2012年04月30日
西野市民の森のゴジュウカラ
早朝、西野市民の森の遊歩道で、頭上を小柄の野鳥が飛んでいる。動体視力が悪く、肉眼では野鳥の種類が判別できない。望遠レンズで撮った写真をパソコン画面に表示してみて、ゴジュウカラとわかる。その他のカラ類の野鳥としてシジュウカラ、ヤマガラ、コガラ等がいるが、「カラ」の意味がはっきりしない。これらの野鳥は殻付きのヒマワリの種などを、殻を上手に割って食べることからカラの名前なのかな、と思ったことがある。これはまったく外れで、別の諸説があると知る。
得意技 幹横歩き 披露なり
画面には 二羽二重でも ゴジュウカラ
自転車に囲まれた初代学長像
札幌医科大学の構内に佐藤忠良作「初代学長大野精七博士」像がある。北大医学部教授時代にスキーを始めて、全日本スキー連盟の設立に貢献し、冬期オリンピック札幌大会でも役員を務めた。胸像の周囲に学生の自転車が多数駐輪してあった。
貢献は 医学とスキー 博士像
年を経て 自転車慕う 学長像
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2012年04月29日
今日(4月29日)の花
今日(4月29日)の一枚
朝道で 互いに見つめ 鹿と我
今朝は散歩道で鹿との遭遇である。歩いている道の前方で何か動物が横切る。最初は狐かなと思って、動物の行った方に歩いて行くと鹿がこちらを見ている。若い鹿のようである。かなり接近して撮影である。大型動物は近づくと少々恐ろしい。
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シリーズ163・パノラマ写真「ここはどこ」
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白黒反転のハクセキレイ
ハクセキレイは白黒で塗り分けられた鳥である。その画像を見ていて、黒白が反転した鳥が居たら不自然に見えるかと考え出した。そこで、画像処理ツールで白黒反転を行ってみる。自然らしく見せるため、目、嘴、足の部分はそのままにして、残りの部分の白黒反転を行ってみる。マウスを動かして鳥の輪郭をなぞるため、切り出し部分に画像処理の痕が残る。さて、こんな鳥がいても不思議ではないか。鳥の種名はコクセキレイとでもなろうか。野鳥画像の黒白反転を行うのも面白い。
黒白を 誇るセキレイ 岩の上
黒白を 反転したり コクセキレイ
2012年04月28日
今日(4月28日)の一枚
ピッチでは 残雪退いて 芝生勝ち
札幌ドーム周辺は公園になっていて彫刻が点在する。これらの彫刻の写真撮影のため出向く。展望台のところからドームと養生中のサッカーの芝生のピッチのパノラマ写真撮影を行う。ドーム屋根からの落雪はこの陽気では早々に消えるだろう。
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未来を語る少女の居る稲穂小
下手稲通が軽川桜つつみと交差する近くにある稲穂小学校の校庭に小野寺紀子の「未来を語る子」がある。この少女の表情は明るいとは言えず、何か現代の閉塞感につながる未来を暗示している。
稲穂小 未来を語る 少女立ち
像暗示 表情曇る 未来なり
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2012年04月27日
今日(4月27日)の一枚
女子学生 クラーク見る前 駆けるなり
早朝、北大構内まで行ってパノラマ写真撮影である。パノラマ写真は空間のどこかを選択して写真を撮る訳ではないので、何が写り込んでくるかわからない。体育関係の女子学生なのだろうか、ランニングでクラーク像の前を駆け抜けていく。
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中島公園に立つ群像の塔-森の歌
中島公園に山内壮夫の「森の歌」がある。女性と子供達の群像が円柱に配されている。北海道博覧会の記念として制作され、最初は白色セメントであったものが、後にブロンズで再鋳造された。
森の歌 耳を澄まして 枯木立
目に映る 生命賛歌 「森の歌」
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北風の中の「花吹雪」
ススキノの東急イン前に北村西望の「花吹雪」がある。北村の代表作は「長崎平和記念像」で、原爆の日の記念式典などでテレビ放送されるのを見ることがある。「花吹雪」の方は風に乗った花の妖精と思われる女性の、ダイナミックな肢体が表現されている。北国では、北風が吹く中を防寒服の人々が通る歩道や公園に裸婦や肌を多く露出した女性像があると寒そうである。季節に応じて彫刻を入れ替える方法を考えてもよさそうなものであるけれど、費用がかかるからこれは無理か。
北風に 身を躍らせて 花の精
花吹雪 撮る人映り 冬装備
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雪解けの川水で遊ぶキセキレイ
都会の住宅街を流れる小さな川でも、春先の雪解け水を集めて流れが勢いを増す。近寄ると水飛沫が飛んでくるほどである。川に沿って歩いていると、護岸の石組みやコンクリートのところで野鳥が動いている。長めの尾羽と胸から下腹部が黄色で、キセキレイらしい。水を怖がらない鳥のようで、流れの中にある石に止まったりする。近寄って撮影しようとするのだが、場所を変えられ、間合いを詰めさせてもらえない。仕方が無いので望遠レンズ撮った画像でキセキレイを再確認する。
雪解けの 奔流眺め キセキレイ
