Search


Archives

2013年06月08日

今日(6月8日)の一枚

崩壊の 前に撮りおく 遺産橋

 タウシュベツ橋梁は、旧国鉄士幌線でタウシュベツ川に架けられたコンクリート製のアーチ橋である。人造湖の糠平湖ができ湖に取り残された。崩壊前にパノラマ写真を撮ろうと上士幌町まで行く。天気が良く、カメラを構えた人が写っている。


%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%AE%E3%80%80%E5%89%8D%E3%81%AB%E6%92%AE%E3%82%8A%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%80%80%E9%81%BA%E7%94%A3%E6%A9%8BA.jpg

(パノラマ写真)

2012年05月31日

今日(5月31日)の花

スズランで 開始終わりの 今日の花

 「今日の花」の分類で1日1枚花の写真を撮って爪句をつける作業は、昨年の6月1日から始めている。今日で1年間となり、この分類はこれで終わりにする。1年前の開始日の花はスズランであったので、スズランをもって最後の一枚とする。

%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%80%80%E9%96%8B%E5%A7%8B%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%80%80%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

今日(5月31日)の花

花礫(つぶて) 投げ合い終わる 五月(さつき)かな

 久し振りに果樹園の道を歩いてみると、八重桜の花が木の下のフキの葉の上に落ちている。花弁が散るというより、花が落ちるという表現が合っている。これでは花吹雪にならず、花礫を投げ合った跡のようである。今日で5月も終わりである。

%E8%8A%B1%E7%A4%AB%EF%BC%88%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%A6%EF%BC%89%E3%80%80%E6%8A%95%E3%81%92%E5%90%88%E3%81%84%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%80%80%E4%BA%94%E6%9C%88%EF%BC%88%E3%81%95%E3%81%A4%E3%81%8D%EF%BC%89%E3%81%8B%E3%81%AAA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月30日

今日(5月30日)の花

花版の スカイツリーに 登りたり

 霧雨である。カメラが濡れるので、自宅庭に咲き出したアリウムの花球を撮って今日の花にする。最近話題の東京スカイツリーの花版のような花である。蟻になってエレベータの無い茎を登って、下に広がるディジー畑の視界を想像してみる。

%E8%8A%B1%E7%89%88%E3%81%AE%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%80%80%E7%99%BB%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月29日

今日(5月29日)の花

二世紀の 命永らえ 藤の花

 天神山緑地に接した私有地にある「天神ふじ」を見にゆく。1970(昭和45)年の由緒書きには樹齢150余年とあるから、もう200年近くも藤の花を咲かせてきていることになる。北海道最古の藤の枝からは何百という藤の花房が垂れ圧巻である。

(クリックでパノラマ写真)

%E4%BA%8C%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E3%80%80%E5%91%BD%E6%B0%B8%E3%82%89%E3%81%88%E3%80%80%E8%97%A4%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月28日

今日(5月28日)の花

庭作品 終わりを知らせ さつき展

 近所にサツキの盆栽を趣味にしている人が居る。毎年春のさつき展に丹精を込めて育てたサツキを出品し、それが終わると又来年のため花をむしり取ってしまう。その処置前の短い期間中に、見てもらうため作品のサツキが庭に置かれている。

%E5%BA%AD%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%80%80%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B%E3%80%80%E3%81%95%E3%81%A4%E3%81%8D%E5%B1%95A.jpg

2012年05月27日

今日(5月27日)の花

ガスの山 ハクサンチドリ 色の冴え

 塩谷丸山登山である。この山の眺望の良さに期待したけれど、ガスがかかっていて、カメラを向けるものは登山道の花々となる。見た時にすぐに名前が出なかったハクサンチドリの花が咲いている。山に咲くランの仲間で、紫の色が冴えて見えた。

%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B1%B1%E3%80%80%E3%83%8E%E3%83%93%E3%83%8D%E3%83%81%E3%83%89%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%80%80%E8%89%B2%E3%81%AE%E5%86%B4%E3%81%88A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月26日

今日(5月26日)の花

雨降りで 庭の舞鶴 近場撮り

 朝カメラを抱えて外に出たら直ぐに雨である。一日の出鼻を挫かれた気分である。庭の隅に咲いているマイズルソウを撮る。幅広の葉と花茎が伸びて白い穂状の花が咲いている花姿を、鶴が地上で舞っている様子に見立てた命名で、覚え易い。

%E9%9B%A8%E9%99%8D%E3%82%8A%E3%81%A7%E3%80%80%E5%BA%AD%E3%81%AE%E8%88%9E%E9%B6%B4%E3%80%80%E8%BF%91%E5%A0%B4%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月25日

今日(5月25日)の花

花命 少し長くて ニリンソウ

 川に沿って歩いていると公園にぶつかる。公園の縁にニリンソウが咲いているのを目にする。春先に咲き出し、かなり長いこと咲いている。しかし、ライラックが咲き出せばそろそろ退場だろう。この時期、花の舞台への出入りはめまぐるしい。

%E8%8A%B1%E5%91%BD%E3%80%80%E5%B0%91%E3%81%97%E9%95%B7%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%8B%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6A.jpg

2012年05月24日

今日(5月24日)の花

リラ主役 祭り続きて 半世紀

 昨日から「さっぽろライラックまつり」が始まった。今年は54回目で、もう半世紀以上も続いている花の祭りである。大通公園が会場で、見事に花が咲いたライラックの木が並んでいる。西4丁目の噴水を背景にライラックの花を撮ってみる。

%E3%83%AA%E3%83%A9%E4%B8%BB%E5%BD%B9%E3%80%80%E7%A5%AD%E3%82%8A%E7%B6%9A%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%80%80%E5%8D%8A%E4%B8%96%E7%B4%80A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月23日

今日(5月23日)の花

菜の花の 仲間の咲きて 今日の花

 小川の護岸のコンクリートの隙間から黄色い花が生え出している。農作物として栽培される菜の花とは少し違うようであるけれど、菜の花の仲間だろう。菜の花畑の一面の黄色い絨毯は見事であるけれど、数株で咲いているのも被写体になる。

%E8%8F%9C%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%81%AE%E3%80%80%E4%BB%B2%E9%96%93%E3%81%AE%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%80%80%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月22日

今日(5月22日)の花

強き花 ワスレナグサの 増えてあり

 庭にワスレナグサが咲いている。この花は雑草のように増えてゆき、植えるというより抜く方に気を使う。溺れる騎士が岸の恋人に忘れないでと投げたのが花名の由来とされ、普通水辺に咲くものが、水辺の無い庭でも青や白の花が満開である。

%E4%B8%88%E5%A4%AB%E8%8A%B1%E3%80%80%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%81%AE%E3%80%80%E5%A2%97%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%82%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月21日

今日(5月21日)の花

欠ける陽へ 視線の向きて ライラック

 皆既日蝕よりは日蝕を見る人を撮るため中島公園の天文台に行ってみる。大勢の人が盛土になった芝生に立ったり、腰を下ろしたりで欠けていく太陽を見ている。近くの白いライラックの花が咲き始めている。今週はライラック祭りが始まる。

%E6%AC%A0%E3%81%91%E3%82%8B%E9%99%BD%E3%81%B8%E3%80%80%E5%90%91%E3%81%8F%E8%A6%96%E7%B7%9A%E6%9D%A5%E3%81%9A%E3%80%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AFA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月20日

今日(5月20日)の花

菜の花や 峯に残雪 中空知

 滝川市江部乙地区の菜の花畑のパノラマ写真を撮りに行って、国道12号を滝川駅に向かって自転車を走らせる。国道沿いに菜の花畑があり、遠方に頂が未だ雪で覆われている増毛山地の山々が見える。菜の花畑に雪の残る峰々は抜群の眺望である。

(クリックでパノラマ写真)

%E8%8F%9C%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%82%84%E3%80%80%E5%B3%AF%E3%81%AB%E6%AE%8B%E9%9B%AA%E3%80%80%E4%B8%AD%E7%A9%BA%E7%9F%A5A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月19日

今日(5月19日)の花

気が付けば 青葉囲みて リンゴ花

 桜花に気を取られているうちに、リンゴの花が咲き出している。花しかないような満開の八重桜とは違って、青葉に囲まれて白い花が4,5輪まとまって咲いている。蕾のピンク色も混じって、サクラとは違った趣の花を朝の大気の中で見る。

%E6%B0%97%E3%81%8C%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%B0%E3%80%80%E9%9D%92%E8%91%89%E5%9B%B2%E3%81%BF%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月18日

今日(5月18日)の花

緑道の 黄緑花は 桜花なり

 札幌市公式観光サイト「ようこそさっぽろ」に西野緑道の珍しい桜として、黄緑色の花をつけるギョイコウ(御衣黄)桜を紹介した。ブログ記事掲載時にこの桜は未だ咲いていなかったので、出向いて咲いているのを確かめパノラマ写真を撮る。

(クリックでパノラマ写真)

%E7%B7%91%E9%81%93%E3%81%AE%E3%80%80%E9%BB%84%E7%B7%91%E8%8A%B1%E3%81%AF%E3%80%80%E6%A1%9C%E8%8A%B1%E3%81%AA%E3%82%8A%EF%BC%A1.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月17日

今日(5月17日)の花

凡風景 ヤチブキの花 救いたり

 カメラを抱えての朝の散歩時に、これはという被写体に出会う日もあれば、撮ってみたい物が無い日もある。中の川沿いに歩いていて目についたものが流れの近くに咲いていたヤチブキ(エゾノリュウキンカ)で、名の通り葉はフキに似ている。

%E5%87%A1%E9%A2%A8%E6%99%AF%E3%80%80%E3%83%A4%E3%83%81%E3%83%96%E3%82%AD%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%80%80%E6%95%91%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月16日

今日(5月16日)の花

当てはめは 苧環形(おだまきかたち) 雨の庭

 雨模様である。カメラが濡れるのが心配で、庭に咲いているオダマキ撮影で日課を果たす。漢字は苧環で、機織で麻糸を巻いた小用具に似ていることからの命名だそうである。元の苧環を見た記憶がなく、逆に筒状の花からその形を推測する。

%E5%BD%93%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%82%81%E3%81%AF%E3%80%80%E8%8B%A7%E7%92%B0%E5%BD%A2%EF%BC%88%E3%81%8B%E3%81%9F%E3%81%A1%EF%BC%89%E3%80%80%E9%9B%A8%E3%81%AE%E5%BA%ADA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月15日

今日(5月15日)の花

さえずりに 一人静が 群れで咲き

 この数年来、季節の移り変わりに応じて山道にどんな花が咲いているか知るようになって来ている。今頃はヒトリシズカも咲いているだろうと、睫毛の整形ブラシのような形をしたこの花を撮りにゆく。野鳥のさえずりを聞きながら撮影である。

%E9%87%8E%E9%B3%A5%E5%A3%B0%E3%80%80%E4%B8%80%E4%BA%BA%E9%9D%99%E3%81%8C%E3%80%80%E7%BE%A4%E3%82%8C%E3%81%A7%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月14日

今日(5月14日)の花

チューリップ船 ムスカリ海に 浮かびたり

 百合が原公園にチューリップとムスカリの花を見に行く。サイロ前の広場が一面のムスカリの花畑で、ところどころにチューリップが円形に植えられている。青色のムスカリが海で、そこに黄色や赤のチューリップの船が浮かんだように見える。

(クリックでパノラマ写真)

%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E8%88%B9%E3%80%80%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AA%E6%B5%B7%E3%81%AB%E3%80%80%E6%B5%AE%E3%81%8B%E3%81%B3%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月13日

今日(5月13日)の花

大根を 水で咲かせて 可憐花

 家人が水栽培していた大根の花が咲いた。大根の花を見るのは初めの気がする。大根の根の茎に接する部分を切り取り水に浸けておくだけである。葉が出て花芽が現われ、開花である。四弁のピンクがかった白い花で、可憐の言葉が合っている。

%E5%A4%A7%E6%A0%B9%E3%82%92%E3%80%80%E6%B0%B4%E3%81%A7%E5%92%B2%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%80%80%E5%8F%AF%E6%86%90%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月12日

今日(5月12日)の花

別名は ブドウヒヤシンス 良き喩え 

 寒い日で、道内で降雪の報道もある。家の内に籠もってデータ整理の日にし、庭に咲いているムスカリを今日の花とする。天気が良く暖かければ、百合が原公園のムスカリの道に行くつもりだったけれど、この気温では出掛ける気にならない。

%E5%88%A5%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%80%E3%83%96%E3%83%89%E3%82%A6%E3%83%92%E3%83%A4%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%80%E8%89%AF%E3%81%8D%E5%96%A9%E3%81%88%EF%BC%A1.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月11日

今日(5月11日)の花

色風情 翁に遠く オキナグサ

 道端の花壇にオキナグサ(翁草)が咲いている。本州、四国、九州に自生する花で、北海道のものは園芸種で持ち込まれたものである。早春に咲く花で、そろそろ終わりに近づいている。果実に白く長い綿毛がつき、その様子が花名となる。

%E8%89%B2%E9%A2%A8%E6%83%85%E3%80%80%E7%BF%81%E3%81%AB%E9%81%A0%E3%81%8F%E3%80%80%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%82%B5A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月10日

今日(5月10日)の花

足止めて カタクリ確認 黄花なり

 道路脇の花壇に黄色いカタクリが植えられている。園芸種のキバナカタクリで、カリフォルニア原産のカタクリの交配で作られ、育てやすい品種とのことである。黄色いカタクリは日本に自生のものがあると聞いているが、目にしていない。

%E8%B6%B3%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AA%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%80%80%E9%BB%84%E8%8A%B1%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月09日

今日(5月9日)の花

名の来る 富貴緑葉 雨の跡 

 朝の林道でフッキソウを目にする。漢字名では富貴草で、名前に草がついていても小低木である。常緑が富貴な感じを与えることからこの名前になったと言われている。富貴な感じがするかと葉を見ると、昨夜の雨の跡だろうか濡れている。

%E5%90%8D%E3%81%AE%E6%9D%A5%E3%82%8B%E3%80%80%E5%AF%8C%E8%B2%B4%E7%B7%91%E8%91%89%E3%80%80%E9%9B%A8%E3%81%AE%E8%B7%A1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月08日

今日(5月8日)の花

サクランボ 朝日が照らし 主役なり 

 果樹園はサクランボの花盛りである。木花と朝日を同じ画面に撮り込むのは難しい。朝日に焦点を合わせると花はシルエットになり、花に焦点を合わせると、朝日は背景の明るい照明になってしまう。花が主役なのでこちらに焦点を合わせる。

%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%80%80%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%81%8C%E7%85%A7%E3%82%89%E3%81%97%E3%80%80%E4%B8%BB%E5%BD%B9%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月07日

今日(5月7日)の花

雪消えて 眠りから覚め ユキノシタ

 庭に咲いているヒマラヤユキノシタを撮る。花名にある通り、原産はヒマラヤ山脈周辺の地域である。園芸種として移入され、早春の札幌の庭でも目にする。常緑多年草でも、札幌では冬積雪の下で眠っていて、雪解けと共にピンクの花を開く。

%E9%9B%AA%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%A6%E3%80%80%E7%9C%A0%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%9A%E3%82%81%E3%80%80%E3%83%A6%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%82%BFA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月06日

今日(5月6日)の花

桜花(さくらばな) パノラマ撮で オンコの木

 エドウィン・ダン記念館の横に、オンコ(イチイ)の木から桜の木が生え出た珍しい合体木がある。今年はこの木に桜花が咲いた時を逃さずパノラマ写真で記録してみようと出掛ける。パノラマ写真で桜が咲いている状態を写すことができた。

(クリックでパノラマ動画)

%E6%A1%9C%E8%8A%B1%E3%80%80%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9E%E6%92%AE%E3%81%A7%E3%80%80%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%81%AE%E6%9C%A8A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月05日

今日(5月5日)の花

クリスマス 花名にあれど 春の花

 昨日に続き今日も曇りと雨である。雨だと傘を差しての写真撮影になり、手軽に庭で目に付く花を撮ってみる。クリスマスローズが、雪解けが終わった頃から咲いている。名前と異なり北海道では春の花で、下を向きかなり長い期間咲いている。

