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2013年05月31日

シリーズ761・パノラマ写真「ここはどこ」

 桟橋は足元が揺れるので、パノラマ写真撮影が少々難しいです。さて、ここはどこ。


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今日(5月31日)の一枚

気がつけば 雪の白さが 枝に乗り

 気が付けば何とか、というのが多い年に思える。雪野原に枯れ木に見えていたサクランボの木々が、気がつくと花で一面白くなっている。今日で五月も終わりなので、自然の進行通りなのだろうが、ゆっくりの歩きと思っていると急進行である。

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CS162國松明日香・出逢い

この街で 束の間出逢い 尽きぬ数

 南5条西5丁目の信号のある交差点に、角を切り取った設計のジャパンランドビルがある。その角地の部分に國松明日香の「出逢い」がある。鉄の塊のような抽象作品の多い作家の具象作品である。彫刻の置かれた場所で作品名の物語を考える。


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CS113-伊藤隆道=空・ひと・線

作品の 「空・ひと・線」が 揃いたり

 日本郵政グループ札幌ビル前に伊藤隆道の金属パイプの造形が曲線を描いて空中にある。作品の下でパノラマ写真を撮ると、金属棒の線とその上に広がる空がある。早朝でも人も写り込んでくる。作品名「空・ひと・線」の要素が揃って写る。


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2013年05月30日

道新文化センター講座2013年春6回目

 今回の都市秘境散策講座は手稲区にあるエルム楽器店内の札幌楽器博物館である。同店は水曜日が定休日となるので、講座の日をずらして木曜日にする。地下鉄宮の沢駅に集合して、歩いて同店まで行く。朝方小雨だったのが収まって、道端の花などを見ながら歩く。25分ほど歩いて到着。いつもは11時開店なのだが、事前に依頼してあったので、10時半から開いてくれる。店内の一角のショウウィンドウの中に古楽器が並んでいて、「札幌楽器博物館」の表示が見える。

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(札幌楽器博物館古楽器展示)

 エルム楽器の店員が展示楽器の簡単な説明をしてくれる。チェロ奏者の菊地俊一氏の所蔵する古楽器が展示されている。ヴィオラ・ダ・ガンバという脚で構える楽器があり、現在のバスに対応する。この「ガンバ」はイタリア語で「脚」を意味している。サッカーチームの「ガンバ大阪」と同じ意味のようである。参加者の一人が「ガンバ大阪」は「頑張れ大阪」からのネーミングだと思っていた、と漏らしていたけれど、そう思っている人は多そうである。
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(店員による古楽器の説明)

 札幌楽器博物館見学後は又歩いてイオン発寒店の近くにある旧三谷牧場の牛舎を改造したレストラン「斉藤ファーム」に行く。レストランなので、希望者はここで昼食会である。11名が昼食会に残る。

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(斉藤ファームでの昼食会)

 ランチタイムは1000円の日替りランチのみで、これを注文する。ビールを注文していた人もいた。ネット情報では、注文品が出てくるのが遅いと書かれていて、少々心配であったけれど、話していたせいもあって、待ち時間は気にならなかった。

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(日替りランチ)

 食事会の様子と店内をパノラマ写真で撮ってみる。なかなか趣のある店内である。店を出る時、入り口で入店待ちの客がいたので、人気の店のようである。


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(食事会と店内の様子のパノラマ写真)

今日(5月30日)の一枚

古楽器の 上に文字あり 博物館 

 水曜日振替の道新文化センターの講座日である。午前中地下鉄宮の沢駅に集合して、札幌楽器博物館まで歩く。菊地俊一氏蒐集の古楽器がエルム楽器の店内のショーウィンドウの中に展示されている。店員がにわか学芸員になり説明してくれる。


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(パノラマ写真)

シリーズ760・パノラマ写真「ここはどこ」

 列車を降りるとそこは埠頭だった。さて、ここはどこ。


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CS125-流政之・八丁ダルマ

ビルの影 ダルマに写り 八丁目

 大通公園の西8丁目の北側に住友商事フカミヤ大通ビルがある。同ビルの歩道に面した正面に流政之の「八丁ダルマ」が置かれている。作品名は「8丁目」から採ったようだ。黒御影石で雪ダルマを表現し、雪ダルマとは色、固さが対照的である。


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CS124-丸山隆・座「KURA」

形見て 「KURA」は鞍かと 判じたり

 東京ドームホテル札幌と朝日生命ビルの間に空き地があり、丸山隆の『座「KURA」』の石の彫刻が置かれている。ベンチと鞍のような置物が対になっていて、ベンチは雪の中に埋もれて見えない。雪が解けるとこの空き地は自転車置き場となる。


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2013年05月29日

今日(5月29日・番外2)の一枚

校正の 合間合成 矢島駅

 今日の午後には「爪句@北海道の駅・道南編1」の初校のチェック済み原稿を出版社に持っていく予定で、ゲラ刷りを見返している。この作業は続けると飽きがくるので、息抜きに、由利高原鉄道で取材したパノラマ写真の合成を行ってみる。



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(パノラマ写真)

今日(5月29日・番外)の一枚

プードル犬 道行く人と 朝会話

 手入れされたプードル犬は縫いぐるみ人形のようである。人懐っこい犬のようで、散歩時に通りすがりの人に寄っていき愛嬌を振りまいている。花を撮っている望遠レンズを、この愛玩犬を介した朝の会話の一瞬のシーンの撮影に向けてみる。

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今日(6月29日)の一枚

八重桜 満開を撮り 寒き朝

 庭の八重桜が満開である。緑の葉の無い枝に濃い桃色の花が重なって咲いている様は、いつ見ても造花かと錯覚してしまうほどである。家庭菜園に精を出す人も写り込んでくる。今年は八重桜の満開時は遅れライラックの開花に急迫されている。

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シリーズ759・パノラマ写真「ここはどこ」

 美術館の名前のある看板があります。さて、ここはどこ。


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CS126佐藤忠良・「初代学長大野精七博士」像

年を経て 自転車慕う 学長像 

 札幌医科大学の構内に佐藤忠良作「初代学長大野精七博士」像がある。全日本スキー連盟の設立に貢献し、冬期オリンピック札幌大会でも役員を務めた。自転車通学の学生が多いらしく、胸像の周囲に自転車があり、自転車にも慕われて見える。


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CS117-望月菊麿・光の門

意表つく 光の門に ヘアサロン

 北3条西3丁目にあるNREG北三条ビルの1階に床屋が入居していて、ビルに横穴を開け望月菊麿の「光の門」が設置されている。この作家の光シリーズの作品の一つのようである。金色に輝く門の石彫とヘアサロンのドアの対比が意表をつく。


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2013年05月28日

今日(5月28日)の一枚

散る桜 花カップが受け 朝饗宴

 秋田の旅行から戻り、日課の朝の散歩である。枝垂桜が道沿いに咲いている。旅行中弘前城で見た枝垂桜を思い出す。桜花は下向きで、その下にはチューリップが花を上に向け咲いている。散る桜をチューリップの花カップが受ける格好である。
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CS118坂担道・中央創成小学校の跡

校歌には 菊のかおりの いやたかく

 札幌市庁舎は中央創成小学校があった場所に建てられ、坂担道の「中央創成小学校の跡」の碑が市庁舎の傍にある。男女の児童の顔の彫刻に「菊のかおりのいや高く」で始まる校歌の刻盤がある。少子化とともに札幌の小学校数も減っている。


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CS114-安田侃・吹雪

ホールでは 異形が待ちて エレベータ

 北3条西2丁目にある札幌MTビルのエレベータのある玄関ホールに「吹雪」と題された安田侃の石の彫刻がある。どうして作品名が吹雪なのか、さらに大きな縦長の石にしか見えないものが彫刻なのか、ビルの中の異形を見て考えてしまう。


