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2018年06月30日

今日(6月30日・その2)の一枚

早々と ネットに写真 我が家かな

 「爪句@マンホールのある風景 上」の再校に、増毛町のマンホールのデザインの魚は鰊ではなく鮭ではないかとの確認事項。ネットで増毛町のマンホール画像を見ていたら、爪句集に載せた我が家前の蓋絵の写真がアップされていてびっくりする。

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2017年3月 列車交換のある野花南駅

 根室本線野花南駅は列車交換が出来る駅である。列車交換のため上りと下り線に千鳥式のホームが設けられていている。列車を降りて上下の線路に列車が揃うのを待ってパノラマ写真を撮る。全球パノラマ写真を回転すると別々の列車が見える。

待機して 列車交換 写したり


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 野花南はアイヌ語の「ノッカ アン」(仕掛け弓のさわり糸のある所)への当て字説が有力で、意味はともかく響きの良い地名である。駅舎と重ねて隣駅の上芦別駅に向かうワンマン列車を撮る。反対方向にあった島ノ下駅は2017年に廃止された。

野花南は 響き良き名で 列車行き
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 野花南駅舎は隣駅の上芦別駅と廃駅で信号所になった旧島ノ下駅の駅舎と同じ形である。駅舎横に大正2年11月に建立された「国鉄開通記念碑」が野花南町開基百年事業として修復されて置かれている。敷設された鉄道が縮小する時代に入っている。

兄弟の 駅舎呑み込む 廃止波


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 野花南駅舎を覗いてみる。カーテンのかかった切符売場があり、かつて有人駅であった名残である。時刻表に運賃表が壁にあり、駅である最低の要件を満たしている。椅子が窓際に4脚ずつある他は何もない空間だけで、殺風景が椅子に座っている。

殺風景 椅子に座りて 駅舎内


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今日(6月30日)の一枚

自転車道 終端達し ドローン撮

 A市に行く家人をJR発寒中央駅まで送る。琴似発寒川の上流方向に延びているサイクリングロードの行き止まりまで自転車で行く。道の終りのところでドローンを飛ばし空撮。バス停の「平和の滝入口」のところにバスが停まっているのが写る。


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(空撮パノラマ写真)
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シリーズ2705・「パノラマ写真」ここはどこ

 標高の高いここはどこの駅。


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2018年06月29日

今日(6月29日・その2)の一枚

修理出す カメラ具合や 試し撮り 

 カメラの調子を見るため庭のバラを撮ってみる。ちょっとした加減で画像表示がおかしくなる。カメラ店に持って行き修理の見積もりを頼む。修理代が高い場合は同じ型の中古品を買う事にして、ネットで調べてもらった1台を押えてもらう。

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2017年2月 回文駅名の瀬戸瀬駅

 石北本線瀬戸瀬駅は遠軽町瀬戸瀬西町にあり、国道333号(遠軽国道)から南に折れる道の突き当りにある。箱型の駅舎の玄関部分が三角形の流れ屋根である。壁に駅名があり、漢字でも読みでも回文になっていて、北海道では唯一の回文駅である。

駅舎壁 回文駅名 瀬戸瀬なり


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 瀬戸瀬駅は対面式のホームが2面あり、ホーム間に跨線橋がある。ホームが2面で駅構内で上り線と下り線が分離されているので、列車交換のできる駅になっている。ただ、この駅で停車する便数は少なく、2016年からは2往復のみの停車になった。

跨線橋 現役でおり 瀬戸瀬駅


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 瀬戸瀬駅に停車した列車のパノラマ写真を撮る。車体に取り付けられたプレートを見ると、遠軽-白滝となっている。白滝駅は2005年に合併で遠軽町の一部になっていて、同じ町内で折り返し列車が運行されている。大都会でも珍しい運行例だろう。

町内で 折り返す列車 停まりたり


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 一両のワンマン列車が駅を離れて行く。列車のライトが光っていないので、遠ざかる列車だとわかる。白滝駅方向に向かい、次は丸瀬布駅である。線路脇にルピナスが咲いている。植えられたものではなく、種が飛んできて育ったものに見える。

ルピナスが 列車見送り 瀬戸瀬駅
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今日(6月29日)の一枚

雨模様 親子朝食 ハクセキレイ 

 傘とカメラを持って散歩に出かける。ハクセキレイの親子が居て、子は親から餌をもらっている。傘持ちのファインダー無しのカメラでピントの合った写真が撮れない。カメラを修理に出すか、新しいのを買うかと考えていて日にちだけが過ぎる。

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2018年06月28日

シリーズ2704・「パノラマ写真」ここはどこ

 SLが走っているここはどこ。


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2017年表紙 恵比須島を通過する列車

 小樽市張碓の集落は海岸より高い場所にある。海岸に海に突き出た恵比須島があるけれど、集落からは見下ろせない。海に向かう道路の行き止まりでドローンを上げ,恵比須島を撮影する。函館本線を行く列車が恵比須島を通過して行くのが写る。

崖の下 行く列車撮り 恵比須島


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 恵比須島を利用した船着き場があり、小舟を陸に引き上げる船揚場も見える。海に突き出た防波堤からドローンを上げ、空から恵比須島の空撮を行う。船揚場と函館本線の間に漁業関係者の利用する小屋が並び、警笛を鳴らし列車が通過して行く。

警笛の 耳に響きて 恵比須島


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今日(6月28日)の一枚

一日(ひ)で消える ツユクサの花 葉の雨滴 

 ファインダー付きのカメラの調子が悪く、液晶画面で見て撮るカメラに替えている。しかし、ピントが合っているかを確かめるのが困難。庭のムラサキツユクサの試し撮りをする。夜に雨が降り雨滴が葉に乗っている。花は一日咲いて終わりとなる。

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2018年06月27日

2016年12月 知名度のある秘境駅・小幌

 秘境の小幌駅に歩いて行くため、国道230号の豊浦町礼文華トンネルの近くに車を停め、沢道を海岸に降りる。海岸に洞窟があり小祠に岩屋観音が祀られている。「1666年、僧円空が、この洞くつで仏像を彫って安置した」と看板に説明がある。

円空の 観音ありと 窟小祠


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 小幌駅が名だたる秘境駅であるのは、長いトンネルに挟まれ、トンネル間の狭い場所に駅があることによる。駅につながる車の通る道路は無く、沢道を降り登って駅に出る。ホームに立つと、下り方向に礼文華山、上り方向に幌内トンネルが見える。

上下線 トンネル迫り 秘境駅


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 小幌駅は、道内はもとより本州からも鉄道ファンがやって来る。写真を撮るのが目的の撮り鉄ならば駅の両側のトンネルから列車が現れるのを待つ。ほとんどの列車は駅に停車せず、トンネルから現れ瞬時にホームを通過して又トンネルに隠れる。

撮り鉄は カメラ構えて 準備なり


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 小幌駅は廃駅の検討対象になった。これに対して、小幌駅のある豊浦町が秘境駅の観光資源を存続させようとした。費用・人的支援を提供することで、2015年から1年毎に駅存続の更新を行っている。両隣の駅名が記載された駅名標が生き延びる。

駅名標 1年毎の 命なり


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今日(6月27日)の一枚

元気びと 我の事かと 教養(今日用)談

 HBCラジオの日曜日番組「ほっかいどう元気びと」から出演の声が掛かって収録のため同社に出向く。お相手は村井裕子氏である。事前に電話取材を受けていたけれど、本番はかなり異なった話をしていたような気がする。放送は7月8日予定。

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シリーズ2703・「パノラマ写真」ここはどこ

 森に囲まれるように建屋のあるここはどこ。


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2018年06月26日

今日(6月26日・その2)の一枚

大都会 熊が狭める 散歩道

 散歩時に目に留まった熊出没注意の看板。従来のものとデザインを変えたようで、目新しいので撮っておく。電柱は住宅街にあり、この付近でとなると住宅街に熊が出没した事になる。ヒグマらしき動物とあり狸でも見間違えたのではと推測する。

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2016年11月 引退した赤電車711系

 滝川駅は根室本線の西端駅で、滝川駅から443.8 kmの先に終着根室駅がある。支線を含めなければ根室本線はJR北海道の最長路線である。同駅のホームでパノラマ写真を撮る。意図した訳ではなかったけれど、引退する事になっていた赤電車が写る。

