2015年05月31日
HPFhito95:札幌の歴史と都市計画に造詣の深いノーザンクロス社代表取締役山重明氏
山重明氏は北海道イトムカ出身の56歳(1959年生まれ)である。現在イトムカの名はほとんど耳にしないけれど水銀鉱山のあったところで、現在の所在地は北見市留辺蘂町である。北大経済学部に進学し、眞野脩教授の経営学ゼミ生となる。北大を1982年に卒業して北海道東北開発公庫に就職し、3年間勤めて退職する。退職後、東京でいわゆる土光臨調の民間スタッフとして加わり、国鉄分割民営化・地方分権等に携わって2年間仕事をする。
東京での仕事に区切りをつけて札幌に戻り、1987年28歳の時現在のシンクタンクの会社「ノーザンクロス」を設立している。ノーザンクロスという星座に関する言葉はサザンクロス(南十字星)に対応した造語で、建築デザインの専門家であった北大の飯田勝幸先生からの助言で採用したそうである。北十字星は人や情報の交差点を意識したネーミングと話されていた。
山重氏は会社の業種として「総合まちづくり」を掲げ、メインクライアントの札幌市からの依頼を受けて、札幌の街造りに助言を行ってきている。今回聴講した経済界倶楽部の札幌5月例会講演会の表題が「人口減少・超高齢化の札幌の街づくり」で、仕事柄札幌の歴史や都市計画に関して造詣が深い。
氏の札幌の歴史のまとめによると、創建期が1860年代から1910年代の半世紀で、1869年の開拓使設置があり、開拓使判官島義勇の「五州第一の都」を目標にした札幌市のグランドデザインが描かれた史実の紹介があった。屯田兵による開拓や開拓使が指導した殖産興業が盛んになり、札幌は都市の形を整えていく。
札幌市の拡大期は1910年代から1960年代の半世紀で、1918年の札幌の人口が13万人であったものが、周辺の町村を吸収しながら1970年には101万人に達したことからもわかるように、急速な都市拡大が行われた。
拡大期に続く飛躍期を1960年代から2010年代の半世紀として位置づけている。この札幌市の飛躍期の牽引になったものは1972年の札幌冬季オリンピックである。山重氏はオリンピックでの男子スキージャンプでの日の丸飛行隊が表彰台を独占した活躍を目にして、感激した話をしておられた。国際都市札幌の都市文化に力点を置いての解説で、講演では触れられていなかったけれど、1960年に北大に創設された工学部電子工学科の第一期卒業生の筆者の立場では、高度経済成長に突入する日本の産業の人材養成のための新学科が北大に次々に創設された点が拡大期の札幌においても大きなウエイトを持つ。電子工学科の卒業生が興した情報産業ベンチャーを札幌市が施策に取り上げ、1986年には札幌テクノパーク造成と札幌市エレクトロニクスセンターの落成があり、札幌情報産業の幕開けにつながっていったのも札幌の飛躍期の一側面である。
半世紀毎の区切りで、2010年代から2060年代のこれからの成熟期は人口減少・超高齢化社会を迎える。札幌市の人口も今年(2015年)が増加から減少に向かう人口グラフの頂上の年であると紹介されると、改めて札幌市の将来について考えさせられる。今年は札幌市長が新しい顔の秋元克広氏になり、成熟期の札幌市の向かう方向性を定める必要に迫られるのだろう。そのような局面で山重氏の今後の活動が期待されるところである。
ノーザンクロス社が発行している「カイ(KAI)」という雑誌がある。この季刊誌のコンセプトは「北海道を探しに行こう」というもので、第1号は2008年に発行されている。筆者も「北海道豆本」シリーズの「爪句集」を2008年から出版してきていて、この豆本は季刊みたいなもので、2015年現在で24集を数えている。ノーザンクロス社の季刊誌発行と筆者の個人出版は何となく似ているな、と思っている。因みに「カイ」の意味は北海道の名付け親松浦武四郎が、アイヌ語の「この土地に生まれし者達」を意味した言葉であると山重氏が知ることになり、誌名に採用した話も聞いた。
山重氏の趣味について聞いてみると、少年野球のコーチだそうである。子息が少年野球をやっていて、その関係でこの趣味を15年間続けているとのことである。少年野球では話題の重なるところがないので踏み込んだ話にはならなかった。山重氏からは、7月には筆者の主宰する勉強会の講師で又お話を伺うことで約束を取り付けている。
(東京ドームホテル札幌での講演準備中の檀上の山重明氏、右は経済界倶楽部札幌支局長小松久幸氏)
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今日(5月31日)の一枚
朝刊に 紹介記事や 爪句集
道新朝刊の北海道の本の「新刊情報」に24集目の爪句集「爪句@今日の一枚」が紹介される。この爪句集の表紙をスキャナーで取り込み、PCに表示して新聞記事と重ねて撮る。パソコン画面には前日登山した藻岩山パノラマ写真が写っている。
(パノラマ写真)
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2015年05月30日
今日(5月30日・その2)の一枚
2015年05月29日
シリーズ1863・「パノラマ写真」ここはどこ
キングサリの周囲を飛び回るマルハナバチ
宮丘公園から降りてくる散歩の帰り道にキングサリ(金鎖)の花を目にする。近くに藤棚もあって藤の花のイエローバージョンのようである。実際キバナフジの別名もある。マメ科である点は藤と同じであるけれど、属は異なる。この木花を撮っていると蜂が写り込んでくる。ずんぐりした体形でマルハナバチのようである。マルハナバチからさらに分類を進めるには画像が鮮明でないけれど、オオマルハナバチのようでもある。キングサリは有毒植物でその蜜は大丈夫なのだろうか。
キングサリ マルハナバチを 誘いたり
蝶形花 蜂を飲み込み マメ科なり
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2015年05月28日