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シリーズ758・パノラマ写真「ここはどこ」

 鯉幟がはためいているこの駅はどこの駅。


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2013年05月27日

今日(5月27日)の一枚

見上げれば 駅風に乗り 五月鯉

 昨日まで行っていた由利高原鉄道のパノラマ写真の整理を行う。パノラマ写真張り合わせには時間がかかり、全部処理すると膨大な時間を費やすので、良さそうなものを選択処理する。曲沢駅で泳いでいた鯉幟は、風に乗って威勢がよかった。


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(パノラマ写真)

シリーズ755・パノラマ写真「ここはどこ」

 施設内の庭に桜が咲いていました。さて、ここはどこ。


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CS143加藤顕清・ほうすい師弟の像

オカッパと 坊主頭で 時代なり

 豊水小学校は2003年閉校で資生館小学校に統合された。閉校舎は豊水まちづくりセンターとなり、その横に「豊水の庭」がある。庭に加藤顕清の「ほうすい師弟の像」が残されている。像近くにある大典文庫のレンガ造りの建物が歴史を物語る。


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CS120山内壮夫・島義勇像

島判官 手かざし見ても ロビーなり

 札幌市庁舎の1Fロビーに大きなブロンズがある。初代判官島義勇像で、札幌の都市構想を立てるため、円山の地から当時の札幌の地を眺めている逸話のデザインらしい。作家は山内壮夫である。島は志の初期段階で不本意に札幌を去っている。


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2013年05月26日

今日(5月26日)の一枚

狛犬や 湖面美女居て 辰子姫

 秋田空港から札幌に戻る前に田沢湖見物となる。日本一の水深を誇る湖である。自分の美貌を失うまいとした結果、龍になった辰子姫の伝説を知る。その話の美女の像が金色に輝いて湖の中にある。像の近くにある社の狛犬と重ねて撮ってみる。

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シリーズ756・パノラマ写真「ここはどこ」

 まだ本格的シーズンではないので、この場所は開店休業のようです。さて、ここはどこ。


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CS127安岡周三郎・梁田貞像

角地には 楽聖の居て 小学校

 市立資生館(旧創成)小学校の角地に安岡周三郎制作の梁田貞像がある。梁田はこの小学校の卒業生で東京音楽学校を卒業している。「どんぐり ころころ」の作曲を行い、この良く知られた童謡の楽譜が像の横にある。台座に「楽聖」の文字がある。


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CS129本田明二・大地のうた

大地歌を 絵で見てここは 新聞社

 北海道新聞社の玄関前の通路部分に本田明二の「大地のうた」のレリーフがある。家族の像を中心に彫り込まれている野生動物は鹿、リス、ツル、家畜の馬、牛、羊、植物はエンレイソウ、スズラン、ハマナス、ライラック、松などである。


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2013年05月25日

今日(5月25日)の一枚

菜の花や 雪鳥海の 裾飾り

 早朝秋田市から羽後本庄駅まで車で行き、東京から来たW氏と合流する。鳥海山を入れ、鳥海山麓線のパノラマ写真撮影を行う。途中、開放された「鳥海高原菜の花まつり」の花畑を覗く。一日中晴れるのは難しい鳥海山をバックに写真を撮る。

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今日(5月24日)の一枚

曲沢 駅舎に客なく 鯉泳ぐ

 由利高原鉄道の駅舎と列車のパノラマ撮影開始である。観光客に来てもらい、列車に乗ってもらう試みが行われていて、その一つに5月中は各駅舎横に鯉幟が泳いでいる。これに列車と、遠景の雪を戴く鳥海山を撮り込もうするのだが難しい。


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シリーズ753・パノラマ写真「ここはどこ」

 世界一の大きさの仏具があるここはどこ。


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CS134中村晋也・残響

像の人 麦酒造りて 開拓使

 北1条通から知事公館の敷地に入って知事公館を近くに見る庭に胸像がある。胸像の人は開拓使でビール製造に貢献した薩摩人、村橋久成である。制作者は中村晋也。作品名「残響」とは、この人物を題材にした小説家田中和夫の小説名である。


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CS103-佐藤忠良・あぐら

目を逸らす 裸の娘(こ)居て 胡坐なり

 抽象作家は作品名も抽象的であるのが多いのに対し、具象作家では作品に添ったものが多い。「かでる2.7」の1Fロビーの佐藤忠良の「あぐら」は、若い裸の女性が作品名の通り胡坐姿である。彫刻とはいえこの姿態では目を逸らすことになる。


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2013年05月24日

今日(5月23日・番外)の一枚

パノラマに JR二社 駅重なる

 JR北海道管轄の駅が青森県にあるのを今まで知らなかった。津軽海峡トンネルを列車で抜け、青森側の地上に出て最初の駅はJR北海道の津軽今別駅である。ここからJT東日本の津軽海峡線につながる。すぐ近くに津軽線の津軽二股駅もある。



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(パノラマ写真)

シリーズ754・パノラマ写真「ここはどこ」

 鯉幟が泳いで子ども達が居ます。さて、ここはどこ。


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CS102-加賀谷健至・風の記憶

見上げれば 風の道なく 無風なり

 かでる2.7の知られざる地下通路にヒノキ製の「風の記憶」と銘打った加賀谷健至の作品がある。風が流れている様子を木彫で表現している。地下通路で無風状態のところに居て作品を眺め、「春風を待ち望んでいる」自分の状況を確認する。


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2013年05月23日

今日(5月23日)の一枚

花も陽も 枝垂れる春や 弘前城

 由利高原鉄道のパノラマ写真撮影ということで、初めてJR北海道の海底トンネルで青森県側に抜ける。同行者はF工業のF社長に社員のY氏である。初日は弘前泊りで、弘前城の桜を見に行くが、ソメイヨシノは終わっていて枝垂れ桜を撮る。

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シリーズ752・パノラマ写真「ここはどこ」

 ワインのボトルが並んでいます。さて、ここはどこ。


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CS152佐藤忠良・岩村通俊之像

土佐の人 札都に銅像 枯木立

 具象の大家佐藤忠良の「岩村通俊之像」が円山公園にある。像は北1条宮の沢通に背を向けて立っている。岩村通俊は初代北海道長官を務めた土佐の人である。札都から草小屋を撤去するため「御用火事」の荒療治を行った。俳号を素水とした。


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CS131小野健寿・木陰

建屋内 木陰の無くて 蛍光灯

 中央区民センターの1Fロビーに小野健寿の「木陰」がある。木陰で涼を取る少年の像である。木陰の無い建屋内で涼を取る少年を、蛍光灯が照らしている。作品名を生かして、実物の木の下に置くと、雰囲気がさらに増したろうにと思った。


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2013年05月22日

今日(5月22日・番外)の一枚

満開の 梅の色出ぬ 写真撮り

 都市秘境散策講座が終了してから、梅屋敷の呼び名のある中井邸に行ってみる。前々回の講座で訪れた時には一輪も咲いていなかった梅が満開状態である。両側に梅の木がある小道でパノラマ写真撮影を試みる。花の色がきれいに撮れなかった。


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道新文化センター講座2013年春5回目

 5回目の見学先は北海道盲導犬協会である。地下鉄南北線澄川駅に集合で、ここから徒歩である。途中、ミュンヘン大橋のバルコニーでミュンヘン市の観光スポットのレリーフを見る。

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(ミュンヘン大橋のバルコニー)

 ミュンヘン大橋の袂のところにある藻岩下公園でシェーポーズのパンダ像を見る。この像があるため、パンダ公園とも称されている。

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(パンダ公園のシェーパンダ)

 盲導犬協会では担当の説明員の他にPRの役目をするPR盲導犬が説明に参加である。説明の間盲導犬は静かにしていて、訓練が行き届いている。

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(説明員とPR盲導犬)

 盲導犬について一般的な事柄の説明を聞く。1歳未満の盲導犬はボランティアの家庭で育てられ、盲導犬協会に戻される。ここから盲導犬に向いているかどうかの選別が行われ、合格した犬が訓練を受けた後ユーザに渡される。

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(盲導犬についての説明)

 説明後は施設内見学である。ユーザの泊る部屋、盲導犬の食事のための厨房、盲導犬の運動のためのサニールーム、老犬のケア室、新入りの盲導犬の檻のある部屋などを見せてもらう。

