2015年07月31日
今日(7月31日・その3)の一枚
流れ雲 月を変えたり 別天体
今夜は豊平川を舞台に花火大会。曇り空で西区の我が家からは打ち上がる花火は見えない。代わりに、流れる雲に隠れたり顔を出したりの月が別の天体のように見えている。明日は大雪山の麓で宿を取ることになっていて、天気が気にかかる。
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2015年07月31日
流れ雲 月を変えたり 別天体
今夜は豊平川を舞台に花火大会。曇り空で西区の我が家からは打ち上がる花火は見えない。代わりに、流れる雲に隠れたり顔を出したりの月が別の天体のように見えている。明日は大雪山の麓で宿を取ることになっていて、天気が気にかかる。
三角山と大倉山の間の自然遊歩道で翅のある虫がふらふらと飛んでは、地面に止まる。近づくとまた道の先に飛んでいく。まるで歩く人を先導しているように見える。写真に撮って帰宅して形だけから推定するとジガバチのようである。毒で他の虫の神経を麻痺させて卵を産み付け、幼虫がこの虫を食べて大きくなり、繭となり成虫になると説明されている。ふらふら飛んでいるにしては狩りをする蜂と知ると、見方が変わる。それにしても、こんな虫についても調べがついているものだ。
ジガバチに 先導されて 道を行き
葉の上に 狩りする虫が 休みたり
2015年07月30日
当麻町は北海道を代表する優良米の産地である。「でんすけすいか」の生産地としても知られている。当麻駅舎はコンクリート造りの比較的大きなもので、ホームに出て見ると2面2線で跨線橋がある。無人駅で駅舎の一部は「アグリステーション」の名前が付いた農産物の売店になっている。駅前の広場は駐車場と駅前公園となっていて、公園の時計塔の柱を登ろうとしている大小の龍の彫刻がある。これは同町の鍾乳洞に伝わる蟠龍伝説をモチーフにしたようで、洞窟の形を二匹の龍に見立てたことに由来している。
上手稲神社と宮丘公園は境界を接している。神社の本殿奥にブロックの壁があり、鉄製の梯子が架かっている。梯子を登ればそこは宮丘公園となる。笹刈りが行われていると梯子から続く道を通って宮丘公園の展望広場に抜けられる。社殿横に石柱で囲んだ柵があり、ここに札幌市の水準点の礎石と水準点原標の金属プレートがある。昭和48(1973)年10月に設置されたとある。石柱の一つの近くに4個の石で囲まれた三角点もある。木の杭が傍にあり「三等三角点追分」の文字が見える。
鉄製の 梯子登りて 公園地
大通公園西11丁目のところに板絵で装飾された巨大なポールが建っている。札幌の姉妹都市ミュンヘン市から1976年に贈られたマイバオム(5月の木)である。古くなり修復され2001年に現在のものが建てられている。高さは25 mある。マイバオムにはドイツのビール造り関する絵もある。このマイバオムの横にテント群が並び、今年もビアガーデンのドイツ村の出現である。ドイツビールの銘柄フランツィスカーナーやシュパーテンのエンブレムの幟が見え、テントの中には昼間から客の姿がある。
マイバオム 今夏も見たり ドイツ村
2015年07月29日
百目にも 見られる動作 奇妙なり
宮丘公園で白樺の木が並んでいる場所がある。木によっては幹に人の目を連想させる痕があり見ていて面白い。パノラマ写真撮影の、傍から見たら奇妙なカメラを身体ごと回転してゆく動作を、これらの目に見つめられているような錯覚に陥る。
(パノラマ写真)
キマワリに 似た虫の居て 北斜面
宮丘公園の南側は西野地区と接する。従って公園の登り坂は南斜面コースとなる。これに対して公園の北側は宮の沢地区に面していて、こちらから北斜面コースが延びる。南斜面から北斜面に出て石の標識を見ると、キマワリのような虫が居た。
2015年07月28日
思い出は テレビ取材の 増毛駅
毎週のように報じられる道内のJRの駅や路線の廃止は、今朝は留萌本線一部廃止である。留萌-増毛間を早ければ来年(2016年)秋には廃止したいとの申し入れがあるそうだ。増毛駅や留萌本線はSTVのテレビ番組の取材に応じた思い出がある。
(パノラマ写真 2013.2.7撮影)
ハマナス実 隠れ秋なり 盛夏朝
今日は気温が高くなりそうなので涼しいうちに歩いておく。いつもの宮丘公園で、ハマナスの植え込みの茂みのところで見え隠れする朝日を撮ってみる。ハマナスの実が大きくなって色付いてきた。盛夏の中にほんの少し秋の気配を感じる。
2015年07月27日
