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2012年07月31日

シリーズ225・パノラマ写真「ここはどこ」

 ここはどこ。パノラマ写真の中にヒントがあります。



河川敷で増えるヒロハヒルガオ

可憐花 根は強力で 繁茂なり

 ヒロハヒルガオを見る季節に入っている。一日花で白い清楚な雰囲気であるけれど、旺盛な繁殖力のある雑草で、駆除が困難であると知ると、この花を見る目も変わってくる。整備された河川敷で見るこの花は年毎に増えている感じである。

今日(7月31日)の一枚

朝練習 やる気一番 女の子

 朝刊の第1面の「松本 金第1号」の文字が目に飛び込んでくる。柔道女子57キロ級で松本薫が優勝した。二日前の朝刊には三宅宏美の重量挙げ銀の報道で、女子の活躍が目立つ。少年野球の朝の練習にも女の子が居て、やる気一番に見える。


今日(7月31日)の彫刻

先達が 石で見守り 農学部

 北大農学部の正面玄関から2階に上ると、小ホールの両側に石の胸像がある。両方とも制作者は堀義二で、向かって右側は初代植物園長「宮部金吾先生像」、左側が第2代総長「南鷹次郎先生像」である。農学部の伝統を築いた先達者達である。



(画像をクリックでパノラマ写真)

2012年07月30日

花序の立つヤマゴボウ

花終わり 緑実並び ヤマゴボウ

 花序が垂れ下がるヨウシュヤマゴボウは道端で見かける。山際の草地のところに花序の立ち上がったヤマゴボウを見つけた。野生のものか植えられたものかわからない。花の終わった部分から緑色の実になっている。熟すると黒紫色になる。

シリーズ224・パノラマ写真「ここはどこ」

 ゲームセンターであることはわかるとしても、ここがどこかの手がかりはパノラマ写真中にはなく、場所の同定は難しいでしょう。それでも、ここはどこ。



今日(7月30日)の一枚

栗の実の 秘密を見たり 毬(いが)穂花

 栗の木の下に栗の穂状の花が一面に落ちているのを見て、栗の実はどの花が実になるのだろうかと疑問を持っていた。今朝の散歩時に低い栗の木で、穂花の根元に栗の毬針を伸ばした実が大きくなりかけていて、栗の実の秘密を見た気分である。


今日(7月30日)の彫刻

胸像が 学府歴史を 示したり

 北大クラーク会館の2階に二人の教育者の胸像がある。一つは「クラーク先生像」で制作者は加藤顕清である。二体制作され一体はマサチューセッツ大学に寄贈された。この像と並んで、坂坦道作の第7代北大学長「杉野目晴貞先生像」がある。




(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月29日

今日(7月29日)の一枚

梅の実の 色付く季節 気付き撮り 

 一日の終わりで今日の一枚の原稿を書いていないことに気が付いた。今朝の散歩時に撮った写真の中から、平凡な梅の実の写真を選んでみる。住宅街で目に留まったものを撮っている。もう梅の実が色付いて道路に落ちる季節になっている。


シリーズ223・パノラマ写真「ここはどこ」

 大きな木があります。車で立ち寄る人はこの木を見るためではなく、他の目的のためです。さて、ここはどこ。



庭先のツキヌキニンドウ

忍冬花 葉の突抜きを 調べたり

 ツキヌキニンドウの木花を住宅の庭先で見る。漢字では「突抜忍冬」で、葉が合わさった中心部を蔓が突き抜け、その先にラッパ状の忍冬花が咲く。忍冬とはスイカズラとも呼ばれる蔓性植物である。背後の天使の置物の白に赤い花が冴える。


今日(7月29日)の彫刻

選良に 希望託すか 作品名

 市本庁舎の17階のホールに坂坦道の「希望」がある。この階は市議会議員の部屋や市議会議場のある階で、行く機会がなかった。都市秘境散策講座の参加者と18階の議場の傍聴席を見学した時に彫刻の存在を知って、後日写真撮影を行った。




(画面クリックでパノラマ写真)

2012年07月28日

シリーズ222・パノラマ写真「ここはどこ」

 橋の下にバラが咲いています。さて、ここはどこ。



語りかけてくるユリの花

相槌を 打ち返し撮り ユリの花

 ユリの花は大柄で、花によっては派手な色も手伝って、目立つ存在である。道の脇に咲いている種類のはっきりしないユリの花を撮ってみる。ユリが話しかけているようにも見えてくる。写真を撮ることでユリの話に相槌を打ったつもりになる。

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今日(7月28日)の一枚

早朝は テレビ釘付け 英五輪

 早朝5時からロンドンオリンピックの開会式をテレビ画面で視る。開会式の演出は、田園風景から始まって、産業革命を経たイギリスの国の成り立ちを素材に選んでいる。日本は293名の選手が競技に参加で、開会式の晴れ舞台で行進していた。

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今日(7月28日)の彫刻

鉄の輪で 知・情・体・徳 示すなり

 手稲東中学校前に小林令明の「知・情・体・徳」がある。学校で教える(学ぶ)4つの基本的事柄を4つの鉄の輪で表現している。早朝のパノラマ写真撮影であったけれど、校舎と道路で隔たったグラウンドでは野球部の生徒が練習に入っていた。


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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月27日

札幌夏まつりの大通ビアガーデン

 札幌夏まつりが始まり大通公園はビアガーデンに衣替えである。客で溢れる時間帯でパノラマ写真撮影はさすがに困難で、ビアガーデンが開店した直後の客の居ないところで、会場の様子を撮る。

ケヤキの木 天然パラソル ビアガーデン

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パノラマの 撮影開始 まず一杯

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(画像クリックでパノラマ写真)

シリーズ221・パノラマ写真「ここはどこ」

 格調の高い建物で、らせん階段を上ってみたいところですが、鍵がかかっていて、これは無理です。さて、ここはどこ。


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今日(7月27日)の一枚

ユリ開き 暑さと並走 盛夏なり 

ユリの花が目立つ季節になって来た。ユリの花だけの写真では物足りないかと、ユリのバックに何かを配して撮ろうと物色していたら、住宅に置かれた彫像が目に留まった。ユリの花の背後に彫像が来るように位置や角度を変えて撮影である。

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今日(7月27日)の彫刻

カカオの実 彫刻にして 菓子企業

 チョコレート菓子で有名なロイズ(コンフェクト)は、本社が札幌北区あいの里にある。本社と工場の敷地内にチョコレートの原料のカカオ豆を内蔵したカカオの実の彫刻がある。制作者は平井一嘉で、作品名は「カカオモニュメント」である。


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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月26日

シリーズ220・パノラマ写真「ここはどこ」

 ここは初めて足を踏み入れました。さて、ここはどこ。


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ポピーの花の内側

細密画 描(えが)きたくなり 花の内

 ポピーの花の内を拡大した写真を撮ってみる。中心に子房を備えた雌しべ、その周囲に放射状に展開する雄しべ、それらを包んでいた和紙を広げた状態で、紙に皺ができたような花弁がある。細密画を描く腕があるなら、格好の素材である。

