文がはめ込まれている。自然石の碑の表面には恵迪寮の名前の基になった「書経」の一節「恵迪吉従逆凶惟影響」(迪(みち)に恵(したが)えば吉、逆に従えば惟(こ)れ影響)が大きく刻まれている。恵迪の森はオオハナウドの咲く季節になると、この草丈のある花が目立つ。

恵迪の 寮名由来 碑の刻字

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恵迪碑 オオハナウドが 飾りたり

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2010年07月01日

大視界に花のある札幌岳山頂

 札幌岳は豊平峡ダムの近くに登山口があり、冷水沢川に沿って登山道路が延びている。登山道は、登り始めは森林地帯のなだらかな道で、途中北海学園大学の冷水小屋から急坂になる。ここを過ぎて、初夏でも雪の残っている道を登って頂上である。頂上に山名の標識があり、標高の1239mの数字が読める。天気がよければ羊蹄山や、無意根岳、空沼岳と名だたる山々が視界に飛び込んでくる。頂上の足元の緑に目をやると、コケモモの花やゴゼンタチバナの小さな花を見ることができる。

山頂で 標高値見て 大視界

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コケモモが 初夏の山頂 花開き

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2010年06月30日

札幌岳の冷水(ひやみず)小屋

 札幌岳は、豊平峡ダムによる人造湖の定山湖の東側にそびえる1293mの山である。豊平峡ダムへの道の途中にある登山口から、冷水沢川沿いに、最初はなだらかな森林地帯を歩き頂上を目指す。登山道が急斜面に入る手前の標高860mのところに冷水小屋がある。登山者が一服する地点にあり、北海学園大学ワンダーフォーゲル部が管理している。山小屋の入り口のところに鐘があって、「安如泰山の鐘」の名盤があった。小屋の傍の沢水は冷たく、その冷気で夏山登山の息抜きができる。

鐘の銘 安如泰山 一休み

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沢水の 冷気身体(からだ)の 火照り抜き

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2010年06月27日

宮の沢川の源流近くのクリンソウ

 地図を見ていると、西区の中の川の支流の宮の沢川に並行して道路が延び、手稲山の山裾の奥まで達している。宮の沢川の源流近くまで自動車で行けそうなので、この源流に向う道路に沿って自動車を走らせてみる。宮の沢屋内競技場、特別老人ホームを過ぎてすぐに道路は行き止まりになる。車を降りてみると、人家があり、沢水が流れている。大きな石に寄り添うように、赤の鮮やかな花が咲いている。クリンソウ(九輪草)の花のようである。夏至の前日で、もう初夏に入っている。

沢水の 流れの傍に 九輪草

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九輪草 夏至日に咲いて 北の初夏

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2010年06月23日

ジンヨウイチヤクソウの咲く宮丘公園遊歩道

 表題の花の名前を漢字で書くと、腎葉一薬草となる。漢字にすると命名の理由がわかってくる。葉が腎臓の形をしていて、一つで色々な病気に効く薬草であることを意味している。葉は常緑で、草丈が低く、花は花茎を葉の上に伸ばして咲いている。宮丘公園は手稲山の山裾にある公園で、遊歩道が広い公園内に延びている。しかし、この花を見ることができるところは一ヵ所で、花の季節に密かに咲いている。朝日が木の間から漏れてくる時間に、花のマクロ撮影を試みてみる。

朝日中 腎葉(じんよう)並べ 一薬草

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下を向く 可憐な花を マクロ撮り

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2010年06月20日

北欧館前の人魚姫の像

 北5条手稲通が琴似発寒川を横切るところにレストラン北欧館があり、「パンの博物館」も名乗っている。北欧館の名前から、店の前にデンマークのコペンハーゲン港に設置されているアンデルセンの童話のヒロイン「人魚姫」の像のコピーが置かれている。本物の像は、頭部切断や爆破のご難続きである。今年(2010年)は上海万博のデンマーク館に展示のため、初めて国外に持ち出された。人魚姫の像の上には、スカンジナビア十字をあしらった北欧諸国の国旗が掲揚されている。