今日(5月28日)の一枚
大ドラマ 始まりそうな 日の出前
窓から見える日の出は3時台に近づいている。陽が顔を出す直前は、平凡な一日でもドラマを感じさせる空になっている。人が生まれる時も、その後の人生が淡々と過ぎるとしても、母親に抱かれて過ごす時には大ドラマの幕開けを期待される。
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コンフリーの葉に居るフキバッタの幼体
コンフリーの花が咲いている。元々は渡来の植物で、野生化したものをよく見る。和名ではヒレハリソウ(鰭玻璃草)である。花が玻璃色をしているのでこの名前になったのだろう。鰭は魚の鰭に形に似ているためか。その花を撮っていて葉のところにバッタの幼体が居るのに気がつく。早朝だと虫も目覚めていないのか、動きがない。帰宅して調べるとヤマトフキバッタの幼体のようである。コンフリーの葉がかなり食べられているのも写っていて、バッタの良いご馳走であるようだ。
形色 鰭玻璃草と コンフリー
ネット見て ヤマトフキバッタ 幼体なり
今日(5月28日)の一枚
大ドラマ 始まりそうな 日の出前
窓から見える日の出は3時台に近づいている。陽が顔を出す直前は、平凡な一日でもドラマを感じさせる空になっている。人が生まれる時も、その後の人生が淡々と過ぎるとしても、母親に抱かれて過ごす時には大ドラマの幕開けを期待される。
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2015年05月27日
道新文化センター講座第6回目
JR千歳線平和駅に集合し、約300mある柏山跨線人道橋を通って、広島ー長崎原爆資料展示館のある平和地区に出る。ここから歩いて白石本通墓地に向かう。この墓地には鳥居のある墓などがあり、変わっている。
(鳥居付きの墓:パノラマ写真)
墓地の敷地内に円形に植えられた並木がある。並木は同心円で二重になっていてとりあえずウッドサークルと呼んでいる。講座参加者とこのウッドサークルの中や周囲を確認するけれど、特に変わったものがある訳でもない。
(ウッドサークル)
この墓地には陶管の墓が残されている。墓地の入口に「白石歴しるべ」の説明看板があり、この陶管の墓の説明がある。
(陶管の墓を見学する参加者)
この墓地から次の訪問先に行く道すがら、電柱を鳥居の絵で囲んだものがある。ちょっと奇妙なものであるけれど、電柱に一緒に取り付けられている看板をみるとその訳がわかる。
(電柱を囲んだ鳥居の絵看板)
鳥居の絵看板の上には犬の糞の始末を促す看板が見える。これ犬を散歩させている飼い主に、鳥居に向けて飼い犬が尿をしたり糞を残したりしないようにさせるためのものである。
次の訪問先は北電と縁(電線)を切り、ソーラーパネルから得られる電気のみで生活する実験中の福本邸である。家の主の福本義隆氏がこれまでの経緯も含めて説明を行ってくれる。カメラマンの川久保氏も小樽から駆け付けて写真撮影をしてくれる。
北電と縁を切ったため、天気が良くて電気が余っても売電することはできない。逆に日照が少ないと不足分を北電から買うこともできない。こうなると電気を貯める電池だけが頼りである。福本邸は電池が所狭しとならんでいる。壁にも充電可能なニッケル水素電池が並んでいる。見学者はこの電池の山を見て驚いたことだろう。室内で記念撮影となり、川久保氏の出番である。
ブログ「『ワンワンの会社勤務』のようなもの」の執筆者のチョコ嬢を見学者に持ってもらい記念撮影である。
福本邸から歩いて国際協力機構(JICA)の北海道センターに行く。担当者からJICAの事業目的や遂行している事業などの説明を受ける。見学者からJICAに関する質問が出る。
説明後はセンターの館内を見学。
JICAの訪問が終わって、参加者の一部は同館内のレストランで昼食を摂る。他の参加者は地下鉄東西線の南郷18丁目駅まで歩いてここで散会となる。
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今日(5月27日・その2)の一枚
快晴で 電気貯まりて パネル邸
本日の都市秘境探索のコースで、福本義隆氏邸を見学する。北電と縁を切って、太陽光発電だけの電気で生活をする実験中の家である。庭で撮影したパノラマ写真には電力ケーブルからの分岐線が家に届いていない。屋内の電池の山には驚く。(パノラマ写真)
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2015年05月26日
今日(5月26日・その2)の一枚
トチノキの 木花目に入り リラ祭り
大通公園に面したホテルでの講演会に出席するついでにライラック祭の会場に足を運んでみる。テントの店が開店準備中である。ライラックの花を見るよりは飲んだり食べたりの祭である。トチノキの大木がありローソク状の花が咲いている。(パノラマ写真)
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ホオジロ(2015年5月25日)
草花を撮る目的でマクロレンズを装着したカメラを持って宮丘公園を目指す。歩いている道で野鳥が飛び出す。マクロレンズを鳥の居る方向に向けて撮る。ごく近くの対象ならフォーカスを合わせねばならぬところ、遠くは固定焦点レンズとして機能するのでシャッターを押すだけである。帰宅してPCに映し出された画像を拡大してホオジロを確認。マクロレンズ1個で手元の花も撮れるし、上手くいくと野鳥をカメラで追いかけることもなく撮り込めることがわかってこれは収穫である。
想定外 マクロレンズで 野鳥撮り
拡大し ホオジロの顔 認めたり
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2015年05月25日
シリーズ1867・「パノラマ写真」ここはどこ
2015年05月24日
シリーズ94・これは何?
