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2011年11月30日

都市秘境散策講座・ホーム企画センター

 11月30日の都市秘境散策講座は、麻生に本社のあるホーム企画センターを訪問した。地下鉄南北線麻布駅に集合してから、歩いて会社までゆく。同社のロビーに展示されている炭を見てから見学が始まった。

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 同社にはニュージーランド(NZ)領事館がある。同社の青木雅典氏がNZの名誉領事を務めておられる。同社の定休日にも関わらず出社した青木氏からNZ領事館やNZの話を聞く。
 青木氏は北海道日中友好協会の会長も兼務で、領事館には中国からの寄贈品も飾られていて、中国の話も出る。

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 警察は踏み込めないという領事館の中で記念撮影である。

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 同社は「炭の家」の特許を持ち、シックハウス病の起こらない、健康促進の住宅を建築・販売している。実際に「炭の家」モデルハウスに宿泊体験もでき、そのモデルハウスを見学する。

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 モデルハウスの内で、炭がどのくらい臭気を吸収するかの実験も行ってもらう。鶏糞を使った実験では、確かに短時間で臭いが消えるのを確かめている。

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 モデルハウスでどのように炭で部屋の空気を浄化するか、の説明などを聞く。袋入りの竹炭のお土産をもらって見学終了である。

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 その後、麻生緑地をちらりと身ながら、地下鉄麻生駅から帰路についた。

今朝(11月30日)の一枚

忠犬碑 画面に表示 哀史なり

 新聞のテレビ番組欄のHTBの午後の「イチオシ」に北海道珍百景第5弾として「真冬の忠犬哀史物語」のフレーズが見える。これは真狩村で郵便局長の吹雪の遭難にまつわる忠犬ポチの話で、以前札幌の報恩学園で見たポチの碑が思い出される。

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ガラス窓越しに撮るエゾリス

 庭や付近に木はあるけれど、林や森からはほど遠い。そんな場所でエゾリスを見かけるようになった。棲み付いているようである。目に留まっても動きが速く、カメラを構える暇があらばこそ、姿を消してしまう。稀に、ガラス窓越しに動きまわる姿を撮ることができる。写真としては満足の行くものではないけれど、野生の動物を撮り押さえることが出来た点では満足である。雪の季節に向かい、この辺りで餌を探せるものか、探せてもそれを冬に向かいどこに隠しておくのか謎である。

窓越しに 撮り押えたり 野生リス

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ガラス越し 動きの速き 野生撮り

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2011年11月29日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ45

 神社の中ですが、ここはどこ。というより周囲の人は何をしている。明日になると分かります。 

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さっぽろハコモノ探検生放送(11月29日)

 今日はNHKの「つながる@きたカフェ」の「さっぽろハコモノ探検」の生放送日である。お相手はいつもの増子氏に女性の村上さんで、村上さんは今回がご一緒する最初である。

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 取材先は札幌市民防災センターである。同センターの細川館長が体験コーナーを案内してくれる。消火器による消火作業や充満する煙の建物からの脱出を体験する。

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 地震体験装置があって、揺れている室内での避難訓練を行っているところを撮られたビデオが放送で流された。

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 ハコモノ探検ということもあり、装置の地下部分も取材している。取材でビデオ撮影中のSプロデューサとカメラ(ウー)マンのIさんが装置の隅に写っている。

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 最後に披露した爪句は、「地の底の 暴れ模擬する 装置なり」である。

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今朝(11月29日)の一枚

ビデオ見て 生放送の 準備なり

 新聞のテレビ番組に今日のNHK「北カフェ」の見出しが出ている。「地震&火災 身を守る方法」とあり、南郷通にある市民防災センターでの防災の体験ビデオを交えての生放送である。事前に放送予定のビデオを見て話すことを頭に入れている。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ44

 実物大の真実の口が廊下の先に陣取っています。廊下の反対側には鉄腕アトムの人形が置かれています。さて、この場所はどこ。

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2011年11月28日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ43

 ここは札幌市民のみならず、札幌を訪れる観光客も行く機会の多い場所で、あるいは市民より観光客の方が正解を出せる場所かも知れません。さて、ここはどこ。

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2011年のミュンヘンクリスマス市

 今年(2011年)も恒例のミュンヘンクリスマス市がクリスマスの一月前の11月の下旬から開かれている。ポスターを見るともう10回目を迎えている師走の行事である。ミュンヘン市が札幌の姉妹都市である縁で始まった経緯がある。会場は大通公園2丁目で、丁度テレビ塔を見上げる場所になり、ドイツの雰囲気に触れることのできる屋台が並ぶ。キリスト教徒のわずかなこの国で、クリスマス商戦は華々しい。北国の冬を楽しむためには、他国の行事を取り込むのもアイディアである。

看板に 数字デザイン 10周年

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恒例の 降誕市を 撮り歩き

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今朝(11月28日)の一枚

ビニール屋根 青空見立て 柿を撮る

 パソコンに向かって仕事をしていると外に出るのが面倒になり、窓から見下ろせるところにある他家の庭の柿の木の写真を撮る。葉の落ちた枝に、食べられることのない柿の実がある。青空のように写っているのはビニールハウスの屋根である。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ42

 明日(11月29日)放送予定のNHKの「さっぽろハコモノ探検」の取材のため訪れた場所です。見学無料の施設で、体験コーナーもあり、結構人が来ています。さて、ここはどこ。

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2011年11月27日

ミュンヘンクリスマス市のパノラマ写真

 年末恒例のミュンヘンクリスマス市が大通公園で始まっている。この種のイベントのパノラマ写真を撮るのが難しい。人があまり写らない開店時刻の撮影でも、人は歩いていて写真に写り込む。パノラマ写真合成時に、これらの人物の写真に切れ込みが入り、身体も切れて処理されるような場合、人物を画面から強制的に消してしまう操作をする。それがいつでもうまく行くかと思うと、そうでも無い場合がある。上手く人物の一部を消して修正できない場合、パノラマ写真としては捨てる外ない。

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今朝(11月27日)の一枚

初冬空 リンゴ実残り 目楽しむ

 庭にリンゴの木のある家がある。赤くなった実が枝に生っていて、観賞用に残しているのかもしれない。リンゴは摘み取らなければ、秋から冬にかけてその赤い実を見て楽しむことができる。大型の野鳥には餌として啄ばむ楽しみも残される。

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ニュージーランド領事館のパノラマ写真

 ホーム企画センター内にあるニュージーランド領事館です。名誉領事は同社の青木雅典社長です。今週の水曜日に都市秘境散策講座の参加者と同領事館を訪れ、青木氏からお話を聞く予定です。それに先立ち資料作成のために写真を撮っており、領事館内のパノラマ写真も撮影しています。

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2011年11月26日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ41