海面(うなも)無く ガラスに影の 人魚姫

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像上に 北欧十字 国旗群

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頭上のバニーガール

 JR札幌駅から延びるメインストリートに沿って、商店が並ぶ街路を歩いていて、視線が上に向いた。そこに三日月をデザインした看板があって、よく見ると耳の長い、尻尾のついた女性が張り付いている。バニーガールらしい。月に兎をかけてバニーガールを配したのかな、と思ってみる。この看板だけから、これが何の宣伝なのかわからない。ひっきりなしに人通りがある街路の頭上にこんな飾りがあったとは、何か大発見をしたような感じになって、望遠レンズで拡大して撮ってみた。

雑踏の 頭上秘かに バニーガール

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三日月と 兎娘に 青き空

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2010年06月17日

幼い時の祭りの記憶

 祭りは、大人が小さかった自分と重ねて思い出すものである。歳を取ると、なぜ祭りが面白かったのか、理解できなくなっている自分を見つける。子供の時は何でも面白かったのだろうが、祭りは日常性からかけ離れていて、その印象が強く残るためなのだろう。その印象を強めるものは、露店でのささやかな買い物である。子供の興味を惹くものが台の上に乗せられ、幼い価値観で品定めに入り、お気に入りを手に入れた記憶が、祭りの背景を伴って、成長する頭脳に閉じ込められる。

品定め 祭りの記憶 強めたり

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母娘 記憶の鎖 露店市

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祭りに立つ露店市

 北海道神宮の例大祭では境内に市が立つ。古道具、古着、靴、アクセサリー、食器、CD、写真、看板、玩具、エトセトラと何でも並んでいる。数億年前の化石なんていうものもある。ひやかしで見て行く客も多くて、売り方も心得たもので、商品の後方の椅子に座って客の動作を眺めている。なにか、売れても売れなくてもよい雰囲気で、露店を出していることを楽しんでいる感じが伝わってくる。ときどき真剣に品定めをする客が現れると、売り手も前に出てきて、商売に熱が入る。

客は品 売り手は客に 目を注ぎ

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境内で 祭り加わる 市の人

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2010年06月16日

穂多木神社の神事

 北海道神宮例大祭は毎年6月の中旬の三日間にわたって行われる。その中日に同神宮に出向いてみると、境内に露店が並び、各種の行事が行われている。露店が並んでいる辺りに穂多木神社があり、今は存在しない北海道拓殖銀行の「北」、「拓」、「銀」の読み音「ほ」、「た」、「ぎ(き)」に当て字をした神社であり、同行の物故者を祭ってある。北海道神宮の例大祭に合わせてこの神社の神事が行われていて、神主や巫女が仕事をしている。お神酒を注ぐサービス中の巫女の写真を撮ってみた。

神事あり 穂多木神社に 巫女の居て

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まぶしきは 神酒注ぐ巫女の 白装束

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電通恒産札幌ビルのレリーフ

 表題のビルは大通西5丁目にあって、大通公園を南に見る位置に建っている。札幌のビルは冬季の雪のこともあり、建物に構造的な出入りのない、箱型のものが一般的である。このビルは玄関部分に円柱を配していて、札幌にあるオフィスビルとしては異色である。ビルに入居している企業がYOSAKOIソーランの祭りに関係しているらしく、祭り当日、スタッフが出入りしている。つられて入ってみると、玄関のホール部分に開拓時代をモチーフにした、材木を曳く馬のレリーフがあった。

ビルの外 祭りの人の 流れ見え

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レリーフは 馬で木を曳く 開拓期

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2010年06月15日

祭りの地方車の上

 YOSAKOIソーラン祭りでは、地方車(じかたしゃ)と呼ばれる音響装置を備えて歌い手を乗せた大型車が、踊りの隊列の先頭をゆっくり走り、踊りを先導する。地方車は本家のよさこい祭りに登場するものを、札幌のYOSAKOIソーラン祭りにも取り入れたものである。踊りが始まると、踊りの方に目が行くけれど、写真で見ると、地方車の上の歌い手の緊張感が伝わってくる。地方車には歌い手の他に撮影のためカメラを抱えている人、黒子の人と、裏方も車上で役目を分担している。