%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%90%8D%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%80%80%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月04日

今日(5月4日)の花

雨の日は 窓越し桜 気休まり

 朝から雨でこんな日は落ち着く。特に、桜の花が咲き出す頃は、花の見所に写真を撮りに行かねばと気が急く。この気持ちから自由になる雨の日は好きである。庭のソメイヨシノを窓越しに撮ってみる。もう満開で数日のうちに葉桜に移行する。

%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%AF%E3%80%80%E7%AA%93%E8%B6%8A%E3%81%97%E6%A1%9C%E3%80%80%E6%B0%97%E4%BC%91%E3%81%BE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月03日

今日(5月3日)の花

力士碑を 今年も飾る ヤマザクラ

 午前中から雨になる天気予報を見て、早朝から桜の花を撮りに行く。新川通に沿った直線状の桜並木は比較的新しい並木である。長さは7.5 kmあり、市内でも屈指の桜並木に成長している。整備された並木道の途中に「力士若勇碑」がある。

(クリックでパノラマ動画)

%E5%8A%9B%E5%A3%AB%E7%A2%91%E3%82%92%E3%80%80%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%82%82%E9%A3%BE%E3%82%8B%E3%80%80%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9%EF%BC%A1.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月02日

今日(5月2日)の花

ヤマザクラ 散歩時愛でて 五月(さつき)入り

 この2,3日急に気温が高くなって、ヤマザクラが一斉に咲き出してきている。朝の散歩道の小高いところから西野の街を見下ろす場所にもヤマザクラが咲いている。サクラの花に焦点をあわせ、遠方に自宅の屋根を入れて写真を撮ってみる。

%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%80%80%E6%95%A3%E6%AD%A9%E6%99%82%E6%84%9B%E3%81%A7%E3%81%A6%E3%80%80%E4%BA%94%E6%9C%88%E5%85%A5%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年05月01日

今日(5月1日)の花

直見(じかみ)より カメラで見るか 花壇花

 朝刊に、カラー写真入りで豊平公園の野草園のカタクリが見ごろとの記事が載っている。これは見に行かずばなるまい、と出かける。新聞記事の効果か野草園には多くの花や写真愛好家がカタクリとエゾエンゴサクの花壇を取り囲んでいる。

(クリックでパノラマ動画)

%E7%9B%B4%E8%A6%8B%EF%BC%88%E3%81%98%E3%81%8B%E3%81%BF%EF%BC%89%E3%82%88%E3%82%8A%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%A7%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%A3%87%E8%8A%B1%EF%BC%A1.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月30日

今日(4月30日)の花

パノラマで 一番咲きの 記録撮り

4月の終わりで自宅庭の山桜は未だ咲いていない。サクラは例年と比べて遅れ気味である。北大構内で一番早咲きのサクラが咲いているかどうか確かめにゆく。北大生協の横のサクラは、開花したばかりではあるけれど今年も一番咲きである。

(クリックでパノラマ動画)

%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%81%A7%E3%80%80%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%80%80%E8%A8%98%E9%8C%B2%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月29日

今日(4月29日)の花

今日の花 エゾエンゴサク 選びたり

 この季節、庭でも山道でも花々が一斉に咲き出す。それらの花のうちどれかを選んで今日の花の主役にしている。エンレイソウとエゾエンゴサクが山道で一緒に咲いていて、それぞれの持ち味を出している。今日はエゾエンゴサクを選んでみる。

%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%80%80%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%80%80%E9%81%B8%E3%81%B3%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月28日

今日(4月28日)の花

遊歩道 エンレイソウが つがい咲き

 早朝野鳥を探しながら西野市民の森の遊歩道に出る。エゾエンゴサクやエンレイソウが道の周囲に咲いている。この時間、朝日が届かない少し暗い中でエンレイソウを撮ってみる。写っている花は、たまたまつがいのようになって咲いていた。

%E9%81%8A%E6%AD%A9%E9%81%93%E3%80%80%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%81%8C%E3%80%80%E3%81%A4%E3%81%8C%E3%81%84%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月27日

今日(4月27日)の花

花壇花 花の季節の 露払い

 早朝人通りの少ない時間帯の街の中でパノラマ写真を撮るため出かける。GW直前の大通公園は花壇の整備が進行していて、「泉」像の周囲には植え込まれた花が行儀良く並んでいる。公園のコブシの花はまだ蕾で、今年は開花が遅れている。

%E8%8A%B1%E5%A3%87%E8%8A%B1%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AE%E5%AD%A3%E7%AF%80%E3%81%AE%E3%80%80%E9%9C%B2%E6%89%95%E3%81%84A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月26日

今日(4月26日)の花

スイセンが 灰色景に 春の色

 雨の降って来そうな空である。朝の散歩は気分を変えて車の通っている道を選ぶ。コンクリートで土留めがしてある歩道にスイセンが植えられている。今朝の灰色の風景の中で、群れたスイセンのあるところが明るい。黄色は春の色である。

%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%81%8C%E3%80%80%E7%81%B0%E8%89%B2%E6%99%AF%E3%81%AB%E3%80%80%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%89%B2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月25日

今日(4月25日)の花

遺跡野は キバナノアマナ 黄染めなり

 気温が上がったので、今年スプリングエフェメラルはどんな状況か、北大構内の恵迪の森から遺跡庭園を回ってみる。キバナノアマナ、キクザキイチゲ、エゾエンゴサクが咲いている。木に葉が繁る前の束の間の期間に咲いた後、眠りに入る。

%E9%81%BA%E8%B7%A1%E9%87%8E%E3%81%AF%E3%80%80%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%80%80%E9%BB%84%E6%9F%93%E3%82%81%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月24日

今日(4月24日)の花

園芸種 土手に逸出 野花成り

 住宅街の土手のところにチオノドクサが咲いている。園芸種が逸出して根付いたのだろう。傍にはフキノトウも咲いていて、チオノドクサは土着の山野草の雰囲気である。土手の下には残雪があり、今朝の小雨に打たれ雪解けが進みそうである。

%E5%9C%92%E8%8A%B8%E7%A8%AE%E3%80%80%E5%9C%9F%E6%89%8B%E3%81%AB%E9%80%B8%E5%87%BA%E3%80%80%E9%87%8E%E8%8A%B1%E6%88%90%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月23日

今日(4月23日)の花

雨滴受け チオノドクサの 輝けり

 道端にチオノドクサが咲いている。花名のドクサを耳にすると「毒草」を約めたように聞こえるけれど、ギリシャ語の雪(チオン)と輝き(ドクサ)を合わせた名前である。夜から朝にかけて雨が降り、淡青色の花弁に雨粒が残って輝いている。

%E9%9B%A8%E6%BB%B4%E5%8F%97%E3%81%91%E3%80%80%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%81%AE%E3%80%80%E8%BC%9D%E3%81%91%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月22日

今日(4月22日)の花

春冷気 雄しべ遮り 雌しべ内

 庭に数株あるカタクリの花が早々と咲き出した。濃紺あるいは黒と表現してもよい色の雄蕊が下に垂れて、内側の白い雌蕊を隠すように囲んでいる。まるで雄蕊が早春の冷気を遮って雌蕊を護るようでもある。雌蕊はその内大きく育ってくる。

%E6%98%A5%E5%86%B7%E6%B0%97%E3%80%80%E9%9B%84%E8%95%8A%E9%81%AE%E3%82%8A%E3%80%80%E5%86%85%E9%9B%8C%E8%95%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月21日

今日(4月21日)の花

星置で 早(はや)咲き出して ミズバショウ

 ミズバショウは油断していると見ごろを逃してしまう。まだ早いだろうと思いながら出かけると、すでに咲いていたりする。今年も又ミズバショウを始めとして、スプリングエフェメラルが咲いているのを確かめるため、星置緑地に出かける。

%E6%98%9F%E7%BD%AE%E3%81%A7%E3%80%80%E6%97%A9%EF%BC%88%E3%81%AF%E3%82%84%EF%BC%89%E5%92%B2%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%90%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月20日

今日(4月20日)の花

クロッカス 花咲きレース 参加なり 

 春の花咲きレースで、スノードロップに追いつけとばかりクロッカスが咲き出した。クロッカスは花の部分だけで、葉は申し訳程度に付いているといった感じである。花サフランの別名があり、低温でなければ花の付きが悪い北国の花である。

%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%80%E5%8F%82%E5%8A%A0%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月19日

今日(4月19日)の花

咲き同期 春の深まり 別れなり

 この時期山道で目につく花はフキノトウとナニワズである。いずれの花も厚く敷き詰められた越年落葉の間から顔を出してくる。早春の同期のように咲いているけれど、春が深まると、それぞれの花の辿る道が異なってくるのは人にも似ている。

%E5%92%B2%E3%81%8D%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%80%80%E6%98%A5%E3%81%AE%E6%B7%B1%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%80%80%E5%88%A5%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月18日

今日(4月18日)の花

咲き出しは 地面張りつき エンレイソウ

 庭のエンレイソウが地面近くで葉を広げ出した。紫色のガクも見える。それにしても小さく咲き出したエンレイソウである。花と1円玉を並べ、マクロレンズを用いて撮ってみる。このサイズから成長して、普通サイズのものになるのだろうか。

%E5%92%B2%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%AF%E3%80%80%E5%9C%B0%E9%9D%A2%E5%BC%B5%E3%82%8A%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%80%80%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月17日

今日(4月17日)の花

ナニワズは 鬼も縛るか 丈夫樹皮

 雪解けの直後で、山野草が現われてくる前の花の見当たらない期間中、ナニワズが唯一花らしい姿を見せてくれる。低木の木花で、名前は「鬼縛り」の長野の方言で、丈夫な樹皮で鬼でも縛ることができることを名前にしていると解説にあった。

%E3%83%8A%E3%83%8B%E3%83%AF%E3%82%BA%E3%81%AF%E3%80%80%E9%AC%BC%E3%82%82%E7%B8%9B%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%80%E4%B8%88%E5%A4%AB%E6%A8%B9%E7%9A%AEA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月16日

今日(4月16日)の花

日が昇り 花の開きの 開始なり

 早春の野の花となればフキノトウに続くものはフクジュソウとなる。陽の光で花の開閉を行っていて、早朝では花は閉じている。金属のような光をよく反射させる花弁を持っていて、これで陽の光を集め、虫を誘き寄せる工夫をしていると知る。

%E6%97%A5%E3%81%8C%E6%98%87%E3%82%8A%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AE%E9%96%8B%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%80%80%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月15日

今日(4月15日)の花

絹毛(けんもう)に 花は未だなり ネコヤナギ

 日の出の写真を撮っている傍で、絹毛の塊のついた枝を見つける。ネコヤナギと思われる。花はこの絹毛の部分から出てくる。マクロレンズを持参しないと花はうまく撮れないだろう。望遠とマクロレンズの両方を持ち歩く季節に入ってきた。

%E7%B5%B9%E6%AF%9B%EF%BC%88%E3%81%91%E3%82%93%E3%82%82%E3%81%86%EF%BC%89%E3%81%AB%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AF%E6%9C%AA%E3%81%A0%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%80%80%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%82%AEA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月14日

今日(4月14日)の花

雪の川 雄株雌株と フキノトウ

 残雪が川のように見えていて、フキノトウが川岸に咲いているかのようである。フキノトウは小さな花が集まり、雄花と雌花は別々の株に咲く。雄花は個々の花が広がり、雌花はすぼんだように咲く。雌雄の株が並んで顔を出し、咲いている。

%E9%9B%AA%E3%81%AE%E5%B7%9D%E3%80%80%E9%9B%84%E6%A0%AA%E9%9B%8C%E6%A0%AA%E3%81%A8%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%83%88%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月13日

今日(4月13日)の花

季節入り 一足先に 花爪句

 北海道新聞販売所「八日会」発行の「札歩路」が時々新聞折込みで配られる。商品やイベントの宣伝に口コミ的情報が載っている。家人が4月12日号で「爪句@札幌花散歩」の写真入り紹介を見つける。爪句集が一足先に花の季節に入ってきた。

%E5%AD%A3%E7%AF%80%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%80%80%E4%B8%80%E8%B6%B3%E5%85%88%E3%81%AB%E3%80%80%E8%8A%B1%E7%88%AA%E5%8F%A5A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2012年04月12日

今日(4月12日)の花

第一着 もう咲き出して 春レース

 庭の雪解けが始まって、わずかに土が顔を出したところにスノウドロップが咲き出している。毎年、庭の春の花咲きレースで一着の記録保持者である。花の季節の到来で、昨年11月25日を最後に途絶えた「今日の花」の爪句花日記の再開である。

%E7%AC%AC%E4%B8%80%E7%9D%80%E3%80%80%E3%82%82%E3%81%86%E5%92%B2%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E6%98%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月25日

今日(11月25日)の花

シモバシラ 二度目に咲いて 氷花
 
 シモバシラの氷の花を見ることが出来れば、この「今日の花」を終えてもよいと思っていた。今朝その花の名前になっている霜柱を、シモバシラの茎のところに見ることができた。茎に吸い上げられた水分が凍り、茎を破って霜柱に変っていた。

%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%80%80%E4%BA%8C%E5%BA%A6%E7%9B%AE%E3%81%AB%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E6%B0%B7%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月24日

今日(11月24日)の花

枯れるのを 菊決めかねて 雪の消え

 根雪の確定するまで、雪が降ってもまた雨で解ける天気が続く。わずかに残っている花も、枯れてしまうか、もう少し残っているかに迷うようである。この迷いは、この時期の菊の花が共有するもので、白菊が解ける雪に代わって咲いている。

%E6%9E%AF%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%82%92%E3%80%80%E6%B1%BA%E3%82%81%E3%81%8B%E3%81%AD%E3%81%A6%E8%8F%8A%E3%80%80%E9%9B%AA%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月23日

今日(11月23日)の花

雪解けて 霜月ペチュニア 蘇生なり(十音句:冰雪溶 霜月牵牛 复又生)

 花の季節は完全に終わっている。しかし、どこまで花を追いかけて写真が撮れるものか、試してみている。散髪に行ったついでに、理髪店の近くの庭に解け出した雪の中からペチュニアの花が、かろうじて花の姿を保っているのを撮ってみる。

%E9%9B%AA%E8%A7%A3%E3%81%91%E3%81%A6%E3%80%80%E9%9C%9C%E6%9C%88%E3%83%9A%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%80%80%E8%98%87%E7%94%9F%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月22日

今日(11月22日)の花

白世界 色で抵抗 バラ・リンゴ

 かなりの雪が降り、もう戸外での花の写真が撮れないかと思っていると、白く塗りつぶされた景色の中で、バラが紅色の花と緑の葉を誇示している。背後のリンゴの木にもリンゴの実が残っていて、これも白世界に抵抗しているかのようである。

%E7%99%BD%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%80%80%E8%89%B2%E3%81%A7%E6%8A%B5%E6%8A%97%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月21日

今日(11月21日)の花

紅白は ゼラニウム花 庭の雪(十音句:红映白 天竺葵花 庭院雪)

 昨日は雨で、その前に降った雪もほとんど解けたかと思っていたら、今朝は又雪である。この雪がこのまま根雪になるとは思われないけれど、冬モードに突入である。これだけ降れば、庭に花を求めるのは不可能で、室内のゼラニウムを撮る。

%E7%B4%85%E7%99%BD%E3%81%AF%E3%80%80%E3%82%BC%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E8%8A%B1%E3%80%80%E5%BA%AD%E3%81%AE%E9%9B%AAA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月20日

今日(11月20日)の花

暖気温 散歩を誘い バラを見る

 歩道に面してコンクリートの土留めがあり、その上からバラの花が歩道にはみ出してきている。この情況では、雪が降っても花の上に積もることもなく、歩く人の目を楽しませてくれている。バラに紅葉が重なって見える暖かい初冬日である。

%E6%9A%96%E6%97%A5%E3%81%8C%E3%80%80%E6%95%A3%E6%AD%A9%E3%82%92%E8%AA%98%E3%81%84%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%82%8BA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月19日