今日(5月24日・その2)の一枚
頭上にて 鳴くヒヨドリや 朝日染め
ヒヨドリは良く鳴く鳥である。鳴くというより話し掛けているみたいだ。新緑が枝を覆うようになると、野鳥は木の葉に遮られて上手く撮れない。この点電線に止まる鳥はその姿をはっきり捉えることができるので、興ざめの電線を入れて撮る。
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今日(5月24日)の一枚
筋肉痛 確かめ歩く 遊歩道
手稲山登山の翌日で、心配だった筋肉痛も今のところなく、朝の散歩に宮丘公園を選ぶ。朝日が木間から漏れてくる様子をパノラマ写真に収める。寒くもなく暑くもない新緑の頃のこの公園は歩いていて気持ちが良く、時々散歩の人に出会う。(パノラマ写真)
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2015年05月23日
今日(5月23日・その2)の一枚
手稲山に登る。いつものメンバーで札幌組はSu氏、F氏、N氏、小樽組はSa氏、K氏の総勢6名。天気の良い週末で手稲山は混んでいる。登山道の平坦のところは歩きながら花の写真を撮る。布敷の滝を過ぎて間もなくガレ場になる。岩から転げ落ちないように下ばかり見て登っていて、頭上の木が目に入らずしこたま頭をぶつける。血が出て止まる。頂上付近の見晴しは素晴らしく、頂上に雪を残した札幌岳、無意根山、朝里岳、余市岳、手前に定山渓天狗岳、遠くに羊蹄山も見えていた。(パノラマ写真)
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今日(5月22日)の一枚
花散歩 ツクバネソウを 見つけたり
昨日の道新夕刊に「さっぽろ花散歩」の広告が出ている。今朝は宮丘公園花散歩となる。曇り空で薄暗い遊歩道を歩きながら花の品定めをする。珍しい花がないかと探してクルマバツクバネソウを見つける。これをPCに表示して広告本と重ねる。
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クルマバツクバネソウ
花散歩 ツクバネソウを 見つけたり
昨日の道新夕刊に「さっぽろ花散歩」の広告が出ている。今朝は宮丘公園花散歩となる。曇り空で薄暗い遊歩道を歩きながら花の品定めをする。珍しい花がないかと探してクルマバツクバネソウを見つける。これをPCに表示して広告本と重ねる。
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2015年05月21日
シリーズ77・これは何?
2015年05月20日
都市秘境歩き講座5回目
今日は「身近な都市秘境を歩いてみよう」講座の5回目である。地下鉄円山公園駅集合で円山公園を抜けて北海道神宮の前を行く。円山公園の外れでオシドリやリスを見かけ、しばし立ち止まる。
宮の森にあるワグナー・ナンドール記念財団を訪ねる。同財団の理事長秋山孝二氏からワグナー・ナンドールの作品についての解説を聞く。札幌市の市長公邸跡にある、ブロンズ像の「母子像」とナンドールの故郷ハンガリーのブタペストにある同じテーマの石彫の「母子像」のスライドを比較しながら、母子像の由来等の説明を聞く。ナンドールが来日したきっかけは、秋山氏の叔母に当たる秋山ちよさん(ワグナー・ナンドール記念財団会長)とナンドールが結婚したことによる。ナンドールは栃木県益子町にアトリエを構え、日本に帰化し、没している。
(ナンドールについて解説中の秋山氏・パノラマ写真)
ナンドールの話から新渡戸稲造の話となり、秋山氏らが進めている「遠友夜学校」の保存活動に関する紹介がある。
なお、秋山氏は「秋山記念生命科学振興財団」の理事長でもあり、お話を聞いた場所は同振興財団の事務所でもある。事務所といっても、元は秋山氏の伯母(秋山氏の母の姉)に当たる「秋山愛生舘」社長喜代さんの私邸であった関係で美術品が並び、事務所の感じはしない。
ナンドール財団を辞してから「レトロスペース坂会館」に歩いて行く。丁度館長の坂一敬氏がおられたので同氏から資料館の草創期の話を伺う。戦後捨てられていたマネキンを拾ってきたのがきっかけで、資料館の形を整えるようになったとの事である。従って、基本的には捨てられていたものを拾ってきて同館に展示していると話である。が、今となってはお宝が並んでいる。
スペースが余りないところに25名も詰めかけ、立ちながら話を聞いていて、身を捩じらして近くにある展示物の写真を撮る。話の後は各自館内の展示品を見てまわる。時間が足りず駆け足のような見学会になる。
以前同館には引率者の豆本爪句集を寄贈しており、これが棚に並んでいた。
坂ビスケットが同館に隣接してあり格安ビスケットが販売されているので、これを購入。参加者もかなり購入していた。同館から地下鉄24軒駅まで歩いて散会となる。
このブログを書いている時に雨が降ってきて、歩いている時には晴れていたので、今日はついている。
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2015年05月19日
コロンビアにつながるチョコレートファクトリーの施設
札幌西区の石屋製菓のチョコレートファクトリーに「コロンビアイベントホール」と名付けられた施設がある。同社内にかつてあったコロンビア名誉領事館が無くなった後にコロンビアの名が施設に残った。コロンビアはチョコレートの原料となるカカオ豆の産地であり、チョコレート菓子を作っている同社との接点がある。前記施設に隣接してデミタスカップを展示したアンティークコレクションルームがある。部屋の壁にフランスのチョコレートメーカschaalの文字入りの絵が飾ってある。
フランスも カカオでつながる コロンビア
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2015年05月18日
シリーズ88・これは何?