地方車に 踊り開始の 緊張感

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歌い手は ここが山場と 熱唱し

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赤れんが庁舎前の迫力の踊り

 YOSAKOIソーラン祭りの会場は大通会場がメインであるけれど、JR札幌駅前広場や道庁赤れんが庁舎前にも踊りの会場が設けられている。道庁前広場の会場は特別舞台が設置されているのではなく、観客用の椅子が並べられているだけで、舞台がないので踊り手のすぐ近くで見物できる。踊りを間近に見て写真を撮ると、踊り手の表情が生き生きとして写るようで、踊りの迫力も伝わってくる。広い舞台での、一糸乱れぬ演舞も見事であるけれど、目の前での踊りというのも面白い。

映える顔 主役の景観 かすみたり

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迫力で カメラを退いて 踊り撮り

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2010年06月14日

踊りの静と動の表情

 YOSAKOIソーラン祭りでの踊り手の表情がよい。人間を撮ると、写真に固定される表情が一番面白い。踊りの動作が目まぐるしく変わるのにつれて、表情も変わっていく。踊りの流れの中で静と動の表情が交代する。一瞬、決めの動作があって、静の時の表情は恍惚と安堵のアンドのような表情である。これが激しい動きに変わり、顔も身体の筋肉の躍動に合わせている。内にある熱気を開いた口から放射しているようにも見える。人間好きなことをしている時の表情が一番良い。

恍惚と 安堵のアンド 顔に出て

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吐き出すは 内なる熱気 熱き日に

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2010年06月13日

2010年の北大祭

 毎年6月の第一週目には北大の大学祭がある。この時ばかりは、構内のメインストリートには学生が出す模擬飲食店が並び、北大の学生のみならず、学外者も押し寄せる。部員不足で解散の話も聞いていた応援団も復活したらしく、昔ながらの弊衣蓬髪で下駄のいでたちで、リヤカーを牽いて寮歌の合唱のイベントの宣伝を行っている。大学祭なので、各学部でのアカデミックな展示もあり、その宣伝の横断幕が目につく。大学で行われている研究成果の一部が、来学者に公開されている。

リヤカー牽き 弊衣蓬髪(へいいほうはつ) 応援団

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呼び込みは 横断幕で 学部展

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コンロンソウの見守る三角山

 三角山は西区の市街地に近接する低山で、市民に人気の山である。天気がよければ平日でも登山する人を幾人も見かける。平日であると勤め人の姿はなく、代わりに年配者と先生に引率された児童が多い。春も盛りになると山野草も目につき、コンロンソウがそこここに顔を見せている。花の名前は中国の崑崙山に降り積もる白雪のように白い花を花茎の頂上に咲かせることを花の名前にしており、見事な命名である。三角山の頂上には、山名板があって、標高の311.07mが記されている。

崑崙の 白雪花の 登山道

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三角山 数字示して 低き山

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2010年06月12日

北大植物園のハンカチの木

 新聞で、ハンカチの木の花が見ごろとの記事を目にして、この木花を見に行ってみた。場所は北大植物園で、ローンのはずれのところに一本で立っていた。ハンカチの木とは良くいったもので、苞葉がヒラヒラとした布のように見え、ハンカチと形容してもさほど違和感はない。ただ、形容は別のものもあって、幽霊の木とか鳩の木とかもあるそうだ。確かに、木の上で白い衣をまとったものが揺れ動いていては幽霊にも見えるかもしれない。二枚の苞葉を白い羽に見立てると鳩である。