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(施設内見学)

 途中、見学者へのサービスの撮影セットなどがあって、参加者は写真を撮っていた。

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(写真撮影セット)

 最後にPR犬を囲んで集合写真撮影である。
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(集合写真)

今日(5月22日)の一枚

セキレイを 桜と撮りて 「花鳥」題

 ハクセキレイは比較的写真に撮り易い野鳥である。地上で餌探しを行う習性で、近づいてもすぐには逃げない。桜の咲く頃、農作業が始まって、起こした畑を歩く姿を見かける。木花と鳥を一緒に撮ればこれぞ「花鳥」のお題の写真で狙ってみる。

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シリーズ751・パノラマ写真「ここはどこ」

 並木の白樺の新芽の薄緑が見事です。さて、ここはどこ。


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CS165平田まどか・松本純一=タマゴ

繁華街 怪鳥卵 孵化直前   

 ススキノの南4条通の北側歩道に大きな卵のオブジェがある。平田まどかと松本純一の共同作品で作品名もずばり「タマゴ」である。巨大怪鳥が繁華街に産み落としていった卵のように思える。作家も意図してか繁華街で人目を惹く作品である。


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CS163坂担道・鈴蘭

像の下 行名の跡 かすかなり

 現在北洋銀行札幌南支店のビルの壁に坂担道の「鈴蘭」の男女像がある。作品の下にネームプレートをはずした痕跡がある。痕跡の文字数から、北海道拓殖銀行南支店の名前があったと推察する。破綻後「拓銀」の名前を聞くことも無くなった。


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2013年05月21日

CS164北村西望・花吹雪

北風に 身を躍らせて 花の精 

 ススキノの東急イン前に北村西望の「花吹雪」がある。北村の代表作は「長崎平和記念像」である。「花吹雪」の方は風に乗った花の妖精と思われる女性のダイナミックな肢体が表現されている。花の季節に彫刻の命が取り戻されるようである。


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シジュウカラ 5月21日(2013年)

囀(さえず)りで 開葉急かせ シジュウカラ

 今年は桜や梅の花が咲くのと、ナナカマドや楓の新葉が開いてくるのが同時進行である。木花に負けず劣らず木の葉が開き出すとその開葉速度は速い。葉陰に姿を隠すことができるせいか、野鳥が街路樹に止まっていて、囀り声をあげている。

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シリーズ750・パノラマ写真「ここはどこ」

 この木橋からの川の両岸の桜並木は見応えがあります。さて、ここはどこ。


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CS149本郷新・鳥を抱く女

宮の森 彫刻寄与し 街づくり

 北海道神宮境内の縁を北1条宮の沢通に沿って少し西に行くと交番がある。交番の隣に宮の森まちづくりセンターがあり、その前に本郷新の「鳥を抱く女」の像がある。近くの彫刻の道に似て、彫刻が街づくりに一役買っている感じである。


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CS170永野光一・Memory

「Memory(めもりぃ)」は 何を記憶し この造形

 彫刻と設置場所の相性とは何だろう。ススキノに設置されている永野光一の「Memory」は、造形の意図や作品名の示唆するものが見えず、情念の渦巻く街のススキノにある意味適合しているかも知れない。ただ、足を止めて見る人はいない。


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2013年05月20日

今日(5月20日)の一枚

手入れ待つ 葡萄の木あり 春峠

 6月に入ってからの見学先に予定している「ばんけい峠のワイナリー」に下見に行く。盤渓バスに乗ったのは初めてで、峠のワイナリーのバス停で降りる。葡萄畑はこれから手入れが行われるようである。オーナーの田村修二夫妻と歓談する。


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CS128高津和夫・無題

人の渦 ここに至らず 壁の渦

 地下街ポールタウンから場外馬券売り場のウィンズに抜ける地下通路の壁面に渦巻きのレリーフがある。作家は高津和夫で、同作家には建物外壁のレリーフの作品が多い。何の渦であるか不明で地下街の人の渦が及ばないところで渦巻いている。


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QRコード送付実験

 爪句集出版に際して、メールに添付したQRコードの画像データを出版社で開けない(?)ということがあったので、ブログにQRコードを貼り付けて、これをコピー&ペーストすることで画像データを読み取れるのかどうかの実験のためです。画像データ(JPEG)を送るだけなのに手間のかかることです。
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シリーズ749・パノラマ写真「ここはどこ」

 客はほとんど女性です。さて、ここはどこ。


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CS113豊嶋敦史・Torch

吊り下がる 赤唐辛子 炎なり

 札幌駅前通地下歩行空間から日本生命ビルの横を抜け地上に出る階段部分に豊嶋敦史の「Torch」が吊り下げられている。生きる力を立ち上がる炎で表現した2011年設置の作品である。作品名を知らなければ、炎よりは赤唐辛子に見えてくる。


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CS169丸山隆・球の記憶

謎かけか 何処に球ある 作品名

 車の流れはあっても人通りの少ない午前中のススキノの駅前通で、丸山隆の「球の記憶」を見る。奇妙な形に意味の汲み取れない作品名である。球は何処にあり何を指しているのか、謎かけみたいである。謎が解ける訳もないが少し気になる。


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2013年05月19日

今日(5月19日・番外)の一枚

歩く人 自転車の人 目に桜

 天気が良いので、自転車で琴似発寒川緑地まで桜見物とパノラマ写真を撮りに行く。西野緑道から、雪解け水で勢いのある流れ沿いにあるサイクリングロードに出る。歩きながら桜並木を楽しむ人が多い。適当な場所で満開の桜を撮ってみる。


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(パノラマ写真)

168松隈康夫・あっちこっち

連想は 「あっちこっち」と 定まらず

 南北に延びるススキノの駅前通に抽象作品が距離をおいて並ぶ。松隈康夫の作品は機雷を連想させ、作品名は「あっちこっち」である。機雷が浮遊してあっちこっちに流れていくのか、あっちこっちに触手があるのか、命名の意図はわからない。


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今日(5月19日)の一枚

カナダケシ 葉の防寒具 開きたり

 庭にカナダケシを植えていて、咲き終わったもの、未だ花を開くもの、と重なってある。花を寒さから守るため葉が花茎を包むようにしている。葉の防寒具を身に纏った花である。朝の内には花は閉じているけれど、陽を浴びて花が開いていく。

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シリーズ748・パノラマ写真「ここはどこ」

 藻岩山方向に向かう階段の道です。さて、ここはどこ。


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CS104-竹内敏洋・THE SKY

目指す空 頭上に広く 壁の像

 アステイ45はガラス張りの建物で、同ビルへつながる地下通路から地上部に抜ける階段がある。階段のレンガの壁に竹内敏洋の「THE SKY」の女性像がある。壁から飛び出したように設置されている女性は、羽衣を纏った天女に見えてくる。


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CS190リー・ケリー=サーモン・リバー

この季節 鮭も遡(のぼ)らず 川の像

 幌平橋の歩道部分に設けられているポートランド広場に、札幌の姉妹都市米国ポートランド市から贈られたリー・ケリー作の「サーモン・リバー」がある。川の流れを表したらしい銀色に輝く金属柱が、雪の幌平橋を背景にして立っている。


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2013年05月18日

爪句@今日(5月18日・番外)の一枚

掘り起こす 土に花びら 句作耕

 例年ならGW頃行っている庭の畑起しは、今年は2週間ほど遅れた。大雪の後遺症である。桜の開花も遅れて、満開を過ぎつつある山桜は、風で花びらが空中に舞う。起こした土が黒く見えるところに桃色の小片が落ち、耕しながら句作である。


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爪句@今日(5月18日)の一枚

朝早く 敷布で確保 花見場所

 週末の良い天気は久しぶりである。午前中に市内の桜の見所を2,3ヶ所回ってパノラマ写真を撮る。円山公園の桜も満開に近く、花見のための場所取りが、午前中の早い時刻から行われている。週末の行楽地での花見がやっと本番を迎えた。