野鳥には 春雨如き 水飛沫(みずしぶき)
富丘小学校の校庭の二彫刻
富丘小学校はJR函館本線の線路沿いの比較的新しい学校である。開校35周年の文字が見える玄関を背に本田明二の「鹿を抱く少年」のブロンズがある。校庭には他に田所陸男の「希望」がある。
開校の 年数背にし 鹿を抱く
校庭の 奥深く見え「希望」像
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2012年04月26日
早春の北大遺跡保存庭園
北大構内の陸上競技場の横でサクシュコトニ川に沿って、竪穴式住居跡の遺跡保存庭園があります。しかし、どこが遺跡かほとんどわかりません。何も無い野原があるだけの感じです。このパノラマ写真を撮って1句です。
遺跡消え 保存されたり 春の花
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恵迪の森のスプリングエフェメラル
北大構内の恵迪の森でスプリングエフェメラルの撮影です。ここには「寄宿舎跡ノ碑」があり、恵迪寮の名前が採られた「書経」の一節、「恵迪吉従逆凶惟影響」の文字が碑面にあります。それをもじって1句です。
迪(みち)のあり 恵(したが)いて来て 学寮碑
パノラマ写真を拡大して見ると、碑の周囲に白いアズマイチゲ(キクザキイチゲかもしれない)や黄色いキバナノアマナを見ることができます。
(クリックでパノラマ動画)
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屯田事業顕彰のための屯田兵と馬の像
道道札幌北広島環状線に面し屯田開拓顕彰広場がある。石塚錦秀堂の「馬魂之像」と「屯田兵顕彰之像」が広場の見所で、馬のブロンズは大きな石の上に、屯田兵は高い台座の上に置かれている。
屯田の 顕彰の像 兵と馬
開拓期 馬は家族で 馬魂像
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日々の情景(2012年4月26日)
雪解けの 水飛沫(みずしぶき)浴び キセキレイ
自宅から少し離れたところを流れている中の川は、春の雪解け水で勢いがある。キセキレイと思われる野鳥を撮っていると、その飛ぶ姿が写真に写り込んでくる。水飛沫をバックに黄色い飛び姿が写真にあるけれど、小さくて確認に手間取る。
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苗穂小学校の校庭の母子像「創造」
苗穂小学校の校庭に山田吉泰の「創造」がある。この作家には母子像の作品があって、苗穂小学校に置かれたものも母子像である。しかし、母子像と作品名との関連がすんなりと結びつかない。
創造は 母が伝えて 苗穂の子
像の傍 枯れ幹真似て 背伸びなり
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2012年04月25日
ようこそさっぽろブログ更新
札幌市の公式観光サイト、「ようそこそさっぽろ」のブログの担当部分「花・まち」の更新がありました。「早春の動植物がワンセットで観察できる星置緑地」というタイトルで、手稲区の星置緑地のパノラマ写真とミズバショウや野鳥の写真を載せて紹介しています。チェッしてみると更新は2月29日が最後で、それに続くものです。
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サクランボ園で見かけたカケス
カケスは木の実を蓄えて、これを冬期間食べる習性がある。そのためか、冬の間カケスが地面に降りてきて餌を探す行動をしばしば見かけることがある。スズメ目カラス科カケス属に分類されていて、形や大きさはカラスに似たところもある。体毛や羽はカラスのように黒一色でなく、遠目にも目立つ色の組み合わせで、この点目立つ鳥である。未だ枝の木の芽が大きくなっていないサクランボ園で、カケスが餌探しを行っている。その姿を撮ろうとして、この鳥と追いかけっこである。
撮る人と 間合い計りて カケス居り
用心か 頭傾(かし)げて 飛ぶ準備
今日(4月25日)の一枚
遊歩道 葉の無き木の間 リスの見え
宮丘公園の遊歩道の雪はすっかり解けて歩き易くなった。枝に葉が戻っていないので、見通しの良い木の間に、動きの速いリスを見つけて撮ってみる。この時季林の中で充分な餌があるとは思えないけれど、木の実を採って食べているらしい。
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開拓の飾りのある屯田小学校の「はつらつ」
校舎に「開校122年」の文字があり、歴史ある小学校である。開拓を表現した飾りのある校舎沿いの道路に面して、男女の児童が地球儀を持ち上げている構図の畠山美代喜の「はつらつ」がある。
持ち上げる 玉は地球儀 歴史校
屯田の 歴史の飾り 道並び
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2012年04月24日
シリーズ162・パノラマ写真「ここはどこ」
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日々の情景(2012年4月24日)
小雨朝 木の芽膨らみ カケス居り
今朝は小雨である。傘を差し、カメラを抱えていつもの散歩道を歩く。林でカケスに出会う。二匹で飛んでいたので番かも知れない。木の芽が膨らんできて、もう少しすれば葉が生い茂ってきて、枝の間から見えている家並みも隠れてしまう。