捜し出す 写真に雄姿 赤電車


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 チャリ鉄と称して自転車を列車でお目当ての駅まで運び、そこからサイクリングに切換える。帰りはまた列車を利用する小旅行を時々行った。滝川駅までは赤電車で、自転車を運ぶグループと一緒に下りる。その後新十津川に自転車を走らせた。

チャリ鉄で 愛車下ろせば 赤電車
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 2015年3月13日、赤電車で知られた711系が、朝岩見沢駅を出発し札幌駅に着いて営業運転を終えた。報道陣のカメラや鉄道ファンらが札幌駅ホームに溢れている。その中でパノラマ撮影は無理なので、別のホームから最後の赤電車を撮る。

赤電車 人群がりて 引退日


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 営業運転を終え、回送となった赤電車との名残を惜しむ鉄道ファンがホームで盛んに写真を撮っている。車体の正面に「さよなら 711系」のプレートが見える。この日のために製作し車体に取り付けたものだろう。ご苦労さん、の言葉が頭を過る。

「さよなら」と 挨拶しながら 回送車
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シリーズ2702・「パノラマ写真」ここはどこ

 河川敷にサイクリングロードがあるここはどこ。」


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今日(6月26日)の一枚

桔梗名の ホタルブクロが 庭に咲き

 散歩の出掛けに庭のモモバキキョウを撮る。花の名前が直ぐに思い出せず物忘れがひどくなったと自覚する。キキョウの名前が付いているけれど、キキョウとは別属のホタルブクロの花である。姿勢が良く清楚な感じの花で、良く咲き好きである。

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2018年06月25日

2016年10月 旧駅舎の記憶が残る比布駅

 比布の町名はアイヌ語の「ピピペツ」(石が重なっている・川)の転訛説がある。半濁音の町名は珍しい。旧駅舎はピンク色の壁で、駅舎と並んで特産品のイチゴがデザインされたトイレがあった。2016年に新駅舎が完成、いちごトイレも撤去された。

旧駅舎 いちごトイレと 記憶景



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 比布駅は磁気治療器ピップエレキバンのテレビCMで全国的に知られた。2015年に同駅舎を建替えるニュースが流れ、前記CMに出演した樹木希林の名残を惜しむコメントが新聞やテレビで報道された。ホームの駅名標から両隣の駅は北と南比布と知る。

駅名の 知名度上げて エレキバン


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 比布駅舎内は冬季に使われる石油ストーブがあり、椅子が並んでいる他に見るべき調度や設備が無い。壁にはポスターや写真が貼られているけれど、殺風景な空間があるだけだ。列車を待つ客がこの空間を無視するようにスマホに見入っている。

駅舎内 殺風景無視 スマホ見る


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 宗谷本線比布駅は対面のホームが2面あり、ホーム間に跨線橋がある。列車交換が行われる駅であり、一方のホームに列車が停まっているのを見て他方のホームに来る列車を待つ。上り、下りの列車が重なったところをホームでパノラマ写真に撮る。

待機して 列車交換 撮り得たり


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今日(6月25日・その2)の一枚

群れ資金 募集写真が 本表紙

 出版社から「爪句@マンホールのある風景 上」の再校ゲラが届いている。クラウドファンディング募集に用いた写真を爪句集の表紙にしている。募集金額達成率は50%で終わるだろうが、こんなところか。プロジェクトは7月に入って完遂となる。

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今日(6月25日)の一枚

高山か キリンソウ見る 寒さかな

 明け方雨の音を聞く。寒い朝で散歩にも行かず。花フェスタで買ってきて庭に植えたキリンソウを確かめる。高山植物ということで手が出てしまう。今朝の寒さは高山に立っているが如くで、足元のキリンソウを見て登山中だと想像を膨らませる。

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2018年06月24日

今日(6月24日・その4)の一枚

思い出す 写真展示の 駅舎なり 

 廃駅の運命にある札沼線新十津川駅が大通公園に出現する。花フェスタで行われているガーデニングコンテストの出品作品である。新十津川農業高校が同駅舎のモデルを中心に花園を構成した。同駅舎内に展示した我が写真はどうなっただろうか。


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(パノラマ写真)

2016年9月 廃屋が目立つ地区に残された金華駅

 石北本線と国道242号(置戸国道)に挟まれるように北見市留辺蘂町金華地区がある。国道から東方向へ折れる道があり、道の先に金華駅がある。過疎化が進み駅への両側には廃屋が並ぶ。金華駅も2016年3月には廃駅となり金華信号所となった。

廃屋を 見る道の先 駅舎在り


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 金華駅舎内は壁にコの字型の造り付け木製ベンチ、プラスチック製固定椅子、荷置台があるだけでガランとした空間になっている。トイレの設備が無い事を伝える貼り紙に駅ノートが吊り下げられている。壁に訪問者の落書きがあるのが見える。

落書きと ペンキ消し跡 駅舎壁


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 乗降客がほとんど居ない金華駅まで来て折り返す列車がある。金華駅と留辺蘂駅間に西留辺蘂駅が開業し、開業駅に列車の折り返し設備が無かった。そこで設備がある金華駅まで運行し、折り返す便が出来た。乗車した折り返し列車を撮影する。

客の無き 折り返し列車 小休止


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 金華駅から国道242号に出て北に少し歩いて西側の小高いところに常紋トンネル工事殉職者追悼碑がある。トンネルは石北本線の金華駅と生田原駅間にあり、タコ部屋労働により建設された。追悼碑のある場所は旧金華小学校の跡地でその碑もある。

石北線 見下ろす丘に 追悼碑


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今日(6月24日・その3)の一枚

風吹けば 織り直すなり 花絨毯

 今年で5回目を迎える「サッポロフラワーカーペット」の最終日の写真を撮りに行く。花弁を地面に置いてあるだけで、風が吹くと花弁が飛んでしまう。3日間の会期中、ボランティアが新しく花弁を置いて手直しを行う。大変な作業である。


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(パノラマ写真)
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今日(6月24日・その2)の一枚

出口から ピカソ作品 認めたり 

 昨日道立近代美術館で開催中の「ブリヂストン美術館」展を見に行く。会場の出口のところでパノラマ写真撮影を行い失敗。今日再度の撮影を行う。パブロ・ピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」が会場内に展示されているのが見える。


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(パノラマ写真)

今日(6月24日)の一枚

ホオジロを 撮りてカメラの 調子みる

 カメラの調子が悪い。カメラ本体を撮り換える。ファインダーが使えなくなり液晶画面を見ながらの撮影で、微妙な焦点合わせが今まで通りにならない。アンテナに止まっているホオジロを望遠レンズで撮ってみる。焦点はまあまあ合っている。

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シリーズ2701・「パノラマ写真」ここはどこ

兵屋や 囲炉裏一つで 厳寒期 

 屯田兵がこの地に入植して208戸の兵屋が建てられた。その内140番の現存する1戸が国の指定史跡として保存されている。玄関から土間へ続き、板敷の空間に囲炉裏がある。北海道の冬の寒さをこの囲炉裏一つで越したとは想像を絶している。


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2018年06月23日

2016年8月 廃駅になった瀬越駅

 留萌線は留萌駅から南下して増毛駅に向かう。留萌駅を出て海岸線沿いの最初の駅が瀬越駅となる。駅から見下ろす海岸は海水浴場になっていて、瀬越駅の出自はこの海水浴場への臨時駅である。一般駅になってホームには小さな待合所がある。

瀬越駅 小屋ひっそりと 待合所


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 シーズンになると瀬越駅近くの広場にはテントが並び、海遊びを楽しむ人の姿がある。ビーチの波消し施設のところでパノラマ写真を撮ると、丁度瀬越駅に停車した列車が写る。この路線で2両連結の列車は珍しい。客がそれだけ居るのだろう。

パノラマに 列車も見えて 瀬越浜


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 瀬越駅を通過するワンマン列車を待ってパノラマ写真に撮り込む。写真を拡大してみると乗客が辛うじて見える。利用客が少ない事から2016年に留萌駅と増毛駅間の路線が廃止された。それに伴って瀬越駅も廃止され、列車の走る風景も消えた。

廃路線 列車景消え 瀬越駅


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 北海道の市町村のマンホールの蓋絵の写真を撮り、爪句集を出版した。マンホールは市街地にあるけれど、留萌市のものは、傍に人家の無い瀬越駅の線路沿いの道にあったのは意外だった。蓋絵には陽の落ちる留萌の海岸がデザインされている。

