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2015年08月19日

早朝の宮丘公園遊歩道

撮るよりは 歩き楽しむ 夏公園

 早朝の宮丘公園の遊歩道を歩くと朝日が木間から漏れてくる。夏場だと写真に撮るこれといった花はない。野鳥も木々の葉がこれだけ茂っていては、撮影は無理である。遊歩道の脇に公園内で見ることのできる虫の看板があり、横目で見て行く。



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2015年08月18日

牡鹿の同定

 最初に鹿に出くわしてから9日ほど経ってから又鹿に出会う。この辺りに単独で棲むようになって、前回撮影した鹿と同じではないかと、2枚の鹿の写真を見比べる。違いが判る部分は角で、前回の鹿より今回の鹿のものが幾分大きい。これは日にちが経っていて、角が伸びたせいではないかと推測する。しかし、9日間で目に見えるほど鹿の角は伸びるものかどうか疑問もある。鹿もこのぐらい大きなものとなると、近くで写真を撮っていて襲われそうな感じがして、少し威圧される。

前回と 同じ鹿かと 写真見る

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近寄れば 威圧を感じ 野生獣

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牡鹿

 宮丘公園につながる果樹園内の道を朝の散歩である。急に笹薮で音がして、熊かと身構えると鹿が飛び出してくる。少し離れたところでこちらを覗っている。鹿が増えている話を聞くけれど、この辺りまで現れるようになったかと驚く。撮った写真画像を見ると、若い牡鹿のようで、角が生えて来ている。後ろ向きになって離れて行く鹿の尻辺りに白い毛が目立つ。どうして尻の辺りの毛だけが白いのか答えの無さそうな疑問が頭を過る。又、鹿には目立った尻尾が無いことにも気がつく。

笹薮の 音に身構え 牡鹿なり

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後ろ向き 白さの目立つ 尻毛なり

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2015年08月17日

若い仔狐

 宮丘公園に接する果樹園を歩いていると、雪の中に毛皮の落し物のような物を見つける。近づいて見ると毛皮の動物がうずくまって眠っているようだ。しばらくこの状態でいたけれどこちらの気配に気付いか、跳ね起き少し駆けてから立ち止まりこちらを見ている。狐のようである。それも未だ若い仔狐に見える。この辺りで見られるからにはキタキツネだろう。親狐はどこに行ったのだろうか。もう親離れして単独行動を取っているのだろうか。仔狐を驚かせたが、こちらも驚いた。

陽が高く 朝寝続けて 狐かな

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跳ね起きて こちら伺う 若狐

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2015年08月15日

白樺の幹の顔

白樺は 人の顔真似 巧みなり

 木の幹に人の顔や姿を連想させる痕を見つけることがあり面白い。特に白樺は目の形や人の顔を連想するものが多く探してみる。場所はすっかり忘れているけれど、多分宮丘公園辺りの山道で見つけた白樺の幹は目と口がある人の顔に似ている。

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2015年08月14日

宮の丘中学校グラウンド

早朝で 生徒影無く グラウンド 

 札幌市立宮の丘中学校は宮丘公園の北東側で境界を接している。手稲宮丘小学校と同様、宮丘公園の丘陵を削って校舎敷地としているため、校舎裏のグラウンドは高い擁壁で囲まれている。校名は「宮丘」ではなく「宮の丘」で「の」が入る。



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2015年08月11日

クズの葉の上のセミとカミキリ

 葉の上に止まっている虫は、撮り易い。葉の模様が目立たないと虫の方に焦点が合って、接写でなくて鮮明な虫の写真が撮れる。クズの葉と思われる低いところに重なって茂る葉の上にアカエゾゼミがじっとしている。図鑑にある写真とすぐ一致する、模様に特徴のあるセミである。そういえば最近夏ゼミの鳴き声をあまり聞かない。アカハナカミキリと同定した虫が同じような葉の上に居る。ジョウカイボンにも似ているけれど、大きさや節の目立つ触覚からもアカハナカミキリだろう。

声聞かぬ アカエゾゼミが 葉に止まり

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同定は ハナカミキリと ごつき顔

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2015年08月01日

今日(8月1日)の一枚

花萎み 棘実現われ 八の月

 本州の猛暑のニュースが流れ、札幌も暑いけれど今朝は歩いていて暑くは感じない。今日から向かう大雪は暑いか涼しいか、ともかく晴れてほしい。散歩道の横の栗の木の萎んだ花の根元に棘実が大きくなり出している。今日から8月である。

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2015年07月30日

上手稲神社境内の札幌市水準点と三角点

 上手稲神社と宮丘公園は境界を接している。神社の本殿奥にブロックの壁があり、鉄製の梯子が架かっている。梯子を登ればそこは宮丘公園となる。笹刈りが行われていると梯子から続く道を通って宮丘公園の展望広場に抜けられる。社殿横に石柱で囲んだ柵があり、ここに札幌市の水準点の礎石と水準点原標の金属プレートがある。昭和48(1973)年10月に設置されたとある。石柱の一つの近くに4個の石で囲まれた三角点もある。木の杭が傍にあり「三等三角点追分」の文字が見える。

鉄製の 梯子登りて 公園地

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三角点 水準点に 遠慮なり


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(パノラマ写真)
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2015年07月29日

今日(7月29日・その3)の一枚

百目にも 見られる動作 奇妙なり

 宮丘公園で白樺の木が並んでいる場所がある。木によっては幹に人の目を連想させる痕があり見ていて面白い。パノラマ写真撮影の、傍から見たら奇妙なカメラを身体ごと回転してゆく動作を、これらの目に見つめられているような錯覚に陥る。


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(パノラマ写真)
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今日(7月29日)の一枚

キマワリに 似た虫の居て 北斜面

 宮丘公園の南側は西野地区と接する。従って公園の登り坂は南斜面コースとなる。これに対して公園の北側は宮の沢地区に面していて、こちらから北斜面コースが延びる。南斜面から北斜面に出て石の標識を見ると、キマワリのような虫が居た。

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2015年07月28日

今日(7月28日)の一枚

ハマナス実 隠れ秋なり 盛夏朝

 今日は気温が高くなりそうなので涼しいうちに歩いておく。いつもの宮丘公園で、ハマナスの植え込みの茂みのところで見え隠れする朝日を撮ってみる。ハマナスの実が大きくなって色付いてきた。盛夏の中にほんの少し秋の気配を感じる。

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2015年07月27日

今日(7月27日・その2)の一枚

夏休み 球児姿無く 練習場

 宮丘公園の東側の入口のところにグラウンドがあり、野球の練習場が併設されている。少し高いところにあり、西野の街とその向こうに三角山が見える。週末には少年野球の練習が見られけれど、夏休みが始まった朝で球児の姿は見当たらない。


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(パノラマ写真)
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今日(7月27日)の一枚

想定は 大雪登山 公園路

 今週末には延期になっていた大雪縦走の予定があり、日々少しでも歩いておかねばと、今朝は宮丘公園芝生広場周辺を回ってきた。イメージトレイニングで、ここが大雪の登山道と思いながら歩く。陽が高くなると暑くなりそうな朝である。


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(パノラマ写真)
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2015年07月26日

コサメビタキ(2015年7月26日)

初撮影 コサメビタキの 目丸し

 宮丘公園と隣り合う果樹園のところで見慣れない小さな鳥に出合う。慎重にカメラを向け2,3枚撮る。帰宅して写真を拡大して調べるとコサメビタキのようである。小さな身体の割には大きな黒い丸い目が特徴的である。この鳥の初撮影である。

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2015年07月25日

花の少ない夏の公園に咲くノリウツギ

 宮丘公園の舗装された遊歩道の土留めのところにノリウツギの木があって白い花を咲かせている。自生のものではなく植えられた木のようである。漢字では糊空木で、糊は和紙を漉く際の糊に利用したことに由来し、空木は文字通り木の内部が空洞になっていることによる。自宅の庭のミナズキは園芸種として改良された同じ仲間の木で、秋になると色付いてくる。4枚の花弁の装飾花があって、白無垢の嫁入り衣裳を連想させる。花は枯れても落ちずに雪の季節にも残っていたりする。

花枯れの 夏に咲きたり ノリウツギ

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白無垢の 嫁入り衣装 飾り花

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2015年07月24日

可憐な花でも毒草のハエドクソウ(蝿毒草)