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アオサギの飛び姿
小型の野鳥の飛び姿を撮るには目、腕、カメラ装備に自信が持てず、無理である。しかし、大型の鳥であればなんとかなりそうである。五ノ戸の森のアオサギのコロニーは、高い木の枝に巣があるので、下からアオサギを見て撮ることができる。時には、その飛ぶ姿をカメラに収めることができるチャンスもある。写真に撮ることのできた飛び姿は、長い首と脚を胴体に格納した格好で、大きな翼を広げている。大空を自由に悠々と飛ぶ姿には、大型の野鳥の威厳と誇りが感じられる。
アオサギは グライダーかと 見上げ撮り
羽ばたきの 風の来そうな 飛び姿
ミズバショウの傍で餌を求めるカモ
ミズバショウガ咲き出したか確かめるため、星置緑地に出かける。白い苞に護られるように黄色い棒状の花の集まりが、雪解け水から顔を出している。この春の訪れを楽しむため緑地にやって来るのは人ばかりではない。番のカモもミズバショウの傍らで餌探しに余念がない。首を水面に突っ込み、水底の水草を咥えようとしている。野ガモは必ず番で居て、お互い同じような行動を取る。しかし、春が進行して雛が育つ頃には母鳥と雛が一緒に居ても、雄が寄り添うのは見られない。
カモ突く 水の底から ミズバショウ
餌探し 番(つがい)で披露 春湿地
2012年04月23日
種の同定に自信の持てないマヒワ
小型の野鳥は見た目でも写真でも種類の同定が難しい。小さいので視力の落ちた肉眼では良く見えない。撮影した写真も木の枝で隠れたり、鳥に焦点が合っていなかったりで、同定向きの写真がなかなか撮れない。胸から腹にかけて黄色い毛のある鳥が枝に止まっている。マヒワではないかと思われる。羽の見える写真からもマヒワの羽のようでもある。ヒワの仲間にカワラヒワやベニヒワがいて、「真鶸」の名前にしてヒワといえばこの鳥だ、と命名したのかなと不確かな推測である。
図鑑見て マヒワなりかと 黄毛の鳥
羽模様 スズメ似の鳥 マヒワかな
旧永山武四郎邸の玄関で客を迎える母子像
屯田兵の父と称された永山武四郎の旧邸が永山記念公園に保存されている。建物内に、山畑阿利一作の母子像が見学者を迎えるように置かれている。軍人の屋敷に柔和な母子像の対比が面白い。
軍人の 屋敷和らげ 母子の像
細腕も 強筋力で 子抱く母
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2012年04月22日
今日(4月22日)の一枚
祠から 取水塔見て 水源池
昨日は星置緑地にミズバショウを見に行ったので、今日は西岡公園の方はどんな様子か見に行く。公園の景観のシンボルである取水塔を、不動明王の祠の近くから眺めてパノラマ写真を撮る。ミズバショウは咲き始めのものを木道から撮影する。
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ビー玉の目玉を持つカケス
春先、雪解け直後の枯葉ばかりが目につくところで動く鳥がいる。結構大きく頭部や胸毛が枯葉色で、こちら向きでは枯葉と重なって鳥の種類がわからない。横向きになった羽のところに明るい水色が見え、カケスである。この水色と黒の縞模様がカケスを特徴づけていて、これが目に入ればカケスとわかる。写真に撮り拡大してみると、ガラス玉のような円い目玉がある。嘴は太いけれど鋭い感じはしない。地面を歩き周り、この丈夫そうな嘴で突きながら地面の虫を探しているようだ。
切り株に 止まる鳥いて カケスなり
ビー玉の 目玉占拠の カケス顔
2012年04月21日
日々の情景(2012年4月21日)
巣の補強 枝をくわえて 帰巣かな
今日は天気が良く、早春の息吹を撮るため車で五ノ戸の森緑地に出向く。ここはアオサギのコロニーで、親鳥が高い木の上に巣を作り、雛を育てている。嘴に枯れ枝をくわえて巣に戻るのは、雛が大きくなって巣の補強をしているためだろう。
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今日(4月21日)の一枚(番外)
天空に 浮かぶ円さを 撮らえたり
最近絵になる場所で日の出を撮ろうとして、いつも太陽に先を越されていた。今朝は日の出前に撮影場所を物色して日の出を待つ。地平線というより大都会の後方に居座る雲から陽が顔を出す。昇る陽の速度は速く分を置かず天空に円が浮かぶ。
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見返り美人を連想するツグミの後姿
ツグミが背中を向けて、コンクリートの塀のところに止まっている。野鳥は撮影者のために色んなポーズを取ってくれることは無いから、撮影者に向けた姿勢のものを何枚か撮ってみる。ツグミの後姿の羽の部分は、茶と黒を組み合わせたデザインで、目立つのを押さえて落ち着いた渋い感じである。首を横にして撮影者を気にしている様子は、これといった理由もなく、浮世絵の見返り美人を連想させる。後ろから下腹の部分が少し見える姿勢では、白黒の斑模様がわずかに写っている。
連想は 見返り美人 ツグミかな
前向けと 注文念じ 後ろ撮り
2012年04月20日
シリーズ161・パノラマ写真「ここはどこ」
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児童の卒業作品のような群像彫刻
豊水まちづくりセンターは廃校になった豊水小学校の校舎の再利用で、旧校舎前に腕を広げた群像の彫刻がある。高津和夫の「はばたけ豊水の子」で、一見児童の卒業記念作品のようにも見える。
一見は 児童作かと 廃校舎