看板に ハンカチの木と 植物園

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小鳩にも 幽霊にも似 布木花

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2010年06月11日

セミの大合唱の真駒内保安林

 地下鉄南北線は真駒内では地上を走り、フードに覆われた軌道が雑木林の横に延び、軌道は始点駅の真駒内駅で終わる。駅の西側に真駒内の街が広がり、東側は丘陵地になっていて、保安林が広がっている。この保安林の遊歩道を「身近な都市秘境を歩いてみよう」の講座参加者と歩いたことがある。平日であったせいか、行き逢う人には出会わず、春ゼミがうるさいほど鳴くなかを、チゴユリ、ギンラン、クルマバソウなどの山野草を観察しながら歩いて、都市秘境の一面を体験した。

セミの声 頭上に降りて 保安林

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羽服を 緑に染めて 出かけ前

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2010年06月10日

札幌最古のライラック

 北大植物園の宮部金吾記念館の前に一本のライラックの古木があり、毎年花を咲かせている。このライラックは札幌で最古のライラックである。このライラックの横に説明板があって、それによれば、1890(明治23)年頃、現在の北星学園の前身に当たるスミス女学校の創始者のサラ・スミスが、故郷のアメリカから持ち込んだ母樹からの苗木で育てられたものである。母樹は現存していないため、この木が北海道で一番古いライラックで、この木からさらに多くの木が育てられてきている。

スミス女史 残すリラ花 女学校

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最古の木 明治の香り 今続き

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2010年06月07日

菜の花畑の見える江部乙駅

 菜の花まつりが行われているというので、普通列車で江部乙駅まで行って降りてみた。列車から降りた客は当方一人である。祭りに行く客は特急の停まる滝川で降りて、駅から祭りの会場にバスで行くらしく、普通列車しか停まらない江部乙駅で降りる客はいない。プラットホームの彼方の、菜の花畑の黄色い絨毯が目に飛び込んでくる。この景観を写真に撮ってから、無人駅舎に入ってみる。当然ながら人っ子一人居ない。日曜日の朝であるせいか、駅舎の外にも人も車も姿はなかった。

江部乙は 菜の花祭り 旅客なく

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降りて見る 菜の花畑 無人駅

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2010年06月05日

西岡水源池遊歩道の連理の枝

 白楽天で知られる白居易の有名な詩「長恨歌」の一節に「願わくば 天にありては比翼の鳥となり 地にありては連理の枝とならん」がある。玄宗皇帝が亡き楊貴妃を偲ぶ場面で、夫婦の関係を別々の根から成長して枝の部分でつながる木に喩えたものである。比翼の鳥と同様、あり得ないと思っていたら、西岡公園の水源池を一周する遊歩道の西側のところに「なかよしの木」の看板が掲げられて連理の枝があったのには驚いた。ミズナラの木で、どうしてこんなことになるのか謎である。

驚きの 連理の枝見 水源池

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なかよしの 木を見て浮かぶ 長恨歌

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2010年06月04日

西岡公園で変化する水芭蕉

 春先に水芭蕉を見に西岡公園に出向いてみる。水源池に流れ込む月寒川が雪解け水で溢れ、その上に伸びる木道の上から見えるものは、枯れた葦が折り重なって広がる湿地である。咲き始めたばかりの水芭蕉が目に入るけれど、群生というには程遠い。春も本格的になった頃、再び西岡公園を訪れてみると、水芭蕉の花はなくなり、巨大な葉が広がっている。同じ植物とは思えない。大きく成長した水芭蕉の葉は、西遊記に出てくる、火炎山の火を消したという芭蕉扇を思い起こさせる。

西岡で 春を探して 水芭蕉

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巨大葉で 連想するは 芭蕉扇

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2010年06月01日

都市秘境の雰囲気の彫刻

 時計台通の西3丁目にあるビルのヘアサロンの横に、壁に埋め込まれるようにして「光の門」の作品名の彫刻がある。しかし、この彫刻は人目につかず、その存在は知られていない。札幌市のほとんどの野外彫刻を網羅していると思われる「札幌散策 野外彫刻を楽しむ小さな旅」(札幌市観光文化局文化部市民文化課著、2010)にも載っていない。制作者は望月菊麿で、ネット情報では1945年生まれで、神奈川県中郡大磯町にアトリエを持っている。大都会の秘境の彫刻の雰囲気である。