 夏に公園内で一番良く見かける花はハエドクソウである。細く真っ直ぐに伸びた花径に小さな花が付いている。花は白い漏斗状でピンクの部分もあり、目立たないけれど可憐である。しかし、この植物は全体が毒草で、蝿毒草の名前は実を殺虫剤として用いたことによっている。野草は付けられた名前で印象が変わる。花名を漢字で表記すると、この花はイメージの上で大損である。花名を変えられないとすればここは平仮名表記にして、少しでもイメージ低下を防ぐのが良さそうである。

細き花径(くき) 花小さくて 撮影難

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平仮名で 標記の期待 毒薄め

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2015年07月20日

中の川の清流を証明するバイカモ(梅花藻)

 中の川は護岸工事が徹底していて、低いところを流れる川の両側に石組みの擁壁があり、川のところには下りてゆけない場所がある。その擁壁の柵のところから川面を見ると白い花が咲いている。写真を撮って帰宅してネットで調べてみるとバイカモ(梅花藻)の花である。初めて気が付いた花で、梅の花に似ていることから命名されている。清流でなければ育たない水藻ということで、中の川は清流であることの証明になっている。札幌の他の川で見られるか今度注意してみようと思う。

良く見れば 水藻に咲いて バイカモ花

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花のみが 水面顔出し 不思議なり

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2015年07月19日

中の川と西野川の合流点

 中の川と西野川は近くを流れる川でもその源流が大きく異なるため、前者は水量のある清流、後者は都会の用水路といったところである。中の川は手稲山の麓に源流があり源流は山奥深くあるので辿ることが難しい。その分水が枯れず一年中流れがあり、サクラマスの遡上が見られる。西野川の源流は畑の中の用水路が源流で、雪解けの時期でもなければ流れは枯れた状態にある。流域の吐口からの水などで辛うじて流れがある。この両河川は西野2条9丁目のところで合流して中の川になる。

草刈り後 目に軽き景 河川敷

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合流点 流れ選択 サクラマス


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2015年07月17日

コンサドーレ札幌のユニホームを着けたアカスジカメムシ

 中の川沿いの小道を歩いているとノラニンジンの花が盛りである。この花にカメムシがよく居ついている。赤と黒の縞模様のアカスジカメムシが蜜を吸っているのか、白い花の上で動かない。赤と黒の縞模様はサッカーチームのコンサドーレ札幌のユニホームにそっくりである。胸のゼッケンにはスポンサーの石屋製菓の人気菓子「白い恋人」の文字があるので、白いノラニンジンの花にも通じる。中の川は「白い恋人」パークの近くを流れていて、これも何か関連付けができそうである。

カメムシは コンサドーレの ファンなり

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ノラニンジン 白い恋人 サッカー場

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2015年07月15日

飛ぶハクセキレイ(2015年7月15日)

画面から 抜け出る鳥を 撮り押え

 中の川の土手に止まっているハクセキレイに狙いをつけ写真を撮っていると、鳥が急に飛び立つ。飛ぶ鳥は一瞬にしてファインダーから消えてしまうので、撮るのが難しい。それでもどうにか飛ぶ姿を捉えると、鳥影は画面の縁に寄っている。

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春の植物観察デッキの夏と冬

 宮丘公園に丸太を並べた階段のある散策路に「春の植物観察デッキ」と記された標石が置かれている。この道では春にエンレイソウ、クルマバソウ、ニリンソウといった花が目に付き、散策路の名前の通り春が花に出会える季節である。夏になると立木の葉が陽を遮り、日陰の森の道になる。植物観察といってもこの時期は道の両側に笹薮が目立ち、ダイコンソウ、ハエドクソウ程度が目につく。これが雪の季節になると草丈の低い地上の植物は積雪の下になり、標石の雪文字が浮き出る。

夏場には 花の少なき デッキなり


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(パノラマ写真)

雪文字の 春の植物 雪の下

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2015年07月14日

今日(7月14日)の一枚

我が歩み カタツムリ似て 大雪山

 大雪縦走が頭にあって、大した訓練にもならないとは思いながら宮丘公園を歩く。雨が降った後で蒸し暑い。公園のアスファルトの道にカタツムリを見かける。その歩速の遅々としているところは、自分の大雪縦走を想像して重なる光景である。

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2015年07月12日

上手稲神社の御神木「銀杏」

 宮丘公園に接する上手稲神社の境内に大きなイチョウの木がある。御幣が付けられた御神木「銀杏」の謂れの表札が、木の近くに立てられてある。説明に、上手稲神社の旧社殿地にあった御神木が現在の社殿がある境内に有志により移植奉納された、とある。上手稲の郷の発展を見下ろしてきた「生き証人」の御神木である。樹齢が記されていないけれど、幹の太さからかなりの樹齢のものらしい。枝の葉は青々としていて、元気である。近くに土俵があり、相撲に加わる勢いを感じる。

御神木 生き証人で 上手稲


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(パノラマ写真)

イチョウの木 幹にご幣の 御神木

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今日(7月12日)の一枚

歩き来て 夏日予想の 朝を撮り

 朝刊の夏日の天気予報を横目で見ながら、いつもの宮丘公園を歩く。木陰があり早朝なので暑さはそれほど感じない。四阿のある展望広場でパノラマ写真撮影で、白樺の木が並んでいるところが写るよう場所を選ぶ。木間から朝日が漏れてくる。



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(パノラマ写真)
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2015年07月11日

水中で演技を見せるカモ(2015年7月10日)

 中の川の流れが緩やかで水深のある所でカモが餌取りに余念がない。水中の水草を取るためなのだろう、頭から水中に身体を突っ込む。結果として、尻の部分が水面の上に出る。面白い動作で飽かず上から眺め、時々カメラのシャッターを押す。時には水面から羽ばたいて飛び上がったりする。この時は羽の動きが速いので、白い衣を纏っているように写る。中の川は都会の川であるけれど、源流が手稲山にあり、水源が枯れることがないので、カモにとっても棲みやすい環境になっている。

潜るカモ 水面(みなも)突き出る 尻を撮り

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飛び上がる カモの羽衣 白く見え

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今日(7月11日)の一枚

暑さ避け 涼しきうちに 1万歩

 天気予報では暑い一日の予測。涼しい内に歩く歩数を確保しようと、宮丘公園に隣接する山道を散歩する。大きな木の茂った葉が朝日を遮り暑さは感じられない。帰宅して歩数計を見ると1万歩近く歩いている。撮ったパノラマ写真を合成する。


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(パノラマ写真)
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2015年07月10日

クレーン車も出動の中の川の草刈り

 中の川と西野川は西野2条8丁目付近で合流する。一度合流点付近の景観のパノラマ写真を撮っておこうと出かける。丁度河川敷の雑草の草刈りが行われた後で、刈り取られた枯草を運ぶ作業とぶつかる。都会の管理された川では、夏、雑草が伸びると草刈りが行われる。上流から下流に向かって草刈り作業が進められるようで、二つの川の合流点もさっぱりとした様子に変わっている。秋が来て、サクラマスが遡上する時、この合流点で川を間違えないのも、不思議と言えば不思議である。

草刈りの 進み二川の 合流点


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(パノラマ写真)

クレーン車 草刈り助っ人 中の川

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今日(7月10日)の一枚

犬の尾は 真っ直ぐ伸びて 朝日(ひ)に光り

 中の川の河川敷にエノコログサ(狗尾草)が朝日を背に輝いているのを撮る。犬の尾に似ているので「犬ころの草」が訛ってこの名が付いたという説がある。ネコジャラシの名もある。実が未だ大きくなっていないせいか、穂が垂直に伸びている。

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公園脇道路歩道に咲くミヤコグサ

 宮丘公園を突き抜ける北1条・宮の沢通の歩道を歩いていると、黄色の花が目に付く。蝶花なのでマメ科の花であるのはわかっても花の名前が出て来ない。帰宅して調べるとミヤコグサのようである。この花は花径を真っ直ぐに伸ばさず、這うようにして咲く。雑草に交じって咲いていても「都草」とは名前に違和感を覚える。昔、京都や奈良といった都で多く見られたため、という説をネットでみる。自動車が行き交う道路の歩道にはみ出して咲いている花に少しの雅を感じ取ろうとする。

雑草と 歩道に伸びて ミヤコグサ

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ミヤコグサ 都の雅趣を 求めたり

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2015年07月08日

宮の沢地区住民の朝のラジオ体操

 宮丘公園の所在地は西区西野である。公園の北東側は宮の沢地区となり、公園と宮の沢地区との境界に徹底的に護岸が行われた追分川がある。朝、追分川に架かる小さな橋を渡って宮の沢の住民が公園の入口の広場に集まってくる。何事かと思っているとラジオ体操が始まる。若い世代の姿はなく、皆年配者ばかりである。齢を取っても身体が動くようにと自衛の体操である。夏休みの子ども達の朝の体操は夏の風物詩であるけれど、年配者の体操は記憶の風景にはほとんど現れない。