児童達 はばたく先に 春の空
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今日(4月20日)の一枚
朝日背に 一瞬見返す 狸かな
雪に時季には動作の鈍かった狸が、雪解けにつれて俊敏な動きになってきている。急に現われた狸が林に消える一瞬、こちらを振り返る。その瞬間の一枚が本当に今日の一枚である。朝日が差す地面にはもう積雪は見られず、緑が少し見えている。
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- at 06:53
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2012年04月19日
今日(4月19日)の一枚
冊子見て アートで旅す 地下ギャラリー
北海道が発行した「アートで北海道を旅しよう。」の編集制作検討委員を務めた。3月末出来上がった冊子を手にし、記事になっている大通地下ギャラリーの「500 m 美術館」に出向き、掲載ページを開いて実際の場所の写真撮影を行ってみた。
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壁面に広がる「希望の原点」
手稲コミュニティセンターの建物の壁に高津和夫の「希望の原点」のレリーフがある。中心から放射状に広がる線をデザインした単純な図柄で、作品に添えられた作家の賛が埋め込まれている。
曇り空 見上げる壁に 希望線
点からの 放射の線が 希望なり
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雪解けの水溜りの番(つがい)のカモ
サクランボの季節になれば駐車場になるところを歩いていると、カモの番が雪解けの水溜りのところに来て居る。雪解け水なので、水藻やその他の餌になるようなものがありそうにもないの、どうしてこんなところにカモ居るのだろうかと疑問が湧いてくる。こちらがカモの方へ進めば、カモは間合いを置いて遠ざかろうとする。適当な距離で止まってカモの写真を撮る。雄カモは立派な装いである。これに対して、雌カモは地面の石ころと同じような色合いで、まるで保護色のようである。
雪解けに 番で何する 水溜り
雄(おす)目立ち 雌(めす)は紛れて 野ガモかな
シリーズ160・パノラマ写真「ここはどこ」
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2012年04月18日
今日(4月18日)の花
燃え上がる炎を表現した「Torch」
札幌駅前通地下歩行空間から日本生命ビルの横を抜け地上に出る階段部分に豊嶋敦史の「Torch」が吊り下げられている。生きる力を炎の立ち上がる様子にして表現した2011年設置の作品である。
逆さ吊り 赤唐辛子 炎なり
燃え昇る 「Torch」(とーち)の炎 ビルの横
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新聞社の玄関前のレリーフ「大地のうた」
北海道新聞社の玄関のところに本田明二の「大地のうた」のレリーフがある。彫り込まれている野生動物は鹿、リス、ツル植物はエンレイソウ、スズラン、ハマナス、ライラック、松などである。
大地歌を 絵で見てここは 新聞社
レリーフで 北の野生を 数え挙げ
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2012年04月17日
作品名「あぐら」の通りのポーズの女性像
抽象作家は作品名も抽象的であるのが多いのに対して、具象作家のものは作品に添ったものが多い。「かでる2.7」の1Fロビーの佐藤忠良の「あぐら」は、若い裸の女性が胡坐姿で座っている。
胡坐かく 娘も加(か)でて ホールなり
目を逸らす 裸の娘(こ)居て 胡坐なり
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今日(4月17日)の一枚
鯉のぼり 泳がず山は 冬景色
天気予報では雨であるけれど、曇り空からは雨粒は落ちてこない。近所の庭に早々と鯉のぼりがお目見えである。風がないので垂れたままで、威勢が無い。鯉のぼりはやはり泳がないと様にならない。三角山には未だ残雪が見え、冬景色である。
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児童の顔が教える中央創成小学校の跡
札幌市庁舎は小学校があった場所に建てられ、坂担道の「中央創成小学校の跡」の碑が市庁舎の傍にある。男女の児童顔のレリーフに「菊のかおりのいや高く」で始まる校歌が刻まれて見える。
児童居て 母校の跡と 教えたり
校歌には 菊のかおりの いやたかく
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正面は白エプロン掛けのハクセキレイ
ハクセキレイを正面から写してみると、一見では訳のわからない格好である。目玉と頭の部分を確認すると、黒服に白いエプロン掛けをした姿に見えてくる。横から見ると頭部、背中から尻尾、胸のところが黒く、その他の部分が白い配色であるのがわかる。嘴から目を通過する黒い過眼線で、正面から見ると顔は半分に割れたようにも見えてくる。良く動かす長い尻尾がこの鳥の特徴である。残雪の上を歩きまわりながら、さかんに餌を探している。住宅街でもよく見かける鳥である。
白エプロン 掛けて探すは 朝餉なり
黒白で 決めて胸張る お洒落鳥
2012年04月16日
豊水の庭にある師弟像のレリーフ