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CS101-浅井憲一・光彩

造形が 光り求めて 地下通路

 「かでる2.7」には道庁舎に通じる地下通路がある。都市秘境ということで自著でも紹介した。この通路に一般の人の目に触れず、地下に潜んでいるような作品がある。浅井憲一の「光彩」もその一つで、壁で地上からの光りを求めているようだ。


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シリーズ747・パノラマ写真「ここはどこ」

 建屋の壁のマークがヒントです。さて、ここはどこ。


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CS182石川浩=壌・蜀

どれが壌 どれが蜀かと 池の石

 二個の石彫があって作品名が「壌・蜀」とくれば個々の石に漢字名が対応しているはずである。しかし、作品の個々に表示が無く、この対応を行うのは、抽象的造形を前にしては不可能である。まあ、対応がつかなくとも問題が起こる事もない。


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CS181石川浩=壌・蜀

「壌・蜀」と 疑問強要 作品名 

 札幌市庁舎の地下1Fの外に小さな池を囲む庭園があり、石川浩の「壌・蜀」の2個の石の彫刻が置かれている。馴染みのない漢字の作品名で、石彫のペアがどうしてこの漢字の組み合わせになっているのか、作家の意図するところがわからない。


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2013年05月17日

爪句@今日(5月17日・番外)の一枚

パノラマ撮 動きを見せず 盲導犬

 都市秘境散策講座のため、事前に訪問先を訪れて資料作りの写真撮影を行う。最近はパノラマ写真撮影も試みている。来週は盲導犬協会見学で、施設内の写真を撮らせてもらう。生きた盲導犬は動くので、パノラマ写真は動かない置物を撮る。


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(パノラマ写真)

爪句@今日(5月17日)の一枚

殺風景 華やぎに変え 桜花

 急に気温が上昇し、街角のエゾヤマザクラは満開のものが目につき出してきた。来週の街歩きのためミュンヘン大橋の近くにある盲導犬協会の下見である。その帰りに山鼻川緑地にある「藻岩犠牲者の碑」の傍の道路の桜をパノラマ写真に撮る。


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CS117流政之・なんもさストーブ

「なんもさ」は 会話で途絶え 新世代

 ホテル・ニューオータニの前に流政之の北海道の方言を作品名にした「なんもさストーブ」がある。1868(明治元)年の文字もあり、この年榎本武揚率いる幕府海軍が箱館で新政府軍と戦った。この戦いとストーブの関連がわからない作品名である。


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CS619小石巧・ボクと記念写真

河童より 猿に見えたり 月見橋

 定山渓の豊平川を跨ぐ月見橋の歩道の中央に、小石巧の「ボクと記念写真」がある。作品名の通り、河童の像と顔を重ねて写真が撮れるように形が工夫されている。ただ、実在しない動物の河童を彫刻にすると、河童より猿のように見えてくる。


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シリーズ746・パノラマ写真「ここはどこ」

 シリーズ745と同じフレンチ・レストランで待合室です。さて、ここはどこ。


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シリーズ745・パノラマ写真「ここはどこ」

 フレンチレストランです。店名もフランス語です。この店まで行くのが大変です。


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2013年05月16日

爪句@今日(5月16日)の一枚

パノラマを 合成しつつ 花見かな

 いつものホテルの朝食会に出席するついでに、赤れんが庁舎前の庭の桜の花のパノラマ写真を撮る。パノラマ写真はすぐ撮れるのだが、合成する時に時間を費やす。同じ桜の風景写真を何度も張り合わせて、写真で花見をしている塩梅である。


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CS620丸山隆・Why are you looking

これは何? 何故(なぜ)見ていると 河童像

 定山渓温泉街に岩場に温泉が流れ出している湯の滝がある。その岩場のところに丸山隆の河童仕立ての男性裸像がある。作品名は「Why are you looking」で英語の使い方が少々変である。「Why, this naming ?」と突っ込みを入れたくなる。


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CS621小石巧・こんにちは河童

暑いねと 河童声掛け 手湯誘い

 定山渓の国道230号から章月グランドホテルに行く道のところの道路脇に小石巧の「こんにちは河童」がある。体つきから女の河童で、額に腕を当て河童が挨拶している。傍に「願掛手湯」の看板があり、温泉を手で堪能する仕掛けもある。


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CS630阿部典英=アー・イタイタ

河童居て 夏の緑の 目に入りぬ

 定山渓の豊平川渓谷に二見吊橋が架かっている。岸から吊橋を見上げる位置に河童の像がある。阿部典英の「アー・イタイタ」で、河童が川の中に魚でも見つけたようなポーズである。この像を見に行く人も居ない中、周囲の夏の緑が目に入る。


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シリーズ744・パノラマ写真「ここはどこ」

 ここは通うのが大変そうです。さて、ここはどこ。


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2013年05月15日

CS145鈴木順三郎・デルタ・ゾーンNo.2

折れそうな 合体錐に デルタ名 

 道立文学館の入口フロアーを1階とするなら、ここから階段を下りた地階部分の外側が掘り込まれていて、大きなガラス窓から陽の光が入ってくる。この階には土産物コーナーがあり、傍らに鈴木順三郎の「デルタ・ゾーンNo.2」が置かれている。


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道新文化センター講座2013年春4回目

 4回目の今日の講座は藻岩山の麓にある、藻岩浄水場見学である。市電の西線16条停車場集合で、ここから歩いて藻岩浄水場に行く。まずセミナ室で、2名の説明担当者から、水道水の造り方と浄水場の機能の説明を受ける。説明を受けているところをパノラマ写真に撮る。


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(説明の様子のパノラマ写真)

 スライドにより札幌市の水道に関する説明がある。
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(スライドによる説明)

 札幌市の水道水はほとんど豊平川の水で造られている。川水から不純物を取り除いて、きれいな水にする過程の説明があり、実際にその過程の実験のデモがある。参加者が実験に立ち会う。
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(水浄化実験)

 川水に消石灰を加え、ポリ塩化アルミニウムを用いて不純物をフロックという固形物にする。これをろ過層を通過させることによりきれいな水にする。その過程の実験をビーカーとモデルのろ過器を用いて実演である。実際の水道水は殺菌のため次亜塩素酸ナトリウムを加えて各家庭に配水する。

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(ビーカーでの水浄化実験)

 セミナ室での説明後は、実際に水道水が造られている現場をガラス窓越しに見学する。フロック形成池、沈殿池、ろ過池などを順番に見る。
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(浄水場内の見学)

 ところどころに説明パネルがあり、説明担当者から説明を受ける。
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(説明パネルでの説明)

 浄水場見学後は隣接した水道記念館の展示を見る。最後に札幌市水道局製のペットボトル詰めの水と災害時の水確保のためのビニールの容器のお土産をいただいて見学終了となる。

爪句@今日(5月15日)の一枚

青空の 隠れて冴えぬ 桜色  

 曇り空で、時折雨粒の存在を感じる天気である。都市秘境散策講座で午前中藻岩浄水場の見学である。見学後、市電の停車場まで戻る道すがら、ロープウェイ駅の近くの道路の桜のパノラマ写真を撮る。雨模様の曇り空では桜の色が冴えない。


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CS624丸山隆・おかっぱ

やせ細る 躯体が支え 知的顔

 丸山隆の「おかっぱ」像はやせ細った少女像で、拒食症の患者を裸にしたかのようである。体の形を作ったところで肉付けをする手前で止めてしまったようにも見える。口を閉じた顔から知的な感じを受ける。像は定山渓ダム下流園地にある。


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CS623阿部典英・イイユダナ

湯に浸かる 河童の顔あり ホテル前

 定山渓のホテル山水は国道230号に面してあり、ホテルの前に阿部典英の「イイユダナ」が置かれている。湯に浸かって気持ちよくしている河童のブロンズ像である。作品名がないと樽から河童の顔が出ているだけで、判じ物の像かも知れない。