シリーズ1853・「パノラマ写真」ここはどこ
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ホオジロ 5月18日(2015年)
ホオジロの 頬の白斑 認めたり
朝の散歩時に撮った野鳥を帰宅してから図鑑の写真と比べて同定する作業は、あるいは珍しい野鳥かと期待ができる時は楽しい。今朝の野鳥は遠目にはスズメにも見えたけれど、拡大すると眉斑が白く頬にも白斑部分があってホオジロらしい。
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今日(5月18日)の一枚
日の出時は 短距離走で 陽の昇り
日の出時の陽の昇る速さは短距離走の速さで、陽が瞬時に駆け去るみたいである。カメラ任せにすると日の出に焦点を合わせるのが難しいところがあって、自動的に焦点が合わずシャッターがなかなか落ちない。そうこうする内に陽は昇り切る。
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SN26開駅100年を記念する網走駅
網走駅舎内には開駅100周年を記念するプレートがあり、小旗も吊り下げられている。国鉄の駅として1912(大正元)年に開業しているので、2012年には100周年となる。100年間の駅史には様々なことが加えられた。中湧別駅と網走駅をつなぐ湧網線が開業し、その後廃止された。貨物や荷物の取り扱いも廃止された。現在は観光客に期待を賭ける駅になっている。駅舎内に置かれてある駅スタンプを押してみる。「白銀の大地流氷の駅」の文句がある。乗り入れている2路線のうちの石北本線に属しているのがわかる。
スタンプの 流氷も見ず 車上客
駅史には 鉄路盛衰 1世紀
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2015年05月17日
シリーズ87・これは何?
キツツキ類の開けた謎の穴
昨日、小樽の下赤岩山の登山道を歩いていて、木の幹にキツツキ類の野鳥が開けたと思われる穴を見つけた。同じようなものを西野市民の森の遊歩道で見かけているので、今日の早朝幹の穴の写真を撮りに行く。穴を開けられた木に大量の虫が棲みついているとも思えず、巣穴のために穿たれたのかな、と推測してみる。しかし、巣にしては地面に近い場所に、数多くの巣穴というのも変である。縦長の幅の一定した穴を開けるのは根気の要る作業で、一度作業の現場を見たいものである。
木の穴は 巣穴推定 自信無し
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今日(5月17日)の一枚
幾条も 天使の梯子 地に届き
降っているのに気がつかないほどの小雨で、空を見上げると天使の梯子が薄く見えている。雲が流れていて大気の状態が不安定であることを知らせている。天空から降ろされるの天使の梯子を撮ると、遠くに人造のモエレ山が小さく写ってくる。
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SN26乗り換え駅では日本最北端の網走駅
最初網走駅を訪れると、網走市の都心部から離れたところにあり、ホームは山裾にある。どうしてこんなところにあるのか疑問に思って調べると、元々は網走線の終着駅として都心部にあった。釧路方面の釧網線が網走駅から延びることになって、スイッチバックとなる不便さ解消のため、敷地を整備して現在の場所に駅を移転させたことが経緯としてある。網走線は石北本線に変わり、釧網本線もこの駅に乗り入れ、乗り換えのある駅としては日本最北端になる。跨線橋で結ばれたホームは、一部屋根付き2面3線である。
網走は 乗り換え駅で 最北端
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2015年05月16日
今日(5月16日・その2)の一枚
今日(5月16日)の一枚
赤岩は 不動明王 霧の中
小樽の赤岩の周辺を巡る散策に出かける。札幌からの同行者はSu氏、F氏、N氏、Iさん、小樽からの参加者はSa氏、K氏の総勢7名である。生憎の霧で下赤岩山頂上からの眺めは無し。ザックが放置されていて、主はロッククライミング中らしい。(パノラマ写真)
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腎葉一薬草の実に止まる虫
春先、ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)がどうなっているか小さな群落のある場所に行ってみる。花は未だで、昨年の実が冬を越した茎に残っている。その実を撮ろうと接近すると緑の実に虫が止まっている。動きが鈍く、実のところで何をしているのか分からない。羽があり、感じはハエの仲間のようにも見える。帰宅してから手元にある図鑑で調べても、虫の名前の同定には至らない。大きな図鑑で探せばあるいは見つかるかも知れないけれど、それまでする意欲が湧かない。
緑実を 食わんとするか 翅の虫
薬効は 虫にも有りか 一薬草
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SN25都会に在りながら山間駅のような桂台駅
網走市の都心部の最寄り駅で道道490号脇にある。道路より低いところにホームがあり、ホームには道路の歩道部分につながった階段を下りて行く。この階段の踊り場のようなところを駅待合室にしている。従って、駐車や駐輪のできるスペースは駅の周囲に無いので、車をどこかに停めてガードレールで分離された歩道を歩いて行かねばならない。桂台駅のホームは地形の関係でホームに立つと田舎の駅の雰囲気である。しかし、隣駅の網走駅との間に網走市の市街地が展開しており、都会に接している駅である。
駅表示 歩道にありて 桂台
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2015年05月15日
SN24写真に残された旧駅舎の鱒浦駅