駅のすぐ北側を牛朱別川が東西に流れていて、川を挟んで田園地帯が広がっている。駅前通は駅の北側に延びており、南側は森になっていて道路はない。ホームは2面2線で跨線橋がある。駅舎はこじんまりしたもので、地名を考慮して桜の花びらが描かれている。玄関の上には一枚板にJRのロゴと駅名が記された駅名板があり、白壁のピンクの花弁と合わさって洒落た駅舎外観になっている。駅から南に行くと旭川モンゴル村のキャンプ場があり、ゲルに泊まることもでき、この地をモンゴルの平原に見立てている。
田園の 中に駅あり 桜岡
(パノラマ写真 2014.8.23)
舞い上がる 桜の花弁 駅舎壁
夏休み 球児姿無く 練習場
宮丘公園の東側の入口のところにグラウンドがあり、野球の練習場が併設されている。少し高いところにあり、西野の街とその向こうに三角山が見える。週末には少年野球の練習が見られけれど、夏休みが始まった朝で球児の姿は見当たらない。
(パノラマ写真)
想定は 大雪登山 公園路
今週末には延期になっていた大雪縦走の予定があり、日々少しでも歩いておかねばと、今朝は宮丘公園芝生広場周辺を回ってきた。イメージトレイニングで、ここが大雪の登山道と思いながら歩く。陽が高くなると暑くなりそうな朝である。
(パノラマ写真)
2015年07月26日
ホームに立って見ると畑の景観が広がる中に駅がある。ホームの周囲はハンゴンソウの黄色が目立つ。ホームからは見えないけれど駅の南西側には工業団地が広がっている。駅の南東方向に旭山動物園があるけれど、駅と動物園を結ぶバスの便はなく、距離的には動物園の最寄り駅であってもこの駅に降りて動物園に行く客はいないようである。ホームへの登り口の所にブロックの待合所があり入口のところに大きく駅名が記されている。駅ノートが置いてあり、鉄道ファンが訪れて駅への思いを書き残している。
ハンゴンソウ 黄色彩る 北日ノ出
(パノラマ写真 2014.8.23)
駅名を 大きく見せて 待合所
初撮影 コサメビタキの 目丸し
宮丘公園と隣り合う果樹園のところで見慣れない小さな鳥に出合う。慎重にカメラを向け2,3枚撮る。帰宅して写真を拡大して調べるとコサメビタキのようである。小さな身体の割には大きな黒い丸い目が特徴的である。この鳥の初撮影である。
札幌エスタの11階屋上に「空のガーデン」がオープンしたのは2011年の9月である。この庭の設計を手掛けたのはガーデンデザイナーの上野砂由紀さんである。現在開催されている「北海道ガーデンショー2015大雪」をプロデュースしている。余り足を運んだことのない空のガーデンを訪れてみると、開園早々だったせいか客は見当たらず、パノラマ写真を撮るのには好都合であった。國松明日香氏の「テルミヌスの風」の彫刻がある。サンジャクバーベナが目についたのでこれを撮ってみる。
風吹かず サンジャクバーベナ くすむ景
2015年07月25日
石狩川の支流の牛朱別川を横切って東に延びる石北線は東旭川駅辺りでは川と並行しており、線路の南側に東旭川の市街地が、北側には牛朱別川の両岸に畑が広がっている。駅の南東方向に旭山動物園があり、駅と動物園を結ぶパスもある。こじんまりしたシンプルな形の駅舎で、ホームには砂利が敷かれている。相対式ホームの2線で、ホーム間は構内踏切で行き来する。駅舎横に保線用と思われる退避線があって雑草に覆われている。ビロードモウズイカの花が目についたので、これと駅舎を重ねて撮ってみる。
(パノラマ写真 2014.8.23)
使われぬ 線路に咲きて モウズイカ
鉄チャンは 廃駅焦り 小幌駅
最近はJR駅の廃止の記事が朝刊によく載るようになって、今朝の記事は「“秘境”小幌駅10月廃止」である。10月といえば後り3か月で、鉄道ファンには“寝耳に水”的なニュースだろう。3年近く前に撮った同駅のパノラマ写真を合成して見る。
宮丘公園の舗装された遊歩道の土留めのところにノリウツギの木があって白い花を咲かせている。自生のものではなく植えられた木のようである。漢字では糊空木で、糊は和紙を漉く際の糊に利用したことに由来し、空木は文字通り木の内部が空洞になっていることによる。自宅の庭のミナズキは園芸種として改良された同じ仲間の木で、秋になると色付いてくる。4枚の花弁の装飾花があって、白無垢の嫁入り衣裳を連想させる。花は枯れても落ちずに雪の季節にも残っていたりする。
花枯れの 夏に咲きたり ノリウツギ
白無垢の 嫁入り衣装 飾り花
2015年07月24日