線路横 夕日が落ちて 瀬越駅


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今日(6月23日・その3)の一枚

シャクヤクが 咲き出す頃や 庭仕事

 庭のシャクヤクの花が咲き出した。ボタンと並び賞される花であるけれど、ボタンは木花、シャクヤクは草花の違いがある。雪国の低木花は雪囲いを考えなければならないのに対し、草花は放っておいてよいので、この点では草花の方が楽である。

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今日(6月23日・その2)の一枚

目白黒 カゴのカラスの 終サイン

 昨日見た枝に引っかかったカラスがどうなったか散歩の途中で確かめる。金網の檻の中に保護されている。羽はかなり損傷しているようでこれではもう飛べないだろう。こちらに向けた目を白黒させていて、もうこれで終わりのサインのようだ。

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今日(6月23日)の一枚

見ていても 花名薄れて 薄雪草

 散歩道の庭で、草丈がそこそこの白い花を見る。花の名前は憶えていたのだが出てこない。雪が付いた花名だったところまで記憶は回復。思い出すのはあきらめ図鑑を見る。ウスユキソウ(薄雪草)である。花の名前が次第に薄れてきている。

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2018年06月22日

2016年7月 SLニセコ号の追っかけ

 SLニセコ号を全球パノラマ写真として撮ろうとしても、撮影スポットは撮影者が鈴生りでSLが写せない。小沢駅から上り方向の共和町ふれあいセンターの線路脇の笹薮の中でカメラを構え、やって来るニセコ号をどうにかパノラマ写真に撮り込む。

笹薮や 過ぎるSL 撮る一瞬


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 SLニセコ号を函館本線小沢駅の上り方向にある陸橋の下で待ち構えて撮る。通過して行くSLを撮り、全球写真の一部として埋め込む。撮影は上手くいったのだが、SLが煙を吐いていないので、躍動感が削がれてしまった。少々残念である。

SLに 煙の欲しき 写真なり


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 SLは転車台がなければ方向転換ができない。SLニセコ号は小樽駅発の上り方向では正方向を、戻りの下り時には逆機となる。倶知安駅でのニセコ号は逆機の態勢になっている。SLの反対側にはディーゼル機関車が接続し牽引したり押したりする。

SLは 逆機態勢 ホーム撮り


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 撮り鉄は走行する列車とバックの景観の組み合わせの選択に細心の注意を払う。SLニセコ号の写真にニセコ周辺の景観として羊蹄山が入れば申し分ない。道道631号が函館本線と尻別川を跨ぐところの橋の上にはSLを撮影する撮り鉄の姿があった。

羊蹄の 裾野に重ね SL撮り


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今日(6月22日・その2)の一枚

カラス除け ドジなカラスが 務めたり 

 果樹園の開園が近づくと、カラスがサクランボの実を啄むため集まって来る。カラスを追い払うため、カラスの悲鳴と思われる音をスピーカから間欠的に流す。カラスの死骸が吊り下げられたのかと見ると、生きたカラスが枝に引っかかっている。

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今日(6月22日・その2)の一枚

狼に 襲われたかと 桜桃園

 果樹園の道を歩いていたら、突然狼に襲われそうになる。これにはびっくり。電気仕掛けの狼もどきが置かれている。近寄ってくる動くものを検出して声を上げ、目を光らせて動き出す。通る人への警告ではなく、鹿よけかカラスよけのためだろう。

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今日(6月22日)の一枚

空撮で 工事の記録 残したり

 自宅の外壁と屋根の塗り替え工事が始まり、家の周囲に足場が組まれネットが張られている。その様子を記録しておこうと、ドローンを飛ばし空撮パノラマ写真のデータを撮り、合成する。ガレージに入らなくなり庭に停めた自動車が写っている。


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(空撮パノラマ写真)
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2018年06月21日

今日(6月21日・その3)の一枚

契約で 家族に託す 老後なり

 勉強会eシルクロード大学に出向く。講師は特定行政書士の松岡京子さん。講義のテーマは家族信託で、老いると自分の死亡も含め後々トラブルが起こらないように手を打っておく時代になってきたと感じる。死亡時の預金のロックも話題になる。


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(パノラマ写真)

シリーズ2700・「パノラマ写真」ここはどこ

 早朝で人影の無い野球場のあるここはどこ。


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2016年6月 小樽駅のSLニセコ号

 札幌駅から小樽駅までディーゼル機関車で牽引されてきたSLニセコ号は、小樽駅で先頭の機関車となる。ディーゼル機関車は後方に回り、後押し態勢となる。先頭になるとSLの型式C11 207とニセコ号のエンブレムが見える。ホームを見物客が埋める。

SLは 正面見せて 小樽駅



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 SLの魅力の一つは煙を吐く様にある。小樽駅に停車中のSLが黒煙を吐く。SLを撮りに来た鉄道ファンに対するサービスだろう。このチャンスを生かしパノラマ写真に撮ると、停車中の気動車の普通列車も写り、過去と現在の列車の対比が面白い。

SLと 気動車並ぶ ホームかな


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 小樽駅で停車中のSLの中でパノラマ写真を撮ってみる。SLが通過する仁木町と共和町の旗が目に付く。季節柄紅葉の飾りがある。ダルマストーブも設置されているけれど使われていない。これはSLクリスマス号の時に石炭が燃やされるのだろう。

SLで 車内行楽 紅葉(もみじ)見え


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小樽から 出番の勝どき 黒煙り

 行楽日和である。札幌駅でSLニセコ号を撮ってから小樽駅に別列車で移動。札幌から牽引したディーゼル機関車は小樽駅で切り離され、SLが先頭になり蘭越駅に向かって出発するところである。ホームは乗客や写真を撮る鉄道ファンで溢れた。

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今日(6月月21日・その2)の一枚

ホオジロの 鳴く姿撮る 散歩かな

 朝はホテルで朝食を摂ってからの勉強会、夜は勉強会後の軽い飲み会で、それなりにスケジュールが詰まっている。日課の朝の散歩とブログ記事のための撮影。今朝はホオジロが目に留まったので何枚か撮る。その中に口を開け鳴く姿がある。

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今日(6月21日)の一枚

仔リス追い なかなか撮れぬ 動きなり

 自宅の外壁のペンキの塗り替えのため、鉄骨の足場が昨日組み立てられた。その足場をリスが走っている。その様子を2,3枚撮ったけれどピンボケ。外の出て件のリスが桜の木の切り枝に居るところを撮る。この辺りに棲みつく仔リスである。

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2018年06月20日

2016年5月 廃駅となった上白滝駅

 旭川駅から網走駅までの石北本線に白滝の名前のつく4駅が並んでいた。上白滝、白滝、旧白滝、下白滝である。このうち白滝駅を除いた他の3駅は利用客減で2016年3月に廃駅となる。現役の駅舎前に松の木があってパノラマ写真に写っている。

今は無き 上白滝の 駅舎なり


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 上白滝駅を訪れる鉄道ファンはある目的がある。それは一日一往復の時刻表を確かめ写真に撮る事である。パノラマ写真にはこの時刻表が写っているけれど、拡大しても読み取れない。朝7時台に網走に行く列車と夕方5時台の旭川行きである。

秘境駅 1往復の 時刻表


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 「爪句@北海道の駅 石北本線・宗谷本線」を2016年2月に出版した。出版時には上白滝は未だ現役駅であったが、翌月の3月には廃駅となってしまった。乗客として利用はしなかったけれど、爪句集やカレンダーでは利用させてもらった駅である。

廃駅を 写真で残し 爪句集
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 朝刊を開くと第2面に又JR駅の廃止記事である。来年3月に向けて、遠軽町にある石北線の上白滝駅、旧白滝駅、下白滝駅の3駅を廃止する旨JRから町に伝えられたとある。3駅のパノラマ写真をPC画面に表示し、取材時の記憶を呼び起こす。

白滝の 名の付く三駅(みえき) 廃止なり


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(上白滝駅パノラマ写真)
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今日(6月20日)の一枚

クリオネが 庭に集まり ツレサギソウ

 道端の庭にツレサギソウが咲いている。一つひとつの花は海に棲むクリオネに似た形をしている。ラン科の花で、ラン科の花は変わった形ものが多い。クリオネとの対比では唇弁が胴体、側萼片が翼足、背萼片と側花弁が頭部といった具合である。

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今日(6月20日・その2)の一枚

刷毛塗りや 層で重なる 赤き帯  

 夜中から明け方にかけて星の光跡撮影を行っていると、明けてくる空の撮影が続くことになる。雲があり、天気の先行きが良くない時ほど朝焼けは見事になる。水平線に沿って赤い絵具の刷毛塗りを行って、層状の帯が描かれたように見えている。