駅のある辺りはオホーツク海と高台の平野部の中間に線路が走っている。国道244号は線路から少し低いところにあり、国道から駅舎には石の階段を登っていく。近海に鱒の好漁場があったため、鱒浦の地名が付けられている。木造の駅舎は利用客数と比較して大きなものである。しかし、写真の駅舎は2015年に完成した規模の小さな駅舎に取って替わられもう見ることはできない。ホームは単式の1面1線で、ホームから国道と海を見下ろすようになる。オホーツクの冬の海が目の前にあり、波頭が迫って見える。
旧駅舎 過去の写真で 雪埋もれ
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オオルリ(2015年5月15日)
図鑑見て これはオオルリ 儲け撮り
遠くの梢に野鳥が止まっていて、200 mm望遠レンズで撮る。倍率が余り高くないので、帰宅してパソコンで拡大してみる。瑠璃色は確認でき、他の写真では顔から胸、脇にかけて黒で、その他の前面部は白く写っていて、オオルリのようである。
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2015年05月14日
SN23昔の駅舎の面影を残す藻琴駅
藻琴駅は昔の面影を残す木造駅舎で、駅舎内で軽食喫茶店「トロッコ」が営業している。同様な造りのオホーツク海沿いの北浜駅や止別駅の駅舎内に軽食喫茶店があることが挙げられる。この路線では「海と食」を楽しむことが出来る。北浜駅や止別駅と比べると、店と待合室の仕切りがきちんとされ、駅舎内はすっきり感がある。ホームに出てみると単式の1面1線で、雪の中に線路が延びている。オホーツク海から少し離れた位置にあり、海は見えない。駅近くに藻琴湖があり、駅前で国道244号と道道102号が合流している。
今昔は 茶店看板 駅名標
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ニューサウスウェールズの州花テロペア
オーストラリアは6州に区分されている。ほとんどが人工的線引きの直線の州境である。ニューサウスウェールズ州はオーストラリア大陸の東側の中央よりの州で、州都はシドニーである。この州が原産で、同州の州花にもなっている木花が咲いているのを百合が原公園の温室で見つけた。表札に「テロペア・スペキオシッシマ」の名前がある。説明に別名である“ワダラ”は原住民アボリジニの言葉で「赤い花の木」を意味する。筒状花が重なり合い、花柱が突き出て全体が球形である。
テロペアは 燃えるが如く 花柱炎
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SN22オホーツク海に一番近い駅の北浜駅
この駅は話題の多い駅である。駅が映画のロケに使われていて、鉄道ファンと映画ファンが訪れる駅になっている。邦画では「網走番外地」、中国映画では「狙った恋の落とし方」が挙げられる。駅舎内には訪れた旅行客の名刺等が壁から天井にかけて埋め尽されるように貼られている。軽食喫茶店「停車場」が駅舎内で営業している。ホームに出ると目の前にオホーツクの海が広がる。オホーツク海に一番近い駅のキャッチコピーも用意されている。駅舎の隣に流氷見学用の展望台があり、晴れていると遠く知床連山を望むことができる。
停車場は 軽食喫茶 駅舎内
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2015年05月13日
道新文化センター講座メモ
道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」の今日の訪問先は百合が原公園である。JR学園都市線の「百合が原駅」に集合してから百合が原公園まで歩いてゆく。台風6号で昨夜から今朝にかけて雨が降っていて、今日はどうなることかと思っていた。幸い公園散策時には晴れ間が出て、一安心である。この時期、百合が原公園はムスカリとチューリップが見頃である。
百合が原公園は農地だったところに公園造成が行われたため、サイロが残されている。このサイロは中に螺旋階段が設けられ、展望台になっている最上階まで登ることができる。
参加者は全員最上階まで登り、360°で百合が原公園を俯瞰した。リリートレインも見えている。幼稚園児と思われる幼児たちも登ってきて途中ですれ違いである。
(サイロ展望台からの眺め)
世界の庭園の区画に入る。区画の入口のところでまずヒマラヤの青いケシの花壇を見る。蕾があったが花は未だである。日本庭園、瀋陽市寄贈の中国庭園、ミュンヘン市寄贈のドイツ庭園、ポートランド市寄贈の米国庭園をみる。
その後広い芝生を歩く。八重桜とリンゴの花が咲いていてこれを観賞する。車椅子の来園者の姿があった。
(公園の芝生で撮影したパノラマ写真)
公園の主要施設の温室を覗く。近寄ったハンカチの木の花弁が散って落ちたのを目撃する。オーストラリア産のテロペア・スペキオシッシマの名前のついた珍しい木花の写真を撮る。
(テロペア・スペキオシッシマ)
今日は結構歩いて1万歩を超す。
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今日(5月13日)の一枚
パノラマで 売りの景観 記録撮り
道新文化センターの講座日で百合が原公園まで行く。台風6号の影響で、昨日から降っていた雨も上がり、陽射しを受けて公園内を参加者と散策する。チューリップとムスカリが見頃で、この公園の春の売りの景観をパノラマ写真に撮ってみる。(パノラマ写真)
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SN21キタキツネが歩いている原生花園駅
駅名が示すように小清水原生花園への最寄り駅である。小清水原生花園はオホーツク海と濤弗湖とに挟まれた砂州に広がる。濤弗湖は多くの野鳥が飛来する場所でもある。この砂州を釧網本線が走っている。駅は5月1日から10月31日まで営業する臨時駅である。営業休止期間中は駅舎への道が雪で埋まり、国道244号から駅ホームに行くことになるとカンジキでもなければ難儀する。駅舎は冬期には閉め切られていて内に入ることができない。雪の季節で訪れる客も無い駅舎の周囲をキタキツネが悠々と歩いていた。
臨時駅 客はキツネで 閉鎖なり
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2015年05月12日
シリーズ37・これは何?