 ここは訪れたことがなければ、パノラマ写真から同定するのは難しいとは思いますが、一応設問形式で出しておきます。テーブルの上の炭がヒントです。さて、ここはどこ。

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人を引き込む黄葉の南門

  北大の南門は車の出入りを遮断している。加えて、南門に通じる道路に官庁のビルや商店が並ぶこともなく、人の流れも少なく、この門は裏門の雰囲気である。しかし、北海道庁に直結する道の端にある門で、かつてはここが正門の地位を占めていたようである。黄葉の季節にレンガ造りの南門から見る構内は、門の背景にサトウカエデの黄色が広がり、それに引き込まれるようにして構内に入ってしまう。この人を惹きつける黄葉の配置は、迎客門としての十分な資格を保有している。

黄葉に 引き込まれ入る 南門(十音句:银杏叶 引人入胜 进南门)

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黄葉が 迎客門の 道具立て(十音句:银杏叶 立门迎客 做道具)

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今朝(11月26日)の一枚

大都会 田舎に住みて バスを待ち

 今朝はあまり利用したことのないバス停でバスを待つ。山は雪化粧が始まっている。この景色が半年近く続くことになる。この山を見ていると大都会に住んでいるとは思えない。札幌の田舎暮らしといった、矛盾した言い方がぴったりである。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ40

 ここはパノラマ写真で見ればすぐに分かる場所とは思うのですが、見に行ったことがなければ見当がつかないかも知れません。さて、ここは何処。

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2011年11月25日

人形展示のパノラマ写真

 人形の展示を見てください。よい子は変なところを拡大して見てはいけません(^-^;;

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今日(11月25日)の花

シモバシラ 二度目に咲いて 氷花
 
 シモバシラの氷の花を見ることが出来れば、この「今日の花」を終えてもよいと思っていた。今朝その花の名前になっている霜柱を、シモバシラの茎のところに見ることができた。茎に吸い上げられた水分が凍り、茎を破って霜柱に変っていた。

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今朝(11月25日)の一枚

荒天の 予想の外れ 晴れの朝

 昨夕から道内は荒天の天気予報であったけれど、札幌は穏やかな朝を迎えている。昨日はNHKの取材で札幌市民防災センターに出向く。この時、札幌市が災害の少ない都市であることの話題で手にした、市のハザードマップが手元に残っている。

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自宅の庭に顔を出したエゾリス

 自宅からつながる山道を散歩していて、リスを時々見かけることがある。今年(2011年)はこの山道に熊が出たとのことで、山道は入れない。熊との遭遇を避けた結果、リスと遭遇することも無くなっていた。11月も後半に入り、降雪を見るようになった自宅庭にリスが居るのを目にした。予期していなかった野生の動物が急に現われると、写真を撮る暇などないのが普通なのだが、この時は慌ててカメラを取ってきてもリスは庭に居た。クルミの実を放り投げ、写真撮影に成功している。

庭の雪 野生呼び込み リスの居り

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リスの耳 警戒してか 耳毛立ち

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ39

 メインストリートを歩いていて、目に留まっているかも知れない場所です。しかし、実際にこの場所まで行った人は、多くはないのでは。さて、ここはどこ。

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2011年11月24日

今日(11月24日)の花

枯れるのを 菊決めかねて 雪の消え

 根雪の確定するまで、雪が降ってもまた雨で解ける天気が続く。わずかに残っている花も、枯れてしまうか、もう少し残っているかに迷うようである。この迷いは、この時期の菊の花が共有するもので、白菊が解ける雪に代わって咲いている。

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黄葉をバックにした「朔風」裸婦像

 本田明二の「朔風」と題された裸婦像が、北6条西7丁目の斜め道路と、真直ぐな道路で切り取られたような三角形の狭い土地に立っている。高い台座の上にこのブロンズ像があるので、見上げるようになり、像自体を遮るものはない。しかし、周囲にビルがあり、さらに不細工な電柱や電線が視界に入ってくる。写真を撮ると背景が良くない。彫刻の良さは周囲の環境が生かしもし、殺しもする。救いは黄葉の季節で、道路脇の黄葉が写真を撮ると目障りなものを少し和らげてくれる。

電柱を 外せぬ景に イチョウ入れ

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電線を 消したき意図の イチョウ撮り

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今朝(11月24日)の一枚

登校の 子供も写り ベニシタン

 暖かい朝で、雨模様である。道路にあった氷の舗装も解けてすっかりアスファルトの路面である。色の乏しくなった庭で、ベニシタンの赤い実を撮っていると登校の子供達が通り過ぎてゆく。手にはそれぞれ傘を持ち、今日の天気に備えている。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ38

 ここはすぐに見当がつく場所でしょう。さて、ここはどこ。

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2011年11月23日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ37

 ここは札幌市民お馴染みの場所です。さて、ここはどこ。

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今日(11月23日)の花

雪解けて 霜月ペチュニア 蘇生なり(十音句:冰雪溶 霜月牵牛 复又生)

 花の季節は完全に終わっている。しかし、どこまで花を追いかけて写真が撮れるものか、試してみている。散髪に行ったついでに、理髪店の近くの庭に解け出した雪の中からペチュニアの花が、かろうじて花の姿を保っているのを撮ってみる。

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今朝(11月23日)の一枚

滑る道 撮る場所探し 日の出なり

 雲の合間から日の出の光りが放射状に見えている。気温が低く、氷で表面を舗装したような坂道を歩いて、顔の出かった陽が見えるところを物色する。日の出に輝度レベルを合わせるので、ナナカマドの実もそれを覆っている雪も暗く写る。

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円山公園遊歩道のリス

 風景社印という、頓挫しかけている企画を抱えている。企業に、近くの都市秘境的場所や事物をデザインした会社印を作ってもらい、デザインの対象の写真と説明文を本にするものである。「中国画廊」の風景社印は円山公園のリスが描かれている。しかし、肝心のリスの写真が無い。機会があれば円山のリスの写真を撮りに行くのが頭の隅に有るか無いかの状況で、別の目的で歩いていた円山川沿いの遊歩道でリスに遭遇である。近くで見るリスは写真撮影対象の第一級のモデルである。

この姿 第一級の モデルなり

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白雪が ナプキン代わり 食事中

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ36

 この建物は、外観はよく写真の対象となりお目にかかるものです。内から見ると玄関のガラス窓の珊の部分が「林」の文字になっています。さて、ここはどこ。

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2011年11月22日

「ようこそさっぽろ」ブログ更新

 札幌市の観光公式サイト、「ようそこそさっぽろ」のブログの担当部分「花・まち」の更新がありました。「知の博物館に出現した「倒福」で飾られた部屋内の中国イメージ展」というタイトルで、11月から北大総合博物館で始まっている「越境するイメージ―メディアにうつる中国」展を、パノラマ写真も使って紹介しています。丁度今年は、辛亥革命が始まり清朝が倒れてから100年目に当たります。