宮丘公園を歩いていて、地面に動く虫が居れば写真に撮っておく。最初は何の虫かわからない。後で図鑑等と睨めっこで虫の同定をしようとするのだが、同定のできない虫が多くて、写真だけがフォルダーに溜まっていく。ずんぐりした体形の甲虫が居る。コガネムシ、ハムシ、カブトムシ、どうも違うようである。名前が同定できないと、初めからその虫は存在しなかったような扱いになる。種類が同定できなかった虫の括りでフォルダーの中に入れておく。初心者に虫の同定は難しい。
未同定 ホルダー入りの 虫写真
開翅(かいし)でも 手がかりの無く 虫同定
石北本線は新旭川駅から網走駅までの234 kmである。数字が2、3、4と並んで覚え易い。列車は旭川駅が始発と終着となる。新旭川駅は宗谷本線の駅でもあるため、路線による重複を避け、石北線の駅取材は南永山駅からとする。この駅は旭川市の近郊駅であるため、通勤・通学で利用される駅のようで、駅前広場には自転車の駐輪が目に付く。殺風景な駅前にラーメン屋がある。場所柄客が入るのかもしれない。8月の下旬に取材に訪れた時、駅ホーム近くにコスモスの花が咲いていて、早や秋の気配を感じた。
主を待つ 自転車並び 近郊駅
(パノラマ写真 2014.8.23)
コスモスの 咲く駅のあり 石北線
カワガラス 石色同化 霧の朝
霧か霧雨か、カメラが濡れるのが気に気になる朝である。中の川沿いに歩いてカワガラスを見つける。川の中に居るところを望遠で撮っても光が弱く鮮明な像にならない。擁壁に止まったところを狙ってみるが、石の色に同化して写っている。
夏に公園内で一番良く見かける花はハエドクソウである。細く真っ直ぐに伸びた花径に小さな花が付いている。花は白い漏斗状でピンクの部分もあり、目立たないけれど可憐である。しかし、この植物は全体が毒草で、蝿毒草の名前は実を殺虫剤として用いたことによっている。野草は付けられた名前で印象が変わる。花名を漢字で表記すると、この花はイメージの上で大損である。花名を変えられないとすればここは平仮名表記にして、少しでもイメージ低下を防ぐのが良さそうである。
細き花径(くき) 花小さくて 撮影難
平仮名で 標記の期待 毒薄め
2015年07月23日
パノラマの 駅の詰まりて 爪句集
共同文化社より「爪句@北海道の駅-根室本線・釧網本線」が届く。これらの路線の全駅のパノラマ写真を収録した爪句集で、第25集目となる。爪句集の表紙に載せた駅は幾寅(幌舞)駅で、今年の北海道の駅のカレンダーにも採用している。
昆虫の標本作りを生業の一つにしているH氏からシデムシの特技を聞いたことがあり、一度その虫を見てみたいものだと思っていた。特技というのは自分の身体より何百倍も大きな動物等の死骸を地中に埋めて、それを餌にするというものである。上手稲神社の横から手稲宮丘小学校と宮丘公園入口に通じる舗装道路に重なったヒラタシデムシを見つけた。ハエが群がっていてこの虫には腐臭がしているのかもしれない。図鑑で確かめると黒っぽいものはクロヒラタシデムシと載っていた。
死骸埋め ヒラタシデムシ 特技なり
シデムシに ハエのたかりて 腐臭虫
2015年07月22日
白滝の 名の付く三駅(みえき) 廃止なり
朝刊を開くと第2面に又JR駅の廃止記事である。来年3月に向けて、遠軽町にある石北線の上白滝駅、旧白滝駅、下白滝駅の3駅を廃止する旨JRから町に伝えられたとある。3駅のパノラマ写真をPC画面に表示し、取材時の記憶を呼び起こす。
(上白滝駅パノラマ写真)
姉妹都市コーナーに瀋陽市の写真パネルがある。写っているのは瀋陽市の旧市街にある故宮で、中国東北地方に興った清朝が都を北京に移す前の王宮である。清の太宗(ホンタイジ)の時代に造られている。写真の建物は故宮で最も高い三層の鳳凰楼で、その最上階で皇帝が月見の酒宴を開いたと言われている。この楼を潜り抜けたところの広場から鳳凰楼をスケッチした思い出がある。名所見物の途中でのスケッチで走り描きといったところであるけれど、記憶にしっかり残っている。
鳳凰楼 走り描きから 二昔
中の川沿いの小道を歩いていてシオヤアブを見つける。地名の塩谷に関係するかと思っていたら、オスの尻尾の先の白い毛が塩を連想させることからの命名だそうである。他の虫を捕食するため優れた動体視力の持ち主で、近寄るとすぐ逃げてしまう。スズメバチやオニヤンマさえもシオヤアブの餌食になるとのことである。獰猛なアブであるけれど、蚊のように刺して人を襲うことはなさそうで、極力近づいて写真を撮ってみる。交尾している二匹もいて今が繁殖の季節のようである。
尻尾先 塩を抱えて シオヤアブ
繋がりて 飛び難くかろう 交尾アブ
2015年07月21日