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今日(6月20日)の一枚

北極星 初めて撮りて 大都会(まち)の夜 

 昨夜に続いて夜空の星の光跡撮影。記録された光跡が薄いので画像処理でコントラストを上げてみる。光跡の同心円の中心に光る点があり、これが北極星である。ベランダからこの方向に北極星があるのを初めて知り、寝ずの撮影の甲斐があった。

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2018年06月19日

2016年4月 廃駅となった増毛駅

 増毛駅は留萌本線の終着駅であった。終着駅で、高倉健主演の映画「駅-STATION」のロケ駅でもあった事から鉄道ファンが訪れた。駅舎の壁には留萌本線終着駅の看板がある。留萌本線は留萌駅-増毛駅間が2016年12月5日に廃線で廃駅となった。

駅舎壁 終着駅と 増毛駅


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 映画「駅」に使われた「風待食堂」は観光客相手の土産物店に模様替え。壁には映画のスチール写真が貼られている。店員が一人だけで客の居ない時にパノラマ写真を撮る。増毛駅の廃駅が近づくと、店内は訪問客で混雑して写真撮影が困難だった。

客の居ぬ 風待食堂 記録撮り



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 最近は道内JRの廃線に関する新聞記事が目につく。今日も廃止予定の留萌線を始め、赤字路線に関する記事が紙面を埋めている。留萌線は鉄道ファンが殺到で、皮肉な賑わいとある。昨年取材した増毛駅のパノラマ写真を合成して記事と重ねる。

朝刊は 廃線記事で 埋まりたり


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過る客 消して暦絵 記念撮り 

 先の日曜日に最後の営業となる増毛駅に行って撮影したパノラマ写真の合成を行う。「風待食堂」店内は記念品を買う客や写真を撮る人でごった返しで、その中でパノラマ写真撮影。運んだ自家製カレンダーがパノラマ写真に残るように処理する。


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今日(6月19日。その2)の一枚

星空と 日の出を撮りて まぶた落ち

 夜空の星の光跡の写真撮影は空が白み始めると終わりである。しばらくすると地平近くの雲が輝き始める。カメラを構えて雲から太陽が現れる瞬間を撮る。太陽の丸い輪郭のわずかな部分が写る。昇る陽と逆に、まぶたの方は下がりそうになる。

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今日(6月19日)の一枚

大都会 星の軌跡の 微かなり

 夜空に星の光跡が写っている写真を目にして、自分でもその類の写真を撮ってみたいものだと思っていた。北科大のM教授の助言を得てインターバル撮影が可能なカメラをベランダに置き、撮影に挑戦。大都会札幌の夜空の星の動きを記録する。

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2018年06月18日

今日(6月18日・その3)の一枚

蝶の翅 止めて撮影 課題なり

 早朝小雨で散歩に行きそびれる。パノラマ写真のデータ整理や大阪方面での地震のニュース等を視ていたらもう昼である。庭に出てフウロソウの間を飛ぶモンシロチョウを野鳥代わりに撮る。野鳥同様ピントの合った蝶の翅が撮れず課題である。

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今日(6月18日・その2)の一枚

リスを撮り 意図せず写る 花菖蒲

 庭に仔リスが来ている。ベランダに出てみると足元までやって来る。動物の仔は好奇心が強いのか警戒心が薄いのか、こんな状態になる。望遠レンズなので足元で動き回るリスは上手く撮れない。離れたところのカエデの木に移ったところを撮る。

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今日(6月18日)の一枚

史多(のぶかず)と 読めるまでなり お別れ会

 8回目のエベレスト登頂挑戦中に滑落死した栗城史多氏のお別れ会の新聞記事を目にする。自分のブログにもこの事故死について書いている。ネットで同氏に関する登山家のコメントを読み、理解の及ばない挑戦を少しは理解しようとする。合掌。

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2016年3月 引退を控えたトワイライトエクスプレス

 朝、静狩駅のホームで待ち構え、通過していくトワイライトエクスプレスの全球パノラマ写真撮影を行う。この特急寝台列車は札幌-大阪の約1500 kmをつなぐ日本一の長距離旅客列車で、運行の鉄道会社は北海道、東日本、西日本の3社にまたがる。

乗客は 目覚め居りてか 寝台車


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 トワイライトエクスプレスの通過を撮るため、早朝室蘭本線の静狩駅に出向く。特急がくるまでの時間、駅舎内の写真を撮る。殺風景な駅舎内に人影は無い。窓から差す朝日で、パノラマ写真を撮っている自分の影が列車待ちの客となっている。

我が影が 静狩駅で 特急待ち

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 登別駅は登別温泉の最寄り駅で、トワイライトエクスプレス号が停車する。この長い特急列車が停車中は島式のホームから見ると駅舎は完全に隠れる。ホームの反対側には赤い電車が停車中で、この電車も特急同様2015年3月で現役を引退した。

引退の 特急赤電 並び居り


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 711系赤電車、トワイライトエクスプレス、北斗星とどれも本日が最終営業運転である。これらの引退列車を写真や映像で残そうと、ホームは人だかりである。豪華特急寝台車のトワイライトエクスプレスがホームに進入して来て最後の姿を見せる。

見納めと ホームに人列 カメラ列


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2018年06月17日

今日(6月17日・その2)の一枚

手にドローン 飛ぶもの同士 ハクセキレイ

 朝の散歩でドローンを飛ばし空撮を行う事ばかりを考えていると、野鳥の方は目に留まらなくなる。それでも琴似発寒川の堤防の上を歩いているハクセキレイに気が付いて2,3枚撮ってみる。早朝なので朝日による野鳥の影も一緒に写ってくる。

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今日(6月17日)の一枚

空撮や 街の外れで 西野地区

 一日の運動らしい運動は朝の散歩である。それなら少し歩く距離を延ばそうと、琴似発寒川のサイクリングロード沿いに川の上流のやまなみ橋まで行く。橋の袂でドローンを上げ、100 m上空から空撮。この辺りが西野の住宅街の縁になっている。


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(空撮パノラマ写真)
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2016年2月 室蘭本線宇宙軒カーブでの撮影

 列車の撮り鉄に良く知られた撮影スポットに「宇宙軒カーブ」がある。室蘭本線有珠駅から国道37号を北に進み、宇宙軒ラーメン有珠店を見て東に折れ、室蘭本線を越えすぐ北に延びる小道を上っていくと着く。早朝から撮り鉄達が集まっている。

撮り鉄が 集まりて待つ 列車かな


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 撮り鉄はカーブとか鉄橋、トンネルといった場所を撮影スポットに選ぶ。宇宙軒カーブは下り列車がこちらに正面を向け、大きく蛇行してくる様が絵になる。2両の普通列車では蛇行の様子が伝わらないので練習用に撮り、車両の多い列車を狙う。

二両車は 撮影練習 カーブかな


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 カシオペアは上野駅と札幌駅を結ぶ特急寝台列車である。12両編成にもなると宇宙軒カーブで撮影すれば、機関車が目の前を通過しても最後尾はカーブにかかっていて全体がパノラマ写真に収まらない。カシオペアは2016年3月で運行を終了した。

パノラマで 苦心の撮影 カシオペア


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 車内に不審物情報で、上野発のカシオペアが遅れているとラジオのニュース。北海道新幹線の運行に伴って廃止されるカシオペアは、札幌から折り返してラストラン。札幌駅にカシオペアの最後の姿を撮りにゆく。鉄道ファンがホームを埋める。

春分や 時代を分けて カシオペア
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2018年06月16日

今日(6月16日・その2)の一枚

残さねば 父の日までは YOSHIの菓子

 明日は父の日だというので、昨日「YOSHI」の焼き菓子が届けられた。この菓子店はずっと以前に住宅街の一角にあったのを見た事がある。朝の散歩時に店の横を通ってみる。以前の場所から移転して、駐車場も広くなり立派な店舗になっている。

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今日(6月16日)の一枚

記憶景 実景不一致 河川敷

 曇り空の朝で風は無い。朝の散歩時に琴似発寒川の河川敷まで足を延ばして100 m上空にドローンを飛ばし空撮を行う。昔、家を建てる時に宅地の候補にした川沿い一帯は住宅で埋まり、昔の景色を思い出そうにも記憶の景観と実景が一致しない。


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(空撮パノラマ写真)
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2016年1月 引退を控えた北斗星の追っかけ