円陣で ラジオ体操 開始なり


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(パノラマ写真)

アジサイや 体操眺め 夏に入り

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中の川の秋の風物詩のサクラマス遡上

 中の川の秋の風物詩は、細い流れのサクラマスの遡上である。産卵場所を求めてやって来ても、改修が行われている都会の川では産卵に適した場所がそれほど多いとも思えない。それでも比較的水深があり、流れの緩やかなところに留まっているサクラマスの姿を確認できる。ただ、目で確認できても写真を撮る段になると魚影を写すのは難しい。まして、パノラマ写真で水中の状態を撮影するのは無理である。どこに居るか確認しようと護岸の所で見ている人の姿の方ははっきり写る。

中の川 遡上魚見る 風物詩


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辛うじて 確認魚影 サクラマス

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2015年07月07日

森の中の散策路がある中の川の上流

 中の川の上流に向かって歩いてみると、川と並行する道は札幌市の西野浄水場の横を通り、森の中に入っていく。熊出没注意看板があるところを過ぎて、西野市民の森の散策路の西側入口に達する。木製のトイレがある道を北東方向に向かうと宮丘公園に抜ける。中の川の流れる方向に道があるので、この道を進むと細い流れに木橋が渡してある。二つの木橋で中の川の細い流れを横切って散策路を南東方向に歩いて行く。早朝で誰とも会わない道を黙々と歩き西野西公園の縁に達する。

岐路に立ち 川に沿う道 選らびたり


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(パノラマ写真)

源流は 流れの先か 中の川


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(パノラマ写真)

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2015年07月06日

公園を貫く道路のトンネル上の眺望

 市道の北一条宮の沢通が宮の沢公園を貫いて国道5号につながる。このバイパスの市道の一部はトンネルで、トンネル上部の公園部分は、道路に沿った開けた眺望になっている。南東側には西野の街が北西側には西区から手稲区の街並みを見下ろすことができる。北西側のさらに遠方には小樽市、石狩市が霞んでいる。公園の西方向には手稲山が迫って来くる。柵に寄って見ると、トンネルを出たバイパス市道が眼下に見える。園内の遊歩道は芝生広場と公園内の森をつなぎ人が行き来する。

遊歩道 芝生広場と 森つなげ


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(パノラマ写真)

夏草や トンネルの上 園地なり

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2015年07月05日

一等基準水準点のある宮丘公園

 水準点とは標高測定の際の基準になる点で、これを基に場所や山が基準海面からどのぐらいの高さなのかのデータを計測する。今ではGPSによって高度計測が行われていて、三角点と同様本来の役目は無くなっている。日本全国に第一等基準水準点は86ヶ所設置されていて、宮丘公園のものはその一つである。公園内にあるのは、周囲の環境が安定していて、建築等による移動や破損を避けるためである。標柱と一等水準点と記された礎石と金属標識があり、周囲の雑草は刈り取られている。

水準点 変わらぬ周囲 証しなり


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標柱に 護られてあり 水準点

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2015年07月04日

上手稲神社裏手にある宮丘公園

 上手稲神社の境内と宮丘公園は境界を接している。しかし、神社の裏から直接公園に行くのは、笹薮でも漕ぎ分けるのでなければ、道らしい道はない。神社裏手の公園は整備されていて、さらに石段が続いている。石段のところから札幌の都心部方向を見下ろすことができる。石段の途中でパノラマ写真を撮っていると頭上のカラスが威嚇する。石段をさらに登ったところに展望台を兼ねた四阿がある。四阿の東側には札幌市街が西側には手稲山が見え、良い眺めであるけれど、人影は無い。

石段で 撮る我威嚇 カラスかな


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(パノラマ写真)

景観が 売りの公園 人見えず


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(パノラマ写真)
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2015年07月03日

ジンヨウイチヤクソウに似ている花のウメガサソウ

 朝の散歩コースに宮丘公園を選ぶ。ジンヨウイチヤクソウがまだ咲いているかと、ごく小規模の群生地に足を運ぶと花は既にない。その代わりに、花は前記の花に似ているけれど、葉がかなり異なる小さな花を数株見つける。パノラマ写真に撮っても、全球写真の中で花の存在は撮影者でなければ確認できない。遊歩道横のわずかに開けた空間を見つけて咲いている。接写で撮った画像を帰宅してから拡大するとウメガサソウのようである。この花はイチヤクソウ科に属していると知る。

開け地を 見つけ咲きたり ウメガサソウ


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(パノラマ写真)

恥じらうか ウメガサソウは 下を向き

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西野の街を見下ろしての日の出のパノラマ撮影

 日の出の全球パノラマ写真を撮りに小高い見晴しの良い場所に行く。撮影場所から日の出を見ると、三角山から北に寄ったところから陽が昇ってくる。ここより低いところにある西野の街には陽の直接光は未だ届いてはいない。良い天気の一日の始まりである。パノラマ写真に写っている雑木林の北側に宮丘公園がある。しかし、積雪が進むと除雪の行われている住宅街から外れて山林の方に行くのは冬靴だけでは難しい。スノーシューかかんじきを用意して雪をラッセルして行くしかない。

全球の 景観撮りて 日の出かな

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山際に 昇る日の出を 撮る睦月

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2015年07月02日

中の川景観記録のパノラマ写真撮影

 朝の散歩で、中の川を川下の方に歩いて宮丘公園の入口に達し、気が向けば公園の坂を登っていくコースがある。中の川には何本かの橋が架かっていて、その橋の一つの中央でパノラマ写真を撮る。石組みの擁壁で囲まれた中の川は細い流れである。しかし、この川にはセキレイやカワガラス、時にはアオサギが居て写真の好標的となる。秋にはサクラマスの遡上も見られる。大都会を流れる川にしては自然の豊かさを感じさせてくれる川である。景観記録のためパノラマ写真を撮る。

橋中央 人影無くて 記録撮


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(パノラマ写真)

小川でも 自然豊かで 中の川

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ハクセキレイ(2015年7月2日・その2)

過眼線 セキレイの顔 隈取す 

 セキレイは水のあるところを好むようである。中の川ではハクセキレイ、キセキレイをよく見かける。ハクセキレイは黒い過眼線が白い顔の中心を走り、細長く鋭い嘴につながっている。過眼線がつぶらな瞳のやさしい顔の隈取になっている。

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今日(7月2日)の一枚

餌探し 頭水中 カワガラス

 朝の散歩時に中の川で久しぶりにカワガラスと出会う。幼鳥が成長して一羽で行動しているようだ。川面で泳いだり、水中に頭を突っ込んだりしている。カワガラスが餌の小魚でも捕えてところのショットを狙うが思ったような写真は撮れない。

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2015年07月01日

公園の雪道でのパノラマ写真撮影

 積雪の季節になっても宮丘公園には雪道ができている。散歩を日課としている人やペット犬の散歩に付き合って歩く人が踏み固めて道になっている。さすがに石の階段のところを通る人はいないようである。石段の近くにある水飲み場はビニールシートで覆われている。平らな公園であれば歩くスキーなどに利用されるのだろが、宮丘公園は坂が多いので冬のスポーツに利用されることはあまりないようである。雪が降れば訪れる機会の少ない公園のパノラマ写真を朝日の中で撮ってみる。

歩を止めて 続く雪道 写したり


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立木影 雪原に延び 師走朝

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2015年06月30日

アオサギ(2015年6月29日)

 中の川は上流になると小川と言ってもよい細い流れである。両川岸が護岸の石組みで壁のようになっていて、川には近づけないようになっている。そのせいもあってかアオサギが一羽飛来して留まっている。中の川では初めて見る大形野鳥のアオサギで、逃げるアオサギの追いかけを行って撮影する。こちらの様子を伺う時は横顔になって片方の目を使っている。顔の正面を見せることはほとんどない。近づきすぎると、長い首を伸ばした立ち姿から身を屈めて、飛び立つ準備に移る。

アオサギは 片目警戒 器用なり

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近づけば 離陸の準備 身を屈め

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2015年06月19日

二匹のキセキレイ(2015年6月19日)

キセキレイ 撮る半袖の ひんやり感

 今朝もカワガラスの姿を目にする。追いかけをせず、遠くから撮ると鳥の姿の細部が写らず、写真としては気にいらない。その代わり近くの流れにキセキレイが飛んで来たのでこれを撮る。二羽で番かもしれない。ひんやりと感じる朝である。