今日(11月19日)の花

頑張りは どこからくるか ホトトギス

 雪が降った後も軒下のホトトギスの花が頑張っている。軒下で、雪が覆いかぶさることがないので、寒さに耐えることで花の命をつなげている。雪の降ってくる時期になっても咲き残る頑張りはどこからくるものだろうかと、不思議でもある。

%E9%A0%91%E5%BC%B5%E3%82%8A%E3%81%AF%E3%80%80%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%80%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月18日

今日(11月18日)の花

逝く時は 雪に溶け込む 花の色

 庭の雪は解けずに居座ったままで、爪句のため撮る花もさすがにもう最後のようで、「今日の花」のテーマも幕引きである。紅黄葉のように、最後に見せ場を作って消えて行くようなこともなく、花は色褪せていつの間にか雪の中に消えている。

%E9%80%9D%E3%81%8F%E6%99%82%E3%81%AF%E3%80%80%E9%9B%AA%E3%81%AB%E6%BA%B6%E3%81%91%E8%BE%BC%E3%82%80%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AE%E8%89%B2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月17日

今日(11月17日)の花

イチョウ花 見たこともなく 雪の花

 イチョウの実の銀杏は見たことがあるけれど、イチョウの花にはお目にかかっていない。イチョウは雌雄異株で、雌花と雄花がある。銀杏は雌花が実になったものである。北大13条通のイチョウ並木が一夜で雪の花を咲かせていて見事である。

%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E8%8A%B1%E3%80%80%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%80%E9%9B%AA%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月16日

今日(11月16日)の花

春風は 遠くに去りて 万寿菊

 市電の西線14条駅に行くため、地下鉄西11丁目駅から石山通を歩いて南下する。途中南9条緑地にある山内壮夫の「春風にうたう」の作品の場所に立ち寄り写真を撮る。花壇にマリーゴールドが咲いていた。山椒菊、万寿菊等の別名がある。

%E6%98%A5%E9%A2%A8%E3%81%AF%E3%80%80%E9%81%A0%E3%81%8F%E3%81%AB%E5%8E%BB%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%80%E4%B8%87%E5%AF%BF%E8%8F%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月15日

今日(11月15日)の花

緑消え 初雪の花 地を覆い

 昨日、札幌で初雪が観測されたとラジオのニュースで聞く。札幌では観測史上3番目に遅い初雪とのことである。朝の庭を見ると、うっすらと白い雪が覆っている。花壇のあった場所から緑は消え、露出した土を覆って、初雪の花が咲いた。

%E7%B7%91%E6%B6%88%E3%81%88%E3%80%80%E5%88%9D%E9%9B%AA%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%80%80%E5%9C%B0%E3%82%92%E8%A6%86%E3%81%84A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月14日

今日(11月14日)の花

実は弾け 花柄(かへい)残りて 雪を待ち

 天気予報では雪なのだが、空からは冬の使者は降りてこない。都心部に近い街路脇に、ハナツリフネソウが今にも消えそうな色で咲いている。この花の実は触ると弾ける。弾けた後の花柄(かへい)の部分が残っていて、初雪を待つ態勢である。

%E5%AE%9F%E3%81%AF%E5%BC%BE%E3%81%91%E3%80%80%E8%8A%B1%E6%9F%84%EF%BC%88%E3%81%8B%E3%81%B8%E3%81%84%EF%BC%89%E6%AE%8B%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%80%E9%9B%AA%E3%82%92%E5%BE%85%E3%81%A1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月13日

今日(11月13日)の花

虫の去り 虫の名花の 咲き残り

 マツムシソウ(松虫草)が初冬まで咲いている花だとは気が付かなかった。庭に残って咲いている菊、コスモス、ホトトギスらに伍している。虫の姿はとっくに消えているけれど、虫の名の花はその咲き具合から初雪まで残っているだろう。

%E8%99%AB%E3%81%AE%E5%8E%BB%E3%82%8A%E3%80%80%E8%99%AB%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%8A%B1%E3%81%AE%E3%80%80%E5%92%B2%E3%81%8D%E6%AE%8B%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月12日

今日(11月12日)の花

亜麻の花 地名を背負い 初冬咲き

 都市秘境散策講座の下見のため地下鉄南北線の一方の端の麻生駅まで行く。ついでに駅の周辺を見て周わる。麻生緑地に小さなアマ(亜麻)の花壇があり、この時期でもアマが咲いていた。麻生はアマの発祥地から地名が付けられた経緯がある。

%E4%BA%9C%E9%BA%BB%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%80%80%E5%9C%B0%E5%90%8D%E3%82%92%E8%83%8C%E8%B2%A0%E3%81%84%E3%80%80%E5%88%9D%E5%86%AC%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月11日

今日(11月11日)の花

登山道 オオウバユリの 花後を撮り

 天気が良いので三角山に登る。頂上への道すがら、花が残って咲いているかと注意して見ても、花は目に入ってこない。来週には雪の予報のあるこの時期、山道に花を求めても無理か。実が割れて内の種が見えているオオウバユリを撮ってみる。

%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%E3%80%80%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%90%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%BE%8C%E3%82%92%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月10日

今日(11月10日)の花

落葉海 漂流小舟 クロッカス

 天気が良く、暖かだったので北大構内に紅葉の写真を撮りにゆく。花木園の奥の方にクロユリの花壇があり、その辺り一面が落葉で埋まっている。そこにまばらにアキザキクロッカスが咲いているけれど、落葉の大海で漂流小舟のようである。

%E8%90%BD%E8%91%89%E6%B5%B7%E3%80%80%E6%BC%82%E6%B5%81%E5%B0%8F%E8%88%9F%E3%80%80%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AB%E3%82%B9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月09日

今日(11月9日)の花

ビルの滝 ポインセチアの 紅飾り 

 都会のビルの中にある滝もどきのパノラマ写真を撮りにゆく。水の流れてくるところにポインセチアの鉢が飾られている。赤い花弁のように見えるのは花ではなく葉が紅葉になったものである。クリスマス定番の観葉植物を見る季節になった。

%E3%83%93%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%80%80%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%81%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%80%80%E7%B4%85%E9%A3%BE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月08日

今日(11月8日)の花

ミニバラを 撃つ立冬の 霰かな  

 今日は午前中小雨がぱらついていたのが、午後には時折強く霰に変った。暦の上では立冬なので、それに合わせて天気も変ったか。庭のミニバラが霰に撃たれている。色も薄くなってきて、この霰では後どのくらいの日数咲いているだろうか。

%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%92%E3%80%80%E6%92%83%E3%81%A4%E7%AB%8B%E5%86%AC%E3%81%AE%E3%80%80%E9%9C%B0%E3%81%8B%E3%81%AAA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月07日

今日(11月7日)の花

背丈ある 花薄色で 咲き残り 

 庭に咲き残っている花の種類も、片手で数えるくらいになってきた。その中にサンジャクバーベナとコスモスが、背筋を伸ばして咲いている。草丈があるので、茎はしっかりしているけれど、少なくなった花の色は、曇り空に合わせ薄色である。

%E8%83%8C%E4%B8%88%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%80%E8%8A%B1%E8%96%84%E8%89%B2%E3%81%A7%E3%80%80%E5%92%B2%E3%81%8D%E6%AE%8B%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

今朝(11月7日)の一枚

山と庭 最後の色を 絞り出し
 
紅葉を 撮り損ないて 身近山

 曇り空が広がっているけれど、この気温では雪にはならないだろう。庭から三角山の写真を撮ってみる。実際に山に登って紅葉を撮ろうと思っているうちに、遠目にも木の葉が散った後の枯れ木が目に付くようになり、撮る機会を逸したようだ。

%E7%B4%85%E8%91%89%E3%82%92%E3%80%80%E6%92%AE%E3%82%8A%E6%90%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E8%BA%AB%E8%BF%91%E5%B1%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月06日

今日(11月6日)の花

講演後 咲き続けたり ユーストマ 

 トルコギキョウ(ユーストマ)の切花は長持ちする。11月28日に札幌市視聴覚障がい者情報センターで講演を行った時、飾られてあったトルコギキョウを講演後手渡された。花瓶に挿しておいて、気がつくと10日経ってもまだ萎れないである。

%E8%AC%9B%E6%BC%94%E5%BE%8C%E3%80%80%E5%92%B2%E3%81%8D%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%80%80%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9EA.jpg

 11月28日の講演会の様子です。

%E8%A6%96%E8%81%B4%E8%A6%9A%E9%9A%9C%E3%81%8C%E3%81%84%E8%80%85%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%AC%9B%E6%BC%94%E4%BC%9AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月05日

今日(11月5日)の花

晩秋に 淡色(あわいろ)で咲き 芝桜 

 芝桜が落ちた枯葉に囲まれて咲いている。春に咲いて、花は散って緑の葉だけになっていたから、二度目の開花である。寒くなり暖かくなると、冬から春になったと錯覚して咲くのだろうか。春の花に比べて色は淡い色で、晩秋の雰囲気である。

%E6%99%A9%E7%A7%8B%E3%81%AB%E3%80%80%E6%B7%A1%E8%89%B2%EF%BC%88%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%84%E3%82%8D%EF%BC%89%E3%81%A7%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%80%80%E8%8A%9D%E6%A1%9CA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月04日

今日(11月4日)の花

ヒメフウロ 排水口が 住居なり

 土止めの塀の排水口のところから顔を出すように小さな花がかたまって咲いている。ヒメフウロの花でシオヤキソウの別名がある。こんな場所に咲くとは、可憐な花なのに生命力が強いようである。朝日が壁に差していても、冷える朝である。

%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%95%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%80%80%E6%8E%92%E6%B0%B4%E5%8F%A3%E3%81%8C%E3%80%80%E4%BD%8F%E5%B1%85%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月03日

今日(11月3日)の花

窓太陽 重なり飛びて 蝶似花

 朝日と花を同じ画面に、両方ともくっきり映してみたい。しかし、太陽に向かって写真を撮ると、花は影絵となる。家の窓ガラスに反射した太陽を撮ると、陽に背中を向けるので、花も明るく撮れる。ガウラの蝶似花が朝日の中で飛んでいる。

%E7%AA%93%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%80%80%E9%87%8D%E3%81%AA%E3%82%8A%E9%A3%9B%E3%81%B3%E3%81%A6%E3%80%80%E8%9D%B6%E4%BC%BC%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月02日

今日(11月2日)の花

厚物の 彼方松明 菊祭り

 都市秘境散策の講座日で、JR札幌駅前通地下歩行空間で開催中の札幌菊まつりの菊作品を観賞する。にわか勉強で知った、厚物と呼ばれる菊花の向こうに、豊嶋敦史の「Torch」の作品名のオブジェがぶら下がっていて、菊花との対比が面白い。

%E5%8E%9A%E7%89%A9%E3%81%AE%E3%80%80%E5%BD%BC%E6%96%B9%E6%9D%BE%E6%98%8E%E3%80%80%E8%8F%8A%E7%A5%AD%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年11月01日

今日(11月1日)の花

霜月に 咲いて増したり 存在感 

 花の少なくなった散歩道にムシトリナデシコを見る。虫取りの名前がついているけれど食虫植物ではなく、盗蜜の蟻などが茎を登らないようにする粘着部があるので、この花名になっている。朝日が差して、霜月には存在感を増す花である。

%E9%9C%9C%E6%9C%88%E3%81%AB%E3%80%80%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E5%A2%97%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%80%80%E5%AD%98%E5%9C%A8%E6%84%9FA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月31日

今日(10月31日)の花

テレビ塔 背伸び負けじと ハギの花

 秋も深まり、花のほとんど見られない創成川公園に低木の木花が咲いている。ハギの花らしいが、詳しい種類はわからない。花の背後に安田侃氏の白大理石の彫刻「生棒」があり、さらにその向こうにテレビ塔が、青空に向かって背伸びである。

%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E5%A1%94%E3%80%80%E8%83%8C%E4%BC%B8%E3%81%B3%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%98%E3%81%A8%E3%80%80%E3%83%8F%E3%82%AE%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月30日

今日(10月30日)の花

音の無き トランペットの 三重奏

 軒下に朝鮮朝顔が咲いている。園芸名としてはダチュラで通っているけれど、英名のエンジェルズ・トランペットと呼ばれることもある。確かに形はトランペットに似ている。江戸時代に薬用植物としてもたらされていて、毒草にもなり得る。

%E9%9F%B3%E3%81%AE%E7%84%A1%E3%81%8D%E3%80%80%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E3%80%80%E4%B8%89%E9%87%8D%E5%A5%8FA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月29日

今日(10月29日)の花

落葉期 元気貰いて ダリア花

 散歩道に赤い花が群れて咲いている。ダリアの花で、夏に目につく花であるけれど、秋が深くなっても咲いているのを見かける。落葉の季節に赤い花が勢い良く咲いているのは、季節感からずれるところもある。しかし、元気が貰える点がよい。

%E8%90%BD%E8%91%89%E6%9C%9F%E3%80%80%E5%85%83%E6%B0%97%E8%B2%B0%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月28日

今日(10月28日)の花

黄葉に 我関せずと バラの咲き

 バラの花は周囲の木々が色づいて、落葉を待つ時期になっても緑の葉を従えて咲いている。寒さに強い種類があるようだ。歩道にせり出すように咲いているバラを撮ってみる。周囲の黄葉の様子も画面に入れてみようとするが、上手くいかない。

%E9%BB%84%E8%91%89%E3%81%AB%E3%80%80%E6%88%91%E9%96%A2%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%81%A8%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%AE%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月27日

今日(10月27日)の花

秋深く 寒さに咲いて 街路花

 曇り空で気温が下がった街を歩いていると、花壇の花が目に付く。花の名前ははっきりしない。例年気にもしていなかったけれど、街路の花は冬の到来前の何時ぐらいまで咲いているのだろうか。戸外で花を撮るのも終わりに近づいている。

%E7%A7%8B%E6%B7%B1%E3%81%8F%E3%80%80%E5%AF%92%E3%81%95%E3%81%AB%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E8%A1%97%E8%B7%AF%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月26日

今日(10月26日)の花

曇り空 パンジーが飾り 新校舎

 都市秘境散策講座で、光塩調理製菓専門学校の新校舎を案内された時、6階の中庭(パティオ)に鉢植えのパンジーがあった。ガラス越しと、曇り空でくすんだ感じの写真しかとれなかったけれど、新しい校舎の雰囲気を盛り上げる花であった。

%E6%9B%87%E3%82%8A%E7%A9%BA%E3%80%80%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%8C%E9%A3%BE%E3%82%8A%E3%80%80%E6%96%B0%E6%A0%A1%E8%88%8EA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月25日

今日(10月25日)の花

紅葉が 一目置いて サルビア花(か)

 赤いサルビアが黄色の菊と重なって咲いている。菊が秋の花であるのは認識しているけれど、サルビアはその色の連想から夏だけの花かと思っていた。しかし、秋が深まって紅葉が終わりを迎える時期にも、木と紅色を競うように咲いている。

%E7%B4%85%E8%91%89%E3%82%82%E3%80%80%E4%B8%80%E7%9B%AE%E7%BD%AE%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2%E8%8A%B1%EF%BC%88%E3%81%8B%EF%BC%89A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月24日

今日(10月24日)の花

ベゴニアも 紅を誇示して 博物館

 北大構内のイチョウの黄葉の進み具合を見に行く。例年の通り11月に入ってからが最高の見ごろのようである。それでも、十分に黄色くなったイチョウもある。総合博物館の入口のところにベゴニアの植え込みがあり、紅葉と一緒に撮ってみる。

%E3%83%99%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%82%E3%80%80%E8%B5%A4%E3%82%92%E7%AB%B6%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg


2011年10月23日

今日(10月23日)の花

秋の雨 燃え残る花 冷やしたり

 この季節花も少なくなってきて、加えて朝からの雨で、花撮りに出かけるのはお預けとする。ベランダからフェンスのところに、燃え残りのように赤く咲いているバラの花を撮る。秋をものともせず、バラは蕾を膨らませ、花を開かせている。

%E7%A7%8B%E3%81%AE%E9%9B%A8%E3%80%80%E7%87%83%E3%81%88%E6%AE%8B%E3%82%8B%E8%8A%B1%E3%80%80%E5%86%B7%E3%82%84%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月22日