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今日(7月26日)の一枚

女子サッカー 初戦を飾る 笑顔なり

 いよいよロンドン・オリンピックである。開会式前にもう女子サッカーの試合が始まった。なでしこジャパンはカナダ相手の初戦である。朝刊には試合が始まった写真が載っていて、早朝のテレビで日本が2-1でカナダに勝った映像を見る。

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今日(7月26日)の彫刻

人間の 女性に似たり ミス河童

 定山渓の月見橋には2体の河童の彫刻がある。川下側に一体と川上側に阿部典英の「ミスジョウザンケイカッパ」である。おちょぼ口で、口が小さいのを河童美人にしている。乳房は二つで、河童は一度に沢山の子供は生まないということか。


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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月25日

今日(7月25日)の一枚

眼前の ヨウスコウワニ 小躯なり

 都市秘境散策講座で参加者と円山動物園見学である。「は虫類・両生類館」のバックヤードを、飼育員の本田直也氏の案内で見て回る。同氏はヨウスコウワニの孵化と飼育に国内初で成功しており、その親の雄ワニを水槽のガラス越しに見る。

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都市秘境散策講座-円山動物園

 今日は都市秘境散策講座で見学先は円山動物園である。地下鉄円山駅に集合で、歩いて動物園まで行く。は虫類・両生類館を主に見学する。新しく建てられたこの館はバックヤードをガラス越しに見ることができる。今回はそのバックヤードに入室させてもらった。20名近くの見学者ではバックヤードはいっぱいになる。

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 バックヤードで出迎えてくれたのはこの館の飼育員の本田直也氏で、氏は知る人ぞ知る、円山動物園のカリスマ飼育員である。ヨウスコウワニを国内で初めて孵化、飼育した実績の持ち主でもある。鷹匠役もこなし、動物園で鷹を使ったイベントにも出演する。なお本田氏は出版されたばかりの「爪句@札幌街角世界旅行」の共著者でもあり、は虫類・両生類館の動物の写真に爪句をつけている。

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 バックヤードでは丁度生まれて間もないカメレオンの飼育が行われていて、生餌としてコオロギにカルシウムの粉を振りかけたものを与えていた。カメレオンが餌を捕る瞬間をカメラに収めようとするけれど、カメレオンの舌の動作が速くて、普通の撮影では無理である。

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 カメレオンに与えていた餌のコオロギを飼っている地下の部屋を覗かせてもらった。えらい数のコオロギが動いていて、コオロギの鳴き声も聞こえる。ここは正しく動物園の秘境の場所である。

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 ついでに蛇等の餌になるハツカネズミが飼育されているボックスも覗かせてもらった。生まれたばかりの仔ネズミがボックスの中にいる。ハツカネズミの名前の通り、二十日もすれば一人前のネズミになるそうである。これらのネズミを飼育・管理する労力は大変なようである。

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 は虫類・両生類の展示館のので、正規の展示ルートでヨウスコウワニやガビアルモドキ、各種の蛇、カメを見て回った。

 この館の見学後は熱帯鳥類館に行く。雉舎ではキンケイやニジキジを見る。大型のフライングケージ内のショウジョウトキやクジャクバト等々の鳥を見る。ナキサイチョウやサンショクキムネオオハシの奇妙な鳥も檻の中に居た。

 フラミンゴがフライングケージの外に出ていたので、これを見て散会である。これだけでは見足りなかった参加者は、園長の見上氏を囲んだ昼食後、園内を巡っていた。

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青虫の見るアジサイ

空中の 青虫の見る 青花塊(あおかかい) 

 木の枝から青虫がぶら下がっている。青虫とアジサイを一緒にして撮ろうとするのだが、青虫をマクロ撮影すると離れたアジサイは青色の塊にしか見えない。青虫の方は葉の緑を凝縮したように写ってくる。時々空中で体を撓らせたりする。

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今日(7月25日)の彫刻

河童より 猿に見えたり 月見橋

 定山渓の豊平川を跨ぐ月見橋の歩道の中央に、小石巧の「ボクと記念写真」がある。作品名の通り、河童の像と顔を重ねて写真が撮れるように形が工夫されている。ただ、実在しない動物の河童を彫刻にすると、河童より猿のように見えてくる。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月24日

馬頭観音碑を飾るサルビア

サルビアは 馬頭観音 供花なり

 馬頭観音の碑が地中に埋まっている。どういう経緯でこんな状態になったのか想像がつかない。碑の前にサルビアの花が咲いている。まるで馬頭観音への供花のように見えてくる。サルビアの花を個々に見ると口を開けた生き物のようである。

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シリーズ219・パノラマ写真「ここはどこ」

 マイナーなギャラリーで行かれた方はほとんどいないとは思いますが、ここはどこ。


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今日(7月24日)の一枚

見覚えの 花を見比べ 爪句集

 庭に草丈の低い花がグランドカバーのように植えられているのを見かける。どこかで見たような花であると、最近出版した「爪句@札幌街角世界旅行」の共著者の写真を思い出した。花はブラジル原産のオキザリス・トリアングラリスである。

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今日(7月24日)の彫刻

見つけたり 残留応力 団地内

 あいの里は新しく開発された大規模住宅団地で、JR駅前に商業施設の一画と並んで高層住宅が建っている。その中庭の広場の水場に丸山隆の「残留応力」がある。石と金属を組み合わせた造形のようで、作品名は何を意味しているのだろうか。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月23日

シリーズ218・パノラマ写真「ここはどこ」

 壁のステンドグラスには梟、蝙蝠、果物、向日葵が描かれています。さて、ここはどこ。


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今日(7月23日)の一枚

ユリ花の これが見納め 花木園 

 北大構内までパノラマ写真を撮りにゆく。ポプラ並木横の花木園の木道のところにオオウバユリがかなり沢山咲いているのが目に付く。オオウバユリの花は一度咲くと枯死してしまうそうで、この花の一生の最後に立ち会っていることになる。



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(画像をクリックでパノラマ写真)
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今日(7月23日)の彫刻

古代の陽 現代の陽で 輝けり 

 ポプラ並木が続く創成川に沿って、屯田から西茨戸に入ったところに、川の近くに豊明高等養護学校がある。校庭に川上りえの「古代の太陽」の金属製の彫刻がある。作品は太陽を重ねたようにも見え、本物の太陽の光を反射して輝いていた。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月22日

今日(7月22日)の一枚

紫の 熟実見つけて 摘まみたり

 庭にハスカップとブルーベリーの木がある。ハスカップは実が熟すと直ぐに地面に落ちてしまい、摘み損なう。この点、ブルーベリーは実が食べられるようになっても落ちないので安心できる。ブルーベリーが紫の熟実に変化する季節である。