今日(5月12日・その2)の一枚
花火似て 飛び散る如く 咲きにけり
宮丘公園の遊歩道で白い線香花火のような花を見つける。ユキザサかと思って図鑑を見ると葉の形が違う。花、葉の形からルイヨウショウマと同定して間違いなさそうである。漢字では類葉升麻でショウマに似た葉を持つことからの命名である。
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今日(5月日12)の一枚
スミレ撮る 目先看板 熊注意
カメラを手にしていても、野鳥や動きの速い動物では遭遇のシャッターチャンスを生かせない。その点、草花は落ち着いて撮ることができる。スミレを撮る先に熊出没の注意看板がある。ここで熊が現われたとしても、上手くは撮れないだろう。
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SN20道の駅に間借りする浜小清水駅
ホームだけの駅というのは注意していないと見逃す。逆に大きな施設に取り込まれるようにしてある駅もすぐには見つけ出せない。国道244号沿いに道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」があり、建物の中のホームへの通路部分が駅舎である。道の駅に目を奪われるとどこにJRの駅舎があるのかわからない。建物の中に道の駅との共用の待合室があるけれど、鉄道駅の待合室の雰囲気からはほど遠い。建物を抜けてホームに出ると、相対式ホームの2線で、構内踏切がある。ホームの名所案内には網走国定公園の文字がある。
葉菜野花(はなやか)に 浜小清水駅 間借りなり
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2015年05月11日
SN19駅舎内にラーメン喫茶店のある止別駅
この駅名も最初は正確に読めない。アイヌ語の「ヤム・ペッ(冷たい川)」に漢字を当てはめ、「やんべつ」と呼ばれる場合もある。釧網本線は知床斜里駅を過ぎる辺りからオホーツク海沿いを走ることになるけれど、止別駅からオホーツク海は見えない。木造駅舎の屋根に羽のある馬の飾りがあり、天馬なのだろう。「えきばしゃ」の店看板のある駅舎内に入るとラーメン喫茶店がある。店のメニューと時刻表が並んである。「年徳神」のお札が見える神棚があり、歳徳神を祭っているようだ。駅舎の内に神棚とは、少々違和感がある。
駅舎屋根 天馬が駆けて 止別駅
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今日(5月11日)の一枚
緑実が 観察デッキ モデルなり
宮丘公園の遊歩道には整備された坂道があって、道の名前が石に刻まれている。「春の植物観察デッキ」の坂道に、蕊が実に変化したエンレイソウが草丈を伸ばしている。実は緑実である。天気が良く、朝日が遊歩道に日向と日蔭を作っている。
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SN18観光地を意識した洒落た駅舎の知床斜里駅
開業時は「斜里駅」であったが、1998年に観光地として知名度の高い「知床」を駅名に加えている。知床は2005年には世界遺産リストに登録された。駅前広場にはアメリカ人彫刻家のロベルト・フォリオ・ベッシン氏の金属ワイヤーで作られたオジロワシの像がある。駅舎は斜里町の観光センターとの複合施設として改築され、外観も駅舎内も以前の駅舎に比べると格段に洒落たデザインになっている。夜間を除けば有人駅で、観光客への対応にも備えている。単式と島式のホームがあり、2面3線で跨線橋がある。
駅前に オジロワシ居て 洒落駅舎
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2015年05月10日
シリーズ67・これは何?
SN17銀世界の中の白壁駅舎の中斜里駅
南斜里駅と中斜里駅間は2.2 kmしか離れていない。大都会の近郊駅ならともかく、中斜里の集落にある中斜里駅と農地の中にある南斜里の駅がこんなに近いところにある理由がわからない。中斜里駅舎は以前の写真では屋根がワインレッド色だったのが、黒く塗り直されている。駅舎内は清里町駅舎と似ていて、閉鎖された窓口の受け台のところに人形が並べられ、駅ノートもある。ホームに出ると、丁度快速「しれとこ」が入ってくる。釧路と網走を3時間で結んでいる。普通列車では3時間12~16分で余り変わらない。
「しれとこ」は 釧路網走 3時間
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今日(5月10日)の一枚
花暦 小雨に濡れて リラ桜
新聞の天気予報欄には晴れマークが並んでいる。しかし、早朝は雨で、天気予報は外れである。運動のための散歩は日中に回すことにして、家の近くでブログ用の写真を数枚撮る。ライラックの花に八重桜が重なる毎年の花暦が雨で濡れている。
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SN16雪原の中にホームだけがある南斜里駅
畑が雪で覆われた広い雪原の中に短いホームがある。遠くからならここに駅があるとは気が付かない。ホームの前に農家の施設らしい建物があり、遠くにも農家や酪農施設、工場の煙突が見え、秘境駅というには微妙なところである。しかし、この駅に停車する列車の本数が少なく、駅施設がホームだけとなると、秘境駅に組み込んでもよさそうである。「パノラマ写真で巡る北海道の駅」の表題の2015年のカレンダーを制作した時、この駅のパノラマ写真がカレンダーの表紙を飾ったこともあり、記憶に残る駅である。
雪原に ホームの在りて 駅と知る
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2015年05月09日
今日(5月9日)の一枚
今日(5月9日・その3)の一枚
道端に マムシ立ち居て 春小路
マムシ草は茎の模様が蛇のマムシに似ていることから名づけられている。この草は地面から伸び始める時からマムシ模様である。マムシが立って並んでいるように見える。鞘茎から葉が出て、先端に蛇が鎌首を構えたような部分が現われる。
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SN15「町」の文字が駅名に入る清里町駅
開業時は上斜里村にあったので上斜里駅で、駅の所在地が町制施行で清里町になったのにともなって清里町駅に改名している。清里は小清水町と斜里町から一文字ずつ採って町名にしている。普通は何々町の駅は「町」を除いて駅名にするところ、この駅は「町」も入った駅名になっている。駅舎内には切符売場だった窓口があるけれど、使われてはおらず、受け台のところに人形などが置かれている。ホームに出てみると2面2線があり、跨線橋でつながっている。ホームでは作業員が雪かき作業を行っていた。
窓口に 人形客が 並びたり
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2015年05月08日
シリーズ61・これは何?
