2018年07月04日
HPFhito41・留萌本線の取材に同道したSTVテレビ・デレクターの成田清美さん
STVテレビに「Do!アンビシャス」という番組があった(2013年3月で終了)。道内で活動しているユニークな人物に密着して取材して放送する番組である。1年前(2013年)番組の制作担当部門から打診され、同番組作りにお付き合いすることとなった。取り上げられたテーマは「爪句」で、パノラマ写真を撮って爪句を捻り出す趣味の世界に焦点が当てられ、1週間ほどにわたっての取材となった。
番組担当のデレクターは札幌映像プロダクション所属の成田清美さんで、番組作りのためSTVに派遣されていた。札幌円山とか羊ケ丘のような絵になる場所での取材の他に、駅のパノラマ写真を撮っている様子も撮りたいとの申し出がある。そこで留萌本線はどうか、ということで泊りがけでの取材となる。同行者は福本工業の福本義隆社長と同社のパノラマ写真家の山本修知氏である。
深川駅からレンタカーで出発する。北一已駅で雪の駅舎やホームでパノラマ写真を撮影しているところをテレビカメラで録画である。カメラマンは喜井雅章氏、音声担当は松本尚也氏であった。この日(2013年2月7日)は留萌本線の終点の増毛駅まで行っている。増毛町では国希酒造にもカメラを入れている。取材初日は留萌泊となる。
翌日は留萌駅を出発して深川駅方向に向かって駅のパノラマ写真撮影となる。大和田駅まではSTVの取材スタッフも一緒である。パノラマ写真を撮っている様子をテレビカメラで撮るということは、こちらのパノラマ写真に取材スタッフが写るということでもある。大和田駅でパノラマ写真に写っている成田さんは寒そうである。
成田さんの経歴を後で聞くと、24年ほど前にテレビ制作の仕事に入り、出産のため退社、二人の子どもの母親で、現在は「どさんこワイド179」のデレクターを勤めているとのことである。番組の数字179は北海道の市町村数である。平成の大合併により市町村数もかなり減ったものだと気がつく。
(留萌線大和田駅での成田さん)