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シリーズ217・パノラマ写真「ここはどこ」

 札幌市のテーマパーク内の施設です。さて、ここはどこ。


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変わった漢字名のスイセンノウ

漢字名 酔仙翁と 真紅花  

 道端で咲く鮮やかな真紅色の花を撮ってみる。花名はスイセンノウで漢字は酔仙翁である。ここで仙翁とは寺の名前で、この寺に花の出自があるといった意味らしい。葉が柔らかい白い布のようで、フランネルソウの別名もある夏の花である。

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今日(7月22日)の彫刻

母子頭 ダムを連想 ダム園地

 定山渓ダムはダムの下流側が園地として整備されている。この園地にいくつかの彫刻が置かれていて、松隈康夫の「母と子」もある。特徴のある母子の顔は似ていて、親子の感じが出ている。母子共々、頭の形はダムを連想させるものである。


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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月21日

日本古来の花の雰囲気のコゴメハギ

コゴメハギ 日本画調の 外来種

 河川敷の小道を歩いていて、小さな白い花を付けた比較的草丈のある花に気がつく。遠目に花が米粒に似ていることから、小米萩の名がある。シロバナシナガワハギの別名もある。帰化植物なのだが、名前も手伝って日本古来の花のようである。

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コゲラ(2015年7月21日)

枯れ幹や コゲラ大工の 錐の跡

 今朝の散歩は宮丘公園を選ぶ。「おはよう」程度の声掛けの常連が歩いている。ドラミングを耳にし、音の主を探す。木の間にコゲラの姿を見つける。下から見上げる嘴は長くて錐状である。写真を撮っている間に虫を捕まえることはなかった。

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今日(7月21日)の彫刻

河童居て 「君に」と花を 奉げたり

 定山渓の街を国道230号が貫いている。国道に面して定山渓まちづくりセンターがあり、建物の前に永野光一の「君に」がある。河童の若者が花束を差し出している。花束の花は何かわからない。像の背後にある青紫の花はデルフィニュームである。


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(画像クリックでパノラマ写真)

巨木の下のオオウバユリ

不動の木 オオウバユリが 供え花

 小金湯温泉のシンボルとしてカツラの巨木がある。幹周り10.5 m、樹高 23 m、推定樹齢700年と言われている。木の周囲には地蔵仏が並び、桂不動の呼び名もある。この巨木の根元にオオウバユリの花が咲いているのを見つけ、写真を撮る。

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2012年07月20日

今日(7月20日)の一枚

爪句集 取材現場と 重ね撮り

 「爪句@札幌街角世界旅行」が昨日届いた。札幌の街を歩いて世界旅行をした気分に浸って、爪句を作ろうという企画の写真句集である。取材したチョコレートファクトリーのビルのアステカ文明の模造壁と、爪句集を重ねて写真撮影である。

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今日(7月20日)の彫刻

河童居て 夏の緑の 目に入りぬ

 定山渓の豊平川渓谷に二見吊橋が架かっている。岸から吊橋を見上げる位置に河童の像がある。阿部典英の「アー・イタイタ」で、河童が川の中に魚でも見つけたようなポーズである。この像を見に行く人も居ない中、周囲の夏の緑が目に入る。



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(画像クリックでパノラマ写真)

赤れんが庁舎池のカメ

 人の動きが活発になる少し前の朝の一時、赤れんが庁舎の池のスイレンの花の撮影をする。水面に異物が動いているのでよく見るとかなり大きなカメである。小さなミドリガメを購入して、大きくなって持て余したものを池に放ったものであると聞いている。水面に突き出した貌の一部しか見えないと、直ぐにはカメとはわからないだろう。カメは水面下に体を沈めて悠々と泳いでいる。道庁の池ともなれば、カメも環境問題について思案しながら泳いでいるのだ、と考えてもみたくなる。

水面に 異物を追いて カメの貌(かお)

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泳ぐカメ 何を思案か 庁舎池

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ラベンダー畑のカップル

 観光名所の羊ケ丘展望台にラベンダー畑がある。花のついたラベンダーの枝を、客自ら切り取って持ち帰る観光客相手の有料サービスがある。見ていると、料金を支払って、ラベンダー狩りを行うのはカップルが多いようである。若い時の旅行の思い出を、ラベンダーを摘み取ることに凝縮させるかのようである。最初、写真の被写体はラベンダーで、周囲の人物は脇役と思っていたけれど、生き生きとした表情を見せるカップルに出会うと、こちらを主役にした写真を撮ることになる。

花主役 カップル脇役 観光地

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カップルが 主役に転じ 花畑

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2012年07月19日

道庁池のスイレンの花

スイレンは 人の世界の 象徴花(か) 

 ホテルでの朝食会に出席の際、時間に余裕があったので赤れんが庁舎の池でスイレンの花の写真を撮る。花弁の白からピンクへのグラデーションが見事である。水底の泥に根を張り、水面に美しい花を咲かせる様は、人間世界を象徴している。

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シリーズ216・パノラマ写真「ここはどこ」

 壁のない、屋根だけの下の空間に舟が展示されています。さてここはどこ。


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今日(7月19日)の一枚

日の出撮り 写す一日 終わりけり

日の出の瞬間は一日そのものを感じさせてくれる。空の上下に雲があって、その間から太陽が顔を出してくる一瞬を写真に撮ると、後は一日何が起こっても、これに勝る被写体に出会うことはなさそうと思える。写真的にはこれで一日が終わる。

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写すに難易のあるカワラヒワ

 同じ野鳥でも、場所や状況で撮りやすかったり、撮りにくかったりする。カワラヒワは比較的よく目に付くので、撮る機会が多い。川に沿った道を歩いていると、カワラヒワが地面で餌を探している。近づくと飛び立つものも居て、飛び姿は流れ画像で写っている。飛ぶ野鳥を撮るのは難しい。庭の木に止まっているカワラヒワは近くで動かないので鮮明な写真が撮れる。一部黄色が目立つ羽や胸の縞模様も写真ではっきり観察できる。止まっている木はナツツバキで、今年は花が少ない。

カワラヒワ 飛び立つ姿 ボケ写り

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鳥の客 お休み処 ナツツバキ

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2012年07月18日

「ようこそさっぽろ」ブログ更新

 札幌市の公式観光サイト、「ようそこそさっぽろ」のブログの担当部分「花・まち」の更新がありました。「市内の観光名所や街路で紫色の花の絨毯が目に付くようになったラベンダーの季節」というタイトルで、市内のラベンダーの見所を、パノラマ写真を引用しながらリポートしています。

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今日(7月18日)の一枚

本郷は 股間若衆 如何に聞く

 都市秘境散策講座を終えた後、北海学園構内にある本郷新の「わだつみの声」のパノラマ写真を撮る。その日の道新夕刊に木下直之氏の「男性像 表現に苦心の跡」として本郷の作品を引用したコラムがあり、文中の「股間若衆」が印象深かった。