今日(10月22日)の花

女王の 名前に惹かれ 菊を買い
 
 今日は雨の一日である。昨日、山野草専門の園芸店から購入してきた「中国女王山菊」のポットがビニールの袋の中に入ったままベランダに置かれている。花名は女王を思わせるような花姿によるとされ、名前の通り中国産の菊の花である。

%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E3%81%AE%E3%80%80%E5%90%8D%E5%89%8D%E3%81%AB%E6%83%B9%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%80%80%E8%8F%8A%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%84A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月21日

今日(10月21日)の花

「丁」の字が 垂れ下がり咲き アキチョウジ

 平岡樹芸センターに紅黄葉のパノラマ写真を撮りに行ったついでに、同センターに隣接する竹沢花木園に立ち寄ってみる。アキチョウジ(秋丁字)の青い花が咲いている。花姿が「丁」の字に似ていることから花名がついて、秋の花である。

%E3%80%8C%E4%B8%81%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%AD%97%E3%81%8C%E3%80%80%E5%9E%82%E3%82%8C%E4%B8%8B%E3%81%8C%E3%82%8A%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月20日

今日(10月20日)の花

シラカバの 白色借りて アジサイ花

 豊平公園に写真を撮りに行く。アジサイの花がドライフラワーの感じで咲いている。この公園の前身が農水省林業試験場であったことから、園内に樹木が多く、シラカバの林もある。シラカバを背に、アジサイの花も白色に変って咲いている。

%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%90%E3%81%AE%E3%80%80%E7%99%BD%E8%89%B2%E5%80%9F%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%A4%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月19日

今日(10月19日)の花

どこを見て 銭に似てるか ゼニアオイ

 ゼニアオイ(銭葵)の名前は、花の形が銭に似ていることに由来する解説を読む。銭とは多分硬貨のことだろうが、硬貨は大抵円形で、どう見ると銭に似ているのかがわからない。秋が深まっても花壇から逸失したかのように道端に咲いている。

%E3%81%A9%E3%81%93%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A6%E3%80%80%E9%8A%AD%E3%81%AB%E4%BC%BC%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%80%E3%82%BC%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月18日

今日(10月18日)の花

花姿 亀に見えてか ケロネ花

 庭にケロネの花が残っている。寒さにも強いようで、近くの庭木が紅葉に変わり、散り始めても咲いている。花の形が亀に似ていることから、ギリシャ語で亀を意味する「ケロネ」が花の名前になる。しかし、どう見れば亀に似ていだろうか。

%E8%8A%B1%E5%A7%BF%E3%80%80%E4%BA%80%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8B%E3%80%80%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%83%8D%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月17日

今日(10月17日)の花

ニゲラ花 白花の後 黒実生り

 地面の枯葉の上にニゲラの花が咲いている。針金を曲げたような蕊(しべ)や、針金を伸ばしたような葉の形が面白い。花後は大きな実が生り、中に黒い種があることからクロタネソウの別名がある。種が黒くとも、花弁が白い花もある。

%E3%83%8B%E3%82%B2%E3%83%A9%E8%8A%B1%E3%80%80%E7%99%BD%E8%8A%B1%E3%81%AE%E5%BE%8C%E3%80%80%E9%BB%92%E5%AE%9F%E7%94%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月16日

今日(10月16日)の花

シモバシラ 根元に期待 霜柱

 庭にシモバシラの花が咲いている。花はかなり寒くなる頃まで残っている。白い花を霜柱に見立てたのではなく、零下の気温で茎に吸い上げられた水が凍りついて、茎を破って茎の根元に霜柱のような氷の塊ができることから命名されている。

%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%80%80%E6%A0%B9%E5%85%83%E3%81%AB%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%80%80%E9%9C%9C%E6%9F%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月15日

今日(10月15日)の花

紅葉が バラと競いて 秋の紅

 朝は雨だったのに天気が持ち直したので、昨日に続いて、白い恋人パークまで写真を撮りに行く。施設の塀のところに紅葉の木があり、バラの花と赤さ比べをしているようである。紅葉はもう少し気温が下がらないと、バラに赤さで負ける。

%E7%B4%85%E8%91%89%E3%81%8C%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%A8%E7%AB%B6%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E7%A7%8B%E3%81%AE%E7%B4%85A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月14日

今日(10月14日)の花

花背後 異国演出 チューダー朝

 白い恋人パークに写真を撮りにゆく。観光客相手の商業施設なので、手入れの行き届いた庭で花が客を迎えている。英国のチューダー王朝時代の建物が英国から移築されていて、この特徴ある建物をバックに、赤いが冴えるサルビアを撮ってみる。

%E8%8A%B1%E8%83%8C%E5%BE%8C%E3%80%80%E7%95%B0%E5%9B%BD%E6%BC%94%E5%87%BA%E3%80%80%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E6%9C%9DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月13日

今日(10月13日)の花

上臈は 雨受け砂利で 泣いて咲き

 軒下に、下向きで咲く黄色い筒状の花がある。キイジョウロウホトトギスで、漢字名は紀伊上臈杜鵑となる。紀伊半島に咲く大奥勤めの上臈のような優雅なホトトギスの花の意味である。雨受け砂利上では上臈も泣いて(鳴いて)咲いているか。

%E4%B8%8A%E8%87%88%E3%81%AF%E3%80%80%E9%9B%A8%E5%8F%97%E3%81%91%E7%A0%82%E5%88%A9%E3%81%A7%E3%80%80%E6%B3%A3%E3%81%84%E3%81%A6%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月12日

今日(10月12日)の花

秋迎え 柳花笠 寒さ耐え

 都市秘境散策の講座で、先月開園したばかりの「空のガーデン」に受講者と一緒に見に行く。無料の屋上庭園であるけれど、本格的な秋を迎え、見学者はまばらである。庭園の柳花笠(サンジャクバーベナ)が寒さに耐えているように見える。

%E7%A7%8B%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%80%80%E6%9F%B3%E8%8A%B1%E7%AC%A0%E3%80%80%E5%AF%92%E3%81%95%E8%80%90%E3%81%88A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月11日

今日(10月11日)の花

軒下に 秋の刻印 ホトトギス

 家の北側の軒下に咲いているこの花は、蕾が膨らんでいるのを見過ごしていると、蕾は次々に開いている。鳥のホトトギスの胸元の模様に似ていることからの命名で、夏から秋にかけて咲く。庭の花が少なくなり、その分存在感が増している。

%E8%BB%92%E4%B8%8B%E3%81%AB%E3%80%80%E7%A7%8B%E3%81%AE%E5%88%BB%E5%8D%B0%E3%80%80%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月10日

今日(10月10日)の花

収穫後 景色色添え タデの花

 西野は農地が宅地に模様替えで、今では付近で畑を見かけることも少なくなってきた。それでも宅地の区画で残ったところが畑になっている。その畑の作物も収穫が終わり、タデの花が空き地の景観に色を添えている。今日は曇りが雨に変わる。

%E5%8F%8E%E7%A9%AB%E5%BE%8C%E3%80%80%E6%99%AF%E8%89%B2%E8%89%B2%E6%B7%BB%E3%81%88%E3%80%80%E3%82%BF%E3%83%87%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月09日

今日(10月10日)の花

秋明菊 昨夜のクマの 目撃者

 西野ひよこ公園でのクマ目撃情報が朝刊に載っていて、野次馬根性でこの公園まで出かけて写真を撮る。申し訳程度に遊具が置かれている小さな公園で、写真に撮るようなものは無い。公園で一時を過ごしたクマを見ただろう公園の花を撮る。

%E7%A7%8B%E6%98%8E%E8%8F%8A%E3%80%80%E6%98%A8%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%81%AE%E3%80%80%E7%9B%AE%E6%92%83%E8%80%85A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月08日

今日(10月8日)の花

鮭探し 待宵草を 試し撮り

 鮭の遡上が見られる中の川沿いに朝の散歩である。水の流ればかりに目が行って、岸辺にある花には注意が向かない。それでも、待宵草の黄色が目に入り試し撮りをする。赤く色づいて木々の葉が最後を告げている中、控えめな黄色い花である。

%E9%AE%AD%E6%8E%A2%E3%81%97%E3%80%80%E5%BE%85%E5%AE%B5%E8%8D%89%E3%82%92%E3%80%80%E8%A9%A6%E3%81%97%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月07日

今日(10月7日)の花

スズランの 赤き実撮りて 1年後

 花の季節も終わりかけている時季に「爪句@札幌花散歩」の出版である。ほぼ1年間にわたって撮った花や実の写真に爪句をつけている。花は年毎に新しく咲き、そして実が生る。庭のスズランの実が赤く色づいていて、爪句集の写真と比べる。

%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%80%80%E8%B5%A4%E3%81%8D%E5%AE%9F%E6%92%AE%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%801%E5%B9%B4%E5%BE%8CA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月06日

今日(10月6日)の花

西洋の 渡来の由来 黒実の名

 川岸にヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の実が下がっている。西洋渡来のヤマゴボウが名前の意味である。ゴボウの根に似ているけれど毒がある。花が咲くと緑色の子房が現われ、膨らんで実となり、それが黒くなる頃は本格的秋である。

%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E3%81%AE%E3%80%80%E6%B8%A1%E6%9D%A5%E3%81%AE%E7%94%B1%E6%9D%A5%E3%80%80%E9%BB%92%E5%AE%9F%E3%81%AE%E5%90%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月05日

今日(10月5日)の花

暖色が 寒色挟み サルビア花

 今日は道新文化センターの担当講座開講の初日で、集合時間前に大通公園で花壇の花を撮る。天気は良く、花壇のブルーサルビアに焦点を合わせてみる。マリーゴールドや赤いサルビアの暖色系の花はぼけ、赤いテレビ塔の一部が写っている。

%E6%9A%96%E8%89%B2%E3%81%8C%E3%80%80%E5%AF%92%E8%89%B2%E6%8C%9F%E3%81%BF%E3%80%80%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月04日

今日(10月4日)の花

紅色は 主役の衣装 タデの花

 タデは秋の花である。かなり気温が低くなってきても咲いている。秋の花の代表としてはコスモスと並んで秋明菊が挙げられる。白い秋明菊が、紅いタデの花と一緒に咲いている。ここはタデの花を主役に、秋明菊を脇役にして撮ってみる。

%E7%B4%85%E8%89%B2%E3%81%AF%E3%80%80%E4%B8%BB%E5%BD%B9%E3%81%AE%E8%A1%A3%E8%A3%85%E3%80%80%E3%82%BF%E3%83%87%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月03日

今日(10月3日)の花

山母子 川べりで咲き 母鮭見る

 鮭の遡上を見ようと中の川に沿って歩いていると、束のようになって咲く白い花がある。ヤマハハコ(山母子)の花である。秋になると目につき、山地などで秋が深まっても咲いている。10月上旬なのに冬の初めかと思う寒さの中で撮ってみる。

%E5%B1%B1%E6%AF%8D%E5%AD%90%E3%80%80%E5%B7%9D%E3%81%B9%E3%82%8A%E3%81%A7%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%80%80%E6%AF%8D%E9%AE%AD%E8%A6%8B%E3%82%8BA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月02日

今日(10月2日)の花

赤黄色(あかきいろ) 色を重ねて 秋の花 

 雨かと思うと晴れ、晴れたかと思うと雨、と目まぐるしく変わる秋の天気である。風も少しあり、花の撮影には向いていない。それでも近くに花を求めて撮ってくる。キバナコスモスと赤いキクが並んで咲いて、どちらも秋を感じさせてくれる。

%E8%B5%A4%E9%BB%84%E8%89%B2%EF%BC%88%E3%81%82%E3%81%8B%E3%81%8D%E3%81%84%E3%82%8D%EF%BC%89%E3%80%80%E8%89%B2%E3%82%92%E9%87%8D%E3%81%AD%E3%81%A6%E3%80%80%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年10月01日

今日(10月1日)の花

平凡な 菊花雨の日 庭明かり

 10月に入れば庭の花も少なくなってきた。そのなかで、これから咲き出す花に菊がある。菊祭りが開かれる月でもある。庭に咲き出した菊の花は普通に見られるもので、園芸用の菊花の華麗さはない。それでも花の周囲が明るくなって見える。

%E5%B9%B3%E5%87%A1%E3%81%AA%E3%80%80%E8%8F%8A%E8%8A%B1%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%80%E5%BA%AD%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月30日

今日(9月30日)の花

秋の庭 白蝶の飛び ガウラ花

 ガウラは花の姿が飛ぶ蝶に似ていることから白蝶草の別名がある。夏から秋にかけてかなり長いこと咲いている花である。秋が進行すると、ガウラが飛ぶ蝶の姿に代わって、殺風景になってきた庭に優雅な蝶の飛び姿を思い起こさせてくれる。

%E7%A7%8B%E3%81%AE%E5%BA%AD%E3%80%80%E7%99%BD%E8%9D%B6%E3%81%AE%E9%A3%9B%E3%81%B3%E3%80%80%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%83%A9%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月29日

今日(9月29日)の花

暖かき 貴重の一日(ひとひ) 蝶と花

 庭に出てみると日差しが強い。本州なら残暑が厳しいと表現するところだろうが、北海道では早めのインディアンサマーとでもいえるだろうか。百日草にモンキチョウが翅を休めている。この季節の暖かい日は、蝶にも花にも貴重である。

%E6%9A%96%E3%81%8B%E3%81%8D%E3%80%80%E8%B2%B4%E9%87%8D%E3%81%AE%E4%B8%80%E6%97%A5%EF%BC%88%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%B2%EF%BC%89%E3%80%80%E8%9D%B6%E3%81%A8%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月28日

今日(9月28日)の花

牛重ね アカツメクサが 今日の花 

 今日も昨日と続けて北大構内に写真を撮りにゆく。第一農場では牛がのんびりと草を食んでいる。牛と重ねて花の写真を撮ろうと花を探すのだが、これはといった花が無い。放牧地の縁にあるアカツメクサを撮って、今日の花の写真とする。

%E7%89%9B%E3%82%92%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%84%E3%83%A1%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%81%8C%E3%80%80%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月27日

今日(9月27日)の花

野菊撮る 彼方のポプラ 夏名残

 北大構内に写真を撮りに行く。第一農場は秋の景観の中にあり、目につく花は野菊かオオアワダチソウぐらいである。野菊の向こうのポプラ並木が、鮮やかさの落ちた緑の葉を繁らせている。ポプラの黄葉と落葉はまだ1ヶ月ほど先になる。

%E9%87%8E%E8%8F%8A%E6%92%AE%E3%82%8B%E3%80%80%E5%BD%BC%E6%96%B9%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%97%E3%83%A9%E3%80%80%E5%A4%8F%E5%90%8D%E6%AE%8BA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月26日

今日(9月26日)の花

思い出は 無人の駅の 線路咲き

 庭に雑草に混じってホソバウンラン(細葉海蘭)の黄色い花が咲いている。帰化植物で、荒地などに勢力を伸ばしている。ローカル線の無人駅の写真を撮り歩いた時、線路に咲いていたのを思い出す。その花が我が家の庭にも侵入してきている。

%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%AF%E3%80%80%E7%84%A1%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A7%85%E3%81%AE%E3%80%80%E9%81%A0%E8%B7%AF%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月25日

今日(9月25日)の花

ハマナスの 花と実隠し ススキかな

 石狩浜の灯台の写真を撮りに行く。ハマナスの残り花が数えるぐらいで、花は赤い実に変っている。石狩の浜は茂るススキが目につき、秋の景観である。連休最終日で「鮭まつり」が行われていて、浜に向かう車の渋滞を横目にして帰宅である。

%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%A8%E5%AE%9F%E9%9A%A0%E3%81%97%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%81%8B%E3%81%AAA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月24日

今日(9月24日)の花

三尺の 花を配して ビル屋上

 JR札幌駅につながる商業施設、札幌エスタの11階屋上に「空のガーデン」と名づけられた庭園が昨日(23日)オープンした。テレビドラマ「風のガーデン」の庭を手がけた上野砂由紀さんがプロデュースし、サンジャクバーベナが咲いていた。