 2015年は翌年の北海道新幹線開業を控えて北斗星、トワイライトエクスプレス、カシオペアが定期運行を終えた。鉄道ファンによるこれらの列車の追っかけも盛んになった。礼文駅近くの大カーブを見下ろす場所で撮り鉄が列車の来るのを待っている。

撮り鉄が 並び見下ろす 大カーブ


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 列車撮影ではどこでカメラを構えたら良い構図の写真が撮れるか下見を行う。長万部駅と静狩駅の中間で国道37号(静狩国道)と室蘭本線が並んでいる場所に車を停めて撮影場所の品定めをする。建物は目に入らず線路沿いの雪野原が続いている。

北斗星 ここで待ちたり 雪野原


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 全球パノラマ写真は走行する列車と周囲の景観を別々に撮影してつなぎ合わせる。動かない周囲の景色は何度でも撮れるが、走り去る列車をパノラマ写真の部分として撮るのに失敗すれば、全体の写真が得られない。神経を使う撮影作業である。

パノラマに 上手く収まり 北斗星


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2018年06月15日

今日(6月15日・その3)の一枚

空撮や 手入れの芝生 空で見る

 青空が広がり朝日が差す好天だったので、庭からドローンを飛ばし50 m上空から定点観測のパノラマ写真撮影。自宅の庭の草取りは家人が行っていて、空から見ると刈り込まれた芝生の庭が見える。しかし、油断すると雑草が茫々の状態になる。


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(空撮パノラマ写真)
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今日(6月15日・その2)の一枚

アカシヤと 鳴くヒヨドリが 朝日(ひ)に染まり  

 ヒヨドリが朝日に染まったアカシアの花の中に居る。花を食べているようにも見える。ヒヨドリがサクラやサクランボの花を啄んでいるところを見かけるので、この野鳥は各種の木花を食するようだ。時々鋭い鳴き声を発し、その様子が写る。

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今日(6月15日)の一枚

ひんやりと 雲耀いて 陽顔出す

 雲が輝いている。日の出の直前である。ベランダに出て少し待っていると太陽が姿を見せ始める。日の出の様子から良い天気の一日になりそうなのだが、天気予報では午後は曇り。気温の方は低く、日中はどのくらいまで温度が上がるだろうか。

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2016年表紙 札幌駅から出発するSLニセコ号

 SLニセコ号は2000年から2014年まで運行されたSL牽引による列車で、札幌駅-蘭越駅(当初ニセコ駅)を走った。2016年のカレンダーはその前年まで撮影した写真が使われる事になり、2014年のニセコ号最後の年のパノラマ写真を何点か採用した。

見納めの 姿暦に ニセコ号


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 SLニセコ号は札幌駅から小樽駅まではディーゼル機関車が牽引した。札幌駅に進入してくるニセコ号をパノラマ写真に収めようとすると、先頭のディーゼル機関車の一部が欠けてしまう。SLが主役なのでディーゼル機関車が欠けても気にしない。

牽引車 欠けた車体が 写りたり


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 ほしみ駅から札幌駅寄りの所で函館本線は小川を横切る。小川の横の線路際に空地があり、札幌駅を出発したSLニセコ号の写真を撮ろうと空地で待ち構える。ディーゼル機関車に牽引されて通過するSLを何枚か撮り周囲の風景写真と繋ぎ合わせる。

SLを 空地で撮りて ほしみ駅


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2018年06月14日

シリーズ2697・「パノラマ写真」ここはどこ

 畑にトウキビが植えられているここはどこ。


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今日(6月14日・その2)の一枚

抗老化 家も生き物 化粧なり

 家のペンキの塗り直しを頼み、屋内の塗装の剥げたところから作業が始まる。以前の塗装を薬品で剥がす事から始まり、化学作用で熱が発生するので火傷に注意が必要などと作業をする人と雑談。カーテンが無いと外が広く見え、新鮮な感じ。

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2015年12月 竜飛海底駅

 竜飛海底駅は1988年青函トンネル開通で設置された駅で、2014年に廃止され、竜飛定点となる。廃止前は見学希望者多く、何とか海底駅までの切符を入手して、見学ツアーに参加する。海面下135 mの駅施設を案内されて歩き記録にと写真を撮る。

この場所は 海底下なり 記録撮


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 竜飛海底駅から竜飛駅斜坑線のケーブルカーで地上にある青函トンネル記念館に行く。館内で青函トンネルの工事に関する展示を見て外に出る。大きな看板があり「青函トンネル本州方基地竜飛」の文字が目に入る。丘の上では発電用風車が回る。

地の果てで 風車回りて 竜飛岬


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 朝刊を広げると「竜飛海底駅大モテ」の見出しの記事が目に入る。11月10日の同駅の閉鎖を前に全国からの鉄道ファンがこの「聖地」に押しかけている。しかし、函館駅と青森駅から1日1便各40名定員では、1ヶ月前発売の切符も入手し難い。(パノラマ写真・10月5日撮影)

聖地駅 無くなる前の 詣でなり


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 夕刊に昨日竜飛海底駅の最後の見学ツアーが行われた記事が出ている。臨時ツアーで定員を増やした160人に対し、全国から5061人の応募があったと記事にある。約1ヶ月前の10月4日にこの海底駅ツアーに参加してパノラマ写真を撮っている。(パノラマ写真)

見納めの 海底駅に 満つ万感


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今日(6月14日)の一枚

風起こり 時々回る 風車

 外に出た家人が寒いと言っているので、冬用の防寒服で散歩に出掛ける。小川沿いのフェンスに手製の風車が並べてあって、風が吹くと回る。回っている風車と止まっているものを同時に撮り、風の存在を表現しようとするけれど上手くゆかない。

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2018年06月13日

シリーズ2696・「パノラマ写真」ここはどこ

 海中に奇岩が見えるここはどこ。


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今日(6月13日)の一枚

アリウムに 雨滴の実見る 寒き朝

 冷たい雨が降っている。冬に逆戻りしたような寒さである。暖房を入れる。庭に出て傘を差しながらアリウムの花後を撮る。水滴が放射状の花茎に取り付いていて、実のように見える。明日からの北海道神宮祭を境に札幌の夏なのだが、夏は遠い。

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2015年11月 稚内駅

 稚内駅は日本最北端の駅ということで、駅に降りるだけの目的で鉄道ファンが訪れる。ホームから改札口の通路入口に看板があり、北緯45度25分03秒の数字が見える。ホームは1面1線でこの先に線路は無く、ホームから線路の終端が見える。

ホームには 最北端の 列車止め


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 現稚内駅舎「キタカラ」は4代目駅舎で2012年に全面開業した。ガラス張りのホールで旅行客が列車を待っている。ホールには流政之の彫刻「KANE POPPO」が新しく設置された。彫刻の人物がロシアから寄贈された「サハリンの鐘」を持っている。

新駅舎 鐘持つ人や カネポッポ


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(パノラマ写真 2012.9.17)

 線路の列車止めを目にすると、終着駅であることを実感する。稚内駅の列車止めはホームの線路の終端と、さらに線路が駅舎を貫いて、駅前広場にある。日本最北端の駅に降りた客は、列車止めのある広場から稚内港北防波堤ドームに歩いて行く。(2012・9)

北帰行 ここが終わりか 列車止め


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 稚内駅近くの道路にマンホールがあり、蓋絵に南極犬タロとジロが描かれている。この二匹の樺太犬は1年間南極で生き延び奇跡の生還を果たした。蓋絵には他に利尻富士と夕日、北防波堤のドームが描かれている。ドームは駅から歩いて行ける。

駅近く 路面に並ぶ 兄弟犬


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2018年06月12日

シリーズ2698・「パノラマ写真」ここはどこ

 昆布干しの乙女の像のあるここはどこ。


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シリーズ2695・「パノラマ写真」ここはどこ

 風の強いここはどこ。


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今日(6月12日)の一枚

雨音を 聞きながら撮る 返礼品

 朝から雨。天気予報欄からこの雨は終日続きそうだ。散歩せずブログの写真が無い。クラウドファンディングのリターン用にこれまで出版して来た爪句集の一揃いを準備しており、現時点で3セットが予約済みである。そのセットの写真を撮る。

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2015年10月 幌舞駅(幾寅駅)

 幾寅駅でロケが行われた映画は「鉄道員(ほっぽや)」で、改装した駅舎が「幌舞駅」として映し出される。駅舎の入口正面には「幌舞駅」の大きな看板が掲げられている。本来の駅名は駅舎の建物の壁の端のところに小さく取り付けられている。