札幌岳の登山道で赤い実の生った山野草の名前を尋ねられたので、葉の下に実が並んでいて、葉の格好からオオアマドコロだろうと答えておいた。しかし、帰宅後調べてみるとオオアマドコロの実は球体の黒い実で、楕円体の赤い実はオオバタケシマランの実らしい。登山同行者が口にしていたけれど食べられる実のようである。「ラン」の名前が付いていてもユリ科の植物でラン科ではない。オオアマドコロの花は時折目にするけれど、オオバタケシマランの花には未だ見ていない。
ユリ科花 実は楕円体 登山道
葉の下に 整列したり ユリ科の実
2015年07月20日
中の川は護岸工事が徹底していて、低いところを流れる川の両側に石組みの擁壁があり、川のところには下りてゆけない場所がある。その擁壁の柵のところから川面を見ると白い花が咲いている。写真を撮って帰宅してネットで調べてみるとバイカモ(梅花藻)の花である。初めて気が付いた花で、梅の花に似ていることから命名されている。清流でなければ育たない水藻ということで、中の川は清流であることの証明になっている。札幌の他の川で見られるか今度注意してみようと思う。
良く見れば 水藻に咲いて バイカモ花
花のみが 水面顔出し 不思議なり
2015年07月19日
札幌市の海外の姉妹都市は提携年の順番でポートランド市(米国オレゴン州)、ミュンヘン市(ドイツ・バイエルン州)、瀋陽市(中国遼寧州)、ノボシビルスク市(ロシア・ノボシビルスク州)、大田市(韓国忠清南道)の5都市である。このうち最も古いポートランド市とは1959(昭和35)年に姉妹都市になっている。姉妹都市コーナーがJR札幌駅北口の地下通路のところにあり、ポートランドの夜景のパネルが展示されている。パネルの川は都心部を流れるウィラメット川である。
ポートランド ウィラメットの 夜景なり
作家名 サインで推理 見事なり
ブログにコメントを寄せられるHN(ハンドル・ネーム)“ことにん”氏がいる。HNの意味も、ご本人もまったく見当がつかない。ブログで紹介した手稲宮丘小学校校庭のオブジェのサインからハンマーアーテスト澤田正文氏を推理したのには驚いた。
雨の日は アジサイ出番 庭撮影
台風11号の影響で雨の朝となる。天気が良ければ大雪縦走の日であったけれど延期で、札幌岳の代替え登山も明日に変更である。これは結果的に好判断で良かったけれど、大雪縦走は実現するだろうか。雨の日はアジサイの花が出番で、庭で撮る。
中の川と西野川は近くを流れる川でもその源流が大きく異なるため、前者は水量のある清流、後者は都会の用水路といったところである。中の川は手稲山の麓に源流があり源流は山奥深くあるので辿ることが難しい。その分水が枯れず一年中流れがあり、サクラマスの遡上が見られる。西野川の源流は畑の中の用水路が源流で、雪解けの時期でもなければ流れは枯れた状態にある。流域の吐口からの水などで辛うじて流れがある。この両河川は西野2条9丁目のところで合流して中の川になる。
草刈り後 目に軽き景 河川敷
2015年07月18日
中の川で数羽のキセキレイを見つける。その中の二羽が流れの中の石の上で向き合っているところを撮る。拡大した写真の身体の格好から、右が成鳥で左が幼鳥のように見える。幼鳥の方は動きが鈍く、遠目では鳥ではないのでは、と思えるほどだった。別の場面では親鳥と思われる方が口に餌を咥え、幼鳥と思われる方が口を開けて餌をねだっているように写っている。しかし、実際に餌を与えているところを見ることはなかった。幼鳥も夏を越すと立派な成長になっていくのだろう。
見つめ合う 親子に見えて キセキレイ
親鳥に 餌をねだるか 幼鳥(おさなどり)
北大植物園の西側に北4条の西11丁目から西17丁目まで延びる遊歩道を含む区画があり、ミニ大通公園と呼ばれている。この公園の東端の石山通との交差点の傍に「Café倫敦館」の喫茶店がある。以前取材した時に、マスターはロンドンに滞在した経験があり、ロンドンの街を走っていたタクシーのイエローキャブに魅せられ、車を輸入して札幌の街で乗り回した話などが出て来た。ロンドンの雰囲気を少しは出そうと店内の装飾をしているようで、それが少しは感じ取れるかと写真に撮る。
倫敦の 漢字が誘い 茶店なり
2015年07月17日
中の川沿いの小道を歩いているとノラニンジンの花が盛りである。この花にカメムシがよく居ついている。赤と黒の縞模様のアカスジカメムシが蜜を吸っているのか、白い花の上で動かない。赤と黒の縞模様はサッカーチームのコンサドーレ札幌のユニホームにそっくりである。胸のゼッケンにはスポンサーの石屋製菓の人気菓子「白い恋人」の文字があるので、白いノラニンジンの花にも通じる。中の川は「白い恋人」パークの近くを流れていて、これも何か関連付けができそうである。