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今日(11月22日)の花

白世界 色で抵抗 バラ・リンゴ

 かなりの雪が降り、もう戸外での花の写真が撮れないかと思っていると、白く塗りつぶされた景色の中で、バラが紅色の花と緑の葉を誇示している。背後のリンゴの木にもリンゴの実が残っていて、これも白世界に抵抗しているかのようである。

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今朝(11月22日)の一枚

降る雪を 手描き点描 フォト絵かな

 ナナカマドを撮った一枚は、写真というより絵の感じがする。降ってくる雪の輪郭がはっきり写らないので、手描きの感じになるせいかもしれない。写真で描く絵というのも面白い。ナナカマドの実は雪を乗せ、さらに降り積もりそうである。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ35

 この場所がどこかは、パノラマ写真を回転していくと分かるので、設問にはならないかも知れない。そこで、以前に書いたブログの記事とこのパノラマ写真が矛盾する点があるけれど、それは何かわかりますか、に設問を変えてみたい。さてその矛盾点は。

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2011年11月21日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ34

 11月末の次回都市秘境散策コースの訪問先です。室内のドアのところにあるエンブレムがヒントです。この企業の社長のA氏はブログ子と同姓です。さて、ここはどこ。

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今日(11月21日)の花

紅白は ゼラニウム花 庭の雪(十音句:红映白 天竺葵花 庭院雪)

 昨日は雨で、その前に降った雪もほとんど解けたかと思っていたら、今朝は又雪である。この雪がこのまま根雪になるとは思われないけれど、冬モードに突入である。これだけ降れば、庭に花を求めるのは不可能で、室内のゼラニウムを撮る。

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今朝(11月21日)の一枚

また造語 コラムに書いて 十音句

 北海道新聞のコラム「朝の食卓」の執筆者で、朝刊に「十音句」の一文が掲載されている。爪句中国語版を題材に書いている。中国語の漢字1文字が1音の対応の部分は、二重母音もあって説明不足ではあるけれど、まあよいかと思っている。

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チョコレートファクトリーのコロンビア共和国展示室

 現在、爪句集「爪句@札幌街角世界旅行」(仮題)の出版を企画中で、札幌で海外に行った気分が味わえるような場所を捜している。共著者も募集していて、掲示板に写真、爪句、200文字程度の説明文の投稿を行ってもらっている。

 なるべく変った国を探したいと思っていて、石屋製菓にかつてあったコロンビア共和国名誉領事館を引き継いだコロンビア共和国展示室の取材を行う。ついでにパノラマ写真を撮ってみる。

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2011年11月20日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ33

 ブログにアップする時期が遅れたけれど、ここはどこ。朝の撮影なのに、測量の仕事待ちの作業員が岩の上で朝寝していて、パノラマ写真に写ってしまう。こんな状況がパノラマ写真撮影の困る点である。

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今日(11月20日)の花

暖気温 散歩を誘い バラを見る

 歩道に面してコンクリートの土留めがあり、その上からバラの花が歩道にはみ出してきている。この情況では、雪が降っても花の上に積もることもなく、歩く人の目を楽しませてくれている。バラに紅葉が重なって見える暖かい初冬日である。

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今朝(11月20日)の一枚

啄ばまれ 光る雨粒 実と別れ

 明け方は雨である。庭のナナカマドの実にも雨粒が光っている。野鳥が飛んできてナナカマドの実を啄ばんでいる。ムクドリのようである。野鳥も山から人里に下りてくる季節になり、木の葉が落ちているので、観察や撮影がし易い時期になる。

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中国・越境するイメージ展

 北海道大学総合博物館で「越境するイメージ―メディアにうつる中国」展が行われています。関連セミナーも開催されます。会期は2011年11月1日~2012年5月13日(月曜日休館)です。開館時間は午前10時~午後4時、入場無料です。

画像をクリックするとパノラマ写真が見られます。

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2011年11月19日

今日(11月19日)の花

頑張りは どこからくるか ホトトギス

 雪が降った後も軒下のホトトギスの花が頑張っている。軒下で、雪が覆いかぶさることがないので、寒さに耐えることで花の命をつなげている。雪の降ってくる時期になっても咲き残る頑張りはどこからくるものだろうかと、不思議でもある。

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山鼻小学校の校木のカエデ

 11月16日の都市秘境散策日に、山鼻小学校の校木のカエデの並木を実ながら歩いている。集合時間の少し前に出向いて、このカエデのパノラマ写真撮影を行った。京都から苗木を運んで育てたもので、北海道の一般のカエデと比べて紅葉になるのが遅いようである。また、葉は小さい。参加者の一人からイロハモミジ(イロハカエデ)と教えてもらった。

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今朝(11月19日)の一枚

投げクルミ リスが拾いて 雨の朝

 気温が上がったらしく今朝は雨である。庭を横切る影がある。リスである。この辺りに棲み着いたのか、以前にも見かけた。クルミをリスの前に投げると警戒しながら拾っている。手元のカメラでクルミを抱えたリスが撮れ、少し興奮である。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ32

 無難な角度でパノラマ写真撮影です。さてここはどこ。場所が分かったとしても、よい子が行くことはお薦めしません。

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2011年11月18日

今日(11月18日)の花

逝く時は 雪に溶け込む 花の色

 庭の雪は解けずに居座ったままで、爪句のため撮る花もさすがにもう最後のようで、「今日の花」のテーマも幕引きである。紅黄葉のように、最後に見せ場を作って消えて行くようなこともなく、花は色褪せていつの間にか雪の中に消えている。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ31

 パノラマ写真に碑が見え、この辺りを歩いたことのある人にはお馴染みの場所です。さて、ここはどこ。

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今朝(11月18日)の一枚

冴えなさは 落ちる濾し紙 ボケ写真

 今朝は家人が居ないので見よう見まねで濾紙を使ってコーヒーを淹れる。しかし、馴れないことには失敗はつきもので、濾紙がポットの内に落ちてしまう。説明用に写真を撮っておくけれど、ボケた変哲のない写真で、冴えない事の2乗である。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ30

 銀杏を拾っている人も見えるパノラマ写真です。さて、ここはどこでしょう。パノラマ写真中の碑がヒントになります。

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追記:昨夕eシルクロードロード大学の勉強会で、講師の北海道大学教授の近藤誠司先生と話をしていて、たまたま畜魂碑に話題が及んだ。本ブログの11月15日の記事の「ポプラ並木横の真新しい畜魂碑」にある木製の碑の文字は、近藤先生が揮毫したとのことで、これは偶然の話のつながりで、これには驚いた。