母屋貸し 幾寅駅名 身をすくめ


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 幌舞駅を舞台にした浅田次郎原作の映画では、高倉健演じる駅長が、末広涼子演じる、幼くして病死し年頃の娘に成長した霊と再会後、ホームで殉職する。駅舎内には高倉健の大きなポスターが貼られている。その「健さん」は2014年に亡くなった。

「健さん」の 駅長霊居て 無人駅


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 ロケ駅「幌舞駅」の一部が、映画のスチール写真とスタッフの自筆サインの展示コーナーになっている。高倉健と末広涼子が演じるシーンの写真もある。高倉健のサインは読める字で、伸ばす画の部分は伸ばし、サインに性格が出ているのかと思う。

「健さん」の 性格見せて サインかな


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 幾寅駅とは変わった駅名である。アイヌ語の「ユク・トラシ・ベツ」(鹿の上る川)に漢字を当てはめたといわれている。駅のホームに立つと駅舎が低い所にあり、駅舎正面には「ようこそ幌舞駅へ」の看板が見える。名所案内にかなやま湖とある。

幾寅と 幌舞名見る ホームなか


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2018年06月11日

シリーズ2694・「パノラマ写真」ここはどこ

 親子と思われるオブジェのあるここはどこ。


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今日(6月11日・その2)の一枚

市町村 90数え マンホール

 クラウドファンディングでマンホールの蓋絵の写真集を出版しようとしている。今のところ目標金額の半分が集まっていてそこで寄附はストップ状態である。本の方はゲラ刷りが届いていて、寄附募集が終了して間を置かず本の発送ができそうだ。

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http://actnow.jp/のHPをご覧ください)

今日(6月11日)の一枚

陽届かず 花と腎葉 淡き影

 宮丘公園の腎葉一薬草の咲いている場所に久しぶりに行ってみる。群生は消えてはいないようなので安心する。花期は終わっていて、一輪だけ花が残っているのを見つけて撮る。暗い林の中で朝日も届かず、ピントの合った写真を撮るのが難しい。

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2015年9月 新十津川駅

 札沼線の終着駅新十津川駅では始発になる列車を降りると、園児たちが太鼓と踊りで迎えてくれる。駅に隣接する空知中央病院の保育所の園児たちである。これは予想もしなかった歓迎で、パノラマ写真撮影に熱が入る。(2012・9)

予想せぬ 歓迎太鼓 駅園児


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折り返す 最終列車 重ね撮り

 新十津川駅の上空で、全国で一番早い最終列車の惹句の列車が到着するところを空撮パノラマ写真に撮る。自分の機体が不調で、同行のM教授が飛ばしたドローンを拝借して、列車が駅に進入してくるところと停車したところを重ね撮りにする。


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列車去り 駅舎の壁に 写真貼る

 札沼線の終点の新十津川駅に行き、駅舎の壁にパノラマ写真を貼る。駅舎の壁はスペースが充分でないので、浦臼駅から新十津川駅の各駅のパノラマ写真や爪句と駅の説明を展示用にまとめている。印刷や展示の口利きはM教授の働きで実現する。


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思い出す 写真展示の 駅舎なり 

 廃駅の運命にある札沼線新十津川駅が大通公園に出現する。花フェスタで行われているガーデニングコンテストの出品作品である。新十津川農業高校が同駅舎のモデルを中心に花園を構成した。同駅舎内に展示した我が写真はどうなっただろうか。


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2018年06月10日

今日(6月10日・その5)の一枚

開道の 節目の年や 演舞なり

 今年は北海道と命名されて150周年の記念の年ということで、それに関連したイベントを耳にする。赤れんが庁舎前でYOSAKOIソーラン祭りの踊りのパノラマ写真を撮っていて、開拓と演舞を楽しむ人の姿が重なって来て、時代の変遷を感じる。


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(パノラマ写真)
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今日(6月10日・その4)の一枚

店先に 過去が固まり 祭りなり

 午前中YOSAKOIソーラン祭りの写真を撮りに行く。踊りを囲み見物人が鈴生りになるので、踊りの場面をパノラマ写真に撮るのはほとんど不可能。大通公園の会場でオフィシャルショップの店先の写真を撮る。写真に過去がフリーズして写る。


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(パノラマ写真)

今日(6月10日・その3)の一枚

電線が 興ざめながら キセキレイ

 電線に野鳥が止まっている。見上げて撮ると、胸から下腹部にかけて黄色い毛で、長い尻尾がありキセキレイのようである。電線がどうも気に食わない。樹木と違って周囲に木葉がないので撮り易い点を評価しても、やはり電線はいただけない。

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今日(6月10日・その2)の一枚

空撮や 光りの道を 写したり

 森が張り出して来るのを防ぐかのように狭い広場がある。朝の散歩時にここからドローンを飛ばし、日の出時刻を少し過ぎた朝の様子を空撮する。住宅の屋根に朝日が反射して光の通り道のように見えている。光の道は森と都心部をつないでいる。


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今日(6月10日)の一枚

時の日は 地平に時針 送電塔

 地上の影と空の雲で切り取られた日の出時の地平に広がる景観を撮る。空に向かって突起物が連なって写っている。拡大してみると送電線である。日の出は3時台に突入。今日は時の記念日、27回YOSAKOIソーラン祭り最終日、家人の誕生日。

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2018年06月09日

シリーズ2693・「パノラマ写真」ここはどこ

 園地になっているここはどこ。


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2015年8月 明日萌駅(恵比島駅)

 明日萌駅はNHKの連続テレビ小説「すずらん」の舞台になった架空の駅である。そのロケ地として留萌本線恵比島駅が選ばれ、ロケ駅の建物と本来の車掌車改造駅舎を板張りにしたものが並んでいる。訪れた時には駅舎前にコスモスが咲いていた。

ロケ駅の 広場に咲くや 秋桜


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  ロケ駅として造られた明日萌駅の看板が、駅正面玄関の上にあるものは昔風に右から左の表記である。これに対しホーム側にある看板は現代風に左から右になっていて英語名も併記されている。ドラマの都合上でこうした作りになったのだろうか。

コスモスや 右から左 駅名(えきな)読む
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 ロケが行われた明日萌駅舎内にはドラマに登場する駅長の人形と、駅長に拾われて育てられた主人公「萌」の人形が置かれている。着物姿の萌は窓の外を見ている。人形がリアルで、一人でこの駅舎を訪れたのなら少し不気味な感じになりそうだ。

人形の 主人公居て ロケ駅舎


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 明日萌駅舎からホームに出てみる。駅舎には明日萌駅の大きな看板があり、小屋然とした恵比島駅舎の方には「便所」の看板が見える。ロケの都合でこうしたのだろう。ホームを棒線が突き抜ける。列車の時刻になれば乗降客の姿もあるのだろう。

ロケ駅の 隣の小屋が 真駅舎


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今日(6月9日・その2)の一枚

IT社 ビンに詰めたり はなびらたけ 

 昨夕インタートレードのO社長の講演を聴く。帰りに同社の「はなびらたけ」の機能性食品のお土産。βグルカンより女性ホルモンの方がガンに効果があるとか。同席の霊芝商品を開発しているO社長から、自社商品で糖尿病を克服した話を聞く。

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今日(6月9日)の一枚

歩を止めて 撮る花菖蒲 寒き朝

 夏から冬に逆戻りしたような寒い朝。今にも雨が降りそうな曇り空で、カメラを提げていても撮る野鳥の姿もない。ただ歩いているだけの小路に花菖蒲が咲いていて、気温とは関係なく花の季節であるのを教えてくれる。二、三枚撮ってみる。

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シリーズ2691・「パノラマ写真」ここはどこ

 港が見えているここはどこ。


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2018年06月08日

2015年7月 浦河駅と港

 昔、浦河の駅は、コンクリートの防波堤でかろうじて線路と駅舎が太平洋の寄せる荒波から守られていた。風が強いと、波しぶきが駅構内まで飛んできた。今は、海岸の埋立てが進んで、昔砂浜と海だったところに国道235号が線路と並行に延びる。

荒海の 視界から消え 懐古駅


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 半世紀以上昔、浦河町堺町から東町の高校への自転車通学路は駅前の道しかなかった。この道は、今は旧道となり、昔の面影を保って取り残されている。しかし、日高本線が災害で不通になり復旧の見通しが立たず、列車を利用する客は消えた。