%E4%B8%89%E5%B0%BA%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%82%92%E9%85%8D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%93%E3%83%AB%E5%B1%8B%E4%B8%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月23日

今日(9月23日)の花

水残る 花弁のプール 夏終わり

 アジサイは夏から秋にかけて長いこと花をつける低木である。台風15号が去った翌日、雨滴が花弁や葉に残る見応えのあるガクアジサイが目に留まった。少し翳になると、雨滴を抱えた花弁の水色が冴え、花弁のプールの残り水の連想となる。

%E6%B0%B4%E6%AE%8B%E3%82%8B%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%BC%81%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%80%E5%A4%8F%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月22日

今日(9月22日)の花

暗き朝 秋明菊を 手動撮り

 台風15号の影響で雨の朝である。朝食会に出席前に軒下の秋明菊の花を撮ってみる。薄暗くて、普段は使わない手動モードで、絞りを最低にして、手持ちでぎりぎりの最低シャッター速度にして、とか慣れないことに手間取っての撮影である。

%E6%9A%97%E3%81%8D%E6%9C%9D%E3%80%80%E7%A7%8B%E6%98%8E%E8%8F%8A%E3%82%92%E3%80%80%E6%89%8B%E5%8B%95%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月21日

今日(9月21日)の花

ミセバヤは 花名優で 鉢舞台

 鉢の中に多肉性植物の花が咲いている。ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属に分類されるミセバヤである。花の名前は、「見せたい」という意味の言葉から来ているというから、園芸の花の名優である。しかし、見物客がほとんど居ない。

%E3%83%9F%E3%82%BB%E3%83%90%E3%83%A4%E3%81%AF%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%90%8D%E5%84%AA%E3%81%A7%E3%80%80%E9%89%A2%E8%88%9E%E5%8F%B0A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月20日

今日(9月20日)の花

三尺の 高さで咲いて 低気温 

 気温が下がってきている庭にサンジャクバーベナが咲いている。サンジャクとは三尺のことであり、草丈を表している。柳花笠の別名のように、花笠にも見える。帰化植物で野生化しているのもあるけれど、庭の花は園芸店で買ったものである。

%E4%B8%89%E5%B0%BA%E3%81%AE%E3%80%80%E9%AB%98%E3%81%95%E3%81%A7%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E4%BD%8E%E6%B0%97%E6%B8%A9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月19日

今日(9月19日)の花

軒下で 花ホトトギス 休みたり

 ホトトギス(杜鵑)は鳥の名前でもある。白に近い薄紫の花弁に紫の斑点があり、これが鳥のホトトギスの胸元に似ていることからの命名である。ホトトギスと聞いて花を第一番に思い出す人は花人、鳥を思い出せば鳥人と人種が分かれる。

%E8%BB%92%E4%B8%8B%E3%81%A7%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%83%9B%E3%83%88%E3%83%88%E3%82%AE%E3%82%B9%E3%80%80%E4%BC%91%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月18日

今日(9月18日)の花

羽衣の 天女の下着 縷紅草

 道端に置かれた花鉢に深紅の花が咲いている。アサガオの花姿に似ていて、ヒルガオ科の花である。花はハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)の名のある園芸種である。縷とは細い糸やぼろ布のことであり、紅糸で織った紅の布の意味だろう。

%E7%BE%BD%E8%A1%A3%E3%81%AE%E3%80%80%E5%A4%A9%E5%A5%B3%E3%81%AE%E4%B8%8B%E7%9D%80%E3%80%80%E7%B8%B7%E7%B4%85%E8%8D%89A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月17日

今日(9月17日)の花

フウロソウ 絞り染めかと 鉢の中

 雨が降ったり、止んだりの一日である。歩きながら、花を探して撮る気分にはならない。近くの道端に面した庭に、フウロソウが鉢の中で咲いている。花弁が、まるで絞り染めのようである。園芸種で流通名があるのだろうが、品種は知らない。

%E3%83%95%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%80%80%E7%B5%9E%E3%82%8A%E6%9F%93%E3%82%81%E8%A6%8B%E3%81%9B%E3%80%80%E9%89%A2%E3%81%AE%E4%B8%ADA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月16日

今日(9月16日)の花

蜂の居て キクの花撮り 爪句付け

 吸蜜のため蜂がキクの花に頭を突っ込んでいる。よく見かけるキクの花なのだが、正確な種類はわからない。キクは種のバリエーションが多く、正確に言い当てることが難しい花と言われている。爪句作りには、キクの花だけでも不都合はない。

%E8%9C%82%E3%81%AE%E5%B1%85%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%81%AE%E8%8A%B1%E6%92%AE%E3%82%8A%E3%80%80%E7%88%AA%E5%8F%A5%E4%BB%98%E3%81%91A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月15日

今日(9月15日)の花

苦労して 躍る「大」の字 マクロ撮り

 鉢の中でダイモンジソウ(大文字草)が咲いている。まるで「大」の文字が躍っているかのようである。躍りの動作が激しいからではないのだけれど、マクロレンズ使用では、花全体にフォーカスが合わず、効果的な焦点面選びに苦労する。

%E8%8B%A6%E5%8A%B4%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E8%BA%8D%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%A4%A7%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%AD%97%E3%80%80%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月14日

今日(9月14日)の花

日の出時は ベニゴウカンの 葉も目覚め

 鉢物のベニゴウカン(紅合歓)の木花が咲いている。ゴウカンはネムノキのことで、夜になると葉が閉じて眠ったように見えることからの命名である。ベニゴウカンの花の方は蕊が伸びて、夜でも眠ることはなく、葉のみが眠ることになる。

%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%87%BA%E6%99%82%E3%81%AF%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%B4%E3%82%A6%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%80%80%E8%91%89%E3%82%82%E7%9B%AE%E8%A6%9A%E3%82%81A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月13日

今日(9月13日)の花

名の由来 諸説のありて ワレモコウ

 マクロ撮影したこの花は判じ物である。細かな花が朝露で光っていて、棒の先に付けた、紅で染めた水飴のようである。ワレモコウ(吾亦紅)の花で、名前の由来は「我もこうありたい」や「我(花)の色は紅である」といった諸説がある。

%E5%90%8D%E3%81%AE%E7%94%B1%E6%9D%A5%E3%80%80%E8%AB%B8%E8%AA%AC%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%AF%E3%83%AC%E3%83%A2%E3%82%B3%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg


2011年09月12日

今日(9月12日)の花

バッタ撮り 松虫草の 地に咲いて

 地面を跳び回っているバッタの写真を撮っていると、マツムシソウ(松虫草)の花が画面に入ってくる。松虫が鳴き出す頃に咲くので、この名前がついているといわれている。草丈がある花で、高い茎の先端で咲く花が、地面近くで咲いている。

%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%BF%E6%92%AE%E3%82%8A%E3%80%80%E6%9D%BE%E8%99%AB%E8%8D%89%E3%81%AE%E3%80%80%E5%9C%B0%E3%81%AB%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月11日

今日(9月11日)の花

遊歩道 秋定番の キリンソウ

 虫撮りに凝ってから、早朝の薄暗い林道は歩かなくなった。虫が見つからないことに加え、薄暗く虫の写真がうまく撮れないためである。久しぶりに林の遊歩道を歩いて、アキノキリンソウを目にする。涼しいよりは少し寒いと感じる朝である。

%E9%81%8A%E6%AD%A9%E9%81%93%E3%80%80%E7%A7%8B%E5%AE%9A%E7%95%AA%E3%81%AE%E3%80%80%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月10日

今日(9月10日)の花

気が付けば シオンの咲いて 季の移り

 小雨もあり庭のシオンの花に雨滴がついている。園芸の花というより野の花の雰囲気である。夏から秋にかけての花で、季節の変わり目はこの花のようである。目立たなくても、気がつくと咲いているように、季節もじわりと変化している。

%E6%B0%97%E3%81%8C%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%B0%E3%80%80%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E5%AD%A3%E3%81%AE%E7%A7%BB%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月09日

今日(9月9日)の花

身乗り出し キバナコスモス 語りかけ

 道路脇のキバナコスモスが身を乗り出すようにして咲いている。曇り空の下で、この花の黄色はその周囲を明るくする。公園や緑地にこの花が集団で咲いているのも見事であるけれど、平凡な風景の中で2,3本の花が語りかけてくるのも良い。

%E8%BA%AB%E4%B9%97%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%97%E3%80%80%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%80%80%E8%AA%9E%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%91A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月08日

今日(9月8日)の花

秋明菊 開花に気づき 秋そこに

 庭の秋明菊が咲いているのに気づく。古い時代に中国からもたらされた帰化植物である。元々は薄い赤紫の花であるけれど、園芸種として白花も出回っている。夏の終わりから秋にかけて咲くこの花を見ると、秋がそこまで来ている感じがする。

%E7%A7%8B%E6%98%8E%E8%8F%8A%E3%80%80%E9%96%8B%E8%8A%B1%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8D%E3%80%80%E7%A7%8B%E3%81%9D%E3%81%93%E3%81%ABA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月07日

今日(9月7日)の花

紅色は 夏の名残の サワギキョウ

 道路に面した庭にベニサワギキョウの花が咲いている。北アメリカ原産の花で、日本では園芸種として植えられている。夏から秋にかけて、かなり長い間咲いている。秋の気配を感じると、真紅の花の色が、夏の名残の花という思いを抱かせる。

%E7%B4%85%E8%89%B2%E3%81%AF%E3%80%80%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%AE%8B%E3%81%AE%E3%80%80%E3%82%B5%E3%83%AF%E3%82%AE%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月06日

今日(9月6日)の花

濁流に 流されまいと アワダチソウ

 台風12号と13号のもたらした大雨で、中の川の流れは濁流となっている。流れよりは高い土手道のオオアワダチソウは、雨に打たれて頭を垂れている。普段は目にすることのない激流を下に見て、野の花も流されるのを警戒するかのようである。

%E6%BF%81%E6%B5%81%E3%81%AB%E3%80%80%E6%B5%81%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%84%E3%81%A8%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%80%E3%83%81%E3%82%BD%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月05日

今日(9月5日)の花

風の止む 一瞬狙いて タデを撮り

 風の強い日に、直立した細い茎に花穂が付いているタデの花をマクロ撮影するのは難しい。少しの風でも茎が揺れて、焦点ずれを起こすからである。しかし、風の止む瞬間を狙って撮影するのも面白い。蟻がタデの花にいる無風の一瞬を撮る。

%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%AD%A2%E3%82%80%E3%80%80%E4%B8%80%E7%9E%AC%E7%8B%99%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%BF%E3%83%87%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月04日

今日(9月4日)の花

カクテルは 水割りになり 雨の朝

 カクテルと呼ばれているバラが雨に打たれている。カクテルはバーでブレンドして出す酒の方が先に頭に浮かぶ。バラの場合は、花弁の色がグラデーションで混じる意味からの命名のようである。花弁に雨滴がついて、カクテルの水割りである。

%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%80%80%E6%B0%B4%E5%89%B2%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%80%80%E9%9B%A8%E3%81%AE%E6%9C%9DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月03日

今日(9月3日)の花

新しき カメラで撮りて ニラの花

 再購入したカメラで、初めて手にするカメラのように、何でも撮ってみる。庭の段差になっているところに一株のニラの花が咲いている。通り道にあるのだけれど、除きもしないで、毎年花を咲かせている。花はそろそろ実に変わり始めている。

%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%8D%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%A7%E6%92%AE%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月02日

今日(9月2日)の花

森林の 公園に咲きて エキナセア

 今日は雨で、外撮りではカメラを濡らす心配もあるので、昨日前田森林公園の花壇で見かけた花の一つを今日の花とする。園芸種のエキナセアで、別名ムラサキバレンギクである。北アメリカ原産で「インディアンのハーブ」とも呼ばれている。

%E6%A3%AE%E6%9E%97%E3%81%AE%E3%80%80%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%81%AB%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%A8%E3%82%AD%E3%83%8A%E3%82%BB%E3%82%A2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年09月01日

今日(9月1日)の花

フウロソウ 朝日の中で 秋知らせ

 道端の庭にフウロソウが咲いている。フウロソウは属の名前で、花毎に色々と種類がある。種類が分からない時は一括してフウロソウで通している。朝日が差し柔らかな感じの花が、季節が秋に入いるのを知らせている。今日から9月である。

%E3%83%95%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%80%80%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%A7%E3%80%80%E7%A7%8B%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9BA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月31日

今日(8月31日)の花

見上げれば 花の内見せ 曇り空

 レンゲショウマ(蓮華升麻)は丸いボールの蕾が弾け花が開いてくる。水面に咲くレンゲの花は上向きなのに、陸上のこの花は下向きで、見上げないと花の内の様子がわからない。派手な感じはしないけれど、気品を感じさせてくれる花である。

%E8%A6%8B%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AE%E5%86%85%E8%A6%8B%E3%81%9B%E3%80%80%E6%9B%87%E3%82%8A%E7%A9%BAA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月30日

今日(8月30日)の花

花一つ ルリタマアザミ 開花なり

 ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)は園芸種で、庭に咲いている。この花と良く似た野の花にヒゴタイ(平江帯)があり、見た目の区別がほとんどつかない。花が開くと5弁で、球状にかたまって咲く。開いた花が一つあって、面白い感じである。

%E8%8A%B1%E4%B8%80%E3%81%A4%E3%80%80%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%9F%E3%80%80%E9%96%8B%E8%8A%B1%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月29日

今日(8月29日)の花

イヌタデの 花粒紛れ 蜘蛛の居り

 不思議なもので。興味の対象を虫にフォーカスしている時は、花を撮るのも虫が主体になってしまう。イヌタデの花も従来なら花そのものを撮影の対象に選んでいたものを、この野の花についている蜘蛛を撮るついでの撮影となっている。

%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%82%BF%E3%83%87%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E7%B2%92%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%A6%E3%80%80%E8%9C%98%E8%9B%9B%E3%81%AE%E5%B1%85%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月28日

今日(8月28日)の花

蕊虫(しべむし)の 蠢(うごめ)いていて 団子菊

 庭に咲いているのはダンゴギク(団子菊)の園芸種らしい。ヘレニウム属の花である。名前の通り、舌状花が囲む中央部が団子のように盛り上がっている。団子の部分は様々で、マクロ撮影すると面白い。蕊が蠢く虫の集まりのように見える。

%E8%95%8A%E8%99%AB%E3%81%AE%E3%80%80%E8%A0%A2%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E5%9B%A3%E5%AD%90%E8%8F%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月27日

今日(8月27日)の花

秋気配 水滴抱え 花トンボ

 オオハンゴンソウにミヤマアカネが翅を休めている。オオハンゴンソウの花弁から雫が下がっている。ミヤマアカネの翅にも小さな水滴が付いていて、昨夜の雨か朝露なのだろう、朝日に輝いている。花もトンボも秋の気配を感じさせてくれる。

%E7%A7%8B%E6%B0%97%E9%85%8D%E3%80%80%E6%B0%B4%E6%BB%B4%E6%8A%B1%E3%81%88%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9CA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月26日

今日(8月26日)の花

咲き出して 朝日当たらず ムクゲ花

 庭のムクゲの花が咲き出している。朝は、ムクゲは家の影に入り陽が当たらない。一日花といわれているけれど、本当に一日で花が散ってしまうのか確かめていない。ナツツバキといいムクゲといい、庭の木花の短さには物足りなさを感じる。

%E5%92%B2%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E6%9C%9D%E6%97%A5%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%9A%E3%80%80%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%82%B2%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月25日

今日(8月25日)の花

ヒルガオと 並ぶ豆本 爪句集

 早朝から咲いているのにヒルガオ(昼顔)とはどうしてかと思っていた。調べてみると、アサガオは朝開き午前中には萎んでしまう。対して、ヒルガオは午後になっても咲いているので昼顔なのである。雑草然として、川べりの草むらに白い花が点々とある。ヒルガオと並べて、昨日届いた爪句集豆本を置いて、フォーカスをヒルガオに合わせて撮る。小雨模様で、ヒルガオの白花だけだと色の無い世界のところ、豆本の赤系統の色が、単調な花の風景に色のアクセントを加えている。