2011年11月17日

黄葉の見事なサトウカエデ

 大学本部の建物と道路を挟んだ横の草地に、見事な黄葉をみせている大木がある。サトウカエデ(砂糖楓)である。カナダやアメリカ東部に見られるカエデで、その樹液を採取してメープルシロップを作ることから砂糖の名前が付いているようである。カナダの国旗にはこのカエデの葉がデザインされている。構内にあるこのカエデの木は、その黄葉がカメラを持った人を惹き付けている。木の下でパノラマ写真を撮ってみる。その撮影翌日に雪が降り、積雪面がカエデ模様になっている。

シロップの 採れるカエデに 砂糖名

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画像をクリックするとパノラマ写真になります。

一晩で カエデ模様の 冬着なり

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今日(11月17日)の花

イチョウ花 見たこともなく 雪の花

 イチョウの実の銀杏は見たことがあるけれど、イチョウの花にはお目にかかっていない。イチョウは雌雄異株で、雌花と雄花がある。銀杏は雌花が実になったものである。北大13条通のイチョウ並木が一夜で雪の花を咲かせていて見事である。

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今朝(11月17日)の一枚

クラークは 白布前垂れ 翁なり

 今朝起きて外を見ると白い布で覆われたようになっている。市内のホテルでの朝食会出席のため、北大構内を通ってゆく。クラーク像に雪が積もっていて、白髪、白髭の翁の顔に変って、胸に白地の布で作った前垂れを掛けているように見える。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ30

 このビルのロビーには本郷新、佐藤忠良の人物彫刻があったり、坂胆道のレリーフもあり、ちょっとした美術鑑賞ができる場所です。さて、ここはどこ。

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2011年11月16日

今日(11月16日)の花

春風は 遠くに去りて 万寿菊

 市電の西線14条駅に行くため、地下鉄西11丁目駅から石山通を歩いて南下する。途中南9条緑地にある山内壮夫の「春風にうたう」の作品の場所に立ち寄り写真を撮る。花壇にマリーゴールドが咲いていた。山椒菊、万寿菊等の別名がある。

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都市秘境散策講座7回目

 天気予報では曇り後雪で、天気を気にしながら市電の西線14条駅に集合する。集合時は少々寒かった。ここから歩いて本田明二ギャラリーに行く。旭川のスタルヒン球場前にあるスタルヒン投手のブロンズ像制作に使用された石膏像が一番目を惹いた。今回は木彫りの彫刻の展示が多かった。

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 この美術館は彫刻家本田明二の遺族が運営していて、説明役は本田明二の娘さんの近藤泉さんに行っていただいた。

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 螺旋階段を登って2階も見学である。

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 本田明二ギャラリーから歩いて山鼻公園に行く。園内のイチョウやプラタナスの黄葉を見る。葉の落ちたイチョウの木に銀杏が鈴なりに生っていたのが印象的だった。山鼻公園の向かいの山鼻小学校の敷地横の行啓通沿いに、京都から運んで大きく育てたカエデの並木があって、丁度紅葉の見ごろであった。このカエデは同小学校の校木になっている。

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 山鼻公園には明治天皇が指差して聞かれた柏の大木が「お声がかりの柏」としてあったのが、枯死し、その木からの2世の若木が山鼻小学校の敷地内にあるので、これを見る。

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 次に山鼻記念会館の2階にある開拓の資料を集めた展示室を覗く。水曜日は休館日であったけれど、前もって交渉していたので、開けてもらい、室内を見学する。

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 山鼻は山鼻屯田の兵村が開設され、その開設記念碑が山鼻公園にある。毎年この記念碑の前で記念館のイベントが行われるとのことで、今年の集合写真もあった。

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 この記念館は1階にスィーツの店がテナントとして入っていて、そのテナント料で会館の維持を行っているとの説明を受けた。ここで解散の形となったので、参加者の幾人かはこの店に寄ってから帰ったようである。店に立ち寄らない組は、市電の行啓通駅か地下鉄の幌平橋駅から帰宅である。天気予報は外れて、歩いている時も、その後もお日様が出て、雪は降らなかった。

今朝(11月16日)の一枚

裸枝 雪雲かかり 寒き朝

 今日は都市秘境散策で街歩きの日である。天気と気温が気になって外に出てみる。雪は降ってはいないけれど、風が少しあり寒い。集合場所を市電駅にしたので、寒い中で集合となりそうである。庭木の葉はすっかり落ちて裸枝に雪雲である。

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北大総合博物館の鉱物展示

 鉱物(鉱石)の学名は最後にiteがつきます。日本で最初に発見された新鉱物は、赤井川村の轟鉱山で発見された轟石で、学名はTodorokiteです。発見者は北大の吉村豊文助教授です。日本で2番目の新鉱物は手稲鉱山で発見された手稲石で、こちらの学名はTeineiteです。発見者はやはり吉村助教授です。
 このように北海道に縁の鉱物の標本を博物館の展示棚に見ることができます。数年前まで札幌市にも鉱山がありました。南区にあった豊羽鉱山で、採掘していたインジウムでは世界最大の鉱山でした。鉱山の地熱が高く、鉱区が深くなるとダイナマイトが自然発火してしまうため、採鉱法で難問が生じ、閉山になりました。そのインジウム鉱石の標本なども見ることができます。

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2011年11月15日

北大総合博物館恐竜化石展示

 北大総合博物館の3Fには化石や鉱石の展示室があります。恐竜の骨格標本が展示されており、ニホンザウルス、マチカネワニの全身骨格標本(レプリカ)やタルボザウルスの頭部の骨格標本を間近に見ることができます。ニホンザウルスはがサハリンで発掘されてた化石を基に、北大教授であった長尾巧が我が国で最初の研究を行っています。

 デスモスチルスの本物の化石もあり、こちらは博物館のバックヤードに保管されており、この化石に関する研究も続けられています。この化石もサハリンで発見され、前記長尾教授が記録しています。研究から、この化石の動物は水生か半水生の大型哺乳類であったと推論されています。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ29

 玩具をよくまあこれだけ集めたものだと感心します。個人の家庭にあればガラクタでも、展示ケースの中に置かれると、何か貴重なものに見えてきます。玩具をお宝と思う人には垂涎の的なのかも知れません。さて、ここはどこ。

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今日(11月15日)の花

緑消え 初雪の花 地を覆い

 昨日、札幌で初雪が観測されたとラジオのニュースで聞く。札幌では観測史上3番目に遅い初雪とのことである。朝の庭を見ると、うっすらと白い雪が覆っている。花壇のあった場所から緑は消え、露出した土を覆って、初雪の花が咲いた。