今日(5月8日・その3)の一枚
オシドリを パノラマに撮り 大野池
会食のため北大まで自転車で行く。大野池の傍を通りかかったので、池の周囲でパノラマ写真を撮る。丁度オシドリの番が池で泳いでいて、これを写真に撮り込もうとする。辛うじてオシドリは写すことができたが、望遠レンズの写真には劣る。(パノラマ写真)
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今日(5月8日)の一枚
ニリンソウ 朝寝続けて 花弁閉じ
朝の散歩での不都合は、夜花弁を閉じてしまう花は早朝でも閉じているか半開きの状態で、よく見ることができない点である。ニリンソウもそのような花なのか宮丘公園の遊歩道では未だ眠りについているかのように花を閉じ、下を向いている。
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SN14「鶴」から「弦」へと同音で名前を変えた札弦駅
開設当初「札鶴」駅であったものが同じ読みの「札弦」駅に改名している。駅近くにベニヤ工場があり、本社は札弦町にあり、「札鶴ベニヤ(株)」と社名は旧い駅名と同じである。アイヌ語の「サク(夏)・ル(通り道)」に漢字を当てている。宗谷本線に同じアイヌ語に漢字を当てはめた駅名に「咲来(さっくる)」駅がある。同じ語源でもこれほど異なる駅名になる。駅舎前に大きなイチイの木があり、電話ボックスも置かれている。広い駅前通があり道道1115号につながっている。ホームに出ると単式の1面1線である。
冬に撮る 「札弦」語源 夏の道
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ヒヨドリ 5月7日(2015年)
ヒヨドリが 桜桃花中 隠れ居り
サクランボ(桜桃)の花が満開である。その白い花を撮っていると動くものがある。ヒヨドリである。ヒヨドリはサクランボの枝で何かを啄んでいる。花芽はもう花に変わり、実はこれからなので、花そのものを食べているのかも知れない。
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SN13緑が見えなくても「いんでない」緑駅
国鉄駅として開業時は「上札鶴駅」であった。駅の所在地が清里町緑町になったため町名を駅名としている。緑町の市街地は線路の東側で線路の西側は森になっている。三角屋根の玄関の造りが磯分内駅と似ていて兄弟駅のようである。駅前広場の横に看板があり「いんでない」の文字がある。「良い、それでいい」といった意味の北海道弁だと思われる。ホームは相対式の2面2線で、行き来は構内踏切を利用する。構内踏切だと雪の季節かなりの距離の除雪作業が必要で、そのために駅舎の前に小型の除雪機があった。
反復す 北海道弁 「いんでない」
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2015年05月06日
シリーズ51・これは何?
今日(5月6日・その2)の一枚
朝日差す 春の小路の 分かれ道
宮丘公園の遊歩道には名前が付いていて石に刻まれている。「春の小路」という名前もある。春この小路を歩くとエンレイソウ、エゾエンゴサク、ヒトリシズカ、イチゲ、スミレと春の儚い花々に出合う。昇ってきた朝日が木間から差してくる。(パノラマ写真)
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撮影難の野鳥(2015年5月6日)
茂る葉や 鳥に焦点 難事なり
カメラを抱え早朝の宮丘公園を歩きながら被写体を探す。木を叩く音がして、アカゲラとわかる。アカゲラは動きのある鳥なので居場所を見つけ易い。葉が茂ってきて、アカゲラに焦点を合わせようとしても葉に合ってしまい、撮るのが難しい。
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SN12旅行客が足湯を楽しめる川湯温泉駅
見どころ、食べどころそして湯どころのある観光客の喜ぶ駅である。弟子屈町にある駅で、同町には御料地があった関係で駅舎内に貴賓室が設けられていた。この貴賓室は駅舎内のレストラン「オーチャードグラス」の一部となっていて、食事を摂ることができる。部屋の中央に格調の高い薪ストーブがあり、壁と棚には駅縁の品々が展示されている。駅舎と別棟の足湯の建物がホームに接してあり、無料で浸かることができる。相対式ホームの2面2線で構内踏切を利用する。ホームに熊が鮭を抱えた木彫りが置かれている。
足湯ある 温泉地駅 熊迎え
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2015年05月05日
シリーズ48・これは何?
今日(5月5日・その2)の一枚
安心感 鯉と泳いで 子どもの日
子どもの日の祝日。朝刊には「子ども16万人減少-過去最少更新」の見出し。道内でも9千人減とあり、少子化に歯止めがかかっていない現状が心配である。庭に出て鯉幟が泳ぐのを撮ってみる。鯉幟の家には子どもがいて安心感が泳いでいる。
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メジロ(2015年5月5日)の一枚
感動は 初撮影の メジロなり
西野市民の森の入口辺りまで足を延ばす。鳥が飛んでいる辺りに見当をつけ、写っているかどうかも確かめずシャッターを押す。帰宅してパソコンで拡大してみると、メジロが写っている。目の周りの白い部分が辛うじて認められ初撮影である。
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SN11児童の描く絵が駅舎壁にある美留和駅
駅名の元になったアイヌ語に関しては諸説あり、その一つに「ペル・ワアン・ペツ(泉がある川)」とネットにある。このアイヌ語の発音が美留和と表記されるには随分距離のある話である。名前もそうであるけれど、この駅が印象に残るのはリサイクル駅舎の車掌車の壁に美留和小学校の児童によって描かれた楽しい絵がある事による。駅正面側にはSLの絵が描かれ、この辺りで見かける動物や昆虫、花が描かれている。ホーム側の絵には湖と山が描かれていて、絵に摩周湖と読めなくもない文字が記されている。
児童描(か)く SL走り 駅舎壁
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2015年05月04日
シリーズ21・これは何?