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シリーズ743・パノラマ写真「ここはどこ」

 かつて牛が飼われて居たところです。さて、ここはどこ。


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2013年05月14日

CS622小石巧・遊ぶ河童

輪を作り 河童遊びて 温泉郷

 小金湯温泉の駐車場脇に小石巧の「遊ぶ河童」がある。腕と脚を合わせて輪の形を作っている。作品名を知らず、これを河童と判別するのは難しい。同作家の定山渓月見橋の河童像も腕と脚で輪を作っていて、河童と輪がテーマのようである。


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爪句@今日(5月14日・番外)の一枚

物語 語り部(べ)の居て 本の中

 7月に「北海道の駅パノラマ写真展」を計画していて、その打ち合わせにF工業まで出向く。帰りがけにJICA札幌国際センターの中庭の彫刻のパノラマ写真を撮る。藤原吉志子の作品が6基並んでいる。「物語の中」といった作品もあり、面白い。


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CS180坂坦道・希望

選良に 希望託すか 作品名

 市本庁舎の17階のホールに坂坦道の「希望」がある。この階は市議会議員の部屋や市議会議場のある階で、行く機会がなかった。都市秘境散策講座の参加者と18階の議場の傍聴席を見学した時に彫刻の存在を知って、後日写真撮影を行った。


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キビタキ 5月14日(2013年)

キビタキは 夏羽(なつばね)に変え 目立ちたり

 曇り空の下を西公園まで足を延ばし、小高い頂上から西野川まで降りて川沿いの住宅地に沿ってあ歩く。雪解け水の勢いがある。護岸の石組みのところにあまり見かけない鳥がいる。キビタキのようである。胸に橙から黄色へ目立つ色が見える。

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CS234平井一嘉・カカオモニュメント

カカオの実 彫刻にして 菓子企業

 チョコレート菓子で有名なロイズ(コンフェクト)は、本社が札幌北区あいの里にある。本社と工場の敷地内にチョコレートの原料のカカオ豆を内蔵したカカオの実の彫刻がある。制作者は平井一嘉で、作品名は「カカオモニュメント」である。


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CS629阿部典英・ミスジョウザンケイカッパ

人間の 女性に似たり ミス河童

 定山渓の月見橋には2体の河童の彫刻がある。川下側に一体と川上側に阿部典英の「ミスジョウザンケイカッパ」である。おちょぼ口で、口が小さいのを河童美人にしている。乳房は二つで、河童は一度に沢山の子供は生まないということか。


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シリーズ742・パノラマ写真「ここはどこ」

 地階から見上げると、ガラスの円錐の天窓から陽の光が入ってきます。さて、ここはどこ。


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2013年05月13日

エゾエンゴサクと越冬蜂

目覚めたり 恵迪の森 花と蜂

 北大構内の恵迪の森に花の写真を撮りにゆく。エンレイソウ、エゾエンゴサク、キバナノアマナ、イチゲ等々のスプリングエフェメラルを確認しながら写真に収める。越冬蜂なのだろう、大きな蜂がエゾエンゴサクの周囲を飛び交っている。

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CS634佐藤忠良・えぞ鹿

えぞ鹿が 咥えた枝葉 月桂樹

 五輪小橋の東端両側に佐藤忠良の二作品がある。北側の作品は「雪娘」で、南側が「えぞ鹿」である。作品とオリンピックとの関連性を考えてみるのだが、思い当たるものがない。強いていうと鹿が口に咥えたものは月桂樹の枝葉かもしれない。


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CS150山内壮夫・よいこつよいこ

強い子は 良い子あれかし 動物園

 円山動物園の正門前の車の進行方向を換えるロータリー部分中央に、山内壮夫の「よいこつよいこ」がある。ガチョウと思しき鳥を押さえ込もうとしている強い子がモデルになっている。モデルの子が作品名の良い子であるか否かは不明である。


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爪句@今日(5月13日)の一枚

気を持たせ 半月遅れ 開花なり

 やっと庭の山桜が咲き出した。もう5月も半ばになろうとしている。例年山桜は4月下旬から5月上旬には咲く。今年の桜開花の遅れは記憶に無いくらい遅い。山桜の次に染井吉野、さらに八重と続き、5月いっぱいは桜の月になりそうである。

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CS316イサム・ノグチ=テトラマウンド

空間に 幾何学のあり 円(まる)三角

 モエレ沼公園は、公園全体がイサム・ノグチが大地に刻した彫刻であるといわれている。公園内の造形物はいくつかあり巨大な三本のポールを組み合わせ、下に円錐の土盛を設けたテトラマウンドがある。遠くには人工の山モエレ山も見える。


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CS724伊藤国男・馬

馬の居る 巨木石庭 秘境なり

 八紘学園を創始した栗林元二郎は、巨石とイチイの巨木を集め、現在栗林石庭となっている。馬の彫刻の蒐集も行っていて、石庭には伊藤国男作の大きな馬のブロンズ像が3体ある。学園の花菖蒲園の開園時期に都市秘境の石庭を見学できる。



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シリーズ741・パノラマ写真「ここはどこ」

 公園の中にある施設です。さて、ここはどこ。


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2013年05月12日

爪句@今日(5月12日・番外2)の一枚

口ずさむ 覚めよ迷いの 夢覚めよ

 北大構内に早咲きの桜を撮りにいったら、クラーク像前で赤褌姿に早変わりした学生達がストームを始めた。昔は寮内での赤褌姿のストームはあっても、屋外でこの姿でのストームは記憶にない。格好はさておき、伝統が生きているのには驚く。


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爪句@今日(5月12日番外)の一枚

桜撮る 足元に見え 残り雪

 北大構内で一番早咲きの桜が生協の建物横の駐車場のところにある。市内の桜の開花が遅れているけれど、この桜は咲いているだろうかと見に行く。期待通り見ごろである。パノラマ写真を撮る足元には、今年の大雪の残りの塊が未だにある。


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CS167山谷圭司・やすらかな傾き

傾いて 何が安らか 不明なり

 ススキノの南5条西4丁目の歩道に山谷圭司の「やすらかな傾き」がある。柱と屋根のある傾いた構造物で、やすらかの修飾語の意味するところが不明である。歓楽街の歩道なのでどんな彫刻でも気にもならないけれど、設置の意図も不明である。


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爪句@今日(5月12日)の一枚

旅鳥に 一路平安 声を掛け

 かなり離れたところの枝に止まっている鳥を望遠レンズで撮影し、拡大して見るとツグミのようである。自宅の周囲では春先に見られる。旅鳥で北上の途中にあるらしい。旅の途中であれば「一路平安(イールゥピンアン)」と声を掛けたくなる。

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CS315菅原尚俊・飛翔

飛翔なら これは鳥かと 石の像

 伏籠川の第三伏篭橋の近くに五稜会病院がある。病院の前庭に菅原尚俊の「飛翔」がある。石の造形で、これから飛び立つ鳥のようにも見えるけれど、そうと断定するのには自信が持てない。彫刻の写真撮影の目的のため初めて来た場所である。


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シリーズ738・パノラマ写真「ここはどこ」

 子どものための遊具も見えます。さて、ここはどこ。


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CS211加藤顕清・クラーク先生像、坂坦道・杉野目晴貞先生像

胸像が 学府歴史を 示したり

 北大クラーク会館の2階に二人の教育者の胸像がある。一つは「クラーク先生像」で制作者は加藤顕清である。二体制作され一体はマサチューセッツ大学に寄贈された。この像と並んで、坂坦道作の第7代北大学長「杉野目晴貞先生像」がある。


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2013年05月11日

爪句@今日(5月11日・番外)の一枚

エゾリスや ほどほどにせよ 新芽食(しょく)

 天気予報は当って昼前から雨となる。撮るものも無い景色だと窓の外を見ていると、楓の枝に動くものが居る。リスである。楓の新芽を食べている。その食欲は楓の新緑は期待できないのではないかと思うほどである。野生動物の食害である。

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CS725伊藤国男・馬

主の逝(ゆ)き イチイの巨木 馬残り

 栗林石庭園にイチイの巨木の横に伊藤国男の馬のブロンズが置かれている。栗林元二郎は晩年巨石やイチイの巨木を集めた。馬の彫塑蒐集も行っており、小さなものは石庭園の栗林記念館内にあり、大きなものはイチイや巨石と共に石庭に在る。