半世紀 広場風景 残りたり


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 浦河町は昔海であったところが埋め立てられて、町役場の庁舎や消防署、その他の施設が建てられた。埋め立てで土地に余裕のできた役場の前は広場になっていて、昆布を干す乙女のブロンズ像が置かれている。ここから浦河駅の跨線橋が見える。

昆布を干す 乙女の向こう 跨線橋


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 浦河町は港を中心にして発展してきた。漁港と物流港の機能を合わせた地方湾港である。港の南と北から太平洋に防波堤が延び、港の中央部に港湾施設がある。近年防波堤内の一部が埋め立てられ浦河町役場をはじめ各種施設や建物が並んでいる。

町惹句 海と牧場の 港なり


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シリーズ2690・「パノラマ写真」ここはどこ

 海上に利尻富士の見えるここはどこ。


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今日(6月8日)の一枚

この季節 幼鳥の飛び シジュウカラ

 朝刊の天気予報欄は曇りから雨で、霧の朝になっている。歩いていると小柄な野鳥が飛び回っている。霧で光が弱く、モノクロのような鳥影からシジュウカラかヒガラの判別がつかない。身体が小さいのでシジュウカラの幼鳥の可能性が大きい。

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2018年06月07日

2015年6月 ラベンダー畑駅

 水田と畑に囲まれた6~10月営業の臨時駅で、観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」が停車する。シーズン中ノロッコ号が停車すると木製デッキのホームは客で混雑する。外国人観光客のためホームには英語、中国語、韓国語の注意書きが見える。

水田が ホームに迫り 臨時駅



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 ノロッコ号がラベンダー畑駅に近づいてくる。機関車の正面にプレートが飾られているのを撮る。写真を拡大すると「おかげさまで15周年」の文字が読み取れる。写真の撮影年から逆算すると1998年に運行が開始されていて、人気を保っている。

ノロッコ号 年を重ねて 15歳
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 ノロッコ号とは「のろい(鈍い)+トロッコ」の造語で命名された列車。ゆっくりとトロッコに乗った気分で観光を楽しむ列車として人気がある。釧網線や富良野線で走るノロッコ号があり、富良野・美瑛ノロッコ号に始発の新得駅から乗り込む。

ノロッコは のろいトロッコ 初試乗


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 ノロッコ号の車内は普通の列車とあまり変わらない。窓の部分が外気と触れるのを大幅に取り入れる設計になっている。観光列車なのでランプ風の照明が凝っている。豪華さを写真で演出してみようと、クロスフィルター使用で車内を撮ってみる。

豪華さを 写真演出 列車内

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今日(6月7日・その3)の一枚

散歩道 空から確認 小川沿い

 朝の散歩コースに中の川と西野川の川沿いがある。両河川とも小川であるけれど、中の川は自然豊かな川、西野川は用水路然としている。両河川は近い距離にあり、空撮すると並行して流れているのがわかる。川を挟んで住宅が密集して来ている。


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(空撮パノラマ写真)
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今日(6月7日・その2)の一枚

珍しき 野鳥出遭わず スズメ撮り

 住宅街の散歩ではカメラを向けたくなるような野鳥に出遭う機会が少ない。スズメならすぐにでも撮れるけれど、立ち止まって撮るほどの被写体でもない。それでも他に野鳥が居なければスズメを撮ってみる。身体の毛から幼鳥のようにも見える。

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今日(6月7日)の一枚

空撮や 散歩延長 空の道

 朝の散歩は西野市民の森の入口まで足を延ばす。遊歩道の繁る木の間からドローンを上空に飛ばし空撮を行う。空撮パノラマ写真では、森の向こうに西野の街、さらに札幌の都心部が見えてくる。三角山や藻岩山が模型の山のように写っている。


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(空撮パノラマ写真)
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シリーズ2689・「パノラマ写真」ここはどこ

 大木が祀られているここはどこ。


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2018年06月06日

2015年5月 タウシュベツ川橋梁

 タウシュベツ川橋梁は、旧国鉄士幌線でタウシュベツ川に架けられたコンクリート製のアーチ橋である。人造湖の糠平湖ができ湖中に取り残された。崩壊前にパノラマ写真を撮ろうと上士幌町まで行く。天気が良く、カメラを構えた人が写っている。

崩壊の 前に撮りおく 遺産橋


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 タウシュベツ川橋梁に近寄ってみる。コンクリートが崩れ鉄筋がむき出しになっている。橋は文化財等の指定を受けてはおらず、修復して残すことも考えられていない。この鉄筋コンクリート橋が消えるまでの時間を、剥き出た鉄筋が測っている。

橋寿命 剥き出す鉄筋 測りたり


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 タウシュベツ川橋梁とその背後の山並みが、糠平湖に鏡像なって映る状態の良い写真を撮る条件がある。十分な湖の水量、風が無く湖面が鏡のようになっている、景色が逆光にならぬこと等で、これらの条件を満たしたパノラマ写真が得られた。

空と水 二つ橋梁 タウシュベツ


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 タウシュベツ川は糠平湖に注いでいて湖の一部が川と合体している。その岸辺に朝日を浴びて立つと自分の影が西に長く延び、その先の湖面には冠雪の山々が映る。この辺りの山は良く知らず、地図で見てニペソツやウペペサンケかなと推定する。

我が影の 先の湖面に 冠雪山


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今日(6月6日・その2)の一枚

花海棠 実になる頃に カワラヒワ

 今年は庭の花海棠の花が見事だった。花の散った枝にカワラヒワが止まっている。この時期ヒナが幼鳥になって飛び回る。このカワラヒワも幼鳥のように見える。例年換気扇のところにシジュウカラが巣作りをしていたのが今年はそれが無かった。

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今日(6月6日)の一枚

リス撮りを 木葉邪魔する 初夏の朝

 いつもの散歩コースを変更して西野西公園に沿って歩く。リスが道を横切ったので目で追いかけると木の上で動き回る。木葉が繁ると野鳥撮影が難しくなるけれど、リスの撮影も同じである。葉の間に姿を現したところを撮る。朝の天気は良い。

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2018年06月05日

2015年4月 東根室駅

 東根室駅がJRの駅で最東端になる。経度は東経145°35′50″である。稚内駅が最北端駅なので、列車で旅行すれば北海道は日本列島の端であることを実感する。駅に駅舎や売店の類は無く、代わりに立派な標識があり、最東端の雰囲気を感じる。

最東端 標識のみで 駅舎なし


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 東根室駅のホームは少し高いところにあり、板張りである。ホームに両隣の駅の名前が記された駅名標があり、駅の北の方角に隣接の室本線終着駅の根室駅がある。花咲駅は西方向の隣駅で、花咲線の愛称の由来の同駅は2016年に営業を終えている。

花咲の 駅消え残る 路線名


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 東根室駅のホームはほぼ南北方向に緩いカーブに沿っている。線路は同駅から北西方向に延び、さらに方向を西に変えてから根室駅に達する。この線路のカーブを目視で確かめ、地図も見て東根室駅が文字通り根室駅の東に位置するのを納得する。

最東端 ホーム上から 目視なり


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最東端 人気の駅を 回し見る

 道新朝刊(2014.4.29)に日本最東端の駅であるJR花咲線の東根室駅の「東根室駅来駅証明書」が鉄道マニアに人気だとの記事。2日前にこの駅のパノラマ写真を撮っていて、早速パノラマ写真合成を行ってみる。証明書の代わりに駅スタンプを並べる。



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シリーズ2688・「パノラマ写真」ここはどこ

 トンネルの中です。さて、ここはどこ。


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今日(6月5日)の一枚

コマクサや 当てはめみたり 馬の顔

 コマクサが咲いているのを散歩中に見つけ写真に収める。高山植物で砂礫地に生育するので、そのような環境の庭を造って植えているようだ。花の形が駒(馬)の顔に似ている事に由来する花名である。写真を撮りながら馬の顔を思い出している。

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2018年06月04日

2015年2月 釧網本線摩周駅

 SL冬の湿原号の追っかけを行った。釧路から川湯温泉駅まで運行して、途中摩周駅で給水と石炭の補給を行い釧路駅に戻る。給水は消防署の給水車が行っているようで、これをカメラに撮る鉄道ファンが摩周駅のホームや線路脇に集まっていた。

SLは 水を貰いて 帰還なり


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 牽引SLが2両の重連の冬の湿原号が摩周駅に入ってくるところを撮影する。転車台がないので、釧路駅を出発した時に前向きのSLは、摩周駅で給水しホームに戻ってくる時は逆向きとなり、釧路駅まで行く。後ろでディーゼル機関車が押している。