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今朝(11月15日)の一枚

雪予想 雪雲散じ 明けの空

 新聞の天気予報欄には、終日雪マークが並んでいる。しかし、今のところ雪の気配はない日の出時の空である。雪の季節の入口で、身構える気持ちが雲のように広がり、他方初雪を期待する晴れ間の空の気持ちが、今朝の空と雲のようである。

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ポプラ並木横の真新しい畜魂碑

 立ち入り禁止のホプラ並木と平行して道があり、その道の中ほどから直角に折れると、北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場の建屋があり、広場の草地に真新しい畜魂碑があった。建立年は平成23年10月と記されているから、1ヶ月前のことである。元々あった畜魂碑を新しくしたようで、木製の碑に畜魂碑の文字が鮮やかである。碑の横のポプラの黄葉が周囲を黄色に染めて、碑も同じ色で調和が取れている。碑の背後には楓だろうか、こちらは紅葉が碑を飾っている。

黄に染まる ポプラ並木に 新碑なり

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墨痕を 紅葉飾り 畜魂碑

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2011年11月14日

今日(11月14日)の花

実は弾け 花柄(かへい)残りて 雪を待ち

 天気予報では雪なのだが、空からは冬の使者は降りてこない。都心部に近い街路脇に、ハナツリフネソウが今にも消えそうな色で咲いている。この花の実は触ると弾ける。弾けた後の花柄(かへい)の部分が残っていて、初雪を待つ態勢である。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ28

 ポプラ並木があり、画像を拡大すると標柱が見えますが、文字はパノラマ写真からは読めません。建屋も最近のもののようです。さて、ここはどこ。

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今朝(11月14日)の一枚

葉を落とし 枯れ枝待ちて 雪の花

 新聞休刊日のラジオで、寒気団が入り込んできて、今週は雪になるだろうとの天気予報のニュースである。木々はニュースを聞くまでもなく、葉を落とし雪の季節への準備完了といったところである。これから枝を飾るのは、雪の花と葉である

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ27

 次回(11月16日)都市秘境散策講座で訪ねた本田明二ギャラリーです。旭川市のスタルヒン球場前に設置されている、スタルヒン投手のブロンズ像制作に用いられた石膏像などが展示されています。

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2011年11月13日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ26

 教会であることは一目瞭然です。窓のステンドグラスに特徴があります。さて、この教会はどこでしょう。

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今日(11月13日)の花

虫の去り 虫の名花の 咲き残り

 マツムシソウ(松虫草)が初冬まで咲いている花だとは気が付かなかった。庭に残って咲いている菊、コスモス、ホトトギスらに伍している。虫の姿はとっくに消えているけれど、虫の名の花はその咲き具合から初雪まで残っているだろう。

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花木園の新渡戸稲造顕彰碑

 花木園は年毎に整備されてきている。その入口正面に当たるところに新渡戸稲造顕彰碑がある。国際連盟の事務次長を務め国際的に活躍し、太平洋の橋たらんとした。「武士道」の名著もある。働く子弟に学びの場を提供した遠友夜学校は、新渡戸の妻のメアリー(日本名万里子)の資金的協力も得て創設された。これに因み構内に「遠友学舎」の名前の付く建物がある。顕彰碑の傍に、アカガシワの大木があり、パノラマ写真を撮ると、胸像の両側で紅葉と黄葉の飾りの競い合いである。

新渡戸橋 太平洋に 架かるなり

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顕彰碑 紅黄競い アカガシワ

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今朝(11月13日)の一枚

直視する 陽の丸くあり 目に残像

 朝日にまともにカメラを向け陽そのものを撮ったことはなかったけれど、今朝はあえてそれを行ってみた。写真には輝くまぶしい太陽が円形に写るだけであるけれど、円の輪郭が現われていて、直視してならないものを盗撮りした像が目に残る。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ25

 柵の向こうには綿羊の群れが見えます。飼料タンクもあります。さて、ここはどこ。

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2011年11月12日

今日(11月12日)の花

亜麻の花 地名を背負い 初冬咲き

 都市秘境散策講座の下見のため地下鉄南北線の一方の端の麻生駅まで行く。ついでに駅の周辺を見て周わる。麻生緑地に小さなアマ(亜麻)の花壇があり、この時期でもアマが咲いていた。麻生はアマの発祥地から地名が付けられた経緯がある。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ24

 パノラマ写真をズームアップすると、北大(札幌農学校)の排出した偉人の一人の顕彰碑が見られます。ここはどこで、人物は誰でしょう。

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今朝(11月12日)の一枚

日の出前 占う天気 茜空 

 良い写真を撮るためには場所を選んで、時間をかけなければならない。それを短時間で、部屋の中から朝景色を撮ろうとするから、これはという写真にならない。そこで早朝外に出て、茜空の下の都心部を撮ってみるけれど今一の感じである。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ23

 ドームの東西南北の壁には「果物」、「向日葵」、「蝙蝠」、「梟」のレリーフがあり、パノラマ写真を回転していくと、果物を除いてこれらのレリーフが見られます。これらのレリーフには、朝、昼、夕、夜のフランス語が刻まれていて、学問を志すものは一日を通して努力する必要があることを象徴したものである、と説明されています。
 丁度「越境するイメージ―メディアにうつる中国」展が開催されていて、文化大革命の頃、中国全土で見られた毛沢東の言葉と言われる「好好学習天天向上(ハオハオシュエシィティエンティエンシャンシャン)」の横幕が掲げられてあったのは、ちょっとギクリとしました。毛主席の老三編の「為人民服務」のスローガンも街中に溢れていた時代です。

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2011年11月11日

1のぞろ目の日のパノラマ写真

 今日は1のぞろ目の日だったのをニュースで気がついた。日頃ぞろ目に注意しているブログ子は不覚を取った。で、何かぞろ目に関した身辺事情でもないかと考えを巡らすと、ありました。今日は三角山までパノラマ写真を撮りにいって、パノラマ写真には撮影の日付を写真に画像データとして入れてあるので、ぞろ目の日の記録が残った。パノラマ写真は三角山十の坂のところで撮影したもので、パノラマ写真を回転して見てもらうと、2011.11.11の手書き文字が見えてきます。よかった、よかった。

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今日(11月11日)の花

登山道 オオウバユリの 花後を撮り

 天気が良いので三角山に登る。頂上への道すがら、花が残って咲いているかと注意して見ても、花は目に入ってこない。来週には雪の予報のあるこの時期、山道に花を求めても無理か。実が割れて内の種が見えているオオウバユリを撮ってみる。

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黄葉と紅葉が入り交じる秋の構内

 黄葉と紅葉を競わせるつもりはないけれど、やはり黄葉一色より紅葉が混じってあると、秋の景観を楽しむ上で変化があって良い感じである。工学部の門標識のある場所で、楓の赤葉とアカナラと思われる橙色の葉に松の緑が加わり、その色の取り合わせが見事である。アカナラはアカガシワとも呼ばれ、メインストリートに面してこの大木がある。太い幹に標識がありNorthern red oakの樹木名が見てとれる。アメリカ渡来の木で、黄葉から紅葉に変って通る人の目を楽しませてくれる。