カメムシは コンサドーレの ファンなり
ノラニンジン 白い恋人 サッカー場
乗客は 我一人なり ブログ記事
「安保法案衆院を通過」の見出し記事と並んで、「JR金華駅廃止へ」の記事がある。どちらの記事も気持ちを下方に向かわせる。石北本線の金華駅は来年の3月をもって廃止の方向とある。この駅を訪れた時の乗客は筆者一人とブログにある。
(パノラマ写真、2012・10)
北海道の国際交流展示室の棚にカンボジア政府からの贈呈品のレリーフが目に付いた。説明文は「2007年2月、カンボジア王国副首相兼外務国際協力大臣、ハオ・ナムホン氏らが知事表敬した際、贈呈されたアンコールワットのレリーフ。アンコールワットは、1992年世界遺産に登録されたアンコール遺跡の代表的な寺院建築」。アンコールワットは2013年の9月に訪れている。寺院遺跡での日の出をパノラマ写真に撮ろうとして出向いたけれど、残念な事に雨模様で日の出は撮れなかった。
棚の中 アンコールワット 見入りたり
2015年07月16日
カモ休み カモメ泳いで 庁舎池
曇り空の寒い朝だったのが、朝食会後ホテルを出ると陽が出て気温も上がっている。この天気に誘われ、赤れんが庁舎の庭でのんびりと身体を休めているカモや睡蓮の花が咲く池ですいすいと泳いでいるカモメを取り込んだパノラマ写真を撮る。
(パノラマ写真)
中の川でカワガラスを見かけ、追いかけて何枚か撮ってみる。カワガラスは尻尾の先を頭の高さほどに持ち上げる動作をよく見せる。光る川の水面を背景にして、シルエットのように写る鳥姿では、頭が前後に二つあるように見え、拡大しないとどちらが前なのかわからない。流れの中で毛繕いする姿を撮ってみる。流れる水を通して見える河床のテクスチャーがカワガラスの身体の茶色と白の斑模様に似ていて、鳥の姿が流れの背景と混じり合ってはっきりした輪郭が写ってこない。
尻尾上げ どちら頭か カワガラス
毛繕う 姿流れに 溶け込めり
2015年07月15日
画面から 抜け出る鳥を 撮り押え
中の川の土手に止まっているハクセキレイに狙いをつけ写真を撮っていると、鳥が急に飛び立つ。飛ぶ鳥は一瞬にしてファインダーから消えてしまうので、撮るのが難しい。それでもどうにか飛ぶ姿を捉えると、鳥影は画面の縁に寄っている。
中の川 清流なりと 梅似花
中の川の水面に白い花が浮かんでいる。写真を撮り、帰宅後拡大して見ると梅の花に似た五弁の白い花である。ネットで調べてバイカモ(梅花藻)の花であることを知る。冷たい清流に成長する水藻で、中の川が清流である証拠の花である。
宮丘公園に丸太を並べた階段のある散策路に「春の植物観察デッキ」と記された標石が置かれている。この道では春にエンレイソウ、クルマバソウ、ニリンソウといった花が目に付き、散策路の名前の通り春が花に出会える季節である。夏になると立木の葉が陽を遮り、日陰の森の道になる。植物観察といってもこの時期は道の両側に笹薮が目立ち、ダイコンソウ、ハエドクソウ程度が目につく。これが雪の季節になると草丈の低い地上の植物は積雪の下になり、標石の雪文字が浮き出る。
雪文字の 春の植物 雪の下
用事がありモバイルコンテンツ企業のメディア・マジック社を訪ね応接室に通された。同社の里見英樹社長はマダガスカルに入れ込んでいて、同国で初めてアマチュア無線局開局に漕ぎつけた実績の持ち主である。同国には何度も足を運んで、同国固有の動植物の写真を撮っている。時にはマダガスカルのお土産を日本に持ち帰る。応接室に卵が飾ってあり、銘板にマダガスカルのエピオルニスの卵と書かれている。絶滅した空を飛べない巨大な鳥の本物の卵の化石化したもので珍しい。
銘板に エピオルニスと 絶滅鳥
2015年07月14日
カワガラス ワスレナグサと 重ね撮り
野鳥と花の組み合わせの写真を撮りたいと思っていて、水鳥に近いカワガラスの場合水辺の花となるとなかなか難しい。朝の散歩時に中の川の流れの中に居るカワガラスを見つけて、傍に咲いている小さな花のワスレナグサと重ねて撮ってみる。
我が歩み カタツムリ似て 大雪山
大雪縦走が頭にあって、大した訓練にもならないとは思いながら宮丘公園を歩く。雨が降った後で蒸し暑い。公園のアスファルトの道にカタツムリを見かける。その歩速の遅々としているところは、自分の大雪縦走を想像して重なる光景である。
2015年07月13日
訓練で 興趣欠く道 歩きたり
週末に大雪山縦走を控えて、目下の最大関心事は旭岳から黒岳まで歩き通せるかである。少しでも歩く訓練をと、1日1万歩を目標に散歩である。西野西公園の北側の散策路を歩くけれど、これはと言って写真に撮る対象もない只の山道である。