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2015年06月17日

今日(6月17日)の一枚

葉に隠れ リスも摘まみて サクランボ

 中の川沿いに歩くと又カワガラスの追っかけをすることになりそうなので、今朝は山の方の散歩コースにする。サクランボの木に動くものがいる。カラスかと思ったけれど色形が違うので写真に撮る。リスで、サクランボを食べているようだ。

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2015年06月15日

餌を捕るカワガラス(2015年6月15日)

追いかけて 流れで餌捕る カワガラス

 今朝は中の川に沿ってカワガラスの追いかけを行う。三羽ほどの群れで、集まったり離れたりして流れの中で餌を捕っている。カワガラスが川の流れに何度も頭を突っ込む。多分イワナのような小魚を狙っているのだろう。豊かな自然を感じる。

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2015年06月13日

カワガラスの若鳥(2015年6月13日)

若鳥が 餌をねだるか カワガラス

 中の川の土手を歩いていると流れに沿って鳥が飛ぶ。カワガラスかと撮ってみる。しかし、黒茶色の羽ではなくて、胸のところに白黒の斑がある。後で調べてカワガラスの若鳥らしい。川の岩の上で口を開け、餌をねだっているようにも見える。

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2015年06月07日

名前の面白いエゾマイマイカブリ

 オサムシの仲間らしい大型の虫が忙しそうに歩いている。虫好きというほどでもないので、見慣れない虫だと手に取ることはしない。しかし、写真に撮ろうとして、虫の進行方向に足を出して動きを止めながら撮影する。帰宅してから図鑑で調べるとエゾマイマイカブリと分かる。大型の虫であることは接写で全体に焦点が合っていないことでも分かる。カタツムリ(マイマイ)を食べ、カタツムリの殻の中に頭を突っ込む様子が被り物をしているように見えることからの命名で面白い。

マイマイを 被る様子と 名の由来

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マイマイの 殺し屋の目の 白き丸

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2015年06月06日

初見のカワガラス(2015年6月6日・その3)

白まぶた 目立つ化粧の カワガラス 

 北大祭からの帰宅道で、家の近くの中の川の岸辺を歩いていると黒っぽい鳥が素早く飛んで行く。少し追いかけて岸辺で待つと護岸のコンクリートのところに姿を現す。カワガラスである。目を閉じた時に目立つ白まぶたがはっきり写っている。

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2015年06月05日

赤色の鮮やかなタカラダニ

緑葉に 赤さ鮮やか タカラダニ

 宮丘公園の遊歩道を歩いていて、葉の上に小さな赤い虫がいるのに気が付く。写真に撮った時はダニの一種だろう程度しかわからなかった。ネットで調べるとタカラダニで、住宅地で大発生する場合もあるようだ。人を咬んだりの悪さはしない。

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2015年06月03日

浄海坊で名を覚えるジョウカイボン

 不思議なもので、花でも虫でも名前を覚えると目につくようになる。今まであまり目にしたことがないと思えたカミキリムシ似の虫の名前がジョウカイボンと知ってから探すと、宮丘公園はこの虫だらけの感じで見つかる。和名でもないとすぐに忘れそうなので、名前の由来をネットで調べると平清盛の法名「浄海坊」からという説のあることを知る。これだと覚え易い。他の昆虫を捕食するかなり獰猛な虫である。成虫の居る付近に成虫に似た小さなのが居て、これは幼体のようである。

ジョウカイボン 名の記憶策 浄海坊

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幼体も 獰猛なるか ジョウカイボン

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2015年06月02日

今日(6月2日)の一枚

パノラマで ギンラン探し 難事なり

  カメラを三台抱えて宮丘公園内を歩き、遊歩道の縁にギンランを見つける。見つけた場所でパノラマ写真撮影である。パノラマ写真にギンランは写っているけれど、撮影者本人でなければ見つけるのは難事である。拡大して撮った写真を添える。


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(パノラマ写真)

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(ギンラン)
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舗装路の危険な道行のカタツムリ

 宮丘公園の人が行き交うメインストリートは舗装されている。その舗装路をカタツムリがのろのろと行く。カタツムリの殻のデザインは様々で見ていて面白い。舗装路といっても車が通ることはないので車の下でつぶされることはない。しかし、前方を見つめて歩く事に専念している人の足に踏まれる心配はある。カタツムリにとっては危険な舗道と思われるのに悠々と見える道行である。長く伸ばした二本の触覚の先にある目にはカメラを構えた撮影者も映っているのか、気になる。

地を這うは 注意信号 螺旋縞

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触覚の 先端の目に 映る我

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2015年06月01日

ツリバナの花と膨らむ緑実

 ツリバナ(吊花)は赤い実になって弾けた時には人目を惹くけれど、花は小さく地味な色であるため見過ごしてしまう。宮丘公園の遊歩道に沿ってツリバナの木が幾本かあるのだが、注意していないと花が咲いていても目に入ってこない。木陰で空中にある小さな花にフォーカスを合わせて撮るのが難しい。近寄って見ると5枚の花弁の中央部で既に緑実が膨らんでいる。実の外側は仮種皮となり、これが裂開して赤い種がぶら下がる。夏の入口なのにもう秋に向けた準備が進行している。

ツリバナの 緑実(あおみ)膨らむ 夏入口

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ツリバナを 撮る先赤き 屋根のあり

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今日(6月1日・その2)の一枚

三原色 テスト画像に 青の欠け

 宮丘公園のツツジの植え込みのところで写真を撮っていて、花の赤(R)、木の葉の緑(G)、白樺の幹の白(W)色で色の加算混合式に思い当たる。W-R-G=Bの青(B)の青空が写っていれば、三原色の色の出具合のテスト画像になったものをと思う。

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今日(6月1日)の一枚

仏炎苞 取り付く虫の 命如何

 天気良い朝で宮丘公園を散歩コースに選ぶ。朝日の届かない遊歩道でマムシクサが仏炎苞の傘を広げ、苞の縁に虫が取り付いている。苞の下の方に隠れた花が雄花か雌花によってこの虫の運命は決まる。雄花であれば出口があり雌花には無い。

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2015年05月28日

今日(5月28日)の一枚

大ドラマ 始まりそうな 日の出前

 窓から見える日の出は3時台に近づいている。陽が顔を出す直前は、平凡な一日でもドラマを感じさせる空になっている。人が生まれる時も、その後の人生が淡々と過ぎるとしても、母親に抱かれて過ごす時には大ドラマの幕開けを期待される。

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2015年05月26日

ホオジロ(2015年5月25日)

 草花を撮る目的でマクロレンズを装着したカメラを持って宮丘公園を目指す。歩いている道で野鳥が飛び出す。マクロレンズを鳥の居る方向に向けて撮る。ごく近くの対象ならフォーカスを合わせねばならぬところ、遠くは固定焦点レンズとして機能するのでシャッターを押すだけである。帰宅してPCに映し出された画像を拡大してホオジロを確認。マクロレンズ1個で手元の花も撮れるし、上手くいくと野鳥をカメラで追いかけることもなく撮り込めることがわかってこれは収穫である。

想定外 マクロレンズで 野鳥撮り

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拡大し ホオジロの顔 認めたり

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2015年05月24日

今日(5月24日)の一枚

筋肉痛 確かめ歩く 遊歩道

 手稲山登山の翌日で、心配だった筋肉痛も今のところなく、朝の散歩に宮丘公園を選ぶ。朝日が木間から漏れてくる様子をパノラマ写真に収める。寒くもなく暑くもない新緑の頃のこの公園は歩いていて気持ちが良く、時々散歩の人に出会う。(パノラマ写真)


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2015年05月22日

クルマバツクバネソウ

花散歩 ツクバネソウを 見つけたり

 昨日の道新夕刊に「さっぽろ花散歩」の広告が出ている。今朝は宮丘公園花散歩となる。曇り空で薄暗い遊歩道を歩きながら花の品定めをする。珍しい花がないかと探してクルマバツクバネソウを見つける。これをPCに表示して広告本と重ねる。

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2015年05月17日

キツツキ類の開けた謎の穴

 昨日、小樽の下赤岩山の登山道を歩いていて、木の幹にキツツキ類の野鳥が開けたと思われる穴を見つけた。同じようなものを西野市民の森の遊歩道で見かけているので、今日の早朝幹の穴の写真を撮りに行く。穴を開けられた木に大量の虫が棲みついているとも思えず、巣穴のために穿たれたのかな、と推測してみる。しかし、巣にしては地面に近い場所に、数多くの巣穴というのも変である。縦長の幅の一定した穴を開けるのは根気の要る作業で、一度作業の現場を見たいものである。