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爪句@今日(5月11日)の一枚

萼(がく)垂れて 咲き出す花の 人見知り

 陽が隠れていて、風が少しあって、肌寒い。天気予報ではこれから全道的に雨になるようだ。こんな日は散歩する気持ちが湧かない。庭のクリスマスローズを撮って手抜きの今日の一枚である。この花は人見知りするのか、萼が下向きである。

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CS210堀義二・宮部金吾先生像・南鷹次郎先生像

先達が 石で見守り 農学部

 北大農学部の正面玄関から2階に上ると、小ホールの両側に石の胸像がある。両方とも制作者は堀義二で、向かって右側は初代植物園長「宮部金吾先生像」、左側が第2代総長「南鷹次郎先生像」である。農学部の伝統を築いた先達者達である。


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シリーズ740・パノラマ写真「ここはどこ」

 この場所を特徴づける置物が見えています。さて、ここはどこ。


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シリーズ737・パノラマ写真「ここはどこ」

 シリーズ737と同じ橋の川上のバルコニーからの眺めです。さて、ここはどこ。


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シリーズ736・パノラマ写真「ここはどこ」

 眺望の良い橋から川下の方向を見ています。さて、ここはどこ。


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CS717國松明日香・休息する翼

不明鳥 翼休めて ドーム横

 駐車場から札幌ドームへの上り階段の踊り場のところに國松明日香の「休息する翼」がある。鉄製の造形で、作品名を知ると切り込みのある部分が鳥の翼に見えてくる。黒っぽい彫刻と圧倒的に大きく、銀色に輝くドームの屋根が対照的である。


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2013年05月10日

CS125イサム・ノグチ=ブラック・スライド・マントラ

巨匠作 道路消したり 御影石

 大通公園は各丁目で南北に走る道路で区切られている。しかし、8丁目と9丁目の間のところだけがイサム・ノグチの希望で公園がつなげられ、かつて道路があったところにこの巨匠の黒御影石のブラック・スライド・マントラが置かれている。


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CS705田嶼碩朗・浅羽苗邨先生像

学園の 父の像あり 夏木立

 北海高校の前庭に田嶼碩朗作「浅羽苗邨先生像」がある。「苗邨」は号で靖(しずか)が本名。浅羽は北海学園の父と称される人物で、夜間私立学校の北海英語学校を私財を注ぎ込み創設、企業の社長、札幌市区長、衆議院議員も務めている。


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キセキレイ 5月10日(2016年)

素早さを 飛沫と競い キセキレイ

 川に沿って歩いていると鳥の鳴き声がする。辺りを見回してみるとキセキレイが流の中の岩場に居る。カメラを向けるのだが、鳥の動きについてゆけない。止まっているところを撮ったつもりが、鳥影は空中にある。どうにか撮れた1枚である。

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爪句@今日(5月10日)の一枚

花命 儚(はかな)きを見て 遊歩道

 天気が良かったので早朝西野市民の森の遊歩道のはずれ辺りを歩く。エンレイソウ、エゾエンゴサクが目につくけれど、これらの山野草も例年より咲くのが遅れている。木の葉が茂ってくるまでの花の命で、今年は命が少し縮んだようである。

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CS141朝倉文夫・木下成太郎先生像

巨匠作 戦禍をくぐり 奇跡なり

中島公園で再発見されるようにして話題になった朝倉文夫の「木下成太郎先生」像がある。朝倉は東京美術学校の教授で帝国芸術会員にもなっている。戦時中の金属供出のため400点あまりの作品はほとんど消滅した中での生き残り像である。


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CS720大窪恭子・大地に

小学校 不似合い裸婦居 疑問なり

 月寒小学校正面の校庭に大窪恭子の「大地に」の裸婦座像がある。小学校の校庭に置く彫刻としては場違いの感がする。醜いとさえ言える裸婦が児童の情操教育に役立つものとも思われない。児童達や学校関係者の感想を聞きたいところである。


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シリーズ732・パノラマ写真「ここはどこ」

 水芭蕉の名所です。木道も整備されています。さて、ここはどこ。


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2013年05月09日

CS625永野光一・洗い髪

人目無く 女性身を入れ 髪洗い

 定山渓ダムの下流園地で、人影のない噴水を見ながら永野光一の「洗い髪」が立っている。ウェストのくびれた体型の女性が髪を洗っている仕草が表現されている。この彫刻と比べると、バックの定山渓ダムが圧倒的な構造物で迫ってくる。


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シリーズ739・パノラマ写真「ここはどこ」

 パノラマ写真を撮っている自分の姿が、高い場所にある建物のガラス窓に映っています。さて、ここはどこ。


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シリーズ734・パノラマ写真「ここはどこ」

 水がテーマの場所です。さて、ここはどこ。


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爪句@今日(5月9日)の一枚

趣は 山野草異(い)に ユキノシタ

 庭のヤマザクラが相変わらず蕾のままである。頭上に花がなければ目は地面にゆく。ベニシタンの赤い実が残っている傍にユキノシタの花が開いている。花は薄桃色で小さいけれど葉の緑が濃く、花茎が太く、春の山野草とは趣を異にしている。

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CS140山内壮夫・猫とハーモニカ

パンフルート 猫が奏者で リラ聴き手

中島公園の彫刻の中でも山内壮夫の作品が群を抜いて多い。なかには「猫とハーモニカ」の、猫が楽器を演奏しているユーモラスな作品もある。口に当て吹いている楽器をハーモニカとしているけれど、これはパンフルートと呼ばれる楽器である。


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CS227國松明日香・KLEIO

クレイオ(KLEIO)と 鉄塊の意味 女神なり

 JR学園都市線あいの里教育大学駅の歩道に面して國松明日香の「KLEIO」がある。作品名はギリシャ神話の女神達の一人で歴史を司る。鉄の抽象的造形では、具体的な作品名にして、場所に合わせた作品であることを主張したいようである。


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シリーズ731・パノラマ写真「ここはどこ」

 小学校の隣にある神社で、歩道絵があります。さて、ここはどこ。


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2013年05月08日

爪句@今日(5月8日・番外)の一枚

開花未だ 亀甲石あり 梅屋敷

 都市秘境散策として桜梅の名所巡りを計画して実行の日であった。しかし、今年は梅も桜も蕾のままである。梅屋敷の呼び名のある澄川の中井邸の梅林にも花は無く、代わりに色の無い庭を見学させてもらった。庭に亀甲石が置かれてあった。


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(パノラマ写真)

道新文化センター講座2013年春3回目

 今回は札幌の桜名所巡りがテーマで、例年の状況から見て、GWの直後あたりであれば桜が満開であろうと計画した。しかし、今年はこれが見事にはずれた。どこにも桜の開花が見られない。エドウィン・ダン記念館の横にオンコに寄生したようなエゾヤマザクラの木がお目当てだったのに、まったく花が咲いていない。桜花観賞は諦めて、記念館と庭の花について見て歩く。

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(エドウィン・ダン記念館正面玄関)

 講座参加者のお一人Yさんが歴史的な建物に詳しいので、記念館について説明してもらう。
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(エドウィン・ダン記念館について説明するYさん)

 続いてエドウィン・ダン記念公園を散策する。小学生の一団が絵を描きに公園に来ている。公園内にある峯孝制作のダンの像を前に、ダンに関する逸話などを話す。
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(エドウィン・ダンのブロンズ像)

 朝集合した地下鉄南北線の真駒内駅に戻り、地下鉄で自衛隊前駅で降り、梅屋敷と呼ばれている中井萬年氏邸に行く。ここの梅もまったく開花していない。中井邸の庭などを見学させてもらう。以前都市秘境のテーマで、テレビ局のスタッフと札幌市内で探し歩いたシェーポーズのパンダ像を新しく発見して、これには驚く。

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(中井邸のシェーパンダ像)

 中井邸から平岸街道を北に歩き、「本願寺道路終点」の碑を見ながら相馬神社の急な坂を登って行く。境内には樹齢300年と記されたご神木のシバグリがある。シバグリも新緑が戻っていない。
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(相馬神社のご神木のシバグリ)

