2009年02月28日
確定申告
この時期は税務署に確定申告に行く。何で行くかというと、年金生活者なので、雑所得で支払った税金や医療費控除等で税金が還付されるためである。
税務署に出向くのが面倒で、インターネットによる確定申告(いわゆるe-taxですね)を自宅で行いたいのだけれど、あれは一筋縄では行かない。昨年も試みたのだが挫折で、今年もノートPCを持ち込んで、税務署の職員の指導のもとでの入力である。
ただし、税務署のインターネットケーブルを、持ち込みのPCにつなぐことはできない。これはウィルス対策で、ウィルスに感染しているPCの接続を防止する上からの対応らしい。
個人のPCを持ち込んでインターネットを利用する場合には、携帯電話等でインタネット接続ができなければならない。これはかなりハードルが高い。
次に、住民基本台帳カード(住基カード)とその読み取り装置も持参せねばならない。これもハードルが高い。住基カードを読み込む段になって、パスワードは、なんて聞かれても覚えている訳はない。適当に考えつくものを入れてもはじかれる。5回以上間違ったのを入力するとうごかなくなる、なんておどかされと、この時点で止めたくなる。
しかし、ここまで来たらとことんやるしかない。パスワードの類を書き留めてあるメモの中からそれらしいものを探し出して打ち込む。ここでうまくいくと、思いがけず宝くじにでも当たったような気持ちになる。PWの管理が悪いだけだといわれると一言もないけれど。
今度は申請に当たってのIDとかPWの設定である。これも1年後にはどこにメモしたか忘れているだろうとの確信のもとで設定する。
次に、控除の項目別に、雑所得の支払い者、住所、金額等を打ち込んでいく。う~む、面倒である。でも、ここまでくればシメタものである。同じ長テーブルに座って、税務署据付のPCで悪戦苦闘していた隣の御仁は、分厚マニュアルをプリントして来ていて、きっと自宅でやってみて、お手上げでここまで来たのは当方と同じである。隣の御仁もPWといわれて、さあ何だったろうかといっている。PWが分からなければそこから進まないと職員にいわれているのも、こちらと同じである。同病ではないけれど、同境遇相哀れむの図である。
時間がかかrって、持ち込んだノートPCのバッテリーの残量が少なくなっているとの警告である。安易に考えて、アダプターを持っていかなかったツケである。ここまで来て、PCがダウンでは元の木阿弥である。こうなると自分の運(悪運)の強さに頼るしかない。
やっと記入した申請書を送信できて、その場で還付金(大した額でもないけれど)も表示され、一件落着である。あ~疲れた。で、この日(昨日)は確定申告作業以外に何かする気力は残っていなかった。