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(クリックでパノラマ写真)
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都市秘境散策講座7月18日

 今日は都市秘境散策講座日である。行き先は清田区にある北海道コカ・コーラボトリングの工場である。今回は地下鉄東豊線の福住駅に集合で、駅からさらにバスに乗り、国道36号を通って「清田団地入口」のバス停で降りる。ここから徒歩で同工場に行く。

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 工場では同社のマスコットの「クーちゃん」が出迎えてくれる。水の精をマスコットにしているようである。

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 階段を昇り、工場見学に出発である。しかし、ここからは先は写真撮影禁止ということで、写真は無い。この工場は見学者が多いらしく、この時も宿泊研修らしい高校生の一団と出会った。
 工場内は自動化が進んでいて、ロボットによる清涼飲料の製造が行われていた。ジョージア缶コーヒーのラインでは、ガラスの仕切りを通して見学通路までコーヒーの匂いがしていた。何で缶コーヒーにジョージアの名前がつくのかと思っていたら、コカ・コーラの故郷がアメリカ・ジョージア州であることに由来している。
 飲料水の「いろはす」はこの工場の地下からくみ上げた水を使っているそうで、原料は札幌にあった。白旗山の地下でろ過された地下水である。
 
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 工場見学後は、同社の清涼飲料製品のうちから好きなものを選んで試飲である。こういうのは歓迎である。その他にコカ・コーラのビンを模ったキーホルダーのお土産が全員に配られた。コカ・コーラが類似の清涼飲料製品から同社のものを際立たせるため、独特のビンのデザインを考案し、立体モデルの商標登録を行った説明を聞くと、キーホルダーのコカ・コーラのビンが特別に見えてくる。

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 試飲をしながら、コカ・コーラの歴史から始まって、会社の取り組んでいることなどのビデオ説明があった。全体で1時間の見学で、見学の説明は案内嬢が丁寧に行ってくれた。帰路は国道36号のバス停でバスを捕まえて朝出発した地下鉄福住駅まで戻る。参加者は17名であった。

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羊ケ丘展望台のラベンダー畑

ハサミ手に 少し味わう 花卉(かき)農業

 羊ケ丘展望台にラベンダーの木花の取材で出向く。ラベンダー畑が整備されていて、観光客が切り取って持ち帰りのサービスが行われている。畑の中で、手にしたハサミで良さそうな枝を切り取っている。花卉農家の体験型観光みたいである。

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庭の白いラベンダー

朝撮りの 白ラベンダー 珍しき 

 朝の散歩時に他人の庭の花を撮っている。庭に植える草花は珍しいものも多く、白いラベンダーを見つける。青紫のラベンダーの突然変異を園芸用に育てたものなのだろう。ラベンダーは青紫のものが良いけれど、珍しさで白も観賞に値する。

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今日(7月17日)の彫刻

器あり 大気を盛りて ドーム横

 彫刻は、造形が先で作品名は後付けのものと、作品名あるいはそのイメージが先にあってそれを形にしたものとどちらが多いのだろうか。柳健司の「大気の器」は後者の制作過程を経た作品のように思える。作品名通り大気の満ちた器である。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月17日

今日(7月17日)の一枚

小銭入る 財布に見えて 大判草

 本州は各地で猛暑日が続いているとニュース報道である。これに対して、札幌の朝夕は涼しい。涼しいので朝の散歩は気分爽快で、散歩の道々草花の写真を撮る。今朝は朝日に透けた大判草の実を撮ってみる。合田草、ルナリアの別名がある。

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クイズに出したいボリジの花

設問の 画像にしたく ボリジかな

 花のマクロ撮影を行って「この花は何」の設問をブログに載せてみたい気もするけれど、付き合って解答をくれる読み手も居なさそうなので、この企画は没である。という訳で設問にするならこんな写真を、と撮ったのはハーブのボリジである。

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2012年07月16日

今日(7月16日)の一枚

検索を 容易にせんと 人も撮り

 庭にガウラの花が咲いている。最近は花の検索語を入れると、その花の画像の検索結果が表示されるサイトがある。ガウラの検索画像で見覚えのある自分のブログの写真を拾い出すと5枚ほどあった。ガウラを撮って結構な数投稿している。

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羊ケ丘展望台で切花サービスに供されるラベンダー

 札幌を代表する観光地の羊ケ丘展望台にはラベンダー畑があり、観光客の写真撮影のスポットになっています。ラベンダーは香りが良く、ドライフラワーにして飾っておけるので、観光客に花の枝を切り取ってもらい、持ち帰りの有料サービスが行われています。ハサミを持った客が、花の付き具合の良いものを品定めしながら、ラベンダーの株を巡っています。

ハサミ手に 花木を巡る 客姿


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(画像クリックでパノラマ写真)

東海大学札幌キャンパスのラベンダー畑

 東海大学札幌キャンパスは南区南沢にあります。この地は日本におけるラベンダー栽培の発祥地であり、同大学では2002年よりラベンダーキャンパス化計画に着手しています。「富良野ファーム富田」の指導のもと、現在は3600株のラベンダーが植えられ、花の咲く期間中は市民に無料開放されています。

栽培の ルーツで育て 学府内



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(画像クリックでパノラマ写真)

広大な農業体験公園「サッポロさとらんど」のラベンダー畑

 「サッポロさとらんど」は札幌市農業体験交流施設で、74.3 haの広い敷地内に収穫体験のできるふれあい農場、貸し出し用の市民農園などがあります。公園の一画はラベンダー畑になっていて、来園者が広大な天地の境をなすラベンダー畑で北国の夏を楽しんでいます。

ラベンダー 天地の境 区切りたり


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(画面クリックでパノラマ写真)

サッポロビール園のラベンダー花壇

 サッポロビール園には手入れされた芝生にラベンダーの花壇があり、来園者の目を楽しませてくれます。時には保母さんに連れられた幼児の一段が花壇の横を通ってゆきます。ラベンダーは低木で、株を植えると毎年花を咲かせます。

低木花 幼児横切り ビール園


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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月15日

今日(7月15日)の彫刻

本物の 羊も群れて 観光地

 羊ケ丘展望台の芝生に山脇正邦の「少女と羊」がある。札幌を代表する観光地で、放牧された羊の群れも景観作りに一役買っている。その関係で羊がテーマの彫刻が選ばれているのだろう。背景の結婚式場があり、新郎新婦に出会う時もある。



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(クリックでパノラマ写真)

東区民センター横のラベンダーの道

 東区民センターの駐車場横の道路沿いにラベンダーの植え込みがあります。市内のラベンダーの道としては最も規模が大きいものの一つです。東区を代表する農産物のたまねぎの妖精である区のマスコットキャラクター「タッピー」がこのラベンダーの道に立っています。この場所でのタッピーの役目は、滑り止めの砂の入ったバケツ持ちで、ラベンダーの季節にはお呼びが掛かりません。


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(画像クリックでパノラマ写真)