木の穴は 巣穴推定 自信無し

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遊歩道 頭を過(よぎ)る 熊注意


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2015年05月16日

腎葉一薬草の実に止まる虫

 春先、ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)がどうなっているか小さな群落のある場所に行ってみる。花は未だで、昨年の実が冬を越した茎に残っている。その実を撮ろうと接近すると緑の実に虫が止まっている。動きが鈍く、実のところで何をしているのか分からない。羽があり、感じはハエの仲間のようにも見える。帰宅してから手元にある図鑑で調べても、虫の名前の同定には至らない。大きな図鑑で探せばあるいは見つかるかも知れないけれど、それまでする意欲が湧かない。

緑実を 食わんとするか 翅の虫

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薬効は 虫にも有りか 一薬草

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2015年05月15日

オオルリ(2015年5月15日)

図鑑見て これはオオルリ 儲け撮り

 遠くの梢に野鳥が止まっていて、200 mm望遠レンズで撮る。倍率が余り高くないので、帰宅してパソコンで拡大してみる。瑠璃色は確認でき、他の写真では顔から胸、脇にかけて黒で、その他の前面部は白く写っていて、オオルリのようである。

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オオルリと 判り撮るには 後祭り
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2015年05月12日

今日(5月12日・その2)の一枚

花火似て 飛び散る如く 咲きにけり

 宮丘公園の遊歩道で白い線香花火のような花を見つける。ユキザサかと思って図鑑を見ると葉の形が違う。花、葉の形からルイヨウショウマと同定して間違いなさそうである。漢字では類葉升麻でショウマに似た葉を持つことからの命名である。

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今日(5月日12)の一枚

スミレ撮る 目先看板 熊注意

 カメラを手にしていても、野鳥や動きの速い動物では遭遇のシャッターチャンスを生かせない。その点、草花は落ち着いて撮ることができる。スミレを撮る先に熊出没の注意看板がある。ここで熊が現われたとしても、上手くは撮れないだろう。

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2015年05月11日

今日(5月11日)の一枚

緑実が 観察デッキ モデルなり

 宮丘公園の遊歩道には整備された坂道があって、道の名前が石に刻まれている。「春の植物観察デッキ」の坂道に、蕊が実に変化したエンレイソウが草丈を伸ばしている。実は緑実である。天気が良く、朝日が遊歩道に日向と日蔭を作っている。

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2015年05月09日

今日(5月9日・その3)の一枚

道端に マムシ立ち居て 春小路

 マムシ草は茎の模様が蛇のマムシに似ていることから名づけられている。この草は地面から伸び始める時からマムシ模様である。マムシが立って並んでいるように見える。鞘茎から葉が出て、先端に蛇が鎌首を構えたような部分が現われる。

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2015年05月08日

今日(5月8日)の一枚

ニリンソウ 朝寝続けて 花弁閉じ

 朝の散歩での不都合は、夜花弁を閉じてしまう花は早朝でも閉じているか半開きの状態で、よく見ることができない点である。ニリンソウもそのような花なのか宮丘公園の遊歩道では未だ眠りについているかのように花を閉じ、下を向いている。

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2015年05月06日

今日(5月6日・その2)の一枚

朝日差す 春の小路の 分かれ道

 宮丘公園の遊歩道には名前が付いていて石に刻まれている。「春の小路」という名前もある。春この小路を歩くとエンレイソウ、エゾエンゴサク、ヒトリシズカ、イチゲ、スミレと春の儚い花々に出合う。昇ってきた朝日が木間から差してくる。(パノラマ写真)


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撮影難の野鳥(2015年5月6日)

茂る葉や 鳥に焦点 難事なり

 カメラを抱え早朝の宮丘公園を歩きながら被写体を探す。木を叩く音がして、アカゲラとわかる。アカゲラは動きのある鳥なので居場所を見つけ易い。葉が茂ってきて、アカゲラに焦点を合わせようとしても葉に合ってしまい、撮るのが難しい。

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2015年05月05日

メジロ(2015年5月5日)の一枚

感動は 初撮影の メジロなり

 西野市民の森の入口辺りまで足を延ばす。鳥が飛んでいる辺りに見当をつけ、写っているかどうかも確かめずシャッターを押す。帰宅してパソコンで拡大してみると、メジロが写っている。目の周りの白い部分が辛うじて認められ初撮影である。

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2015年05月04日

今日(5月4日)の一枚

望遠を 地に向けて撮る ブラシ花

 西野市民の森の遊歩道の端辺りから宮丘公園を回る朝の散歩コースとなる。写真のテーマは野鳥なのだが、木の葉が茂り出して撮るのが難しい。それよりも野鳥に出会わない。ブラシ状の白い花が目につく。ヒトリシズカで野鳥の代わりに撮る。

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2015年05月02日

今日(5月2日・その2)の一枚

春花木 紅白幕を 広げたり

 山桜に少し遅れて桜桃(サクランボ)の白い花が咲き出す。雲の無い朝空が広がっていて、桜と桜桃が紅白の幕のように坂道を取り囲む。その幕の向こうに西野の街が広がり、さらに街を取り巻く低山の連なりがある。今年は好天のGWである。(パノラマ写真)



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2015年04月29日

今日(4月29日・その3)の一枚

消えたリス 木に同化して 朝の森 

 西野浄水場の近くに西野市民の森の遊歩道の入口があり、その付近まで歩いて行く。リスが走って消える。見えなくなったリスを探すと、木の幹のところに居る。木肌に近い毛の色で、じっとしていると遠目には木の一部のように見えてくる。

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羽震わせるキセキレイ(2015年4月29日)

春来たり 羽震わせて キセキレイ

 川の護岸の石組みのところでキセキレイが声を高めて鳴く。鳴くばかりだけではなく、羽や尾羽を震わせる。何かの行為のようだ。多分番を求めるか、番になった相手にアッピールする鳴き声と仕草のようである。鳥の鳴き声が春を告げている。

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2015年04月23日

今日(4月23日・その2)の一枚

撮影は 下から目線 萼の花

 宮丘公園の遊歩道にエンレイソウが咲き出した。花には花弁が無く、萼が花弁のように見える。下向きに咲くので花の中を撮るのが容易ではない。望遠レンズのカメラを低い位置に構えて撮ってみる。どうにかフォーカスを合わせた一枚である。

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今日(4月23日)の一枚

書き替わる 熊情報に 辺り見る

 宮丘公園から西野市民の森への入口の所に熊出没注意の看板があり、新しい情報に書き替わっている。看板から続く道はたまに歩くこともあるので要注意である。ここら辺では鹿、狐、狸の動物には遭遇しているけれど熊に出合った事はない。

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2015年04月20日

今日(4月20日)の一枚

幹咲きが 枝咲き抜いて 梅の花

 果樹園の梅の花が綻び始めた。北海道では梅と桜がほぼ同時に咲くのだが、幾分梅の方が早いみたいである。枝の花は未だ蕾なのに幹の花は既に開花している。幹の方が枝より開花の条件が先に整うためだろう。一両日に枝の花も開花である。

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2015年04月19日

キセキレイ(2015年4月19日)

求愛は 流れの中で キセキレイ

 流れの中から鳥の鳴き声がする。頭から背にかけて灰色で、胸と長い尻尾の付け根部分が黄色い。キセキレイである。写真を拡大して見ると口を開けて鳴いている様が撮らえられている。春先なので、番になる相手を求めて鳴いているのだろう。

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2015年04月18日

今日(4月18日)の一枚

延齢草 開花準備の 蕾なり

 西野市民の森から宮丘公園にかけての遊歩道のスプリングエフェメラルの咲き具合を見ながら歩いてみる。山道の雪はほぼ解けているものの、花が咲き出すのにはもう少し日にちが必要のようである。延齢草も蕾を閉じていて開花準備中である。

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2015年04月16日

今日(4月16日)の一枚

運動は これで足りるか カモ番(つがい) 

 朝散歩をしないとケータイの歩数計測は0から増えない。少々気が咎めるので、葉書を出しにポストまで歩く。ポストも少なくなって、最寄りのポストまで歩くと2千歩弱になる。橋の上からカモの番を撮る。雨は上がったけれどかなり寒い。

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2015年04月13日

遊ぶアカゲラ(2015年4月13日)

アカゲラが 幹に二羽居て 隠れん坊

 アカゲラが2羽近づいたり離れたりして遊んでいるようである。両方とも雄なので番ではない。アカゲラは群れない鳥なので、2羽が木の幹で隠れん坊をやっている様子は写真に撮っていて面白い。両者が顔を合わせているのをどうにか撮れた。