 相馬神社から旧天神山国際センター横に出て、建物の壁際の桜の木に3,4輪桜が咲いているのを発見する。札幌で一番先に咲いた桜ではなかろうか。ここから平岸天満宮のところで散会となり、参加者はそれぞれに帰宅である。



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(平岸天満宮境内でのパノラマ写真:クリックでパノラマ表示)

CS709坂坦道・丘の上のクラーク

クラークを 真似てポーズの 女子生徒

 北大のシンボルのクラーク博士は、今や札幌観光の顔である。羊ケ丘展望台にある大きなクラーク博士の立像は坂坦道作で「丘の上のクラーク」の作品名がある。修学旅行の生徒が像の前の記念撮影では、決まって腕を上げたポーズを取る。


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爪句@今日(5月8日)の一枚

朝焼けを 窓から撮りて 手抜きなり

 街歩きの日で天気が気になる。窓から眺めると朝焼けの空が広がる。朝焼けはすぐ色が褪せてしまうので、ガラス窓越しで2,3枚撮っておく。歩いて撮影場所を選ぶこともなく、手抜き撮影である。午前中、南区を歩く予定で運動確保である。

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CS105安田侃・意心帰

花曇 緑と石が 再帰なり

知事公館の庭に安田侃の「意心帰」の白大理石の彫刻がある。外壁に現われた軸組みの直線的なデザインの知事公館の建物を背景に、丸味のある滑らかな石の造形の対比は絵になる。桜の季節であれば、これに桜花を撮り込むことができる。


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シリーズ729・パノラマ写真「ここはどこ」

 店の中に試食のコーナーもある専門食品店です。さて、ここはどこ。


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シリーズ730・パノラマ写真「ここはどこ」

 館内のホールでは色々な催しものが行われます。さて、ここはどこ。


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2013年05月07日

CS119山内壮夫・希望

「希望」像 夏色囲み 冴える白  

 市民ホール前の広場に山内壮夫の「希望」像が高い台座の上に設置されている。白コンクリートで作られていて、雪の季節には周囲に溶け込んでしまいそうであるけれど、夏の青空の下では、木の緑と空の碧色を背景にくっきりと冴えて見える。


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爪句@今日(5月7日)の一枚

鯉元気 見習い咲けよ 山桜

 今年の桜の開花にはやきもきさせられる。明日の都市探索講座は桜の名所巡りで、予定を作成した時にはGWが終われば桜は咲いているものと思っていた。しかし、今年の桜の開花は大幅に遅れて、庭の山桜も蕾のままである。鯉幟が元気である。
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CS205坂坦道・いのち

紅花は 命の飛び出 母驚愕  

北区の若草公園の縁に坂坦道の「いのち」と題された母子像がある。母子像の母親は口を開き悲鳴をあげたような表情になっている。これは、作家のアトリエの近くでの交通事故で子供が亡くなり、それが制作の動機になったことによるらしい。


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CS123坂坦道・石川啄木像

像と人 木陰に涼み 札都夏

 大通公園3丁目の北側に坂坦道の「石川啄木像」がある。歌碑が一緒に建っていて、札幌の街を詠んだ「しんとして幅廣き街の 秋の夜の 玉蜀黍の焼くるにほひよ」が刻まれている。夏木陰になる像の横には、陽を避けて涼を取る人が座っている。


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シリーズ735・パノラマ写真「ここはどこ」

 作業服、仕事に使ったバイク、自転車等が展示されています。さて、ここはどこ。


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シリーズ728・パノラマ写真「ここはどこ」

 この場所から俯瞰したパノラマ写真は貴重な記録になると思われます。さて、ここはどこ。


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2013年05月06日

CS612・CINQ・ネガティブマウンド

軟石が 低きに誘い 負の地面 

 石山緑地は、札幌軟石の石切り場跡を公園化した場所である。その由来を生かして、軟石を用いた野外舞台のような造りがある。総勢5名の彫刻家集団CINQによる「ネガティブマウンド」が地面に掘り込まれていて、異様な空間を生み出している。


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爪句@今日(5月6日)の一枚

連休は 冴えぬ天気で 終わりなり

 GWはついに晴れることもなく終了である。鯉幟も時折の小雨の中垂れたままで、家に居る人の意気が上がらない様子に重なる。例年ならとっくに咲いている山桜も蕾のままで、枝の雨滴と睨み合いである。三角山の白い筋は雪の残る登山道らしい。

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シリーズ733・パノラマ写真「ここはどこ」

 高台にある施設で無料で見学できます。さて、ここはどこ。


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CS711川田静子・未来にはばたけ

両手には 鳥の居るかと 目を凝らし

 旭小学校は豊平区水車町にある。一帯に水車があったのが町名に残っていて、小学校の校庭にも水車と水車小屋のモデルがある。校舎前に川田静子の「未来にはばたけ」があり、両手で持ち上げているものは作品名からは小鳥なのかも知れない。


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CS122松田与一・大友亀太郎像

新公園 主で戻りて 亀太郎 

 2011年に新しい公園としてデビューした創成川公園に松田与一の「大友亀太郎像」が戻ってきた。創成川に復元された創成橋の近くに設置され、創成川の前身の大友堀の開削を行った亀太郎の像が、新しい公園の主になったかのように座っている。


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シリーズ727・パノラマ写真「ここはどこ」

 温室の中に白衣の人が休んでいます。さて、ここはどこ。


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2013年05月05日

CS303佐藤忠良・聖火を持った男

美香保の地 聖火手にして 四十年

オリンピック会場になった美香保体育館に「札幌五輪をしのび原田さんに感謝する会」建立の「聖火を持った男」のブロンズ像がある。制作者は佐藤忠良である。原田さんとは札幌冬季オリンピック誘致活動に尽力した原田與作札幌市長である。


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爪句@今日(5月5日)の一枚

小雨でも 集まれば満つ 大水管 

 次の水曜日は都市秘境散策で札幌の桜の名所巡りを予定している。しかし、3日後に桜は咲くだろうか。さらに次は札幌市水道記念館見学で、その下見に行ってくる。天気が良ければパノラマ写真には絶好の場所で、小雨模様の中の撮影となる。


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(パノラマ写真)

シリーズ726・パノラマ写真「ここはどこ」

 道新文化センターの講座で見学を予定している場所です。店内は撮影禁止ということで、店の外の写真です。さて、ここはどこ。


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CS221土田副正・夏の日

夏の日に どこに失せたか 捕虫網

安春川に架かる橋のバルコニー部分に土田副正の「夏の日」がある。少年と少女がそれぞれ捕虫網と虫籠をもっている。最初捕虫網の部分の棒と網輪があったものが、年月が経つうちにそれらの部分が無くなってしまったらしく写っていない。


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シリーズ720・パノラマ写真「ここはどこ」

 ライラックの森があります。さて、ここはどこ(の公園)。


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CS401本田明二・輔仁会々員戦没者記念碑

輔仁会 馴染みなけれど ハトの居り

札幌西校校庭に同校の卒業生である彫刻家本田明二が制作した「輔仁会々員戦没者記念碑」がある。「輔仁会」とは同校の同窓会名である。しかし、「輔仁会」は学習院大学で設立された組織でもあり、西校と関係があるのか無いのか不明である。


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2013年05月04日

CS605山内壮夫・山鼻屯田兵の像

鍬を手に 軍服姿 墓地の跡 

 国道230号に面し南29条に南警察署がある。横の空き地に山内壮夫作「山鼻屯田兵の像」がある。現在南署が建っている辺りは屯田兵の山鼻兵村の山鼻墓地であった。札幌市の急速な発展に伴い墓地を移し、屯田兵を象った像をここに設置した。


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爪句@今日(5月4日)の一枚

数株が 示唆す閑散 行楽地

 この寒さでGWでも行楽地の人出がさっぱりらしい。庭のカタクリの花が開いて来たので撮ってみる。カタクリの群生は写真の被写体に適している。対して、数株が庭隅で咲いているのは淋しげだが、個々の花をじっくりと観察できてこれも良い。