朝日の中のタチアオイ

昇る陽に 日傘で備え 街路花

 道端のタチアオイは目立つ花である。撮影に少しばかりの工夫で、花の背後に日の出を配してみる。太陽そのものを画面に入れると、花はシルエットにしかならないので、日の出は視界から少しずらして、花弁を透過してくる光を撮ってみる。

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今日(7月15日)の一枚

三角の ビルにも見えて モエレ山

部屋の中からモエレ山が見えたので、近くの見晴らしの良いところから朝日の中でのモエレ山撮影を狙っていた。今朝は晴れ上がっていて、日の出の光で金色に輝き出した街のビルと、肩を並べるようにして見えてくる東区唯一の独立峰を撮る。

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シリーズ214・パノラマ写真「ここはどこ」

 見覚えのある模型の建築物などが展示されています。さて、ここはどこ。


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2012年07月14日

浜簪の別名のあるアルメリア

パソコンに 花簪(はなかんざし)を 置き忘れ

 アルメリアの写真を撮ってブログに掲載しようと思っているうちに実物の花は姿を消した。ハマカンザシ(浜簪)、マツバカンザシ(松葉簪)の別名があり、確かに簪の表現が合っている。データの写真はパソコンに置き忘れた花簪ということか。

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今日(7月14日)の彫刻

記念塔 彼方球児の 姿見え

 札幌東区役所の近くに光星高校がある。カトリック教育修道会「マリア会」を母体にする札幌光星学園に属している。校舎の前庭に山田吉泰のマリアと幼子キリスト、ヨセフの彫刻がある。同学園「創立50周年記念塔」が彫刻の作品名だろう。



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(クリックでパノラマ写真)

今日(7月14日)の一枚

南瓜(かぼちゃ)花 寒さに震え 夏の朝

 半袖で散歩に出かけようとしたけれど夏とは思えないくらい寒い。引き返して一枚羽織って出直しとなる。畑の南瓜の花が盛りである。南瓜の花も寒さで震えているように見える。畑の背景の少し高いところに我が家を見つけて写真撮影となる。

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サッポロビール園の小花壇

足元に 貴重花見て ビール園

 サッポロビール園には来園者が足元に花を観賞できる小花壇が整備されている。その中でもリシリヒナゲシやブルーポピーの貴重な花が植えられている花壇がある。花を提供した町の名札や花の説明がある。小花壇の様子をパノラマ写真に撮る。



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(画面クリックでパノラマ写真)

2012年07月13日

ビール園で目に留まったブルーポピー

ヒマラヤの 青いケシかと 接写なり

 以前ヒマラヤの青いケシを滝野すずらん丘陵公園や百合が原公園に見に出かけたことがある。ビール園の小花壇にブルーポピーの表札の出ている幌延町提供の花がグランディスやベトニキフォリアのヒマラヤの青いケシかどうかはっきりしない。

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今日(7月13日)の一枚

光の矢 地上に届き モエレ山
 
 窓の外を見ると、雲間から朝日の光の矢が地上に放たれている。光の先に小さな三角形が見える。望遠レンズで拡大するとモエレ山である。部屋からこの人工の山が見えることに初めて気がついた。大発見をしたような気持ちになった朝である。

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山本一也作「擁」

母の愛 形に作り 「擁」のあり

 札幌北斗高校は北15条東2丁目のところにあり、道路沿いの校庭のところに山本一也の「擁」がある。札幌北斗学園創立60周年を記念して建てられたもので、銘盤に「母の愛の如くに」と刻まれていて、これが作品名の解説のようになっている。


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シリーズ213・パノラマ写真「ここはどこ」

 前回の212の設問と同じ建屋内にあります。さてここはどこ。


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2012年07月12日

札幌で見るリシリヒナゲシ

ヒナゲシの 故郷は遠く 利尻富士

 サッポロビール園は小規模な花壇で飾られている。その花壇の一つで利尻富士町提供のリシリヒナゲシが咲いているのを見つける。利尻富士の固有種で、極似するリシリヒナゲシモドキの種が利尻富士に蒔かれて、問題視しているブログも読む。

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シリーズ212・パノラマ写真「ここはどこ」

 レンガの建物の内はちょっとしたギャラリーになっています。さて、ここはどこ。


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今日(7月12日)の一枚

花魁(おいらん)や 雨に打たれた 白き顔

 朝から雨である。昨日は良い天気で、UHB社屋屋上での養蜂見学が終了しているので、今朝の雨は気にならない。庭のフロックスが暗い雨の朝の中で白く見えていて、望遠レンズで撮ってみる。花弁の白さを白粉に見立て、花魁草の別名がある。

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今日(7月12日)の彫刻

聖恩は 死語の文字なり 花フェスタ

 田嶼碩朗の名前は、北大中央ローンのところにあるクラーク博士の胸像につながる。大通公園で水を噴く蘭陵王の面のある聖恩碑がある。田嶼の制作によるものとは長いこと知らなかった。花フェスタの会場では「聖恩」は死語になっている。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月11日

都市秘境散策講座-UHB

 今日は都市秘境散策講座の2回目で、北海道文化放送(UHB)の見学である。以前にも同社の見学をしたことがあるけれど、今回は今年から同社屋上で始まった都市養蜂プロジェクトの採蜜の様子を見学させてもらった。
 同社の屋上は都心部でも見晴らしが良く、ミツバチの巣を設置するには好ロケーションである。ミツバチは人間を刺したりしないそうであるけれど、用心のため網付の帽子を被って見学である。巣箱は二箇所にあってミツバチが群がっていた。

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 採蜜を行っている社員がミツバチの巣を手にしていろいろ説明してくれる。蜜源としてユリノキが出てきたのはちょっと意外である。1mほど離れた二つの巣箱の自分のものを認識し、必ずそこに戻るのだそうで、不思議の一言である。たまに戻れなくなった蜂は朝帰りをするそうである。ミツバチは黒い物体を見ると熊と思い込み、攻撃するそうである。黒色のカラスも攻撃を受けるので、同社の周囲にカラスを見かけなくなったとの説明を聞く。

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 巣箱から取り出した巣には蜜がびっしりとついていて、参加者はそれを舐めさせてもらった。フレッシュハニーで甘かった。ここでは50kgぐらいは採取できるだろうとのことで、市内のデパートで売り出される計画もあるとのことである。参加者から是非買いたいという声があった。個人的に養蜂を行う場合は道庁からの許可が必要で、蜂なのに豚や牛を飼うのと同等にみなされるのだそうである。

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 ミツバチの採蜜の様子を見た後は、本来のテレビ局の放送現場を見せてもらう。同社のバラエティ番組用のスタジオは、東京を除き以北では最大のものであるとの説明を受けた。民放はデジタルに移行に際して大きな投資を行っている。経費負担軽減のため、手稲山の放送アンテナは民放各社で共用とも聞いた。