赤と黄に 緑加えて 技(わざ)学部

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燃える木を 小雨が消火 アカガシワ

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今朝(11月11日)の一枚

茜空 わずかに見えて テレビ塔

 日の出前に、都心部を望遠レンズ付きのカメラでのマニュアル操作の試し撮りである。長いこと住んでいて、我が家からテレビ塔がわずかに見えることに初めて気がついた。ビルのシルエットからはみ出したテレビ塔の照明が、消えずにある。

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シリーズ22・パノラマ写真「ここはどこ」

 サッポロファクトリーには巨大クリスマスツリーがお目見えです。その他の商業施設でも11月になると年末商戦に入っていて、派手な飾り付けが目に付きます。クリスマス商戦の雰囲気を漂わせているここはどこ。

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2011年11月10日

今日(11月10日)の花

落葉海 漂流小舟 クロッカス

 天気が良く、暖かだったので北大構内に紅葉の写真を撮りにゆく。花木園の奥の方にクロユリの花壇があり、その辺り一面が落葉で埋まっている。そこにまばらにアキザキクロッカスが咲いているけれど、落葉の大海で漂流小舟のようである。

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今朝(11月10日)の一枚


花と木が 白抜け空に 色加え

 天気予報蘭に晴れマークが並び、良い天気である。気温も低くなく、写真撮影に出かけようとしている。その準備でカメラの調子を見るため、庭のコスモスの花と八重桜の紅葉を撮ってみる。空が明るくなっていて、白く抜けて映っている。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ21

 都心部のビルの内で見られる人工の滝です。ここは都市秘境の雰囲気を感じとることができます。さて、ここはどこ。

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サクシュコトニ川の川面に映る紅葉

 紅葉は青空が広がった下で撮るのが絵になる。しかし、これは天気や紅葉の進み具合の条件が合った時と場所に居合わせる必要があり、なかなかそのような機会に恵まれない。用事があり、朝のサクシュコトニ川の付近に居てこの条件を満足している光景に出会った。古河記念講堂の手前の桜が色づいていて、白い建物の上に青空が広がっている。青空の色を出そうとすると、空の下のものが暗くなる。川の水面に映った青空と紅葉は、光りの調整機能を受けて、鮮やかに写っている。

青空は 川面に沈み 紅浮かび

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水中を 風が吹いてか 紅葉(べにば)揺れ

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立冬の北大イチョウ並木のパノラマ写真

 立冬の日の小雨の中で撮った北大イチョウ並木のパノラマ写真です。写真に雨粒がところどころ写っています。雨の日の撮影は、特に時間のかかるパノラマ写真では、このような不都合なことがあります。

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2011年11月09日

今日(11月9日)の花

ビルの滝 ポインセチアの 紅飾り 

 都会のビルの中にある滝もどきのパノラマ写真を撮りにゆく。水の流れてくるところにポインセチアの鉢が飾られている。赤い花弁のように見えるのは花ではなく葉が紅葉になったものである。クリスマス定番の観葉植物を見る季節になった。

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都市秘境散策6回目

 今日(11月9日)は都市秘境散策の講座日で、まず北海道警察本部の見学から始まった。庁舎の1Fのロビーには「やまなみ」の作品名の大きな陶板の壁画があり、原画が藤倉英幸、制作が奥田和夫とパネルに記されていた。

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 警察官の制服、身に着ける職務遂行のための道具(警察手帳とか警棒、手錠、拳銃等々)の展示の説明を受ける。沢山の階級に分かれてその区別のための階級章も展示されている。警察官の服装が市民に威圧感を与えないように留意されて変ってきている、とのことである。

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 上の階に移動して通信司令室、交通管制センターの見学である。この場所は撮影禁止なので、ブログにアップする写真がない。通信司令室では110番通報をただちに処理するように、コンピュータの画面を見て警察官が仕事をしているのだが、高いところからの窓越しで、実際にどんな処理が行われているのかはわからない。写真を撮ったのは、この階の窓から見た景色で、都心部の眺めはよかった。

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 白バイが置かれていて、これは写真を撮ってもよいということで、参加者はここで写真撮影をしていた。

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 写真撮影は白バイの上に座ってで、かなりの参加者が記念の撮影をしていた。乗り物はやはり乗ってみたくなりますか。

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 道警本部から北海道庁別館にある北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)に行き、同センターの活動について横田事務局長、七田管理部長からお話を聞く。青少年を海外でホームステイさせると、しっかりした考え方を持って帰国する話などを聞く。

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 帰りは道庁舎の1Fロビーの北海道開拓史のレリーフ(佐藤忠良制作)を見てから散会となる。

今朝(11月9日)の一枚

鏡像を 覗き込み撮り 学府川

 都市秘境散策の講座日で、朝北大構内に行き、紅葉を撮影する。中央ローンを流れるサクシュコトニ川に桜の紅葉が映っていて、格好の被写体を提供してくれる。この時期、イチョウ並木に人が集まるけれど、この水辺も撮影スポットである。

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立冬のイチョウ並木

 暦では立冬の日(11月8日)に構内の北13条通のイチョウ並木を見に行く。イチョウはすっかり黄葉に変っていて、木の下は黄色で埋まっている。朝から小雨模様で、並木を歩く学生たちは傘を差している。一般市民だろうか、傘を差しながら木の下の落葉から物を拾っている。銀杏の実である。気温の低い朝だったが、雪にはならなかった。立冬の頃は時として雪になることがあり、その時はイチョウに雪が重なり、冬と秋が織り成す布地のようである。この日は午後には霰に変った。

立冬に 撮る黄の並木 小雨なり

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黄絨毯 傘差し探し イチョウの実

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ20

 札幌市中央区にあります。建物の内に入れますが、入場料が必要です。さて、パノラマ写真の庭と建物はどこ?