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CS628永野光一・ころんころん

河近く 遊ぶ童子は 河童なり

 定山渓の豊平川沿いに二見公園があり、公園の河畔園地に永野光一の「ころんころん」がある。河童の子供が逆立ちしている。河童といっても限りなく人間に近いもので、股間の一物はご愛嬌である。ころんころんと転がっている様子らしい。


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CS124田畑一作・漁民之像

テント裏 網揚げを見て 食祭り

 大通公園7丁目北側に田畑一作の「漁民之像」がある。北海道漁業婦人部連絡協議会創立10周年記念像で、海の無い札幌市の中心部に置かれ、意表を突かれる。撮影時はオータム・フェストが開催中で、彫刻はテントの後ろで人目につかずあった。


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シリーズ725・パノラマ写真「ここはどこ」

 国道に面してある神社です。さて、ここはどこ(の神社)。


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シリーズ724・パノラマ写真「ここはどこ」

 ヒントは路面にもあります。さて、ここはどこ。


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2013年05月03日

CS155國松明日香・NIKE

雪賛歌 黒き姿の ニケの居り

 大倉山のスキージャンプ競技場の入り口に國松明日香の鉄の造形がある。作品名は長く『詩碑「虹と雪のバラード」に捧げる勝利の女神「NIKE」』とある。札幌冬季オリンピックのため作られた歌の、河邨文一郎の作詞の詩碑が造形と並んである。




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CS121山田良定・湖風

琵琶湖風 公園に吹き 初夏の入り 

 大通公園3丁目に山田良定の「湖風」がある。山田は滋賀県に生まれ、滋賀大学教授を勤め、日本芸術院賞受賞者である。作品名にある湖は琵琶湖なのだろう。湖で漁を生業にしているとも想像できる若者が、力の漲った姿で表現されている。



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CS215小坂耀一・シマフクロウ

フクロウが 客を見守り ホテルなり

 札幌駅北口近くの札幌アスペンホテルの玄関前の柱の上部に、シマフクロウの彫刻が二体並んで置かれている。作家は小坂耀一で、小坂は札幌在住の彫刻家である。従業員がホテルという森の中でフクロウとなって、客を見守る象徴としている。



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爪句@今日(5月3日)の一枚

咲き競争 ツツジに越され ヤマザクラ

 朝は小雨。寒いGWの後半に入る。この気温では桜の開花も遅れるだろうと新聞報道である。殺風景な庭を見るとツツジが咲き出している。例年ならヤマザクラの方が先に咲いていたと記憶にあるところ、今年はツツジに先を越されたようである。

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CS156佐藤忠良・大野精七博士顕彰碑

鳥人の 飛ぶ姿無く 残暑なり

 大倉山シャンツェのスキージャンプ競技台横の木陰に「大野精七博士顕彰碑」がある。碑の博士のレリーフは佐藤忠良が制作した。東大医学部を卒業後北大に赴任してスキーを始め、日本のスキー界発展に寄与した。札幌医科大学長も勤めた。


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シリーズ723・パノラマ写真「ここはどこ」

 駅への道の途中にある海岸です。さて、ここはどこ。


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シリーズ722・パノラマ写真「ここはどこ」

 「木陰」と題された小野健寿の彫刻があります。さて、ここはどこ。


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2013年05月02日

CS107伊藤隆道・よろこび・愛

病院で 「よろこび・愛」と 作品名 

 南1条通に面した札幌医科大学付属病院の庭に伊藤隆道の「よろこび・愛」のがある。太い金属パイプを曲げただけの作品で、作品名は設置場所が病院の庭にあることによっているらしい。治るよろこびや病に対処する愛の言葉を選んでいる。


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CS505高津和夫・和

小学校 「和」の足元を 花飾り

 新発寒の新陵小学校の校庭に高津和夫の「和」がある。小学校なので先生かも知れない大人が、子供たちを抱きかかえている。この作家は学校関係で彫刻やレリーフの作品が多い。彫刻の足元は花で飾られ、玄関先のプランターにも花があった。


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爪句@今日(5月2日・番外)の一枚

ビル壁が 朝日に光り 大都会

 普通パノラマ写真は魚眼レンズで元データを撮影する。ズームインでも解像度を確保するためには望遠レンズを用いたいところで、望遠レンズで撮影した写真を貼り合わせたパノラマ写真を合成してみる。ビル壁が朝日で光っているのが見える。



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(Flashでご覧ください)

爪句@今日(5月2日)の一枚

茜色 期待はずれの 日の出かな 

 日の出時のパノラマ写真を撮ろうと、家の近くの見晴らしの良いところで待機する。少し寒い。期待した茜色の空にはならず、朝日が顔を出してくる。雲のかかる空の下、三角山が見え、都心部のビル群が展開している平凡な日の出風景である。


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(パノラマ写真)

シリーズ721・パノラマ写真「ここはどこ」

 かつての牧場のサイロが残されています。さて、ここはどこ。



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シリーズ710・パノラマ写真「ここはどこ」

 この公園の桜も観賞に値します。さて、ここはどこ。


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CS226丸山隆・残留応力

見つけたり 残留応力 団地内

 あいの里は新しく開発された大規模住宅団地で、JR駅前に商業施設の一画と並んで高層住宅が建っている。その中庭の広場の水場に丸山隆の「残留応力」がある。石と金属を組み合わせた造形のようで、作品名は何を意味しているのだろうか。


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2013年05月01日

CS225川上りえ・古代の太陽

古代の陽 現代の陽で 輝けり 

 ポプラ並木が続く創成川に沿って、屯田から西茨戸に入ったところに、川の近くに豊明高等養護学校がある。校庭に川上りえの「古代の太陽」の金属製の彫刻がある。作品は太陽を重ねたようにも見え、本物の太陽の光を反射して輝いていた。


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CS626松隈康夫・母と子

母子頭 ダムを連想 ダム園地

 定山渓ダムはダムの下流側が園地として整備されている。この園地にいくつかの彫刻が置かれていて、松隈康夫の「母と子」もある。特徴のある母子の顔は似ていて、親子の感じが出ている。母子共々、頭の形はダムを連想させるものである。


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ルリビタキ 5月1日(2013)

ルリビタキ 名の瑠璃色は 雌に無し

 野鳥の同定は難しい。体の色がまったく異なる雌雄も多いので、なおさら判別がつかない。庭に来た白い胸毛に黄色が交じり、羽が茶色っぽい野鳥は、これだけでは野鳥図鑑を見てもわからない。近くにルリビタキの雄がいたので雌と推定する。

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爪句@今日(5月1日)の一枚

底冷えの 五月に来たり ルリビタキ

 五月に入った新聞紙面には、GW底冷え、の見出しである。外歩きの気分にもならず、庭に来る野鳥撮りである。珍しい鳥が居る。写真に撮って野鳥図鑑で調べるとルリビタキである。頭部から背中にかけ青色で光により瑠璃色に見えるのだろう。
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CS130山内壮夫・森の歌

緑青で 黄葉抗し 森の歌

 中島公園の山内壮夫の「森の歌」は巨大な彫刻で、女性と子供達の群像が円柱に配されている。北海道博覧会の記念として制作され、最初は白色セメントであったものが、後にブロンズで再鋳造された。秋色の中に緑青を帯びた像が立っている。


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CS307山田吉泰・創造

母子像と 枯れ木がペアで 苗穂小

 苗穂小学校の校庭にある山田吉泰の母子像と作品名「創造」との関連がすんなりと結びつかない。教育の目標が創造力を育むことで、母が我が子を育むことに重ねているのかも知れない。母子像と傍の枯れ木との対比が妙に際立って見える。


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シリーズ717・パノラマ写真「ここはどこ」

 オンコの木に桜が寄生してオンコの木に桜が咲いています。この珍しいサクラのある場所はどこ。


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Tree10・天神山桜(2012年)

 今年は道新文化センター講座の受講者と桜巡りを予定していて、その資料作りのため、昨年の天神山の桜のパノラマ写真です。


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