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 放送の技術的な説明もあり、クロマキーの実際を映像で説明を受ける。同局のクロマキーは緑系統で、天気予報のお姉さんは緑系の服を着て放送はできない。

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 帰りがけに玄関ホールのところにマスコットキャラクターの「みちゅバチ」をデザインした風景社印が置かれていて、参加者は記念の捺印である。この「みちゅバチ」に関連つけて同社の養蜂プロジェクトが始まっている。風景社印の方は当方の提案を、現社長の新蔵博雅氏が採り上げてくれ、放送にもされた経緯がある。今回の同社見学には、新蔵社長と案内役の小林和仁編成局局長にお世話になっており、感謝である。参加者は全員で18名であった。

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今日(7月11日)の一枚

テレビ局 屋上養蜂 都市秘境

 都市秘境散策の講義日である。きょうは北海道文化放送(UHB)の見学である。同テレビ番組のマスコットキャラクターの一つはミツバチを擬人化した「みちゅ」で、今年から同社の屋上で養蜂を行っている。その蜜採り作業を見学させてもらう。




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(クリックでパノラマ画像)
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虫と間違えたノラニンジンの蕾

中心に 虫かと見えて 蕾なり

 ノラニンジンの花が複散形花序の周辺から咲き出した。咲き始めはピンク色で、これが白に変わっていく。中心部に黒いものがあって、何かの虫が居るのだろうと思っていた。後で拡大してみると、蕾の一つだけが色変わりで、初めて見る。

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今日(7月11日)の彫刻

この季節 鮭も上らず 川の像

 幌平橋の歩道部分に設けられているポートランド広場に、札幌の姉妹都市米国ポートランド市から贈られたリー・ケリー作の「サーモン・リバー」がある。川の流れを表したらしい銀色に輝く金属柱が、雪の幌平橋を背景にして立っている。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月10日

シリーズ211・パノラマ写真「ここはどこ」

 立ち寄った時には全道展が開かれていました。さて、ここはどこ。


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ビロードモウズイカと栗の花

モウズイカ 花穂の仲間で 栗の花

 棒状の花穂を直立させて、所々に黄色の花が見えているビロードモウズイカが夏の朝の大気の中にある。いかにも帰化植物の雰囲気である。その花の背後に栗の花穂が枝を覆っている。栗の花はほとんどが散ってしまい全部は実にはならない。

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今日(7月10日)の一枚

文月は 委嘱状来て ラベンダー

 札幌市長から委嘱状が届いた。役目は「eシルクロード親善大使」で、10名の大使の一人で一応首席親善大使である。坂坦道氏の娘さんの主宰する「陶工房 空」で買い求めた一輪挿しにラベンダーの花を入れ、委嘱状と一緒に写真を撮ってみる。

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レモンバームの小さな花

レモン香を 擦る指先 運びたり 

 庭のレモンバームに小さな白い花が咲いているのを見つける。小さいのでマクロ撮影である。和名は香水薄荷とか西洋山薄荷と呼ばれている。レモンの名前であるので、レモンの香りがするはずで、指先で擦ってみるとかなりの匂いである。

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今日(7月10 日)の彫刻

主の逝(ゆ)き イチイの巨木 馬残り

 栗林石庭園にイチイの巨木の横に伊藤国男の馬のブロンズが置かれている。栗林元二郎は晩年巨石やイチイの巨木を集めた。馬の彫塑蒐集も行っており、小さなものは石庭園の栗林記念館内にあり、大きなものはイチイや巨石と石庭に在る。



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(クリックでパノラマ写真)

2012年07月09日

ラムズイヤーの花穂を飛び回るハチ

短命の 花を捜して ハチ回り

 ラムズイヤーの花穂にはびっしりと花になる部分がついている。ハチが咲いている花を巡って飛び回っている。しかし、この花はすぐ散ってしまうようで、紫の花が咲いているのはまばらである。これではハチも飛び回らねば蜜にありつけない。

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今日(7月9日)の一枚

穂咲きあり 単輪もあり 夏木花

 小雨模様の曇り空で一日の始まりである。散歩道でホザキナナカマドの白い花が目に留まる。この木花のある散歩未道のパノラマ撮影である。ホザキナナカマドと重なるように咲いている白い花はナツツバキである。木花も夏版になっている。


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(画像クリックでパノラマ写真)

リスの餌付けの中止

 リスの餌付けを中止することにした。ヒマワリの種を食べに来るリスが増えて、辺りをリスが走り回っているのも近所迷惑かも知れない。鼻の良い家人は、リスの餌のヒマワリの種を置いてある辺りは獣の臭いがするということで、折角の澄んだ空気が台無しにされるのも問題である。最初はリスを見ていても面白かったけれど、飽きが来たこともある。野生の動物なので、飼っているペットのように飼い続ける責任もなく、あまり人間に慣れないうちに野生に戻ってもらうことにする。

餌ねだる 貌に見えたり 窓の外

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餌付け止め 写真に残し 庭のリス

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今日(7月9日)の彫刻

小学校 醜い裸婦居 疑問なり

 月寒小学校正面の校庭に大窪恭子の「大地に」の座った裸婦像がある。小学校の校庭に置く彫刻としては場違いである。醜いとさえ言える裸婦が児童の情操教育に役立つものとも思われない。この点、学校関係者の感想を聞いてみたくなる。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月08日

シリーズ210・パノラマ写真「ここはどこ」

 ここはこの公園の中心的施設です。さて、ここはどこ。


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今日(7月8日)の一枚

花蕾 一家団欒 行楽日 

 サッポロさとらんどにラベンダーの花を撮りにゆく。ラベンダーは未だ蕾が多い状態で、花が満開になるのは1週間程後のようである。曇りの日曜日で家族連れを見かける。一家で乗った足漕ぎカートがラベンダー畑の横を通り過ぎてゆく。

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今日(7月8日)の彫刻

馬の居る 巨木石庭 秘境なり

 八紘学園を創始した栗林元二郎は、巨石とイチイの巨木を集め、現在栗林石庭となっている。馬の彫刻の蒐集も行っていて、石庭には伊藤国男作の大きな馬のブロンズ像が3体ある。学園の花菖蒲園の開園時期に都市秘境の石庭を見学できる。



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(画像クリックでパノラマ写真)

木登り、木降りのリス

 庭に桜の木があって、リスが木登りをしたり木降りをする姿を撮った写真がある。登り降りの二枚の写真を見ていて、写真の天地をひっくり返して、どちらが本当の降り(登り)の写真であるか、というクイズが作れそうであると思った。試しに登りのリスを逆さまにして本当の降り動作のリスと並べてみる。背景のチェックは無しとすると、一見どちらのリスも降りの動作にあるように見える。しかし、前後脚、背筋の状態、頭の傾け方で、やはり一方の写真は不自然であると解る。