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2015年04月12日

今日(4月12日)の一枚

フキノトウ 朝日(ひ)を照明に 今朝主役

 今朝も写真になる日の出を撮り逃がした。見晴らしの良いところに歩いて行った頃に陽はまともに撮ることを拒否する輝きになっている。道端にあるフキノトウに出演願うことにして、朝日を照明にし、大都会を背景にした朝の寸劇を撮影する。

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2015年04月07日

ヒヨドリ(2015年4月7日)

ヒヨドリが 花芽啄む 柳枝

 ヒヨドリが枝で何かを啄んでいる。良く見るとバッコヤナギの花芽を食べている。野山に野鳥の餌になるものが次々と出てくる季節になってきた。地上には依然雪が残り、野の花が咲くのには未だ日数を要するだろうけれど、それもすぐである。

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2015年04月05日

今日(4月5日)の一枚

石垣と 雪垣並ぶ 浅き春

 久しぶりに中の川の散歩コースを歩いてみる。「春は名のみの風の冷たさ」の通りの朝で、小川沿いの道は大方雪が解けている。所々に大きな雪の塊があるのは、冬の間に雪捨て場になったところだろう。解け出した雪水で川の流れに勢いがある。

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2015年03月30日

今日(3月30日)の一枚

柱頭で バッコヤナギが 春放射

 雪が解け出し、笹の葉が姿勢を正し始めた山裾にバッコヤナギの花が咲いている。固い殻が破れ、内から白い綿毛の塊が弾けるように飛び出し、さらに先端が黄色の柱頭が伸びて開花である。雄花と雌花があり写真のものは雄花のようである。

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2015年03月28日

今日(3月28日・その2)の一枚

フキノトウ 湧き出して咲く 小川縁(べり) 

 暖かい。パソコンの前に座っているのがもったいない日で、家の近くを歩く。中の川の水量が増してきたようだ。これから雪解けが進むと、小川でも奔流となって流れる。川縁にフキノトウが、雪解け水に連れられて湧き出すように咲いている。

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2015年03月27日

今日(3月27日)の一枚

逆さ木の 根本に咲くや フキノトウ

 山道の雪解けが進んで、水溜りが出来ている。フキノトウが雪と水との境目に顔を出して来ている。フキノトウが天からの光を求めて上を向いて伸びているのに対して、水面に写った木の方は、水を求めて地に向かっているかのようである。

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2015年03月26日

今日(3月26日)の一枚

陽の赤く 固雪の道 野鳥(とり)鳴かず

 気温の低い早朝は雪が固まっていて、長靴で歩いても埋まらない。久しぶりで宮丘公園の林道を歩く。林の向こうに日の出の赤い太陽がある。雪道で野鳥に出合うかと期待していたけれど、鳥の鳴き声も聞かない。天気が約束された一日である。

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2015年03月21日

今日(3月21日)の一枚

蕗の薹 山道に咲き 彼岸晴れ

 良い天気である。彼岸荒れという言葉は聞くけれど、彼岸晴れの言葉はないようだ。しかし、今日は彼岸荒れならぬ彼岸晴れである。スノーシューをつけて山道を歩くと、蕗の薹が目に付く。遠目には葉しか見えないけれど細かな花の薹である。

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2015年03月18日

今日(3月18日・その2)の一枚

ナニワズの 花芽固くて 彼岸入り

 カンジキを履いて山道を歩く。気温が高く、内部が解けた腐れ積雪にカンジキも威力半減である。根開けが進む木の根元に、緑の葉と黄色の花の固い蕾のナニワズの木を認める。春がすぐそこまで来ているのを感じる。暦では彼岸の入りである。

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2015年03月17日

今日(3月17日・その2)の一枚

根開け木の 花芽は固く サクランボ

 運動不足解消のため、かんじきを装着した長靴で近くの山道を歩く。サクランボ山と呼ばれている少し小高いところからパノラマ写真を撮る。サクランボの木が薄日にシルエットのように写り、その花芽が開くのは約2か月後になるだろう。(パノラマ写真)


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2015年01月10日

今日(1月10日)の一枚

これがまあ 一日成果 ナナカマド

 天気が良いので申し訳程度に外に出る。川の傍で除雪の雪が積み上げられているところに足場を作ってナナカマドを見上げるようにしてパノラマ写真を撮る。足場が悪かったため、良いデータが得られず、パノラマ合成に時間を費やしてしまう。


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2015年01月07日

今日(1月7日)の一枚

新年や 淡き林景 七日なり 

 荒れるとの天気予報なのだが、細かな雪が降っていて、時折雪雲を通して陽が差してくる。窓越しで撮ろうとしても、これといった被写体がない。家を出て近くの林の見えるところまで行って撮ってみる。今年になってもう1週間が経っている。

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2015年01月03日

今日(1月3日)の一枚

青白の 天地を撮りて 雪野道 

 暖衣飽食でパソコンの前に座っていれば、これはもう体重が増えるばかりである。体重計に乗ってみる気力も失せている。これではいけないと青空の広がる近場の雪道をスノーシューを履いて歩く。西野の街が雪に埋もれて下方に見えている。(パノラマ写真)


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2015年01月01日

今日(1月1日)の一枚

撮り初めや ケータイ人と 初日の出

 元旦は上手稲神社境内で初日の出の写真を撮るのが仕事(趣味)始めのようになっている。今年は晴れた朝空に昇る陽の写真は撮ることができず、ご来光を期待して境内に集まった参詣者がパノラマ写真撮影の対象になった。気温の低い朝である。(パノラマ写真)


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2014年11月22日

今日(11月22日)の一枚

青々と 地に腎葉(じんよう)の 飛び出たり

 気温が高いので久しぶりに宮丘公園の遊歩道を歩く。最近歩く距離が短く、少しの距離でも息切れする。腎葉一薬草が群生している場所も落ち葉で覆われている。落ち葉の間から顔を出している葉はこの時季でも青々として薬草の雰囲気である。

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2014年10月30日

今日(10月30日)の一枚

晴天の 放射冷却 手冷たし

 空に雲の無い朝である。このような日は放射冷却で寒い朝となる。天気予報でも朝は寒く、日中は気温が上がるとの事である。今朝は用心して指先部分だけが出る手袋をはめての写真撮りである。日の出時にシャッターを押す手に寒さが伝わる。

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2014年09月23日

番カモ(2014年9月23日)

番カモ 会話の可視化 波紋なり

 遡上するサケに狙いをつけた小川でカモのつがいが朝食中である。川の中の水草や苔でも食べているのだろう、水中に頭を入れたり出したりする。その瞬間に波紋が広がって行き、つがい同士の会話が水面に可視化されたみたいに見えてくる。

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2014年06月06日

今日(6月6日)の一枚

アカシアの 花と重なる 大都会

 道内は連続の真夏日が続き札幌も暑かった。今朝は曇り空で、歩いていてもひんやり感じる。気がつくとニセアカシアの花の季節に入っている。この木花は咲き出すと木が遠目にも白くなる。この花がよく詠われる大都会札幌の都心部が見える。

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2014年06月03日

今日(6月3日・その2)の一枚

リスと人 樹上と地上 対峙なり

 宮丘公園の遊歩道を歩いていると音がする。周囲を見回すと木の幹にリスが居て、その動き回る音である。予想していなかったのでシャッターチャンスを逃してしまう。瞬時、動きを止めたリスが、むき出した目でこちらを伺っているのを撮る。

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2014年05月23日

二匹の雄カモ(2015年5月23日)

見つけたり 流れの中の 同性愛

 野生のカモがつがいでいるのはよく見かけるけれど、雄同士が一緒のところはあまり見かけない。中の川の流れに見かけた雄同士のカモは、ニアミスしたというよりカップルになって居る。同性愛とは人間のみならず、野生にもあるようだ。

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2014年05月12日

ヒヨドリとリス(5月12日)

 朝の散歩で中の川沿いに歩いて西野市民の森の入口近くまで行く。5月に入っての熊情報があり、先に進むのをためらう。熊情報はやはり恐ろしい。ヒヨドリが枝に止まっていて動かない。未だ睡眠中かと思えるけれど、この明るさではそれはないだろう。頭上で音がする。リスが一匹枝で飛び回っている。リスの方は動きが早くて、シャッターチャンスを何度も逃す。動体視力は弱視判定で、片目はファインダー、もう一方の目は全体景を見る芸当ができない。撮ったうちの数枚を残す。