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2011年11月08日

「ようこそさっぽろ」ブログ更新

 札幌市の観光公式サイト、「ようそこそさっぽろ」のブログの担当部分「花・まち」の更新がありました。「晩秋の紅葉の街から屋内の楽しみ方に移行する季節」というタイトルで、点灯式を行ったサッポロファクトリーの巨大クリスマスツリー、永山記念公園と旧永山武四郎邸、今年から常設ギャラリーとなった500m美術館の紹介をパノラマ写真も使って紹介しています。

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今日(11月8日)の花

ミニバラを 撃つ立冬の 霰かな  

 今日は午前中小雨がぱらついていたのが、午後には時折強く霰に変った。暦の上では立冬なので、それに合わせて天気も変ったか。庭のミニバラが霰に撃たれている。色も薄くなってきて、この霰では後どのくらいの日数咲いているだろうか。

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今朝(11月8日)の一枚

鬼灯(ほおずき)が 立冬の庭 飾りたり

 今日は立冬である。ラジオで気温は全国的に低いと放送している。立冬の庭にはホオズキの枯れ茎に赤い実が下がっている。これらの実は摘み取られることもなく、やがて庭一面を覆う雪の下に埋もれていく。この気温では初雪も間近いようだ。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ19

 地域の開拓に関する資料が展示されています。さて、ここはどこでしょうか。この地域のヒントになる農作物の名前がパノラマ写真に出ています。

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2011年11月07日

パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ18

 都市秘境散策講座の見学先場所の下見で撮ったパノラマ写真です。さて、ここはどこ。

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今日(11月7日)の花

背丈ある 花薄色で 咲き残り 

 庭に咲き残っている花の種類も、片手で数えるくらいになってきた。その中にサンジャクバーベナとコスモスが、背筋を伸ばして咲いている。草丈があるので、茎はしっかりしているけれど、少なくなった花の色は、曇り空に合わせ薄色である。

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今朝(11月7日)の一枚

山と庭 最後の色を 絞り出し
 
紅葉を 撮り損ないて 身近山

 曇り空が広がっているけれど、この気温では雪にはならないだろう。庭から三角山の写真を撮ってみる。実際に山に登って紅葉を撮ろうと思っているうちに、遠目にも木の葉が散った後の枯れ木が目に付くようになり、撮る機会を逸したようだ。

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500m美術館のパノラマ写真

 地下鉄東西線大通駅からバスセンター前駅まで500m美術館が開かれています。恒例の、と形容詞がついた昨年までの開催は、11月のみの期間限定の作品展示でしたが、今年から通年の常設展館に格上げされました。それにともない、出展される作品も選ばれてガラスケースの中に収まるようになり、地下通路にできたショーウィンドウのような趣です。昨年までのように、無名の作家でも通路の壁に直に作品を貼り付ける気軽さが失われて、屋台で美味かった食べ物が、立派なレストランに模様替えしたら味がまずくなった、といわれる例にならないとよいのですが・・・

画像をクリックするとパノラマ写真が見られます。

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2011年11月06日

今日(11月6日)の花

講演後 咲き続けたり ユーストマ 

 トルコギキョウ(ユーストマ)の切花は長持ちする。11月28日に札幌市視聴覚障がい者情報センターで講演を行った時、飾られてあったトルコギキョウを講演後手渡された。花瓶に挿しておいて、気がつくと10日経ってもまだ萎れないである。

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 11月28日の講演会の様子です。

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今朝(11月6日)の一枚

紹介に ユニーク評あり 爪句集

 北海道新聞の「ほっかいどうの本」欄に「爪句@今朝の一枚」の紹介が載っている。「日記風のユニークな句集」の語句があり、ユニークという点が気に入った。研究でも“ユニーク”と評されると、単に“良い”と言われるより評価を感じる。

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旧永山武四郎邸のパノラマ写真

 永山武四郎は薩摩の人であり、第2代北海道長官、第7師団長、屯田兵司令官の要職にあった明治の軍人です。「屯田兵の父」とも呼ばれています。その屋敷が旧永山武四郎邸として保存されています。2階を付け足す前の元の建物は1階木造平屋で、内部は和洋折衷の造りとなっています。パノラマ写真に見られるように、畳の和風の部屋と赤絨毯の洋間がつながっています。北海道指定の有形文化財です。

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2011年11月05日

サッポロファクトリーの巨大クリスマスツリー

 サッポロファクトリーのアトリウムに今年も巨大クリスマスツリーが設置され、歳末商戦の前触れです。文化の日には3万5千個のイルミネーションの点灯式が行われ、大勢の見物客でアトリウムは込み合いました。この状況では、三脚を据えてのパノラマ写真撮影は不可能で、点灯式の日の日中に、この巨大クリスマスツリーのパノラマ撮影を行いました。

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今日(11月5日)の花

晩秋に 淡色(あわいろ)で咲き 芝桜 

 芝桜が落ちた枯葉に囲まれて咲いている。春に咲いて、花は散って緑の葉だけになっていたから、二度目の開花である。寒くなり暖かくなると、冬から春になったと錯覚して咲くのだろうか。春の花に比べて色は淡い色で、晩秋の雰囲気である。

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今朝(11月5日)の一枚

秋の色 柔らかく見え 曇り朝

 今年は庭木を剪定したので、毎年見事な紅葉を見せてくれるモミジに葉が少ない。少ない分、他の家の庭木が補ってくれている。ナナカマドは葉は既に落ち、赤い実だけが目立っている。春に花を楽しんだ桜が、晩秋は紅葉で楽しませてくれる。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ19

 このホールは、人によっては通い詰める場所ですが、関係の無い人は一度も足を踏み入れたことのない場所でしょう。さて、ここはどこ。

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2011年11月04日

大通公園のイチョウの黄葉絨毯

 札幌はこの季節街の至るところ、黄葉や紅葉が木々を飾り、その樹下に紅黄葉の絨毯を敷き詰める。大通公園も例外ではなく、落葉掃除が追いつかない場所での黄葉のパノラマ写真撮りに精を出す。

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今日(11月4日)の花

ヒメフウロ 排水口が 住居なり

 土止めの塀の排水口のところから顔を出すように小さな花がかたまって咲いている。ヒメフウロの花でシオヤキソウの別名がある。こんな場所に咲くとは、可憐な花なのに生命力が強いようである。朝日が壁に差していても、冷える朝である。

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今朝(11月4日)の一枚

寒き朝 飛行機雲の 黄金(こがね)空

 寒い朝である。霜がうっすらと降りている。日の出の写真を撮ろうと急ぎ足で高い所に行くと、タッチの差で陽は山際から離れてしまっている。黄金色の空に飛行機雲が長く延びている。天気になりそうな今日は、何処に写真を撮りに行こうか。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ17

 パノラマ写真を拡大して見ると、札幌神社の社名石柱の見えるこの神社のある場所はどこ。周囲を見ると有名な建物があるので、これは設問にするまでもないですか。

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2011年11月03日

名刹大覚寺のイチョウ

 大覚寺は札幌の名刹で、札幌村総代人大島金蔵の尽力で1918(大正7)年に落成した。曹洞宗の寺で、同宗の寺院建築様式の典型である禅門、山門、本堂が一列に配置されている。境内にイチョウやポプラの大木があり、秋の境内でこれらの黄葉に陽が差すと、木の周囲が金色で満たされる。陽に向かって写真を撮ると、暗く陰になる山門の傍らで輝くイチョウが、浄土とはこのようなところかと思わせてくれる。境内には五百羅漢堂もあるけれど、羅漢像もこのイチョウにはかなわない。