落ちそうな リスは登降(とうこう) さてどちら

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登降の 動作の決め手 前後脚

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2012年07月07日

子羊の耳を連想させるラムズイヤー

花名訳 子羊の耳 綿毛あり

 花の名前を訳すれば「子羊の耳」になる。葉の形が子羊の耳に似ているのか、葉に生えている綿毛が子羊の毛の感触なのか、多分両方の連想からの命名だろう。綿毛で白く輝いて見えていて、目立つ花である。小石の敷かれた道でも増えている。

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黄色の冴えるシナガワハギ

黄色冴え シナガワハギに 目線行き

 夏の山道には花が乏しい。そんな中で黄色が冴えた花が目につく。姿もすらりとしていて、周囲の濃い緑をバックに浮き出て見える。シナガワハギである。ハーブの一種でハーブティや、静脈瘤や血栓症の民間の治療薬としても用いられている。

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日々の情景(2012年7月7日)

松の幹 アカゲラ抱え 夏の朝

 季節は夏なのだが、早朝は肌寒いぐらいである。公園の横でアカゲラに出会う。ドラミング音ではなく、羽ばたき音を追って見るとこの特徴のある鳥が止まり木を変えながら移動している。何枚か撮ってみて、松の幹に止まった一枚である。

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今日(7月7日)の彫刻

節穴が 景色を映し EYES(アイズ)なり

 北3西3の札幌駅前通に面して、松本純一の「EYES」がある。近くには同じ作家の「MANAZASHI」がある。どちらの作品も顔に見立てた石に二つの穴を開け、これを目として表現している。穴を通して見える景色が目に映る景色と錯覚する。



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(クリックでパノラマ写真)

2012年07月06日

「ようこそさっぽろ」ブログ更新

 札幌市の公式観光サイト、「ようそこそさっぽろ」のブログの担当部分「花・まち」の更新がありました。「開園日は雨の八紘学園花菖蒲園と栗林元二郎の胸像が新しく設置された栗林石庭園」というタイトルで、昨日開園初日を迎えた八紘学園の花菖蒲園を、パノラマ写真を引用しながらリポートしています。

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今日(7月6日)の一枚

キャンパスで カメラ取られて ブタナなり

 東海大学札幌キャンパスのラベンダーの花畑の写真を撮りにゆく。最盛期には未だ早いようである。花畑から離れて、タンポポに似たタンポポモドキで埋まっている場所がある。ブタナとも呼ばれている帰化植物で、パノラマ写真撮影となる。




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(画像クリックでパノラマ写真)
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休憩小屋の売店の銘菓アンパン

 雨が止むまでと、屋根のある休憩小屋に一時退避です。元々客が少ないので、休憩小屋にも客はほとんど居ません。小屋には売店があって月寒銘菓のアンパンが売られています。花より団子ならぬアンパンで、買い求めました。

花よりも 銘菓アンパン 買い求め


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(画像クリックでパノラマ写真)

雨の八紘学園花菖蒲園開園初日

 八紘学園花菖蒲園の開園初日の7月5日は生憎の雨で、訪れる客は少なく、関係者には気の毒でした。花を見るだけなら傘を差してなんとかなりますが、写真を撮るには雨は不都合で、カメラを構えている人は見当たりませんでした。この状況でパノラマ写真撮影で、上に向けたレンズに雨粒が残り、パノラマ写真にもその跡が記録されています。

花菖蒲 客の少なく 雨初日


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(画像をクリックでパノラマ写真)

栗林石庭の巨石

 八紘学園の創始者の栗林元二郎は、晩年道内各地から巨石とイチイの大木を集めるのに情熱を傾けました。その巨石が栗林石庭に置かれていて、石庭の名前はこの事に由来します。三笠宮が命名したという、日高の沙流川から運んだ巨石は、表札に95トンと記載されていて、この重量のものを重機の無かっただろう当時、どうやって運んだのか見当がつきません。

石庭の 巨石運びた 術(すべ)知らず


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(画像をクリックでパノラマ写真)

栗林石庭の栗林元二郎の胸像

 栗林石庭に新しく栗林元二郎の胸像がお目見えです。作家は小樽の彫刻家水谷のぼるです。胸像は栗林記念館の横で、顔を記念館に向ける配置で設置されています。胸像の傍には栗林が集めた馬の彫刻のうちで、大きな馬の親子の彫刻が置かれています。作家は馬の彫刻では著名な伊藤国男です。

元二郎 ここで見張りて 記念館


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(画面クリックでパノラマ写真)

2012年07月05日

シリーズ209・パノラマ写真「ここはどこ」

 拡大すると、巨木の陰に隠れるように馬の彫刻があります。さて、ここはどこ。


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(クリックでパノラマ写真)

今日(7月5日)の一枚

拡張知 めまいを覚え 記事を読む

 昨夕はテレビで、今朝は新聞で「ヒッグス粒子「発見」」のニュースを目にする。人類はどこまで知る事の領域を拡大していくのかとめまいを感じる程である。粒子と何か“もの”の粒のような表現であるけれど、量子の用語はどこに行ったか。

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蕾が開き始めたラベンダー

ラベンダー 開いた花を 蜂巡り

 ラベンダーは蜜蜂にとって効率よく採蜜できる花のようである。何せ花の数が多い。ほとんど蕾のラベンダーに蜜蜂が来ている。蕾からは蜜は採れず、開いている花を回って蜜集めである。ラベンダーは草花のように見えるけれど低い木である。

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今日(7月5日)の彫刻

空間に 幾何学のあり 円(まる)三角

 モエレ沼公園は、公園全体がイサム・ノグチが大地に刻した彫刻であるといわれている。公園内の造形物はいくつかあり巨大な三本のポールを組み合わせ、下に円錐の土盛を設けたテトラマウンドがある。遠くには人工の山モエレ山も見える。



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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月04日

都市秘境散策講座7月4日

 今日から道新文化センターの「身近な都市秘境を歩いてみよう」の講座開始である。この講座も今回が9期目になり、よく続いたものだと思っている。参加者の半数はリピーターである。
 今期の初回は道新のビルの近くを見学先に選んで、札幌市庁舎の本庁舎にある市議会の議場で、市議会について担当の東館雅人課長から説明を受ける。
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(札幌市議会議場)

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(傍聴席の参加者と説明する東館課長)

 議場での説明の後は、議場の上にある19階の回廊部分で札幌市の街の生い立ちや街造りに関する説明を聞く。現在は経済局所属の江積淳一係長が、以前この方面の担当であったので、江積氏が説明役となる。回廊から見ることのできる建物などの説明がある。ノルベサの観覧車の頂上が本庁舎とほぼ同じ高さであること、テレビ塔の先端までの高さは本庁舎の高さの2倍であること、などの知識を仕入れる。
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(19階回廊での参加者と説明中の江積氏)

 回廊からは直ぐ目の前にあるテレビ塔が当初どんな色であったかのクイズもある。銀色であったとは当方も知らなかった。
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(当初のテレビ塔の写真での説明)