ヒヨドリは 眠り続くか 動きなし

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弱視の目 リスの動きを 遅れ追う

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2014年05月02日

今日(5月2日・その2)の一枚

パノラマで エンレイソウ撮り 遊歩道

 エンレイソウが遊歩道でどんな風に咲いているのかパノラマ写真に撮ってみる。花の写真ならカメラを近づけてズームイン状態で撮るのが普通なのだが、山野草になると周囲の景色も記録しておきたい。パノラマ写真はこれが可能で便利である。


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2014年04月19日

今日(4月19日)のパノラマ

残雪の 園地に来たり 日の出かな

山裾と 街せめぎ合い 宮丘地

 宮丘公園は手稲山が宮の沢で平地に接続する辺りにあり、園内の雪は4月の下旬に入っても解けない。家から裏山を越してこの公園に出てみる。歩く人にはめったに会わない園内でパノラマ写真を撮ると、手稲区や西区の街並みが見下ろせる。



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今日(4月19日)の一枚

燃え幹に 白き枯れ花 ノリウツギ

 ノリウツギの枯れた花が枝に残っている。枯れ花とはいえ、緑の戻ってこない春先、枯れ木の林の中で観賞に値する。朝日が差して木肌を赤く染めているのを、アートフィルターを使ってポップ調で撮ってみる。木肌が燃えているように見える。

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2014年04月18日

アカゲラ(2015年4月18日)

 アカゲラは赤いスカートと帽子に白黒の縞コートを着込んでいるようだ。望遠レンズで狙いを定めて、この奇抜なデザインの姿を撮る。アカゲラの止っている木を撮り込んだパノラマ写真で、アカゲラが写っているか探してみる。望遠レンズを向けた先はパノラマ写真でもわかるので、アカゲラが枯れ木を突いていた部分を拡大して見ると、それらしい姿が写っている。ただ、アカゲラの姿は枯れ木の瘤のようにも見え、撮影者でなければ居場所を見つけるのはほとんど不可能だろう。

望遠の レンズ捉えて 奇抜鳥

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パノラマに 写るアカゲラ 幹の瘤


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2014年04月12日

今日(4月12日・その2)の一枚

雪解けや 雪がプレスの 枯葉敷

 久しぶりに宮丘公園の四阿のところまで行ってみる。四阿の屋根に届いていた雪も消え、雪が退いた後には重い雪で地面に圧着された枯葉が現れてきている。枯葉の絨毯をはがすようにして地面に緑が戻ってくるにはもう少し時間が必要である。(パノラマ写真)


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2013年12月10日

今日(12月10日)の一枚

絵の蝉の 幻聴ありて 気温高 

 気温が上がる。林道に積もっていた雪も解けて湿った落ち葉道になっている。土の下で冬に備えている蝉の幼虫にもこの暖かさが伝わっているのだろうか。羽化した蝉の絵が案内板にある。絵の蝉達ももうすぐすると雪の下に埋もれてしまう。

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2013年12月01日

今日(12月1日)の一枚

林道(はやしみち) 雪の根付きて 師走入り

 今日から師走。雪のチラつく中、林道を歩いて来る。街の車道が根雪で覆われるのは師走の中旬から下旬で、今はアスファルトが出ている。林道の方は一足早く根雪の状態になっている。そのうち林道の根雪は深くなり、歩くのが難儀となる。

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2013年11月19日

今日(11月19日)の一枚

弾力を 靴底とらえ 枯葉(は)の絨毯

 今にも雨が降って来そうな空である。雨が降れば早々に引き返す心積もりでカメラを提げて歩き出す。雨も降らずに林の道に踏み込み、敷き詰められた落ち葉の絨毯の上を歩く。落ち葉が湿っていて、枯葉の重なりが弾力を増して足底に伝わる。

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2013年10月08日

爪句@今日(10月8日)の一枚

熊注意 公園閉鎖 風物詩

 宮丘公園の隣接地で木が引き裂かれたように折れている。傍に熊のフンがあり、熊が果樹の実を採るために行ったようである。今朝公園の入口に行ってみると、熊出没注意の看板があり公園は閉鎖である。この光景は秋の風物詩になっている。

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2013年09月29日

爪句@今日(9月29日)の一枚

ツリバナは 輝き控え 暗き朝

 陽が隠れ、光の弱い朝である。林道にツリバナの木があって、赤い実がぶら下がっている。これは蒴果で、はじけると赤い種子が釣り下がる。朝日に照らされると赤く輝く実も、暗い朝の林の中ではその輝きを控えている。9月も終わりである。

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2013年09月27日

爪句@今日(9月27日)の一枚

二百円 野菜の並び 寒き朝

 自宅近くに、かつて梅林と農地があった。梅林が区画整理されて住宅地になった経緯で、住宅街に農地が残っている。そこで野菜が作られ、収穫されたものが台の上に乗せられ、売られている。野菜直売所の幟が寒くなった朝の陽を集めている。

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2013年09月26日

爪句@今日(9月26日)の一枚

川水増し 魚の泳ぎに 気合入り 

 朝はめっきり寒くなってきた。中の川のサケの遡上と産卵が続いている。胴体が赤くなっている雌サケを魚体の小さな雄が取り巻いている。昨日までの雨で川水が増えたせいか、サケは水に身を隠し易くなったようで、大胆な泳ぎを見せている。

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2013年09月21日

爪句@今日(9月21日)の一枚

産卵の 動作狙いて 案山子立ち

 サケは下半身と尾びれを使って河床に卵が固定される穴を掘る。ここに産卵し周囲群がる身体の小さな陸封されたオスのサケが精子をかける。その穴掘り動作の写真を撮ろうと川岸で案山子立ちである。動作で波紋が生じサケの下半身が消える。

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2013年09月20日

爪句@今日(9月20日)の一枚

マス尾びれ 産卵進むか 白くなり 

 サケが産卵のため遡上して川に留まっている。川の中のサケの確認写真を毎日撮っても面白味がない。サケの動きや周囲の物との組み合わせを撮ってみたいものだと、今朝は川岸に一輪見えるオオハンゴンソウと並んでいるところを撮影する。

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2013年09月18日

爪句@今日(9月18日)の一枚

初めての 遡上確認 秋の使者

 自宅近くの中の川に、遡上する今年初めてのサケを確認する。水の中でも腹部の赤い産卵色が見える。雨のせいで川水が増水で、サケには好都合なのかもしれない。サケの遡上は続くだろうから、朝の散歩の被写体は当分サケになりそうである。

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2013年07月21日

爪句@今日(7月21日)の一枚

この夏に 花を咲かせて 生を終え

 西野西公園の縁を歩いているとオオウバユリが咲いているのが目に止まる。周囲に草丈のある雑草が無い中、一本だけが茎を伸ばして横向きに花を開いている。7年ほどかけて花が咲くまで成長し、花が咲いた後はこの株は枯死し一生を終える。

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2013年04月09日

爪句@今日(4月9日)の一枚

春一番 先ず花の出て 蕗の薹

 蕗の薹と蕗が同じ植物であるとは長いこと知らなかった。蕗の薹は蕗の花で、蕗は葉の方を指している。この両者は時期がずれて姿を現し、まず咲き急ぐかのように春一番で蕗の薹、花が終わる頃に、葉の方が地面の別のところから出てくる。

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2013年04月03日

爪句@今日(4月3日)の一枚

大雪の つけの残りて 中の川 

 雪の無い季節にその両岸の遊歩道を散歩する中の川は、川面がやっと現われた状態である。散歩道は雪の山である。今年の大雪のつけは4月の下旬頃まで残る感じである。ただ、日にちはすぐに経つので、気が付けば川岸を歩いているのだろう。

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2013年03月28日

爪句@今日(3月28日)の一枚

締まり雪 リスの走りて 弥生末

 曇り空であったけれど、昨日同様宮丘公園まで行く。雪が締まっているので積もった雪の上を歩いて行く。四阿のところでリスを見つける。リスも締まり雪の上は走り易いのか疾駆である。その速さにカメラが追いつかない。弥生月も末である。

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2013年03月27日

爪句@今日(3月27日)の一枚

切り餅を 四阿(しあ)の屋根皿 取り置きて

 この一週間ばかり単身赴任状態にある。作り置きのものを電子レンジで温めるだけの朝食後、久しぶりに宮丘公園まで行ってみる。例年ならもっと雪解けが進んでいるはずの広場も厚い雪で埋まり、四阿の屋根の雪も当分解けそうにもない。

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2012年11月23日

今日(11月23日)の一枚

雪が舞い 新雪縁取る 枯葉道

 雪のちらつく中を久しぶりに宮丘公園の遊歩道を歩いてみる。枝はすっかり葉を落とし、道にくすんだ褐色の枯葉の絨毯が広がる。この絨毯を縁取るように新雪がある。この雪の範囲が拡大して、枯葉の道を覆い尽くすのも時間の問題である。