ビル壁の 洞窟にあり 光門(ひかりもん)

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作品は 視線の外で 過ぎる人

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2010年05月27日

酪農学園大学野外礼拝場

 黒澤酉蔵が建学の基礎を築いた酪農学園大学は、黒澤がキリスト教徒で神、人、土地への「三愛」が建学の精神になっていることもあり、大学内には礼拝堂がある。都市秘境を散策する講座の参加者と、同大学の施設を見て歩いた時、黒澤記念館には入館したけれど、同館と一体になった礼拝堂には、ミサの最中とかでゴスペルの歌声を耳にしただけで、入ることはできなかった。同大学には野外の礼拝場もあり、中央の広場を囲むようにコンクリートのベンチが同心円状に並んでいた。

三愛の 説教ありや 礼拝場

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礼拝場 緑戻りて 大学内

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2010年05月25日

永住の居場所を得た演武場跡の碑

 札幌時計台の正面に「演武場」の額が架けられている。これは時計台が札幌農学校の演武場であったことを示している。演武場は1878(明治11)年に北2条西2丁目に建てられ、1903(明治36)年、農学校が現在の北大のキャンパスに移されたとき、演武場の方は現在ある位置に移され、札幌市の所有になった。元の時計台の位置に演武場跡の碑があったのが、時計台周囲の発展でこの碑は場所を点々として、一時はレストラン内にあったものが、2010年に現在地に永住の地を得ている。

店内で 演武場跡 客目惹き

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演武場 跡碑が示し ここに在り

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2010年05月21日

知事公館庭の巨大ペーパーウェイトと桜

 知事公館に「意心帰」と題された安田侃の彫刻がある。作品名が何を意味するのか、字面だけからは判じ物である。イタリアの白大理石を素材にした作品で、滑らかに処理された表面の、巨大ペーパーウェイトが緑の戻ってきた公館の芝生の上に置かれている。芝生の緑が濃くなってくると、桜の季節の到来である。今年(2010年)は開花が遅れたけれど、写真では餅とも見間違う彫刻の向こうに、桜の花が見える。一部は葉桜に移行しており、桜の季節は足早に通り過ぎようとしている。

巨大重し 芝生押さえて 知事公館

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花開き 「意心帰」の像 桜餅

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追記 安田侃の作品が並べられている美唄のアルテピアッツアで、桜の花と大理石の作品、桜と爪句集「爪句@花の四季」を組み合わせた写真が掲載されたブログがあったので、当方は知事公館庭で安田侃と桜を組み合わせてみました。

曲長通跨線橋の絵

 函館本線の稲穂駅と星置駅の中間で、線路を跨ぐ跨線橋がある。跨線橋には曲長通跨線橋の銘板が取り付けられてあり、線路を跨ぐ道路が「曲長通」であることがわかる。しかし、この通りの名前は難読である。呼び方は「かねちょう」で、明治中期にこの辺りに曲長商店があって、商店名が道路名になったといわれている。この跨線橋の橋脚部分に、多分高校の美術部が制作したと思われる絵が描かれている。魚が鳥に変身していく絵で、通過する列車からは見ることができない。

曲長(かねちょう)は 難読名で 跨線橋

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橋脚の 絵の見られずに 列車行き

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2010年05月20日

登山道のない神社山

 北海道神宮の社殿の背後に小高い山が見える。同神社が所有していて、御神山の位置づけでもあり、山名もずばり神社山である。初めて登るので登山ルートもわからず、住宅の庭らしいところから、笹薮がまだ葉を茂らせていない斜面を無理やり登っていく。山頂と思われるところに出ると、高さ237mが記された神社山の表札が木に掛けられてある。荒井山、円山、三角山、藻岩山が木々の間から眺めることができる。山頂で踏み分け道を見つけ、山桜を見ながらこの道で下山する。