(パノラマ写真)
2015年07月12日
宮丘公園に接する上手稲神社の境内に大きなイチョウの木がある。御幣が付けられた御神木「銀杏」の謂れの表札が、木の近くに立てられてある。説明に、上手稲神社の旧社殿地にあった御神木が現在の社殿がある境内に有志により移植奉納された、とある。上手稲の郷の発展を見下ろしてきた「生き証人」の御神木である。樹齢が記されていないけれど、幹の太さからかなりの樹齢のものらしい。枝の葉は青々としていて、元気である。近くに土俵があり、相撲に加わる勢いを感じる。
イチョウの木 幹にご幣の 御神木
歩き来て 夏日予想の 朝を撮り
朝刊の夏日の天気予報を横目で見ながら、いつもの宮丘公園を歩く。木陰があり早朝なので暑さはそれほど感じない。四阿のある展望広場でパノラマ写真撮影で、白樺の木が並んでいるところが写るよう場所を選ぶ。木間から朝日が漏れてくる。
散歩時には景色、野鳥、花等に目が行くが、小さな虫が目に入ることは少ない。それでも公園内のアスファルトの道に小さな虫が動いているのを見つけることがある。そのような状況で撮った虫を拡大して図鑑の写真の虫と比べるのだが、確信を持って同定できるものは多くはない。小さな黒っぽい甲虫はゴミムシの仲間ようである。あるいはキマワリのようにも見える。クチキムシという似た虫もいる。そのどれか、あるいは別の虫かを写真だけから決めるのはお手上げ状態である。
ゴミムシに 一番似るか 図鑑見る
キマワリも 候補に挙がり 仔細見る
2015年07月11日
中の川の流れが緩やかで水深のある所でカモが餌取りに余念がない。水中の水草を取るためなのだろう、頭から水中に身体を突っ込む。結果として、尻の部分が水面の上に出る。面白い動作で飽かず上から眺め、時々カメラのシャッターを押す。時には水面から羽ばたいて飛び上がったりする。この時は羽の動きが速いので、白い衣を纏っているように写る。中の川は都会の川であるけれど、源流が手稲山にあり、水源が枯れることがないので、カモにとっても棲みやすい環境になっている。
潜るカモ 水面(みなも)突き出る 尻を撮り
飛び上がる カモの羽衣 白く見え
暑さ避け 涼しきうちに 1万歩
天気予報では暑い一日の予測。涼しい内に歩く歩数を確保しようと、宮丘公園に隣接する山道を散歩する。大きな木の茂った葉が朝日を遮り暑さは感じられない。帰宅して歩数計を見ると1万歩近く歩いている。撮ったパノラマ写真を合成する。
(パノラマ写真)
インドネシアのテント屋台は韓国の隣にある。韓国料理は普段口にするものも多く、日本人にはさほど変わった食べ物とは映らない。さて、インドネシアの料理はとメニューをみるとメインはカップに入ったナシゴレンである。料理名の「ナシ」は「飯」を意味し、「ナシ」と「メシ」は語源が同じではなかろうかと思えるほどである。「ゴレン」は揚げることを意味し、「焼き飯」といったところか。これにオムレツ、キュウリ、ソーセージ等が加わる。次の機会には試してみようと思う。
2015年07月10日
中の川と西野川は西野2条8丁目付近で合流する。一度合流点付近の景観のパノラマ写真を撮っておこうと出かける。丁度河川敷の雑草の草刈りが行われた後で、刈り取られた枯草を運ぶ作業とぶつかる。都会の管理された川では、夏、雑草が伸びると草刈りが行われる。上流から下流に向かって草刈り作業が進められるようで、二つの川の合流点もさっぱりとした様子に変わっている。秋が来て、サクラマスが遡上する時、この合流点で川を間違えないのも、不思議と言えば不思議である。
クレーン車 草刈り助っ人 中の川
犬の尾は 真っ直ぐ伸びて 朝日(ひ)に光り
中の川の河川敷にエノコログサ(狗尾草)が朝日を背に輝いているのを撮る。犬の尾に似ているので「犬ころの草」が訛ってこの名が付いたという説がある。ネコジャラシの名もある。実が未だ大きくなっていないせいか、穂が垂直に伸びている。
宮丘公園を突き抜ける北1条・宮の沢通の歩道を歩いていると、黄色の花が目に付く。蝶花なのでマメ科の花であるのはわかっても花の名前が出て来ない。帰宅して調べるとミヤコグサのようである。この花は花径を真っ直ぐに伸ばさず、這うようにして咲く。雑草に交じって咲いていても「都草」とは名前に違和感を覚える。昔、京都や奈良といった都で多く見られたため、という説をネットでみる。自動車が行き交う道路の歩道にはみ出して咲いている花に少しの雅を感じ取ろうとする。
雑草と 歩道に伸びて ミヤコグサ
ミヤコグサ 都の雅趣を 求めたり
銭天に 初登山者と 登りたり