%E3%83%92%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%AA%E3%81%A8%E3%80%80%E4%B8%A6%E3%81%B6%E8%B1%86%E6%9C%AC%E3%80%80%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%86A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月24日

今日(8月24日)の花

行く夏を バラとカメムシ 惜しみたり

 これまで花を撮る時、花そのものしか目に入らなかったのに、虫も撮り始めるようになってから、花に虫が居ないと物足りない気がする。行く夏を追いかけるかのように、花が開き出してきたバラに、ブチヒゲカメムシが居て絵になっている。

%E8%A1%8C%E3%81%8F%E5%A4%8F%E3%82%92%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%A8%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%80%80%E6%83%9C%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月23日

今日(8月23日)の花

蜘蛛潜み フサフジウツギ 木花なり

 フサフジウツギの花を撮ったら蜘蛛が居る。というより、蜘蛛を撮ったら、周囲にフサフジウツギの花があった、というべきか。重なって穂状に咲く花に隠れるようにしている蜘蛛の種類はわからない。草花と間違えそうなこの花は木花である。

%E8%9C%98%E8%9B%9B%E6%BD%9C%E3%81%BF%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%B5%E3%83%95%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%84%E3%82%AE%E3%80%80%E6%9C%A8%E8%8A%B1%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月22日

今日(8月22日)の花

市庁舎の 高さ目指して 豆の花 

 NHK(札幌)の生番組に出演のため、スタジオに行く途中の広場で、ベニバナインゲンの花がプランターに咲いているのが目についた。大都会の都心部で野菜の花は印深く、その効果を狙っている。市役所の建物が花の向こうに聳えている。

%E5%B8%82%E5%BA%81%E8%88%8E%E3%81%AE%E3%80%80%E9%AB%98%E3%81%95%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E8%B1%86%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月21日

今日(8月21日)の花

良く見れば 花釣鐘に 虫集い 

 庭にツリガネニンジンの花が咲いている。名前の通り釣鐘状の花で、雌しべが花の外に飛び出している。涼しげな花である。近頃は虫の写真を撮るのに興味が出てきたせいか、花に小さな虫がついているのに気づく。アブラムシのようである。

%E8%89%AF%E3%81%8F%E8%A6%8B%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%80%80%E8%8A%B1%E9%87%A3%E9%90%98%E3%81%AB%E3%80%80%E8%99%AB%E9%9B%86%E3%81%84A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月20日

今日(8月20日)の花

朝日浴び 開花進行 虎尾花

 花穂に、花が密に付き伸びている状態を、虎の尾に見立てて花の名前にしているものがある。ハナトラノオ(花虎の尾)もそのような花の一つである。花が綻び始めていて、花穂の下の方から花が開いてゆき、朝日を浴びながら開花進行中である。

%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%B5%B4%E3%81%B3%E3%80%80%E9%96%8B%E8%8A%B1%E9%80%B2%E8%A1%8C%E3%80%80%E8%99%8E%E5%B0%BE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月19日

今日(8月19日)の花

芙蓉でも これは草花 大輪花

 道脇にアメリカフヨウの大きな草花が咲いている。似た花にフヨウ(芙蓉)があり、こちらは木花である。アメリカフヨウとフヨウは花を見ただけではほとんど違いがわからない。葉に切れ込みがあればフヨウ、無ければアメリカフヨウである。

%E8%8A%99%E8%93%89%E3%81%A7%E3%82%82%E3%80%80%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E8%8D%89%E8%8A%B1%E3%80%80%E5%A4%A7%E8%BC%AA%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月18日

今日(8月18日)の花

釣り舟の 花を飛び出す 蜂を撮り 

 花というよりは蜂を撮っていたのだが、飛ぶ蜂を画面内に取り込むのが難しい。どうにか画像に取り込んだ蜂でも、今ひとつフォーカスが合っていない。蜂が飛び出してきたハナツリフネソウの方がうまく写っていて、これを今日の花にする。

%E9%87%A3%E3%82%8A%E8%88%9F%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%82%92%E9%A3%9B%E3%81%B3%E5%87%BA%E3%81%99%E3%80%80%E8%9C%82%E3%82%92%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月17日

今日(8月17日)の花

コンフリー 玻璃(はり)に見えるか 雨上がり

 雨上がりの草地にコンフリーの花が咲いている。明治期に家畜の飼料や食用として移入され、野生化した。和名ではヒレハリソウ(鰭玻璃草)で、ガラスを指す玻璃を連想するものかと、釣鐘状の花を眺めてみるけれど、そんな感じもしない。

%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%80%80%E7%8E%BB%E7%92%83%EF%BC%88%E3%81%AF%E3%82%8A%EF%BC%89%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%80%E9%9B%A8%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月16日

今日(8月16日)の花

行き見たし アザミ国花の 国のあり

 アザミはスコットランドの国花である。国歌にもなっている。スコットランドは、現在は連合王国を構成しているので、国花、国歌は適当な用語ではないとしても、かなりの自治権を持つ準国家のようである。未だ行ったことのない国である。

%E8%A1%8C%E3%81%8D%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%97%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%9F%E5%9B%BD%E8%8A%B1%E3%81%AE%E3%80%80%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月15日

今日(8月15日)の花

鬼百合が 涙を垂らし 終戦日

 ユリは盛夏の花である。特にオニユリ(鬼百合)は強い日差しの下で咲くイメージが強い。終戦の日のオニユリはどんな景色の中で咲いていたのだろうか。終戦記念日の今日のユリは雨の中にあり、花弁に雨滴を垂らしていて泣いているようだ。

%E9%AC%BC%E7%99%BE%E5%90%88%E3%81%8C%E3%80%80%E6%B6%99%E3%82%92%E5%9E%82%E3%82%89%E3%81%97%E3%80%80%E7%B5%82%E6%88%A6%E6%97%A5A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月14日

今日(8月14日)の花

種蔵し 緑風船 待機なり

 河川敷の擁壁沿いに小道が延び、近くの住民が育てているのだろう、フウセンカズラ(風船葛)が咲いている。花は白い小さなもので目立たないけれど、名前にある風船のような緑の実が目を惹く。花より実を楽しむ園芸用の植物である。

%E7%A8%AE%E5%AD%90%E5%86%85%E3%81%AB%E3%80%80%E7%B7%91%E9%A2%A8%E8%88%B9%E3%80%80%E5%BE%85%E6%A9%9F%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月13日

今日(8月13日)の花

朝に咲き 露の命で 一日(ひとひ)花

 ツユクサは道端で見かけ、花というより雑草の扱いである。花弁が3つあり、2枚が青で残りが白色で、蕊の黄色が青い花弁で引き立って見える。雄しべの伸びた花糸が、髭のように見えて面白い形をしている。午前中には萎んでしまう一日花である。

%E6%9C%9D%E3%81%AB%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%80%80%E9%9C%B2%E3%81%AE%E5%91%BD%E3%81%A7%E3%80%80%E4%B8%80%E6%97%A5%EF%BC%88%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%B2%EF%BC%89%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月12日

今日(8月12日)の花

花冠し ツリフネソウの 園芸種

 庭にハナツリフネソウ(花釣舟草)が咲いている。ツリフネソウやキツリフネソウの色違いの園芸種である。花弁の色が赤紫と白に塗り分けられている。鳳仙花の仲間であり、花後は種の詰まった鞘ができ、この鞘に触れると実が弾け飛ぶ。

%E8%8A%B1%E5%86%A0%E3%81%97%E3%80%80%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%8D%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%81%AE%E3%80%80%E5%9C%92%E8%8A%B8%E7%A8%AEA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月11日

今日(8月11日)の花

左巻き 右巻きもあり ねじり花

 山際の小道を歩いていると、ねじり花(ネジバナ)の集まりを見つける。どうして茎がねじれてそこに花が螺旋状に付くのか、解答の見つからないことをふと考える。良く見るとネジバナは左巻き、右巻きの両方があり、共存して咲いている。

%E5%B7%A6%E5%B7%BB%E3%81%8D%E3%80%80%E5%8F%B3%E5%B7%BB%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%80%E3%81%AD%E3%81%98%E3%82%8A%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月10日

今日(8月10日)の花

水無月は 妻買い植えて 根付きたり

 ミナズキ(水無月)はノリウツギの園芸種で、花穂全体が装飾花で見応えがある。最初は白花でも、秋が深まると赤く色づいてくるのもあり、これを見て気に入った妻が購入して庭に植えた。1年経って根付いたようで、小木に花を付けている。

%E6%B0%B4%E7%84%A1%E6%9C%88%E3%81%AF%E3%80%80%E5%A6%BB%E8%B2%B7%E3%81%84%E6%A4%8D%E3%81%88%E3%81%A6%E3%80%80%E6%A0%B9%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月09日

今日(8月9日)の花

道横の 土留め隠して クズの花

 クズ(葛)は繁殖力のある植物である。蔓を伸ばし、他の木や構造物にも絡みつき、そこにはクズしかないように覆ってしまう。花はマメ科特有の蝶花で、赤紫が人目を惹く。石垣のところに蔓が垂れてきて花が立ち上がるように咲いている。

%E9%81%93%E6%A8%AA%E3%81%AE%E3%80%80%E5%9C%9F%E7%95%99%E3%82%81%E9%9A%A0%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%AF%E3%82%BA%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月08日

今日(8月8日)の花

病室の カーテンに見え 麻酔花

 チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)に朝日が差していて、花弁のカーテンのように見える。日本の麻酔医学の祖にあたる華岡青洲が、この植物から麻酔薬を抽出したと言われる薬用植物である。一方、キチガイナスビの別名もある毒草でもある。

%E7%97%85%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%80%80%E9%BA%BB%E9%85%94%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月07日

今日(8月7日)の花

庭の花 自筆の文字を 飾りたり

 お盆の墓参りは混むので、1週間早めての墓参りと墓掃除である。庭に咲いているキキョウやヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)の花を持って行く。墓石の文字は墓を建てる時自分で書き彫らせたもので、素人の字体と供えた花を撮ってみる。

%E5%BA%AD%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%80%80%E8%87%AA%E7%AD%86%E3%81%AE%E6%96%87%E5%AD%97%E3%82%92%E3%80%80%E9%A3%BE%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月06日

今日(8月6日)の花

夏山で エゾアジサイの 魅力撮り

 藻岩山の登山道でエゾアジサイの花を見つける。似た花にヤマアジサイがあるらしいが、こちらは北海道には自生しないといわれているので、エゾアジサイだろう。青い色が見事で、花の少ない夏山の登山道でこの花に出会うとカメラを向ける。

%E5%A4%8F%E5%B1%B1%E3%81%A7%E3%80%80%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%81%AE%E3%80%80%E9%AD%85%E5%8A%9B%E6%92%AE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月05日

今日(8月5日)の花

花も実も 姿奇抜で ニゲラ花 

 毎年、ニゲラの花が庭に咲く。ニゲラの花の名前が、黒を意味するラテン語ニガーからきているのを知る。黒いのは花ではなくて実である。黒実をまとめて包む鞘の先端に奇妙な突起が伸びるのもこの植物の特徴で、実が育つのを見守っている。

%E8%8A%B1%E3%82%82%E5%AE%9F%E3%82%82%E3%80%80%E5%A7%BF%E5%A5%87%E6%8A%9C%E3%81%A7%E3%80%80%E3%83%8B%E3%82%B2%E3%83%A9%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月04日

今日(8月4日)の花

舌状花 地上のコロナ 100万度

 ヒマワリの花はその時々で色んなものが連想される。今朝のヒマワリは燃えさかる太陽である。中央の筒状花の集まりの周囲に広がる舌状花は、太陽のコロナである。コロナは太陽の表面より温度が高く、100万度以上の高温となっている。

%E8%88%8C%E7%8A%B6%E8%8A%B1%E3%80%80%E5%9C%B0%E4%B8%8A%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%80%80100%E4%B8%87%E5%BA%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月03日

今日(8月3日)の花

ガガイモは ヒトデに似たり 雑草地

 ガガイモと言っても芋の仲間ではない。イモの表現は実の形によるとされており、実の内には、飛んで行くための毛のついた種子が詰まっている。荒地などに咲き、花は海に生息するヒトデの感じがする。蔓を伸ばし繁茂し、雑草化してゆく。

%E3%82%AC%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%81%AF%E3%80%80%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%87%E3%81%AB%E4%BC%BC%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%80%80%E9%9B%91%E8%8D%89%E5%9C%B0A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月02日

今日(8月2日)の花

見つけたり 鬼には遠く 粒の花 

 散歩道にオニルリソウ(鬼瑠璃草)が咲いている。茎の先端に瑠璃色の小さな花が付いている。鬼の形容詞は、実にかぎ状の毛が生えていて、いわゆる引っ付き虫で衣服等に付くことに由来するらしい。似たオオルリソウとの区別がつかない。

%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%80%80%E9%AC%BC%E3%81%AB%E3%81%AF%E9%81%A0%E3%81%8F%E3%80%80%E7%B2%92%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年08月01日

今日(8月1日)の花

ツユクサは 一日花で 蜂の急(せ)き

 ムラサキツユクサの花の間を一匹の蜂が飛び回っているのに捕まった。蜂にカメラを向けるのだが、花のところに留まらない。何枚も写真を撮ってみるのだが、良い写真が得られない。下を向いた蕾のようなものは咲き終わった一日花である。

%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%81%AF%E3%80%80%E4%B8%80%E6%97%A5%E8%8A%B1%E3%81%A7%E3%80%80%E8%9C%82%E3%81%AE%E6%80%A5%EF%BC%88%E3%81%9B%EF%BC%89%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月31日

今日(7月31日)の花

登山道 花を撮り撮り 歩を進め

 三角山の登山道にハエドクソウ(蝿毒草)が咲いている。この植物からの抽出液を蛆殺しに用いたことからの命名である。名前はすさまじいけれど、小さい可憐な花である。花の付いた花茎全体を撮るか、花のマクロ撮影をするか迷う花である。

%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%82%92%E6%92%AE%E3%82%8A%E6%92%AE%E3%82%8A%E3%80%80%E6%AD%A9%E3%82%92%E9%80%B2%E3%82%81A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月30日

今日(7月30日)の花

気球割れ 五弁の花は キキョウなり 

 キキョウ(桔梗)の蕾は面白い。蕾の時は花弁を閉じ、気球のようになっている。このことから、英語名では”balloon flower”と呼ばれている。この気球、時期がくると割れて、5弁の花が現われる。韓国ではトラジと呼ばれ、大きな根はキムチなどの食材として用いられる。秋の七草の一つである。今年は夏の暑さがどこに行ったのかと思われる日が続き、盛夏なのに、庭のキキョウは早々と秋の到来を感じたか、咲き出している。蕾と開いた花が並んでいて、その中間を想像してみる。

%E6%B0%97%E7%90%83%E5%89%B2%E3%82%8C%E3%80%80%E4%BA%94%E5%BC%81%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%81%AF%E3%80%80%E3%82%AD%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月29日

今日(7月29日)の花

グラデーション 内に引き込む 色手品

 朝顔は伸びる蔓を巻きつかせる糸などを用意して咲かせる。道路脇に種が落ちたか、地に這って草に紛れた朝顔は、やっと花を持ち上げて咲いている。青から赤紫の花弁のグラデーションで、手品を見るように花の内に引き込まれそうになる。

%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%80%E5%86%85%E3%81%AB%E5%BC%95%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%82%80%E3%80%80%E8%89%B2%E6%89%8B%E5%93%81A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月28日

今日(7月28日)の花

サッカーの ファンも見るか 鉢の花

 西区に「コンサドーレ札幌」の練習用の白い恋人サッカー場と、同チームのグッズなどを集めたコレクションハウスがある。早朝は閉じられている施設内に沿った歩道には、プランターが置かれ、園芸種の花が植えられ、整備が行き届いている。

%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%82%E8%A6%8B%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%80%80%E9%89%A2%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月27日

今日(7月27日)の花

シャクナゲは 小雨に溶ける 花の色

 小雨なので、傘を片手に、片手にカメラを持って庭の花を撮ってみる。シャクナゲの木花が雨の中で良い感じなので、フォーカスを合わせる。晴天の日では花の白さが強調されるところ、雨の日では周囲に溶け込んでしまいそうな色である。