山頂と 表札で知る 神社山

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葉桜に 変わる季節の 神社山

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2010年05月18日

真駒内川緑地の竜神塚

 真駒内南町を流れる真駒内川に沿って緑地が整備されている。この緑地内に新しそうな祠が建っている。祠の中には、古そうな石仏の碑が置かれている。この碑は取水口にあった蛇塚で、竜神信仰や雨乞いのためのものである。忘れかけられていたのが、1990年に現在の場所に竜神塚として新しい祠が建立され、祠内に碑も安置された。祠の裏手には用水路の跡があり、エドウィン・ダンの提言で、真駒内川から牧牛場へ水を引くためのもので、ダンの銅像の横につながって流れている。

真駒内 竜神塚に 春息吹

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水芭蕉 ダンの水路の 標(しるべ)かな

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2010年05月16日

紅桜公園の崖穴の観音像

 南区の紅桜公園は、桜の文字から、ここは桜の名所かと桜の季節に訪れてみる。園内には桜の木はあるものの桜の見所からはほど遠い。紅桜とは桜の花を言っているのではなく、秋の紅葉のことを指しているらしいと気がつく。ここは紅葉の季節に来ると見応えがある。園内に開拓神社の石碑と鳥居、石灯籠、狛犬があり、その開拓神社前を通り過ぎて道を登っていく。崖に遮られた行き止まりの広場があり、崖の窪みに赤い衣の観音像が安置されている。ツツジの花が咲き出していた。

赤衣(あかごろも) 色の強くて 仏消し

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紅桜 桜はいずこ ツツジ花

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2010年05月11日

盤渓山妙福寺の法龍水

 この寺は盤渓の山間部にあり、中央区の西側の一番奥まった場所にある。そこはほとんど盤渓川の源流でもある。一九二六(昭和元)年開基の日蓮宗の寺で、初代と二代目の住職が尼さんの尼寺から始まっている。現在は男性の住職である。境内の広場に「法龍水」の立て札がある。冷泉を霊水として管理しているらしく、水の湧く場所に社がある。しかし、鍵がかかっていてこの霊水に触れることはできなかった。この社の傍の谷に水の流れがあり、ヤチブキの黄色い花が見事であった。

妙福寺 法龍水の 文字誘い

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社(やしろ)内 潜む霊水 法龍水

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妙福寺のヤチブキの花

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2010年05月09日

白石亭のチシマザクラ

 白石亭は地図に文化交流館として載っている札幌市の施設であったけれど、施設の役目は終わったとして、2010年度内には売却が決まっている。元々は会社社長の邸宅と庭であったものが、札幌市が買い取って外国からの訪問客の接待などに利用されていた。この建物の玄関横には樹齢100年といわれるチシマザクラ(千島桜)があって、一度見てみたいものだと思いながらその機会を逃していた。今年が桜を見る最後の機会かと見に出かけ、生憎の小雨模様の中で写真に収めてみた。

白石亭 役目を終えて 咲く桜

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小雨空 千島桜の 色淡く

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2010年05月04日

円形歩道橋近くの花の女神像

 白石区菊水に六差路の場所がある。南郷通、菊水旭山公園通、札幌夕張線、東札幌停車場線、菊水3条4丁目と5丁目の間の道路がこの六差路で交わる。この道路状況で、歩行者が目的の道路に行き易いように円形歩道橋が設けられている。この歩道橋の傍に結婚式場があり、建物の前に結婚式場名「FLORE」を作品名にした松本純一の石の彫刻がある。石の頭の部分に穴が2個開いていて、これが目になっている。FLOREは花の女神を意味しており、この石の像がその女神なのだろう。

