2007年11月30日
英語会話力と脳検査
JICAがサポートするフィリッピンからの若手リーダーのIT研修プログラムは昨日Action Plane(研修成果を帰国後にどのように生かすか)の発表会があり、その後このプログラムの評価会と続き、卒業式(?)でプログラムは終了しました。このプログラムの視察の手配等でお手伝いした関係上、昨日一日はJICAの札幌国際センターで英語でのお付き合いです。
卒業式後の最後のパーティで急に乾杯の音頭なんかを頼まれるので、かなりおかしな英語での挨拶です。で、会場に居る顔見知りとこんな真面目は会話となります。「先生、最近どこか体の調子が悪くありませんか」、「えっ、特に無いとは思っていますが」、「英語の話が詰まります」、「う~む、日本語の会話でも単語がスムースに出てこないこともあるから、まして英語では」、「一度病院で頭の検査をされた方がよいですよ」。若い頃ならこれはこちらの英語会話の下手さ加減を婉曲的に評しているのだろうと、ある意味余裕の対応なのだが、話かけてきた相手が、心臓の血管が詰まって手術をした経歴の持ち主で、今更当方の英語力を評しても意味はないところでの話しで、英語のスピーチで脳の健康診断をされる齢になったかと、英語のスピーチが詰まるよりは脳の血管が詰まっているかと気になりました。