廃校になった豊水小学校の校舎は豊水まちづくりセンターとなり、その横に「豊水の庭」があり、加藤顕清の「ほうすい師弟の像」が残されている。庭には大典文庫のレンガ造りの建物もある。
廃校の 豊水小の 庭残り
オカッパに 坊主頭で 時代なり
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ビルの横穴に隠されたようにある彫刻
北3条西3丁目にあるNREG北三条ビルに床屋が入居していて、その横に望月菊麿の「光の門」がある。この作家の光シリーズの作品の一つのようで、ビルに横穴を開け、金色に輝く彫刻がある。
金色の 門の収まり ビルの穴
意表つく 光の門に ヘアサロン
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東区民センターの玄関横で「手をつなぐ」親子
東区役所と区民センターは建物がつながっており、区民センターの玄関正面に札幌時計台に似せた時計飾りがある。その横の植え込みのところに本田明二の「手をつなぐ」母子像が置かれている。
像の母子 時計台見て 区民なり
自転車が 並ぶ季節に 入りけり
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2012年04月15日
今日(4月15日)の一枚
シリーズ159・パノラマ写真「ここはどこ」
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陶板レリーフ「大地の詩」に咲く北国の花
ホクレンビルの1Fロビーに「大地の詩」の陶板レリーフがある。本田明二の作品で陶業会社が製作している。春の妖精が緑の樹を抱きかかえ、地面にスズラン、水芭蕉、ハマナスが描かれている。
レリーフと ホクレン船あり ロビーなり
陶板に 北国の花 咲きてあり
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2012年04月14日
北農ビルロビーの「農」の木彫とタイル画
北農ビルのロビーには松田与一の「大地に立つ」の農村婦人をモデルにした木彫がある。壁に國松明日香のタイル画「月夜のデメテル」があり、デメテルはギリシャ神話の穀物豊穣の女神である。
逞しき 農村婦人 ロビー立ち
デメテルの タイル画ありて 農のビル
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漢字の組み合わせの意味がわからない作品名「壌・蜀」の石彫刻
札幌市庁舎の地下1Fの外に小さな池を囲む庭園があり、石川浩の「壌・蜀」の2個の石の彫刻が置かれている。どうしてこの漢字の組み合わせになっているのか、作品との対応関係もわからない。
「壌・蜀」と 疑問強要 作品名
どれが壌 どれが蜀かと 池の石
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五輪大橋の東端にある「花束」の小型像
北区体育館の玄関のところに花束を持つ娘の一対のブロンズ像がある。本郷新制作のこの像は、札幌冬季オリンピックを記念して、五輪大橋の東端に置かれた「花束」像制作のために作られた。
花束を 持つ娘居て 体育館
花束は 競技者讃え 五輪なり
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2012年04月13日
今日(4月13日)の一枚
雪氷(ゆきこおり) 残し退却 冬将軍
早春の雰囲気をパノラマ写真で撮ってみようと、中島公園まで出向く。積雪ゼロ宣言の札幌でも、公園のあちらこちらに残雪がある。公園の菖蒲池も一部に氷が残っている。それでもやはり春に入っている感じが空や地面から伝わってくる。
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置かれた場所で不運に見えてくる裸婦像
自治労会館横に本田明二の「朔風」の裸婦像が高い台座の上に置かれている。裸婦の頭上には電線が走り、どの角度から撮っても電線が入ってきて邪魔になる。作品にとって不運な場所である。
裸婦像は 電線ヒモで 不運なり
アングルを 選びようなく 入る電線
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朝日の中のハクセキレイ
野鳥を撮るのは日の出前後が良い。この時間帯野鳥の活動が活発なようで、騒音が無い中での鳴き声で鳥の居場所も同定し易い。朝日の中で鳥の姿が上手く撮れると、雰囲気のある写真になって、これもよい。しかし、相手は野鳥である。うまい具合にこちらの注文には応じてくれない。それでも何枚か撮っていると、見られる写真も得られる。雪解けが始まって、地面の土が顔を出しているところにハクセキレイが餌を探して動いている。朝日がその白黒の毛を明るく染めている。
忙しき ハクセキレイに 朝日差し
積雪も 残り数日 白毛鳥
新しく見える緑色の「太陽の母子像」
手稲本町の手稲コミュニティセンターの中庭に本郷新の「太陽の母子像」がある。宮の森緑地にあるものと型が同じらしい。表面が加工されているのか、緑色で新しそうに見えるブロンズである。
施設庭 雪の残りて 母子の居り
日差し無く 太陽の母子 緑なり
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2012年04月12日
越冬した蚊の仲間