北科大のM教授夫妻と銭函天狗山に登る。M教授は大学公開日出勤の振り替え休日を利用して、某登山サークルのメンバーの奥さんと一緒に、初めての本格的登山である。晴天で気温も高くなく、絶好の登山日和で、頂上からの景観を楽しむ。
2015年07月08日
宮丘公園の所在地は西区西野である。公園の北東側は宮の沢地区となり、公園と宮の沢地区との境界に徹底的に護岸が行われた追分川がある。朝、追分川に架かる小さな橋を渡って宮の沢の住民が公園の入口の広場に集まってくる。何事かと思っているとラジオ体操が始まる。若い世代の姿はなく、皆年配者ばかりである。齢を取っても身体が動くようにと自衛の体操である。夏休みの子ども達の朝の体操は夏の風物詩であるけれど、年配者の体操は記憶の風景にはほとんど現れない。
アジサイや 体操眺め 夏に入り
忙しく 天使行き来の 梯子なり
窓の外に天使の梯子が鮮明に現れている。空の上の方に厚い雲があるように見えるが、天気予報では快晴の1日である。この雲は陽が高くなれば消えていくのだろう。それにしても天使の梯子が現れているのは短時間で、天使の行き来も忙しい。
中の川の秋の風物詩は、細い流れのサクラマスの遡上である。産卵場所を求めてやって来ても、改修が行われている都会の川では産卵に適した場所がそれほど多いとも思えない。それでも比較的水深があり、流れの緩やかなところに留まっているサクラマスの姿を確認できる。ただ、目で確認できても写真を撮る段になると魚影を写すのは難しい。まして、パノラマ写真で水中の状態を撮影するのは無理である。どこに居るか確認しようと護岸の所で見ている人の姿の方ははっきり写る。
辛うじて 確認魚影 サクラマス
2015年07月07日
旧国道5号から琴似神社につながる中小路を歩いていたら、フランス国旗を掲げたレストランが目につく。午後の休店時間で、店先でオートバイの調子を見ている料理人らしき人がいる。後で名刺を出されて知ったが、この店のオーナーシェフである。店前でパノラマ写真撮影の奇妙な動作に声がかかる。これがきっかでアルザス地方の郷土料理の店ビストロプロスペレアンサンブルの店内のパノラマ写真を撮らせてもらう。フランスの北東部の風土の雰囲気が少しは撮れたかな、と思う。
中の川の上流に向かって歩いてみると、川と並行する道は札幌市の西野浄水場の横を通り、森の中に入っていく。熊出没注意看板があるところを過ぎて、西野市民の森の散策路の西側入口に達する。木製のトイレがある道を北東方向に向かうと宮丘公園に抜ける。中の川の流れる方向に道があるので、この道を進むと細い流れに木橋が渡してある。二つの木橋で中の川の細い流れを横切って散策路を南東方向に歩いて行く。早朝で誰とも会わない道を黙々と歩き西野西公園の縁に達する。
2015年07月06日
頓挫した 企画の社印 日の目見る
恵迪寮同窓会の会誌「恵迪」第15号が届いてぱらぱらとめくっていると、見覚えのあるマークを見つけた。投稿者は元寮生の(株)ノーステクノロジー社長の呉敦氏である。以前企画し頓挫したプロジェクトで、同社が制作した風景社印である。
西区二十四軒の旧国道5号に面して2階建ての店がある。1階が店舗で店の正面にGAGNON(ギャニオン)の店名の看板文字があり、カナダ国旗とケベック州旗が翻っている。メープルシロップの専門店でレストランにもなっている。日本人女性と結婚したカナダ人が夫婦で経営している。同店のメープルシロップはケベック州から直接輸入している。著者は30歳前後の2年間ケベック市に留学していた経験があるので、これは懐かしい。メープルシロップ・パーティの記憶が蘇る。
店内に ケベック楓糖(ふうとう) 並びたり
市道の北一条宮の沢通が宮の沢公園を貫いて国道5号につながる。このバイパスの市道の一部はトンネルで、トンネル上部の公園部分は、道路に沿った開けた眺望になっている。南東側には西野の街が北西側には西区から手稲区の街並みを見下ろすことができる。北西側のさらに遠方には小樽市、石狩市が霞んでいる。公園の西方向には手稲山が迫って来くる。柵に寄って見ると、トンネルを出たバイパス市道が眼下に見える。園内の遊歩道は芝生広場と公園内の森をつなぎ人が行き来する。
夏草や トンネルの上 園地なり
2015年07月05日
死語となる サッポロバレー 雑誌読む
車の定期点検のため家人に付き合い、いつものデーラーのところに行く。待ち時間に何気なく「財界さっぽろ」7月号をめくると、「サッポロバレーの“夢と現実”」の記事が目に留まる。命名から15年のIT企業群の盛衰は感慨深いものがある。