%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%8A%E3%82%B2%E3%81%AF%E3%80%80%E5%B0%8F%E9%9B%A8%E3%81%AB%E6%BA%B6%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AE%E8%89%B2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月26日

今日(7月26日)の花

フロックス 梅の実と浴び 夏日差し

 オイランソウの別名がある花が咲き出した。売春防止法制定後花名のイメージ低下で、宿根フロックスと呼ばれるようになっている。朝からの日差しで、庭で梅の実を陽に当てている。梅の実の赤さが、花の中心部に移ったみたく見えてくる。

%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%80%E6%A2%85%E3%81%AE%E5%AE%9F%E3%81%A8%E6%B5%B4%E3%81%B3%E3%80%80%E5%A4%8F%E6%97%A5%E5%B7%AE%E3%81%97A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月25日

今日(7月25日)の花

夏の朝 公園遊ぶ ユリの客

 琴似発寒川に沿って公園がいくつも整備されている。北5条手稲通が川を横切るところに発寒川公園があり、公園の入口のところに大き目の花鉢が並んでいて、ユリの花が咲いている。背丈があり、大柄な花なので、公園向きの夏の花である。

%E5%A4%8F%E3%81%AE%E6%9C%9D%E3%80%80%E5%85%AC%E5%9C%92%E9%81%8A%E3%81%B6%E3%80%80%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%AE%A2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月24日

今日(7月24日)の花

花少なき 道にアジサイ 盛夏なり

 琴似発寒川に沿って遊歩道兼サイクリングロードが延びている。春は桜の名所なのだが、夏は川の流れと周囲の緑があるものの、花はなかなか目に入らない。小さな花壇にアジサイの花を見つけ、人通りのない遊歩道を背景にして撮ってみる。

%E8%8A%B1%E5%B0%91%E3%81%AA%E3%81%8D%E3%80%80%E9%81%93%E3%81%AB%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%80%80%E7%9B%9B%E5%A4%8F%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月23日

今日(7月23日)の花

ルドベキア 夏日に焼けて こげ茶色

 草丈のあるルドベキアの花を見かける季節になっている。この花は北米に自生しており、日本では帰化したものである。丈夫な花のようで、遊歩道や河川敷にも咲いている。筒状花が焼け焦げ、舌状花にも延焼が及んでいるようにも見えてくる。

%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%99%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%80%80%E5%A4%8F%E6%97%A5%E3%81%AB%E7%84%BC%E3%81%91%E3%81%A6%E3%80%80%E3%81%93%E3%81%92%E8%8C%B6%E8%89%B2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月22日

今日(7月22日)の花

ヒヨドリの 名の花咲いて 盛夏なり

 ヒヨドリバナが目につくようになってきた。ヒヨドリが山から下りて来る頃に咲き出すので、この根前になったらしい。しかし、ここら辺では、ヒヨドリが山から下りてくる季節感はない。未だ蕾の状態のものが茎の上で集まって咲いている。

%E3%83%92%E3%83%A8%E3%83%89%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%80%80%E5%90%8D%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E7%9B%9B%E5%A4%8F%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月21日

今日(7月21日)の花

肌寒く ノラニンジン撮る 河川敷 

 日の出時は半袖では肌寒い。河川敷のところにノラニンジンの花が咲いている。栽培ニンジンが野生化したので野良が付いているけれど、ヨーロッパ原産のものが帰化したらしい。茎の先に多数の花を咲かせていて、よく見かける花である。

%E8%82%8C%E5%AF%92%E3%81%8F%E3%80%80%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E6%92%AE%E3%82%8B%E3%80%80%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E6%95%B7A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月20日

今日(7月20日)の花

帰化同士 黄色誇示して 河川敷 

 マツヨイグサ(待宵草)は名前からして日本の花かと思っていたら、両アメリカ大陸原産の帰化植物なのである。荒地に顔を出してきて、河川敷などでも目立つ。これも帰化植物のモウズイカと一緒になって、護岸の進んだ川の縁に咲いている。

%E5%B8%B0%E5%8C%96%E5%90%8C%E5%A3%AB%E3%80%80%E9%BB%84%E8%89%B2%E8%AA%87%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E6%95%B7A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月19日

今日(7月19日)の花

松明に 火が付き出して ベルガモット

 ベルガモットの花が咲き出した。ハーブの種類で、匂いがイタリア産のベルガモットオレンジに似ていることからの命名で、オレンジの木の名前でもある。花の形からタイマツバナ(松明花)の別名がある。松明が燃え盛るのはこれからである。

%E6%9D%BE%E6%98%8E%E3%81%AB%E3%80%80%E7%81%AB%E3%81%8C%E4%BB%98%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月18日

今日(7月18日)の花

ナデシコの 花名広める 女子サッカー

 今日の花はナデシコしかない。女子ワールドサッカーでなでしこジャパンが優勝である。庭のカワラナデシコは、最後の花が雨滴を抱えて咲いている。なでしこジャパンの大活躍で、ナデシコの花名は日本語のままで世界に広まりそうである。

%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%90%8D%E5%BA%83%E3%82%81%E3%82%8B%E3%80%80%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BCA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月17日

今日(7月17日)の花

雨残り 雨滴が主役 ヒペリカム

 庭のヒペリカムが次々と咲き出してきている。この植物の薬功を漏らした弟を兄が切った話から「小坊主弟切」の別名のある低木で、黄色い花が咲き終わると赤い実に変身する。雨残りの日は、花より葉の雨滴にフォーカスが合った写真となる。

%E9%9B%A8%E6%AE%8B%E3%82%8A%E3%80%80%E9%9B%A8%E6%BB%B4%E3%81%8C%E4%B8%BB%E5%BD%B9%E3%80%80%E3%83%92%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A0A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月16日

今日(7月16日)の花

次々に 咲いて実の生る ズッキーニ

 ズッキーニの実はキュウリに似ているけれど、花はカボチャにそっくりさんである。事実、ウリ科カボチャ属である。鮮やかな黄色の花が大きくなったと思っていると、萎れが始まって、実が大きくなってきている。良く実の生る野菜である。

%E6%AC%A1%E3%80%85%E3%81%AB%E3%80%80%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E5%AE%9F%E3%81%AE%E7%94%9F%E3%82%8B%E3%80%80%E3%82%BA%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%8BA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月15日

今日(7月15日)の花

コスモスの チョコレート香を 嗅ぎ損ね

 道路に面した庭先にチョコレート色の花が咲いている。チョコレートコスモスである。もうコスモスの花が咲く季節に入っているのである。チョコレートコスモスは色だけでなく香りもチョコレートといわれているけれど嗅いではみなかった。

%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%80%80%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E9%A6%99%E3%82%92%E3%80%80%E5%97%85%E3%81%8E%E6%90%8D%E3%81%ADA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月14日

今日(7月14日)の花

黄色蘂(しべ) 花弁が傘の 夏椿

 庭のナツツバキの花が咲き出した。一日花なので、今日見た花は明日には見ることはない。花の方からみると、その日の天気しか見ることはないので、世界は雨しかないと思って散ってゆく。花の中の黄色い蘂が花弁を傘のようにしている。

%E9%BB%84%E8%89%B2%E8%98%82%EF%BC%88%E3%81%97%E3%81%B9%EF%BC%89%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%BC%81%E3%81%8C%E5%82%98%E3%81%AE%E3%80%80%E5%A4%8F%E6%A4%BFA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月13日

今日(7月13日)の花

草むらに ホタルブクロが 隠れおり

 ホタルブクロが雑草の中に隠れている。園芸種が逸出したようである。この花の名前を聞くたびに、釣鐘状の花の内に蛍を閉じ込めるとどんな様子なのかが頭をよぎる。渡来のホタルブクロはカンパニュラの名で、ラテン語の釣鐘が語源である。

%E8%8D%89%E3%82%80%E3%82%89%E3%81%AB%E3%80%80%E3%83%9B%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%96%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%81%8C%E3%80%80%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%8A%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月12日

今日(7月12日)の花

紅花が 朝日に映えて 豆期待

 ベニバナインゲン(紅花隠元)は寒冷地を好む豆で、名前にあるように紅い花をつける。観賞用に植えられることがあるけれど、畑と思われるところに、豆の収穫を期待して植えられたようである。マメ科の特徴のある花が朝日を浴びている。

%E7%B4%85%E8%8A%B1%E3%81%8C%E3%80%80%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%98%A0%E3%81%88%E3%81%A6%E3%80%80%E8%B1%86%E6%9C%9F%E5%BE%85A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月11日

今日(7月11日)の花

蜂の足 花色染まり 青紫色(せいししょく) 

 ラベンダーの花の季節である。木花であるので、木が枯れない限り毎年花が見られる。蜜源植物でもあるようで、ミツバチが花の間を飛び回っている。ミツバチは体も足も黄色なのだが、ラベンダーに止まっている足は花の青紫が映っている。

%E8%9C%82%E3%81%AE%E8%B6%B3%E3%80%80%E8%8A%B1%E8%89%B2%E6%9F%93%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%80%80%E9%9D%92%E7%B4%AB%E8%89%B2%EF%BC%88%E3%81%9B%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%8F%EF%BC%89A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月10日

今日(7月10日)の花

雨粒を フクロナデシコ 抱え咲き

 道端にフクロナデシコの花を見つける。袋の修飾語があるのは、ガクの部分が袋状になっているためである。元々は園芸種なのだろうが、逸出して野の花のように咲いているのを見かける。花弁に雨粒を抱えて、目立たない白花が足元にある。

%E9%9B%A8%E7%B2%92%E3%82%92%E3%80%80%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%80%80%E6%8A%B1%E3%81%88%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月09日

今日(7月9日)の花

軒下で 人目を避けて カンパニュラ

 家の北側の軒下に、人目につかないようにといった感じで咲いている花がある。名前ぐらいは知っておこうとインターネットで調べると、カンパニュラグロメラータブルーという長い名前であるらしい。園芸種で結構人気のある花のようである。

%E8%BB%92%E4%B8%8B%E3%81%A7%E3%80%80%E4%BA%BA%E7%9B%AE%E3%82%92%E9%81%BF%E3%81%91%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%A9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月08日

今日(7月8日)の花

一日の 流れ見ながら 終わる花

 露草と呼ばれるぐらいなので、雨の日の雰囲気にムラサキツユクサは合っている。一日花なので、強い太陽の下では早く萎んでしまいそうなところ、雨の中なら萎みの速度も遅くなるような感じがする。川の流れ近くに咲いているのもよい。

%E4%B8%80%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%80%80%E6%B5%81%E3%82%8C%E8%A6%8B%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E3%80%80%E8%8A%B1%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月07日

今日(7月7日)の花

イルカから 命名の花 海の色

 デルフィニュームは、蕾の形がイルカ(ドルフィン)に似ていることからの命名である。オオヒエンソウ(大飛燕草)の和名があるけれど、飛ぶ燕に見えるのだろうか。花茎が真直ぐに伸び、海のような青い色の花を鈴なりに咲かせている。

%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%80%E5%91%BD%E5%90%8D%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%80%80%E6%B5%B7%E3%81%AE%E8%89%B2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月06日

今日(7月6日)の花

モウズイカ 川面の青に 黄色冴え

 ビロードモウズイカは、いかにも外来の花の感じである。ヨーロッパ原産の帰化植物で、観賞用に導入されたものが野生化した。ビロードの名前は、葉に毛が密生していてビロードに似ているためである。高い茎に黄色い穂状の花が下から咲く。

%E3%83%A2%E3%82%A6%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%80%80%E5%B7%9D%E9%9D%A2%E3%81%AE%E9%9D%92%E3%81%AB%E3%80%80%E9%BB%84%E8%89%B2%E5%86%B4%E3%81%88A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月05日

今日(7月5日)の花

花の盆 ノコギリソウの お持てなし

 ノコギリソウ(鋸草)は鋸に似た葉の形から名前がついている。薬草でもあるらしく、学名のアキレアは、ギリシャ神話のアキレスがケンタウロスからこの草の薬効を聞いた話に由来する。道端に花の盆を並べたように咲く季節に入っている。

%E8%8A%B1%E3%81%AE%E7%9B%86%E3%80%80%E3%83%8E%E3%82%B3%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%81%AE%E3%80%80%E3%81%8A%E6%8C%81%E3%81%A6%E6%88%90%E3%81%97A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月04日

今日(7月4日)の花

雨雫 抱えるバラと 週始め

 カメラを抱え外に出る気にもならず、窓から雨に打たれているバラの花を撮ってみる。雨粒が花弁にも葉にも留まっている。バラは夏から秋にかけて長いこと咲いている花である。週明けの今日は、自動車の運転免許の高齢者講習日である。

%E9%9B%A8%E9%9B%AB%E3%80%80%E6%8A%B1%E3%81%88%E3%82%8B%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%A8%E3%80%80%E9%80%B1%E5%A7%8B%E3%82%81A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月03日

今日(7月3日)の花

朝日浴び オールドローズ 今日も咲き

 欲張って、バラと朝日の両方を撮ろうとするのだが、なかなかうまくゆかない。バラはオールドローズで、原種のバラから品種改良が進んだモダンローズの中間に位置している。しかし、モダンローズと見た目にどこが違うかには答えに窮する。

%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%B5%B4%E3%81%B3%E3%80%80%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%80%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%82%82%E5%92%B2%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月02日

今日(7月2日)の花

野の空き地 居場所を見つけ 園芸種

 農家と思われる家の空き地のところにルピナスとセイヨウオダマキが無造作に植えられている。どちらも初夏から夏にかけて目を楽しませてくれる花である。園芸種であるけれど、丈夫な花で野生の花のように野に咲いているのを見かける。

%E9%87%8E%E3%81%AE%E7%A9%BA%E3%81%8D%E5%9C%B0%E3%80%80%E5%B1%85%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%80%80%E5%9C%92%E8%8A%B8%E7%A8%AEA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年07月01日

今日(7月1日)の花

シャクヤクは 花茎の耐える 花重さ 

 シャクヤクの花が盛りになってきた。「立てば芍薬、座れば牡丹」と美しさの形容で持ち出される両花であるけれど、シャクヤクは草花で、ボタンは木花である。草花なので、毎年茎が伸び、花茎の先端に豪華な花を付け、重たそうに見える。

%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%81%AF%E3%80%80%E8%8A%B1%E8%8C%8E%E6%94%AF%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%80%E8%8A%B1%E9%87%8D%E3%81%95A.jpg

2011年06月30日

今日(6月30日)の花

曲に詩に 取り上げられて アマポーラ

 ヒナゲシ(雛罌粟)は多くの別名で知られている。和名ではグビジンソウ(虞美人草)、海外の言葉ではポピー、アマポーラ、コクリコとある。歌や詩にも頻繁に顔を出す。アマポーラの歌曲は時々耳にする。この花を見ると、与謝野晶子の歌の一部の「君もコクリコわれもコクリコ」が連動して浮かぶ。歌の前段は、「ああ皐月(さつき)仏蘭西(フランス)の野は火の色す」である。所々に見える火の色にフォーカスを合わせて撮ってみる。赤い花弁の内にある黒い蘂が印象的である。

%E6%9B%B2%E3%81%AB%E8%A9%A9%E3%81%AB%E3%80%80%E5%8F%96%E3%82%8A%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%A9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月29日

今日(6月29日)の花

好対比 桃葉桔梗と バラの花

 庭のモモバギキョウが咲きだした。桔梗の花であるけれど、葉が桃葉に似ているのでこの花名になった。水色で一重の造りの簡素な花で、涼しげである。背後に写っているオールドローズは、赤い色で目立ち、八重咲きで夏の花といった感じである。

%E5%A5%BD%E5%AF%BE%E6%AF%94%E3%80%80%E6%A1%83%E8%91%89%E6%A1%94%E6%A2%97%E3%81%A8%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月28日

今日(6月28日)の花

尋ねれば 学名呼び名 ユーホルビア

 庭に咲いている黄色い花の名前を家人に尋ねるとユーホルビアの答えが返ってくる。ユーホルビアはトウダイグサ属の学名で、一般に園芸種のこの花を指すときに使われているようである。庭の花は地味な花ではあるけれど毎年咲いている。