庭の雪解けを見ているガラス戸の外側に大き目の蚊のような虫が張り付いている。越冬していて、暖かくなったので現われてきたようである。翅が二枚なので双翅目(ハエ目)の虫であることはわかっても、絞り込んで同定できない。しかし、どんな場所で厳寒期を過ごしたのだろうか。凍りついて半死状態でいて、春先溶けて生き返ることも考えられるけれど、専門家に聞いたこともないので、本当のところはわからない。雪が解けて、いよいよ虫の登場の季節を迎える前触れである。
ガラス戸に 虫の張り付き 春通知
確認は 広げた翅で 双翅目
春先地面で餌探を探すツグミ
春先、未だ雪が解けきらない地面で餌を探している鳥が居る。ツグミである。雪の上に落ちた木の実が、雪解けとともに地表に出てくるのを探しているらしい。冬の間は見かけないので、旅鳥のようである。解ける雪を追いかけて北上していくのだろうか。胸から腹にかけてある白黒の斑点模様が洒落ている。明るい濃い茶色の羽が遠目にも目立つ鳥である。身体の大きさなどからヒヨドリと間違えそうになるけれど、ヒヨドリよりは貌つきがおとなしそうで、鳴き声もあまり聞かない。
地に落ちた 木の実探して ツグミかな
解ける雪 旅の鳥かと ツグミ撮り
雪ダルマとは対照的な石製の黒い「八丁ダルマ」
大通公園に沿った西8丁目の北側の住友商事フカミヤ大通ビルで、歩道に面した正面に流政之の「八丁ダルマ」が置かれている。黒御影石の雪ダルマで、雪ダルマとは色、固さが対照的である。
この季節 見るものも無く 都市公園
ビルの影 ダルマに写り 八丁目
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雪の中で大きな黒い塊に見えるエドウィン・ダン像
南区役所の近くにエドウィン・ダン記念館と記念公園がある。この公園には峯孝制作のダンの大きなブロンズ立像がある。台座にはダンが指導した北海道酪農事始の逸話がレリーフになっている。記念館内にもこのダン像のミニアチュア像がある。
白雪に 黒さを増して ダン立像
台座絵は ダンの指導の 酪農史
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2012年04月11日
今日(4月11日)の一枚
雪解けの 水に潜みて ミズバショウ
天気はあまり良くなかったけれど、手稲区にある彫刻のパノラマ写真を2、3ヶ所撮りに行く。ついでに星置緑地まで行って、ミズバショウが顔を出しているかの確認である。今年は雪解けが遅れているようで、緑地には緑が戻っていなかった。
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シリーズ158・パノラマ写真「ここはどこ」
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黒御影石で表現した女性の美形
JRタワーのオフィスプラザさっぽろの1Fのエレベータに向かう通路に、流政之の「PIRIKA」がある。アイヌ語の「美しい」を作品名にしたようだ。黒御影石で美しい女性の肢体を連想する。
美しき 肢体連想 ピリカなり
黒白の 造形、柱 並びおり
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作品名の意味のわからない“Notte”像
六花亭真駒内ホール店1Fのら旋階段のところに板東優の作品がある。人物の胸像で、木製の台座の上にあり、台座に英文字「Notte」と書かれていてこれが作品名なのだろ。意味はわからない。
「Notte」名 何の意味かと 像見つめ
像の横 光り溢れて ホール店
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2012年04月10日
シリーズ157・パノラマ写真「ここはどこ」
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「球の記憶」と謎かけ作品名の石の彫刻
車の流れはあっても人通りの少ない午前中のススキノの大通で丸山隆の「球の記憶」を見る。奇妙な形を見ながら、作品名にある球は何を指しているのか、謎かけを解くような気分になっている。
繁華街 人影少なく 石立てり
謎かけか 何処に球あり 作品名
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繁華街で人目を惹く卵のオブジェ
ススキノの南4条通の北側歩道に大きな卵のオブジェがある。平田まどかと松本純一の共同作品で、作品名もずばり「タマゴ」である。巨大怪鳥が繁華街に産み落としていった卵のように思える。
朝時間 通る人避け タマゴ撮り
繁華街 怪鳥卵 孵化直前
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2012年04月09日
手稲駅舎通路のアクセントになっている鉄製の彫刻
公共の通路にある彫刻は、歩行者が共有する空間のアクセントである。JR手稲駅舎通路の國松明日香の「雪だるまをつくる人」は、このアクセントが見る人にどのように捉えられているだろうか。
鉄製の アクセントあり 駅通路
雪だるま 作る人添い 手稲駅
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ススキノ表通りにある意図の見えない「Memory」
彫刻と場所の親和性を感じる状況がある。ススキノの表通りに設置されている永野光一の「Memory」は、作品の意図するものが見えず、色々な顔を持つススキノに合っているようにも感じられる。
日中は 夜の賑わい 記憶なし
「Memory(めもりー)」は 何記憶して この造形