黄葉の 一時(いっとき)の浄土 写し撮り

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風鐸の 影絵を生かす イチョウかな

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今日(11月3日)の花

窓太陽 重なり飛びて 蝶似花

 朝日と花を同じ画面に、両方ともくっきり映してみたい。しかし、太陽に向かって写真を撮ると、花は影絵となる。家の窓ガラスに反射した太陽を撮ると、陽に背中を向けるので、花も明るく撮れる。ガウラの蝶似花が朝日の中で飛んでいる。

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今朝(11月3日)の一枚

昨日の 話題かと読み マイコン研

 北海道新聞の「トップの決断」にソフトフロント社の村田利文最高技術顧問のインタビュー記事が載っている。記事では北大のマイコン研究会にも話が及んでいる。30年以上にもなる昔の話なのだが、当事者にとっては昨日の事のように読める。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ16

 曹洞宗の寺なので、禅門、山門、本堂が一列に配置されています。札幌では名刹に入るでしょう。境内のイチョウが見事です。さてこの寺はどこ。

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2011年11月02日

池に散る紅黄葉と錦鯉

 北一条宮の沢通の西区と中央区の境界に浄国寺がある。曹洞宗瑞圭山の山名を持つ寺である。境内の紅葉が見事で、紅葉に囲まれるように池がある。池の水面にも水底にも散った葉があり、水のキャンバスに紅葉を描いている。そこに錦鯉が泳いでいて、魚体に紅黄葉が貼りついたように見える。この色の演出には舌を巻く。錦鯉を育てる最初の動機は、水に落ちた紅黄葉を動かしてみたかったところにあるのではなかろうか。黄葉には金色の鯉が、紅葉には緋鯉が対になって池にある。

錦鯉 紅葉(もみじ)デザイン 身に纏い

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紅黄葉 動く伝(つて)得て 錦鯉

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今日(11月2日)の花

厚物の 彼方松明 菊祭り

 都市秘境散策の講座日で、JR札幌駅前通地下歩行空間で開催中の札幌菊まつりの菊作品を観賞する。にわか勉強で知った、厚物と呼ばれる菊花の向こうに、豊嶋敦史の「Torch」の作品名のオブジェがぶら下がっていて、菊花との対比が面白い。

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都市秘境散策講座5回目

 本日(10月2日)の都市秘境散策講座は、この期の五回目となる。本日のテーマは菊花と野外彫刻の観賞と鑑賞である。集合場所はJR札幌駅コンコースの安田侃の「妙夢」の作品名横で、ここから出発する。駅近辺の彫刻をさらりと見て、道庁前のイチョウ並木の黄葉の最盛期を観賞する。豊嶋敦史のトーチの作品を見て、JR駅前通地下歩行空間(チカホコ)に入る。

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 丁度札幌菊まつりの開催中で、昨年まで地下街で行われていたものが、チカホコでの最初の開催となる。開催期間は明日(3日)までなので、うまい具合に街歩きと重なった。

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 菊花に関するにわか知識で解説を行いながら、並んだ菊花の作品を観賞する。花好きなら、ここで留まりたいところだろうが、今日の散策のメインテーマでないので、適当なところで観賞を切り上げる。

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 今日のメインテーマは、安田侃野外彫刻展で、この催しの概略の解説をする。チカホコに展示されているレプリカの作品を一通り見て歩く。

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 地下街のオーロラタウンを抜け、創成川公園に出る。風は少々あったが、寒くはなく、歩くのには良い日であった。この公園にある安田侃氏の本物の彫刻を見て歩く。松田与一の大友亀太郎像や創成橋も見学する。それにしても、人通りの少ない公園である。

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 創成川公園から狸小路に入り、狸小路に展示されている野外彫刻展のレプリカの作品を見ながら、1丁目から7丁目までを散策する。途中、流政之のポンサの狸像を見る。最後は資生館小学校のところの二宮金次郎像を見学後、散会となる。良く歩いた半日である。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ15

 ここは由緒ある大きな神社の境内です。境内にパノラマ写真に石造りの小さな建物が写っています。さて、ここはどこで、この石造りの小屋風たてものは何でしょう。

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今朝(11月2日)の一枚

林(はやし)雲 定点観測 日の出なり

 昨日に続いて日の出の定点観測である。今朝は山際に雲が掛かっていて、昨日のように山の稜線にある林の朝日による影絵ははっきりしない。林とその上の雲から朝日が顔を出すと、周囲の空が急速に明るくなる。今日も晴れの一日のようだ。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ14

 紅葉が散る境内の池に錦鯉が泳いでいました。写真になる見事な景色です。このお寺さんはどこか分かりますか。

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2011年11月01日

知事公館庭の紅黄葉と石の彫刻

 新聞社系の教養講座で、参加者を連れて知事公館の庭を駆け足で見て回る。庭に安田侃氏の「意心帰」と題された白大理石の彫刻が置かれている。丁度紅黄葉がこの石の置物に着せる衣装を披露しているかのように周囲を飾っている。彫刻の作品名は意味不明であるけれど、この美の構図は明快である。この時は時間に追われて、写真も満足に撮ることが出来なかった。そこで翌日再び出向いて写真撮影である。知事公館の建物を入れて、絵を描くつもりで、見事な景観の一部を切り撮る。

白石に 着せたき紅衣 披露なり

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朱の色が 白際立たせ 壁と石

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今日(11月1日)の花

霜月に 咲いて増したり 存在感 

 花の少なくなった散歩道にムシトリナデシコを見る。虫取りの名前がついているけれど食虫植物ではなく、盗蜜の蟻などが茎を登らないようにする粘着部があるので、この花名になっている。朝日が差して、霜月には存在感を増す花である。

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今朝(11月1日)の一枚

昇る陽が 影絵を見せて 霜の月

 今日から11月。しばらく写真に撮らなかった日の出位置は都心のビル街から完全に山端に移っている。葉が落ちて隙間が目立つようになった山際の雑木林から、朝日が透けてみえる。まともなら眩しい太陽が、山の木々の影絵を見せてくれる。

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菊祭りのパノラマ写真

 明日(11月2日)の水曜日は都市秘境探索講座で、丁度JR札幌駅地下歩行空間で行われている菊祭りの作品観賞もコースに組み入れようと、下見のついでに菊祭りの雰囲気のパノラマ写真を撮ってみる。

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パノラマ写真「ここはどこ」シリーズ13

 中規模の公園です。プラタナスの大木があります。道路を挟んで小学校があり、校木の楓の並木が見事です。ここはどこでしょうか。

画像をクリックするとパノラマ動画になります。

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