%E5%B0%8B%E3%81%AD%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%80%80%E5%AD%A6%E5%90%8D%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%90%8D%E3%80%80%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月27日

今日(6月27日)の花

朝日浴び 筒花透けて イダマイア

 道路脇の狭い花壇に変わった花が咲いている。葉の無い花茎が伸びて、その先に筒状の花をいくつも付けている。北アメリカ原産のディケロステンマ・イダマイアである。球根で咲く園芸種のようで、赤や桃色で毎年同じところに咲いている。

%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%B5%B4%E3%81%B3%E3%80%80%E7%AD%92%E8%8A%B1%E9%80%8F%E3%81%91%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月26日

今日(6月26日)の花

ツルが伸び 葉を突き抜いて 花飾り

 民家の庭にツキヌキニンドウ(突抜忍冬)の花が見える。突抜とは、二枚の葉が接合したようになっていて、接合した中央部分を枝が突き抜いているように見えるためである。外側が赤い筒状の花から、黄色い蘂が顔を出していて鮮やかである。

%E3%83%84%E3%83%AB%E3%81%8C%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%80%80%E8%91%89%E3%82%92%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E8%8A%B1%E9%A3%BE%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月25日

今日(6月25日)の花

ナス色の 内に隠れて 黄色葯(やく)

 ナスの花は下を向くのでマクロレンズでも使って、地面に這いつくばってでもしないと内を撮ることができない。撮れない花の内側はどうなっているかといえば、花粉を蓄えた黄色い葯がある。花のナス色はそのままナスの実の色に移っていく。

%E3%83%8A%E3%82%B9%E8%89%B2%E3%81%AE%E3%80%80%E5%86%85%E3%81%AB%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%80%80%E9%BB%84%E8%89%B2%E8%91%AF%EF%BC%88%E3%82%84%E3%81%8F%EF%BC%89A.うjpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月24日

今日(6月24日)の花

道端で トキソウが抱(だ)く 雨滴かな

 道端に植えられたトキソウ(朱鷺草)が咲いている。鳥の朱鷺の羽の色に似ていることからこの名前がつけられた。花は下向きなので、ラン科の花の特徴の唇弁が隠れている。雨の中に咲いていて、雨滴が花茎や花弁に付いていて重そうである。

%E9%81%93%E7%AB%AF%E3%81%A7%E3%80%80%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%81%8C%E6%8A%B1%E3%81%8F%E3%80%80%E9%9B%A8%E6%BB%B4%E3%81%8B%E3%81%AAA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月23日

今日(6月23日)の花

花一つ 期待集めて 咲き残り 

 サクラソウの花が終わりに近づいている。茎別れした花茎の真ん中の花を残して、他の花は花後に向かっている。咲き残っている花に向かって、枯れていく周囲の花が、お前だけはいつまでも残っていてくれ、とでも言っているかのようである。

%E4%B8%80%E8%8A%B1%E3%81%8C%E3%80%80%E6%9C%9F%E5%BE%85%E9%9B%86%E3%82%81%E3%81%A6%E3%80%80%E5%92%B2%E3%81%8D%E6%AE%8B%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月22日

今日(6月22日)の花

赤い実の 期待の花は 黄色なり

 庭のトマトの花が咲いている。トマトの赤い実を思い浮かべていると、黄色い花には意表を突かれる。ナス科ナス属の花でナスの花と似ている。ナスの方は花が紫で、実も紫になる。実が期待される野菜の花は質素で、トマトの花も同様である。

%E8%B5%A4%E3%81%84%E5%AE%9F%E3%81%AE%E3%80%80%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%81%AF%E3%80%80%E9%BB%84%E8%89%B2%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月21日

今日(6月21日)の花

オダマキも 実に成る初夏の 日の出かな 

 庭植えが逸出したのだろう、草むらにセイヨウオダマキが咲いている。花と実が一緒になっている。オダマキに比べてセイヨウ(西洋)が付く種類は草丈があるので、草むらでも目だっている。日の出時に撮影しているので、朝日が写っている。

%E3%82%AA%E3%83%80%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%82%82%E3%80%80%E5%AE%9F%E3%81%AB%E6%88%90%E3%82%8B%E5%88%9D%E5%A4%8F%E3%81%AE%E3%80%80%E6%97%A5%E3%81%AE%E5%87%BA%E3%81%8B%E3%81%AAA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月20日

今日(6月20日)の花

手持ちでは 流れる画像 ランの花 

 早朝散歩の遊歩道にサイハイランの花が咲いている。花は薄暗い林の草むらの中にあり、朝の陽が弱い条件での撮影である。三脚も持ち合わせておらず、手持ちのカメラでの撮影は手振れを起こしていて、少し流れたような画像になっている。

%E6%89%8B%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%80%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%80%80%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%8A%B1A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月19日

今日(6月19日)の花

腎臓は この形かと 葉を見つめ 

 散歩道にしている遊歩道にジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)の群れが咲いている。この変わった名前は葉が腎臓の形をしていて、薬草の意味もある。草丈が低く、2,3株で咲いていると見過ごすところ、集団で咲いていると目に入ってくる。

%E8%85%8E%E8%87%93%E3%81%AF%E3%80%80%E3%81%93%E3%81%AE%E5%BD%A2%E3%81%8B%E3%81%A8%E3%80%80%E8%91%89%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%82%81A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月18日

今日(6月18日)の花

赤い実を 蕾も真似て ベニシタン

 庭のベニシタンの赤い実は目に入っているのに、花の記憶がない。花の時季に注意して見ると、小さな赤い実のような蕾が綻び始めている。この蕾はもっと開いてくるのだろうか、と蕾の先の白い花弁を指で開いて見ると、蘂が丸まっている。

%E8%B5%A4%E3%81%84%E5%AE%9F%E3%82%92%E3%80%80%E8%95%BE%E3%82%82%E7%9C%9F%E4%BC%BC%E3%81%A6%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%BF%E3%83%B3A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月17日

今日(6月17日)の花

糸状の 花弁を捜し ツクバネソウ

 クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)は、羽子板で衝き飛ばす羽根に似ていることからの命名である。黒い塊の雌しべの周囲に、上を向く針金状の雄しべがあり、ガクから下向きに細い花弁が伸びる。西野市民の森の遊歩道脇に咲いていた。

%E7%B3%B8%E7%8A%B6%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%BC%81%E3%82%92%E6%8D%9C%E3%81%97%E3%80%80%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%8D%E3%82%BD%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月16日

今日(6月16日)の花

一人去り 二人静が 舞を舞い

 ヒトリシズカの花が終わるのと入れ替えで、フタリシズカの花が林道に咲き出している。二人の言葉通り、花茎が2本伸び、白い球体の穂状の花が並んでいる。この白い塊は3個の雄しべが丸まっていて、花弁もガクもない変わった花である。

%E4%B8%80%E4%BA%BA%E5%8E%BB%E3%82%8A%E3%80%80%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E9%9D%99%E3%81%8C%E3%80%80%E9%A1%94%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%97A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月15日

今日(6月15日)の花

白の冴え ガクの花なり クレマチス

 庭のクレマチスの花が咲き出した。白い花弁に見えるものはガク(萼)と知っても、花弁とガクの区別がはっきりしない。葉より花の方が多いクレマチスが家のフェンスを覆っているのを見かけるが、我が家のものは葉の方が多い品種である。

%E7%99%BD%E3%81%AE%E5%86%B4%E3%81%88%E3%80%80%E3%82%AC%E3%82%AF%E3%81%AE%E8%8A%B1%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%80%80%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%81%E3%82%B9A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月14日

今日(6月14日)の花

モンシロチョウ アリウム選んで 雨宿り

 雨の日でアリウムの花にも雨滴が乗っている。よく見るとモンシロチョウが雨宿りである。しかし、花の上では羽に落ちる雨を避けることもできず、雨宿り場所の選択を誤ったようである。雨宿り場所を変えたくても、これでは飛んでゆけない。

%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%81%B8%E3%82%93%E3%81%A7%E3%80%80%E9%9B%A8%E5%AE%BF%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月13日

今日(6月13日)の花

ユキザサは 山菜がため 数減らし 

 林の中の遊歩道を歩いていると、笹に似た葉の上に白い花が咲いている。ユキザサ(雪笹)である。白い花を雪に見立てての命名である。この山野草は山菜として食べられることがあるそうで、どんどん取られてしまっては消える運命にある。

%E3%83%A6%E3%82%AD%E3%82%B6%E3%82%B5%E3%81%AF%E3%80%80%E5%B1%B1%E8%8F%9C%E3%81%8C%E3%81%9F%E3%82%81%E3%80%80%E6%95%B0%E6%B8%9B%E3%82%89%E3%81%97A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月12日

今日(6月12日)の花

コケイラン 集団で咲いて 遊歩道

 朝の散歩時に某所に足を運ぶ。お目当ては野生のラン科の植物である。サイハイランがまだ蕾のものがある。思いがけずコケイランが遊歩道の傍らに咲いている。盗掘されないとよいのだが。コケイランに似たトケンランには出会わなかった。

%E3%82%B3%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%80%80%E9%9B%86%E5%9B%A3%E3%81%A7%E5%92%B2%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%80%E9%81%8A%E6%AD%A9%E9%81%93A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月11日

今日(6月11日)の花

上を向き 咲くクロユリは 黄花なり

 鉢の中にクロユリが咲いていて、その横に黄色のキバナクロユリが並んでいる。クロユリの突然変異により花弁が黄色くなったものである。クロユリは下を向いて咲くけれど、黄花の個体は上を向いて咲いていて、この個体の特別例なのだろう。

%E4%B8%8A%E3%82%92%E5%90%91%E3%81%8D%E3%80%80%E5%92%B2%E3%81%8F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A6%E3%83%AA%E3%81%AF%E3%80%80%E9%BB%84%E8%8A%B1%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月10日

今日(6月10日)の花

カッコウの 声も聞かずに 花開き

 カッコウセンノウ(郭公仙翁)は形も面白いけれど、名前の由来も面白い。ナデシコ科センノウ属の花で、郭公はこの花が鳥のカッコウに似ている、カッコウの鳴く時期に咲くなどの説がある。仙翁は寺の名前で、寺に伝わった花に由来する。

%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%81%AE%E3%80%80%E5%A3%B0%E3%82%82%E8%81%9E%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%81%AB%E3%80%80%E8%8A%B1%E9%96%8B%E3%81%8DA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月09日

今日(6月9日)の花

山道の 雰囲気出して 住宅路

 通りすがりの道端の狭い庭に、マムシグサ(蝮草)と白花のヤマシャクヤク(山芍薬)が並んで咲いている。住宅街に山道の雰囲気を造り出している。マムシグサはかなり長いこと咲いているけれど、ヤマシャクヤクは花期が短い花である。

6%E3%83%BB9%E5%B1%B1%E9%81%93%E3%81%AE%E3%80%80%E9%9B%B0%E5%9B%B2%E6%B0%97%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E4%BD%8F%E5%AE%85%E8%B7%AFA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月08日

今日(6月8日)の花

オダマキは 変化(へんげ)誇示して 花姿

 セイヨウオダマキ(西洋苧環)はアメリカオダマキとその交配改良種で、日本のオダマキに比べて草丈が高く、花姿も変化に富んでいる。園芸種なのに雑草のように強く、毎年6月に入ると花をつけだす。比較的長く咲く初夏から夏の花である。

%E3%82%AA%E3%83%80%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%81%AF%E3%80%80%E5%A4%89%E5%8C%96%EF%BC%88%E3%81%B8%E3%82%93%E3%81%92%EF%BC%89%E8%AA%87%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%A7%BFA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月07日

今日(6月7日)の花

朝日受け 花名雪山 白く映え

 コンロンソウは、その白い花を中国の崑崙山の雪を頂く様子に見立てての命名である。山道で普通に見かける花で、場所によっては群生している。アブラナ科タネツケバナ属の花で、種もみを水につける頃に咲くことかが属の名前の由来である。

%E6%9C%9D%E6%97%A5%E5%8F%97%E3%81%91%E3%80%80%E8%8A%B1%E5%90%8D%E9%9B%AA%E5%B1%B1%E3%80%80%E7%99%BD%E3%81%8F%E6%98%A0%E3%81%88A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月06日

今日(6月6日)の花

サファイアの 色の喩えに ヤグルマギク

 矢車とは、鯉のぼりのポールの先端に付けられる矢を円陣に配置したデザインの風車である。花の形が矢車に似ているので、花名が矢車菊になった。この花の青い色が見事で、サファイアの抜きん出た青色の喩えにこの花の青色が持ち出される。

%E3%82%B5%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%80%80%E8%89%B2%E3%81%AE%E5%96%A9%E3%81%88%E3%81%AB%E3%80%80%E3%83%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AE%E3%82%AFA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月05日

今日(6月5日)の花

花下に 車輪の見えて クルマバソウ

 クルマバソウは、文字通り車輪を連想させる輪生の葉の中心から一本の花茎が伸び、先端で茎別れして小さな4弁の花を複数つける。春のエフェメラルの代表的な花で、林道の道の開けたところに咲いているのを見つけ、マクロ撮影を試みる。

%E8%8A%B1%E4%B8%8B%E3%81%AB%E3%80%80%E8%BB%8A%E8%BC%AA%E3%81%AE%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%81%A6%E3%80%80%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%90%E3%82%BD%E3%82%A6A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月04日

今日(6月4日)の花

ウズラ鳥 鉢に入りて 葉に隠れ

鉢の中にウズラバハクサンチドリが咲いている。ラン科のハクサンチドリの葉が鳥のウズラの模様に似ているものがあり、この名前となる。花は赤紫の目立つ色で、葉も緑葉に暗い紫の模様がはっきりしていて、観葉植物にしても遜色がない。

%E3%82%A6%E3%82%BA%E3%83%A9%E9%B3%A5%E3%80%80%E9%89%A2%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%80%80%E8%91%89%E3%81%AB%E9%9A%A0%E3%82%8CA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月03日

今日(6月3日)の花

雨滴の矢 クマガエソウの 花の母衣(ほろ)

 クマガエソウはラン科アツモリソウ属の花である。クマガエソウもアツモリソウも源平合戦の熊谷直実、平敦盛から花名を採っていて、初めて花名に接すると驚きである。武士が背負った母衣(ほろ)に見立てられた唇弁に、雨滴の矢が止まる。

%E9%9B%A8%E6%BB%B4%E3%81%AE%E7%9F%A2%E3%80%80%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%81%AE%E3%80%80%E8%8A%B1%E3%81%AE%E6%AF%8D%E8%A1%A3%EF%BC%88%E3%81%BB%E3%82%8D%EF%BC%89A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月02日

今日(6月2日)の花

釣果有り 花茎釣竿 鯛並び

 ケマンソウの名前は、花の形が寺にある装飾品「華鬘(けまん)」に似ていることに由来する。別名タイツリソウで、こちらは鯛を吊り上げた形の連想からの命名である。華鬘は思い浮かばないけれど、鯛釣りの方は言いえて妙な花名である。

%E9%87%A3%E6%9E%9C%E6%9C%89%E3%82%8A%E3%80%80%E8%8A%B1%E8%8C%8E%E9%87%A3%E7%AB%BF%E3%80%80%E9%AF%9B%E4%B8%A6%E3%81%B3A.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg

2011年06月01日

今日(6月1日)の花

市花(しか)なれど 頭の垂れて 謙虚なり

 歩道のところどころに小さな花壇が設けられている。スズランがこの狭い花壇を埋めている。スズランは札幌市の花に制定されているけれど、草丈が低く、遠目には見栄えのする花でもないので、公園の花壇で見る機会は余りないようである。

%E5%B8%82%E8%8A%B1%EF%BC%88%E3%81%97%E3%81%8B%EF%BC%89%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%80%80%E9%A0%AD%E3%81%AE%E5%9E%82%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%80%80%E8%AC%99%E8%99%9A%E3%81%AA%E3%82%8AA.jpg

%E7%88%AA%E5%8F%A5%E9%9B%8618%E9%9B%86%E8%A1%A8%E7%B4%99%EF%BC%BA.jpg