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2012年04月08日
シリーズ156・パノラマ写真「ここはどこ」
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今日(4月8日)の一枚
リスの仔と 遠目間違え ネズミなり
昨日見たヒマワリの種を食べるネズミが今日も現われるかと待っていたけれど、現われそうにもないので、昨日の写真を今日の一枚にする。リス用に置いた餌なのに、ネズミも現われるとは予想もしなかった。何か野生動物園の雰囲気である。
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ギャラリーの回廊空間の「鳥を抱く女」
大同生命ビルの螺旋階段を上っていくと大同ギャラリーの入口になる。入口周囲は回廊空間が広がり、植栽もあり、開けた空間から地上を見下ろせる。本郷新の「鳥を抱く女」が入口付近にある。
上りつめ 回廊空間 ビルの中
鳥を抱き ギャラリー口に 女居り
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ビルの中の黒い石の「吹雪」
北3条西2丁目にある札幌MTビルの玄関ホールに「吹雪」と題された安田侃の石の彫刻がある。どうしてこれが吹雪なのか、大きな縦長の石が彫刻なのか、ビルの中の異形を見て考えてしまう。
白板は 吹雪補強か ビルの内
ホールでは 異形が待ちて エレベータ
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風の吹かない地下通路にある「風の記憶」
かでる2.7の地下通路のヒノキ製の「風の記憶」と銘打った加賀谷健至の作品がある。地下通路で無風状態のところに居て「春風を待ち望んでいる」道産子の一人として、作品を眺めてみる。
人と風 流れ少なき 地下通路
見上げれば 風の道なく 無風なり
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2012年04月07日
仏作家の石の鳥の居るセカリー広場
パーゴラは 鳥の開(あ)き檻 雪広場
前田森林公園にセカリー広場と銘打たれた場所がある。フランスの彫刻家ピエール・セカリーが日仏友好のために石で制作した「幻想の鳥」が置かれているためで、設置年は1988年と案内板にある。
目小さき 幻想の鳥 雪埋もれ
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今日(4月7日)の一枚
新雪に 縫いぐるみかと 朝の客
今朝は雪が降ったり止んだりである。リスが新雪の上を跳んでやって来る。その様子を撮りたいのだが、動きが速くてカメラが追いつかない。動きを止めたところの一枚にかろうじて姿が写っている。縫いぐるみを雪の上に置いたようである。
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鳥を抱く女も寄与する街づくり
北1条宮の沢通に沿って宮の森のところに交番がある。交番の隣に宮の森まちづくりセンターがあり、その前に本郷新の「鳥を抱く女」の像がある。彫刻が街づくりに一役買っている感じである。
鳥を抱く 女の立ちて 宮の森
宮の森 彫刻寄与し 街づくり
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2012年04月06日
シリーズ155・パノラマ写真「ここはどこ」
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西高の校庭の雪に潜む永野光一の「潜」
西高の校庭に黒御影石の彫刻が置かれている。同校の卒業生の永野光一の「潜-kirameki」である。作品名の意味するところは見ていてもよくわからなけれど、作品名を爪句に取り込んでみる。
校庭に 黒き塊(かたまり) 雪潜み
煌(きらめ)きは 黒石(いし)の表の 陽の反射
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蝦夷共和國総裁榎本武揚の文字のある「なんもさストーブ」
ホテル・ニューオータニの前に流政之の北海道の方言を作品名にした「なんもさストーブ」がある。1868年の文字もあり、この年(明治元年)榎本率いる幕府海軍が箱館で新政府軍と戦っている。
かつて見た 達磨ストーブ ホテル前
「なんもさ」は 会話に消えて 新世代
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2012年04月05日
かでる2.7の地下通路に潜む作品
「かでる2.7」には道庁舎に通じる地下通路がある。この通路に一般の人の目に触れず、潜んでいるような作品がある。浅井憲一の「光彩」もその一つで、壁で地上からの光りを求めているようだ。
見上げれば これ光彩か 地上光
造形が 光り求めて 地下通路
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- at 21:09
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今日(4月5日)の一枚
山道は、昨日の爆弾低気圧の影響で降った雪で覆われている。しかし、春の強まった日差しで解けた雪が水溜りを作っている。気候には乾季、雨季で二分される地域もあるけれど、北国は雪のある雪季と、雪が解け水となる水季に分けられる。
北国は 雪季(せっき)水季と 二分なり