逆向きの SLを撮る 摩周駅


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 摩周駅から釧路に向かうSL冬の湿原号に乗り込む。列車内の狭い空間で、三脚無しで何とかパノラマ写真を撮る。ダルマストーブの上のスルメと窓の外の「ましゅう」の文字の駅名標が写っている。SL列車の客車内の様子をどうにか記録できた。

車内外 スルメと駅名 写したり


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 SL湿原号の車内には、昔列車内にあったダルマストーブに火が燃えている。燃料は石炭である。乗客がストーブの上に思い思いの食材を乗せて焼いている。車内の売店で購入したシシャモを焼き、ビールのつまみにして遠い昔の列車旅を思い出す。

焼きシシャモ 手に取る熱さ 昔旅


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シリーズ2692・「パノラマ写真」ここはどこ

 春を迎えて耕作が進むここはどこ。


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今日(6月4日)の一枚

盆栽に リストにクルミと 揃いたり

 盆栽の鉢にリスがクルミを咥えているのを撮る。盆栽、リス、クルミと三点セットである。こんな場面はめったに撮れるものではない。瞬間の事で、リスのピントが甘い点が残念である。クルミは多分昨年のもので、どこに隠しているのだろうか。

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2018年06月03日

今日(6月3日・その2)の一枚

島武意の 浜に蟻見え 遊ぶ人

 島武意海岸は駐車場からトンネルを抜け、急な階段を降りると波打ち際に辿り着く。浜では元気な観光客が遊んでいる。大きな石が重なっている所でドローンを飛ばし空撮。ショッキングなアクシデントがあり、この浜は忘られない場所となる。


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(空撮パノラマ写真)

今日(6月3日)の一枚

空撮や 岩の根本の 鳥居見る

 M教授の車で余市町、古平町、積丹町に出掛ける。神威岬では午前中雹が降り強風で、空撮は諦める。島武意海岸では天気が回復、空撮を行う。帰路余市町島泊漁港の傍でM教授がローソク岩にドローンを飛ばし空撮パノラマ写真のデータを得る。


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(空撮パノラマ写真)
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2015年1月 釧網本線北浜駅

  北浜駅は日本人観光客のみならず外国人、特に中国人に人気の駅である。中国映画「狙った恋の落とし方」が影響しているようだ。駅舎前に旧式の赤ポストがあり旅情を誘う。メールの時代ながらこの駅からは切手を貼った便りを出したくなる。

人気駅 便り出したく 赤ポスト


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 北浜駅の駅舎の正面の壁にレストラン「停車場」の看板がある。レストランがお目当てで、車で来る客も居る。「停車場」は耳にすることも無くなって、もう死語に近いのだろう。啄木の「ふるさとの 訛りなつかし 停車場に…」の歌を思い出す。

停車場は 死語になりしか レストラン


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 釧網線の北浜駅舎内は異空間である。出入り口や無人駅舎内のレストランのドア部分を除けば、壁や天井が鉄道ファンの名刺で埋まっている。中国でヒットした映画の撮影場所にもなっていて、観光客を案内した中国名の旅行社の名前も見える。

鉄ちゃんが 造り出したり 異空間


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 北浜駅のホームに出ると目の前にオホーツクの海が広がる。この海の近さが売りである。オホーツク海に一番近い駅とのキャッチコピーも用意されている。駅舎の隣に流氷見学用の展望台があり、晴れていると遠く知床連山を望むことができる。

北浜の 売りの近海 ホーム前


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2018年06月02日

今日(6月2日・その4)の一枚

撮影の 時間生み出す 二重像

 多くの通行人が行き交うところで全球パノラマ写真が三脚無しで撮影可能かを時々確かめる。北大祭の行われているメインストリートで撮影した写真データを貼り合わせてみる。撮影に時間がかかるので、往来する人が二重で写っていたりする。


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(パノラマ写真)

今日(6月2日・その3)の一枚

学府祭 仮想通貨が 初参加

 北大祭に自転車で行く。同好会の展示や演奏会は例年と同工異曲の中で、今年初めて目にしたものにBitcoin Cafeがあった。飲み物の代金や並べられた小物の商品がビットコインや他の仮想通貨で支払える。仮想通貨は北大生にも入り込んでいる。


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(パノラマ写真)
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今日(6月2日・その2)の一枚

早々と 収穫期待 苗植える

 開墾した1坪畑に植えたのはトウキビである。買って来て小さななポットの中に入れたままだったトウキビの苗は根が絡まっていて、無理矢理引き剥がす。肥料を入れて苗の周囲の土を固めて水を与え、作業は終了である。早々と収穫を期待する。

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2015年3月 函館駅

 函館駅の正面の広場に工業デザイナー林昌平氏の「OYAKO」オブジェがある。四つん這いになった大小の人型が重なるようにして置かれている。作品名からすれば大が親、小が子になる。駅広場なのでいらっしゃいませのポーズにも見えてくる。

駅広場 親子手をつき いらっしゃい


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 北海道の鉄路の玄関口の函館駅の構内通路でパノラマ写真を撮る。4番線と5番線の間に0キロポストがあり、通路にもそれを示す標識とガラス窓に説明がある。函館本線の始点であることを示していて、終着旭川駅までの距離は423Kmになる。

0の文字 鉄路開始の 地点なり


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 函館駅のホームは長い。Googleの衛星写真から割り出しても400 mはありそうだ。どうしてこの長さか解せない。ホームには特急スーパー白鳥が停車中で、列車の前方にホームが長く続く。この特急は北海道新幹線開業に合わせて廃止された。

特急が 短く見える ホームなり


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 札幌行き急行に乗るため函館駅に行く。深夜近くになっていて、夜行列車を待つ客の他には人は見当たらない。流政之の「SAKIMORI」が真夜中の駅舎で旅人を護るかのように立っている。北海道知事公館の庭にある防人の像を思い出す。

夜行待つ 客を護るか 防人像


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今日(6月2日)の一枚

掘り起こす 一坪畑 オケラ居り

 今年は家人に倣って、庭に何か植えてみようと草地を掘り起こして1坪畑にする。草や花の根を除く作業をしていてオケラを掘り起こす。写真を撮ろうとすると土の中に逃げ込もうとするので、シャベルの上に乗せる。オケラも迷惑だったろう。

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2018年06月01日

2015年表紙 釧網本線南斜里駅

 全道の駅のパノラマ写真を撮影する話が本格化し、パノ鉄本舗と銘打った集まりが生まれ、2012年頃から駅のパノラマ写真撮影が始まった。その写真を基にカレンダーの制作も開始され、2015年に最初のものが出版された。表紙は南斜里駅である。

駅暦 パノ鉄本舗 名入りなり
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 カレンダーの表題を「パノラマ写真で巡る北海道の駅」として表紙をめくったところにカレンダーの写真に採用した駅のある場所を示した。駅は陸地となるのに、1カ所津軽海峡の海に駅の位置を示す旗が立つ。竜飛海底駅で後に廃駅となった。

海峡に 海底駅の 旗の立ち
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 釧網本線の南斜里駅を雪の季節に訪れると雪野原の中にホームだけがある。駅舎が無いので、遠くからは駅を確認するのが難しい。パノラマ写真を撮ると撮影のためホームに向かうY氏が写る。同行のF氏と筆者は姿が無く、筆者の影のみが写る。

駅舎無き 南斜里駅 雪野原


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 南斜里駅のホームに立つと目の前の農家の建物を除けば雪野原が広がるばかりである。このホーム駅で列車を待つ客や降りる客を想像するのは難しい。それでも運賃表の看板と列車の時刻表はあり、客への最低限の情報は伝わるようになっている。

時刻表 運賃確認 ホーム駅


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今日(6月1日・その2)の一枚

水無月や 隠れて咲いて サイハイラン

 宮丘公園を散歩していてサイハイランを見つける。何年か前にはもっと多く見られたのに、最近は目にする事が少なくなってきた。他の山野草も種類が多かった記憶がある。利用者が増えたせいか、公園の植生の多様化が後退しているみたいだ。

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今日(6月1日)の一枚

ホオジロは 隈取面の 役者顔

 新聞の天気予報欄には晴れマークが並ぶ。けれど早朝は朝曇りで灰色の空が広がっている。枯枝にホオジロが止まっている。撮り易い状況で何枚も撮る。こちらに向けた正面顔を撮ると面白い。隈取をした役者の顔にも見えてくる。今日から6月。

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