水準点とは標高測定の際の基準になる点で、これを基に場所や山が基準海面からどのぐらいの高さなのかのデータを計測する。今ではGPSによって高度計測が行われていて、三角点と同様本来の役目は無くなっている。日本全国に第一等基準水準点は86ヶ所設置されていて、宮丘公園のものはその一つである。公園内にあるのは、周囲の環境が安定していて、建築等による移動や破損を避けるためである。標柱と一等水準点と記された礎石と金属標識があり、周囲の雑草は刈り取られている。
標柱に 護られてあり 水準点
2015年07月04日
登山道 エゾタツナミソウ 見つけたり
早朝A市に行く家人を地下鉄駅まで車で送る。足腰の訓練のため三角山に登る。途中山野草等を撮りながら登ったので時間がかかる。見慣れない花を見つけて咲いている場所でパノラマ写真を撮る。帰宅して調べ、エゾタツナミソウと同定する。
(パノラマ写真)
上手稲神社の境内と宮丘公園は境界を接している。しかし、神社の裏から直接公園に行くのは、笹薮でも漕ぎ分けるのでなければ、道らしい道はない。神社裏手の公園は整備されていて、さらに石段が続いている。石段のところから札幌の都心部方向を見下ろすことができる。石段の途中でパノラマ写真を撮っていると頭上のカラスが威嚇する。石段をさらに登ったところに展望台を兼ねた四阿がある。四阿の東側には札幌市街が西側には手稲山が見え、良い眺めであるけれど、人影は無い。
2015年07月03日
朝の散歩コースに宮丘公園を選ぶ。ジンヨウイチヤクソウがまだ咲いているかと、ごく小規模の群生地に足を運ぶと花は既にない。その代わりに、花は前記の花に似ているけれど、葉がかなり異なる小さな花を数株見つける。パノラマ写真に撮っても、全球写真の中で花の存在は撮影者でなければ確認できない。遊歩道横のわずかに開けた空間を見つけて咲いている。接写で撮った画像を帰宅してから拡大するとウメガサソウのようである。この花はイチヤクソウ科に属していると知る。
恥じらうか ウメガサソウは 下を向き
日の出の全球パノラマ写真を撮りに小高い見晴しの良い場所に行く。撮影場所から日の出を見ると、三角山から北に寄ったところから陽が昇ってくる。ここより低いところにある西野の街には陽の直接光は未だ届いてはいない。良い天気の一日の始まりである。パノラマ写真に写っている雑木林の北側に宮丘公園がある。しかし、積雪が進むと除雪の行われている住宅街から外れて山林の方に行くのは冬靴だけでは難しい。スノーシューかかんじきを用意して雪をラッセルして行くしかない。
山際に 昇る日の出を 撮る睦月
2015年07月02日
朝の散歩で、中の川を川下の方に歩いて宮丘公園の入口に達し、気が向けば公園の坂を登っていくコースがある。中の川には何本かの橋が架かっていて、その橋の一つの中央でパノラマ写真を撮る。石組みの擁壁で囲まれた中の川は細い流れである。しかし、この川にはセキレイやカワガラス、時にはアオサギが居て写真の好標的となる。秋にはサクラマスの遡上も見られる。大都会を流れる川にしては自然の豊かさを感じさせてくれる川である。景観記録のためパノラマ写真を撮る。
小川でも 自然豊かで 中の川
過眼線 セキレイの顔 隈取す
セキレイは水のあるところを好むようである。中の川ではハクセキレイ、キセキレイをよく見かける。ハクセキレイは黒い過眼線が白い顔の中心を走り、細長く鋭い嘴につながっている。過眼線がつぶらな瞳のやさしい顔の隈取になっている。
餌探し 頭水中 カワガラス
朝の散歩時に中の川で久しぶりにカワガラスと出会う。幼鳥が成長して一羽で行動しているようだ。川面で泳いだり、水中に頭を突っ込んだりしている。カワガラスが餌の小魚でも捕えてところのショットを狙うが思ったような写真は撮れない。
2015年07月01日
積雪の季節になっても宮丘公園には雪道ができている。散歩を日課としている人やペット犬の散歩に付き合って歩く人が踏み固めて道になっている。さすがに石の階段のところを通る人はいないようである。石段の近くにある水飲み場はビニールシートで覆われている。平らな公園であれば歩くスキーなどに利用されるのだろが、宮丘公園は坂が多いので冬のスポーツに利用されることはあまりないようである。雪が降れば訪れる機会の少ない公園のパノラマ写真を朝日の中で撮ってみる。
立木影 雪原に延び 師走朝
雪だるま 作る人いて コンコース
橋上駅でホームは島式2面と4線を有する。この駅が始発・終着の多くの列車が運行している。駅の南北をつなぐ広い自由通路があり、駅舎と改札口が接している。自由通路の南端に「雪だるまをつくる人」と題された鉄製の彫刻がおかれている。