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野外彫刻の模範のような「いちばん星」
厚別区役所の前に小野寺紀子の「いちばん星」がある。気品のあるブロンズ像で手入れが行き届き、人目のつく場所での模範的野外彫刻としては、この作家によるものが最右翼にくると思われる。
青空の どの辺りかと 一番星
気品ある 少女座りて 役所前
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シリーズ154・パノラマ写真「ここはどこ」
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2012年04月04日
著作の出版を考えている方に
JA(全農)共済ビル玄関ホールの「耕作されつつある大自然」
札幌駅近くのJA(全農)共済ビルの1階ロビーの壁に大きな金属製レリーフがある。箕原正の「耕作されつつある大自然」で、農業関連団体のビルなので農業機械が作品のテーマに選ばれている。
ホール内 耕されて 大自然
農機具は 仕事中なり 壁の中
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楠本晴久作「飛遊」
新装なったJR白石駅舎の南口広場に楠本晴久の「飛遊」が設置された。このオブジェは白石区を象徴した表現になっている。主柱は白石地区を開拓した白石藩士の故郷白石市の方向を向き、側面のバラは区花で、螺旋と球は飛躍と遊び心である。
区花のバラ 雪解けに咲き 駅舎横
我が姿 遊び心の 球にあり
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- at 07:00
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2012年04月03日
作家の一周忌に見る道立西高等学校校庭の「蒼穹」像
ブロンズ像は時々その表面を掃除しないと汚れが目立つ。西高の校庭に同校の卒業生故佐藤忠良の「蒼穹」像がある。若い女性の身体に、縦に流れる跡が目立っていて、鑑賞の邪魔になっている。
一周忌 作家の母校 雪残り
身の汚れ シャワーに入れたき 裸体なり
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眼鏡屋の壁で見下ろす目の良い女の子
南2条西4丁目の角に水野メガネ店があり、そのビルの外壁に山内壮夫の「花と子供」の顔の彫刻がある。顔には眼鏡がないので目の良い女の子と想像でき、行き交う通行人を見下ろしている。
気づかれず 大家の作品 ビルの壁
見下ろした 子に眼鏡なく 眼鏡店
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- at 05:44
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シリーズ151・パノラマ写真「ここはどこ」
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2012年04月02日
今日(4月2日)の一枚
ミドーアートクラス生徒展
昨日(4月1日)は街歩きでパノラマ写真撮影である。たまたま厚別区民センターに立ち寄ったところ、表題の展覧会(展示会?)が行われていた。原田ミドー氏の主宰するアートクラスの生徒の作品展のようである。パノラマ写真中で、つなぎ姿で立って作業中の人物が原田氏で、名前のミドーは本名が「緑」でそれをもじっているとのことである。芸術を生業にすると、子供たち相手に教室を開いて、時にはこんな作品展も行う必要があるのかと、傍目には大変そうに思えるけれど、ご本人は楽しんでいるのかもしれない。まあ、このブログを原田氏が見ることはないだろけれど、作品展がパノラマ写真で残っていると知れば、ご本人は喜ぶことだろう。
(クリックでパノラマ動画)
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シリーズ152・パノラマ写真「ここはどこ」
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2012年04月01日
シリーズ150・パノラマ写真「ここはどこ」
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「どんぐり ころころ」の作曲家の楽聖像
市立資生館(旧創成)小学校の角地に安岡周三郎制作の梁田貞像がある。梁田はこの小学校の卒業生で、「どんぐり ころころ」の作曲を行っている。この良く知られた童謡の楽譜も像の横にある。
角地には 楽聖の居て 小学校
楽譜読み 「どんぶりこ」なり 「どんぐりこ」
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今日(4月1日)の一枚
新雪は エイプリルフールか 4月なり
エプリルフールである。雪でお向かいの家のビニールハウスが潰れた話に家人は又ひっかかった。解けかかっていた雪の庭が、新雪で覆われている。リスが来て、雪の中からヒマワリの種を取り出して食べている。春は一歩後退の4月である。
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シリーズ149・パノラマ写真「ここはどこ」
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