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2012年08月30日

今日(8月30日)の一枚

果樹園や 客の代わりに 朝狐

 カメラを抱えての散歩では、写したい何かが目に入ってくるので面白い。今朝はサクランボ園の入り口のところで狐を見かける。まだ仔狐のようで、遠くからこちらを伺っていて、距離を縮めようとするとすぐに草むらに逃げ込んでしまった。

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2012年08月14日

今日(8月14日)の一枚

木に下がる 秋の七草 クズの花

 久しぶりに朝の山道を歩いてみる。クズ(葛)のツタが木から下がって花が立ち上がるように咲いている。秋の七草に数えられるけれど、繁殖力が強くてそのツタに捕まった低木はクズで覆われてしまうほどである。秋の七草の風情から遠い。

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2012年07月21日

コゲラ(2015年7月21日)

枯れ幹や コゲラ大工の 錐の跡

 今朝の散歩は宮丘公園を選ぶ。「おはよう」程度の声掛けの常連が歩いている。ドラミングを耳にし、音の主を探す。木の間にコゲラの姿を見つける。下から見上げる嘴は長くて錐状である。写真を撮っている間に虫を捕まえることはなかった。

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2012年04月25日

今日(4月25日)の一枚

遊歩道 葉の無き木の間 リスの見え

 宮丘公園の遊歩道の雪はすっかり解けて歩き易くなった。枝に葉が戻っていないので、見通しの良い木の間に、動きの速いリスを見つけて撮ってみる。この時季林の中で充分な餌があるとは思えないけれど、木の実を採って食べているらしい。

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2012年03月12日

今日(3月12日)の一枚

ハリギリの 冬芽守りて 幹の棘

 この季節、気温の低い朝の野山の散歩は面白い。日中積雪の内部が解け、それが夜間凍って固まり、冬靴で雑木林の雪の上を自由に歩けるからである。夏には近寄ることが難しそうな場所のハリギリの若木が、雪の中で冬芽を膨らませている。

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2012年03月06日

今日(3月6日)の一枚

カメラ向け 昼寝の狸 起こしたり

 曇っているけれど風は無く、気温は高い。山歩き日和なので、締まった雪の上を冬靴で歩く。先日遭遇した狸なのか、雪の上で昼寝をしているのがいる。この辺りに棲みついたようである。カメラを向けるとこちらを見て起き上がり去って行く。

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2012年02月26日

今日(2月26日)の一枚

エゾリスが 雪の波間に 浮き沈み

 午前中陽が出て天気が良い。運動がてらスノーシューを履いて近くの裏山を歩く。エゾリスが雪原を走り周っている。木の根元が冬場の餌の貯蔵場所のようで、根元から根元と素早く移動する。まるで雪の波を泳いでいるようにも見えてくる。

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2012年02月15日

今日(2月15日)の一枚

 今年の札幌は雪が少ない。これというほどの吹雪もない。札幌以外の道内各地で大雪の報道があっても、同じ道内とは思えない。それでも今朝は雪で家の周囲が白くなっている。木に雪の花が咲いたようで、カメラを抱えて雪景色を撮りにゆく。

雪の花 誘われて出て 花見なり

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2012年02月02日

今日(2月2日)の一枚

 久しぶりに日の出時にパノラマ写真を撮りにゆく。気温は相当低いけれど、風がないのでそれほど寒い感じはしない。パノラマ写真を撮っているわずかな時間に、陽は山際から駆け足で天空に昇っていく。朝の雪道を通る人影も見当たらない。

山際を 駆け足離れ 日の出かな

(クリックでパノラマ動画)

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2011年01月03日

正月2日の宮丘公園遊歩道

 2日は穏やかな日で、元日に続いて宮丘公園の遊歩道を歩いてみる。小高いところから北東方向を見ると、左側にJR琴似駅近くの高層ビルが目に入る。右側にはJR札幌駅のJRタワーが見える。これらのビルの背後の雪をいただいた山々が、どこら辺の山なのかわからない。夕張辺りの山か、もっと遠く大雪あたりまで見えるのだろうか。

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 遊歩道には野鳥の解説板があるけれど、この時期目につく野鳥はヒヨドリぐらいなものである。それも山ではなく、人里に集まっている。

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 北から東の方向に雪をいただいた山が見える。ピンネシリを含む山なのだが、正確に山の名前を列挙して対応させることができない。

雪山が 近づいて見え 大都会

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 北の方向にも山並みがあり、これは浜益、増毛あたりの山塊なのだろう。こちらも個々の山の名前を挙げることができない。手前には西区から手稲区の街並みが広がっている。

見下ろせば 見慣れた街が 続きたり

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 カラマツの林だろうか。すっかり葉を落として、幹に枯れたような枝を伸ばしている枯れ木の林の傍を過ぎる。

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 下り坂になると、西野の街の手稲山寄りの住宅街が下に見えてくる。我が家を確かめて写真を撮る。明日の天気はどうなるかわからないけれど、この分では、今年の正月は穏やかな三が日で終わりそうである。

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2009年10月24日

落葉道

 ラジオ体操を、公園の遊歩道で行っている一団がある。朝の散歩とラジオ体操を日課にしている早起き組みである。秋が進行して、朝は寒くなってきていても、この体操会は続いている。皆が集まって、掛け声も出しながらの体操は、外国人が見たらちょっと奇異に感じる光景かもしれない。遊歩道を落葉が覆い、体操を終えた人たちが枯葉を踏み、帰ってゆく。それを、身を屈めてカメラに収めている我が身も、奇異な存在かもしれない。この道はやがて雪で埋り、歩く人も居なくなる。

帰宅時は 体操余韻 落葉踏み

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枯葉あり 生き良き葉あり 落葉道

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2009年10月23日

秋の朝の光

 朝の光が作り出す光景は様々なものがある。枯葉で敷き詰められた山道に木の影が長く伸びている。木の葉が落ちて、木の間からの朝日が通り易くなったか、影がはっきりしてくる季節になってきた。地に伸びた影の幹を落葉が覆い、地上の木が地面に生長しているかのようである。林が切れ、空間が開けたところの天空に虹がかかっている。秋空の虹は、山の黄葉や紅葉が空に色を投射しているようにも見える。虹が束の間天空にあるように、木葉の錦が山を飾る期間も束の間である。

影の木の 地上に伸びて 枯葉生え

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秋の虹 黄紅葉の 投射かな

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2009年10月09日

散歩道の栗の実

 朝の散歩道に落ち葉が増え、秋の深まりを感じる。道端に落ちている栗の実も、毬(いが)が緑ものから茶色に変わってきて、弾けた毬から栗の実が顔を出している。毬付きの栗の実を切り株の上に乗せて、写真撮影である。この時は、栗の実はモデルになって、カメラの角度に良さそうなポーズを取らされることになる。栗の実は地上に落ち毬から中の実が出てくるのかと思っていると、枝の上で毬が弾けて、弾けた毬に実がうまい具合に乗っているのを見つけた。雨上がりの朝である。

栗の実も モデルになりて 散歩道

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栗の実の 枝で弾けて 雨上がり

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2009年06月07日

中空にぶら下がる幼虫

 宮丘公園の散歩道を歩いていると、道を塞ぐかのように中空に蝶か蛾の幼虫と思われるものがぶら下がっている。写真を撮って後で見ると、画像合成を行ったようなシーンがパソコン画面上に表示される。さらに近づいて撮った写真では、地面に奇妙な物体が立っているようにも見える。実際のところ、道の上にある木の枝から幼虫が糸でぶら下がっているだけである。しかし、急に目の前の中空に幼虫を認めるとびっくりする。何の幼虫かはわからず、虫となると調べる気が起こらない。

中空に 塞ぐものあり 早き朝

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山道で 前衛オブジェ しばし見て

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2009年06月02日

春ゼミの抜け殻

 六月に入っていないのにセミの声が聞こえる。春に脱皮するので春ゼミなのだろう。注意深く木の幹を見ると、抜け殻が取り残されている。殻を抜けるとき殻ごと地上に落ちないように、しっかりと爪で木の幹に取り付くため、抜け殻になっても幹から離れずについている。羽を得た成虫の方はもう幹の周りには居らず、枝の葉に隠れて鳴いている。鳴き声が近くでも姿は見えずである。この時期北海道は気温が上がったり下がったりで、セミも成虫に脱皮する時期の判定が難しいだろう。

脱皮ゼミ 姿は見えず 声響き

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抜け殻の 幹に残りて 朝日かな

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