今日(5月4日・その3)の一枚
山頂で 帽子に止まり アゲハチョウ
三角山山頂のアゲハチョウは一等三角点の石柱とともにこの山の象徴となっている。それは札幌山の手郵便局の風景印にも両者が描かれている。そのキアゲハチョウが山頂で飛び回っていて、登山者の帽子に止まったところを撮ることができた。
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今日(5月4日)の一枚
望遠を 地に向けて撮る ブラシ花
西野市民の森の遊歩道の端辺りから宮丘公園を回る朝の散歩コースとなる。写真のテーマは野鳥なのだが、木の葉が茂り出して撮るのが難しい。それよりも野鳥に出会わない。ブラシ状の白い花が目につく。ヒトリシズカで野鳥の代わりに撮る。
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SN10駅横に足湯施設のある摩周駅
弟子屈町の中心駅で、元は弟子屈駅であった。町の観光振興の観点から、全国的に知名度の高い摩周湖の名前を駅名に拝借である。駅員の居る有人駅で、地域の商店が出店している売店があり、人気商品の摩周の豚丼が売られている。観光案内所があり、トイレもある比較的大きな駅舎である。単式と島式ホームの2面3線があり、跨線橋でホーム間を移動する。駅横には「ぽっぽゆ」と名付けられた源泉掛け流しの足湯施設がある。冬期間、積雪のすぐ傍で足湯に浸かれるのは、観光客や旅行客には魅力の駅になっている。
駅名は 有名湖名 借りるなり
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ムクドリ 5月3日(2015年)
ムクドリを 数羽認めて 春緑道
西野緑道を歩いていて、電線に鳥が止まっているのを見かけ写真に撮る。帰宅してパソコンで拡大したものと図鑑のものを比較して、ムクドリと同定する。冬に札幌の都心部で大集団の群れを作って話題になる鳥で、それほど珍しい鳥ではない。
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今日(5月3日・その2)の一枚
新緑に 安心求め 憲法日
新緑の西野緑道を通る。白樺の並木があり陽の光が届く前の柔らかな明るさの中で薄緑色が白い木肌を飾っている。桜の花もよいけれど、花は散ると知りながら見ている。若葉の方は、これから色が濃くなり枝を覆うという安心感に満ちている。(パノラマ写真)
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SN9難読駅名が駅舎壁にある南弟子屈駅
弟子屈は難読である。町名になっているこの地名はアイヌ語の「テシカ・カ」(岩盤の上)に漢字を当てはめているのだが、何で音読みと訓読みの漢字を組み合わせたのかと疑問である。駅の住所は弟子屈町熊牛原野144で、熊と牛の居るところのようにも思えるけれど、これもアイヌ語で「クマ(魚を乾かす棚)・ウシ(場所)」で熊や牛とは関係がない。駅は牧草地に囲まれてあり、ホームに立つと雪の季節には雪原と酪農家の家が見える。車掌車のリサイクル待合所で、以前は2色で塗り分けられていたものが1色になっている。
弟子屈は 難読名なり 駅舎壁
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今日(5月2日・その2)の一枚
春花木 紅白幕を 広げたり
山桜に少し遅れて桜桃(サクランボ)の白い花が咲き出す。雲の無い朝空が広がっていて、桜と桜桃が紅白の幕のように坂道を取り囲む。その幕の向こうに西野の街が広がり、さらに街を取り巻く低山の連なりがある。今年は好天のGWである。(パノラマ写真)
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今日(5月2日)の一枚
山陰(かげ)の 薄明で見る 桜花
自宅近くの桜の名所は琴似発寒川沿いの発寒川緑地の桜並木である。近場なのでいつでも行けると見に行くのを見送っていた。今日の早朝出掛けてみると、散ってしまった木々もある。今年の桜前線の北上の異常な速さに出遅れての撮影となる。(パノラマ写真)
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SN8兎が多く居る川岸からの命名の磯分内駅
駅名の漢字を見ると磯から海岸を連想するけれど、海から離れた内陸の場所で、海とは関係ない。アイヌ語の「イソポ(兎)・ウン(多く居る)・ナイ(川)」に漢字を当てはめている。ただし、駅の住所は標茶町字熊牛原野16線である。駅舎の全体の大きさに比して、大きな三角屋根の玄関部分があり、切妻部分の駅名が目立つ。壁は白で統一していて駅舎脇の赤ポストと好対比である。単式ホーム1面と1線で、ホームに立って見ると駅東側に牧草農地と林が西側に集落が見え、真っ直ぐな線路がその境界になっている。
好対比 駅舎白壁 赤ポスト
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2015年05月01日
シリーズ45・これは何?
今日(5月1日)の一枚
桜(はな)散るな 風よ吹くなと 五月入り
桜の開花が早い年である。五月が始まる時に満開の桜はあまり記憶にない。緩やかな坂道のあるところに住んでいて、道を来て見上げても見下ろしても薄紅色のソメイヨシノに目を奪われる。散るのが遅れるように風の吹かぬ日が続けばと思う。
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SN7標津線の名残のある標茶駅
この駅はかつて標津線の起点駅であった。ホームは単式と島式の2面3線で、跨線橋で島式ホームに渡る。島式ホームに標茶町の木である楢を削って「標津線起点」と書かれた記念標識がある。レールを曲げて鐘を吊るした「C11171ふるさとの鐘」のモニュメントもあり、SL冬の湿原号が停まる駅でもある。業務委託駅であり窓口業務が行われている。駅舎の天井からはタンチョウの模型が吊り下げられており、釧路湿原観光の拠点駅をアッピールしている。列車を待つ地元客は頭上のタンチョウには目もくれない。
楢柱 ここが起点と 標津線
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