石像の 背後円形 歩道橋

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FLORE(ふろーれ)は 花の女神で 石造り

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2010年04月27日

JR手稲駅コンコースのオブジェ

 JR手稲駅のコンコースの端に抽象的なオブジェがある。床にはめ込まれたプレートに「雪だるまをつくる人・國松明日香」とある。作品名から、背の低い円を組み合わせたような形の方が雪だるまで、背の高い楕円と長方形を組み合わせた方が人となるのだろう。人から雪だるまに手が伸びて、雪だるまの製作中ということか。手稲駅は全道のJRの駅で、第2番目に利用客の多い駅である。しかし、コンコースを流れるように通り過ぎる乗降客が、このオブジェに目を向けることはない。

雪だるま 作る人いて 駅通路

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オブジェには 視線も向けず 客通過

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2010年04月26日

ミスジョウザンケイカッパ

 定山渓温泉街を流れる豊平川に月見橋が架かっていて、橋上にカッパの彫刻がある。定山渓のキャラクターとして豊平川に因んでカッパを採用して、元々カッパとは無縁なところに、新しくカッパ伝説を創ろうと、工夫とユーモアを凝らしたカッパの彫刻が、橋や河原、公園に設置されている。月見橋にあるカッパは乳房のついた女のカッパで、阿部典英作の作品名「ミスジョウザンケイカッパ」である。限りなく人間の顔に近いミスカッパの背後に、豊平川に渡された鯉幟が泳いでいた。

ミスカッパ 色気もありて 月見橋

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浅き春 カッパの背後 泳ぐ鯉

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2010年04月25日

定山渓岩戸観音堂

 国道230号から豊平川の方向に道を下り、定山渓の温泉街に入って道なりに行き、道が崖で直角に曲がるところに岩戸観音堂がある。二代目地崎宇三郎氏が建立し、1967年再建されたもので、お堂につながった120mの洞窟内に三十三観音像が安置されている。洞窟の両側の岩壁に掘り込みがあり、そこに様々な観音像がライトに照らされて鎮座している。観音様は中性とされているけれど、女性のイメージが強い。この観音堂の衆宝観音は、胸をはだけ、膝を立てている姿は艶かしい。

湧き水の 滴(したた)る洞に 観世音

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この姿 衆生救済 艶かし

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2010年04月11日

春先の大志亭

 北大関係者にもほとんど知られていない、大志亭と命名された東屋が留学生センターの裏手にある。同センターは広場を挟んでクラーク会館の隣に位置しており、クラーク会館の裏庭には池があり、辺りは申し訳程度の日本庭園風の造りである。この池と東屋を連動させて、留学生に日本情緒を少しばかり感じてもらう意図を込めているようである。残雪が目につく春先は、東屋は依然休業状態で、ベンチ等の物置になっている。フキノトウが顔を出して、東屋の出番を急(せ)かせている。

物置も 雪と消えるか 大志亭

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フキノトウ 出番急がせ 大志亭

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2010年04月07日

寛窄港子の家壁のデザイン

 寛窄港子を歩いていたら、旧家と思しき家があり、家壁の部分に素焼きの筒状のものを組み合わせたデザインを見つけた。筒が交わる部分に白い花飾りが取り付けられていて、曲線を強調したデザインに、シンプルな花飾りが生きていて、洗練されたものに見える。昔からのものなのだろうか。この家壁の屋敷の門構えの部分に、手の込んだ彫り物が上部に取り付けられている。良く見ると獅子や鳥の彫り物があり、年季物の感じが出ている。

家塀に 素焼きの工夫 花飾り

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門構え 獅子も潜みて 旧家なり

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2010年04月03日

成都市寛窄港子の用水石桶

 寛は広い、窄は狭いの意味で、港子は界隈のことである。観光地化されているこの界隈は、広い道と狭い道が並行してあって、昔からの家を改造したレストランや喫茶店、土産物屋が軒を並べている。中には普通の住居として残っている家もあり、立ち入り禁止となっている。この街区は清朝の初めに形成され、将軍らが住み着いて、軍事的性格を持っていた。道には、用水を貯める目的の石製の桶があり、水が見え、覗くと金魚が泳いでいた。

石の蓮 用水湛え 寛窄街

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用水に 金魚も居たり 歴史街

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