 本庁舎の見学の後は、「金井英明-心のふるさと美術館」見学である。20名もの参加者ではギャラリーの中は人で埋まった。このギャラリーは金井氏が経営している「エルミナージュ」が運営している。参加者には金井氏の絵の絵葉書がお土産で渡された。何人かは金井氏の絵葉書や小物の額付きのコピーを購入していた。
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(ギャラリーで説明の金井氏-手前-と参加者)

 この美術館の入口のところで下見の時に撮ったパノラマ写真である。


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(画像をクリックでパノラマ写真)

今日(7月4日)の一枚

都市秘境 講座の開始 街俯瞰

 今日から道新文化センターの札幌の都市秘境巡りの講座が始まる。まず、札幌市役所本庁舎にある市議会議場を見学する。その後、議場の上の19階屋上回廊に出て、市の職員から札幌市のあれこれの説明を聞く。時計台を見下ろして写真を撮る。

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護岸石組みに咲くエゾミソハギ

寒色の エゾミソハギが 夏を告げ

 小川でも都会の川は石組みで護岸されている。石の間にエゾミソハギが咲いている。ミソハギの名前は溝に咲く萩に似た花から来ている説もあり、雰囲気的には合っている。早朝は肌寒い時期であるけれど、この寒色の花が目に付くと夏である。

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今日(7月4日)の彫刻

不明鳥 翼休めて ドーム横

 駐車場から札幌ドームへの上り階段の踊り場のところに國松明日香の「休息する翼」がある。鉄製の造形で、作品名を知ると切り込みのある部分が鳥の翼に見えてくる。黒っぽい彫刻と圧倒的に大きく、銀色に輝くドームの屋根が対照的である。



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(クリックでパノラマ写真)

2012年07月03日

シャスターデージーにオオカワトンボか

トンボ撮り 止まるキク名の 同定難

 雑草然として咲いている白い舌状花のキクの花がある。マーガレットの呼び名を耳にするけれど、似ているけれど違うようである。フランスギクの仲間でシャスターデージーらしい。止まっているイトトンボの方はオオカワトンボのようである。

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今日(7月3日)の一枚

リス披露 朝体操で 伸び動作

 リスも朝の体操をするかのようである。庭の桜の木の幹のところで伸びの体操の披露である。実際は木の下の方を警戒しているのかもしれない。朝の庭には3匹ほどリスが走り回っていて、お互いに相手を牽制するかのような姿勢を取ったりする。

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バラの季節

撮ることの 少なくなりし バラ咲けり

 最近は見慣れてしまっている上、書くことが思い浮かばないこともあり、庭に咲いているバラの花を撮ることが極端に少なくなっている。それでも見事な花を見るとレンズを向けたくなる。見られても見られなくてもバラは咲き続け、散っていく。

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今日(7月3日)の彫刻

巨匠作 道路を消して 御影石

 大通公園は各丁目で南北に走る道路で区切られている。しかし、8丁目と9丁目の間のところだけがイサム・ノグチの希望で公園がつなげられ、かつて道路があったところにこの巨匠の黒御影石のブラック・スライド・マントラが置かれている。


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(画像クリックでパノラマ写真)

2012年07月02日

モエレ沼公園のトビ

 モエレ沼公園はトビの多いところである。公園を囲むように沼があり、餌が得易いことがトビが集まる理由かもしれない。公園の上空を旋回しているトビを見ていると、ここは人工の山モエレ山やプレイマウンテンがあって、上昇気流が発生し易いところをトビが気に入っているようである。空の上で羽を広げて滑空するトビを下から撮ってみると、結構羽が痛んでいるのが確認でき、自然の厳しさが垣間見える。トビが2匹接近して飛んでいるのは、じゃれて遊んでいるようでもある。

見上げれば 痛み目立ちて トビの羽

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ニアミスで 遊ぶかに見え トビ二匹

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今日(7月2日)の彫刻

眼差しを 感じて見れば 石の顔 

 札幌駅前通の北3西3のビルの前に松本純一の「MANAZASHI」がある。石に貫かれた穴が二つ空いていて、これで目を表現している。単純な造形であるけれど、石の顔がそこにあって、作品名の通り眼差しの感じられる彫刻になっている。



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(画像クリックでパノラマ写真)

今日(7月2日)の一枚

好位置を 物色中に 日の出消え

 曇りと雨の一日になりそうである。こんな日でも明け方の短時間輝く太陽を見ることができる。顔を出した朝日を撮ろうと適当な場所を物色しているうちに、太陽は雲に隠れてしまった。太陽も人も、輝いて見える時間はあっという間である。

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シリーズ208・パノラマ写真「ここはどこ」

 サーカスのテント小屋も見えます。さて、ここはどこ。


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2012年07月01日

花フェスタ限定流氷ビール

 花フェスタ限定地ビールとくれば500円はちょっと高いかと思っても試してみる。網走ビール館が製造していて、青い色にして流氷をイメージしたビールである。名前も流氷ドラフトである。味はと聞かれると、普通のビールとあまり変わらない、が答えになる。イベントの商品なので海の色でも飲んでみようと思うけれど、ビールはやはり小麦色がよい。大通公園のケヤキの大木の木陰にビールを置いて写真撮影である。ビールの向こうにステージがあり「開拓紀念碑」の石碑も見える。

流氷の ビールも登場 花フェスタ

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ビール置く 木陰の彼方 開拓碑

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今日(7月1日)の彫刻

数えれば ひとつがみっつ 円みなり

 札幌ドームの駐車場近くに安田侃の「ひとつがふたつ」の作品がある。円みを帯びた柱状物体に、楕円体が取り付けられた抽象彫刻である。確かに作品名の造形になっていて、背後のドームの屋根の円みにお付き合いしているかのようである。



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(画像クリックでパノラマ写真)

今日(7月1日)の一枚

馴れてきて 人の声聞き 種を食み

 朝ベランダにやって来るリスはいつも窓越しで撮影していた。散歩の後で、いつものところにリスが来ているので、今日は家の外からリスを撮ることになった。リスも馴れてきたのか、接近しないと人の姿と声があっても食べるのを止めない。

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花フェスタ会場水場の子供たち

 花フェスタの会場となっている大通公園7丁目には、中央を高くし円形に石畳を敷いて造った水場がある。幼児でも危険のない水遊びができるため、花フェスタにやって来てここで子供を遊ばせている親子連れを見かける。子供には花よりは水遊びである。母親に連れられてきた子供は水場から離れ難く、母親も花を見る余裕もなく水場の我が子に注意を向けている。花フェスタで花を求める客は、水場には縁のない年配者が多くなる。北国も暑い夏が始まり、それを楽しむ人々が居る。

花よりは 水遊びなり 花フェスタ

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水場から 離れ難くて 子がしゃがみ

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シリーズ207・パノラマ写真「ここはどこ」

 写真の中に裸で身体を鍛えている人がいます。さて、ここはどこ。


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